JPS621571Y2 - - Google Patents

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JPS621571Y2
JPS621571Y2 JP5915782U JP5915782U JPS621571Y2 JP S621571 Y2 JPS621571 Y2 JP S621571Y2 JP 5915782 U JP5915782 U JP 5915782U JP 5915782 U JP5915782 U JP 5915782U JP S621571 Y2 JPS621571 Y2 JP S621571Y2
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JP
Japan
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piezoelectric unit
crater
torch
torch head
spark
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JP5915782U
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JPS58165460U (ja
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Priority to AU13833/83A priority patent/AU1383383A/en
Priority to EP83400790A priority patent/EP0093048A3/fr
Priority to FR8306534A priority patent/FR2525739A1/fr
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スパーク着火式トーチに関する。さ
らに詳しくは、スパーク着火式火口を装着するト
ーチヘツドが、位置固定された圧電ユニツトと、
それに対する打撃子とを備えているトーチに関す
る。
打撃子に運動エネルギーを付与してこれを急激
に移動させ、圧電ユニツトの一方の当て金に衝突
させる。圧電ユニツトの他方の当て金は背後から
受止められている。これによりユニツト内の圧電
素子が起電し、この起電力が火口先端まで導かれ
て火口先端にスパークを飛ばすと、火口先端です
でに流出している燃焼用混合ガスに着火する。
打撃子に与える運動エネルギーとして切断酸素
の流動圧を利用することが提案されているが、こ
れ以外に機械的衝撃力又は人力による場合もあ
る。本考案はそれら何れの場合も含む。
本出願人がすでに提案した従来のスパーク着火
式トーチでは、圧電ユニツトに対する打撃力受止
部を火口後端に求めていた。第1図および第2図
に例示したとおりである。18が圧電ユニツト、
19が打撃子、6がトーチヘツド、1が火口であ
る。火口1は、各々導電体である内筒31と外筒
32とに分かれている。内筒31と外筒32と
は、先端のスパーク電極2,3のところ以外は、
絶縁体又は空隙により電気的に絶縁されている。
圧電ユニツト18の一方の電極40は、トーチヘ
ツド6、ロツクナツト12および外筒32を介し
てスパーク電極3へつながる。他方の電極41
は、内筒31を介してスパーク電極2へつなが
る。
第1図のトーチは、打撃方向と火口軸線方向と
が一致し、第2図のトーチでは直交している。何
れにしても、圧電ユニツト18の打撃力受止部4
2が火口内筒31の後端となつている。同時にこ
の打撃力受止部42が受電極43ともなつてい
る。
火口1が損耗すると新しい火口と交換する。こ
のように火口1とトーチヘツド6とは、別のもの
である。ところが圧電ユニツト18と受電極43
とを含む電源なるものにおいて、火口1とトーチ
ヘツド6とは関係づけられている。圧電ユニツト
18がトーチヘツド6側に属し、受電極43が火
口1側に属するという条件下においてである。
それゆえ、組付け上、ひいては加工上でも、極
めて高い精度が求められる。そのうえ、くり返し
の打撃により、火口内筒31と火口外筒32との
間にずれが生じたり(第1図のトーチ)、火口内
筒31の打撃力受止部42が変形したりして(第
2図のトーチ)、ガスもれや絶縁破壊をひきおこ
すおそれがあつた。しかも圧電ユニツト18の電
極41から受電極43が一部離れてしまい、そこ
で微弱なスパークを生じたりしてスパーク電極
2,3でのスパークにエネルギー不足をきたすと
いつた問題もある。
本考案の目的は、そのような問題の解決を図る
ことである。
そのために本考案が講じた手段(要旨構成)
は、 トーチヘツドに位置固定の状態で装着される圧
電ユニツトにつき、それに対する打撃力受止部
が、トーチヘツドの何れかの部分に定められてい
る、 というものである。
これはすなわち、打撃力受止部を火口からり離
したものである。その作用として次のものがあ
る。
(A) 圧電ユニツト打撃力が直接、火口にかかるこ
とを避けている。したがつて、ガスもれや絶縁
破壊の誘因ともなる火口内筒と外筒とのずれと
か火口内筒の変形を避けることになる。
(B) 火口とトーチヘツドの組付けの際に、圧電ユ
ニツトと打撃力受止部との位置関係に特別に注
意しなくともよい。トーチヘツド自体において
その位置関係を正しくしておきさえすればよ
く、そのことは比較的簡単であり、又、火口交
換ほど頻度は高くない。組付け精度および加工
精度の要求度が低くなる。
(C) 前記A,Bが相乗して、着火ミスの発生が大
幅に減少できる。
かくして本考案による効果として、 (イ) 加工精度および組付け精度の要求水準の緩
和、 (ロ) 火口の変形、破損の抑制、 (ハ) 着火性の確実化、 をあげることができる。
次に、本考案の実施例を説明しよう(第3図参
照)。
トーチヘツド6に截頭円錐筒状の電気絶縁材1
0が内嵌され、固定ねじ11によつて押しつけら
れている。絶縁材10に当接する状態で火口1が
挿入され、ロツクナツト12に固定されている。
13は燃料ガスポート、14は予熱酸素ポート、
15は切断酸素ポートである。絶縁材10にはポ
ート13,14に連通する孔16,17が、夫々
複数個形成されている。圧電ユニツト18はそれ
に対する打撃子19とともに、凹所9すなわち拡
大された切断酸素流路20に内蔵されている。2
1は中間受体であり、圧縮スプリング22の受け
と圧電ユニツト18の受けを兼ねる。打撃子19
はスプリング22によつて弁座23に押付けられ
るとともに、打撃子19に取付けられたマグネツ
ト24が磁性体の弁座23に吸着されている。キ
ヤツプ25は、シール用のOリング26を嵌着し
ており、トーチヘツド6への螺合によつて圧電ユ
ニツト18の一方の電極となつている当て金27
に当接している。すなわちキヤツプ25が要旨構
成でいう打撃力受止部8に該当する。
圧電ユニツト18のパツケー(外装)は電気絶
縁材でできており、それの他方の電極を形成する
電極板28を包囲する筒29が圧電ユニツト18
と直交する形で突出して一体に形成されている。
導電性金属からなるコイルスプリング30は内
筒31にねじ込まれている。つまりスプリング3
0は火口1と一体である。
切断酸素ポート15の内周面34と筒29との
間、および絶縁材10と筒29との間には、夫々
隙間が確保されており、打撃子19の外周面に形
成した流路35、中間受体21に形成した流路3
6を通り、ついで、それらの隙間を通して切断酸
素が供給される。
内筒31と外筒32とが、絶縁材又は空隙によ
つて電気的に絶縁されていることはいうまでもな
い。内筒31は銅などの導電体であり、スパーク
電極21とコイルスプリング30とを電気的につ
ないでいる。外筒32も銅などの導電体であり、
スパーク電極3とロツクナツト12とで電気的に
つながつている。
燃料ガスおよび酸素を供給すると、切断酸素圧
が打撃子19に作用する。マグネツト24と弁座
23との間の磁気吸引力(クーロン力)を超えて
酸素圧が高まると、マグネツト24が弁座23か
ら瞬間的に離れる。そして切断酸素の流入ととも
に打撃子19が圧電ユニツト18の当て金37を
打撃する。これによつてユニツト18内の圧電素
子が起電し、この起電力が火口先端まで導かれて
火口1先端の電極2,3においてスパークする。
火口1先端からはすでに燃焼用混合ガスが流れ出
ており、スパークによつて着火する。
圧電ユニツト18が打撃子19から受けた衝撃
力は、打撃力受止部8つまりキヤツプ25によつ
て受止められる。その衝撃力は、火口内筒31に
は直接作用しない。
トーチの使用停止に当たり、酸素供給を止める
と、打撃子19がスプリング22によつて戻さ
れ、マグネツト24が弁座23に吸着される。
スプリング30は、火口1をトーチヘツド6に
装着したとき、内筒31と電極板28との電気接
続を確実化するためのものである。
この実施例において、次のような変更を加えた
ものも有効である。
キヤツプ25のところをトーチヘツド6の本
体と一体ものとし、それを打撃力受止部8とす
ること。
手動式トーチはもちろん、自動式トーチに実
施してもよいものである。切断用はもちろん溶
接用、溶削用のものに実施してもよい。
圧電ユニツト18に対する打撃方向と火口1
の長手方向とが直交する以外、適当角度での交
差(斜交)、平行又は一致の形態での実施もよ
い。
圧電ユニツト18に対する打撃エネルギーと
して酸素圧以外、機械的な力、人力を用いるの
でもよい。
第3図における圧電ユニツト18は、圧電素
子を2個使用しているが、1個であつてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は各々従来例の断面図である。
第3図は本考案の実施例を示す断面図である。 1……火口、6……トーチヘツド、8……打撃
力受止部、9……凹所、18……圧電ユニツト、
19……打撃子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スパーク着火式火口1を装着可能なトーチヘ
    ツド6が、位置固定された圧電ユニツト18と
    それに対する打撃子19とを備えており、前記
    圧電ユニツト18に対する打撃力受止部8が、
    前記トーチヘツド6の部分に定められているス
    パーク着火式トーチ。 前記打撃力受止部8が、前記圧電ユニツト1
    8の挿入用凹所9に対するキヤツプ25である
    実用新案登録請求の範囲第項に記載のスパー
    ク着火式トーチ。
JP5915782U 1982-04-22 1982-04-22 スパ−ク着火式ト−チ Granted JPS58165460U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5915782U JPS58165460U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スパ−ク着火式ト−チ
ZA832723A ZA832723B (en) 1982-04-22 1983-04-18 Torch of spark ignition type
AU13833/83A AU1383383A (en) 1982-04-22 1983-04-21 Torch of spark ignition type
EP83400790A EP0093048A3 (fr) 1982-04-22 1983-04-21 Chalumeau du type à allumage par étincelles
FR8306534A FR2525739A1 (fr) 1982-04-22 1983-04-21 Chalumeau du type a allumage par etincelles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5915782U JPS58165460U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スパ−ク着火式ト−チ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165460U JPS58165460U (ja) 1983-11-04
JPS621571Y2 true JPS621571Y2 (ja) 1987-01-14

Family

ID=13105243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5915782U Granted JPS58165460U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 スパ−ク着火式ト−チ

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JP (1) JPS58165460U (ja)
ZA (1) ZA832723B (ja)

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Publication number Publication date
JPS58165460U (ja) 1983-11-04
ZA832723B (en) 1983-12-28

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