JPS63118366A - 装飾用及び保護用被覆に対する改良された密着性を有するポリフェニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents

装飾用及び保護用被覆に対する改良された密着性を有するポリフェニレンエ−テル樹脂組成物

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JPS63118366A
JPS63118366A JP62210389A JP21038987A JPS63118366A JP S63118366 A JPS63118366 A JP S63118366A JP 62210389 A JP62210389 A JP 62210389A JP 21038987 A JP21038987 A JP 21038987A JP S63118366 A JPS63118366 A JP S63118366A
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terpolymer
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デビッド・フレデリック・アイコック
ピーター・ファーチェン・シュ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はポリフェニレンエーテル樹脂単独又はこれとス
チレン樹脂との組合せからなる熱可塑性組成物の密着特
性を改善する方法に関する。改良された密着性は非極性
芳香族モノビニル化合物、極性モノビニル化合物及びジ
エンゴムがら誘導される単位からなる三元共重合体を配
合することによって達成される。本発明の結果として、
ポリフェニレンエーテル樹脂組成物は既知のか\る組成
物と比較して改善された塗料密着性を示す。
従来技術 ポリフェニレンエーテル樹脂及び高耐衝撃性ボリスチレ
ンを配合したポリフェニレンエーテル樹脂は、難燃剤を
添加しあるいは添加することなしに、エンジニアリング
熱可塑性プラスチック材料としてきわめて価値あるもの
であることは既知である。これらの組成物から得られる
成形物品は消費用及び軍用製品、自動車、事務用機器、
家庭用電化製品及びそれらと類似の分野において広範囲
に使用されている。しかしながら、ある種のか〜る組成
物は密着性において幾分劣り、したがって塗装が容易で
ないという欠点を有する。その結果、ポリフェニレンエ
ーテル樹脂組成物からの成形物品は色彩、模様、外観及
び耐環境性が重要視される場合に十分満足なものではな
かった。さらに、塗料に対する密着性が十分でない場合
には、それに被覆を施して電磁障害(EMI)遮蔽、帯
電防止性及び導電性を生ぜしめることは困難であった。
塗料に対する密着性を改善するために、たとえばHaa
f’らの米国特許第4,433,088号明細書には少
量のポリオレフィングリコール及び低分子量ポリアミド
を使用することが提案されているが、か\る添加剤は組
成物の物理的性質を低下し得るという不都合がありかつ
か\る組成物は通常は表面外観及び離型の目的に望まし
いポリエチレンを含まないようにしなければならないと
いう欠点を有する。
また、たとえばTrementozziの米国特許第4
゜360.618号明細書に記載されるごとく、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂をアクリロニトリル2〜8重量%
を含むスチレン−アクリロニトリル(SAN)又はアク
リロニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)重合体
と混合して成形物品の強度及び加熱撓み温度がきわめて
優れた組成物を取得し得ることも知られている。さらに
、Deetsらの米国特許第4.578.423号明細
書には重合体が8〜17重量%のアクリロニトリルを含
有するか\る組成物が開示されている。しかしながら、
か\る重合体組成物が塗料に対する改善された又は最適
の密着性を具備することを示唆し又は暗示するような記
載はこれら特許文献のいずれにも見出し得ない。
したがって、本発明の目的はポリフェニレンエーテル(
PPO)樹脂及び高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)
樹脂及び場合によっては難燃化剤を含有する熱可塑性樹
脂組成物の塗料に対する密着性を、PP0−HIPS組
成物が具備する典型的な性質、たとえば高い引張り強さ
及び曲げ強さ、を保有した状態で改良する方法を提供す
るにある。
本発明の別の一目的は熱可塑性組成物が成形物品の形に
おいて塗料の塗膜をそれが悪い条件下にある場合でさえ
も、特に水中に浸漬した後でさえも、保をし得るように
該組成物の密着性を改良する方法を提供するにある。
本発明のさらに別の目的はか\る熱可塑性樹脂組成物の
流れ特性を予想外に顕著に改善する方法を提供するにあ
る。
発明の要旨 本発明に従えば、つぎの工程: (i)通常は塗料に対して抗密着性である熱可塑性ポリ
フェニレンエーテルの単独又はそれとスチレン樹脂との
混合物に非極性芳香族モノビニル化合物、極性モノビニ
ル化合物及びジエンゴムの単位からなる高耐衝撃性ゴム
変性三元共重合体を塗料に対する密着性(以下塗料密着
性という)を改良する有効態で添加して成形性の混和組
成物を得る工程; (ii )該成形性組成物を成形物品に転化する工程;
及び (ii)その後に該成形物品に装飾用塗料又は保護用塗
料を塗布して改良された密着性をもつ塗膜を形成する工
程; からなる装飾用被覆又は保護用被覆をもつ成形物品の製
造法が提供される。
本発明の好ましい特徴によれば、ポリフェニレンエーテ
ル樹脂はポリ(2,5−ジメチル−1゜4−フェニレン
エーテル)樹脂又はポリ(2,5−ジメチル−コー2.
3.6−トリメチル−1゜4−フェニレンエーテル)樹
脂からなるであろう。
密着性改良用の三元共重合体は好ましくはアクリロニト
リル、アクリル酸、メチクリル酸、無水マレイン酸、ビ
ニルピリジン、メチルメタクリレート、酢酸ビニル、グ
リシジルメタクリレート、α−ヒドロキシエチルメタク
リレート又はそれらの混合物から誘導された極性モノビ
ニル単位を含み、非極性芳香族モノビニル化合物は好ま
しくはスチレンでありそしてジエンゴム成分は好ましく
はブタジェンである。
本発明の他の好ましい特徴は成形性組成物を溶融混合に
よって又は溶液混合によって形成すること及び該組成物
に難燃性を付与すること及び改良された耐衝撃性を付与
することからなる。
さらに本発明は本発明の方法によって製造された強固に
密着された装飾用被覆及び/又は強固に密着された保護
用被覆をもつ物品を提供するものである。強固な密着は
より広範囲の塗料系の選択、より容易な塗料の塗布及び
高品質の仕上被覆の取得を可能にする点で望ましいもの
である。密着性の測定には標準的な試験法が使用される
。便利な試験法の一例はA S T M標準試験法D−
3359−76の方法B−クロスカットテープ試験であ
る。本発明によれば最高の評価等級5を容易に達成する
ことができる。これに対し、対照試験の基体の密着性の
評価等級はほとんどOより大であることはない。
発明の詳細な開示 本発明において使用されるポリフェニレンエーテル(ポ
リフェニレンオキシドとしても知られている)はA11
an S、IIayによって効率的かつ経済的な製造法
が開発された結果として商業的にきわめて有用になった
周知の一群の重合体である(たとえば米国特許第3,3
06,874号及び同第3゜306.875号明細書参
照)。それ以来多数の改良及び変形がなされてきたが、
一般にこれらはアリーレンオキシ構造単位を有する一群
として特徴付けられている。本発明は以下に詳述する重
合体を包含するが、それらに限定されるものではなく、
すべてのか\る改良及び変形を包含するものである。
本発明の実施における使用に好ましいポリフェニレンエ
ーテルは一般に次式: [式中、各単位中の各Q1はそれぞれ水素、ハロゲン、
第1級又は第2級低級アルキル(すなわち7個までの炭
素原子を含むアルキル)、フェニル、少なくとも2個の
炭素原子がハロゲン又は窒素原子をベンゼン環から分離
しているハロアルキルもしくはアミノアルキル、炭化水
素オキシ又は少なくとも2個の炭素原子がハロゲン原子
と酸素原子を分離しているハロ炭化水素オキシ基を表わ
し;そして各Q2はそれぞれ水素、ハロゲン、Q’につ
いて定義したごとき第1級又は第2級低級アルキル、フ
ェニル、ハロアルキル、炭化水素オキシ又はハロ炭化水
素オキシ基を表わす]の構造単位を含有する。適当な第
1級低級アルキル基の例はメチル、エチル、n−プロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、n−アミル、イソアミル
、2−メチルブチル、n−ヘキシル、2,3−ジメチル
ブチル、2−13−又は4−メチルペンチル及び対応す
るヘプチル基である。第2級低級アルキル基の例はイソ
プロピル、第2級ブチル及び3−ペンチル基である。す
べてのアルキル基は分岐鎖であるよりも直鎖であること
が好ましい。もっともしばしば、各Q1はアルキル又は
フェニル基、特にCl−4アルキル基でありそして各Q
2は水素原子である。
本発明において使用されるポリフェニレンエーテルは単
独重合体及び共重合体を包含する。適当な単独重合体は
たとえば2.5−ジメチル−1゜4−フェニレンエーテ
ル単位を含有するものである。適当な共重合体は2.5
−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル単位のような
単位をたとえば2,3.6−トリメチル−1,4−フェ
ニレンエーテル単位とともに含有する不規則共重合体を
包含する。多数の適当な単独重合体及び多数の適当な不
規則共重合体は前記したHayの特許を包含する多くの
特許文献中に記載されている。さらにまた、ポリフェニ
レンエーテル鎖上にアクリロニトリル及びビニル芳香族
化合物(たとえばスチレン)のようなビニル単量体及び
ポリスチレン及びエラストマーのような重合体をグラフ
トさせることによって製造されるグラフト共重合体を含
めたグラフト共重合体も使用される。さらに他の適当な
ポリフェニレンエーテルはカップリング剤を2つのポリ
フェニレンエーテル鎖のヒドロキシル基に反応させて重
合体の分子量を増大させたカップル化ポリフェニレンエ
ーテルである。か\るカップリング剤の例は低分子量ポ
リカーボネート、キノン類、複素環式化合物及びホルマ
ール類である。
ポリフェニレンエーテルは一般に約5,000〜40,
000の範囲内の分子量(以下本明細書において使用す
る場合、それはゲル透過クロマトグラフィーによって測
定されるごとき数平均分子量である)を有する。重合体
の固有粘度は通常クロロホルム中の溶液として25℃で
測定した場合、約0.4〜0.5dl/gの範囲である
ポリフェニレンエーテルは既知の方法によって、たとえ
ば典型的な一方法では少なくとも一種の対応するモノヒ
ドロキシ芳香族化合物(たとえばフェノール化合物)の
酸化的カップリングによって製造することができる。特
に有用なかつ容易に入手し得るモノヒドロキシ芳香族化
合物は2.6−キシレノール(上記の式において各Q1
がメチル基でありかつ各Q2が水素である化合物)であ
り、その対応する重合体はポリ(2,5−ジメチル−1
.4−フェニレンエーテル)として表わし得るものであ
る。
ポリフェニレンエーテルの製造のために有用であること
が当該技術において周知である種々の触媒系の任意のも
のを本発明において使用されるポリフェニレンエーテル
の製造に使用することができる。多くの場合、か\る触
媒は少なくとも一種の重金属化合物、たとえば銅、マン
ガン又はコバルト化合物を通常は種々の他の物質との組
合せにおいて含有する。
好ましい触媒系としては特に銅を含有する触媒系があげ
られる。か−る触媒はたとえば前述した米国特許第3,
306,874号及び同第3,306.875号明細書
及びその他に開示されている。これらの触媒は通常第一
銅イオン又は第二銅イオン、ハライドイオン(すなわち
クロライド、ブロマイドまたはヨーダイトイオン)およ
び少なくとも一種のアミンの組合せである。
マンガンを含む触媒系もまた好ましいものである。か\
る触媒系は一般に二価マンガン及びハライド、アルコキ
シド又はフェノキシトのようなアニオンを含むアルカリ
性触媒系である。多くの場合、マンガンは一種又はそれ
以上の錯化剤及び/又はキレート剤、たとえばジアルキ
ルアミン、アルカノールアミン、アルキレンジアミン、
0−ヒドロキシ芳香族アルデヒド、0−ヒドロキシアゾ
化合物、α−ヒドロキシオキシム(単量体状及び重合体
状のいずれでもよい)、o−ヒドロキシアリールオキシ
ム及びβ−ジケトン、との錯体として存在する。さらに
コバルト含有触媒系も有用である。当業者はポリフェニ
レンエーテルの製造のために有用なマンガン及びコバル
ト含有触媒系を開示する特許文献を熟知しているであろ
う。
本発明の目的に特に有用なポリフェニレンエーテルは、
式(II)及び(■): N (R2) 2 (式中、Ql及びQlは前記の意義を有し、各R1はそ
れぞれ水素又はアルキル基を表わすが、たゾし2個のR
1基中の炭素原子の合計数は6又はそれ以下であるもの
とし、そして各R2はそれぞれ水素又はC1−6第1級
アルキル基を表わす)で表わされる少なくとも1個の末
端基をもつ分子からなるものである。各R1は水素であ
ることが好ましくそして各R2はアルキル、特にメチル
基又はn−ブチル基であることが好ましい。
式(n)のアミノアルキル置換末端基を含む重合体は、
特に銅−又はマンガン−含有触媒を使用する場合には、
前記の酸化的カップリング反応混合物の成分の一つとし
て適当な第1級又は第2級モノアミンを配合することに
よって得ることができる。か−るアミン、特にジアルキ
ルアミン、好ましくはジ−n−ブチルアミン及びジメチ
ルアミンはしばしばポリフェニレンエーテルに化学的に
結合される。これは、多くの場合、重合体鎖の末端単位
上のヒドロキシ基に隣接する1個又はそれ以上のQ!基
上のα−水素原子の1個を置換することによって達成さ
れる。その後の加工処理及び/又は混合処理の間に、こ
れらのアミノアルキル置換末端基はおそらくは式(■)
: (式中、R1は前記の意義を有する)のキノン−メチド
型中間体の生成を伴う種々の反応を受け、その結果しば
しば衝撃強さの増大及び他の混和成分との相溶性の増加
を包含する有利な効果がもたらされる。
式(DI)のビフェノール末端基をもつ重合体は、典型
的には、特に銅−ハライド−第2級又は第3級アミン系
において、式(V): のジフェノキノン副生物を含む反応混合物から得られる
。この点に関しては米国特許第4,234゜706号同
第4,477.649号及び同第4゜482.697号
明細書の記載が特に適切であり、こ−に引用する。この
型の混合物において、該ジフェノキノンは該重合体中に
実質的な量で主として末端基として結合される。
上述した条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテ
ルにおいては、通常重合体の約90重量%程度の実質的
割合の重合体分子は式■及び■の一方又はしばしば両方
の末端基を含有する。しかしながら、その他の末端基が
存在することもでき、実際本発明は広い意味ではポリフ
ェニレンエーテル末端基の分子構造に関係しないといっ
てよいことを理解すべきである。
したがって、本発明の実施における使用のために、ポリ
フェニレンエーテル樹脂として十分に認識された広義の
樹脂を包含する広範囲の重合体物質が適当であることは
当業者には明らかであろう。
ポリフェニレンエーテル樹脂をさらにスチレン樹脂と併
用する本発明の実施態様においては、この目的のために
当該技術において既知である任意のスチレン樹脂、たと
えばC1zekの米国特許第3゜383.435号明細
書に記載されるごときスチレン樹脂を使用することがで
きる。しかしながら、か\るスチレン樹脂は極性モノビ
ニル単二体単位(塗料に対する密着性を改善する三元共
重合体に関して後に定義するごとき)を実質的に含まな
いゴム変性、高耐衝撃性ポリスチレンであることが好ま
しいであろう。
か\るゴム変性、高耐衝撃性ポリスチレンを使用する場
合、それは当該技術において一般に高耐衝撃性ポリスチ
レン、すなわちHIPS、として知られている任意の物
質から選択することができる。一般に、これらの変性ポ
リスチレン樹脂はスチレンの重合工程中又は重合後にゴ
ムを添加することによって製造され、その際使用される
個々特定の方法に応じてゴム及びポリスチレンの共重合
体(インターポリマー)、ゴム及びポリスチレンの物理
的混合物又はその両者を得ることができる。
適当なゴム変性剤はポリブタジェン、ポリイソプレン、
ポリクロロプレン、エチレン−プロピレン共重合体(E
PR)、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)ゴ
ム、スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)及びポリ
アクリレートを包含する。ゴムの使用量は製造法及び個
々の要求のごとき因子に応じて変動するであろう。
本発明の目的のためのこの一群の物質の範囲内にはゴム
の粒度、ゴム相のゲル含量及びシス含量及びゴムの容量
%のような因子を調節又は制御して耐衝撃性及びその他
の性質の改良を達成し得るより最近開発された型の変性
ポリスチレンが包含される。これらの型のHIPSは米
国特許第4゜128.602号(Abol 1ns 、
 Katchman及びLee。
」r、)及び同第4,528.327号(Cooper
及びKatchman)明細書を包含する特許文献に記
載されており、それらの記載をこ\に引用する。
同様に本発明における使用に適する変性ポリスチレンと
して、ポリスチレン樹脂のマトリックス中に分散された
ゴムカプセル埋封ポリスチレン粒子からなる、しばしば
コアー・シェルと呼ばれる形態をした高耐衡性ポリスチ
レンが挙げられる。
この型の変性ポリスチレン樹脂の例は前述した米国特許
第4,528.327号及び同第4,513.120号
(Bennett、Jr、及びLee、Jr、)に開示
されているのでニーに引用する。
本発明に従って密着性を付与するために使用される三元
共重合体成分は一般に高耐衝撃性ポリスチレンについて
上記に概略的に述べた方法に従い、ただし重合性の極性
モノビニル化合物を反応混合物中に包含せしめるかある
いは他の成分と混合する前に共重合させるかして、製造
される。三元共重合体の製造については前掲のTrem
ontozzl及びDQQtsらの米国特許明細書の開
示事項も参照されたい。適当な三元共重合体の製造につ
いてのさらに詳細な説明は以下に示す。
これらの三元共重合体はゴムを極性及び非極性単量体と
混合し、ついでこれらの混合物をポリブタジェンゴムの
存在下で重合せしめることによって製造される。非極性
芳香族ビニル単量体は式:(式中、R3及びR4は水素
又は炭素数1〜6個の低級アルキル基から選ばれ、R5
及びR6はクロル、ブロム、水素及び炭素数1〜6個の
低級アルキル基から選ばれ、モしてR7及びR8は炭素
数1〜6個の低級アルキル基、水素及びハロゲンから選
ばれ;あるいはR5及びR6はハイドロカルビル基とと
もに連結しマナフチル基を形成してもよい)をもつもの
である。
非極性芳香族ビニル化合物の特定の例はスチレン、ブロ
ムスチレン、クロルスチレン及びα−メチルスチレンを
包含する。
三元共重合体は少なくとも一種の極性ビニル単量体を芳
香族ビニル化合物、好ましくはスチレン、とジエンゴム
との混合物中に含めることによって製造される。
密着増進用の三元共重合体中に使用し得る極性モノビニ
ル化合物は一般に個々特定の場合に応じて炭素−酸素も
しくは炭素−窒素二重結合又は三重結合を有する官能性
基を有する。か\る極性ビニル単量体の例はアクリル酸
、メタクリル酸、アルキル基中に1〜6個の炭素原子を
有する置換もしくは非置換アルキル及びアリールアクリ
レート及びメタクリレート、非置換の又は炭素数1〜6
個のアルキル基及びアリール基から選んだ置換基で置換
された無水マレイン酸を包含する。三元共重合体の製造
に使用し得る極性ビニル単量体の代表的な例はアクリロ
ニトリル、アクリル酸、無水マレイン酸、ビニルピリジ
ン、メチルメタクリレート、酢酸ビニル、グリシジルメ
タクリレート及びα−ヒドロキシエチルメタクリレート
である。
ポリフェニレンエーテル−高耐衝撃性ポリスチレン組成
物の流れ特性を改良するという追加の利点をもつ点でア
クリロニトリルが極性単量体として特に好ましい。
極性ビニル単量体は三元共重合体の全重量に基づいて約
1〜10重−%、好ましくは約3〜8重量%の量で三元
共重合体中に存在する。本発明の組成物中のポリフェニ
レンエーテル樹脂の量は組成物の合計重量に基づいて約
20〜80重−%、好ましくは約20〜80重二%であ
りそして三元共重合体の量は組成物の合計重量に基づい
て約80〜20重量%、好ましくは約60〜40重量%
である。
この型の組成物は上記した成分のほかに他の成分をさら
に含有するような処方とすることもできる。これら他の
成分はポリフェニレンエーテル樹脂混合物中に通常使用
されている、あるものは非重合体状であり、他のものは
重合体状であり得る、慣用の物質の中から選択すること
ができる。か\る他の成分の例は可塑剤、離型剤、溶融
粘度低下剤、着色剤、安定剤、酸化防止剤、無機充填剤
(たとえばクレー)、ガラス強化材、酸化チタン滑剤等
々である。これらの成分はたとえば全組成物の100重
二重量り1重量%より少ない量から50重−%より多い
量まで広範囲に変動し得る慣用的な量で使用することが
できる。
この型の組成物はさらに衝撃強さを改良する有効量の重
合体状耐衝撃性改良剤、たとえばスチレンとブタジェン
又はその水素化誘導体、すなわちスチレンとエチレン/
ブチレンとのジー又はトリーブロック共重合体のような
ゴム、スチレンブロック共重合体を含むように変性する
こともできる。
これらの組成物は任意の都合のよい方法によって好まし
くは所要の成分の予備混合物を形成し、この予備混合物
を押出機に通ずることによってコンパウンド化処理し、
かく得られる押出物を冷却しそしてそれをペレット又は
錠剤の形に切断することによって製造することができる
。ペレット化又は錠剤化された組成物はその後にたとえ
ば高温で成形することによって所望の物品に形成するこ
とができる。
本発明の組成物は熱可塑性であるので、射出成形法に使
用するのに特に適当である。これらの組成物は標準的方
法及び条件を使用して種々の形状及び寸法に成形するこ
とができそして得られる製品は良好な難燃性を有するほ
か、優れたマイグレーション抵抗性及びブルーミング抵
抗性、良好な耐熱性及び良好な毒性学的性質を具備する
という特徴ををする。
本発明に従う密着増強剤として有用な三元共重合体を得
るためにつぎの方法を使用することができる。
方法A アクリロニトリル5.1%、スチレン及びブタジェンか
らなる三元共重合体の製造 (実施例1及び7で使用) スチレン75%、トルエン12,5%、アクリロニトリ
ル3.5%、ポリブタジェン7.5%(Polysar
 lnc、製“タフテン(Taktene ) ” 1
202)、鉱油164%及び酸化防止剤0.07%(チ
バ・ガイギー社製“イルガノックス(I rgan。
x)1076”)の混合物を加熱重合することによって
ゴム変性三元共重合体を製造した。重合は原料混合物を
13.6ml/分の割合で直列に配置された3基の撹拌
されつつある反応器からなる反応器列にポンプ送入する
ことによって行なった。
各反応器は温度制御されている3個の帯域を含んでおり
各帯域の容積は0.681である。これらの反応帯域の
温度は順次114℃、123℃、125℃、136℃、
140℃、147℃、141℃、146℃、164°C
とした。最後の反応器からの生成物を脱揮発物用押出機
に送入し、そこで未反応単量体及びトルエンを除去しそ
して生成物を押出しかつペレットに形成した。ペレット
は共重合されたアクリロニトリル5.1%を含有するこ
とが確認された。
方法B スチレン、アクリロニトリル及びブタジェンからなる三
元共重合体の製造 (実施例2及び9で使用) スチレン79%、トルエン10%、アクリロニトリル5
%、ポリブタジェン5%(Poiysar Inc。
製“タフテン”1202)、鉱油0.98%及び“イル
ガノックス“ 1076 (チバ・ガイギー社製)0.
02%の混合物を加熱重合することによってゴム変性三
元共重合体を製造した。重合は原料混合物を17m1/
分の割合で3基の撹拌されつつある反応器を直列に配置
してなる反応器列にポンプ送入した。各反応器は各帯域
容積0.681>をもつ温度制御された3個の帯域を含
むものであった。これらの反応帯域の温度は順次113
℃、123℃、124℃、131℃、131℃、1%℃
、128℃、132℃、130℃とした。最後の反応器
からの生成物を脱揮発物用押出機に送太し、そこで未反
応単量体及びトルエンを除去しそして生成物を押出しか
つペレットに形成した。
これらのペレットは共重合されたアクリロニトリ、 ル
662%を含むことが確認された。
方法C スチレン、アクリロニトリル及びブタジェンからなる三
元共重合体の製造(実施例6で使用)スチレン75%、
トルエン12.5%、アクリロニトリル3.5%、ポリ
ブタジェン7.5%(Polysar Inc、製、“
タフテン”1202)、鉱油1.4%及び“イルガノッ
クス° 1076 (チバ・ガイギー社製)0.07%
の混合物を加熱重合することによってゴム変性三元共重
合体を製造した。重合は原料混合物を9.6ml/分の
割合で3基の撹拌されつつある反応器を直列に配置して
なる反応器列にポンプ送入することによって行なった。
各反応器は各帯域容積が0.681である温度制御され
た3個の帯域を含むものであった。
これらの反応帯域の温度は順次118℃、123’C,
128℃、132°C,138℃、140℃、146℃
、150℃、167℃とした。最後の反応器からの生成
物を脱揮発物用押出機に送太し、そこで未反応単量体及
びトルエンを除去しそして生成物を押出しかつペレット
に形成した。これらのペレットは共重合されたアクリロ
ニトリル4゜6%を含むことが確認された。
方法D スチレン、アクリロニトリル及びブタジェンからなる三
元共重合体の製造(実施例8で使用)スチレン75%、
トルエン12.5%、アクリロニトリル3.5%、ポリ
ブタジェン7.5%(Polysar Inc、製“タ
フテン−1202)、鉱油164%及び“イルガノック
ス” 1076 (チバ・ガイギー社製)0.07%の
混合物を加熱重合することによってゴム変性三元共重合
体を製造した。重合は原料混合物を13.2ml/分の
割合で3基の撹拌されつつある反応器を直列に配置して
なる反応器列にポンプ送入することによって行なった。
各反応器は各帯域容積が0.681である温度制御され
た3個の反応帯域を含んでいた。これらの反応帯域の温
度は順次に111℃、123℃、128℃、135℃、
140℃、146℃、136°C,140℃、158℃
であった。最後の反応器からの生成物を脱揮発物用押出
機に送入し、そこで未反応単量体及びトルエンを除去し
そして生成物を押出しかつペレットに形成した。これら
のペレットは共重合されたアクリロニトリル5゜9%を
含むことが確認された。
方法E スチレン、アクリル酸及びブタジェンからなる三元共重
合体の製造(実施例10で使用)スチレン77.7%、
トルエン10%、アクリル酸3%、ポリブタジェン7.
5%(Polysar InC1製“タフテン“120
2)、鉱油1.7%及び“イルガノックス“ 1076
 (チバ・ガイギー社製)0.07%の混合物を加熱重
合することによってゴム変性三元共重合体を製造した。
重合は原料混合物を10.6ml/分の割合で3基の撹
拌されつつある反応器を直列に配置してなる反応器列に
ポンプ送入することによって行なった。各反応器は各帯
域容積が0.68fである温度制御された3個の反応帯
域を含むものであった。反応帯域の温度は順次100℃
、104℃、105℃、115℃、123℃、125℃
、123℃、1%℃、125℃であった。最終反応器か
らの生成物を脱揮発物用押出機に送入し、そこで未反応
単量体及びトルエンを除去しそして生成物を押出しかつ
ペレットに形成した。これらのペレットは共重合された
アクリル酸4.3%を含有することが確認された。
方法F スチレン、アクリル酸及びブタジェンからなる三元共重
合体の製造(実施例3で使用)スチレン、77.7%、
トルエン10%、アクリル酸3%、ポリブタジェン7.
5%(PolysarInc、製、“タフテン”120
2)、鉱油1.7%及び“イルガノックス“ 1076
 (チバ・ガイギー社製)0.07%の混合物を加熱重
合することによってゴム変性三元共重合体を製造した。
重合は原料混合物を9.8ml/分の割合で3基の撹拌
されつつある反応器を直列に配置してなる反応器列にポ
ンプ送入することによって行なった。各反応器は各帯域
容積が0.68fである温度制御された3個の帯域を含
むものであった。反応帯域の温度は順次に100°C,
103℃、106℃、127℃、124℃、125℃、
124℃、132℃、129℃であった。最後の反応器
からの生成物を脱揮発物用押出機に送り、そこで未反応
単量体及びトルエンを除去しそして生成物を押出しかつ
ベレットに形成した。これらのベレットは共重合された
アクリル酸4.3%を含むことが確認された。
方法G スチレン、メタクリル酸及びブタジェンからなる三元共
重合体の製造 (実施例4及び11で使用) スチレン77.7%、トルエン10%、メタクリル酸3
%、ポリブタジェン7.5%(PolysarInc、
製“タフテン” 1202)、鉱油1. 7%及び“イ
ルガノックス”  1076 (チバφガイギー社製)
0.07%の混合物を加熱重合することによって二つの
ゴム変性三元共重合体を製造した。
重合は原料混合物を10m1/分の割合で3基の撹拌さ
れつつある反応器を直列に配置してなる反応器列にポン
プ送入することによって行なった。各反応器は各帯域容
積が0.681である温度制御された3個の帯域を含む
ものであった。反応帯域の温度は順次に101℃、10
4℃、106℃、127℃、125℃、124℃、12
3℃、132℃、130であった。最終反応器からの生
成物を脱揮発物用押出機に送入し、そこで未反応単量体
及びトルエンを除去しそして生成物を押出しかつベレッ
トに形成した。これらのベレットは共重合されたメタク
リル酸4,2%を含むことが確認された。
方法H スチレン、無水マレイン酸及びブタジェンからなる三元
共重合体の製造 (実施例5及び12で使用) スチレン77.7%、トルエン10%、無水マレイン酸
3%、ポリブタジェン7.5%(Polysar In
c、製“タフテン”1202)、鉱油1.7%及び“イ
ルガノックス” 1076 (チバ・ガイギー社製)0
.07%の混合物を加熱重合することによって二つのゴ
ム変性三元共重合体を製造した。
重合は原料混合物を9.4ml/分の割合で3基の撹拌
されつつある反応器を直列に配置してなる反応器列にポ
ンプ送入することによって行なった。
各反応器は各帯域容積が0.611である温度制御され
た3個の帯域を含むものであった。反応帯域の温度は順
次に88℃、104℃、108℃、1%℃、124℃、
124℃、123℃、132℃、130℃であった。最
終反応器からの生成物を脱揮発物用押出機に送入し、そ
こで未反応単量体及びトルエンを除去しそして生成物を
押出しかつベレットに形成した。これらのベレットは共
重合された無水マレイン酸5,0%を含むことが確認さ
れた。
方法■ 高耐衝撃性ポリスチレンの製造 (比較例IA”及び6A”で使用) スチレン78.5%、トルエン12.4%、ポリブタジ
ェン765%(Polysar Inc、製“タフテン
” 1202)、鉱油1.596及び“イルガノックス
” 1076 (チバ・ガイギー社製)0.0796の
混合物を加熱重合することによってゴム変性ポリスチレ
ンを製造した。重合は原料混合物を3基の撹拌されつつ
ある反応器を直列に配置してなる反応器列にポンプ送入
することによって行なった。各反応器は各帯域容積が0
.6Elである温度制御された3個の帯域を含むもので
あった。これらの反応帯域の温度は順次に124℃、1
30℃、130℃、139℃、134℃、142℃、1
47℃、147℃、160℃、165℃であった。最終
反応器からの生成物を脱揮発物用押出機に送入し、そこ
で未反応単量体及びトルエンを除去しそして生成物を押
出しかつペレットに形成した。
方法J 高耐衝撃性ポリスチレンの製造 (比較例13B!及び14B8で使用)スチレン76.
9%、トルエン13.7%、ポリブタジェン7、 89
6 (Polysar Inc、製“タフテン”120
2)、鉱油1.6%及び“イルガノックス11076 
(チバ・ガイギー社製)0.07%の混合物を加熱重合
することによってゴム変性ポリスチレンを製造した。重
合は原料混合物を378g/分の割合で4基の撹拌され
つつある反応器を直列に配置してなる反応器列にポンプ
送入することによって行なった。最初の3基の反応器は
各帯域容積が241である温度制御された3個の帯域を
含むものでありそして最後の反応器は241の帯域1個
を含むものであった。これらの反応帯域の温度は順次に
125℃、130℃、135℃、139℃、145℃、
155℃、160℃、165℃、175℃、180℃で
あった。最後の反応器からの生成物をフラッシュタンク
に送入してそこで未反応単量体及びトルエンを除去した
生成物は押出しかつペレットに形成した。
方法に スチレン、アクリロニトリル及びポリブタジェンからな
る三元共重合体の製造 (実施例13.14及び15で使用) スチレン74.7%、トルエン10.3%、アクリロニ
トリル5.0%、ポリブタジェン8.3%(Polys
ar Inc、製“タフテン”1202)、鉱油1.6
%及び“イルガノックス1076 (チバ・ガイギー社
製)0.07%の混合物を加熱重合することによってゴ
ム変性三元共重合体を製造した。重合は原料混合物を3
78g/分の割合で4基の撹拌されつつある反応器を直
列に配置してなる反応器列にポンプ送入することによっ
て行なった。最初の3基の反応器は各帯域容積が241
である温度制御された3個の帯域を含むものでありそし
て最後の反応器は241の帯域1個を含むものであった
。これらの反応帯域の温度は順次に112℃、 118
℃、 125℃、125℃、 130℃、135℃、 
145℃、 155℃、165℃、175℃であった。
最後の反応器からの生成物をフラッシュタンクに送入し
、そこで未反応単量体及びトルエンを除去した。ついで
生成物を押出しかつペレットに形成した。これらのペレ
ットは共重合されたアクリロニトリル6.7%を含むこ
とが確認された。
特定の実施態様の開示 以下、本発明を好ましい又は最良の実施態様についてさ
らに説明する。
所要成分を乾式混合し、該混合物を約570下の溶融温
度で28mn+のウニルナ−・ブライプラー(Wern
er−Pf’1ciderer )型二軸スクリュー押
出機に通送することによってコンパウンド処理し、得ら
れる押出体を冷却しそしてペレットに切断することによ
って成形用組成物を製造した。得られるペレットを50
0下の溶融温度及び170下の成形温度条件の4オンス
のニューバリー(Ncwbury )型射出成形機を用
いて2.5インチ厚の小型試験片に成形した。これらの
標準試験棒を“リリー(LHly )” 1102D、
  “イースタンケムラック(the Eastern
 Chemlac ) ’ T 1450.  ”ラフ
イ&スワンソン(the Raf’[’1and Sw
anson’ 9660−30、“シャーウィン ウィ
リアムス(the 5herv1n Williams
) ” F 63 A C16及び“レッド スポット
(the Red 5pot) ” % g −S L
−20005及び21282塗料系・を用いて塗装した
塗料の塗布要領はつぎのとおりである。
(i)SV3765溶剤混合物で100%稀釈;(ii
 )空気噴霧35psi; (iii)150”Fで15分間強制乾燥;及び(iV
)乾燥膜厚0. 8〜1.0ミルイースタン ケムラッ
クT1450二成分系ポリウレタン (i)T1500 1容量部を触媒として使用;(ii
)T1470溶剤混合物で30%稀釈;(iii)空気
噴霧50psl; (iV)150丁で30分間強制乾燥;および(V)乾
燥膜厚1.0〜1.3ミル リリー1102Dウレタンエナメル (i)8部に対して1部の666触媒を使用;(ii)
75516−1014溶剤混合物で50%稀釈; (ii )空気噴霧50psl; (iV)150″Fで20分間強制乾燥;及び(V)乾
燥膜厚0.8−1.0ミル ラフイ&スワンソン9660−30水稀釈性エナメル (i)水で10%稀釈; (ii )空気噴霧50psi; (iii)150下で40分間強制乾燥;及び(iV)
乾燥膜厚0. 8−1. 0ミル密着性の試験はANS
I/ASTM  D3359一方法Bに従って行なった
。ある特定の場合には、塗料を施し試片をさらに規定さ
れるごとく水中に96時間及び240時間浸漬し又は湿
分に暴露した。塗料の密着性は“0“〜“5°の尺度で
評価した。評点“0”は密着性が完全に失なわれたこと
を示し、したがってそれ以上の測定、たとえば水浸漬に
よる測定の必要はないことを示す。
実施例1−5 ポリ(2,5−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル
)およびゴム変性スチレン−ブタジェン三元共重合体か
らなる組成物を製造し、成形しそして試験した。これら
の組成物は難燃化剤としてトリフェニルホスフェートを
倉荷していた。比較の目的で、−例ではこの比較例CI
A”)のために製造した高耐衝撃性ポリスチレンを、別
の例(5A”)では商業的に入手し得る高耐衝撃性ポリ
スチレン、すなわちアメリカン・ヘキスト社製FG83
4を用いて組成物を製造した。使用した組成物及び得ら
れた結果を第1表に示す。
第1表に示されるごとく、本発明に従う実施例1−5か
ら得られる当初の密着性試験結果は対照比較例IA”及
び5A”と比較して差異のもっとも顕著なレッドスポッ
ト塗料系において著しくより良好な結果を示した。さら
に、実施例1−5の密着特性は水浸漬96時間後におい
ても対照比較例と比較して著しく優れていた。
これらの試験片を加熱撓み温度、引張り強さ、曲げ強さ
及び燃焼性試験を包含する標準的な物理的及び熱的強度
試験に供した。これらの測定値はいずれも商業的に入手
し得るエンジニアリング熱可塑性プラスチックスについ
て予想される範囲内の満足なものであった。
実施例6−12 実施例1−5に述べたと同様にして、ただし第2表に示
した処方に従ってかつ難燃化剤を除外して成形用組成物
を製造した。比較例12八〇で使用した対照用の高耐衝
撃性ポリスチレンはアメリカンヘキスト社製FG834
であった。これらの組成物を成形しそして塗料密着性に
ついて試験した。使用した処方及び得られた結果を第2
表に示す。
第2表に示されるごとく、本発明に従う成形物品の当初
の密着性及び水中に96時間浸漬した後の密着性はHI
PSを含むが極性ビニル単量体を含まない組成物から製
造された成形物品の密着性に対していずれも明らかに優
れていた。
実験結果はさらに、アクリロニトリル含有三元共重合体
を使用した実施例5−9のフローチャネル値(i3,5
−14インチ)は極性ビニル単量体を含まない共重合体
を使用した対照比較例6A8及び12A”のフローチャ
ネル値(i2゜5及び12.75インチ)よりも優れて
いることを示した。したがって、スチレン−ブタジェン
重合体中へのアクリロニトリルの配合はポリフェニレン
エーテル含有組成物の流れ特性を改良するという追加の
利益を与える。
実施例1−5におけると同様に、実施例6−12の組成
物から成形された物品は対応するエンジニアリング熱可
塑性プラスチックスが保有しているすべての他の重要な
物理的及び熱的性質を保有していた。
実施例13−14 実施例1−5に述べたと同様の方法で、たソし第3表に
示した処方に従ってかつ種々の難燃化剤を配合しかつ5
3mmのウニルナ−・ブライプラー型押出機を用いて組
成物を製造した。これらの実施例では、三元共重合体は
スチレン、6.7%のアクリロニトリル及びブタジェン
からなるものを用いた。アクリロニトリルを含まない対
照組成物も使用し、比較例13B!及びiB”について
はこれらの比較例のために特別に製造したゴム変性ポリ
スチレンを、また比較例13A8及び14A8について
は商業的に入手し得るブタジェンゴム変性ポリスチレン
、すなわちアメリカン・ヘキスト社製のFG840を使
用した。これらの組成物を成形しそして塗料の密着性に
ついて試験した。
使用した処方及び得られた結果を第3表に示す。
第3表において明らかに実証されるごとく、単に本発明
に従う三元共重合体を添加することによって満足な塗料
密着性が達成された(当初の試験及び10日間の水浸漬
後に評点“5″)。従来技術による組成物は密着性を全
く与えなかった。
物理的性質及び耐熱性についての試験により、すべての
商業的に重要な性質に本発明の組成物において満足に保
有されていることが確認された。
実施例 15 実施例1−5に述べたと同様の方法によって、ただし第
4表に示す処方に従ってかつ難燃化剤としてポリ(ジブ
ロムスチレン)を用いて成形用組成物を製造した。本実
施例においては、実施例13及び14と同様に、アクリ
ロニトリルを含まない三元共重合体を用いかつホスフェ
ート型難燃化剤を用いた組成物も対照比較例とした。こ
れらの組成物を523下の溶融温度及び150下の成形
温度を用いて成形しそして塗料密着性を試験した。
本発明に従う三元共重合体を含む組成物はフローチャネ
ル値20.6インチをもち、これは対照組成物のフロー
チャネル値17.9インチよりも著しく良好であった。
使用した組成物及び得られた結果を第4表に示す。
前記の結果は本発明に従う三元共重合体を含む組成物を
用いた実施例のみがもっとも差異が明確な塗料系、すな
わちレッド スポット%g5Lについて満足な塗料密着
性を有していたことを示している。
前述した実施例及び試験結果は本発明に従えば改良され
た塗装性及び塗料密着性をもつポリフェニレンエーテル
組成物が得られるに加え、スチレン−ジエンゴム−共単
量体からなる重合体を合成するために極性ビニル単量体
を使用することによって熱間箔押しに使用し得る組成物
を提供し得ることを明らかに実証している。
上述した詳細な説明に基づいて、本発明における多数の
変形は当業者には明らかであろう。たとえば、ポリ(2
,5−ジメチル−1.4−)ユニレンエーテル)の代り
にポリ(2,5−ジメチル−コー2. 3. 6−トリ
メチル−1.4−)ユニレンエーテル)を使用すること
ができる。またスチレンをビニルトルエン又はジブロム
スチレンによって部分的に又は全部代替することもでき
る。
さらに、ポリブタジェンの代りにポリイソプレンを使用
することができる。
すべてのか\る自明の変更は勿論本発明の範囲内のもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの工程: (i)通常は塗料に対して抗密着性である熱可塑性ポリ
    フェニレンエーテル樹脂の単独又はそれとスチレン樹脂
    との混合物に、非極性芳香族モノビニル化合物、極性モ
    ノビニル化合物及びジエンゴムの単位からなる高耐衝撃
    性ゴム変性三元共重合体樹脂を塗料に対する密着性を促
    進する有効量で添加して成形性の混和組成物を得る工程
    ; (ii)該成形性組成物を成形物品に転化する工程;及
    び (iii)その後に該成形物品に装飾用塗料又は保護用
    塗料を塗布して改良された密着性をもつ塗膜を形成する
    工程; からなる装飾用被覆又は保護用被覆をもつ成形物品の製
    造法。 2、極性モノビニル化合物が少なくとも1個の炭素−酸
    素又は炭素−窒素結合をもつ特許請求の範囲第1項記載
    の製造法。 3、極性モノビニル化合物がアクリロニトリル、アクリ
    ル酸、メチクリル酸、無水マレイン酸、ビニルピリジン
    、メチルメタクリレート、酢酸ビニル、グリシジルメチ
    クリレート、α−ヒドロキシエチルメタクリレート又は
    それらの任意の混合物から選ばれる特許請求の範囲第2
    項記載の製造法。 4、ジエンゴムがポリブタジエンである特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。 5、非極性芳香族モノビニル化合物がスチレンである特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。 6、該成形性の混和組成物中に難燃化有効量の難燃化剤
    を含有する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 7、該成形性の混和組成物を三元共重合体及びポリフェ
    ニレンエーテル樹脂又はポリフェニレンエーテル樹脂と
    スチレン樹脂の混合物を溶融混和することによって形成
    する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 8、三元共重合体を含む第一の溶液とポリフェニレンエ
    ーテル樹脂を含む第二の溶液とを形成し、該第一の溶液
    と第二の溶液とを混合して混合溶液を形成しそしてそれ
    から溶剤を除去して該混合溶液を成形用混和組成物に転
    化することによって該成形性の混和組成物を得る特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。 9、三元共重合体中の極性ビニル単量体含量が三元共重
    合体の全重量に基づいて約1〜約10重量%である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 10、極性ビニル単量体含量が約3〜8重量%である特
    許請求の範囲第9項記載の製造法。 11、成形性の混和組成物中のポリフェニレンエーテル
    樹脂含量が該組成物の全重量に基づいて約80〜20重
    量%でありそして該組成物中の三元共重合体含量が同一
    基準で約20〜80重量%である特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。 12、該組成物中のポリフェニレンエーテル樹脂含量が
    該組成物の全重量に基づいて約60〜40重量%であり
    そして該組成物中の三元共重合体含量が同一基準で約4
    0〜50重量%である特許請求の範囲第11項記載の製
    造法。 13、ポリフェニレンエーテルが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、各単位中の各Q^1はそれぞれ水素、ハロゲン
    、7個までの炭素原子を含む第1級又は第2級アルキル
    、フェニル、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン又は
    窒素原子をベンゼン環から分離しているハロアルキルも
    しくはアミノアルキル、炭化水素オキシ又は少なくとも
    2個の炭素原子がハロゲン原子と酸素原子を分離してい
    るハロ炭化水素オキシ基を表わし;そして各Q^2はそ
    れぞれ水素、ハロゲン、Q^1について定義した如き、
    第1級又は第2級低級アルキル、フェニル、ハロアルキ
    ル、炭化水素オキシ又はハロ炭化水素オキシ基を表わす
    ]の構造単位を含有する単独重合体又は共重合体である
    特許請求の範囲第1項記載の製造法。 14、ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチ
    ル−1,4−フェニレンエーテル)である特許請求の範
    囲第1項記載の製造法。 15、ポリ(2,5−ジメチル−1,4−フェニレンエ
    ーテル)がクロロホルム中で25℃で測定して約0.4
    〜0.5dl/gの固有粘度を有する特許請求の範囲第
    14項記載の製造法。 16、ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチ
    ル−コ−2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレン
    エーテル)である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 17、該成形性の混和組成物がさらに極性モノビニル化
    合物を含まない高耐衝撃性ゴム変性ポリスチレンを含有
    する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 18、特許請求の範囲第1項記載の方法によって製造さ
    れた強固に密着した装飾用被覆又は強固に密着した保護
    用被覆を有する物品。 19、密着性の評点がASTM標準試験法D3359−
    76の方法B−クロスカットテープ試験において少なく
    とも5である特許請求の範囲第18項記載の物品。
JP62210389A 1986-09-05 1987-08-26 装飾用及び保護用被覆に対する改良された密着性を有するポリフェニレンエ−テル樹脂組成物 Pending JPS63118366A (ja)

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