JP7267228B2 - スパークプラグ - Google Patents

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本発明は中心電極と接地電極との間に火花ギャップが形成されたスパークプラグに関する。
中心電極と、中心電極を絶縁保持する主体金具と、主体金具に接続された接地電極と、を備えるスパークプラグにおいて、特許文献1(図5)には、主体金具に形成された貫通孔に接地電極の一端部が保持され、接地電極の他端部の側面と中心電極の先端面とが対向し、その間を火花ギャップとする技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、接地電極の一端部と他端部との間に設けられた連結部の側面に面取り部が設けられている。面取り部があるので、接地電極の他端部から主体金具の貫通孔に接地電極を挿入して接地電極の一端部を貫通孔にはめる作業が容易である。
特開2019-46660号公報
しかし上記技術では、接地電極の連結部に面取り部が設けられているために接地電極の他端部の体積が小さくなり、他端部の消耗によって早期に接地電極の寿命が尽きるおそれがある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、接地電極の寿命を長くできるスパークプラグを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明のスパークプラグは、軸線方向に延びる中心電極と、中心電極を絶縁保持し、厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された筒状の主体金具と、貫通孔の内側に一端部が保持され、軸線方向に交わる方向に延び、他端部の側面と中心電極の先端面とが対向することで、軸線方向に沿う火花ギャップが形成される接地電極と、を備える。接地電極は、他端部の端面と側面とをつなぐ面取り部を備え、中心電極の先端面を軸線方向の先端側に向かって接地電極に投影したときに、先端面の投影領域の外に面取り部が位置する。
請求項1記載のスパークプラグによれば、接地電極は、接地電極の他端部の端面と側面とをつなぐ面取り部を備える。これにより接地電極の他端部の体積を十分に確保できる。そのうえ、中心電極の先端面を軸線方向の先端側に向かって接地電極に投影したときに、先端面の投影領域の外に面取り部が位置する。これにより中心電極の先端面と火花ギャップを介して対向する投影領域と交わる他端部の体積が小さくならないようにできる。その結果、他端部が消耗して寿命が尽きるまでの時間を長くできるので、接地電極の寿命を長くできる。
請求項2記載のスパークプラグによれば、接地電極は円柱状である。火花ギャップに生成した火炎核を成長させ、接地電極の円筒面に沿って火炎を先端側へ移動させ易くできるので、請求項1の効果に加え、着火性能を向上できる。
請求項3記載のスパークプラグによれば、接地電極の面取り部と側面との境界は、投影領域の外縁と離間しているので、面取り部に放電点が生じ難くなる。よって請求項1又は2の効果に加え、接地電極の寿命をさらに長くできる。
請求項4記載のスパークプラグによれば、キャップ部は主体金具の先端側において中心電極と接地電極の他端部とを先端側から覆う。キャップ部には、キャップ部の内部と外部とを連通するガス連通孔が形成されている。よってキャップ部の内部の可燃混合気が燃焼すると、その燃焼によって生じる膨張圧力により、火炎を含むガス流をガス連通孔から噴射する。キャップ部の内部にある接地電極は、過熱され易く消耗し易い環境に置かれているが、本発明を適用することで、接地電極の寿命を長くできる。
第1実施の形態におけるスパークプラグの部分断面図である。 スパークプラグの部分断面図である。 中心電極および接地電極の斜視図である。 第2実施の形態におけるスパークプラグの部分断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態におけるスパークプラグ10の部分断面図である。図1では、紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という(図2及び図4においても同じ)。図1には、スパークプラグ10の先端側の部位の軸線Oを含む断面が図示されている。図1に示すようにスパークプラグ10は、絶縁体11、中心電極14、主体金具20及び接地電極30を備えている。
絶縁体11は、軸線Oに沿う軸孔12が形成された略円筒状の部材であり、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等のセラミックスにより形成されている。絶縁体11の軸孔12には中心電極14が配置されている。
中心電極14は導電性を有する棒状の部材である。中心電極14は、熱伝導性に優れる芯材が埋設された母材15と、母材15に接合された放電部材16と、を備えている。母材15は、Ni又はNiを主成分とする合金で形成されている。芯材はCu又はCuを主成分とする合金で形成されている。芯材は省略できる。放電部材16は、例えば母材15よりも耐火花消耗性の高いPt,Ir,Ru,Rh等の貴金属やW、又は、貴金属やWを主体とする合金によって形成されている。中心電極14は、軸孔12内で端子金具18と電気的に接続されている。
端子金具18は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具18は絶縁体11の後端に固定されている。
主体金具20は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具20は、先端部21の外周面におねじ22が形成されている。エンジン(図示せず)のねじ穴に主体金具20のおねじ22が螺合することにより、スパークプラグ10はエンジンに取り付けられる。
主体金具20は、おねじ22の後端側に鍔部23及び工具係合部24が設けられている。鍔部23は、おねじ22の軸力を受ける部位である。工具係合部24は、エンジン(図示せず)のねじ穴におねじ22を締め付けたり緩めたりするときに、レンチ等の工具を係合させる部位である。
主体金具20には、先端部21の厚さ方向に貫通する貫通孔27が形成されている。接地電極30は貫通孔27に配置され、先端部21の内側に突き出ている。接地電極30はPt,Ni,Ir等を主成分とする金属製の棒状の部材である。
図2はスパークプラグ10の軸線Oを含む部分断面図である。中心電極14の先端面17は、絶縁体11の先端よりも先端側(図2下側)に位置する。絶縁体11の外周には、先端側を向く面をもつ段部13が設けられている。主体金具20の先端部21の内周には、後端側を向く面をもつ棚部25が設けられている。棚部25は段部13より先端側に位置する。棚部25と段部13との間にパッキン26が介在する。パッキン26は円環状の板材であり、主体金具20を構成する金属材料よりも軟質の鉄や鋼などの金属材料で形成されている。棚部25はパッキン26を介して段部13を係止する。パッキン26は段部13及び棚部25に密着している。
主体金具20の貫通孔27の周囲には、主体金具20のおねじ22の谷よりも深く、貫通孔27より大きい凹み28が形成されている。本実施形態では、凹み28の底は円環状の平面である。接地電極30の一端部31の端面31aと凹み28の底とは同一面上に位置する。
主体金具20の貫通孔27は、軸線方向において、中心電極14の先端面17と主体金具20の先端面29との間に形成されている。接地電極30の一端部31は、主体金具20の貫通孔27に保持されている。一端部31は溶接部(図示せず)により主体金具20に接合されている。接地電極30は直線状に形成されており、軸線方向に交わる方向(本実施形態では軸線Oにほぼ垂直)に延びている。
接地電極30の他端部32は、軸線方向において、中心電極14の先端面17と主体金具20の先端面29との間に位置する。接地電極30の側面33と端面34とをつなぐ面取り部35が、接地電極30の他端部32に設けられている。接地電極30の他端部32の側面33と中心電極14の先端面17とが対向し、軸線方向に沿う火花ギャップ37が形成されている。
図3は中心電極14及び接地電極30の斜視図である。図3では接地電極30の他端部32の周りが図示され、それ以外の図示が省略されている。
図3に示すように本実施形態では接地電極30は円柱状であり、接地電極30の中心線Cに垂直な断面は円形である。接地電極30の側面33は円筒面であり、側面33と端面34とをつなぐ面取り部35は円錐面である。側面33と面取り部35との境界36は円である。接地電極30の断面積は、一端部31のうち溶接部(図示せず)に溶け込んでいる部分および面取り部35を除き、中心線Cの全長に亘って一定である。
スパークプラグ10の製造工程において、接地電極30は、他端部32から主体金具20の貫通孔27に挿入され、貫通孔27に一端部31がはめられる。従って他端部32の断面積の上限は、貫通孔27の面積に等しい。他端部32の断面積を貫通孔27の面積にほぼ等しくするには、接地電極30と貫通孔27とのはめ合いをしまりばめ(圧入構造)に設定する必要がある。
接地電極30の他端部32に面取り部35が形成されているので、接地電極30と貫通孔27とのはめ合いがしまりばめに設定されていても、接地電極30を貫通孔27に挿入する作業が容易である。なお、接地電極30の一端部31と貫通孔27とのはめ合いは、ゆるみばめや中間ばめでも良い。
接地電極30を貫通孔27に挿入し、凹み28の中に入れた治具(図示せず)で接地電極30の一端部31の端面31aと凹み28の底とを押し付けると、一端部31の端面31aと凹み28の底とは同一面上に位置する。これにより先端部21の内側に接地電極30が突き出す長さを精度良く管理できる。一端部31と貫通孔27とのはめ合いがしまりばめに設定されていると、接地電極30が突き出す長さを特に精度良くできる。接地電極30の一端部31を貫通孔27にはめた後、一端部31は主体金具20に溶接される。
図3に示すように、中心電極14の先端面17を軸線方向の先端側(図3下側)に向かって接地電極30に投影したときに、先端面17の投影領域38の外に面取り部35が位置する。「投影領域38の外に面取り部35が位置する」というのは、接地電極30の側面33と面取り部35との境界36に、投影領域38の外縁39が接することも含む。
本実施形態とは異なり、投影領域38の中に面取り部35が位置する場合には、投影領域38によって切り取られる接地電極30の他端部32の体積が、面取り部35の分だけ小さくなってしまう。接地電極30の側面33と投影領域38とが交わる面は、中心電極14の先端面17と接地電極30の他端部32との間の絶縁が破れると放電点が形成され易いので、消耗し易い。接地電極30のうち消耗し易い部分の体積が小さいと、接地電極30の寿命が早期に尽きるおそれがある。
しかし、本実施形態によれば投影領域38の外に面取り部35が位置するので、投影領域38と交わる他端部32の体積が、面取り部35によって小さくならないようにできる。これにより接地電極30の他端部32が消耗して寿命が尽きるまでの時間を長くできるので、接地電極30の寿命を長くできる。
本実施形態では、接地電極30の側面33と面取り部35との境界36は、投影領域38の外縁39と離間している。これにより面取り部35に放電点が生じ難くなる。体積が予め小さくなっている面取り部35の火花消耗を低減できるので、接地電極30の寿命をさらに長くできる。投影領域38の外縁39と境界36との間の距離Gは、例えば0.01mm以上である。
接地電極30は円柱状なので、接地電極30の側面33は円筒面である。これにより接地電極30による消炎作用を抑制して、火花ギャップ37に生成した火炎核を成長させ易くできる。接地電極30の他端部32は、主体金具20の円筒状の先端部21に周囲が囲まれているので、接地電極30の側面33を円筒面にすることで、主体金具20の先端側に火炎を流れ易くできる。よってスパークプラグ10の着火性能を向上できる。
図4を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施形態では、中心電極14と接地電極30の他端部32とが開放されているスパークプラグ10について説明した。これに対し第2実施形態では、中心電極14と接地電極30の他端部32とを覆うキャップ部43を備えるスパークプラグ40について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図4は第2実施の形態におけるスパークプラグ40の部分断面図である。図4に示すようにスパークプラグ40は、絶縁体11、中心電極14、接地電極30、主体金具41及びキャップ部43を備えている。
主体金具41の先端部21の内周面には、貫通孔27よりも先端側に、環状の凹部42が形成されている。凹部42にキャップ部43の後端部44がはまっている。本実施形態では、キャップ部43は溶接部(図示せず)により主体金具41に接合されている。キャップ部43は、Fe,Ni,Cuを主成分とする金属材料で形成されている。
キャップ部43は、中心電極14及び接地電極30の他端部32を先端側から覆う。主体金具41とキャップ部43とに囲まれて副室45ができる。エンジン(図示せず)にスパークプラグ40が取り付けられた状態で、キャップ部43はエンジンの燃焼室に露出する。キャップ部43には、接地電極30よりも先端側にガス連通孔46が形成されている。ガス連通孔46は副室45と燃焼室とを連通する。本実施形態では、ガス連通孔46はキャップ部43に複数形成されている。
エンジン(図示せず)に取り付けられたスパークプラグ40には、エンジンのバルブ操作により、燃焼室からガス連通孔46を通ってキャップ部43の内側の副室45に可燃混合気が流入する。スパークプラグ40は、中心電極14と接地電極30との間の放電により、火花ギャップ37に火炎核を生成する。火炎核が成長すると副室45内の可燃混合気に点火し可燃混合気が燃焼する。その燃焼によって生じる膨張圧力により、スパークプラグ40は火炎を含むガス流をガス連通孔46から燃焼室に噴射する。その火炎の噴流によって燃焼室内の可燃混合気が燃焼する。
接地電極30の他端部32は、キャップ部43に覆われているので、過熱され易く消耗し易い環境に置かれている。しかし第1実施形態と同様に、中心電極14の先端面17を軸線方向の先端側(図3下側)に向かって接地電極30に投影したときに、先端面17の投影領域38の外に面取り部35が位置するので、接地電極30の寿命を長くできる。さらに接地電極30は円柱状なので、火炎を含むガス流の接地電極30による抵抗を低減できる。よってスパークプラグ40の着火性能を向上できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えばキャップ部43の形状やガス連通孔46の数や形状、大きさ等は適宜設定できる。
実施形態では、母材15に放電部材16が接続されている中心電極14について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。放電部材16を省略することは当然可能である。放電部材16が省略された場合には、中心電極14の先端面は、母材15の先端面のことをいう。
実施形態では、接地電極30の面取り部35が円錐面の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。接地電極30の面取り部35を球帯にすることは当然可能である。接地電極30の面取り部35が球帯の場合も、本実施形態と同様の作用効果が実現できる。
実施形態では、接地電極30の形状が円柱(接地電極30の断面が円)の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。他の形状の接地電極30を採用することは当然可能である。他の形状としては、例えば楕円柱や角柱が挙げられる。角柱は、断面が三角形、四角形、五角形などの任意の形状が挙げられる。角柱の側面同士が交わる角に丸みを設けることは当然可能である。
接地電極30が角柱の場合に、面取り部35は、角柱の複数の側面と角柱の端面とが交わってできる角の全体に形成される。接地電極30の端面と側面とをつなぐ角の全体に面取り部35を設けることにより、主体金具20,41の貫通孔27に接地電極30を挿入する作業を容易にするためである。接地電極30が楕円柱や角柱の場合に、主体金具20,41に形成される貫通孔27の形状は、楕円柱や角柱の断面形状とほぼ等しい楕円や多角形である。
実施形態では、主体金具41にキャップ部43が溶接されている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。キャップ部43の代わりに、先端にキャップ部が形成された筒状部材を準備し、これを主体金具20に接続して副室45を形成することは当然可能である。筒状部材は先端が閉じた筒状の部材であり、主体金具20のおねじ22に結合するめねじが内周面に形成されている。筒状部材の外周面には、エンジン(図示せず)のねじ穴に結合するおねじが形成されている。筒状部材のめねじを主体金具20のおねじ22に結合することにより、主体金具20の先端側にキャップ部が配置される。このキャップ部にガス連通孔46が形成される。
なお、筒状部材を主体金具20に接続して主体金具20の先端側にキャップ部を配置する手段は、筒状部材の内周面のめねじを、主体金具20のおねじ22に結合するものに限らない。他の手段によって、キャップ部が設けられた筒状部材を主体金具20に接続することは当然可能である。他の手段としては、例えば筒状部材と主体金具20とを溶接等によって接合するものが挙げられる。筒状部材は、例えばニッケル基合金やステンレス鋼等の金属材料や窒化ケイ素等のセラミックスにより形成できる。
10,40 スパークプラグ
14 中心電極
17 中心電極の先端面
20,41 主体金具
27 貫通孔
30 接地電極
31 一端部
32 他端部
33 側面
34 端面
35 面取り部
36 境界
37 火花ギャップ
38 投影領域
39 投影領域の外縁
43 キャップ部
46 ガス連通孔
O 軸線

Claims (4)

  1. 軸線方向に延びる中心電極と、
    前記中心電極を絶縁保持し、厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された筒状の主体金具と、
    前記貫通孔の内側に一端部が保持され、前記軸線方向に交わる方向に延び、他端部の側面と前記中心電極の先端面とが対向することで、前記軸線方向に沿う火花ギャップが形成される接地電極と、を備えるスパークプラグであって、
    前記接地電極は、前記他端部の端面と前記側面とをつなぐ面取り部を備え、
    前記接地電極の断面積は、前記一端部のうち溶接部に溶け込んでいる部分および前記面取り部を除き、全長に亘って一定であり、
    前記中心電極の前記先端面を前記軸線方向の先端側に向かって前記接地電極に投影したときに、前記先端面の投影領域の外に前記面取り部が位置するスパークプラグ。
  2. 前記接地電極は円柱状である請求項1記載のスパークプラグ。
  3. 前記面取り部と前記側面との境界は、前記投影領域の外縁と離間している請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記主体金具の先端側において、前記中心電極と前記接地電極の前記他端部とを先端側から覆うキャップ部を備え、
    前記キャップ部には、前記キャップ部の内部と外部とを連通するガス連通孔が形成されている請求項1から3のいずれかに記載のスパークプラグ。
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