JPS63197778A - 雪庇発生防止装置 - Google Patents

雪庇発生防止装置

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JPS63197778A
JPS63197778A JP2941487A JP2941487A JPS63197778A JP S63197778 A JPS63197778 A JP S63197778A JP 2941487 A JP2941487 A JP 2941487A JP 2941487 A JP2941487 A JP 2941487A JP S63197778 A JPS63197778 A JP S63197778A
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blow
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elevated
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司 苫米地
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 a、産業上の利用分野 本発明は、建築物におけるパラベットの上縁部分、笠木
の上縁部分、高架鉄道や高架道路における防護壁の上縁
部分、工作物(広告塔、看板等)の上縁部分などに発生
しようとする雪庇を防止する装置に関するものである。
b、従来の技術とその問題点 従来、降雪地方における建築物におけるパラベットの上
縁部分、笠木の上縁部分、高架鉄道や高架道路における
防護壁の上縁部分、工作物(広告塔、看板等)の上縁部
分などは、吹き付ける風によってこれら上縁部分におけ
る風下側に雪庇が発生し増大し、さらには落下する。
そこで、゛雪庇の発生原理を説明すると、下記の通りで
ある。
屋上の雪庇は、第9図に示すように屋根面を吹く風6で
運ばれてきた飛雪が、笠木を吹き越す際、その粘着性に
より付着しながら風下に向って成長し発達する。従って
、降雪だけでは雪庇6Aの発生は問題とはならず、吹雪
の時に限って発生する。
6Bはつららを示す。
このようなことから、建築物において、この雪庇が発生
した場合は、雪庇が発生し増大すると軒下などに落下す
るなどして、通行人等に危害を与える危険性がある。
また、上記防護壁の上縁部分などに雪庇が発生した場合
も、同様な心配があると共に高架鉄道や高架道路内外に
落下した場合は、交通の障害になるなどの問題がある。
B1発明の構成 a1問題を解決しようとする手段 本発明では、下記の構成のものによって上述した問題を
解決しようとするものである。すなわち、 本発明の第1は、建築物における高架鉄道や高架道路に
おける防護壁、工作物(広告塔、看板、信号機等)上縁
部分2などに、当該上縁部分2の上方に長手方向をもつ
と共に、スリット状の間隙部りを存して連設した吹拭吹
上げ部3は断面三角状に構成され、かつ、この吹拭吹上
げ部3の上方稜線部には、雪切り板3Aが当該吹拭吹上
げ部の長手方向をもって植設されている雪庇発生防止装
置であり、 本発明の第2は、建築物におけるパラ ベット、笠木、高架鉄道や高架道路における防護壁、工
作物(広告塔、看板等)上縁部分2などに直接設けられ
た下方に位置する吹上げ部13と、この吹上げ部13の
直上位置にスリット状の間隙部りを存して連設された上
方に位置する吹拭吹上げ部14からなり、上記吹上げ部
13の上端面は風上側15に対して、風を誘導するよう
所定角度をもった傾斜面13Aが形成されていると共に
、上記吹拭吹上げ部14における風上側15の面14A
は、風を誘導するよう所定角度をもった上下の傾斜面1
4B。
14Cが断面横向きV字状に形成されている雪庇発生防
止装置である。
b、発明の実施例 1は第1発明の雪庇発生防止装置であ る。
11は第2発明の雪庇発生防止装置である。
2は上記雪庇発生防止装置1.11が設けられるべき建
築物におけるパラベットの上縁部分、笠木の上縁部分、
高架鉄道や高架道路における防護壁の上縁部分などであ
る。
第1発明の雪庇発生防止装置1は、上記建築物における
高架鉄道や高架道路における防護壁、工作物(広告塔、
看板、信号機等)上縁部分2などに、当該上縁部分2の
上方に長手方向をもつと共に、スリット状の間隙部りを
存して吹拭吹上げ部3を連設し、上記吹拭吹上げ部3は
断面三角状に構成され、かつ、この吹拭吹上げ部3の上
方稜線部には、雪切り板3Aが当該吹拭吹上げ部の長手
方向をもって植設されている。
3Bは風上側5に対して、風を誘導するよう所定角度を
もって形成された傾斜面である。
そこで、第2発明としての雪庇発生防止装置11は上記
建築物におけるパラペット、笠木、高架鉄道や高架道路
における防護壁、工作物(広告塔、看板)上縁部分2な
どに直接設けられた下方に位置する吹上げ部13と、こ
の吹上げ部13の直上位置にスリット状に間隙部りを存
して連設された上方に位置する吹拭吹上げ部14からな
る。
上記吹上げ部13は、上記上縁部分2の方面に当該上縁
部分2の長手方向をもって添設された所定巾と所定厚さ
を有する板状体となりている。
そこで、上記吹上げ部13の上端面は風上側15に対し
て、風を誘導するよう所定角度をもった傾斜面13Aが
形成されている。
この場合、上記吹上げ部13は上述のごとく、上記上縁
部分2と一体に構成しても、また別造りものを上記上縁
部分2を上部に取り付けてもよい。
上記吹拭吹上げ部14は、上記吹上げ部13とは、適当
な支持脚16を介して平行に支持された所定巾と所定厚
さを有する板状体となっている。
そこで、上記吹拭吹上げ部14における風上側150面
14Aは、風を誘導するよう所定角度をもった上下の傾
斜面14B。
14Cが断面横向きv字状に形成されている。
また、使用する素材については、例えばフッ素樹脂をコ
ーティングした素材セラミックス、アルミ、ステンレス
、カラー鋼板、木材等の如く雪の付着しずらい素材及び
塗料など巾広い素材を使用する。
なお、上記スリット状に構成された間隙部りは、たとえ
ば下記の如く構成することで、設置場所の状態に応じて
伸縮調整自在にすることができる。
すなわち、第5図の如く支持脚16を上下部分16A、
16Bにしておき、この両者に設けた調節穴18A1,
16B1をボルト16Dで連結するとよい。
なお、上記吹拭吹上部14の上方稜線部分に雪切り板1
40を分断した状態あるいは全通にわたって取付けるこ
とができる。
雪切り板3Aと吹拭吹上部14は第2図。
第6図の如く所定間隔で分割してもよい。
図中、5A、15Aは風向きを示す。
C2作用 第1発明の場合 第3図を参照して (イ)θ=45°程度から風下に発生する渦が傾斜面か
ら離れる。
従って、θ≧45°とする必要があ る。
(ロ)雪切り板を設けたものにあっては、傾斜面3Bに
雪が積っても、雪の粘着 性を軽減し、雪庇が成長する前に落下 させることができる。
(八)間隙部Oの寸法は、雪の粘着性および風下に発生
する渦を壁面から離すた めに、吹拭吹上げ部3の高さI乙の 20%前後とする。
第2発明の場合 第7図を参照して (イ)θ1冨θ2=45@程度から風下に発生する渦が
壁面から離れる。
従って、θ1およびθ2は45°以 上とする必要がある。
また、間隙部分を通り抜ける風向き は、風下に発生する渦を壁面から離す ため、水平あるいは上方に向かなけれ ばならない。このため、θ、≧θ2と する。
(0)θ3z45°程度から風下に発生する渦が壁面か
ら離れる。
従って、θ3≧45°とする必要が ある。
(八)間隙部りの寸法は、雪の粘着性および風下に発生
する渦を壁面から殖すた めに、風の誘導1! 11 Lの20%前後とする。
C1発明の効果 a、雪切り板を設けたものにあっては、傾斜面3Bに雪
が積っても、言の粘着性を軽減し、雪庇が成長する前に
落下させることができる。
b、屋上積雪の少ない場合は、上記吹上げ部13の吹き
払い効果だけで、雪庇の発生防止が可能である。
C1屋上積雪が多い場合は、上記吹上げ部の直上位置に
スリットとしての間隔部りを存して、上記吹拭吹上げ部
14を併設したものにより、両者の吹き払い効果によっ
て段階的に上記吹拭吹上げ部14までの高さの積雪によ
って発生する雪庇の防止が可能である。
d、既存の建築物及び高架鉄道、高架道路における雪庇
発生を軽減する場合は上記吹上げ部13を取り付けるこ
とにより効果がある。
e、上記吹上げ部13と上記吹拭吹上げ部14を併設す
ることにより防護柵と兼用することができると共に、建
物の外観デザイン上も有効である。
f、上記吹上げ部13の直上位置にス リットとしての間隔部りを存して、上記吹拭吹上げ部1
4を併設したものにより、上記間隔部りから屋根面外に
風を誘導し、屋上積雪を軽減することができる。
g、従来、道路の防雪対策に用いられる吹き払い柵7は
、第10図に示すように吹き払い板によって道路に風を
誘導し、道路上の風速を加速させ部位7Aの雪を吹か払
うことを目的としている。
これに反し、本願のものは上記吹上げ部13、上記吹拭
吹上げ部14によって、上記間隔部りにおける風速を増
加させ、雪庇の発生防止をすることができる。従って、
道路に用いる吹き払い板の最適角度と本願のものにおけ
る最適角度とは異なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の斜視図、 第2図は同上の他の実施例の斜視図、 第3図は作用を説明する側面図、 第4図は第2発明の斜視図、 第5図は支持脚の分解斜視図、 第6図は他の実施例の斜視図、 第7図は作用を説明する側面図、 第8図は他の実施例の斜視図、 第9図は雪庇発生の説明図、 第10図は従来の作用を説明する側面図である。 191.第1発明の雪庇発生防止装置 211.上縁部分 3、 、吹拭吹上げ部 3A 6.雪切り板 119.第2発明の雪庇発生防止装置 131. 吹上げ部 140.吹拭吹上げ部 第6図 第7図 第1○図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、建築物における高架鉄道や高架道路における防護壁
    、工作物(広告塔、看板、信号 機等)上縁部分2などに、当該上縁部分2 の上方に長手方向をもつと共に、スリット 状の間隙部Dを存して連設した吹払吹上げ 部3は断面三角状に構成され、かつ、この 吹払吹上げ部3の上方稜線部には、雪切り 板3Aが当該吹払吹上げ部の長手方向を もって植設されていることを特徴とする雪 庇発生防止装置。 2、建築物におけるパラペット、笠木、高架鉄道や高架
    道路における防護壁、工作物 (広告塔、看板等)上縁部分2などに直接 設けられた下方に位置する吹上げ部13 と、この吹上げ部13の直上位置にス リット状の間隙部Dを存して連設された上 方に位置する吹払吹上げ部14からなり、 上記吹上げ部13の上端面は風上側15に 対して、風を誘導するよう所定角度を もった傾斜面13Aが形成されていると共 に、上記吹払吹上げ部14における風上側 15の面14Aは、風を誘導するよう所定 角度をもった上下の傾斜面14B、14C が断面横向きV字状に形成されていること を特徴とする雪庇発生防止装置。 3、上記スリット状の間隙部Dは伸縮調整自在に構成さ
    れた特許請求の範囲第1項、第 2項記載の雪庇発生防止装置。
JP2941487A 1987-02-10 1987-02-10 雪庇発生防止装置 Granted JPS63197778A (ja)

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JP2941487A JPS63197778A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 雪庇発生防止装置

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JPS63197778A true JPS63197778A (ja) 1988-08-16
JPH0418109B2 JPH0418109B2 (ja) 1992-03-26

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JP (1) JPS63197778A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289705A (ja) * 1989-04-27 1990-11-29 Asupu:Kk 吹き払い防雪柵
JP2020012289A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 有限会社高橋アルミ工業 雪庇予防装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02289705A (ja) * 1989-04-27 1990-11-29 Asupu:Kk 吹き払い防雪柵
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