JPS63197177A - テレビカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビカメラに関し、特に固体撮像素子を使用
したテレビカメラに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のテレビカメラは、固体撮像素子の入射す
る光量を調整する手段として、一般に手動もしくは自動
絞り式レンズが用いられている。

また、テレビカメラの映像系電源が断となった場合に固
体撮像素子の入射光量を大幅に低減もしくは零とするに
は、一部の自動絞り式レンズを有するテレビカメラを除
いてはかかる機能を有してはいない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のテレビカメラは、固体撮像素子の入射光
量を調整するために絞りのついたレンズを使用する必要
があり、絞りなしレンズを使用する場合より高価となる
という欠点がある。また焦点を合せた状態でテレビカメ
ラの電源を断にして放置した場合は、入射光量によって
は固体撮像素子に焼付けを生じる場合があり、その対策
として固体撮像素子の入射素子の入射する光量を著しく
低減するか零とする必要がある。従って、テレビカメラ
にはこのような機構を付与した自動絞りレンズを使用す
るか、あるいはテレビカメラのレンズ前面にシャッタ等
の機構を付与する等の対策が必要で、このためテレビカ
メラ自体が複雑高価となるという欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、絞り付きレンズ
やシャッタを使用することなく固体撮像素子の入力光量
の調整ならびに映像系電源断における入力光量の最小化
が図れるテレビカメラを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のテレビカメラは、レンズと固定撮像素子の間に
２枚の偏光板を光軸に垂直に配置し且つそのうちの１枚
は前記固体撮像素子の表面に装着して構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の縦断面図である。第１図は
本発明に直接関係するテレビカメラの部分を示すもので
あり、固体撮像素子１．偏光板２゜レンズ３．偏光板４
．モータ５．レンズマウント部６．ギア７．８等を備え
て構成される。

光軸に垂直に配置される２枚の偏光板２．４のうちの１
枚の偏光板２は固体撮像素子１の表面に装置し、またも
う１枚の偏光板４はモータ５によって回転するギア７．
８によって偏光板２に対して回転可能なギア構造をその
周辺に取付はギア８と嵌合している。

レンズ３は、いわゆる鏡胴式の構造であって、レンズマ
ウント部６に取付けられ、それ自体は絞り機構のない安
価なものを利用して差支えない。

このような状態で、固体撮像素子１の入力光量は偏向板
２，４の相対的角度変化に対応し連続的に変化する。本
実施例では、偏光板４をモータ５の回転で変えるように
している。

すなわち、偏光板４は、その周囲に配置した保持金具８
１に設けたギア構造を介してギア８と噛合い、かつギア
８はギア７を介してモータ５の回転軸と結合されている
。従って、モータ５を回転せしめることにより偏光板４
を偏光板２に対して回転させることができる。

モータ５は、テレビカメラに供給される電源を利用し、
かつきよう体内部に電源制御回路を内蔵する。この電源
制御回路は、きよう体外部から供給される制御信号によ
ってモータ５に対する電源の供給の接、断ならびに極性
の切替を実施し、モータ５の回転ならびに回転方向を制
御する。これによって偏光板４を偏光板２に対して任意
に回転させることができる。

さて、ギア８は、その一端をレンズマウント部６に固定
したスプリング（図示せず）の他端と結合し、かつあら
かじめスプリングによる引張り強さのプリストレス（ｐ
ｒｅ−ｓｔｒｅｓｓ）を加えられている。このため、も
しモータ５による駆動力がギア７を介して加えられない
状態では、プリストレスによって設定される状態に保持
されることとなる。本実施例では、この状態が入射光量
を最小とする回転角を偏向板４に付与するように設定し
ている。通常のテレビカメラ使用時に当りては、前述し
たプリストレスに従って所望の状態に偏光板４を保持す
べくモータ５で回転する。こうして映像系の電源が断と
なっても、入射光量は最小限の状態に制限される、 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、固体撮像素子の入射光量
を固体撮像素子の表面上に装着した偏光板と光軸上に配
置したもう一枚の偏光板との相対角度を可変することに
よって絞り付きレンズを使用することなく制御すること
ができるという効果がある。

さらに、自動絞りレンズやシャッターがなくても、テレ
ビカメラの映像系電源が断となった場合に映像素子に入
射する光量を最小に制御し、他の装置を使用することな
く安価に撮像素子の保護を達成することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図である。 １・・・固体撮像素子、２・・・偏光板、３・・・レン
ズ、４・・・偏光板、５・・・モータ、６・・・レンズ
マウント部、７．８・・・ギア。 第１　面

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レンズと固定撮像素子の間に２枚の偏光板を光軸
   に垂直に配置し且つそのうちの１枚は前記固体撮像素子
   の表面に装着してなることを特徴とするテレビカメラ。
2. （２）前記２枚の偏光板の一方を他方に対して回転可能
   として前記固体撮像素子の入射光量を調整可能とすると
   ともに前記テレビカメラの映像系の電源が断となつた場
   合には前記回転可能な偏光板の回転角を前記固体撮像装
   置の入射光量が最小となるように自動調整する手段を備
   えて成ることを特徴とする特許請求範囲第（１）項記載
   のテレビカメラ。