JPS631991Y2 - - Google Patents

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JPS631991Y2
JPS631991Y2 JP1982074450U JP7445082U JPS631991Y2 JP S631991 Y2 JPS631991 Y2 JP S631991Y2 JP 1982074450 U JP1982074450 U JP 1982074450U JP 7445082 U JP7445082 U JP 7445082U JP S631991 Y2 JPS631991 Y2 JP S631991Y2
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JP
Japan
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mounting
panel board
piece
hole
equipment
Prior art date
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JP1982074450U
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English (en)
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JPS58177092U (ja
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Publication date
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Priority to JP7445082U priority Critical patent/JPS58177092U/ja
Publication of JPS58177092U publication Critical patent/JPS58177092U/ja
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Publication of JPS631991Y2 publication Critical patent/JPS631991Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗濯機等で用いるタイマーやブザー等
の機器をパネル板に取付ける機器の取付装置の改
良に関する。例えば洗濯機でタイマーやブザー等
をコントロールボツクスのパネル板に取付ける場
合、従来はパネル板にボスを一体形成しておき、
このボスを利用してタイマーやブザー等の取付脚
をネジで止着していた。しかし、ネジによる止着
作業は位置決め、ネジ螺合と云う各作業を両手を
用いて行なうので面倒で且つ手間がかかつた。そ
こで、パネル板に嵌合凹部を有する一対の保持部
を形成し、タイマーやブザー等の機器を一方向か
ら回動させてその取付脚を嵌合凹部に嵌合させる
ものが考えられた。この場合、再び逆方向に回動
させると外れてしまうので、取付脚の係合凹所
(或いは孔)に保持部の係合片に予め形成した突
起を係入させ、嵌合後の取付脚を逆回動しないよ
うに止めている。又、保持部の係合片に予めスト
ツパーを形成し、このストツパーを越えて回動し
た取付脚を逆方向から押さえている。そして、こ
の従来例に於ける突起、ストツパーは一方向回動
する取付脚を部分的に或いは全部を一時的に越さ
せる必要があり、そのために突起やストツパーを
形成した係合片は弾性片から形成されている。し
かし、この係合片は機器を操作するためにパネル
板側に押圧力が加えられると、取付脚との係合を
解除する方向に弾性変形し、これがこうじると機
器がパネル板から外れてしまうことがあつた。
本考案は取付作業性を向上させるだけでなく、
更に操作力によつて機器がパネル板から外れるこ
とのないようにしたものであり、パネル板の板面
に一対の取付板を立設すると共に、この各取付板
にパネル板側から切込んだ形状の取付窓孔を形成
し、機器の取付脚をこの取付窓孔内に嵌入させた
機器の取付装置である。即ち、取付脚を嵌入させ
る取付窓孔は上部、両側部を有しているので、各
部の孔縁が互いに補強できており、操作時の押圧
力を上部孔縁で受けても取付脚が変形でもしない
かぎり、まずその脚を脱落させることがない。
又、取付板、取付窓孔、規制片をパネル板と一体
形成する場合には取付板及び規制片がパネル板に
立設される形状であると共に取付窓孔がパネル板
側から切込んだ形状であるので、成型用金型を比
較的簡単に作ることができるものである。
以下、実施例を図面に基づいて説明すると、1
は洗濯機の上面後部に横長に配設されたコントロ
ールボツクスの前面を構成する横長のパネル板
で、透孔2を形成すると共に、裏面の透孔周囲に
は二重環状に第1,第2の規制片3,4を低く立
設している。尚、内側の第2規制片4の方が外側
の第1規制片3よりも低い。
5,5はパネル板1の裏面の透孔2を挾んだ位
置に高く立設された一対の方形状の取付板で、パ
ネル板長手方向に斜交する線上で互いに対向して
おり、各々パネル板側(基部)から四角に切込ん
だ形状の取付窓孔6,6を形成し、この孔をパネ
ル板長手方向で対向させている。7,7はパネル
板裏面の取付窓孔6,6に内側から対面する位置
に立設された一対の方形状の支持片で、その上端
8,8を取付窓孔6,6の上部孔縁9,9よりも
後述の取付脚の厚み分だけ低くしている。
ここで、上記パネル板1、透孔2、第1,第2
規制片3,4、一対の取付板5,5、一対の取付
窓孔6,6、一対の支持片7,7は、成型用穴1
0,10を利用し樹脂によつて一体成型してあ
る。
11はタイマー、ブザー等の機器で、両側部に
細長板状の取付脚12,12を突設して取付板
5,5間の間隔よりも長くなつている。13は機
器11の操作軸に止着された操作ツマミで、基部
には第1規制片3の内径とほぼ同径の外径を有す
る円盤状鍔片14を一体形成している。ここで、
上記取付脚12,12の巾は取付窓孔6,6の巾
とほぼ同一にしてある。
尚、15はパネル板1の表面に貼着された化粧
板で、機器11のための適当な表示を印刷してあ
り、又上記透孔2や成型用穴10,10を隠して
いる。
次に、上記機器11をパネル板1に取付ける手
順について説明すると、まず機器11に操作ツマ
ミ13を止着しておき、斯る機器11を片手で持
つてパネル板1の裏面から透孔2及び第1,第2
規制片3,4に当てがう。この時には取付脚1
2,12を取付板5,5から離れた位置に置く。
操作ツマミ13は透孔2からパネル板1の表面に
突出し、鍔片14が第2規制片4に当ると共に、
第1規制片3内に嵌合する。この結果機器11は
まず位置決めされている。そして、機器11をそ
のまま第1規制片3に沿つて回動すると、取付脚
12,12の先端が取付板5,5に当つて当該取
付板5,5を自身の弾性によつて外方に撓ませ
る。従つて、取付脚12,12は復帰方向に弾力
を受けているが、その力に抗して更に回動すると
支持片7,7の上端8,8に乗り、そこで支持さ
れつつ取付窓孔6,6内の上部に嵌入する。この
嵌入によつて取付板5,5は復帰し、取付脚1
2,12を取付窓孔6,6の上部孔縁9,9によ
つて上部から押え、両側孔縁によつて回動を押え
る。従つて、取付脚12,12は、下方への動き
は第2規制片4若しくは支持片7,7の上端8,
8によつて規制され、上方への動きは上部孔縁
9,9によつて規制され、回動は両側孔縁によつ
て規制され、更にパネル板1の板面に沿つた動き
は第1規制片3によつて規制されている。
この機器11を修理等のために外す時には取付
板5,5を外方に撓ませて取付脚12,12を取
付窓孔6,6から外せば良い。
第2規制片4と鍔片14とのギヤツプは支持片
7,7の高さを調節することによつて調整できる
が、このギヤツプはツマミ13の回動を邪魔せず
に、洗濯水の浸入を阻止できる程度に設定するの
が良い。又、鍔片14と第1規制片3間のギヤツ
プも同様であるが、ツマミ13の鍔片14をこの
ように位置決め等に用いると、ツヤミ13の操作
性が損なわれやすい。従つて、その場合には機器
本体に鍔片に代る部片を設けるのが良い。又、そ
うすれば上記鍔片14を有しないツヤミ13を機
器取付後にパネル板1の表面から自由に取付ける
ことができる。ただ、本実施例はツマミ13が機
器11から非常に抜けにくい構造であるから、機
器11が作動時に振動を発生するブザーである場
合に好適である。
又、洗濯水の浸入に対するシール構造が他に在
る場合には、第1,第2規制片3,4を点在する
小片群から形成して鍔片14との摩擦を減少し、
ツマミ13の操作性を向上させても良い。
尚、上記支持片7,7の一方の肩部には回動し
た取付脚12,12を上端8,8に導入しやすい
ようにテーパ面16,16を形成しておく。
以上のように本考案による機器の取付装置は、
取付作業性を向上すると同時に機器操作時に機器
の脱落を防ぐことができ、又、取付板や取付窓孔
等を簡単に作ることができ、極めて実用的なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による機器の取付装置に於ける
取付状態の平面断面図、第2図はパネル板裏面の
斜め後方からの斜視図、第3図は取付手順を示す
背面図である。 1……パネル板、3,4……第1,第2規制
片、5……取付板、6……取付窓孔、7……支持
片、8……上端、9……上部孔縁、11……機
器、12……取付脚、13……操作ツマミ、14
……鍔片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイマー、ブザー等の機器をパネル板に取付け
    るものに於いて、上記パネル板に上記機器を回動
    可能に位置決めする規制片と、互いの板面が間隔
    を置いて対向する一対の取付板とを立設すると共
    に、上記各取付板にはパネル板側から切込んだ形
    状の取付窓孔を形成し、上記機器の両側部には上
    記各取付板に弾力的に当接して各取付窓孔内に嵌
    入される取付脚を突設したことを特徴とする機器
    の取付装置。
JP7445082U 1982-05-20 1982-05-20 機器の取付装置 Granted JPS58177092U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7445082U JPS58177092U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 機器の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7445082U JPS58177092U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 機器の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58177092U JPS58177092U (ja) 1983-11-26
JPS631991Y2 true JPS631991Y2 (ja) 1988-01-19

Family

ID=30083880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7445082U Granted JPS58177092U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 機器の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58177092U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746959Y2 (ja) * 1978-05-30 1982-10-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58177092U (ja) 1983-11-26

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