JPS63198617A - 入浴剤 - Google Patents

入浴剤

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JPS63198617A
JPS63198617A JP3023187A JP3023187A JPS63198617A JP S63198617 A JPS63198617 A JP S63198617A JP 3023187 A JP3023187 A JP 3023187A JP 3023187 A JP3023187 A JP 3023187A JP S63198617 A JPS63198617 A JP S63198617A
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JP
Japan
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water
bath
cellulose
bathing agent
soluble
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JP3023187A
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English (en)
Inventor
Fumiko Ijima
井島 文子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルカリ金属化合物の水加物を基材とし、これ
に他の成分を加えて成る入浴剤に関し、詳しくは、該入
浴剤を打錠して錠剤の形状にし、しかも短時間で水に溶
解する構造にした全く新規な入浴剤(以下単に浴材と言
ふ)に関する。
従来の技術 従来よりアルカリ金属化合物を基材とし、他の成分を加
えて成る浴用剤で粉状を成す浴用剤(商品名バスクリー
ン、(株)津村順天堂、その他)が、乳児用として液状
浴用剤、更に有機酸(クエン酸、コハク酸、リンゴ酸等
)と重炭酸ナトリウムの混合物を錠剤にした浴用剤(商
品名バブ、花王株式会社製)を見出すことが出来る 発明が解決しようとする問題点 前記従来技術の前半に示される技術、即ち粉状又は液状
に関する技術は世界的にも知られている技術で、我々日
本人にとっても長期にわ たり親しんで来た技術である
。然るに近来、各家族の構成が核家族化し、老令者の夫
婦又は一人住い、若しくは夫婦と若令の子供だけ等の家
族構成となり、浴用剤に関しても老令者、又は若令者が
取扱ふ機会が非常に増加してきている。このような老若
令者が浴用剤を取扱ふ場合は最も大きな問題点は、浴用
剤が粉状又は液状を成し、更に大型の容器に収容されて
いる場合、これをその都度、しかもその時の湯量に合わ
せて計量し、投入しなければならない繁雑さである。彼
等老若令者に,このような正確な計量を要求することは
当然無理であり、量目の過少、過多は言ふに及ばず、時
には計量せずに多量に投入する事実も見受けられる。
一方、前記の粉状を成す浴用剤を、小袋は一回分宛分包
された技術も見出せるが、該技術に関しても老若令者は
、破袋がスムーズに行われず、時には浴槽以外の場所(
例えば台所、浴場の洗場、自分自身)に散乱させるトラ
ブルも有る。
次に錠剤化した浴用剤に関して、前記老若令者の取扱い
については前述のような問題点は全て改善されているの
であるが、有機酸を使用しているため、長期間使用した
場合、該有機酸が浴槽又はボイラーの機材、器具を損傷
するおそれが充分有る外、酸によって湯中のタンパク質
(人体より落ちた垢)が凝固され、湯垢となる等の欠点
を有している。又単に浴用剤を錠剤の形状にする目的で
あれば、糊材を混入するだけで充分目的を達するもので
あるが、作業中又は輸送中に破損しない程度の硬さに打
錠した場合、非常に水に溶解しがたくなる。
問題を解決するための手段 本発明は前記従来技術の欠点を除去し、浴槽に浴用剤を
投入する作業を簡略にし、失敗を皆無にし、老若令者に
於いても容易に取扱える構造としてもので、更には浴構
及びボイラーの機材、器具を損傷するおそれのある物質
は一切使用せず、水中え投入後、短時間で溶解する新規
な浴用剤に関し、詳述すれば、アルカリ金属化合物の基
材に、他の成分(薬効成分、色素、香料)が加えられて
いる浴用剤に、セルロース及び水溶性糊材のうち1種又
は2種を加えて均一に撹拌、これを打錠して錠剤の形状
にした浴剤で、以下更に詳述すれば、本発明で最も使用
が望まれるアルカリ金属化合物は硫酸ナトリウム(以下
ボウ硝と言ふ)、テトラホウ酸ナトリウム(以下ホウ砂
と言ふ)、炭酸ナトリウム(以下炭酸ソーダと言ふ)、
重炭酸ナトリウム(以下重曹と言ふ)等であるが、他に
硫化ナトリウム、塩化ナトリウム等が有り前記四種に限
定されるものではない。これ等の基材に他の成分、例え
ば薬効を奏する成分、色素、香料、等を加えて浴用剤と
成すものであるが、前記他成分について、その種類の添
加量について本発明は特に制限しない。
以上のようにして成された浴用剤に、セルロース及び水
溶性糊材の1種又は2種を適量添加して打錠するもであ
るが、本発明に於いて、セルロースを使用する目的は、
硬く錠剤に成形された浴剤の内部に水を浸透させ、圧縮
されているセルロースを膨潤させて、浴用剤を早期に崩
壊させるためのものであり、従って本発明に用いられる
セルロースは、粘性(以下締結力と言ふ)が小さく、圧
縮比の大きいものが望まれ、種々検討を重ねた結果、結
晶セルロースがもっとも望まれるものであることが判明
したものであるが、然し、これによって本発明に用いら
れるセルロースを制限するものではない。
次に水溶性糊材に関して詳述すれば、本発明で使用され
る水溶性糊材(以下糊材と言ふ)は、前記セルロースと
は全く相反する作用のために用いるもので、セルロース
のみを使用した溶剤では硬度(以下強度と表現し、これ
に硬度の意味も含まれるものとする)が小さく、作業中
又は輸送中に破壊のおそれがある場合、溶剤の締結力を
増加させるために使用される。従ってセルロースのみを
用いた浴剤と比較した場合、該浴剤の(糊材を添加)溶
解速度が遅いことは明白である。故に糊材を選択する場
合に於いて、水膨潤性が良く、しかも締結力が比較的小
さいものが望まれ、澱粉(B2′澱粉が望ましい)、又
は澱粉を構成材料の一つとした高吸水性樹脂(以下吸水
性樹脂と言ふ)、若しくはポリビニルアルコール(以下
P、V、Aと言ふ)を挙げる事が出来るが、前述したと
うり、これ等はあくまでもセルロースの補助的役割をす
るものであり、従って前記糊材郡の中でも締結力の小さ
いグレードを選択することが望ましいものである。
一方、前記P、V、A又はゼラチンのうち、一定の温度
範囲で溶解するグレードを選択 し、これを糊材として使用することによって湯温設定の
目安とすることも充分可能なものである。
更に前述のように結晶セルロースは圧縮性で締結力が小
さく、浴剤として加工された場合は、急速に吸水して体
積を増加(膨潤)させ、浴剤を破壊して溶解させる目的
のために使用されるもので、従って浴剤を打錠する際の
打錠圧力いついても、浴溶剤の種類及びセルロースの添
加量によって、その都度、経験的に選択しなければなら
ない。又糊材を使用する場合は、浴剤の強度が溶解性の
どちらか一方を決定し、他方の理想値に近ずけるように
糊材、及び打錠圧力をコントロールすることが最も理想
的な実施方法である。
実施例 第1実施例基材はボウ硝(NaSo4・10H20.2
以下同じ)100(重量部で示し以下同じ)、色素1、
香料0.5結晶セルロース(商品名アビゼル・旭工業化
成製)10を均一に混合し、これを直径40mm、厚さ
10mmの大きさに打錠圧力8300Kg/cm2で打
錠し浴剤としたもので、外周より中心に向かって力を加
え、浴剤の破壊する時の力の大きさが3Kg,常に撹拌
されている温度20℃の水中に投入して、浴剤が全部溶
解するまでの時間が26移間であった。
第2実施例、基材はホウ砂(Na2B4O7・10H2
O、以下同じ)を用いた以外は第1実施例と同様に実施
したもので、破壊する力の大きさが2.2Kg、溶解す
るまでの時間が22秒間であった。
第3実施例、基材にボウ硝100、色素1、香料0.5
、結晶セルロース5、P、V、A1に少量の水を加えて
均一に混合、他は第1実施例と同様に実施した結果、破
壊する力の大きさが3.8Kg、溶解するまでの時間が
43時間であった。
第4実施例、基材にホウ砂を用いた以外は第3実施例と
同様に実施したものであるが、破壊する力の大きさが3
.2Kg、溶解するまでの時間が36秒間であった。
第5実施例、一定の温度範囲(35℃〜55℃)で溶解
するP、V、Aを用いた以外は第3実施例と同様に実施
した結果、30℃の水には全く溶解せず、35℃で溶解
し始め、以下高温になるほど溶解速度が速くなることが
判明したもので、ちなみに45℃の水温で溶解するまの
時間は1分20秒であった。
第6実施例、一定の温度範囲(35℃〜45℃)で溶解
するゼラチンをP、V、Aのかわりに用いた以外は第3
実施例と同様に実施した結果、第5実施例とほぼ同様の
数値を得ることが出来たが、水温45℃に於ける溶解時
間は56移間であった。
発明の効果 本発明は以上のように実施可能なもので、特に近来に至
って、従来より使用されている浴用剤の成分、若しくは
特性を変えることがなく錠剤化することが望まれ、過去
に多くの人が、澱粉、ゼラチン、合成樹脂等をバインダ
ーとして打錠を試みられたようであるが、錠剤の強度と
溶解時間に理想的な一致を見出すことが出来なかった様
である。その点に関し、本発明は、圧縮性であって、し
かも水膨潤性に秀れ、更に締結力の小さいセルロースを
用いることにより、浴剤の強度を大きくすることが充分
可能となり、一方、強度を大きな浴剤であっても、水中
に投入した際、圧縮されているセルロースが急速に水を
吸収して膨潤、やがて膨潤する力(体積増加による力)
が浴剤の強度より大となって浴剤を破壊し、而して包含
されている浴用剤成分が水中に溶解拡散する構造 及び機能を有するものであり、更には糊材を添加するこ
とによって、浴剤の強度と溶解時間を自由に選択出来る
、取扱いの非常に容易な(特に老若令者にとって)浴剤
で、有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図は下面図であ
る。 (1)‥入浴剤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ金属化合物の基材に、他の成分が加えら
    れている浴用剤において、該浴用剤にセルロース及び水
    溶性糊材のうち1種若しくは2種を加えて均一に撹拌、
    これを打錠して錠剤の形状に成した入浴剤。
  2. (2)アルカリ金属がナトリウム及びカリウムである特
    許請求の範囲第1項記載の入浴剤。
  3. (3)セルロースが結晶セルロースである特許請求の範
    囲第1項記載の入浴剤。
  4. (4)水溶性糊材にポリビニールアルコール、ゼラチン
    澱粉、若しくは澱粉を構成材料の一つとした高吸水性樹
    脂の1種又は2種以上が用いられる特許請求の範囲第1
    項記載の入浴剤。
  5. (5)一定の温度範囲で溶解する構造を付与したポリビ
    ニールアルコール、ゼラチンである特許請求の範囲第4
    項記載の入浴剤。
JP3023187A 1987-02-12 1987-02-12 入浴剤 Pending JPS63198617A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142432U (ja) * 1989-05-01 1990-12-03
JP2013136541A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Kao Corp 固形浴用剤
JP2013139396A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Kao Corp 固形浴用剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178717A (ja) * 1984-09-25 1986-04-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 発泡性浴用剤

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