JPS63198378A - 振動センサの製造方法 - Google Patents
振動センサの製造方法Info
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- JPS63198378A JPS63198378A JP62029823A JP2982387A JPS63198378A JP S63198378 A JPS63198378 A JP S63198378A JP 62029823 A JP62029823 A JP 62029823A JP 2982387 A JP2982387 A JP 2982387A JP S63198378 A JPS63198378 A JP S63198378A
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Classifications
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- H01L2924/1304—Transistor
- H01L2924/1306—Field-effect transistor [FET]
- H01L2924/13091—Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、半導体基板を用いて構成された振動センサ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
(従来の技術)
従来のこの種の技術としては、例えば第4図および第5
図に示すようなものがある( p roceeding
s of the IEEE、 vol 、 7
0. pp420〜456.(1982))。第4図お
よび第5図中、21はシリコン基板であり、シリコン基
板21上には、振動子としての複数個の梁22が片持式
に形成されチップ状の振動センサが構成されている。第
4図および第5図には図示省略されているが、梁22の
振動を電気信号に変換するための適宜の手段が付設され
ている。
図に示すようなものがある( p roceeding
s of the IEEE、 vol 、 7
0. pp420〜456.(1982))。第4図お
よび第5図中、21はシリコン基板であり、シリコン基
板21上には、振動子としての複数個の梁22が片持式
に形成されチップ状の振動センサが構成されている。第
4図および第5図には図示省略されているが、梁22の
振動を電気信号に変換するための適宜の手段が付設され
ている。
そして、梁22の厚さ、長さ、およびその材料定数等で
決まる周波数の振動が、適宜に電気信号に変換されて検
出される。
決まる周波数の振動が、適宜に電気信号に変換されて検
出される。
ところで、このような振動センサにおいて、梁22の共
振のQを上げるためには、梁22を真空雰囲気に保持す
ればよいことが一般的に知られている。
振のQを上げるためには、梁22を真空雰囲気に保持す
ればよいことが一般的に知られている。
第6図は、このような真空実装構造を、振動センサと同
種のセンサである絶対圧膨圧カセンサに適用されたもの
を例にとって示したものである。
種のセンサである絶対圧膨圧カセンサに適用されたもの
を例にとって示したものである。
第6図中、23はステム、24はパイプ、25はステム
23に気密的に取付けられたビン(端子)であり、圧力
センサチップ26が台座27を介してステム23上に固
着され、圧力センサチップ26の所要部とビン25の上
端とがボンディングワイヤ28により接続されている。
23に気密的に取付けられたビン(端子)であり、圧力
センサチップ26が台座27を介してステム23上に固
着され、圧力センサチップ26の所要部とビン25の上
端とがボンディングワイヤ28により接続されている。
そしてキャン29を用いて圧力センサチップ26が真空
実装されている。30は封止孔、31は真空封止用のハ
ンダである。
実装されている。30は封止孔、31は真空封止用のハ
ンダである。
振動センサにおいても、真空実装手段としては、上記の
ようなキャン29を用いた真空実装構造が採られている
。
ようなキャン29を用いた真空実装構造が採られている
。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の振動センサにあっては、振動子である梁を真空雰
囲気に保持する構造としてキャンを用いた真空実装構造
が採られていた。このため、その製造時にチップ毎にパ
ッケージングを行なわなければならず、キャン自体が比
較的高価につくこととも相まってコスト高につくという
問題点があった。
囲気に保持する構造としてキャンを用いた真空実装構造
が採られていた。このため、その製造時にチップ毎にパ
ッケージングを行なわなければならず、キャン自体が比
較的高価につくこととも相まってコスト高につくという
問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、コスト低減を図ることのできる振動センサの
製造方法を提供することを目的とする。
たもので、コスト低減を図ることのできる振動センサの
製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記問題点を解決するために、半導体基板上
に梁を形成し、該梁の振動を電気的信号に変換すること
により振動を検出する振動センサの製造方法において、
ウェーハ状の半導体基板に複数の梁を形成し、真空雰囲
気中においてカバー部材により上記1つの振動センサを
構成する梁ごとに該梁を半導体基板側に所定の空間をも
って気密封止することにより前記ウェーハ状半導体基板
に複数の振動センサを形成し、その後各振動センサごと
に前記ウェーハ状半導体基板を分割したことを要旨とす
る。
に梁を形成し、該梁の振動を電気的信号に変換すること
により振動を検出する振動センサの製造方法において、
ウェーハ状の半導体基板に複数の梁を形成し、真空雰囲
気中においてカバー部材により上記1つの振動センサを
構成する梁ごとに該梁を半導体基板側に所定の空間をも
って気密封止することにより前記ウェーハ状半導体基板
に複数の振動センサを形成し、その後各振動センサごと
に前記ウェーハ状半導体基板を分割したことを要旨とす
る。
(作用)
カバー部材を半導体基板上とづると、梁を真空雰囲気に
保持する構造は、チップ化された振動センサとされる前
に、梁が形成された半導体ウェーハとカバー部材用の半
導体ウェーハとの真空雰囲気中での気密封止によりウェ
ーハプロセス時に形成することができる。したがってバ
ッチ処理で作製することができるのでコスト低減が図ら
れる。
保持する構造は、チップ化された振動センサとされる前
に、梁が形成された半導体ウェーハとカバー部材用の半
導体ウェーハとの真空雰囲気中での気密封止によりウェ
ーハプロセス時に形成することができる。したがってバ
ッチ処理で作製することができるのでコスト低減が図ら
れる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。
ある。
まず振動センサの構成から説明すると、第1図中、1は
半導体基板としてのn形のシリコン基板であり、その主
面には、p形不純物の拡散により振動の変化を容量の変
化として検出するための下部電極2となるp+拡散層お
よびMO8FET3のソース、ドレインとなるp+領域
4.5がそれぞれ形成されている。このp+領域4.5
、ゲート酸化膜6およびゲート電極7により、振動Mを
電気信号に変換して検出するためのpチャネルのMO3
FET3が構成されている。
半導体基板としてのn形のシリコン基板であり、その主
面には、p形不純物の拡散により振動の変化を容量の変
化として検出するための下部電極2となるp+拡散層お
よびMO8FET3のソース、ドレインとなるp+領域
4.5がそれぞれ形成されている。このp+領域4.5
、ゲート酸化膜6およびゲート電極7により、振動Mを
電気信号に変換して検出するためのpチャネルのMO3
FET3が構成されている。
8はフィールド酸化膜であり、フィールド酸化膜8上に
おける下部電極2と対向した位置に、その一端がフィー
ルド酸化膜8に固着された片持式の梁9が形成されてい
る。梁9は、例えばSi3N4、多結晶シリコンおよび
3i3N4の3府構造からなる積層体で作製され、この
梁9により振動子が構成される。また、この梁9自身と
下部電極2とで振動量を容量の変化として検出するため
の容量が構成され、梁9は固着部の部分でMO8FET
3のゲート電極7に接続されている。
おける下部電極2と対向した位置に、その一端がフィー
ルド酸化膜8に固着された片持式の梁9が形成されてい
る。梁9は、例えばSi3N4、多結晶シリコンおよび
3i3N4の3府構造からなる積層体で作製され、この
梁9により振動子が構成される。また、この梁9自身と
下部電極2とで振動量を容量の変化として検出するため
の容量が構成され、梁9は固着部の部分でMO8FET
3のゲート電極7に接続されている。
11は、下部電極2に接続された配線、12はPSGで
形成された保護膜であり、保護膜12の所要部位に図示
省略の外部引出線が接続されるポンディングパッド13
が設けられている。
形成された保護膜であり、保護膜12の所要部位に図示
省略の外部引出線が接続されるポンディングパッド13
が設けられている。
そして、梁9を真空雰囲気に保持するための真空室14
aを有するカバー部材14が、接着部15の部分で保護
膜12の部分に気密的に接着されている。カバー部材1
4は、シリコン半導体で作製されシリコン基板1がウェ
ーハ状態のときに真空雰囲気中で保護膜12の部分に接
着される。
aを有するカバー部材14が、接着部15の部分で保護
膜12の部分に気密的に接着されている。カバー部材1
4は、シリコン半導体で作製されシリコン基板1がウェ
ーハ状態のときに真空雰囲気中で保護膜12の部分に接
着される。
次いで一ヒ述の振動センサの製造方法の一例を第2図の
(a)〜(1)を用いて説明する。なお、以下の説明に
おいて、(a)〜(i)の各項目記号は、第2図の(a
)〜(i)のそれぞれに対応する。
(a)〜(1)を用いて説明する。なお、以下の説明に
おいて、(a)〜(i)の各項目記号は、第2図の(a
)〜(i)のそれぞれに対応する。
(a)n形のシリコン基板1の主面に、p形不純物の拡
散によりMO8FET3のソースおよびドレインとなる
p+領域4.5と容量検出用の下部電極2となるp+拡
散層とを形成する。次いで熱酸化によりフィールド酸化
膜8を形成し、MO8FET3のゲート領域となる部分
のフィールド酸化膜8をフォトエツチングにより除去し
たのち、再び熱酸化して所要厚さのゲート酸化膜6を形
成する。
散によりMO8FET3のソースおよびドレインとなる
p+領域4.5と容量検出用の下部電極2となるp+拡
散層とを形成する。次いで熱酸化によりフィールド酸化
膜8を形成し、MO8FET3のゲート領域となる部分
のフィールド酸化膜8をフォトエツチングにより除去し
たのち、再び熱酸化して所要厚さのゲート酸化膜6を形
成する。
(b)CVD法により多結晶シリコンを堆積し、これを
フォトエツチングして所要形状のスペーサ16を形成す
る。スペーサ16の上部に、例えばSi:+N4、多結
晶シリコンおよびSi3N4の3層構造の積層体からな
る所要の長さの梁9をCVD法による堆積およびフォト
エツチングにより形成する。
フォトエツチングして所要形状のスペーサ16を形成す
る。スペーサ16の上部に、例えばSi:+N4、多結
晶シリコンおよびSi3N4の3層構造の積層体からな
る所要の長さの梁9をCVD法による堆積およびフォト
エツチングにより形成する。
なお、ここで形成される梁9は、検出しようとする振動
周波数に応じて適宜にその長さ、厚さ等が決定される。
周波数に応じて適宜にその長さ、厚さ等が決定される。
(c)MO8FET3のソース、ドレインおよび下部電
極2のコンタクト部をフォトエツチングにより開孔した
のちAu膜を蒸着し、これをフォトエツチングによりバ
ターニングしてゲート電極7および所要の配線11を形
成する。
極2のコンタクト部をフォトエツチングにより開孔した
のちAu膜を蒸着し、これをフォトエツチングによりバ
ターニングしてゲート電極7および所要の配線11を形
成する。
(d)PSGからなる保護膜12を形成する。
このときカバー部材14との接着部15領域の保護膜1
2表面が平滑となるように適宜の平坦化処理を行なう。
2表面が平滑となるように適宜の平坦化処理を行なう。
その後、ポンディングパッド13および梁9の部分の保
護膜12をフォトエツチングにより除去する。
護膜12をフォトエツチングにより除去する。
(e)エチレンジアミン+ビロカテ]−ル十水の混合液
で多結晶シリコンからなるスペーサ16をエツチングし
て除去し、一端がフィールド酸化膜8に固着された梁9
を形成する。
で多結晶シリコンからなるスペーサ16をエツチングし
て除去し、一端がフィールド酸化膜8に固着された梁9
を形成する。
上記(a)〜(e)の各処理はウェーハの状態で進めら
れる。
れる。
(f)カバー部材14を形成するため、−面が鏡面処理
されたシリコンウェーハを準備する。シリコンウェーハ
の鏡面側の接着部15となる部分の周りに、フォトエツ
チングまたはダイシング等の加工により、切込み17を
入れる。この切込み深さは、カバー部材14の上面部の
厚さを決めるものであるが、その深さは、さほど精度を
要求されない。
されたシリコンウェーハを準備する。シリコンウェーハ
の鏡面側の接着部15となる部分の周りに、フォトエツ
チングまたはダイシング等の加工により、切込み17を
入れる。この切込み深さは、カバー部材14の上面部の
厚さを決めるものであるが、その深さは、さほど精度を
要求されない。
(g)接着部15となる部分以外の領域をフォトエツチ
ングにより深くエツチングして真空室14aを形成する
。接着部15の周りの部分の厚さは、シリコンウェーハ
がチップ状にバラバラにならない程度の厚さに残す。こ
の厚さは、シリコンウェーハが例えば3インチ径のもの
であれば、50〜100μm程度とする。
ングにより深くエツチングして真空室14aを形成する
。接着部15の周りの部分の厚さは、シリコンウェーハ
がチップ状にバラバラにならない程度の厚さに残す。こ
の厚さは、シリコンウェーハが例えば3インチ径のもの
であれば、50〜100μm程度とする。
(h)上記の処理を施したカバー部材14用のシリコン
ウェーハの表面を親水化処理する。次いで梁9の形成処
理等が施されたウェーハとカバー部材14用のシリコン
ウェーハとを、図示省略の真空装置内にセットして対向
密着させ例えば1Torr程度の所定の減圧下で300
℃程度に加熱づる。この結果、両シリコンウェーハは直
接接合されて数kq/Cm2〜数10kq/cm2の強
度で接着される。接着時の雰囲気圧力(真空度〉は、梁
9の共振のQを決めるものであり、設計により所要の値
とする。この接着処理により、同時に梁9が真空雰囲気
に保持される。1個のカバー部材14内に真空保持され
る!99の個数は、検出 −しようとする振動周波数
に応じて1個または所要の複数個とされる。
ウェーハの表面を親水化処理する。次いで梁9の形成処
理等が施されたウェーハとカバー部材14用のシリコン
ウェーハとを、図示省略の真空装置内にセットして対向
密着させ例えば1Torr程度の所定の減圧下で300
℃程度に加熱づる。この結果、両シリコンウェーハは直
接接合されて数kq/Cm2〜数10kq/cm2の強
度で接着される。接着時の雰囲気圧力(真空度〉は、梁
9の共振のQを決めるものであり、設計により所要の値
とする。この接着処理により、同時に梁9が真空雰囲気
に保持される。1個のカバー部材14内に真空保持され
る!99の個数は、検出 −しようとする振動周波数
に応じて1個または所要の複数個とされる。
なお、シリコンウェーハ同士の直接接合は、公知の技術
である(特開昭60−51700号公報)(i)最後に
、カバー部材14用のシリコンウェーへの裏面(第2図
の上側面)を研削またはエツチングにより除去してカバ
ー部材14を形成するとともに、梁9等が形成された側
のウェーハをチップ毎に分割してチップ状振動センサを
形成する。チップ状の振動センサは、例えばプラスチッ
クパッケージまたは樹脂ボッティングにより実装される
。
である(特開昭60−51700号公報)(i)最後に
、カバー部材14用のシリコンウェーへの裏面(第2図
の上側面)を研削またはエツチングにより除去してカバ
ー部材14を形成するとともに、梁9等が形成された側
のウェーハをチップ毎に分割してチップ状振動センサを
形成する。チップ状の振動センサは、例えばプラスチッ
クパッケージまたは樹脂ボッティングにより実装される
。
次に作用を説明する。
!29を真空室14aにより真空雰囲気に保持する構造
は、ウェーハ同士の直接接合によりウェーハプロセス時
に形成される。このように真空雰囲気への保持格造がバ
ッチ処理で形成され、チップ毎に真空実装を行なう必要
がないのでコスト低減が図られる。
は、ウェーハ同士の直接接合によりウェーハプロセス時
に形成される。このように真空雰囲気への保持格造がバ
ッチ処理で形成され、チップ毎に真空実装を行なう必要
がないのでコスト低減が図られる。
そして、MOSFET3のドレインおよびゲート電極7
にそれぞれ所要の電圧が加えられ、振動センサに振動が
加わると、振動子としての梁9が共振して振動し、下部
1ilf!2との間で形成される容量が変化してその振
動量が容量変化として検出される。この容量変化は、ゲ
ート酸化膜6部のMO8容聞容量列に加わるので、MO
SFETの出力電流が容量変化に応じて変化し、振動量
が電気信号に変換される。したがって特定の周波数から
なる振動が検出される。
にそれぞれ所要の電圧が加えられ、振動センサに振動が
加わると、振動子としての梁9が共振して振動し、下部
1ilf!2との間で形成される容量が変化してその振
動量が容量変化として検出される。この容量変化は、ゲ
ート酸化膜6部のMO8容聞容量列に加わるので、MO
SFETの出力電流が容量変化に応じて変化し、振動量
が電気信号に変換される。したがって特定の周波数から
なる振動が検出される。
次いで第3図の(A)、(B)には、この発明の他の実
施例を示す。
施例を示す。
この実施例は、カバー部材をシリコン半導体を用いて作
製する点では、前記一実施例のものと同様であるが、そ
の製造プロセスの簡易化を図ったものである。
製する点では、前記一実施例のものと同様であるが、そ
の製造プロセスの簡易化を図ったものである。
即ち、第3図の(A)に示すようにシリコンウェーへの
状態でフォトエツチングにより真空室18aを形成する
際に、真空室18aエツチング部の開口寸法を、接着部
15の周囲部の開口寸法よりも小さく設定し、異方性エ
ツチングを用いて真空室18a部分のエツチング深さj
を、周囲部18bのエツチング深さkよりも小さくした
ものである。
状態でフォトエツチングにより真空室18aを形成する
際に、真空室18aエツチング部の開口寸法を、接着部
15の周囲部の開口寸法よりも小さく設定し、異方性エ
ツチングを用いて真空室18a部分のエツチング深さj
を、周囲部18bのエツチング深さkよりも小さくした
ものである。
このエツチング法を用いると、前記第2図(f)に示し
たように予め切込み17を形成しておかなくても、1回
の異方性エツチングで真空室18aの部分を周囲部18
bよりも浅くエツチングすることができる。
たように予め切込み17を形成しておかなくても、1回
の異方性エツチングで真空室18aの部分を周囲部18
bよりも浅くエツチングすることができる。
上記のカバー部材18の形成法以外については、構成お
よび作用ともに前記一実施例のものとほぼ同様である。
よび作用ともに前記一実施例のものとほぼ同様である。
この実施例によれば、製造工程が簡略化されるので、一
層コスト低減を図ることができる。
層コスト低減を図ることができる。
なお、上述の各実施例では、カバー部材をシリコン半導
体製としたが、ガラス材質製とすることもできる。
体製としたが、ガラス材質製とすることもできる。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、つ工−ハ状の
半導体基板に複数の梁を形成し、真空雰囲気中において
カバー部材により上記1つの振動センサを構成する梁ご
とに該梁を半導体基根側に所定の空間をもって気密封止
することにより前記ウェーハ状半導体基板に複数の振動
センサを形成し、その後各振動センサごとに前記ウェー
ハ状半導体基板を分割するようにしたので、バッチ処理
が可能となり比較的高価なキャンが不要とされることと
も相まってコスト低減を図ることができるという利点が
ある。
半導体基板に複数の梁を形成し、真空雰囲気中において
カバー部材により上記1つの振動センサを構成する梁ご
とに該梁を半導体基根側に所定の空間をもって気密封止
することにより前記ウェーハ状半導体基板に複数の振動
センサを形成し、その後各振動センサごとに前記ウェー
ハ状半導体基板を分割するようにしたので、バッチ処理
が可能となり比較的高価なキャンが不要とされることと
も相まってコスト低減を図ることができるという利点が
ある。
第1図はこの発明に係る振動センサの製造方法の一実施
例によって製造された振動センサを示す縦断面図、第2
図はこの発明の一実施例を説明するための製造工程図、
第3図はこの発明の他の実施例によって製造された振動
センサを示す縦断面図、第4図は従来の振動センサを示
す平面図、第5図は第4図のv−v線断面図、第6図は
従来の真空実装構造を示す構成図である。 1:シリコン基板(半導体基板)、 2:下部電極、 3 :MOSFET。 9:梁、 14.18二力バ一部材。 代理人 弁理士 三 好 保 男第2図(e) 嘉2図(9〕 第2区(h) 1乙 第4図
例によって製造された振動センサを示す縦断面図、第2
図はこの発明の一実施例を説明するための製造工程図、
第3図はこの発明の他の実施例によって製造された振動
センサを示す縦断面図、第4図は従来の振動センサを示
す平面図、第5図は第4図のv−v線断面図、第6図は
従来の真空実装構造を示す構成図である。 1:シリコン基板(半導体基板)、 2:下部電極、 3 :MOSFET。 9:梁、 14.18二力バ一部材。 代理人 弁理士 三 好 保 男第2図(e) 嘉2図(9〕 第2区(h) 1乙 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半導体基板上に梁を形成し、該梁の振動を電気的信号に
変換することにより振動を検出する振動センサの製造方
法において、 ウェーハ状の半導体基板に複数の梁を形成し、真空雰囲
気中においてカバー部材により上記1つの振動センサを
構成する梁ごとに該梁を半導体基板側に所定の空間をも
って気密封止することにより前記ウェーハ状半導体基板
に複数の振動センサを形成し、その後各振動センサごと
に前記ウェーハ状半導体基板を分割したことを特徴とす
る振動センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62029823A JPS63198378A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 振動センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62029823A JPS63198378A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 振動センサの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198378A true JPS63198378A (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=12286744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62029823A Pending JPS63198378A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 振動センサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63198378A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04192370A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-10 | Nissan Motor Co Ltd | 半導体加速度センサ |
US5858809A (en) * | 1994-12-01 | 1999-01-12 | Analog Devices | Conductive plane beneath suspended microstructure |
JP2006317180A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
JP2006317181A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
JP2007516848A (ja) * | 2003-12-24 | 2007-06-28 | キャベンディッシュ・キネティックス・リミテッド | デバイス収容方法および対応装置 |
US7989262B2 (en) | 2008-02-22 | 2011-08-02 | Cavendish Kinetics, Ltd. | Method of sealing a cavity |
US7993950B2 (en) | 2008-04-30 | 2011-08-09 | Cavendish Kinetics, Ltd. | System and method of encapsulation |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP62029823A patent/JPS63198378A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04192370A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-10 | Nissan Motor Co Ltd | 半導体加速度センサ |
US5858809A (en) * | 1994-12-01 | 1999-01-12 | Analog Devices | Conductive plane beneath suspended microstructure |
JP2007516848A (ja) * | 2003-12-24 | 2007-06-28 | キャベンディッシュ・キネティックス・リミテッド | デバイス収容方法および対応装置 |
US7615395B2 (en) | 2003-12-24 | 2009-11-10 | Cavendish Kinetics Limited | Method for containing a device and a corresponding device |
JP4658966B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2011-03-23 | キャベンディッシュ・キネティックス・リミテッド | マイクロメカニカル素子の収容方法およびマイクロメカニカル素子の形成方法 |
USRE44246E1 (en) | 2003-12-24 | 2013-05-28 | Cavendish Kinetics Limited | Method for containing a device and a corresponding device |
JP2006317180A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
JP2006317181A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 加速度センサ |
US7989262B2 (en) | 2008-02-22 | 2011-08-02 | Cavendish Kinetics, Ltd. | Method of sealing a cavity |
US8395249B2 (en) | 2008-02-22 | 2013-03-12 | Cavendish Kinetics, Ltd. | Sealed cavity |
US7993950B2 (en) | 2008-04-30 | 2011-08-09 | Cavendish Kinetics, Ltd. | System and method of encapsulation |
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