JPS63199753A - 耐衝撃性のゴムで改質されたポリスチレンおよびこれを含有するポリフェニレンエーテル樹脂 - Google Patents

耐衝撃性のゴムで改質されたポリスチレンおよびこれを含有するポリフェニレンエーテル樹脂

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JPS63199753A
JPS63199753A JP62315468A JP31546887A JPS63199753A JP S63199753 A JPS63199753 A JP S63199753A JP 62315468 A JP62315468 A JP 62315468A JP 31546887 A JP31546887 A JP 31546887A JP S63199753 A JPS63199753 A JP S63199753A
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polystyrene
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polyphenylene ether
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デビッド・フレデリック・アイコック
ピーター・ファーチェン・シュ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、新規な耐衝撃性のゴムで改質されたポリスチ
レンおよびこれを含有するポリフェニレンエーテル樹脂
に係り、これらは公知のゴムで改質された耐衝撃性のポ
リスチレンを含有するポリフェニレンエーテル樹脂と比
べて光沢、流れ特性および衝撃強さに優れている。本発
明の結果これらのポリフェニレンエーテル樹脂組成物に
よって、軽量で衝撃耐性が高くしかも高品質の外観を有
する優れた押出および射出成形品が得られる。
発明の背景 ポリフェニレンエーテル樹脂は溶融粘度と軟化点が比較
的高い(すなわち200℃以上)高性能でもともと難燃
性のエンジニアリング熱可塑性プラスチックである。こ
れらは高い耐熱性が要求される多くの商業用途に有用で
あり、フィルム、ファイバー(繊維)および成形品に形
成することができる。しかし、業界で認識されているよ
うに、ポリフェニレンエーテルには重大な欠点がある。
すなわち、溶融加工が容易でなく、特に密度の非常に低
い物品に発泡成形することができないのである。
ポリフェニレンエーテルはすでに、成形性を改良するた
めにポリスチレン樹脂と組合されている。
たとえば、サイゼク(C1zok)の米国特許第3.3
83.435号には、ポリスチレンおよび、ゴムで改質
された耐衝撃性のポリスチレンを始めとするポリスチレ
ン含有コポリマーを添加することによってポリフェニレ
ンエーテルの加工性が改良できることが開示されている
さらに最近になってカッチマン(Katch*an)ら
は米国特許第4,128,602号において、分散した
粒子状ゴム相(分散した粒子の最大平均直径は約2ミク
ロン)を有する、ポリフェニレンエーテル樹脂−ゴムを
用いると衝撃強さが改良されたポリフェニレンエーテル
樹脂組成物が得られることを開示している。またスギオ
(!3ug1o)らの米国特許第4,448,931号
にはゴムで改質されたポリスチレンを含有する衝撃耐性
が改善されたポリフェニレンエーテル樹脂組成物が開示
されており、このゴムで改質されたポリスチレン樹脂の
エラストマー相中のゴム粒子の総数を基準にして少なく
とも80%のゴム粒子は粒径が0.5〜4ミクロンの範
囲であり、エラストマー相の粒径分布指数(SDI)は
最高で1.9である。ベネット(nennett)とり
−Φジュニア(Lee、 Jr、)の米国特許第4.5
13.120号には、ゴムで改質されたポリスチレンを
含有する衝撃強さと表面の外観が改善されたポリフェニ
レンエーテル樹脂組成物が開示されており、この場合の
ゴム粒子の大部分はポリスチレンコアとゴムの皮膜を有
するコア/シェルタイブのもので、これらの粒子はスチ
レンマトリックス中に分散しており、粒子の直径は最高
でも約2ミクロン(平均)、粒径分布(Sv/Sn)は
3.20を越え、たとえば3゜25である。
上記の組成物は衝撃強さが改善されているといわれてい
るが、スギオ(Sug to)らの特許には光沢の改良
の開示はなく、まないずれの特許にもポリフェニレンエ
ーテル組成物の流れ特性に対する影響に関する開示はな
い。
この度本出願人は、ゴム粒子の最大平均直径とそれらの
粒径分布によって定義付けられる新規な耐衝撃性ポリス
チレンを発見した。これは単独で用いても、あるいはポ
リフェニレンエーテル樹脂と組合せて用いても、公知の
組成物より高い光沢と、改良された流れ特性と、大幅に
改善された衝撃強さとを有する成形品が得られる。
したがって本発明のひとつの目的は、新規なゴムで改質
された耐衝撃性のポリスチレンを提供することである。
本発明の別の目的は光沢、流れ特性および衝撃強さが改
良されたポリフェニレンエーテル樹脂/ゴム改質耐衝撃
性ポリスチレン組成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、このポリフェニレンエーテ
ル樹脂/ゴム改質耐衝撃性ポリスチレン組成物から、公
知の改質ポリフェニレンエーテル樹脂から作られた成形
品に比べて改良された特性をもち軽量の成形品を製造す
ることである。
発明の概要 本発明によって、最大1L均直径が約260ミクロンで
容積平均粒子サイズ/数平均粒子サイズの比が約2.0
0を実質的に下まわらず約3.20まで好ましくは約2
.75〜3.0の分散したゴム様粒子を含有するゴム改
質ポリスチレンからなる、ゴムで改質された耐衝撃性の
ポリスチレンが提供される。また本発明は上記の耐衝撃
性ポリスチレンを含有するポリフェニレンエーテル樹脂
組成物、およびこのような組成物から成形された、軽量
で衝撃耐性が高くしかも光沢の良好な成形品にも関する
好ましい態様においては、ポリフェニレンエーテル樹脂
がポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)およびそのコポリマーからなり、ポリスチレン成分
がポリブタジェンで改質されている。
発明の詳細な説明 本発明で使用するポリフェニレンエーテル(ポリフェニ
レンオキサイドともいう)は、ヘイ(Alfan S、
 nay)が効率的で経済的な製造方法を発見した結果
(たとえば米国特許第3.306,874号および第3
,306.875号参照)、商業」二非常にa用になっ
てきた1群のよく知られたポリマーである。上記の発見
以来数多くの修正や変形が開発されて来ているが、一般
にポリフェニレンエーテルはアリーレンオキシ構造単位
が存在することによってひとつの群として特徴付けられ
る。
本発明は後述のものを始めとするそのような変形と修正
のすべてを包含し、後述のものに限定されることはない
本発明の実施の際に好ましく使用されるポリフェニレン
エーテルは通常次式の構造単位を含有する。
ここで、これらの単位の各々においてそれぞれ独立して
、各Qlはそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、第一級
か第二級の低級アルキル(すなわち炭素原子を7個まで
含有するアルキル)、フェニル、ハロアルキルかアミノ
アルキル(ただし、少なくとも2個の炭素原子がハロゲ
ン原子か窒素原子をベンゼン環から隔てている)、炭化
水素オキシ、またはハロ炭化水素オキシ(ただし、少な
くとも2個の炭素原子がハロゲン原子と酸素原子を隔て
ている)であり、各Q2はそれぞれ独立して、Qlに対
して定義したような水素、ハロゲン、第一級か第二級の
低級アルキル、フェニル、ハロアルキル、炭化水素オキ
シ、またはハロ炭化水素オキシである。適切な第一級の
低級アルキル基の例としてはメチル、エチル、n−プロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、n−アミル、イソアミ
ル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、2,3−ジメチ
ルブチル、2−13−または4−メチルペンチルおよび
対応するヘプチル基がある。第二級の低級アルキル基の
例としてはイソプロピル、Se’C−ブチルおよび3−
ペンチルがある。アルキル基はいずれも分枝より直鎖が
好ましい。各Qlがアルキルかフェニル、特にCl−4
のアルキルで、各Q2が水素であることが最も多い。
ホモポリマーとコポリマーの両方とも包含される。適し
たホモポリマーは、たとえば2,6−ジメチル−1. 
4−フェニレンエーテル単位を含有するものである。適
切なコポリマーとしてはそのような単位と共にたとえば
2.3.6−)サメチル−1,4−フエニレンエーテル
単位を含有するランダムコポリマーがある。ホモポリマ
ーはもちろん、たくさんの適切なランダムコポリマーか
ヘイ(lay)の多くの特許などを特徴とする特許文献
に開示されている。また、アクリロニトリルやビニル芳
香族化合物(たとえばスチレン)のようなビニルモノマ
ーおよびポリスチレンやエラストマーのようなポリマー
をポリフェニレンエーテル鎖にグラフトさせて製造され
るものを始めとするグラフトコポリマーも考えられる。
さらに別の適切なポリフェニレンエーテルは、カップリ
ング剤を2つのポリフェニレンエーテル鎖のヒドロキシ
基と反応させてこのポリマーの分子量を高めたカップル
化ポリフェニレンエーテルである。カップリング剤の実
例としては低分子量のポリカーボネート、キノン類、複
索環式化合物およびホルマール類がある。
ポリフェニレンエーテルは一般に、分子量(本明細書巾
でいうときは常にゲル透過クロマトグラフィーで測定し
た数平均分子量をいう)が約5゜000〜40.000
の範囲内である。このポリマーの固冑粘度は通常、クロ
ロホルムに溶かした溶液中25℃で測定して、約0.4
〜0.6デシリットル/グラム(dl/ t )の範囲
である。
ポリフェニレンエーテルは公知の方法で製造でき、典型
的な場合は少なくとも1種の対応するモノヒドロキシ芳
香族(たとえばフェノール系)化合物の酸化カップリン
グによって製造される。特に有用で入手の容品なモノヒ
ドロキシ芳香族化合物は2.6−キシレノール(この場
合上記式中の各Q はメチルで各Q2は水素)であり、
対応すす るポリマーはポリ(2,6−ジメチル−1,4−フ二二
レンエーテル)として特徴付けられる。
ポリフェニレンエーテルの製造にを用であることが業界
で知られているさまざまな触媒系のいずれも、本発明で
用いるポリフェニレンエーテルの製造に使用することが
できる。はとんどの場合これらは銅、マンガンまたはコ
バルトの化合物のような重金属化合物少なくとも1種を
、通常はさまざまな他の物質と共に含有する。
好ましい触媒系の中には銅を含有するものがある。その
ような触媒は、たとえば上記した米国特許第3.306
.874号と第3.30;、875号などに開示されて
いる。それらは普通第一鋼か第二銅のイオン、ハライド
イオン(すなわちクロライド、ブロマイドまたはヨーダ
イト)、および少なくとも1種のアミンの組合せである
マンガンを含有する触媒系も好ましい。それらは一般に
、二価のマンガンとハライド、アルコキシドまたはフェ
ノキシトのようなアニオンとを含有するアルカリ性の系
である。このマンガンは、ジアルキルアミン、アルカノ
ールアミン、アルキレンジアミン、0−ヒドロキシ芳香
族アルデヒド、0−ヒドロキシアゾ化合物、α−ヒドロ
キシオキシム(モノマー性とポリマー性のどちらも)、
−ヒドロキシアリールオキシムおよびβ−ジケトンのよ
うなIP!以上の錯化剤および/またはキレート剤との
錯体として存在していることが最も多い。またコバルト
含有触媒系も有用である。ポリフェニレンエーテル製造
用のマンガン含有触媒系およびコバルト含有触媒系を開
示している特許は当業者間で周知である。
本発明の目的にとって特に有用なポリフェニレンエーテ
ルは、下記式■と■の末端基を少なくとも1個有する分
子を含むものである。ただし下記式中 QlとQ2は既
に定義した通りであり、各R1はそれぞれ独立して水素
かアルキルであるが両方のR1基中の炭素原子の総数は
6以下であり、アルキル基である。各Rが水素で、各R
2がアルキル、特にメチルかn−ブチルであるのが好ま
しい。
N(R)2 ■ 式■のアミノアルキルで置換された末端基を含有するポ
リマーは、特に銅かマンガンを含有する触媒を用いた場
合、酸化カップリング反応混合物の成分のひとつとして
適当な第一級か第二級のモノアミンを配合することによ
って得ることができる。このようなアミン類、特にジア
ルキルアミン類、好ましくはジ−n−ブチルアミンとジ
メチルアミンは、しばしばポリフェニレンエーテルに化
学的に結合することになり、ポリマー鎖の末端単位」二
のヒドロキシ基に隣接する1個以上のQ1基上のa−水
素原子のひとつと置き換わることによって化学結合する
のが最も普通である。その後さらに加工したりおよび/
またはブレンド(混和)したりする間にこのアミノアル
キル置換末端基は、おそらくは下記式IV (R’は上
で定義しである)のキノン−メチド型の中間体が関与す
るいろいろな反応を受けうる。このとき各種の有益な効
果を伴うが、たとえば衝撃強さが増大し、しかも他のブ
レンド成分との相溶性とが増大することが多い。
弐■のビフェノール末端基をもつポリマーは通常、特に
銅−ハライド−第二級または第三級アミンの系において
、下記式Vのジフェノキノン副生物が存在する反応混合
物から得られる。この点については、米国特許第4,2
34.706号、第4.477.649号および第4.
482,697号の開示が特に関連している。このタイ
プの混合物中のジフェノキノンは最終的にかなりの量が
主に末端基としてポリマー中に取込まれる。
」−述の条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテ
ルでは、ポリマー分子のかなりの割合、普通はポリマー
の約90重量%もが、式■と■のいずれか一方、または
しばしば両方を有する末端基を含有する。しかしながら
、別の末端基が存在してもよく、本発明はその最も広い
意味においてポリフェニレンエーテル末端基の分子構造
に左右されるものではないと理解すべきである。
このように、十分に認識されたクラスのポリフェニレン
エーテル樹脂を包含する広範囲のポリマー材料が本発明
の実施の際に使用するのに適していると考えられるとい
うことは当業者には明らかであろう。
本発明で使用するゴムで改質されたポリスチレンは、ス
チレンモノマーを、重合率が少なくとも約85%以上、
好ましくは少なくとも90%で92%までとなり、した
がってゴム成分の架橋を確実とするのに充分な時間熱重
合するというプロセスによって製造する。そのようなプ
ロセスは1985年12月11日に出願された米国特許
出願筒807.832号に開示されている。
ポリスチレン中に分散しているゴム粒子は定められた範
囲内の粒径分布をもっている。すなわち、分散している
ゴム粒子はその最大平均直径が約2゜0ミクロンであり
、容積平均粒子サイズ/数平均粒子サイズの比が約2.
0を実質的に下まわらず約3.20までであり、約2.
75〜3.0が好ましい。
このプロセスを実施するには、規定の攪拌条件下でスチ
レンとゴムの溶液を標準的な反応容器に供給し、この混
合物を重合して本発明に合致するゴム粒子サイズを有す
る所望の組成物を得ることによって連続的に行なえばよ
い。
この反応に用いるスチレンモノマーはスチレン自身、ま
たはスチレンの重合に用いるのに適した同族体か類似体
のいずれか、特に次式の化合物でよい。
ここで、R1とR2は炭素原子が1〜6個の低級アルキ
ル基または低級アルケニル基および水素から選択され、
R、R、RおよびR6はクロロ、ブロモ、水素、および
炭素原子が1〜6個の低級アルキル基または低級アルケ
ニル基の中から選択される。例としては、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、クロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロモスチレ
ン、ジプロモスチレン、p−tert−ブチルスチレン
およびp−エチルスチレンがある。
所望であれば、スチレン−アクリロニトリルコポリマー
などのようなスチレンコポリマーを対応するコモノマー
から形成することができる。
ゴムで改質された耐衝撃性ポリスチレンの製造に有用で
あることが知られているゴム、たとえばポリブタジェン
、ポリイソプレン、エチレン−プロピレンコポリマー(
EPR)、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)
ゴム、スチレン−ブタジェンコポリマー(SDR)、ポ
リアクリレートなどのいずれもが本発明のプロセスで使
用できる。
ゴムは常用の量、たとえば、HIPS(すなわち、ポリ
スチレン樹脂とゴム含有量の合計)の100重量%を基
準にして約4〜約30@鑓%の鑓で使用することができ
る。
スチレンモノマー原料はまた、必要に応じて、反応を容
易にするか、あるいは望ましくない悪影響を防ぐために
他の成分を含有していることもできる。したがって、た
とえば加工助剤として作用する鉱油やその他の潤滑剤を
少量含有することもできるし、少量の酸化防止剤または
安定剤を含有させて単離工程やその後の加工処理の間の
ポリスチレンやゴムの熱分解を抑制するかまたは低下さ
せることもできる。
反応容器列に供給したスチレンモノマーの最終的な重合
率が90%以上となるような滞留時間と反応温度を使用
する。このような条件は明らかに、系の設計、原料の組
成により、および触媒を使用した場合はその濃度によっ
て変化する。たとえばスチレンを熱重合する場合、この
重合反応系での重合率は反応容器列の温度勾配を上昇さ
せることによって増大することができる。さらに、過酸
化物のような重合触媒を使用した場合、触媒の濃度を−
しげることによって重合率を高めることができる。
好ましいプロセスでは、この容器列の最後の反応器から
のHIPS生成物流を、このHIPSの内の少なくとも
ポリスチレン相が可溶であるような溶媒にポリフェニレ
ンエーテル樹脂を溶かした溶液からなる第2の流れと混
合して、溶液混合を実施することができる。
ポリフェニレンエーテル樹脂およびゴム改質耐衝撃性ポ
リスチレン樹脂(HIPS)に対するいずれの有機溶媒
を使用してもよい。たとえば、ベンゼン、トルエン、エ
チルベンゼン、クメン、キシレン、メチルエチルベンゼ
ン、脂肪族炭化水素(たとえば、メチレンクロライドな
ど)、芳香族ハロ炭化水素(たとえば、クロロベンゼン
、ジクロロベンゼンなど)、アリールアルキルエーテル
(たとえば、アニソール、p−メチルアニソール、エチ
ルフェニルエーテルなど)、および芳香族カルボン酸エ
ステル(たとえば、安息香酸メチルなど)があるが、こ
れらに限られることはない。
ポリフェニレンエーテル/ポリスチレンのブレンド比は
約1〜99対99〜1重量部の範囲で変えることができ
るが、好ましい組成物は、この組成物の全ffXff1
に対して、ポリフェニレンエーテル樹脂を10〜90f
fiffi部、最も好ましくは2o〜80重量部含み、
ポリスチレン成分を90〜10重量部、最も好ましくは
80〜20重量部含む。
本発明の好ましい態様においては、ゴム粒子の容積平均
粒子サイズが2.0までである。また、ゴム改質ポリス
チレンは重量平均分子Is(Mw)/数平均分子El(
Mn)の比が少なくとも2.5であるのが好ましい。さ
らに、本発明の熱可塑性組成物は膨潤指数が約11.0
までで、ゲル濃度が少なくとも約19%であるのが好ま
しい。
本発明の好ましい態様における熱可塑性組成物は数平均
分子量が約61,000、重量平均分子量が約195.
000、数平均ゴム粒子サイズが約0.60、容積平均
ゴム粒子サイズが約1.60、膨潤指数が約9.9、ゲ
ル濃度が約21.3%であるのが望ましい。
本発明の組成物はまた、ポリスチレン単独、あるいはこ
れとポリフェニレンエーテルとの組合せに対して、さら
に別の成分も含むように調合することもできる。これら
の成分はポリスチレン樹脂やポリフェニレンエーテル樹
脂ブレンドによく用いられている常用の物質の中から選
択すればよい。
例を挙げると、難燃剤、可塑剤、離型剤、溶融粘度低下
剤、着色剤、安定剤、酸化防止剤、鉱物質充填材(たと
えば粘土)、ガラス強化剤、酸化チタン、潤滑剤、香料
などがある。これらは、組成物全体の100ffiff
i%当たり、たとえば1ffi!1%未満から50ff
11%以上まで変化する常用の量で使用できる。
本発明の組成物は通常の方法で製造することができ、た
とえば、エクストルーダーやミルで成分を溶融混和した
り、樹脂および添加剤の溶液を混合した後揮発させたり
、あるいはその他の所望のやり方で製造できる。
また本発明の組成物はさらに、ポリマー性の衝撃改善剤
、たとえば、ゴム状のスチレン系ブロックコポリマー、
たとえばスチレンとブタジェンのジーもしくはトリブロ
ックコポリマーまたは水素化誘導体、すなわちスチレン
およびエチレン/ブチレン、ならびにコアーシェルポリ
マー、たとえばポリアクリレートコア/スチレンシェル
インク−ポリマーなどを、衝撃強さを改善する量で含ま
せて改質することもできる。
このような組成物用の難燃性添加剤もよく知られている
。たとえば、リン酸アリール(リン酸トリフェニルなど
)を使用することができ、またデカブロモジフェニルエ
ーテル、臭素化ポリスチレンおよび臭素化ポリカーボネ
ートのようなハロゲン化有機物を単独かまたは酸化アン
チモンやその他類似の相乗剤と組合せて使用することが
できる。
一般に、本発明の発泡構造体を始めとする成形品は業界
で知られているいずれの方法によって製造してもよい。
たとえば、溶融混和(ブレンド)か溶液混和し、押出、
切断するか、あるいは発泡剤とポリマー組成物を乾燥状
態で混合した後その組成物をエクストルーダー内で溶融
混和すればよい。本発明の組成物は射出成形や押出など
によって最終物品として貯蔵材料とする。
好ましい態様の説明 以下の実施例で本発明を例示する。これらの実施例はい
かなる意味でも特許請求の範囲を限定するものではない
。各種の性質を測定するために米国材料試験協会(Aa
orican 5ocloty or Tostlng
 Matarlals)  (A S T M )の試
験法を用いた。すなわち、熱変形温度はASTM−D6
4g、アイゾツト(Izod)衝撃強さはASTM−D
256、引張/伸びはASTM−D63gを用い1、燃
焼性は米国損害保険協会(υndervrltors’
 Laboratorles)規格94に従って測定し
た。また、45”光沢はASTM−D2457を、延性
衝撃強さはASTM−D3763のダイナタップ(Dy
natup)法を用いた。溶融粘度はインストロン(I
nstron)の毛細管レオメータ−を用いて測定し、
チャンネルフロー(Channel Flow)は射出
成形の間にラセン状の金型内を移動した距離を測定して
決定した。
実施例1 表2に示した10個の別々の温度制御ゾーンを備えた、
4つの攪拌型プラグ流れ式反応器で構成された重合反応
器列に、表1に示した組成物を供給することによって本
発明による新規なゴム改質耐衝撃性ポリスチレンを調製
する。反応器列への供給速度は毎分378グラムである
。最初の3つの反応器はそれぞれ3個の温度制御ゾーン
をもっており、各ゾーンは容積が24.7リツトルであ
る。最後の反応器は124.7リツトルのゾーンをひと
つだけもっている。
表   1 量 材  料                   重塁
%スチレン              75.7トル
エン              13.7ポリブタジ
エンゴム[ボリサー社 (Polysar Co、) 、タフテン(Takte
ne) 12021          7.8鉱油 
                1.73−(3°、
5゛−ジーtort−ブチルー4°−ヒドロキシ−フェ
ニル)プロピオン酸オ フタデシル[チバーガイギー社 (Ciba−Galgy Corl)、) 、イルガノ
ックス(Irganox) 10761      0
.1表   2 ゾーン番号     温度(”C) 8       18G 最後の反応器から取出した生成物は測定した重合率が4
2%である。揮発分をとばして、ゴムで改質された耐衝
撃性のポリスチレンとして集める(実施例1)。組成物
のゴム含量、ゴム粒径パラメーターおよび分子量の特性
を表3に示す。比較のために、ハンツマン・ケミカル社
(Ilunts■an Choslcal Corp、
)が販売している公知のゴム改質耐衝撃性ポリスチレン
AH1897のサンプル(比較例)に対するデータも表
3に示す。
表   3 ゴム数平均粒子サイズ  O,,570,82(S n
) 零ゴム容積平均粒子サイズ 1.83   2.25(
Sv) 本ゴム粒径分布       2.8(i    3.
83(Sv/Sn) 組成物の 数平均分子:!1(Mn)    01.000  7
3,000重量平均分子fit(My)  195.G
oo  245.000分子量分布(My/Mn)  
  2.ge    2.25膨潤指数       
 9.9   18.0ゲル含量(%)21.1   
17.7A−500粒径アナライザーで測定する。
表3に示されているように、本発明用に製造した耐衝撃
性のポリスチレンは、比較のHIPS製品よりもゴム粒
子サイズが小さく、分子量と膨J?j指数が低く、かつ
ゲル含量が高い。
実施例2 540°Fで押出混和することによってポリ(2,6−
ジメチル−1.4−フェニレンエーテル)と上記の実施
例1で製造した衝撃強さの高いゴム改質ポリスチレンと
からなる難燃性の組成物を調製し、520@F(シリン
ダー)と150゜F(金型)で成形する。物理的性質、
表面の外観および燃焼性を標準的な試験法によって測定
する。
比較のために前述のAH−1897という従来技術によ
るポリスチレンを等重量用いて同様な組成物を調製、成
形し、試験した。使用した配合と得られた結果を表4に
挙げる。
表 4: ポリフェニレンエーテルと 耐衝撃性ポリスチレンからなる組成物 実施例           が   」組成(重量部
) ポリ(2,トジメチル−1,4− フェニレンエーテル)    50    5Gゴム改
質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) =2.86−50ゴム改質ポリス
チレン (^1l−1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −3,8350−リン酸エステル
難燃剤    14.5   14.5離型、安定化な
どの添加剤  2.3   2.3性  質 (a)熱変形温度℃、206psl  183   1
81(b)フローチャンネル (インチ)        111.8   17.5
(c)アイゾツト衝撃強さ くft−1bs/in、ノツチ)    3.9   
 4.(i(d)ダイナタップ(Dynatup)衝撃
(EMax) 1n−1b    27   230(
o)引張降伏強さpsl    B133   854
5(r)引張極限強さpsl    5701   5
901(g)引張伸び(%)      51    
51(11)曲げ弾性率psi    332.975
 320.048(1)曲げ降伏ps1    8.8
81  9.2(18(j)溶融粘度 1007s、ボイズ    4B29   45811
500/s、ボイズ    1120   1105(
k)燃焼性 171Bテ(F)秒(等級)   4.9(Vl)  
4.1(VO)178C’(73秒(等級)   1.
5(VO)  2.0(VO)(1) 45@光沢  
      2355表4の結果に示されているように
、ゴムの粒径分布が3.63のポリスチレンに代えて分
布が2゜86のポリスチレンを用いると、延性衝撃強さ
くd)と光沢(1)が大きく改善されると共に加工性(
b)がかなり改良されるが、エンジニアリング熱可塑性
材料としての有用性を示す他のすべての1r要な性質は
保たれていた。
実施例3 530@Fで押出混和し、520’Fのシリンダーと1
50°Fの金型で成形することによって、ポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルと前記手順
の耐衝撃性ポリスチレンとからなるブレンド組成物を調
製する。比較のために前述のAH−,1897という従
来技術によるポリスチレンを等重量用いて同様な組成物
を調製、成形し、試験する。使用した配合と得られた結
果を表5に挙げる。
表 5: ポリフェニレンエーテルと ポリ(2,6−ジメチル−1.4− フェニレンエーテル)    40    40ゴム改
質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −2,8000 ゴム改質ポリスチレン (All−1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −3,03GO−#l型および安
定化用添加剤  2.0   2.0性  質 (a)熱変形温度℃、286psl  231   2
31(b)フローチャンネル (インチ)        15.1   18.0(
e)アイゾツト衝撃強さ く rt−1bs/In、ノツチ)    4.9  
  5.2(d)グイナタツブ(Dynatup)衝撃
(nMax) 1n−1b    44   320(
c)引張降伏強さpsi    B190   050
9(「)引張極限強さpsl    8352   8
368(g)引張伸び(%)      70    
81(11)曲げ弾性率psl    321.450
 315.250(1)曲げ降伏psl     8.
978  9.485(j)溶融粘度 100/s、ポイズ    7953   81891
500/s、ボイズ    1735   1978(
k) 45°光沢        1445表5の結果
が示しているように、本発明に従ったポリスチレン(S
v/Snが2.86)を用いると、延性衝撃強さくd)
と光沢(k)が大幅に改善されると共に加工性(b)が
かなり改良されるが、他のすべての重要な性質は保たれ
ていた。
実施例4 実施例2で記載した手順によって、押出混和してポリ(
2,6−ジメチル−1. 4−フェニレン)エーテルと
耐衝撃性のゴム改質ポリスチレン(上述の方法で製造)
とからなる難燃性の組成物を調製し、成形して試験する
。比較のために前述のAH−1897というポリスチレ
ンを等重量用いて同様な組成物を調製・成形し、試験す
る。使用した配合と得られた結果を表6に挙げる。
表 6: ポリフェニレンエーテルと ポリ (2,6−ジメチル−1.4− フェニレンエーテル)    55    55ゴム改
質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −2,8845 ゴム改質ポリスチレン (AI −1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −(,0345−離型、安定化お
よび 難燃化用添加剤    2222 性  質 (コ1)熱変形温度℃、2B(lpsl  1(191
71(b)フローチャンネル (インチ)        18.3   18.9(
c)アイゾツト衝撃強さ くrt−1bs/in、ノツチ)    3.6   
 4.5(d)グイナタップ(Dynatup)衝撃(
CMax) 1n−1b    28   155(c
)引張降伏強さpsl    G233    G52
5(r)引張極限強さpsl    5147   5
157(g)引張伸び(%)      35    
38(11)曲げ弾性率psi    325.30[
1318,243(1)曲げ降伏psi     8,
775  9.118(j)溶融粘度 100/s、ボイズ   4.9g3  4.8241
500/s、ポイズ   1.038   981(k
)燃焼性 1llBテノ秒(等級)   1.9(VO)  2.
0(VD)178”t’ノ秒(等級)   1.2(V
O)  1.3(VO)(1) 45@光沢     
   2955表6の結果が示しているように、本発明
に従ったポリスチレン(Sv/Snが2.86)を用い
ると、延性衝撃強さくd)と光沢(1)が大幅に改善さ
れると共にアイゾツト衝撃強さくC)がかなり改良され
たが、他のすべての重要な性質は保たれていた。
実施例5 実施例2で記載した手順によって、押出混和してポリ(
2,6−ジメチル−1.4−)ユニレン)エーテルと耐
衝撃性のゴム改質ポリスチレン(上述の方法で製造)と
からなる組成物を調製し、成形して試験する。比較のた
めに前述のAH−1897というポリスチレンを等ff
1ffi用いて同様な組成物を調製・成形し、試験する
。使用した配合と得られた結果を表7に挙げる。
表 7: ポリフェニレンエーテルと 耐衝撃性ポリスチレンからなる組成物 実施例           5A*」組成(重量部) ポリ (2,B−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)44’44 ゴム改質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) =2.88        58
ゴム改質ポリスチレン (All −1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −3,8356−離型および安定
化用の 他の添加剤      14    14性  質 (a)熱変形温度℃、2110psl  230   
228(b)フローチャンネル (インチ)        15.2   16.2(
e)アイゾツト衝撃強さ くft−1bs/1n、ノツチ)    7.8   
 7.2(d)ダイナタップ(Dynatup)衝撃(
EMax) in−亘b    299   802(
0)引張降伏強さpsl    5B02   558
B(「)引張極限強さpsi    5697   5
851(g)引張伸び(%)      79    
89(h)曲げ弾性率ps1   285.178 2
79.456(1)曲げ降伏ps1    8.198
  8,205(j)溶融粘度 100/s、ポイズ   17,565  1g、57
41500/s、ボイズ   2.848  3,01
0(k) 45”光沢        at     
41表7の結果が示しているように、本発明に従ったポ
リスチレン(S v / S nが2.86)を用いる
と、モールドフロー(b)がかなり改善されると共に表
面光沢(k)が顕著に改善された。
実施例6 実施例2で記載した手順によって、押出混和してポリ(
2,6−ジメチル−1.4−フェニレン)エーテルと耐
衝撃性のゴム改質ポリスチレン(上述の方法で製造)と
からなる組成物を調製し、成形して試験する。比較のた
めに前述のAH−1897というポリスチレンを等1i
ffi用いて同様な組成物を調製・成形し、試験する。
使用した配合と得られた結果を表8に挙げる。
表 8: ポリフェニレンエーテルと 耐衝撃性ポリスチレンからなる組成物 実施例           8A”     8組成
(重量部) ポリ (2,6−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)    45    45ゴム改
質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −2,8855 ゴム改質ポリスチレン (All −1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −L83   55    −離
型、安定化および 難燃化用の他の添加剤  1B、5   16.5性 
 質 (a)熱変形温度℃、208ps1 177   17
1(b)フローチャンネル (インチ)        17.4   18.4(
c)アイゾツト衝撃強さ く rt−1bs/In、ノツチ)    4.−2 
   4.5(d)ダイナタップ(oynatup)衝
撃(EMax) 1n−1b    14   11(
(0)引張降伏強さpsl    8087   81
81(1’)引張極限強さpsl    5674  
 5411(g)引張伸び(%)      51  
  52(h)曲げ弾性率psl   332.930
 325.121(1)曲げ降伏ps1    8.8
78  8.734(j)溶融粘度 too/s、ボイズ   6.003  4.9181
500/s、ボイス   1.131  1.011(
k)燃焼性 1/lliテノ秒(等級>   4.6(Vl)  3
.0(Vl)178での秒(等級)   3.5(VO
)  2.7(VO)表8の結果が示しているように、
本発明に従りたポリスチレン(S v / S nが2
.86)を用いると、延性衝撃強さくd)と光沢(1)
が大幅に改善されると共にモールドフロー(b)がかな
り改善されたが他の重要な性質はすべて保たれていた。
、  実施例7 実施例2で記載した手順によって、押出混和してポリ(
2,6−ジメチル−1.4−フェニレン)エーテルと耐
衝撃性のゴム改質ポリスチレン(上述の方法で製造)と
からなる組成物を調製し、成形して試験する。比較のた
めに前述のAH−1897というポリスチレンを等重量
用いて同様な組成物を調製・成形し、試験する。使用し
た配合と得られた結果を表9に挙げる。
表 9; ポリフェニレンエーテルと 耐衝撃性ポリスチレンからなる組成物 実施例           ハ17 組成(重量部) ポリ (2,8−ジメチル−1,4− フェニレンエーテル)    59    59ゴム改
質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/So) −2,8841 ゴム改質ポリスチレン (AI −1897)ゴム粒径 分布(Sv/fn) −L83   41    −J
l型、安定化および 難燃化用の他の添加剤  8.5   8.5性  質 (a)熱変形温度℃、286psl  235   2
41(b)フローチャンネル (インチ)        18.0   18.4(
c)アイゾツト衝撃強さ くft−1bs/In、ノツチ)    3.5   
 4.1(d)ダイナタップ(Dynatup)衝撃(
HMax) 1n−1b    184   173(
o)引張降伏強さpsl    8000   790
9U>引張極限強さpsl    73387323(
g)引張伸び(%)      34    37(h
) Jullげ弾性率ps1  3B0.905 34
5,179(1)曲げ降伏psi   、11,884
.11,789(j)溶融粘度 1007s、ボイズ   15.03g   14.5
141500/s、ボイズ   2,920  2,8
38(k)燃焼性 t7taでの秒(等級)  失格   失格178テノ
秒(等級>   8.4(Vl)  8.1(Vl)表
9の結果が示しているように、本発明に従ったポリスチ
レンを用いると、アイゾツト衝撃強さくC)がかなり改
善されると共に表面光沢(1)が大幅に改善されたが、
他の重要な性質はすべて保たれていた。
実施例8 実施例2で記載した手順によって、押出混和してポリ(
2,6−ジメチル−1,4−)ユニレン)エーテルと耐
衝撃性のゴム改質ポリスチレン(上述の方法で製造)と
からなる難燃性組成物を調製し、成形して試験する。比
較のために前述のAH−1897というポリスチレンを
等重量用いて同様な組成物を調製・成形し、試験する。
使用した配合と得られた結果を表10に挙げる。
表10= ポリフェニレンエーテルと 耐衝撃性ポリスチレンからなる組成物 実施例           旦8   」組成(重量
部) ポリ (2,B−ジメチル−1,4− フエニレンエーテル)、 1、v、=0.40        53.5   5
3.5ゴム改質ポリスチレン (実施例1)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −2,8646,5ゴム改質ポリ
スチレン (All 1897)ゴム粒径 分布(Sv/Sn) −3,8348,5−難燃化用添
加剤 臭素化ボリスチレンa6.5   0.5三酸化アンチ
モン     2.2   2.2衝撃改質剤 スチレン−エチレン− ブチレン−スチレン ブロックコポリマーb     5    5可塑剤 ビスフェノールA       1.0    1.0
アドメツクス(ADMIEX) 433Bc9.0   9.O HS −1’          1.0   1.0
ポリエチレン        1.5   、 1.5
酸化亜鉛         0.15   0.15硫
化亜鉛         0.15   0.15性 
 質 (a)熱変形温度℃、266psi  2G8   2
08(b)フローチャンネル (インチ)        1g、9   19.9(
e)アイゾツト衝撃強さ く rt−1bs/in、ノツチ)    8.4  
  6.3(d)ダイナタップ(Dynatup)衝撃
(EMax−L) 1n−1b   175   23
1(o)引張降伏強さpsl    B1164   
7131(r)引張極限強さpsi    B265 
  615B(g)引張伸び(%)      42 
   49(h)曲げ弾性率ps1  333.012
  B27.214(1)曲げ降伏ps1    10
.05g   10.819(j)溶融粘度 100/s、ボイズ   8,370  5.8151
500/s、ボイズ   1,293  1.2078
グレート・レークス・ケミカル((ireatLake
s Cheslcal)のPC68PBbシェル・ケミ
カル社(Shell Cheslcal Co、)DI
IOI アドメックス(^DMEX) 433 B−ユニオデッ
クス社(Nuodox Inc、)のオリゴマーポリエ
ステル B5−1−アメリカン・ヘキスト・カンパニー (Am
orlan 1loochst Company )の
脂肪族スルホン酸ナトリウム。
表10の結果が示しているように、本発明に従ったポリ
スチレンを用いると、延性衝撃(d)と表面光沢(k)
が実質的に改善されると共にモールドフロー(b)はか
なり改善され、しかも他の重要な性質はすべて保たれて
いた。
さらに比較する意味で、ベネット(Bennett)と
リー・ジュニア(Lee、 Jr、)の米国特許第4,
513.120号に記載されており、モービルΦケミカ
ルズ(Mobll Chosicals)からモービル
(Mobll)780 GAという製品名で入手できる
ようなコアシェルタイプのゴム改質耐衝撃性ポリスチレ
ンの粒子サイズを測定し、得られたデータを表11に示
す。
表11: コアシェルタイ プのゴム改質ポリスチレン 比較例B1 ゴム含量(%)9.2 ゴムの数平均粒子サイズ(Sn)μ  0.2ゴムの容
積平均粒子サイズ(Sv)μ 0.65ゴムの粒径分布
(Sv/Sn)       3.25組成物の数平均
分子ffi (Mn)     62.000重量平均
分子量(My)    205.000分子量分布(M
y/Mn)     3.3膨潤指数        
     12ゲル含量(%’)          
 28.5本発明の新規な耐衝撃性ポリスチレン(実施
例1)を、メルト温度430”F、モールド温度140
’Fで成形し、標準的な手順によって試験する。ポリフ
ェニレンエーテル樹脂は含有させない。
比較のために、比較例B*の公知のゴム改質ポリスチレ
ンも成形して試験する。得られた性質を表12に示す。
表12:耐衝撃性ゴム改質ポリスチレン実施例    
         l  比較l−屯微量 部ム改質ポリスチレン 粒径分布(Sv/Sn) =2.88 100    
−ゴム改質ポリスチレン 米国特許第4.513.120号 (Mobll 7800A)コアシェル粒径分布(Sv
/Sn) =3.25−100性  質 熱変形温度′F2(Ill psl    188  
 187チヤンネルフロー (インチ)        2B、7   25.2ア
イゾツト衝撃強さ く rt−1bs/ in、ノツチ)    3.3 
  2.0延性衝撃強さダイナタップ (Dynatup) 1n−1bs      98 
   23引張降伏強さpsi     4,243 
 4.589曲げ弾性率psi      289.2
84 2B6.73545″光沢          
55B2表12の結果が示しているように、本発明によ
るポリスチレンは、モールドフローとアイゾツト衝撃強
さがかなり改善され、延性衝撃強さが大幅に改善されな
がら、米国特許第4.513.120号に記載のタイプ
の典型的なコアーシェル型ゴム改質ポリスチレンの高い
光沢とその他の重要な性質は保持したままである。
また、ポリ(2,6−ジメチル−1.4−)ユニレン)
エーテルを含有する組成物巾で比較例B零のコアシェル
型のゴム改質された高光沢のポリスチレンの代わりに本
発明のゴム改質ポリスチレン(上記手法)を用いると、
流れはより良好になり、衝撃強さはより高くなると共に
高い光沢とその他の重要な性質はすべて保持されたまま
であることも実験によって示されている。
さらにまた本発明のポリスチレンによって、ポリフェニ
レンエーテル組成物の光沢が、アクリロニトリル−ブタ
ジェン−スチレン(ABS)系で得られる光沢と同程度
までに非常に経済的に改良することができるということ
も実験で示されている。比較を表13に示す。
表13= 7クリロニトリルーブタ ジエンースチレンとポリフェニレン エーテル−ポリスチレンの光沢の比較 光沢 光沢 実施例          色   45° BO″*
0a 9A  ABS Cyclolae  T     黒
    50949B*ABS CyclolacoK
JWb(PR,υL94VO)    ベージュ548
72  N0RYLoN190c (PR,UL94VO)       黒    57
933  N0RYL■PXO844d天然(溶液とい
われる) ベージュ 55911比較 8ボルグ・ワーナー社(Ilorg Warner C
o、)bボルダ・ワーナー社(Borg Varner
 Co、)0ゼネラル・エレクトリック社(Gener
al Electrlc Co、) dゼネラル・エレクトリック社(General El
ectric Co、) 表13のデータは、ポリフェニレンエーテルと一緒にし
て非常に高度な表面外観を有する組成物を形成できると
いう本発明のゴム改質ポリスチレンの有効性を立証して
いる。
上記の詳細な説明に照らし、本発明のたくさんの変形が
当業者には明らかであろう。たとえば、5モル%の2.
3.6−トリメチル単位を含有するポリ(2,6−ジメ
チル−コー2. 3. 6−トリメチル−1.4−フェ
ニレン)エーテルをポリ(2,6−ジメチル−1.4−
)ユニレン)エーテルの代りに用いることができる。ス
チレンの一部または全部の代わりにα−メチルスチレン
かビニルトルエンを代用することができる。ゴム様のス
チレン−ブタジェンコポリマー、イソプレンポリマーま
たはエチレン/プロピレンエラストマーをブタジェンゴ
ムの代わりに用いることができる。
これらの自明な変形はすべて特許請求の範囲の十分に意
図した範囲内に入る。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ポリフェニレンエーテル樹脂、および (b)最大平均直径が約2.0ミクロン で容積平均粒子サイズ/数平均粒子サイズの比が約2.
    00を実質的に下まわらず約3.20までの分散したゴ
    ム粒子を含有するゴム改質ポリスチレン を含む熱可塑性組成物。
  2. (2)容積平均粒子サイズ/数平均粒子サイズの比が約
    2.75〜約3.00であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。
  3. (3)ゴム粒子の容積平均粒子サイズが2.0ミクロン
    までであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の熱可塑性組成物。
  4. (4)ゴム改質ポリスチレンの重量平均分子量/数平均
    分子量の比が少なくとも約2.5であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。
  5. (5)組成物の膨潤指数が約11.0未満であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成
    物。
  6. (6)組成物のゲル濃度が約19%より大きいことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物
  7. (7)ポリフェニレンエーテル樹脂(a)が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、これらの単位の各々に対してそれぞれ、各Q^
    1は水素、ハロゲン、炭素原子を7個まで有する第一級
    もしくは第二級の低級アルキル、フェニル、ハロアルキ
    ルもしくはアミノアルキル(ただし、少なくとも2個の
    炭素原子がハロゲン原子または窒素原子をベンゼン環か
    ら隔てている)、炭化水素オキシ、またはハロ炭化水素
    オキシ(ただし、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン
    原子と酸素原子を隔てている)であり、各Q^2はそれ
    ぞれ独立して、水素、ハロゲン、Q^1に対して定義し
    たような第一級もしくは第二級の低級アルキル、フェニ
    ル、Q^1に対して定義したようなハロアルキル、炭化
    水素オキシ、またはQ^1に対して定義したようなハロ
    炭化水素オキシである]の構造単位を含有するホモポリ
    マーまたはコポリマーであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。
  8. (8)ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(2,6−ジ
    メチル−1,4−フェニレンエーテル)であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物
  9. (9)ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエ
    ーテル)の固有粘度が25℃のクロロホルム巾で約0.
    4〜約0.5デシリットル/グラムであることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項に記載の熱可塑性組成物。
  10. (10)ポリフェニレンエーテル樹脂(a)がポリ(2
    ,6−ジメチル−コ−2,3,6−トリメチル−1,4
    −フェニレンエーテル)であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物。
  11. (11)ポリフェニレンエーテル樹脂の存在量が組成物
    の全重量を基準にして約10〜約90重量%であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組
    成物。
  12. (12)ポリフェニレンエーテル樹脂の存在量が組成物
    の全重量を基準にして約20〜80重量%であることを
    特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の熱可塑性組
    成物。
  13. (13)ポリフェニレンエーテル樹脂が約50〜約80
    部の量で存在し、ポリスチレンが20〜約50部の量で
    存在することを特徴とする特許請求の範囲第12項に記
    載の熱可塑性組成物。
  14. (14)ゴム改質ポリスチレンのゴムがポリブタジエン
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    熱可塑性組成物。
  15. (15)スチレン樹脂が、式; ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1およびR^2は炭素原子を1〜6個有す
    る低級のアルキル基またはアルケニル基および水素の中
    から選択され、R^3、R^4、R^5およびR^6は
    クロロ、ブロモ、水素および炭素原子を1〜6個有する
    低級のアルキル基またはアルケニル基の巾から選択され
    る]を有する化合物から誘導されたポリマー単位を少な
    くとも25重量%有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の熱可塑性組成物。
  16. (16)さらに、難燃化有効量の難燃剤も含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性組成物
  17. (17)難燃剤が芳香族のリン酸塩、ハロゲン化された
    ビニル芳香族ポリマー、ハロゲン化されたポリカーボネ
    ート、またはこれらの任意の組合せからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第16項に記載の熱可塑性組成物
  18. (18)成分(b)の数平均分子量が約61,000、
    重量平均分子量が約195,000、数平均ゴム粒子サ
    イズが約0.60、容積平均ゴム粒子サイズが約1.6
    0、膨潤指数が約9.9、ゲル含量が約21.3%であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の熱可
    塑性組成物。
  19. (19)特許請求の範囲第1項に記載の組成物から製造
    された成形品。
  20. (20)最大平均直径が約2.0ミクロンで容積平均粒
    子サイズ/数平均粒子サイズの比が約2,000を実質
    的に下まわらず約3.20を実質的に上まわらない分散
    したゴム粒子を含有するポリスチレンからなる、ゴムで
    改質された耐衝撃性のポリスチレン。
  21. (21)ゴム粒子の容積平均粒子サイズ/数平均粒子サ
    イズの比が約2.75〜約3.00の範囲であることを
    特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の耐衝撃性ポ
    リスチレン。
  22. (22)容積平均粒子サイズが2.0ミクロンまでであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の耐
    衝撃性ポリスチレン。
  23. (23)ゴムで改質されたポリスチレンの重量平均分子
    量/数平均分子量の比が少なくとも約2.5であること
    を特徴とする特許請求の範囲第20項に記載の耐衝撃性
    ポリスチレン。
  24. (24)ゴムがポリブタジエンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第20項に記載の耐衝撃性ポリスチレン
  25. (25)ゴム粒子の数平均粒子サイズが約0.60で、
    容積平均粒子サイズが約1.60であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第20項に記載の耐衝撃性ポリスチレ
    ン。
JP62315468A 1986-12-19 1987-12-15 耐衝撃性のゴムで改質されたポリスチレンおよびこれを含有するポリフェニレンエーテル樹脂 Pending JPS63199753A (ja)

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