JPS6319738Y2 - - Google Patents
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- JPS6319738Y2 JPS6319738Y2 JP2050482U JP2050482U JPS6319738Y2 JP S6319738 Y2 JPS6319738 Y2 JP S6319738Y2 JP 2050482 U JP2050482 U JP 2050482U JP 2050482 U JP2050482 U JP 2050482U JP S6319738 Y2 JPS6319738 Y2 JP S6319738Y2
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Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属の切断(ガス切断)に際して、
切断酸素の圧力を利用して圧電スパークを起こ
し、もつて自動着火させるトーチであつて、詳し
くは導電性の外管と、切断酸素流路を形成する導
電性の内管とが絶縁体を介して互いに嵌合保持さ
れて前記外管と前記内管との先端側の夫々にスパ
ーク用電極が形成される火口と、この火口を装着
する導電性のトーチヘツドと、前記火口の長手方
向に対して交差する姿勢で前記トーチヘツドに接
続される切断酸素管とを備え、前記トーチヘツド
に前記切断酸素管に連通される切断酸素流路部分
を形成して、前記火口の前記トーチヘツドへの装
着により、前記外管がトーチヘツドに対して電気
的に接続され、かつ、前記内管の後端部が前記切
断酸素流路部分内に臨む姿勢で、前記切断酸素流
路と前記切断酸素流路部分とを連通接続させると
ともに、前記切断酸素流路部分に切断酸素圧で打
撃されて起電する圧電機構を内装し、この圧電機
構cに備えられる一対の受電極のうちの一方の受
電極を前記トーチヘツドに接触させ、他方の受電
極を前記内管の後端部に接触させて、前記スパー
ク用電極に連通させるように構成してある自動着
火式切断用トーチに関する。
切断酸素の圧力を利用して圧電スパークを起こ
し、もつて自動着火させるトーチであつて、詳し
くは導電性の外管と、切断酸素流路を形成する導
電性の内管とが絶縁体を介して互いに嵌合保持さ
れて前記外管と前記内管との先端側の夫々にスパ
ーク用電極が形成される火口と、この火口を装着
する導電性のトーチヘツドと、前記火口の長手方
向に対して交差する姿勢で前記トーチヘツドに接
続される切断酸素管とを備え、前記トーチヘツド
に前記切断酸素管に連通される切断酸素流路部分
を形成して、前記火口の前記トーチヘツドへの装
着により、前記外管がトーチヘツドに対して電気
的に接続され、かつ、前記内管の後端部が前記切
断酸素流路部分内に臨む姿勢で、前記切断酸素流
路と前記切断酸素流路部分とを連通接続させると
ともに、前記切断酸素流路部分に切断酸素圧で打
撃されて起電する圧電機構を内装し、この圧電機
構cに備えられる一対の受電極のうちの一方の受
電極を前記トーチヘツドに接触させ、他方の受電
極を前記内管の後端部に接触させて、前記スパー
ク用電極に連通させるように構成してある自動着
火式切断用トーチに関する。
本考案の自動着火式切断用トーチは、主として
手動操作される可搬式のものである。ただし、自
動ガス切断などに使用することを妨げない。
手動操作される可搬式のものである。ただし、自
動ガス切断などに使用することを妨げない。
冒記した自動着火式切断用トーチに関する先行
技術に、本出願人の出願に係る特願昭56−128969
号(昭和56年8月18日出願日)において記載した
ものがある。
技術に、本出願人の出願に係る特願昭56−128969
号(昭和56年8月18日出願日)において記載した
ものがある。
これを第1図に掲げる。火口aがトーチヘツド
bに差込まれたうえロツクナツト1で固定されて
いる。トーチヘツドbには燃料ガス管6、予熱酸
素管7、切断酸素管8が接続固定されている。圧
電機構ccはユニツト内管2に形成される切断酸素
流路部分18に内装され、前記ユニツト内管2
は、オリフイススペーサ3を介してユニツト外管
4に挿入されている。
bに差込まれたうえロツクナツト1で固定されて
いる。トーチヘツドbには燃料ガス管6、予熱酸
素管7、切断酸素管8が接続固定されている。圧
電機構ccはユニツト内管2に形成される切断酸素
流路部分18に内装され、前記ユニツト内管2
は、オリフイススペーサ3を介してユニツト外管
4に挿入されている。
5はロツトナツト、43はパツキングである。
ユニツト内管2とユニツト外管4の間に筒状流路
15が形成され、環状室14、連通路11を介し
て切断酸素管8につながる。筒状弁座16を兼ね
る磁性体17がユニツト内管2の後部に固定され
ている。圧電機構cの作動子19としての圧電体
20が、内管2の切断酸素流路部分18に軸線方
向に往復移動自在に内装されている。圧電体20
は、前記ユニツト内管2の内周面に対して摺動す
る一方の受電極42としての摺動外筒21、絶縁
体22、圧電素子23、他方の受電極としての当
金24、磁石ホルダー25、永久磁石26からな
る。摺動外筒21には細流路27が複数形成され
ている。平常時には磁石26が磁性体17に吸着
され弁座16を閉塞する。切断酸素の圧送により
圧電体20が高速移動し当金24が火口内管28
に激突し、高電圧を生じる。酸素圧送を止めると
圧電体20は磁気吸引力により図示の待機位置へ
戻される。磁石26と磁性体17とで作動子引戻
し機構dとなつている。
ユニツト内管2とユニツト外管4の間に筒状流路
15が形成され、環状室14、連通路11を介し
て切断酸素管8につながる。筒状弁座16を兼ね
る磁性体17がユニツト内管2の後部に固定され
ている。圧電機構cの作動子19としての圧電体
20が、内管2の切断酸素流路部分18に軸線方
向に往復移動自在に内装されている。圧電体20
は、前記ユニツト内管2の内周面に対して摺動す
る一方の受電極42としての摺動外筒21、絶縁
体22、圧電素子23、他方の受電極としての当
金24、磁石ホルダー25、永久磁石26からな
る。摺動外筒21には細流路27が複数形成され
ている。平常時には磁石26が磁性体17に吸着
され弁座16を閉塞する。切断酸素の圧送により
圧電体20が高速移動し当金24が火口内管28
に激突し、高電圧を生じる。酸素圧送を止めると
圧電体20は磁気吸引力により図示の待機位置へ
戻される。磁石26と磁性体17とで作動子引戻
し機構dとなつている。
火口aは外管としての本体29と内管28とか
らなり両者間に介在の絶縁体32,33,34に
より両者は電気的に絶縁されている。
らなり両者間に介在の絶縁体32,33,34に
より両者は電気的に絶縁されている。
本体29、内管28は電気の良導体である銅で
できており、夫々の先端のスパーク電極40,3
9を圧電機構cの受電極24,42に接続するた
めの導電体31,30を兼ねている。先端がわの
環状流路35に連ねて一本の細長い混合気流路3
6があり、これとこれに合流する流路37が環状
室13,12につながつている。環状室12,1
3は各々連通路9,10を介して燃料ガス管6、
予熱酸素管7に連なつている。38は切断酸素流
路である。
できており、夫々の先端のスパーク電極40,3
9を圧電機構cの受電極24,42に接続するた
めの導電体31,30を兼ねている。先端がわの
環状流路35に連ねて一本の細長い混合気流路3
6があり、これとこれに合流する流路37が環状
室13,12につながつている。環状室12,1
3は各々連通路9,10を介して燃料ガス管6、
予熱酸素管7に連なつている。38は切断酸素流
路である。
この従来の自動着火式切断用トーチは、圧電機
構cを内装する切断酸素流路18を火口aの長手
方向に沿つて形成し、圧電機構cの作動子19を
火口aの内管28後端部に対して内管28の軸芯
方向に激突させるものであつたため、下記(イ)乃至
(ニ)の問題点があつた。
構cを内装する切断酸素流路18を火口aの長手
方向に沿つて形成し、圧電機構cの作動子19を
火口aの内管28後端部に対して内管28の軸芯
方向に激突させるものであつたため、下記(イ)乃至
(ニ)の問題点があつた。
(イ) 火口aの長手方向に沿うトーチヘツドbの後
端が出張り、火口aを装着した状態での、火口
先端からトーチヘツド後端までの長さが長くな
くなるので、狭隘な場所での作業が行いずら
い。
端が出張り、火口aを装着した状態での、火口
先端からトーチヘツド後端までの長さが長くな
くなるので、狭隘な場所での作業が行いずら
い。
(ロ) 切断酸素流を一旦トーチヘツド後端側に案内
した後、トーチヘツド前端側に案内して圧電機
構cに作用させなければならないから、トーチ
ヘツドに形成される切断酸素の流路の構造が複
雑化し、トーチヘツドの組付け作業のみなら
ず、メンテナンス作業も容易に行えない。
した後、トーチヘツド前端側に案内して圧電機
構cに作用させなければならないから、トーチ
ヘツドに形成される切断酸素の流路の構造が複
雑化し、トーチヘツドの組付け作業のみなら
ず、メンテナンス作業も容易に行えない。
(ハ) 上記(ロ)の場合と同様の理由により、切断酸素
流を火口長手方向に浴つて、前後に迂回させ
て、内管28に案内しなければならず、圧力損
失が多い。
流を火口長手方向に浴つて、前後に迂回させ
て、内管28に案内しなければならず、圧力損
失が多い。
このことは、圧電機構cの作動子19の移動
速度が低下して所定のスパークが発生しない原
因となり易く、又、切断酸素流による切断面の
精度が低下する原因ともなり易い。
速度が低下して所定のスパークが発生しない原
因となり易く、又、切断酸素流による切断面の
精度が低下する原因ともなり易い。
(ニ) 火口aの内管28が火口長手方向に打撃され
るから、この打撃力が内管28と絶縁体32,
33,34との接合面に剪断力として作用し、
長期使用のうちに内管28が絶縁体32,3
3,34に対し火口aの先端側にずれ動いてス
パーク用電極間の距離に狂いが生じ、所定のス
パークを発生させ得なくなる原因となり易い。
るから、この打撃力が内管28と絶縁体32,
33,34との接合面に剪断力として作用し、
長期使用のうちに内管28が絶縁体32,3
3,34に対し火口aの先端側にずれ動いてス
パーク用電極間の距離に狂いが生じ、所定のス
パークを発生させ得なくなる原因となり易い。
上記問題点のうち、上記(ロ)、(ハ)の問題点を解決
するために、例えば、圧電機構cを内装している
切断酸素流路部分18の後端に直接切断酸素管8
を接続させる手段が考えられるが、燃料ガス管
6、予熱酸素管7の位置から大きく離れた位置に
切断酸素管8が接続されることになるから、切断
装置全体が大型化してしまう問題が新たに生じ
る。
するために、例えば、圧電機構cを内装している
切断酸素流路部分18の後端に直接切断酸素管8
を接続させる手段が考えられるが、燃料ガス管
6、予熱酸素管7の位置から大きく離れた位置に
切断酸素管8が接続されることになるから、切断
装置全体が大型化してしまう問題が新たに生じ
る。
本考案は上記実状に鑑みて為されたものであつ
て、圧電機構の装着構造を工夫することにより、
切断装置全体の大型化を抑制しながら、前記(イ)乃
至(ニ)の問題点を解決することを目的とする。
て、圧電機構の装着構造を工夫することにより、
切断装置全体の大型化を抑制しながら、前記(イ)乃
至(ニ)の問題点を解決することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、冒記した自動着火式切断用トーチにおいて、
前記切断酸素流路部分を前記火口の長手方向に対
して交差する姿勢で形成して前記内管の後端部を
前記切断酸素流路部分内に臨ませるとともに、こ
の切断酸素流路部分に、その作動子が切断酸素圧
によつて起電打撃位置に向けてこの切断酸素流路
部分の方向に移動される状態に構成された圧電機
構、並びに、切断酸素圧減少に伴つて前記作動子
を待機位置に復帰し保持するように構成された作
動子引戻し機構を内蔵してある点にあり、かかる
構成から次の作用効果を奏する。
は、冒記した自動着火式切断用トーチにおいて、
前記切断酸素流路部分を前記火口の長手方向に対
して交差する姿勢で形成して前記内管の後端部を
前記切断酸素流路部分内に臨ませるとともに、こ
の切断酸素流路部分に、その作動子が切断酸素圧
によつて起電打撃位置に向けてこの切断酸素流路
部分の方向に移動される状態に構成された圧電機
構、並びに、切断酸素圧減少に伴つて前記作動子
を待機位置に復帰し保持するように構成された作
動子引戻し機構を内蔵してある点にあり、かかる
構成から次の作用効果を奏する。
即ち、切断酸素流路部分を火口の長手方向に対
して交差する姿勢で形成して、この切断酸素流路
部分に圧電機構を内装したので。
して交差する姿勢で形成して、この切断酸素流路
部分に圧電機構を内装したので。
(A) 火口の長手方向に沿うトーチヘツドの後端の
出張りを極力少なくすることができ、従つて、
火口先端からトーチヘツド後端までの長さが従
来よりも短くなり、狭隘な場所での作業がやり
易い。
出張りを極力少なくすることができ、従つて、
火口先端からトーチヘツド後端までの長さが従
来よりも短くなり、狭隘な場所での作業がやり
易い。
そして、このように内装した圧電機構の作動
子を、切断酸素流路部分の流れ方向に移動させ
て、つまり、火口の長手方向に対して交差する
方向に移動させて起電するものであるから。
子を、切断酸素流路部分の流れ方向に移動させ
て、つまり、火口の長手方向に対して交差する
方向に移動させて起電するものであるから。
(B) 切断酸素流路部分の後端に直接切断酸素管を
接続しても、この切断酸素管を、従来と同様、
燃料ガス管並びに予熱酸素管に対して近接した
位置に設けることができ、切断装置全体の大型
化を回避することができる。
接続しても、この切断酸素管を、従来と同様、
燃料ガス管並びに予熱酸素管に対して近接した
位置に設けることができ、切断装置全体の大型
化を回避することができる。
(C) 切断酸素管から切断酸素流路部分に至る切断
酸素の流れを単純化でき、これによつてトーチ
ヘツドの構造を従来よりも簡略化できて、トー
チヘツドの組付け、メンテナン作業が容易に行
える。
酸素の流れを単純化でき、これによつてトーチ
ヘツドの構造を従来よりも簡略化できて、トー
チヘツドの組付け、メンテナン作業が容易に行
える。
(D) 切断酸素管から切断酸素流路部分に至る切断
酸素の流れを単純化することができるので、圧
力損失を従来よりも少なくすることができる。
酸素の流れを単純化することができるので、圧
力損失を従来よりも少なくすることができる。
これによつて、スパークが発生しなくなる事
態を防止することができるとともに、切断酸素
流による切断面の精度を向上できる。
態を防止することができるとともに、切断酸素
流による切断面の精度を向上できる。
(E) 作動子の移動方向と、内管の長手方向とが交
差しているから、作動子の打撃に伴う反力が内
管に作用しても、内管と絶縁体との接合面に作
用する剪断力を減少させることができ、従つ
て、内管が長手方向にずれ動きにくく、スパー
ク用電極の距離に狂いが生じにくいので、長期
に亘つて所定のスパークを発生させ得る。
差しているから、作動子の打撃に伴う反力が内
管に作用しても、内管と絶縁体との接合面に作
用する剪断力を減少させることができ、従つ
て、内管が長手方向にずれ動きにくく、スパー
ク用電極の距離に狂いが生じにくいので、長期
に亘つて所定のスパークを発生させ得る。
第2図に本考案の原理的構成を描いておこう。
ここで、aが火口、bがトーチヘツド、cが圧
電機構、dが引戻し機構、51が切断酸素流路部
分、52が作動子、53,54が電極、55,5
6がスパーク用電極、57,58が導電体であ
る。
電機構、dが引戻し機構、51が切断酸素流路部
分、52が作動子、53,54が電極、55,5
6がスパーク用電極、57,58が導電体であ
る。
次に本考案の実施例を第3図に基づいて説明し
よう。
よう。
第3図において第1図、第2図で用いたのと同
じ番号を付した部品ないし部分は、第1図、第2
図においてその番号が指示する部品ないし部分と
同一又は同種ないし類似のものである。従つてあ
るところについては再説を割愛する。トーチヘツ
ドbの切断酸素流路部分51は切断酸素管8と反
対側で開口しこの開口部にキヤツプ60を螺合す
るようになつている。61はOリングである。作
動子52は鉄などの重い金属で永久磁石26をも
つ。永久磁石26と固定の弁座16を兼ねる磁性
体17とコイルスプリング62とが作動子引戻し
機構dを構成している。作動子52は外周面に細
流路63を有している。圧電素子23とこれを挾
む受電極としての当金24,24′が絶縁性のホ
ルダー22に保持されている。ホルダー22は複
数の細流路27を有している。ホルダー22はコ
イルスプリング62を押える状態で自らはストツ
パー64により受止められる。ストツパー64は
トーチヘツドbに螺合されている。図面上、上方
の当金24′は火口内管28の後端部54に常時
当接するもので、このときはストツパー64は図
示のとおりホルダー22に作用しない。作用する
のは火口aを抜き出したときである。ホルダー2
2とストツパー64の間に環状流路65が形成さ
れている。流路部分51と火口a軸線方向とは直
交している。火口aにおいて絶縁体66,67,
68,69,70は第1図のものとその所在部位
が異なつている。〔なお、絶縁体68,69,7
0が一体のものもある。〕また、内管28が差込
管71を有している点でも第1図のものと異な
る。圧電機構cの両受電極24,24′からの高
電圧を火口先端のスパーク電極55,56に伝え
るには火口として、夫々電極体57,58を兼ね
る火口本体29と内管28とを互いに絶縁したも
のを用いればよい。
じ番号を付した部品ないし部分は、第1図、第2
図においてその番号が指示する部品ないし部分と
同一又は同種ないし類似のものである。従つてあ
るところについては再説を割愛する。トーチヘツ
ドbの切断酸素流路部分51は切断酸素管8と反
対側で開口しこの開口部にキヤツプ60を螺合す
るようになつている。61はOリングである。作
動子52は鉄などの重い金属で永久磁石26をも
つ。永久磁石26と固定の弁座16を兼ねる磁性
体17とコイルスプリング62とが作動子引戻し
機構dを構成している。作動子52は外周面に細
流路63を有している。圧電素子23とこれを挾
む受電極としての当金24,24′が絶縁性のホ
ルダー22に保持されている。ホルダー22は複
数の細流路27を有している。ホルダー22はコ
イルスプリング62を押える状態で自らはストツ
パー64により受止められる。ストツパー64は
トーチヘツドbに螺合されている。図面上、上方
の当金24′は火口内管28の後端部54に常時
当接するもので、このときはストツパー64は図
示のとおりホルダー22に作用しない。作用する
のは火口aを抜き出したときである。ホルダー2
2とストツパー64の間に環状流路65が形成さ
れている。流路部分51と火口a軸線方向とは直
交している。火口aにおいて絶縁体66,67,
68,69,70は第1図のものとその所在部位
が異なつている。〔なお、絶縁体68,69,7
0が一体のものもある。〕また、内管28が差込
管71を有している点でも第1図のものと異な
る。圧電機構cの両受電極24,24′からの高
電圧を火口先端のスパーク電極55,56に伝え
るには火口として、夫々電極体57,58を兼ね
る火口本体29と内管28とを互いに絶縁したも
のを用いればよい。
しかし、火口aの構造の如何にはさほど制約を
受けるものではない。第1図の火口aを第3図の
火口aに代えて用いるような形態での実施も可能
である。圧電機構cとしては、第1図と同様圧電
体20自体が作動子19であるような実施も可能
である。引戻し機構dとしてはコイルスプリング
62を省略した実施、あるいは磁石を省略した実
施も可能である。72は条溝で、周方向に複数形
成されている。
受けるものではない。第1図の火口aを第3図の
火口aに代えて用いるような形態での実施も可能
である。圧電機構cとしては、第1図と同様圧電
体20自体が作動子19であるような実施も可能
である。引戻し機構dとしてはコイルスプリング
62を省略した実施、あるいは磁石を省略した実
施も可能である。72は条溝で、周方向に複数形
成されている。
第1図は先行例を示す一部を破断した正面図で
ある。第2図は本考案の原理的構成を示す一部を
破断した正面図である。第3図は、本考案の実施
例を示す一部を破断した正面図である。 a……火口、b……トーチヘツド、c……圧電
機構、d……作動子引戻し機構、51……切断酸
素流路部分、52……作動子、55,56……ス
パーク用電極、8……切断酸素管、24,24′
……受電極、28……内管、29……外管、38
……切断酸素流路、66,67,68,69,7
0……絶縁体。
ある。第2図は本考案の原理的構成を示す一部を
破断した正面図である。第3図は、本考案の実施
例を示す一部を破断した正面図である。 a……火口、b……トーチヘツド、c……圧電
機構、d……作動子引戻し機構、51……切断酸
素流路部分、52……作動子、55,56……ス
パーク用電極、8……切断酸素管、24,24′
……受電極、28……内管、29……外管、38
……切断酸素流路、66,67,68,69,7
0……絶縁体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 導電性の外管29と、切断酸素流路38を形
成する導電性の内管28とが絶縁体66,6
7,68,69,70を介して互いに嵌合保持
されて前記外管29と前記内管28との先端側
の夫々にスパーク用電極55,56が形成され
る火口aと、この火口aを装着する導電性のト
ーチヘツドbと、前記火口aの長手方向に対し
て交差する姿勢で前記トーチヘツドbに接続さ
れる切断酸素管8とを備え、前記トーチヘツド
bに前記切断酸素管8に連通される切断酸素流
路部分51を形成して、前記火口aの前記トー
チヘツドbへの装着により、前記外管29がト
ーチヘツドbに対して電気的に接続され、か
つ、前記内管28の後端部が前記切断酸素流路
部分51内に臨む姿勢で、前記切断酸素流路3
8と前記切断酸素流路部分51とを連通接続さ
せるとともに、前記切断酸素流路部分51に切
断酸素圧で打撃されて起電する圧電機構cを内
装し、この圧電機構cに備えられる一対の受電
極24,24′のうちの一方の受電極24を前
記トーチヘツドbに接触させ、他方の受電極2
4′を前記内管28の後端部に接触させて、前
記スパーク用電極55,56に通電させるよう
に構成してある自動着火式切断用トーチにおい
て、前記切断酸素流路部分51を前記火口aの
長手方向に対して交差する姿勢で形成して前記
内管28の後端部を前記切断酸素流路部分51
内に臨ませるとともに、この切断酸素流路部分
51に、その作動子52が切断酸素圧によつて
起電打撃位置に向けてこの切断酸素流路部分5
1の流れ方向に移動させる状態に構成された圧
電機構c、並びに、切断酸素圧減少に伴つて前
記作動子52を待機位置に復帰し保持するよう
に構成された作動子引戻し機構dを内蔵してあ
ることを特徴とする自動着火式切断用トーチ。 2 前記切断酸素流路部分51が前記火口aの長
手方向に対して直交又はほぼ直交する姿勢にあ
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
着火式切断用トーチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050482U JPS58122866U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 自動着火式切断用ト−チ |
US06/408,506 US4433358A (en) | 1981-08-18 | 1982-08-16 | Torch for cutting, welding or heating |
EP82401545A EP0073168A3 (fr) | 1981-08-18 | 1982-08-17 | Torche pour coupage, soudage ou rechauffage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050482U JPS58122866U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 自動着火式切断用ト−チ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122866U JPS58122866U (ja) | 1983-08-20 |
JPS6319738Y2 true JPS6319738Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30032667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050482U Granted JPS58122866U (ja) | 1981-08-18 | 1982-02-15 | 自動着火式切断用ト−チ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58122866U (ja) |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2050482U patent/JPS58122866U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122866U (ja) | 1983-08-20 |
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