JPH069484Y2 - アキシャル・リード型電子部品のキャップ電極接続装置 - Google Patents

アキシャル・リード型電子部品のキャップ電極接続装置

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JPH069484Y2
JPH069484Y2 JP1990033557U JP3355790U JPH069484Y2 JP H069484 Y2 JPH069484 Y2 JP H069484Y2 JP 1990033557 U JP1990033557 U JP 1990033557U JP 3355790 U JP3355790 U JP 3355790U JP H069484 Y2 JPH069484 Y2 JP H069484Y2
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cap electrode
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axial lead
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恵 高柳
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アキシャル・リード型電子部品の素体とキャ
ップ電極とのはんだ付けを行う際に、外部環境の影響を
受けずに、安定した温度管理ができるアキシャル・リー
ド型電子部品のキャップ電極接続装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図(イ)および(ロ)を参照しつつ従来例における
アキシャル・リード型電子部品の素体とキャップ電極と
の接続装置について説明する。
第5図において、アキシャル・リード型電子部品40
は、抵抗あるいはコンデンサ等のリード線43を有する
電子部品で、素体41とリード線43の接続されたキャ
ップ電極42とがはんだにより接続される。
外装管31は、鉄パイプあるいはステンレスパイプから
なり、その中にたとえば、酸化マグネシュウム等の無機
絶縁部材32が充填されている。
そして、外装管31の中央部には、ニクロム線等のヒー
タ33が図示されていない耐熱絶縁部材からなるスペー
サにより保持されている。まあ、外装管31は、外周を
耐熱絶縁部材でコーティングされている。さらに、外装
管31は、押しつぶされて、その上面に押しつぶし部3
5が形成されている。外装管31の側面部には、熱電対
のような温度センサ34が配設されている。
以上のようなキャップ電極接続装置36において、アキ
シャル・リード型電子部品40は、図示されていないコ
ンベアベルトにより、リード線部分43を乗せて搬送さ
れて来る。そして、アキシャル・リード型電子部品40
は、外装管31の押しつぶし部35の上に乗せられ、転
がされて搬送されている内に温度が上がり、素体41と
キャップ電極42とのはんだ付けを行う。この時、キャ
ップ電極42に近い所に配設されている温度センサ34
は、キャップ電極42の温度が、はんだの溶融温度より
少し高い温度になるように制御する。
なお、図示されていないが、外装管31、およびアキシ
ャル・リード型電子部品40等はコンベアベルトの出入
口のみを開放してカバーにより覆われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来例におけるアキシャル・リード型電子部品40
のキャップ電極接続装置では、丸い外装管31を押しつ
ぶして、アキシャル・リード型電子部品40が転がり易
いようにしている。しかし、外装管31の押しつぶし部
35の表面は、完全に平らにならない。特に、外装管3
1に絶縁コーティングを施してある場合には、小さい凹
凸が多数発生している。このように平らでない面を径の
小さいアキシャル・リード型電子部品40が転がりなが
ら搬送されると、外装管31に接触せずに、浮いた状態
で搬送される場合がある。アキシャル・リード型電子部
品40のキャップ電極42は、上記のように外装管31
から浮いた状態であると、所定の温度に達しないではん
だ付け不良になるという問題を有する。
また、外装管31の表面の温度が、はんだの溶融温度よ
り少し高目に保持できれば、素体41とキャップ電極4
2とのはんだ付けは可能である。
しかし、はんだを溶融する温度は比較的低く、ヒータ3
3を挿入した外装管31は、熱容量が小さい。そのた
め、キャップ電極接続装置の出入口付近に、たとえば、
空調設備等の風が当たると、その部分の温度が急激に下
がる。したがって、キャップ電極接続装置の出入口にお
いて、温度が下がっても、キャップ電極の取り付け不良
が発生しないように、外装管31の上面の温度を必要以
上の高めに設定するか、あるいはキャップ電極接続装置
の長さを必要以上に長くしておかなければならないとい
う問題を有する。
さらに、温度センサ34は、外装管31の外部に取り付
けているため、キャップ電極42から少し離れ、キャッ
プ電極42における正確な温度制御が困難であった。
以上のような問題を解決するために、本考案は、アキシ
ャル・リード型電子部品の素体とキャップ電極とのはん
だ付けを行う際に、外部環境の影響を受けずに、安定し
た温度管理ができるアキシャル・リード型電子部品のキ
ャップ電極接続装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案のアキシャル・リー
ド型電子部品のキャップ電極接続装置は、中央部に中空
部と側面に温度センサ用挿入穴と上面にはんだを介して
キャップ電極を装着したアキシャル・リード型電子部品
が転がりながら搬送できる上面平坦部とを備え、加工性
の良い熱伝導性部材からなる角型外装管と、前記中空部
に絶縁部材を介して配置されたヒータと、前記温度セン
サ用挿入穴に耐熱絶縁部材と共に挿入され、アキシャル
・リード型電子部品のキャップ電極付近の温度を計測す
る温度センサとから構成される。
また、本考案におけるキャップ電極接続装置のヒータと
角型外装管とを絶縁する絶縁部材の熱容量は、角型外装
管の先端部と基端部とで大きく、中間部で小さくするよ
うに構成される。
さらに、本考案におけるキャップ電極接続装置の温度セ
ンサは、角型外装管の側面の温度センサ用挿入溝にかし
め止めされるように構成される。
〔作用〕
アキシャル・リード型電子部品の両端にあるリード線を
支持しているコンベアベルトがキャップ電極接続装置の
入口から入る。キャップ電極接続装置における外装管の
上面は、平坦に加工されているから、アキシャル・リー
ド型電子部品は、浮かずに転がりながら搬送される。し
たがって、キャップ電極部分における温度が規定以下に
なることはない。
また、キャップ電極接続装置の出入口において、空調機
の風等による温度変化があっても、外装管の熱容量は、
キャップ電極接続装置の出入口部分で大きく、中間部分
で小さくなるように構成されているので、外部環境によ
って、キャップ電極接続装置の温度は影響されない。
さらに、外装管の側面に温度センサを埋め込むようにし
ているため、キャップ電極部分付近の温度を正確に計測
できるので、温度制御が確実にできるから、キャップ電
極接続装置の長さを短くすることが可能になった。
〔実施例〕
第1図ないし第4図を参照しつつ本考案の一実施例を説
明する。第1図(イ)および(ロ)は本考案におけるキ
ャップ電極接続装置説明図で、第2図はその側面図であ
る。
第1図(イ)および(ロ)において、角型外装管1はた
とえば、真鍮、銅またはアルミニュウム等熱伝導性が良
く、しかも加工性の良い材料からなる。そして、角型外
装管1の中央部には、有底中空部2が設けられており、
当該中空部2には、ニクロム線等からなるヒータ4が酸
化マグネシュウム粉末のような無機絶縁部材3と図示さ
れていない耐熱絶縁部材からなるスペーサを介して支持
されている。また、無機絶縁部材3には、酸化マグネシ
ュム(MgO)の他に、熱伝導の異なるものとして、ボ
ロンナイトライト(BN)、ベリリア(BeO)、アル
ミナ(Al)等があり、外部環境の熱影響を受け
易い角型外装管1の先端部3−1および基端部3−3に
は、熱容量の高い絶縁部材を、そして、中間部3−2に
は熱容量の低い絶縁部材をそれぞれ配置することができ
る。
このように無機絶縁部材3を角型外装管1内に配置する
と、外部環境の影響に対して変化のない安定した加熱装
置が得られる。これにより、表面の温度バラツキが80
℃から5℃に改善できた。
また、角型外装管1は、真鍮等の加工性の良い部材から
構成されているので、その上面に上面平坦部7が、側面
5に温度センサ用挿入穴6がそれぞれ加工されて設けら
れている。当該温度センサ用挿入穴6は、その先端が角
型外装管1の上面近傍にまで達しており、たとえば、熱
電対のような温度センサ15を挿入し、耐熱絶縁部材を
充填して固定する。アキシャル・リード型電子部品11
は、素体12とリード線13を有するキャップ電極14
とからなり、この両者をはんだにより接続する。
次に、アキシャル・リード型電子部品11の素体12と
キャップ電極14とのはんだ付けについて第4図を参照
しつつ説明する。
キャップ電極接続装置21は、アキシャル・リード型電
子部品11のリード線13が載置されているコンベアベ
ルト22、基台23、当該基台23の凹部に設置されて
いる角型外装管1、およびカバー24から構成されてい
る。そして、キャップ電極接続装置21の第4図図示左
右方向にアキシャル・リード型電子部品11の出入口2
5、26があり、第4図前後方向はヒータ4の熱が逃げ
ないようにカバー24で覆われている。
コンベアベルト22は、たとえば、チェーンからなり、
アキシャル・リード型電子部品11のリード線13部分
のみを載置して搬送できるようになっており、アキシャ
ル・リード型電子部品11が角型外装管1の上面平坦部
7に乗り移ると、上面平坦部7とアキシャル・リード型
電子部品11との摩擦によりアキシャル・リード型電子
部品11は、上面平坦部7の上を転がりながら搬送され
る。キャップ電極接続装置21の出入口25、26付近
は、外部環境により温度変化があるが、角型外装管1の
先端部3−1および基端部3−3に挿入された無機絶縁
部材3の熱容量を高くしてあるために、その影響は少な
い。
温度センサ用挿入穴6は、角型外装管1の側部で、その
先端がキャップ電極14に近い部分に設けられ、熱容量
の高い部材で充填しておくと良い。
第2図は本考案における角型外装管側面図、第3図
(イ)ないし(ハ)は本考案における温度センサ用挿入
溝説明図である。第1図および第2図における温度セン
サ用挿入穴6は、角型外装管1の底面10から見ると第
3図(イ)に示すようになる。
また、他の実施例は、第2図および第3図(ロ)、
(ハ)図示のごとく、角型外装管1の側壁に温度センサ
用挿入溝6−1、6−2が設けられている。
第3図(ロ)図示の温度センサ用挿入溝6−1は、角型
外装管1の側壁に対して直角であるのに対して、第3図
(ハ)図示の温度センサ用挿入傾斜溝6−2は、角型外
装管1の側壁に対して傾斜している。この傾斜方向は、
いずれの方向を向いていても良い。このような温度セン
サ用挿入溝6−1または温度センサ用挿入傾斜溝6−2
に温度センサ15を嵌合した後に、角型外装管1の側面
5をかしめることにより簡単に取り付けられる。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、実用新案登録
請求の範囲に記載された本考案を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、角型外装管および絶縁部材の材質あるいは温
度センサ用挿入穴あるいは挿入溝の形状は、実施例に限
定されずに種々変更できることはいうまでもない。
また、温度センサは、半導体素子等の周知のものを使用
するこができる。
さらに、角型外装管の代わりに加工性の良い材質からな
る丸型パイプを使用して、その上端面を平坦に加工する
ことも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キャップ電極接続装置の出入口付近の
角型外装管の熱容量を高くしているので、アキシャル・
リード型電子部品の素体とキャップ電極とのはんだ付け
を行う際に、外部環境の影響を受けずに、安定した温度
管理ができる。したがって、キャップ電極接続装置の温
度を必要以上に高く設定しなくても良いので、はんだの
溶融温度より少し高めに設定できる。
本考案によれば、角型外装管の上面を平坦に加工してあ
るため、アキシャル・リード型電子部品が転がりながら
搬送される途中に、浮き上がることがない。したがっ
て、キャップ電極部分の温度は、安定して設定温度に上
がり、キャップ電極接続装置を長めに作製しておく必要
がない。
本考案によれば、温度センサをキャップ電極の近傍に配
置でき、しかも簡単な構造の取り付け溝により取り付け
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)は本考案におけるキャップ電
極接続装置説明図、第2図は本考案における角型外装管
側面図、第3図(イ)ないし(ハ)は本考案における温
度センサ用挿入溝説明図、第4図は本考案におけるキャ
ップ電極接続状態説明図、第5図(イ)および(ロ)は
従来例におけるキャップ電極接続装置説明図である。 1……角型外装管 2……中空部 3……無機絶縁部材 4……ヒータ 5……側面 6……温度センサ用挿入穴 7……上面平坦部 10……底面 11……アキシャル・リード型電子部品 12……素体 13……リード線 14……キャップ電極 15……温度センサ 21……キャップ電極接続装置 22……コンベアベルト 23……基台 24……カバー 25……入口 26……出口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に中空部2と側面5に温度センサ用
    挿入穴6と上面にはんだを介してキャップ電極14を装
    着したアキシャル・リード型電子部品11が転がりなが
    ら搬送できる上面平坦部7とを備え、加工性の良い熱伝
    導性部材からなる角型外装管1と、 前記中空部2に絶縁部材3を介して配置されたヒータ4
    と、 前記温度センサ用挿入穴6に耐熱絶縁部材と共に挿入さ
    れ、アキシャル・リード型電子部品11のキャップ電極
    14付近の温度を計測する温度センサ15と、 から構成されたことを特徴とするアキシャル・リード型
    電子部品のキャップ電極接続装置。
  2. 【請求項2】前記ヒータ4と角型外装管1とを絶縁する
    絶縁部材3の熱容量は、角型外装管1の先端部3−1と
    基端部3−3とで大きく、中間部3−2で小さくしたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のアキシャル・リード型
    電子部品のキャップ電極接続装置。
  3. 【請求項3】前記温度センサ15は、角型外装管1の側
    面5の温度センサ用挿入溝6−1、6−2にかしめ止め
    されていることを特徴とする請求項(1)または(2)記載の
    アキシャル・リード型電子部品のキャップ電極接続装
    置。
JP1990033557U 1990-03-31 1990-03-31 アキシャル・リード型電子部品のキャップ電極接続装置 Expired - Lifetime JPH069484Y2 (ja)

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