JPH11189524A - 入浴剤 - Google Patents
入浴剤Info
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- JPH11189524A JPH11189524A JP35787597A JP35787597A JPH11189524A JP H11189524 A JPH11189524 A JP H11189524A JP 35787597 A JP35787597 A JP 35787597A JP 35787597 A JP35787597 A JP 35787597A JP H11189524 A JPH11189524 A JP H11189524A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】経時変化による色素の不溶化、錠剤型入浴剤の
自然発泡、崩壊を防止し、浴湯を所望色に着色すると共
に発泡による爽快感も得られる複数の錠剤を配合した錠
剤型入浴剤、及び浴湯が着色した最初の色の浴湯を、一
定時間保持させていることを入浴者に認識させ、次の色
に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保でき、且つ、次
に溶解させる色素の溶解性も確保した色変わり入浴剤を
提供すること。 【解決手段】酸塩基反応で発泡する炭酸塩及び有機酸と
色素類とを含み、錠剤の形態に成型され、錠剤表面に、
水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子によるコー
ティング層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型入浴剤、及
び浴湯を所望色に着色し、所定時間経過後に浴湯を他の
色に変色させる入浴剤であって、前記錠剤型入浴剤と粒
状入浴剤とからなり、粒状入浴剤が、浴湯に投入した際
に前記錠剤型入浴剤と別の色を呈する色素類を含む色変
わり入浴剤。
自然発泡、崩壊を防止し、浴湯を所望色に着色すると共
に発泡による爽快感も得られる複数の錠剤を配合した錠
剤型入浴剤、及び浴湯が着色した最初の色の浴湯を、一
定時間保持させていることを入浴者に認識させ、次の色
に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保でき、且つ、次
に溶解させる色素の溶解性も確保した色変わり入浴剤を
提供すること。 【解決手段】酸塩基反応で発泡する炭酸塩及び有機酸と
色素類とを含み、錠剤の形態に成型され、錠剤表面に、
水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子によるコー
ティング層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型入浴剤、及
び浴湯を所望色に着色し、所定時間経過後に浴湯を他の
色に変色させる入浴剤であって、前記錠剤型入浴剤と粒
状入浴剤とからなり、粒状入浴剤が、浴湯に投入した際
に前記錠剤型入浴剤と別の色を呈する色素類を含む色変
わり入浴剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期保存後におい
ても浴湯に投入した際に、酸塩基反応による発泡と共に
浴湯を所望色に着色することができる錠剤型入浴剤、並
びに、浴湯に投入した際に、浴湯を所望色に着色し、浴
湯色をその色で一定時間保持した後に、発泡しながら浴
湯を別の色に変色させる色変わり入浴剤に関する。
ても浴湯に投入した際に、酸塩基反応による発泡と共に
浴湯を所望色に着色することができる錠剤型入浴剤、並
びに、浴湯に投入した際に、浴湯を所望色に着色し、浴
湯色をその色で一定時間保持した後に、発泡しながら浴
湯を別の色に変色させる色変わり入浴剤に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、入浴剤は、単に温泉成分等による
効能を期待するだけでなく、視覚的、聴覚的、嗅覚的に
も入浴を楽しめる入浴剤の開発が行われており、浴湯を
所望色に着色する入浴剤も従来から多数提案され市販さ
れている。また、浴湯に投入した際に浴湯を着色し、所
定の時間経過後に別の色に浴湯を変色させることを目的
とした、2種類以上の別の色素を水溶性高分子等を隔壁
として含む多層構造等の入浴剤も提案されている。
効能を期待するだけでなく、視覚的、聴覚的、嗅覚的に
も入浴を楽しめる入浴剤の開発が行われており、浴湯を
所望色に着色する入浴剤も従来から多数提案され市販さ
れている。また、浴湯に投入した際に浴湯を着色し、所
定の時間経過後に別の色に浴湯を変色させることを目的
とした、2種類以上の別の色素を水溶性高分子等を隔壁
として含む多層構造等の入浴剤も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
浴湯を所望色に着色した後、浴湯色をその色で一定時間
保持させ、その後、別の色に浴湯を変色させることは従
来の多層構造等の入浴剤では非常に困難であり、商品化
にまで至っていないのが実状である。その理由は、例え
ば、色素を含む入浴剤材料を多層構造にする際に水溶性
高分子等で各入浴剤材料を隔離する場合、各入浴剤材料
の溶解時間の差が短時間(数秒)であれば問題はない
が、浴湯色を最初の色に一定時間保持させていることを
入浴者に認識させる程度に、次の色に浴湯が変色するま
での溶解時間差を確保するには、前記各入浴剤材料の水
溶性高分子による被覆をある程度の厚みを保持して一定
にする必要が生じる。しかし、実際には、多層構造にお
いて、工業的に容易に水溶性高分子の被覆を一定にする
ことは困難であり、商品によって溶解時間が異なった
り、また、経時変化により各材料が不溶化し易く、第1
色目の着色は良好であっても、次に溶解すべき色素が商
品によっては十分に溶解しないのが実状である。
浴湯を所望色に着色した後、浴湯色をその色で一定時間
保持させ、その後、別の色に浴湯を変色させることは従
来の多層構造等の入浴剤では非常に困難であり、商品化
にまで至っていないのが実状である。その理由は、例え
ば、色素を含む入浴剤材料を多層構造にする際に水溶性
高分子等で各入浴剤材料を隔離する場合、各入浴剤材料
の溶解時間の差が短時間(数秒)であれば問題はない
が、浴湯色を最初の色に一定時間保持させていることを
入浴者に認識させる程度に、次の色に浴湯が変色するま
での溶解時間差を確保するには、前記各入浴剤材料の水
溶性高分子による被覆をある程度の厚みを保持して一定
にする必要が生じる。しかし、実際には、多層構造にお
いて、工業的に容易に水溶性高分子の被覆を一定にする
ことは困難であり、商品によって溶解時間が異なった
り、また、経時変化により各材料が不溶化し易く、第1
色目の着色は良好であっても、次に溶解すべき色素が商
品によっては十分に溶解しないのが実状である。
【0004】また、カプセル化により、色素を含む入浴
剤材料を被覆することも考えられるが、カプセル化のた
めの被膜材料は、液状を呈し、且つ油性成分である必要
があるため、カプセル被膜が保存時等において経時的に
劣化し易く、且つ溶解時に浴槽に付着し、浴槽全体への
溶解性が低下するという問題がある。このため、浴湯を
1色に着色するには問題が少ないが、変色させる際の次
の色素の浴湯への溶解性が商品によってバラツキが多
く、実用化できないのが現状である。
剤材料を被覆することも考えられるが、カプセル化のた
めの被膜材料は、液状を呈し、且つ油性成分である必要
があるため、カプセル被膜が保存時等において経時的に
劣化し易く、且つ溶解時に浴槽に付着し、浴槽全体への
溶解性が低下するという問題がある。このため、浴湯を
1色に着色するには問題が少ないが、変色させる際の次
の色素の浴湯への溶解性が商品によってバラツキが多
く、実用化できないのが現状である。
【0005】ところで、酸塩基反応による発泡を目的と
した、炭酸塩及び有機酸を含む錠剤の入浴剤は従来より
良く知られている。通常、このような錠剤型入浴剤は、
経時劣化等により酸塩基反応等による崩壊が起こり易い
ため、また複数個を同時に包装すると輸送時や保存時等
に各錠剤が干渉して崩壊し易いため、浴湯に投入する際
の1回の使用量を錠剤1個とし、1個の錠剤毎に包装さ
れているのが殆どである。従って、経時劣化や錠剤同士
の干渉等による崩壊を防止した、複数の錠剤が配合され
た入浴剤については知られていない。また、酸塩基反応
による発泡を伴う錠剤型入浴剤は、前記経時劣化による
崩壊性と共に、例えば、色素を含む粒状の入浴剤を接触
させて配合すると、粉末状の入浴剤に配合された色素が
経時的に劣化し、所望の着色を示さなくなるという欠点
があり、このような錠剤型入浴剤と、色素を含む粒状の
入浴剤とを配合した入浴剤についても知られていない。
した、炭酸塩及び有機酸を含む錠剤の入浴剤は従来より
良く知られている。通常、このような錠剤型入浴剤は、
経時劣化等により酸塩基反応等による崩壊が起こり易い
ため、また複数個を同時に包装すると輸送時や保存時等
に各錠剤が干渉して崩壊し易いため、浴湯に投入する際
の1回の使用量を錠剤1個とし、1個の錠剤毎に包装さ
れているのが殆どである。従って、経時劣化や錠剤同士
の干渉等による崩壊を防止した、複数の錠剤が配合され
た入浴剤については知られていない。また、酸塩基反応
による発泡を伴う錠剤型入浴剤は、前記経時劣化による
崩壊性と共に、例えば、色素を含む粒状の入浴剤を接触
させて配合すると、粉末状の入浴剤に配合された色素が
経時的に劣化し、所望の着色を示さなくなるという欠点
があり、このような錠剤型入浴剤と、色素を含む粒状の
入浴剤とを配合した入浴剤についても知られていない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、経時変化による色素の不
溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊を十分に
防止し、浴湯を所望色に着色すると共に発泡による爽快
感も得られる複数の錠剤を配合した錠剤型入浴剤を提供
することにある。本発明の他の目的は、浴湯に投入した
際に、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯を、一
定時間保持させていることを入浴者に認識させる程度
に、次の色に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保する
ことが可能であって、しかも、次に溶解させる色素の浴
湯への溶解性も十分に確保し得る色変わり入浴剤を提供
することにある。本発明の別の目的は、経時変化による
色素の不溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊
を十分に防止し、所望の色変わり作用を呈すると共に、
発泡による爽快感も同時に得られる色変わり入浴剤を提
供することにある。本発明の更に他の目的は、浴湯に投
入した際に、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯
を、一定時間保持させて次の色に浴湯が変色するまでの
溶解時間を容易に調整することが可能であり、且つ保存
時における粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との干渉を十分に
抑制し、経時変化による各材料の劣化が防止された色変
わり入浴剤を提供することにある。
れたものであり、その目的は、経時変化による色素の不
溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊を十分に
防止し、浴湯を所望色に着色すると共に発泡による爽快
感も得られる複数の錠剤を配合した錠剤型入浴剤を提供
することにある。本発明の他の目的は、浴湯に投入した
際に、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯を、一
定時間保持させていることを入浴者に認識させる程度
に、次の色に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保する
ことが可能であって、しかも、次に溶解させる色素の浴
湯への溶解性も十分に確保し得る色変わり入浴剤を提供
することにある。本発明の別の目的は、経時変化による
色素の不溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊
を十分に防止し、所望の色変わり作用を呈すると共に、
発泡による爽快感も同時に得られる色変わり入浴剤を提
供することにある。本発明の更に他の目的は、浴湯に投
入した際に、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯
を、一定時間保持させて次の色に浴湯が変色するまでの
溶解時間を容易に調整することが可能であり、且つ保存
時における粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との干渉を十分に
抑制し、経時変化による各材料の劣化が防止された色変
わり入浴剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、浴湯に
投入した際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機
酸と、色素類とを含み、錠剤の形態に成型され、且つ錠
剤表面に、水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子
によるコーティング層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型
入浴剤が提供される。また本発明によれば、浴湯に投入
した際、浴湯を所望色に着色し、所定時間経過後に浴湯
を他の色に変色させる入浴剤であって、浴湯に投入した
際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機酸と、色
素類とを含み、錠剤の形態に成型され、且つ錠剤表面
に、水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子による
コーティング層を設けた複数の錠剤型入浴剤と、粉末状
及び/又は顆粒状の粒状入浴剤とからなり、前記粒状入
浴剤が、浴湯に投入した際に前記錠剤型入浴剤と別の色
を呈する色素類を含む色変わり入浴剤が提供される。
投入した際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機
酸と、色素類とを含み、錠剤の形態に成型され、且つ錠
剤表面に、水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子
によるコーティング層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型
入浴剤が提供される。また本発明によれば、浴湯に投入
した際、浴湯を所望色に着色し、所定時間経過後に浴湯
を他の色に変色させる入浴剤であって、浴湯に投入した
際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機酸と、色
素類とを含み、錠剤の形態に成型され、且つ錠剤表面
に、水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性高分子による
コーティング層を設けた複数の錠剤型入浴剤と、粉末状
及び/又は顆粒状の粒状入浴剤とからなり、前記粒状入
浴剤が、浴湯に投入した際に前記錠剤型入浴剤と別の色
を呈する色素類を含む色変わり入浴剤が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の錠剤型入浴剤は、加圧式打錠剤法等により
打錠成型され、特定の水溶性高分子によるコーティング
層で被覆された複数の錠剤で構成され、浴湯に投入した
際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機酸と、色
素とを必須材料として含有する。また、この錠剤型入浴
剤の形状及び大きさは適宜選択することができ、浴湯に
投入する際の1回使用量は錠剤が複数個配合されてい
る。この際、各錠剤に含有させる色素類の種類を変え
て、且つコーティング層の膜厚及び/又はコーティング
層を形成する水溶性高分子の種類を変えることによっ
て、これら複数個の錠剤型入浴剤を浴湯に同時に投入し
た際に、浴湯の色をまず第1の色に着色させた後に、所
定の時間経過後に浴湯を別の色に変色させることができ
る錠剤型色変わり入浴剤とすることもできる。
る。本発明の錠剤型入浴剤は、加圧式打錠剤法等により
打錠成型され、特定の水溶性高分子によるコーティング
層で被覆された複数の錠剤で構成され、浴湯に投入した
際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及び有機酸と、色
素とを必須材料として含有する。また、この錠剤型入浴
剤の形状及び大きさは適宜選択することができ、浴湯に
投入する際の1回使用量は錠剤が複数個配合されてい
る。この際、各錠剤に含有させる色素類の種類を変え
て、且つコーティング層の膜厚及び/又はコーティング
層を形成する水溶性高分子の種類を変えることによっ
て、これら複数個の錠剤型入浴剤を浴湯に同時に投入し
た際に、浴湯の色をまず第1の色に着色させた後に、所
定の時間経過後に浴湯を別の色に変色させることができ
る錠剤型色変わり入浴剤とすることもできる。
【0009】錠剤型入浴剤に使用する色素類としては、
入浴剤に通常使用される公知の色素類を挙げることがで
きる。例えば、赤色230−(1)、赤色106号、青
色2号、黄色202−(1)等の合成色素;銅クロロフ
ィリンナトリウム、リボフラビン等の天然色素;浴湯を
乳白色にする酸価チタン、又はこれらの混合物等を挙げ
ることができる。特に経時変化の激しい青色系の色素に
対して十分な効果を発揮する。錠剤型入浴剤に配合する
色素類の配合割合は、錠剤型入浴剤全量に対して、通常
0.001〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%
である。また、浴湯を着色させるための浴湯に対する色
素類量は、浴湯を着色したい色素ごとに浴湯200リッ
トルに対して、入浴剤中に配合される色素類の合計量
が、好ましくは0.001〜0.5gとなるように、錠
剤型入浴剤に対する配合量を調整すれば良い。
入浴剤に通常使用される公知の色素類を挙げることがで
きる。例えば、赤色230−(1)、赤色106号、青
色2号、黄色202−(1)等の合成色素;銅クロロフ
ィリンナトリウム、リボフラビン等の天然色素;浴湯を
乳白色にする酸価チタン、又はこれらの混合物等を挙げ
ることができる。特に経時変化の激しい青色系の色素に
対して十分な効果を発揮する。錠剤型入浴剤に配合する
色素類の配合割合は、錠剤型入浴剤全量に対して、通常
0.001〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%
である。また、浴湯を着色させるための浴湯に対する色
素類量は、浴湯を着色したい色素ごとに浴湯200リッ
トルに対して、入浴剤中に配合される色素類の合計量
が、好ましくは0.001〜0.5gとなるように、錠
剤型入浴剤に対する配合量を調整すれば良い。
【0010】錠剤型入浴剤に使用する炭酸塩及び有機酸
は、浴湯に溶解した際に酸塩基反応により発泡し、入浴
者に爽快感を与えると共に、前記色素類をスムーズに浴
湯へ溶解させるための助剤として作用する材料であっ
て、長期保存によって色素類の不溶化が進行した場合で
あっても浴湯への溶解性を向上させることができる。
は、浴湯に溶解した際に酸塩基反応により発泡し、入浴
者に爽快感を与えると共に、前記色素類をスムーズに浴
湯へ溶解させるための助剤として作用する材料であっ
て、長期保存によって色素類の不溶化が進行した場合で
あっても浴湯への溶解性を向上させることができる。
【0011】炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム又はこれらの混合物等が挙げられる。炭酸
塩の配合割合は、錠剤入浴剤全量に対して、好ましくは
10〜50重量%である。一方、有機酸としては、クエ
ン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピ
ン酸又はこれらの混合物等が挙げられる。有機酸の配合
割合は、錠剤入浴剤全量に対して、好ましくは5〜20
重量%である。
素ナトリウム又はこれらの混合物等が挙げられる。炭酸
塩の配合割合は、錠剤入浴剤全量に対して、好ましくは
10〜50重量%である。一方、有機酸としては、クエ
ン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピ
ン酸又はこれらの混合物等が挙げられる。有機酸の配合
割合は、錠剤入浴剤全量に対して、好ましくは5〜20
重量%である。
【0012】錠剤型入浴剤を構成する錠剤には、前記必
須材料の他に、本発明の所望の目的を損ねない通常入浴
剤に配合される他の入浴剤材料を含有させることもでき
る。また、錠剤を調製する際において、後述する特定の
水溶性高分子で被覆する前の打錠成型を容易にするため
の成型助剤を含有させることもできる。成型助剤として
は、乳糖、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポ
リエチレングリコール(PEG)等を挙げることができ
る。成型助剤の配合量は、水溶性高分子によるコーティ
ング層を設ける前の錠剤全量に対して、1〜30重量%
の範囲で配合するのが好ましい。
須材料の他に、本発明の所望の目的を損ねない通常入浴
剤に配合される他の入浴剤材料を含有させることもでき
る。また、錠剤を調製する際において、後述する特定の
水溶性高分子で被覆する前の打錠成型を容易にするため
の成型助剤を含有させることもできる。成型助剤として
は、乳糖、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポ
リエチレングリコール(PEG)等を挙げることができ
る。成型助剤の配合量は、水溶性高分子によるコーティ
ング層を設ける前の錠剤全量に対して、1〜30重量%
の範囲で配合するのが好ましい。
【0013】特定の水溶性高分子によるコーティング層
を設ける前の錠剤は、上記したこれらの材料を、炭酸塩
及び有機酸が反応しない条件下、通常の加圧式打錠成型
法にしたがって打錠成型することができる。この際、錠
剤の強度は、浴湯への溶解性を考慮して適宜選択するこ
とができる。また、錠剤の大きさは、直径0.5〜2c
m程度が適当である。
を設ける前の錠剤は、上記したこれらの材料を、炭酸塩
及び有機酸が反応しない条件下、通常の加圧式打錠成型
法にしたがって打錠成型することができる。この際、錠
剤の強度は、浴湯への溶解性を考慮して適宜選択するこ
とができる。また、錠剤の大きさは、直径0.5〜2c
m程度が適当である。
【0014】錠剤型入浴剤において、前記打錠成型され
た錠剤の表面に設けられるコーティング層は、錠剤型入
浴剤中に含有される前記色素、炭酸塩及び有機酸等の浴
湯への溶解時間を調整すると共に、保存時における錠剤
の自然発泡や崩壊を防止し、且つ含有される色素の退色
や変色を防止する。更に、錠剤型入浴剤中に含有される
色素、炭酸塩及び有機酸等の材料が、後述する粒状入浴
剤を干渉により劣化させるのを防止する。コーティング
層を形成する水溶性高分子は、水溶性であり、且つ被覆
の際に前記有機酸及び炭酸塩と反応させないために、無
水有機溶媒に溶解する高分子材料である。無水有機溶媒
としては、無水メタノール、無水エタノール、エーテル
類等が挙げられる。このような水溶性高分子としては、
例えば、ポリビニルアルコール、セラック、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマ
ー等を挙げることができる。中でも溶剤に溶かす場合
に、高濃度においても粘度が低く被覆化し易いという点
で、セラックの使用が好ましく、水溶性高分子としてセ
ラックを50重量%以上含有させるのが最も好ましい。
また、錠剤毎に溶解時間を調整するためなどに、使用す
る水溶性高分子の種類を錠剤毎に適宜選択して、異なる
コーティング層を形成することもできる。前記水溶性高
分子の含有割合は、特に限定されるものではなく、錠剤
全量に対して通常0.35〜4.2重量%程度の範囲で
用いることができる。水溶性高分子により錠剤型入浴剤
中の色素や炭酸塩及び有機酸の浴湯への溶解時間を調整
するには、水溶性高分子の種類及びコーティング層の膜
厚を調整すれば良く、該膜厚は、通常0.001〜1m
mの範囲で調整するのが好ましい。
た錠剤の表面に設けられるコーティング層は、錠剤型入
浴剤中に含有される前記色素、炭酸塩及び有機酸等の浴
湯への溶解時間を調整すると共に、保存時における錠剤
の自然発泡や崩壊を防止し、且つ含有される色素の退色
や変色を防止する。更に、錠剤型入浴剤中に含有される
色素、炭酸塩及び有機酸等の材料が、後述する粒状入浴
剤を干渉により劣化させるのを防止する。コーティング
層を形成する水溶性高分子は、水溶性であり、且つ被覆
の際に前記有機酸及び炭酸塩と反応させないために、無
水有機溶媒に溶解する高分子材料である。無水有機溶媒
としては、無水メタノール、無水エタノール、エーテル
類等が挙げられる。このような水溶性高分子としては、
例えば、ポリビニルアルコール、セラック、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマ
ー等を挙げることができる。中でも溶剤に溶かす場合
に、高濃度においても粘度が低く被覆化し易いという点
で、セラックの使用が好ましく、水溶性高分子としてセ
ラックを50重量%以上含有させるのが最も好ましい。
また、錠剤毎に溶解時間を調整するためなどに、使用す
る水溶性高分子の種類を錠剤毎に適宜選択して、異なる
コーティング層を形成することもできる。前記水溶性高
分子の含有割合は、特に限定されるものではなく、錠剤
全量に対して通常0.35〜4.2重量%程度の範囲で
用いることができる。水溶性高分子により錠剤型入浴剤
中の色素や炭酸塩及び有機酸の浴湯への溶解時間を調整
するには、水溶性高分子の種類及びコーティング層の膜
厚を調整すれば良く、該膜厚は、通常0.001〜1m
mの範囲で調整するのが好ましい。
【0015】前記水溶性高分子を用いて、前記打錠成型
された錠剤の表面を被覆するには、好ましくは水溶性高
分子を無水アルコール等に溶解させ、該水溶性高分子溶
液を錠剤表面に噴霧、塗布、或いは該水溶性高分子溶液
中に浸漬させた後、乾燥させる方法等により行うことが
できる。この際水溶性高分子被膜の厚さを調整するに
は、前記操作を所望回数繰り返せば良い。
された錠剤の表面を被覆するには、好ましくは水溶性高
分子を無水アルコール等に溶解させ、該水溶性高分子溶
液を錠剤表面に噴霧、塗布、或いは該水溶性高分子溶液
中に浸漬させた後、乾燥させる方法等により行うことが
できる。この際水溶性高分子被膜の厚さを調整するに
は、前記操作を所望回数繰り返せば良い。
【0016】本発明の色変わり入浴剤は、前記水溶性高
分子によるコーティング層を設けた複数の錠剤を含む錠
剤型入浴剤と、該錠剤型入浴剤を浴湯に投入した際に別
の色を呈する色素類を含む粉末状及び/又は顆粒状の特
定の粒状入浴剤とからなり、浴湯に投入した際、前記粒
状入浴剤が速やかに溶解して、浴湯を粒状入浴剤に含有
される色素類により着色した後、所定時間、好ましくは
1分間以上経過後、特に好ましくは3〜10分間経過後
に、前記錠剤型入浴剤中に含有される色素類が発泡を伴
って浴湯に溶解して、浴湯を別の色に変色させる。しか
も、この変色時間は、長期保存後においても変化が少な
く、且つ変色を十分に行なわせることができる。
分子によるコーティング層を設けた複数の錠剤を含む錠
剤型入浴剤と、該錠剤型入浴剤を浴湯に投入した際に別
の色を呈する色素類を含む粉末状及び/又は顆粒状の特
定の粒状入浴剤とからなり、浴湯に投入した際、前記粒
状入浴剤が速やかに溶解して、浴湯を粒状入浴剤に含有
される色素類により着色した後、所定時間、好ましくは
1分間以上経過後、特に好ましくは3〜10分間経過後
に、前記錠剤型入浴剤中に含有される色素類が発泡を伴
って浴湯に溶解して、浴湯を別の色に変色させる。しか
も、この変色時間は、長期保存後においても変化が少な
く、且つ変色を十分に行なわせることができる。
【0017】本発明に用いる粒状入浴剤に含有させる材
料は、粉末状及び/又は顆粒状のいずれであっても良
く、材料の経時劣化や浴湯への溶解性を考慮して適宜選
択することができる。粒状入浴剤に必須材料として含有
させ、浴湯に投入した際、浴湯を最初の色に着色させる
色素類としては、入浴剤に通常使用される公知の色素類
を挙げることができる。例えば、赤色230−(1)、
赤色106号、青色2号、黄色202−(1)等の合成
色素;銅クロロフィリンナトリウム、リボフラビン等の
天然色素;浴湯を乳白色にする酸価チタン、又はこれら
の混合物等を挙げることができる。好ましくは、浴湯を
変色させる際の色をより明確にするために酸価チタンの
使用が好ましい。この色素類の配合割合は、浴湯を所望
の色に着色しうる量であれば良く、通常浴湯200リッ
トルに対して、0.001〜9.8gが好ましく、特に
色素類として酸化チタンを用いる場合には、0.5〜
9.8gが望ましい。
料は、粉末状及び/又は顆粒状のいずれであっても良
く、材料の経時劣化や浴湯への溶解性を考慮して適宜選
択することができる。粒状入浴剤に必須材料として含有
させ、浴湯に投入した際、浴湯を最初の色に着色させる
色素類としては、入浴剤に通常使用される公知の色素類
を挙げることができる。例えば、赤色230−(1)、
赤色106号、青色2号、黄色202−(1)等の合成
色素;銅クロロフィリンナトリウム、リボフラビン等の
天然色素;浴湯を乳白色にする酸価チタン、又はこれら
の混合物等を挙げることができる。好ましくは、浴湯を
変色させる際の色をより明確にするために酸価チタンの
使用が好ましい。この色素類の配合割合は、浴湯を所望
の色に着色しうる量であれば良く、通常浴湯200リッ
トルに対して、0.001〜9.8gが好ましく、特に
色素類として酸化チタンを用いる場合には、0.5〜
9.8gが望ましい。
【0018】粒状入浴剤には、前記色素類の他に、本発
明の所望の目的を損ねない限り、通常粒状入浴剤に配合
される公知の入浴剤材料を含有させることもできる。例
えば、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、塩化ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム等の無
機塩類;プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アル
コール;ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カ
チオン界面活性剤等の界面活性剤;蛋白分解酵素、塩化
リゾチウム、脂肪分解酵素等の酵素類;白糖、乳糖等の
糖類;ビタミン類;生薬末;消炎剤;皮膚洗浄剤;シリ
コン;オレイン酸;香料又はこれらの混合物等を挙げる
ことができる。これらの他の材料の配合割合は、その作
用や効能等に応じて適宜選択することができる。
明の所望の目的を損ねない限り、通常粒状入浴剤に配合
される公知の入浴剤材料を含有させることもできる。例
えば、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、塩化ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム等の無
機塩類;プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アル
コール;ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カ
チオン界面活性剤等の界面活性剤;蛋白分解酵素、塩化
リゾチウム、脂肪分解酵素等の酵素類;白糖、乳糖等の
糖類;ビタミン類;生薬末;消炎剤;皮膚洗浄剤;シリ
コン;オレイン酸;香料又はこれらの混合物等を挙げる
ことができる。これらの他の材料の配合割合は、その作
用や効能等に応じて適宜選択することができる。
【0019】本発明の色変わり入浴剤に用いる錠剤型入
浴剤は、前述の特定の水溶性高分子によるコーティング
層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型入浴剤を用いること
ができる。
浴剤は、前述の特定の水溶性高分子によるコーティング
層を設けた複数の錠剤を含む錠剤型入浴剤を用いること
ができる。
【0020】本発明の色変わり入浴剤は、前記粒状入浴
剤と前記錠剤型入浴剤とを1回の浴湯投入量毎に、浴湯
量に合わせて分包して混合した形態が好ましい。この
際、粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との混合割合は、重量比
で、粒状入浴剤:錠剤型入浴剤が1:0.02〜1の範
囲が好ましい。
剤と前記錠剤型入浴剤とを1回の浴湯投入量毎に、浴湯
量に合わせて分包して混合した形態が好ましい。この
際、粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との混合割合は、重量比
で、粒状入浴剤:錠剤型入浴剤が1:0.02〜1の範
囲が好ましい。
【0021】本発明の色変わり入浴剤の使用にあたって
は、前記粒状入浴剤と前記錠剤型入浴剤とを同時に浴湯
に投入することにより浴湯を時差をおいて色変わりさせ
ることができる。
は、前記粒状入浴剤と前記錠剤型入浴剤とを同時に浴湯
に投入することにより浴湯を時差をおいて色変わりさせ
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の錠剤型入浴剤は、表面に特定の
コーティング層を設けた錠剤を採用するので、保存時の
経時変化による色素の不溶化や、錠剤の自然発泡、並び
に崩壊を十分に防止し、複数の錠剤が浴湯を所望の色に
着色させると共に発泡による爽快感を与え、更には、複
数の錠剤において、含有させる色素類の種類を変えて、
コーティング層の膜厚及び/又はコーティング層を形成
する水溶性高分子の種類を変えることによって、錠剤型
の色変わり入浴剤とすることもできる。また本発明の色
変わり入浴剤は、特定の色素類を含む粉末状及び/又は
顆粒状の粒状入浴剤と、前記錠剤型入浴剤とからなるの
で、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯を、一定
時間保持させていることを入浴者に認識させる程度に、
次の色に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保すること
が可能であって、しかも、次に溶解させる色素の浴湯へ
の溶解性も十分に確保することができ、視覚的に入浴を
楽しむことができる。加えて、発泡による爽快感も得る
ことができる。また、保存時の経時変化による色素の不
溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊を十分に
防止し、所望の色変わり作用を呈することができ、且つ
保存時における粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との干渉を十
分に抑制できるため、長期保存においても所望の効果を
得ることができる。
コーティング層を設けた錠剤を採用するので、保存時の
経時変化による色素の不溶化や、錠剤の自然発泡、並び
に崩壊を十分に防止し、複数の錠剤が浴湯を所望の色に
着色させると共に発泡による爽快感を与え、更には、複
数の錠剤において、含有させる色素類の種類を変えて、
コーティング層の膜厚及び/又はコーティング層を形成
する水溶性高分子の種類を変えることによって、錠剤型
の色変わり入浴剤とすることもできる。また本発明の色
変わり入浴剤は、特定の色素類を含む粉末状及び/又は
顆粒状の粒状入浴剤と、前記錠剤型入浴剤とからなるの
で、浴湯が着色し、該着色した最初の色の浴湯を、一定
時間保持させていることを入浴者に認識させる程度に、
次の色に浴湯が変色するまでの溶解時間を確保すること
が可能であって、しかも、次に溶解させる色素の浴湯へ
の溶解性も十分に確保することができ、視覚的に入浴を
楽しむことができる。加えて、発泡による爽快感も得る
ことができる。また、保存時の経時変化による色素の不
溶化や、錠剤型入浴剤の自然発泡、並びに崩壊を十分に
防止し、所望の色変わり作用を呈することができ、且つ
保存時における粒状入浴剤と錠剤型入浴剤との干渉を十
分に抑制できるため、長期保存においても所望の効果を
得ることができる。
【0023】
【実施例】以下実施例及び比較例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1 炭酸塩として、炭酸水素ナトリウム50.0重量部、有
機酸としてクエン酸20.0重量部、成型助剤として乳
糖14.0重量部及びポリエチレングリコール14重量
部、色素(青色)2.0重量部を、加圧式打錠機を用い
て直径約0.897cmの錠剤を調製した。次いで、ポ
リビニルアルコール25.0重量部及びセラック25.
0重量部を、エタノール50.0重量部に溶解した溶液
を調製した。該溶液を前記錠剤表面にコーティングパン
を用いてコーティングし、乾燥によりエタノールを揮発
させ、錠剤型入浴剤を調製した。コーティングは、1錠
あたりポリビニルアルコール及びセラックの合計量が
0.0002gで、厚さ0.01mmとなるように行
い、1錠あたり0.3gの直径0.7cmの錠剤を10
個配合した錠剤型入浴剤を調製した。錠剤1個あたりの
組成を表1に示す。得られた錠剤型入浴剤(錠剤10
個)を密封包装し、温度40℃、相対湿度75%RHに
て6か月間保存した。保存時において、1週間に1回シ
ェーカーにて1分間に100往復の割合で3分間震振を
与えた。この6か月保存後の錠剤型入浴剤について、製
造直後のものとの比較試験を行なった。試験は、包装の
膨れ状態、錠剤型入浴剤の崩壊状態及び色素(青色)の
退色状態を30人のパネルにより評価して行なった。結
果を表2に示す。尚、表2中、色素の退色評価は、退色
割合が製造直後のものと比べて5%以内のものを「退色
していない」、5〜10%のものを「僅かに退色し
た」、10〜20%のものを「退色した」、20%以上
のものを「非常に退色した」とした。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1 炭酸塩として、炭酸水素ナトリウム50.0重量部、有
機酸としてクエン酸20.0重量部、成型助剤として乳
糖14.0重量部及びポリエチレングリコール14重量
部、色素(青色)2.0重量部を、加圧式打錠機を用い
て直径約0.897cmの錠剤を調製した。次いで、ポ
リビニルアルコール25.0重量部及びセラック25.
0重量部を、エタノール50.0重量部に溶解した溶液
を調製した。該溶液を前記錠剤表面にコーティングパン
を用いてコーティングし、乾燥によりエタノールを揮発
させ、錠剤型入浴剤を調製した。コーティングは、1錠
あたりポリビニルアルコール及びセラックの合計量が
0.0002gで、厚さ0.01mmとなるように行
い、1錠あたり0.3gの直径0.7cmの錠剤を10
個配合した錠剤型入浴剤を調製した。錠剤1個あたりの
組成を表1に示す。得られた錠剤型入浴剤(錠剤10
個)を密封包装し、温度40℃、相対湿度75%RHに
て6か月間保存した。保存時において、1週間に1回シ
ェーカーにて1分間に100往復の割合で3分間震振を
与えた。この6か月保存後の錠剤型入浴剤について、製
造直後のものとの比較試験を行なった。試験は、包装の
膨れ状態、錠剤型入浴剤の崩壊状態及び色素(青色)の
退色状態を30人のパネルにより評価して行なった。結
果を表2に示す。尚、表2中、色素の退色評価は、退色
割合が製造直後のものと比べて5%以内のものを「退色
していない」、5〜10%のものを「僅かに退色し
た」、10〜20%のものを「退色した」、20%以上
のものを「非常に退色した」とした。
【0024】実施例2 表1に示す錠剤組成により実施例1と同様に直径0.8
8cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表1に示す
コーティング材料組成により、コーティング材料合計量
が1錠あたり0.006gで、厚さ0.2mmとなるよ
うに実施例1と同様にコーティングを行ない、1錠あた
り0.6gの直径0.9cmの錠剤を5個配合した錠剤
型入浴剤を調製した。この錠剤型入浴剤について実施例
1と同様に試験を行なった。結果を表2に示す。
8cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表1に示す
コーティング材料組成により、コーティング材料合計量
が1錠あたり0.006gで、厚さ0.2mmとなるよ
うに実施例1と同様にコーティングを行ない、1錠あた
り0.6gの直径0.9cmの錠剤を5個配合した錠剤
型入浴剤を調製した。この錠剤型入浴剤について実施例
1と同様に試験を行なった。結果を表2に示す。
【0025】比較例1(有機酸を配合せず、コーティン
グしていない錠剤を用いた例) 表1に示す錠剤組成を加圧式打錠機を用いて錠剤とし、
1錠あたり0.6gの直径0.9cmの錠剤5個配合し
た錠剤型入浴剤を調製した。得られた錠剤型入浴剤につ
いて、実施例1と同様に色変わり試験を行なった。結果
を表2に示す。
グしていない錠剤を用いた例) 表1に示す錠剤組成を加圧式打錠機を用いて錠剤とし、
1錠あたり0.6gの直径0.9cmの錠剤5個配合し
た錠剤型入浴剤を調製した。得られた錠剤型入浴剤につ
いて、実施例1と同様に色変わり試験を行なった。結果
を表2に示す。
【0026】比較例2(コーティングしていない錠剤を
用いた例) 表1に示す錠剤組成を加圧式打錠機を用いて錠剤とし、
1錠あたり0.6gの直径0.9cmの錠剤5状を配合
した錠剤型入浴剤を調製した。得られた錠剤型入浴剤に
ついて、実施例1と同様に色変わり試験を行なった。結
果を表2に示す。
用いた例) 表1に示す錠剤組成を加圧式打錠機を用いて錠剤とし、
1錠あたり0.6gの直径0.9cmの錠剤5状を配合
した錠剤型入浴剤を調製した。得られた錠剤型入浴剤に
ついて、実施例1と同様に色変わり試験を行なった。結
果を表2に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】実施例3 硫酸ナトリウム粉末70.0重量部、炭酸水素ナトリウ
ム粉末10.0重量部、生薬末微量、色素類としての酸
化チタン15.0重量部、プロピレングリコール1.0
重量部及び香料1.0重量部を混合して粒状入浴剤を調
製した。前記粒状入浴剤27.0gに、実施例1で調製
した10個の錠剤(合計3.0g)を配合した錠剤型入
浴剤を配合し、色変わり入浴剤を調製した。得られた色
変わり入浴剤について、20人のパネルにより、以下に
示す色変わり試験を行った。結果を表3に示す。
ム粉末10.0重量部、生薬末微量、色素類としての酸
化チタン15.0重量部、プロピレングリコール1.0
重量部及び香料1.0重量部を混合して粒状入浴剤を調
製した。前記粒状入浴剤27.0gに、実施例1で調製
した10個の錠剤(合計3.0g)を配合した錠剤型入
浴剤を配合し、色変わり入浴剤を調製した。得られた色
変わり入浴剤について、20人のパネルにより、以下に
示す色変わり試験を行った。結果を表3に示す。
【0030】色変わり試験 色変わり入浴剤(30.0g)を浴湯200リットルに
投入し、20人のパネルに3回使用してもらった際の色
変わり状態を観察した。また、色変わりが認められたも
のについては、何分後に色変わりが生じたかも観察して
もらった。更に、得られた色変わり入浴剤をアルミニウ
ムフィルムに密封包装し、温度40℃、相対湿度75%
RHで6か月保存後に、上記と同様な色変わりに関する
観察を行った。
投入し、20人のパネルに3回使用してもらった際の色
変わり状態を観察した。また、色変わりが認められたも
のについては、何分後に色変わりが生じたかも観察して
もらった。更に、得られた色変わり入浴剤をアルミニウ
ムフィルムに密封包装し、温度40℃、相対湿度75%
RHで6か月保存後に、上記と同様な色変わりに関する
観察を行った。
【0031】実施例4 実施例2で調製した、錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を、実施例3で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例3
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
(合計3.0g)を、実施例3で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例3
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
【0032】比較例3(有機酸を配合せず、コーティン
グしていない錠剤を用いた例) 比較例1で調製した錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を、実施例3で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例3
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
グしていない錠剤を用いた例) 比較例1で調製した錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を、実施例3で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例3
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
【0033】比較例4(有機酸を配合していない錠剤を
用いた例) 比較例1で調製した錠剤に、実施例1と同一コーティン
グ材料組成により、コーティング材料合計量が1錠あた
り0.006gで、厚さ0.2mmとなるように実施例
1と同様にコーティングを行ない、1錠あたり0.6g
の直径0.9cmの錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を調製した。この錠剤型入浴剤を、実
施例1で調製した粒状入浴剤27.0gに配合して色変
わり入浴剤を調製し、実施例1と同様に色変わり試験を
行なった。結果を表3に示す。
用いた例) 比較例1で調製した錠剤に、実施例1と同一コーティン
グ材料組成により、コーティング材料合計量が1錠あた
り0.006gで、厚さ0.2mmとなるように実施例
1と同様にコーティングを行ない、1錠あたり0.6g
の直径0.9cmの錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を調製した。この錠剤型入浴剤を、実
施例1で調製した粒状入浴剤27.0gに配合して色変
わり入浴剤を調製し、実施例1と同様に色変わり試験を
行なった。結果を表3に示す。
【0034】比較例5(コーティングしていない錠剤を
用いた例) 比較例2で調製した錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を、実施例1で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例1
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
用いた例) 比較例2で調製した錠剤5個を配合した錠剤型入浴剤
(合計3.0g)を、実施例1で調製した粒状入浴剤2
7.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実施例1
と同様に色変わり試験を行なった。結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】実施例5 表4に示す錠剤組成により実施例1と同様に直径0.6
99cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表4に示
すコーティング材料組成により、コーティング材料合計
量が1錠あたり0.0002gで、厚さ0.01mmと
なるように実施例1と同様にコーティングを行ない、1
錠あたり0.3gの直径0.7cmの錠剤10個を配合
した錠剤型入浴剤を調製した。一方、別に硫酸ナトリウ
ム粉末70.0重量部、炭酸水素ナトリウム粉末28.
45重量部、生薬エキス1.0重量部、青色色素0.0
5重量部、及び香料1.0重量部を混合して粒状入浴剤
を調製した。前記粒状入浴剤27.0gに、前記10個
の錠剤を配合した錠剤型入浴剤(合計3.0g)を配合
し、色変わり入浴剤を調製し、実施例1と同様に色変わ
り試験を行なった。結果を表5に示す。
99cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表4に示
すコーティング材料組成により、コーティング材料合計
量が1錠あたり0.0002gで、厚さ0.01mmと
なるように実施例1と同様にコーティングを行ない、1
錠あたり0.3gの直径0.7cmの錠剤10個を配合
した錠剤型入浴剤を調製した。一方、別に硫酸ナトリウ
ム粉末70.0重量部、炭酸水素ナトリウム粉末28.
45重量部、生薬エキス1.0重量部、青色色素0.0
5重量部、及び香料1.0重量部を混合して粒状入浴剤
を調製した。前記粒状入浴剤27.0gに、前記10個
の錠剤を配合した錠剤型入浴剤(合計3.0g)を配合
し、色変わり入浴剤を調製し、実施例1と同様に色変わ
り試験を行なった。結果を表5に示す。
【0037】実施例6 表4に示す錠剤組成により実施例1と同様に直径0.8
2cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表4に示す
コーティング材料組成により、コーティング材料合計量
が1錠あたり0.006gで、厚さ0.2mmとなるよ
うに実施例1と同様にコーティングを行ない、1錠あた
り0.6gの直径0.9cmの5個の錠剤を配合した錠
剤型入浴剤を調製した。この錠剤5個を配合した錠剤型
入浴剤(合計3.0g)を、実施例5で調製した粒状入
浴剤27.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実
施例1と同様に色変わり試験を行なった。結果を表5に
示す。
2cmの錠剤を調製した後、得られた錠剤に表4に示す
コーティング材料組成により、コーティング材料合計量
が1錠あたり0.006gで、厚さ0.2mmとなるよ
うに実施例1と同様にコーティングを行ない、1錠あた
り0.6gの直径0.9cmの5個の錠剤を配合した錠
剤型入浴剤を調製した。この錠剤5個を配合した錠剤型
入浴剤(合計3.0g)を、実施例5で調製した粒状入
浴剤27.0gに配合して色変わり入浴剤を調製し、実
施例1と同様に色変わり試験を行なった。結果を表5に
示す。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】実施例7〜10 炭酸塩として、炭酸水素ナトリウム50.0重量部、有
機酸としてクエン酸20.0重量部、成型助剤として乳
糖14.0重量部及びポリエチレングリコール14重量
部、色素(黄色)2.0重量部を、加圧式打錠機を用い
て直径約0.8999cmの錠剤Aを調製した。次い
で、カルボキシメチルセルロースナトリウム25.0重
量部及びセラック25.0重量部を、エタノール50.
0重量部に溶解した溶液を調製した。該溶液を前記錠剤
A表面にコーティングパンを用いてコーティングし、乾
燥によりエタノールを揮発させ、錠剤型入浴剤を調製し
た。コーティングは、1錠あたりカルボキシメチルセル
ロースナトリウム及びセラックの合計量が0.0000
4gで、厚さ0.001mmとなるように行い、1錠あ
たり0.6gの直径0.9cmのコーティング錠剤Aを
調製した。錠剤Aの1個あたりの組成を表6に示す。
機酸としてクエン酸20.0重量部、成型助剤として乳
糖14.0重量部及びポリエチレングリコール14重量
部、色素(黄色)2.0重量部を、加圧式打錠機を用い
て直径約0.8999cmの錠剤Aを調製した。次い
で、カルボキシメチルセルロースナトリウム25.0重
量部及びセラック25.0重量部を、エタノール50.
0重量部に溶解した溶液を調製した。該溶液を前記錠剤
A表面にコーティングパンを用いてコーティングし、乾
燥によりエタノールを揮発させ、錠剤型入浴剤を調製し
た。コーティングは、1錠あたりカルボキシメチルセル
ロースナトリウム及びセラックの合計量が0.0000
4gで、厚さ0.001mmとなるように行い、1錠あ
たり0.6gの直径0.9cmのコーティング錠剤Aを
調製した。錠剤Aの1個あたりの組成を表6に示す。
【0041】また、表6に示す錠剤組成により、錠剤A
と同様に錠剤B〜Fの各錠剤を調製した。この際、錠剤
Bの直径は約0.897cm、錠剤Cの直径は約0.8
97cm、錠剤Dの直径は約0.8999cm、錠剤E
の直径は約0.897cm、錠剤Fの直径は約0.8c
mにそれぞれ調製した。得られた各錠剤に表6に示すコ
ーティング材料組成により、コーティング材料合計量が
1錠あたり錠剤B、C及びEの場合0.009g、厚さ
が0.3mmとなるように、錠剤Dの場合0.0000
4g、厚さが0.001mmとなるように、並びに錠剤
Fの場合0.03g、厚さが1.0mmとなるように、
前記コーティング錠剤Aと同様にコーティングを行な
い、1錠あたり0.6gの直径0.9cmのコーティン
グ錠剤B〜Fを調製した。
と同様に錠剤B〜Fの各錠剤を調製した。この際、錠剤
Bの直径は約0.897cm、錠剤Cの直径は約0.8
97cm、錠剤Dの直径は約0.8999cm、錠剤E
の直径は約0.897cm、錠剤Fの直径は約0.8c
mにそれぞれ調製した。得られた各錠剤に表6に示すコ
ーティング材料組成により、コーティング材料合計量が
1錠あたり錠剤B、C及びEの場合0.009g、厚さ
が0.3mmとなるように、錠剤Dの場合0.0000
4g、厚さが0.001mmとなるように、並びに錠剤
Fの場合0.03g、厚さが1.0mmとなるように、
前記コーティング錠剤Aと同様にコーティングを行な
い、1錠あたり0.6gの直径0.9cmのコーティン
グ錠剤B〜Fを調製した。
【0042】次いで、各コーティング錠剤A〜F、並び
に実施例3で調製した粒状入浴剤を用いて、1回の入浴
分毎に包装した表7に示す入浴剤を調製した。得られた
各入浴剤について、実施例3と同様に色変わり試験を行
なった。結果を表8〜10に示す。
に実施例3で調製した粒状入浴剤を用いて、1回の入浴
分毎に包装した表7に示す入浴剤を調製した。得られた
各入浴剤について、実施例3と同様に色変わり試験を行
なった。結果を表8〜10に示す。
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】
【表10】
Claims (4)
- 【請求項1】 浴湯に投入した際に酸塩基反応により発
泡する炭酸塩及び有機酸と、色素類とを含み、錠剤の形
態に成型され、且つ錠剤表面に、水及び無水有機溶媒に
溶解する水溶性高分子によるコーティング層を設けた複
数の錠剤を含む錠剤型入浴剤。 - 【請求項2】 浴湯に投入した際、浴湯を所望色に着色
し、所定時間経過後に浴湯を他の色に変色させる入浴剤
であって、 浴湯に投入した際に酸塩基反応により発泡する炭酸塩及
び有機酸と、色素類とを含み、錠剤の形態に成型され、
且つ錠剤表面に、水及び無水有機溶媒に溶解する水溶性
高分子によるコーティング層を設けた複数の錠剤を含む
錠剤型入浴剤と、粉末状及び/又は顆粒状の粒状入浴剤
とからなり、前記粒状入浴剤が、浴湯に投入した際に前
記錠剤型入浴剤と別の色を呈する色素類を含む色変わり
入浴剤。 - 【請求項3】 粒状入浴剤に含有される色素類が、乳白
色を呈する色素である請求項2記載の色変わり入浴剤。 - 【請求項4】 水溶性高分子が、セラックを含む請求項
1〜3のいずれか1項に記載の入浴剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35787597A JPH11189524A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 入浴剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35787597A JPH11189524A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 入浴剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11189524A true JPH11189524A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18456389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35787597A Pending JPH11189524A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 入浴剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11189524A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193787A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Kansai Koso Kk | 爪及び手足用洗浄剤 |
WO2004000260A1 (ja) * | 2001-01-12 | 2003-12-31 | Kansai Koso Co., Ltd. | 有形物含有固体入浴剤の製造法 |
WO2004000261A1 (ja) * | 2001-01-12 | 2003-12-31 | Kansai Koso Co., Ltd. | 固体化粧料 |
JP2019014662A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 日本製紙株式会社 | 入浴剤 |
KR20230121336A (ko) * | 2022-02-11 | 2023-08-18 | 최길수 | 다단공정을 통한 향을 머금은 솔트 입욕제 제조방법 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35787597A patent/JPH11189524A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002193787A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Kansai Koso Kk | 爪及び手足用洗浄剤 |
JP4544735B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2010-09-15 | 関西酵素株式会社 | 爪及び手足用洗浄剤 |
WO2004000260A1 (ja) * | 2001-01-12 | 2003-12-31 | Kansai Koso Co., Ltd. | 有形物含有固体入浴剤の製造法 |
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