JPS63198680A - 4h−キノリジン−4−オン誘導体 - Google Patents

4h−キノリジン−4−オン誘導体

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JPS63198680A
JPS63198680A JP3060387A JP3060387A JPS63198680A JP S63198680 A JPS63198680 A JP S63198680A JP 3060387 A JP3060387 A JP 3060387A JP 3060387 A JP3060387 A JP 3060387A JP S63198680 A JPS63198680 A JP S63198680A
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nmr
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quinolidin
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Kiichi Kurashina
倉科 喜一
Hiroshi Miyata
宮田 廣志
Denichi Momose
傳一 百瀬
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Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は免疫グロブリンB(以下1gBという)抗体産
生抑制作用を有し、IglEに起因する疾患、例えばあ
る種の気管支喘息、鼻炎、皮膚炎、過敏症等の治療剤と
して有用な新規な4H−キノリジン−4−オン誘導体に
関するものである。
従来の技術 免疫グロブリン(以下1gという)は生体の免疫反応を
司るたん白としてよく知られている。近年、この免疫グ
ロブリンクラスの1つであるIgBが種々の疾患、例え
ばある種の気管支喘息、鼻炎、皮膚炎、過敏症等の原因
物質であることが明らかになって以来、IgB抗体産生
を抑制する化合物は、それらの疾患の原因療法的な治療
剤として有用であるとしてその出現が嘱望されている。
これまで、Igε抗体産生を抑制する化合物としていく
つかの化合物が見出され、報告されている。
しかしながら、いずれも免疫前、免疫時あるいは免疫直
後に投与して、免疫応答誘導期でのIgB抗体産生に対
する抑制効果が認められているのみで、その後の長期に
わたる持続的なIgB抗体産生に対する作用については
確言忍されていない〔日本特許公開公報昭54−130
516号、開明62−76号等〕。
本発明のような4H−キノリジン−4−オン誘導体とし
て、一般式 (式中のRはメチル基またはエチル基である)で表され
る化合物が既に知られている(薬学雑誌、89巻、2号
、203〜208ページ、1969年)。しかしながら
、これらの化合物は単に合成上の興味から合成されたも
ので、その薬理作用については全く開示されていない。
また、式 で表される化合物が抗腫瘍活性を示すことが報告されて
いるが、他の作用、特にIgε抗体産生抑制作用につい
ては全く開示されていない(薬学雑誌97巻、9号、1
039〜1045ページ、1977年)。
さらに、一般式 (式中のR1′はカルボキシ基、アミド化されたカルボ
キシ基、シアン基、チオカルバモイル基またはテトラゾ
リル基、R′7は水素またはアリール基、R12は水素
、ヒドロキシ基、低級アルキル基または低級アルコキシ
基、R13は水素、ヒドロキシ基、低級アルキル基、低
級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基、適当な置換
基を有していてもよいアリール基、アリールチオ基、ア
ロイル基、アル(低級)アルキル基、アレーンスルホニ
ル基、適当な置換基を有していてもよいアリールアミノ
基またはアリールオキシ基をそれぞれ意味し、R12お
よびR13はキノリジノン環のいかなる位置にも位置す
ることができ、かつ互いに結合して、−CH2C)12
CH2−、−C1l=CH−または−CH=CH−C)
l=cH−を形成することができる)で表される化合物
が、ラットを用いた水浸拘束ストレス潰瘍実験および受
身皮膚アナフィラキシ−反応に対してそれぞれ抑制作用
を有することが報告されているが、IgB抗体産生に対
する作用1こついては全く開示されていない(日本特許
公開公報昭60−222482号)。
発明が解決しようとする問題点 IgBはある種の条件下で抗原感作によりその産生が誘
導され、その産生はその後長期にわたり持続することが
動物実験で確認されている〔イムノロジー(Immu’
nology) 、21巻、11〜15ページ、197
1年〕。
臨床上でも、気管支喘息などの疾患患者においては、特
異抗原に対するIgB抗体の持続的産生が認められる例
が多いことが報告されている。
従って、IgBに起因する疾患の治療に用いるIgB抗
体産生抑制剤は免疫応答誘導期でのIgB抗体産生のみ
ならず、その後の持続的なIgE抗体産生を抑制するも
のでなければならない。
また、免疫グロブリンクラスの中にはIgBのほかに各
種のグロブリンがあり、これらは生体防禦に詔いて重要
な働きをするものがほとんどである。
例えば、免疫グロブリンの中では最も大量に産生される
免疫グロブリンG (IgG)などが感染防禦において
重要な働きをすることはよく知られている。
IgE抗体産生を抑制する場合、このような他の免疫グ
ロブリンの抗体産生に対しては影響を与えないこともま
た必要である。
Igll!抗体がある種の気管支喘息、鼻炎、皮膚炎、
過敏症などの惹起抗体であることが明らかにされて以来
、Iglli抗体産生抑制剤に関する研究が多く行われ
ているが、これまでIgB抗体産生を抑制すると報告さ
れている化合物はすべて、免疫前、免疫時あるいは免疫
直後に投与され、免疫応答誘導期でのTgE抗体産生を
抑制することが確認されているのみで、持続性のIgB
抗体産生に対する作用は確認されていない。また、Ig
B抗体産生に対する作用と他のIg抗体産生に対する作
用との選択性も低いものがほとんどである。
本発明の目的は、従来のIgB抗体産生抑制剤とは異な
り、感染防禦等に重要なIgG抗体等の産生にはあまり
影響を与えず、しかも持続性のIgB抗体産生に対して
作用する選択的なIgE抗体産生抑制作用を有し、Ig
Bに起因する種々の疾患治療剤として有用な新規な4H
−キノリジン−4−オン誘導体を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明者らは選択的IgB抗体産生抑制作用を有し、I
gHに起因する疾患治療剤として有用な化合物を見出す
べく鋭意研究を重ねた結果、ある種の4H−キノリジン
−4〜オン誘導体において良好な結果が得られ、その目
的を達成できることを見出し、本発明を成すに至った。
すなわち、本発明は一般式 (式中のR1およびR2は同じでも異なっていてもよく
、それぞれ水素原子、置換基を有することもある低級ア
ルキル基または低級アルケニル基、置換基を有すること
もある脂環状基、アリール基または異項環基、ただし、
R1とR2が共に水素原子である化合物を除くものであ
り R3は低級アルキル基である)で表される4H−キ
ノリジン−4−オン誘導体を提供するものである。
本発明において低級アルキル基とは炭素1〜6の直鎖状
または枝分かれ状のアルキル基を、低級アルケニル基と
は炭素数3〜6の直鎖状または枝分かれ状のアルケニル
基をそれぞれ意味する。
また、脂環状基とは、炭素数3〜10の単環または多環
式の脂環状炭化水素基、例えばシクロヘキシル基、1.
2.3.4−テトラヒドロナフチル基などを、アリール
基とはフェニル基、ナフチル基などのような芳香族炭化
水素基を、異項環基とは少なくとも1個の異種原子を含
む5〜7員環の飽和、不飽和環状基をそれぞれ意味する
本発明の一般式(I)で表される化合物は新規化合物で
あり、以下のような方法により製造することができる。
すなわち、一般式 (式中のR1およびR2は前記と同じ意味をもつ)で表
される2−ピリジルアセトアミド誘導体と、一般式 (式中のR3は前記と同じ意味をもつ)で表される化合
物とを反応させることにより製造することができる。
本発明の製造方法で出発原料として用いられる一般式(
II)の化合物は一部新規化合物が含まれるが、2−ピ
リジル酢酸と、一般式 (式中のR1およびR2は前記と同じ意味をもつ)で表
されるアミン誘導体とを用い、常法に従い反応すること
によって製造することができる〔ペプクイド(Pept
ides;  ad、  by B、  5coffo
ne、  North−Holland Pub、Co
、、 Amsterdam)、17ページ、1969年
〕。
また、もう一方の出発原料として用いられる一般式(I
II)の化合物はシアノ酢酸メチル、二硫化炭素および
一般式 %式%() (式中のR3は前記と同じ意味をもち、Xは酸残基であ
る)で表される化合物を用い、文献記載の方法あるいは
その類似方法に従って製造することができる〔ヘミッシ
ェ ベリヒテ(Chem、Ber、)  95巻、28
61〜2870ページ、1962年〕。
本発明の製造方法は既に知られた方法であり、文献記載
の方法に従い容易に行うことができる(薬学雑誌、89
巻、2号、203〜208ページ、1969年)。
本発明の製造方法を好適に実施するには、一般式(II
)の化合物とこれと等モルの一般式(III)の化合物
を不活性有機溶媒中あるいは無溶媒で、100〜120
℃で2〜10時間加熱し、常法に従い処理、精製して目
的物を得る。
本発明の一般式(I)の化合物はジニトロフェニル化し
たアスカリスたん白(DNP−As)に対してアトブチ
イブ セカンダリ−レスポンス(adoptivese
condary response)を示しているBA
LB/c系マウスの牌細胞を用いた、試験管内(in 
vitro)での1g産生量測定試験〔セルラー イム
ノロジー(Cellular Immunology)
 、58巻、188〜201ページ、1981年〕にお
いて顕著なIgB抗体産生抑制作用を示す。
本発明の一般式(I)の化合物を実際の治療に用いる場
合、適当な医薬品添加剤、例えば、賦形剤、結合剤、滑
沢剤、崩壊剤、溶解補助剤、安定化剤等を加えて常法に
従い種々の剤型、例えば散剤、錠剤、カプセル剤、シロ
ップ剤、注射剤などを調製し、経口的あるいは非経口的
に投与する。
本発明の一般式(I)の化合物の投与量または治療有効
量は対象となる患者の年令、性別、疾患の度合および治
療条件などによって変化するが、大または動物の治療に
用いる場合の1日投与量は、経口投与の場合、概ね0.
1〜IQmg/kg、非経ロ投与の場合、概ね0,02
〜5 mg / kgである。
発明の効果 本発明の一般式(I)で表される4H−キノリジン−4
−オン誘導体はDNP−Asに対してadoptive
secondary responseを示しているB
ALB/c系マウスの牌細胞を用いた1g産生量測定試
験で、10−8〜10−5g/dノ111!テ1’34
0〜80%程度c7) TgB抗体産生抑制作用を示す
実施例 本発明の内容を以下の参考例および実施例を用いてさら
に詳細に説明する。なお、各参考例および実施例中の化
合物の融点はすべて未補正である。
参考例 I N、N−ジベンジル−2−ピリジルアセトアミド2−ピ
リジル酢酸塩酸塩(413mg) 、ジベンジルアミン
(470mg) 、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(321mg)の乾燥ピリジン(5ml)溶液に1゜3
−ジシクロへキシルカルボジイミド(637■)を加え
、室温で15時間攪拌する。析出結晶をろ去後、減圧下
に溶媒を留去し、残渣を1規定塩酸に溶解する。この塩
酸溶液をジエチルエーテル(25ml)で2回洗浄した
後、2規定カセイソーダ−水溶液を加えてpH11とす
る。析出した油状物を塩化メチレン(50d)で抽出し
、無水硫酸ナリトウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し
、N、N−ジベンジル−2−ピリジルアセトアミド(4
86mg)を得る。
NMR(CDCI、) δ: 4.02(s、 28)、 4.61(d、 4
H)、 7.10〜7.41(m、 12H)、 7.
65(dt、 IH)、 8.51(d、 IH)参考
例 2 参考例1と同様にして下記化合物を得る。
(1)  N、N−ジシクロへキシル−2−ピリジルア
セトアミド NMR’(CDC13) δ:  1.00〜1.80(m、  18H)、  
2.48(m、  2H)。
2、87 (m、  IH) 、  3.70 (m、
  1)1) 、  3.90 (s。
2日)、  7.14(dd、  LH)、  7.3
4(d、  IH)、  7.62(dt、  IH)
、  8.52(d、  LH)(2)  N、N−ジ
エチル−2−ピリジルアセトアミドNl、IR(CDC
13) δ: 1.12(m、 6H)、 3.40(m、 4
)1)、 3.90(s。
2H)、 7.16(dd、 IH)、 7.38(d
、 1ll)、 7.64(dt、 1)1)、 8.
52(d、 l1l)(3)  N、N−ジイソプロピ
ルー−ピリジルアセトアミNMR(CDC1,) δ: 1.04(d、 6H)、  1.40(d、 
6H)、 3.90(s。
28)、 ?、15(dtl、 1)1)、 7.36
((1,IH)、 7.64(dt、  IH)、 8
.52(d、  IH)(4)  N、N−ジイソブチ
ル−2−ピリジルアセトアミドNMR(’CDCl、) δ: 0.83(d、 6H)、 0.91(d、 6
N>、  1.99(m。
2tl)、 3.21(d、 4H)、 3.93(s
、 2H)、4.14(dd、  LH)、 7.37
(d、 IH)、 7.62(dt、  LH>。
8.5Hd、  LH) (5)  N、N−ジヘキシルー2−ピリジルアセトア
ミドNMR(CDC13) δ: 0.88(m、 6)1)、 1.27(br、
  12H)、 1.49(m。
4H)、 3.31(m、 4H)、 3.89(s、
 2H)、 7.16(dd、 LH)、 7.37(
d、  LH)、 7.63(dt、 LH>。
8.52(d、 18) (6)N−ベンジル−N−メチル−2−ピリジルアセト
アミド NMR(CDCI、) δ:  2.95 and 3.00(s、  3)1
)、  3.97 ancl 4.00(s、  2H
)、  4.62  and  4.69(s、  2
H)、  7.08〜7.41(m、  7H)、  
7.64(m、  IH)、  8.49  and8
.54(d、  LH) NMR(CDC13) δ: 3.29(t、  2H)、  3.66(s、
  2B)、  4.04(t。
2H)、  6.57(d、  2H)、  6.68
(t、  IH)、  7.10〜7.40(m、  
9H)、  7.57(dt、  LH)、  8.4
9(d、  IH) (8)N−ベンジル−N−イソプロピル−2−ピリジル
アセトアミド NMR(CDC13) δ:  1.04 and 1.11(d、  6H)
、  3.79 and 4.06(s、  2H)、
  4.54 and 4゜62(s、  2t()、
  4.44and 4.84(m、  IH)、  
7.10〜7.70(m、  8)1)。
8.49 and 8.55(d、  IH)NMR(
CDC1,) δ:  1.05 and 1.38(d、  6fl
)、  0.90〜1.82(m。
9H)、  2.47(br、  1)1)、  2.
91 and 3J7(br。
IH)、  3.69 and 4.18(m、  L
H)、  7.15(dd。
1ft)、  7.35(d、  LH)、  7.6
3(dt、  LH>、  8.52(d、  LH) αClN−アリル−N−シクロへキシル−2−ピリジル
アセトアミド NMR(CDCIs) δ:  0.95〜1.85(m、  l0H)、  
3.85(s、  2H)。
3.88  and  4.42(m、  LH)、 
 3.97(s、  2H)。
5.00〜5.30(m、  2H)、  5.82(
m、  LH>、  7.15(m、  IH)、  
7.35(t、  IH)、  7.63(m、  1
tl)。
8、52 (m、  IH) CI)  N−(3−フェニルプロピル)−2−ピリジ
ルアセトアミド NMR(CDCI3) δ:  1.82(m、  21()、  2.59(
t、  2t()、  3.28(CI。
21()、  7.10〜7.40(m、  81()
、  7.66(dt。
III)、  8.56(d、  ill)NMR(C
DC13) δ:  1.10〜L90(m、l0H)、3.71(
s、2H)。
3.75(m、  LH)、  7.15(br、  
1B)、  7.23(dd。
1)1)、  7.32(d、  III)、  7.
69(dt、  IH)、  8.55(d、  IH
) 031N−ベンジル−2−ピリジルアセトアミドNMR
(CDC13) δ: 3.79(s、 2)1)、 4.4.7(s、
 21()、 7.17〜7.37(m、 8H)、 
7.67(dt、 II()、 8.51(d、 IH
)C4)  N−(4−アニリノフェニル)−2−ピリ
ジルアセトアミド NMR(CDC13) δ:  3.86(s、  2t()、  5.66(
br、  IH)、  6.87(t。
IH)、  6.97〜7.06(m、  4H)、 
 7.20”7.26(m、  3ft)、  7.3
1(d、  IH)、  7.44(d、  2)1)
7.70(dt、  1)1)、  8.01(br、
  11()、  8.6Hd。
LH) αS  N−(4−フェニル−2−チアゾリル)−2−
ピリジルNMR(CDCIり δ :   3.99(S、   2H)、   7.
12(s、   LH>、   7.27〜7.43(
m、 5H)、 7.72(cat、  LH)、 7
.86(d、 2H)。
8.72(dd、 LH) NMR(CDC13) δ: 1.67〜2.10(m、 4H)、 2.77
(m、 2H)、 3.78(s、 2H)、 5.1
7(m、  IH)、 7.15〜7.3:3(m。
6t()、 7.43(br、 1)1)、 7.67
(dt、 LH)。
8.46(d、 IH) NMR(CDCI3) δ: 3.83(s、 2H)、 3.90(s、 3
tl)、 4.52(d。
2H)、 7.20〜7.47(m、 5tl)、 ?
、71.(m。
1ll)、   7.82〜8.00(m、   2H
)、   8.51   and8.60(d、  H
り 参考例 3 メチル 2−シアノ−3,3−ジメチルチオアクリラ二
上 シアノ酢酸メチル9.Omj2にナトリウムメトキシド
(Na 4.20.8と53m1の無水メタノールより
合成)と二硫化炭素(5,3−)を温度を18℃以下に
保ちながら徐々に滴下する。滴下終了後、水冷下30分
攪拌し、さらにジメチル硫酸(16,5mj2)を30
分間かけて加え、室温で1時間攪拌する。反応液に水1
25 mAを加え析出した結晶をろ取、メタノールから
再結晶することによりメチル 2−シアノ−3,3−ジ
メチルチオアクリラー) (13,0g)を得る。
融  点二  85〜86℃ NMR(CDCI3) δ: 2.61(s、 3)l)、 2.78(s、 
3H)、’ 3.84(s。
3H) 実施例 I N、N−ジベンジル−2−ピリジルアセトアミド(48
6mg )とメチル 2−シアノ−3,3−ジメチルチ
オアクリラー) (312mg)の混合物を120℃で
10時間加熱後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、塩化メチレン−ジエチルエーテル−メ
タノール(1: 1 :0.2)の混合溶媒で溶出する
ことにより、3−シアノ−N、N−ジベンジル−2−メ
チルチオ−4日−キノリジン−4−オン−1−カルボキ
サミド(260+ng)を淡黄色結晶として得る。
融  点 :  85〜87℃ IR(KBr):  2210.1660.1620 
 cm−’NMR(CDC13) δ: 2.74(s、 3H)、 4.29(s、 2
)1)、 4.65(d。
01)、 5.09(d、 1tl)、 6.88(m
、 2tl)、 7.12〜7.23(m、 48)、
 7.36〜7.50(m、 6H)。
7.57(dt、 LH)、 9.15(d、 LH)
元素分析値’  (C2st(z+N30□Sとして)
0%     8%     N% 計算値  71.05   4.82   9.56実
測値  70.66   4.73   9.46実施
例 2 実施例1と同様にして下記化合物を得る。
融  点:  268〜271℃ IR(KBr):  2210.1660.1620 
 c+n−’NMR(CDCIり δ: 0.83〜2.07(m、 18[()、 2.
60〜2.88(m。
2H)、 2.77(s、 3H)、 3.16(m、
 2H)、 7.24(dd、 IH)、 7.54(
d、 IH)、 7.68(dt、 LH)。
9.23(d、 1ll) 元素分析値’  (C241’129N302S とし
て)0%   8%   N% 計算値  68.05   6.90   9.92実
測値  68.36   6.96   9,84(2
)3−シアノ−N、N−ジエチル−2−メチルチオ−4
H−融  点:   170.5 〜171.5℃IR
(KBr):     2210.  1660.  
1620   c+rr’NMR(DMSO−dt+) δ: i、07(t、 3H)、  1.36(t、 
3H)、 2.78(s。
3H)、 3.30(q、 2H)、 3.68(m、
 2ft)、 7.60〜7.71(m、 2H)、 
8.16(dt、  18)、 9.28(d。
IHン 元素分析値’  (C+I+H+J、O□Sとして)0
%   8%   N% 計算値  60.93   5.43  13.32実
測値  60,85   5,49  13.00融 
 点 =  241〜242.5℃IR(KBr): 
  2210. 1660. 1620  cm−’N
MR(CDC13) δ: 1.03(d、 31()、 1.28(tj、
 3H)、 1.63(d。
3H)、  1.66(d、  3H)、  2.79
(s、  3H)、  3.55〜3.7Hm、  2
H)、  7.25(dt、  LH)、  7.53
(d。
IH)、  7.70(dt、  IH)、  9.2
3(6,18)元素分析値’  (C+eH2+NJ□
Sとして)0%   8%   N% 計算値  62.95   6.16  12.23実
測値  62.77   6.16  11.96融 
 点:  167 ℃ IR(KBr):  2200.1660.1610 
 c+c’NMR(CDCL) δ: 0.61(d、 3)1)、 0゜80(d、 
3)1)、 1.o6(d。
3H)、 1.07(d、 3H)、 1.75(m、
 IH)、 2.22(m、 IH)、 2.9Hdd
、 LH)、 2.76(s、 3H)。
3.00〜3.13(m、 2H)、 3.87(dd
、 IH)。
7.28(dd、 IH)、 7.59(d、 1)1
)、’ 7.71(dt。
IH)、 9.25(d、 IH) 元素分析値=(C2゜N2.N302S として)0%
     8%     N% 計算値  64.66   6.78  11.31実
測値  64.54   6.goll、28融  点
 :  94〜95℃ IR(KBr):   2210. 1665. 16
25  cm−’NMR(CDCI、) δ:  0.73(t、  3H)、  0.93(t
、  3H)、  1.00〜1.83(m、  16
H)、  2.77(s、  3H)、  3.10(
t、  2H)。
3.43(m、  18)、  3.74(m、  I
II)、  7.29(dd。
18)、  7.52(d、  IH)、  7.70
(dt、  IH)、  9.24(d、  LH) 元素分析値’  (CzJaJ302S として)0%
   8%   N% 計算値  67.41   7,78   9.83実
測値  66.85   8.00   9.71(6
)N−ベンジル−3−シアノ−N−メチル−2−メチル
チオ−4H−キノリジン−4−オン−1−力ルポキサミ
ド融  点:  191〜193℃ IR(KBr):  2210.1680.1625 
 cm−’NMR(CDCI3) δ: 2.77(s、 3H)、 2.80(s、 3
N)、 4.82(d。
IH)、 4.88(d、 LH)、 7.20〜7.
53(m、 711)。
7.69(dt、  1f()、 9.24(d、  
IH)元素分析値=(C2゜1lI7N、02S とし
て)0%   8%   N% 計算値  66.10   4.71  11.56実
測値  65.83   4.59  11.10融 
 点 =  65〜75℃ IR(KBr):  2200.1660.1620 
 cm−’NMR(CDCI、) δ: 2.69(s、 3H)、 3.45(m、 2
H)、 3.93(dt。
IH)、 4.62(m、 IH)、 6.66(d、
 2H)、 6.78(t、 01)’、 7.04〜
7.25(m、 9H)、 7.57(dt、  LH
)、  7.82(d、  LH)、  9.07(d
、  LH)元素分析値’  (C26H22N402
S トL ”C)0%   8%   N% 計算値  68.70   4.88  12.33実
測値  68.50   4.77  12.11サミ
ド 融  点 :  220〜223℃ IR(KBr):    2210.  1675. 
 1620   c+rr’NMR(CDCI3) δ: 1.01(d、 3)1)、  1.22(d、
 3N)、  2.78(s。
3H)、  3.86(m、  1)1)、  4.7
2(d、  IH)、  4.87(d、   1)1
)、   7.24〜7.60(m、   7H)、 
  7.68(dt、  LH)、  9.25(CI
、  IH)元素分析値:  (c、Ha+N302s
 として)0%     8%     N% 計算値  67.50   5.41  10.73実
測値  67.17   5.29  10.55融 
 点 :  204〜206℃ IR(KBr):   2210.1665,1625
  c+n−’NMR(CDCI、) δ: 0.85〜2.101m、 16H)、 2.7
8(s、 3H)。
3.1Hm、  IH)、  3.67(m、  IH
)、  7.25(m。
1fl−)、  7.53(d、  IH)、  7.
69(m、  IH)、  9.23(dd、  IH
) 元素分析値’  (C2+H2sN302S として)
0%   8%   N% 計算値  65.77   6.57  10.96実
測値  65.40   6.43  10.75メチ
ルチオ−4H−キノリジン−4−オン−1−カルボキサ
ミド 融  点 :  189〜191℃ IR(KBr):   2200. 1670. 16
20  cnr’NMR(CDC13) δ :   0.85 〜2.06(m、   l0H
)、   2.77(s、   3H)。
3.25 and 3.73(m、  LH)、  4
.17 and4.55(m、  2)1)、  4゜
67 and 5.40(d、  IH)、  4.7
7and  5.25(d、   IH)、  5.5
0  and  6.07(m。
LH)、  7゜25(m、  1M)、  7.50
(m、  IH)、  7.70(m、 IH)、 9
.23(t、 LH)元素分析値’  (Cz+Hz3
N302S として)0%   8%   N% 計算値  66.12   6.08  11.01実
測値  65.81   6.08  10.80融 
 点:   169.5 〜171℃IR(KBr):
   32g0. 2210. 1660. 1640
゜1625  c+tr’ NMR(CDCIs) δ:  2.06(m、  2N)、  2.66(s
、  3H)、  2.83(t。
2)1)、  3.59(q、  2H)、  6.7
7(br、  IH)、  7.17〜7.36(m、
  6H)、  7.72〜7.87(m、  2H)
9.21(d、  LH) 元素分析値’  (Ca+H+5NJzS として)0
%   8%   N% 計算値  66.51   4.99  11.13実
測値  66.82   5,07  11.13融 
 点:  245〜248℃ IR(KBr):   3280. 2210. 16
50. 1620  cm−’NMR(DMSO−dB
) δ: 1.20〜2.10(m、 l0H)、 2.7
7(s、 3H)。
3.93(m、 IH)、 7.67(dt、 IH)
、 7.81(d。
IH)、 8.16(dt、 LH)、 8.62(d
、 LH)、 9.28(d、  IH) 元素分析値:  (CI 1lHIIIN302s ト
L テ)0%   8%   N% 計算値  63J2   5.61  12J1実測値
  63゜40   5.58  12.16融 点:
219〜221℃ IR(KBr):  3325.2210.1660.
1640゜1620  cm−’ NMR(CDCI、) δ: 2.59(s、 3H)、 4.74(d、 2
H)、 7.16〜7.51(m、 7H)、 7.7
2〜7.86(m、、 2H)、 9.12(d。
IH) 元素分析値:  (CIIHISN302Sとして)0
%   8%   N% 計算値  65.31   4.33  12.03実
測値  65.25   4..17  11.49Q
4)  N−(4−アニリノフェニル)−3−シアノ−
2−メチl 融 点:300 ℃以上 IR(KBr):   3350. 3250. 22
10. 1660. 1645゜1625  cm−’ NMR(DMSO−d、) δ: 2.68(s、 3H)、 6.79(t、 I
JI)、 7.02〜7.27(m、 6H)、 7.
55〜7.64(m、 3tl)、 7.81(6゜1
)1)、 8.06(dt、 1)1)、 8.13(
brs、 1)1)。
9.2Hd、 IH)、 10.05(brs、 IH
)元素分析値’  (C24H18N402S として
)0%   8%   N% 計算値  67.594.25  13.14実測値 
 67.58   4.11  12.97キサミド 融  点=  183〜185℃ IR(KBr):   3420. 2210. 16
60. 1625  cm−’NMR(CDCI、) δ: 2.50(s、  3H)’、  6.79〜7
.70(+m、  9H)。
8.92(d、  IH)、  13゜16 (br、
  It()元素分析値:  (C21)114840
2S2として)0%   8%   N% 計算値  60.27   3.37  13.39実
測位  59゜50   3.12  12.96融 
 点 =  248〜250℃ IR(KBr):  2210.1665.1625 
 cm−’NMR(DMSO−de) δ: 1.72〜2.14(m、 4N)、 2.67
(s、 3H)、 2.75(m、 2fl)、 5.
23(q、18)、 7.07〜7.24(m。
3H)、 7.48(d、 IH)、 7.57(t、
 LH)、 7.81(d、 LH)、 8.09(d
t、 LH)、 8.95(d、 LH)。
9.28(d、 IH) 元素分析値:(C2□H+5N30zS として)0%
   8%   N% 計算値  67.85   4.92  10.79実
測値  67.96   4.91  10.65キサ
ミド 融  点 :  206 ℃ IR(KBr):  3250.2200.1715.
1650゜1620  cnr’ NMR(coci、) δ: 2.5B(s、 3H)、 3.93(s、 3
H)、 4.80(d。
2)1)、 7.33(m、 1ft)、 7.45(
br、 IH)、 7.58(d、 2)1)、 7.
71(m、 2H)、 8.08(d、 2H)。
9.14(d、 IH) 元素分析値:  (C2+H+JJ<S として)0%
   8%   N%

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1およびR^2は同じでも異なっていても
    よく、それぞれ水素原子、置換基を有することもある低
    級アルキル基または低級アルケニル基、置換基を有する
    こともある脂環状基、アリール基または異項環基であり
    、R^3は低級アルキル基である)で表される4H−キ
    ノリジン−4−オン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のR^1およびR^2は同じでも異なっていても
    よく、それぞれ水素原子、置換基を有することもある低
    級アルキル基または低級アルケニル基、置換基を有する
    こともある脂環状基、アリール基または異項環基である
    )で表される特許請求の範囲第1項記載の4H−キノリ
    ジン−4−オン誘導体。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される特許請求の範囲第2項記載の4H−キノリジ
    ン−4−オン誘導体。
  4. (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される特許請求の範囲第2項記載の4H−キノリジ
    ン−4−オン誘導体。
  5. (5)式  ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される特許請求の範囲第2項記載の4H−キノリジ
    ン−4−オン誘導体。
  6. (6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される特許請求の範囲第2項記載の4H−キノリジ
    ン−4−オン誘導体。
  7. (7)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される特許請求の範囲第2項記載の4H−キノリジ
    ン−4−オン誘導体。
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