JP3941282B2 - 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置 - Google Patents

偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置に係り、特にテレビカメラ等のレンズ装置に装着され、窓ガラスや水面等からの強い反射光を除去する偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車窓の人物撮影や野外撮影では、窓ガラスや水面からの強い反射光が映像に写り込み、画質が劣化することがある。通常、これらの反射光は、ブリュースターの入射角をピークに強く偏光するため、撮影レンズの前面に偏光子(偏光フィルム、偏光板等)を設置することで除去することができる。
【0003】
ところで、上述のように反射光を偏光子で除去する場合、その反射光の偏光方向に対して偏光子の透過軸を垂直な方向に調整することが必要となる。従来は、撮影レンズに設置した偏光子を手動で回動操作して最適な方向に透過軸を調整するようにしていたが、これでは、調整に時間を要し、動く被写体を撮影する場合やカメラを移動させながら撮影する場合には適応できなかった。そこで、近年、偏光子の前面側に液晶素子(TN(twisted nematic)液晶セル)を配置し、この液晶素子で偏光方向(偏波面)を回転させることで、偏光子を回転させるのと同様の効果を得るようにした液晶偏光フィルタ装置が提案されている(映像情報メディア学会年次大会,14-3:「液晶偏光素子を用いた反射光抑制カメラ」,pp168-169(1997.7):藤掛英夫,滝沢國治,曾田田人,根岸俊裕,小林道夫)。
【0004】
例えば、固定した偏光子の前に、45°と90°の旋光が可能な2種類の液晶素子を配置する。これらの液晶素子は、液晶分子の配列が光の進行方向に沿って、それぞれ45°及び90°にねじれているため、電圧を印加しないオフ状態においては、入射光の偏波面をそれぞれのねじれ角に応じて回転させる。一方、液晶素子に所定の電圧を印加したオン状態においては、入射光の偏波面を回転させることなくそのまま通過させる。従って、これらの2種類の液晶素子のオン・オフ状態を組み合わせることで、入射光の偏波面を0°、45°、90°、135°回転させることができる。そして、このように配置した液晶素子のオン・オフ状態を映像信号が最小となるように制御することで反射光を映像信号から迅速かつ自動的に除去することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように映像信号によって液晶素子のオン・オフ状態を制御する場合には、映像信号を処理する回路が必要であり回路構成が煩雑となる。また、スチルカメラにおいても窓ガラスや水面等の反射光を除去したい場合があり、この場合には映像信号を取得できないため、液晶素子を自動で制御することができない。このため、映像信号とは無関係の別個の手段、例えば、偏光光量センサにより反射光の偏光方向(反射光の光量が最も少なくなるような透過軸の方向)を検出し、これに基づいて液晶素子を自動で、且つ、簡単な回路で制御できるようにすることが望まれている。
【0006】
ところが、偏光光量センサによって液晶素子のオン・オフ状態を制御する場合には、ズームレンズの使用により撮影画角が変化するため、撮影画角と偏光光量センサの検出範囲(画角)が大きく異なるという場合が生じる。このような場合、撮影画角外の偏光の影響等によって本来除去すべき偏光の偏光方向を適切に検出することができないという問題が生じる。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、窓ガラス等によって反射された撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向を偏光光量センサを用いて適切且つ簡単な構成で検出できるようにし、該偏光を確実に除去できるようにした液晶偏光フィルタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する為に、請求項1に記載の発明は、入射した光の偏光方向を回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、互いに異なる複数の偏光方向の光を偏光方向ごとに個別に設けられた複数の偏光光量センサにより受光することによって各偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が前記撮影光学系の撮影画角に応じた範囲に変更可能な偏光光量検出手段と、前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段と、前記偏光光量検出手段の検出範囲を前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に応じた範囲に変更する検出範囲変更手段と、前記偏光光量検出手段によって前記変更した検出範囲で検出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によって検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶素子制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記偏光光量検出手段は、検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段を備え、前記検出範囲変更手段は、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に応じた検出範囲の偏光光量検出手段に切り替えて前記検出範囲を前記撮影画角に応じた範囲に変更することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記複数の偏光光量検出手段は、前記複数の偏光方向の光を検出範囲が広いワイド用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するワイド用偏光光量検出手段と、前記複数の偏光方向の光を前記ワイド用偏光光量センサよりも検出範囲が狭いテレ用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するテレ用偏光光量検出手段とからなり、前記検出範囲変更手段は、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角が所定のしきい値以上の場合には前記ワイド用偏光光量検出手段による偏光光量の検出を有効にし、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角が前記しきい値より小さい場合には前記テレ用偏光光量検出手段による偏光光量の検出を有効にすることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、入射した光の偏光方向を回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、互いに異なる複数の偏光方向の光を偏光方向ごとに個別に設けられた複数の偏光光量センサにより受光することによって各偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段と、前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段と、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に基づいて、前記各偏光光量検出手段によって検出した各偏光方向の偏光光量の重み付け平均を算出することにより各偏光方向の偏光光量を算出する偏光光量算出手段と、前記偏光光量算出手段によって算出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によって検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶素子制御手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記複数の偏光光量検出手段は、前記複数の偏光方向の光を検出範囲が広いワイド用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するワイド用偏光光量検出手段と、前記複数の偏光方向の光を前記ワイド用偏光光量センサよりも検出範囲が狭いテレ用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するテレ用偏光光量検出手段とからなることを特徴としている。
【0010】
以上の本発明によれば、撮影光学系の撮影画角に応じた検出範囲で各偏光方向の偏光光量を検出することができるため、これに基づいて窓ガラス等で反射された撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向を撮影画角に応じて適切に検出することができる。そして、これによって検出した除去すべき偏光の偏光方向に基づいて液晶素子を制御することで、確実にその偏光を除去することができる。
【0011】
また、検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段(偏光光量センサ)を用い、撮影画角に応じた検出範囲の偏光光量の検出又は算出を行うことで、機構的にも簡便に本装置を構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置が装着されたテレビカメラの一実施の形態を示した構成図である。同図に示すテレビカメラ10は、カメラ本体12と、このカメラ本体12に着脱可能に装着されるレンズ装置14とから構成される。レンズ装置14の撮影光学系の前面には、液晶偏光フィルタ18が配置される。また、レンズ装置14の前端にはレンズフード16が配置されており、このレンズフード16の下端に液晶偏光フィルタ制御ユニット20(以下、単に制御ユニット20という。)が配置される。
【0013】
前記液晶偏光フィルタ18は、図2に示すように液晶ユニット22と水平方向を透過軸Pとする偏光フイルム26とから構成され、液晶ユニット22は、前方からみて、入射光を時計回りもしくは反時計回りに45°旋光させる液晶素子22Aと入射光を時計回りもしくは反時計回りに90°旋光させる液晶素子22Bとから構成される。
【0014】
液晶素子22A、22Bは、液晶分子の配列が光の進行方向に沿って、それぞれ45°及び90°にねじれたもので、液晶素子22A、22Bに電圧が印加されていないときには、それぞれのねじれ角に応じて入射光の偏波面がそれぞれ45°及び90°回転する(オフ状態)。一方、液晶素子22A、22Bに所定の電圧が印加されると、入射光の偏波面は回転することなくそのまま液晶素子22A、22Bを通過する(オン状態)。従って、これらの2種類の液晶素子22A、22Bのオン・オフ状態を組み合わせることで、入射光の偏波面を0°、45°、90°、又は、135°回転させることができるようになっている。
【0015】
例えば、図1に示すように自動車28の車内に搭乗した人物を撮影する場合に、自動車の窓ガラス28Aで反射した光の偏波面をこれらの液晶素子22A、22Bによって0°、45°、90°、又は、135°回転させ、その反射光の偏光方向を偏光フイルム26の透過軸Pに対してほぼ直交方向とすることで、テレビカメラ10の映像から窓ガラス28Aの反射光を取り除くことができる。
【0016】
尚、液晶素子22A、22B及び偏光フイルム26を透過する入射光(偏光フイルム26で遮断されない入射光)の偏光方向と等しい方向を、以下、液晶偏光フィルタ18の透過軸という。液晶素子22A、22Bのオン・オフ状態の組み合わせによってこの液晶偏光フィルタ18の透過軸は0°、45°、90°、135°に切り替えられることになる。
【0017】
一方、図1に示した制御ユニット20は、上記液晶ユニット22の液晶素子22A、22Bのオン・オフ状態を制御するものである。図3乃至図5に示すように制御ユニット20は、レンズフード16の下端にネジ30、30、30、30により固定され、上記液晶偏光フィルタ18の液晶ユニット22にケーブル34で接続される。液晶ユニット22の液晶素子22A、22Bにはこのケーブル34を介して電圧が印加され、液晶素子22A、22Bのオン・オフ状態はこのケーブル34を介して制御ユニット20によって行われるようになっている。尚、レンズフード16は、レンズ装置14のレンズ鏡胴32の先端部にネジ35により着脱自在に装着されると共に、液晶偏光フィルタ18もレンズ鏡胴32の先端に着脱自在に装着されるようになっている。
【0018】
制御ユニット20の前面には、所定の偏光方向の光量(偏光光量)を検出するワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、及び、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dが上下に2個、横方向に4列で計8個設置される。これらのワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、及び、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dの受光面には、上記液晶偏光フィルタ18で可変できる透過軸の角度に対応させて、それぞれ、水平方向に対して0°、45°、90°、135°の4方向に透過軸を有する偏光フィルムが装着されており、これら4方向の偏光方向の偏光光量が検出されるようになっている。両端の2列に配置された計4個のワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dは、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dに比べて検出範囲(画角)が広く、レンズ装置14のズーム位置がワイド側にあるときの撮影画角と同様に広範囲の角度方向から入射した光に対してその入射光の偏光光量を検出する。
【0019】
一方、中央の2列に配置された計4個のテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dは受光面にレンズが装着されており、ワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dに比べて検出範囲(画角)が狭く、レンズ装置14のズーム位置がテレ側にあるときの撮影画角と同様に狭範囲の角度方向から入射した光に対してその入射光の偏光光量を検出する。
【0020】
上記液晶ユニット22の液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御は、これらのワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dによって取得した光量信号(偏光光量)に基づいて行われるが、レンズ装置14のズーム位置がワイド側にある場合、即ち、撮影画角が広い場合には、この撮影画角に対応させて、検出範囲が広いワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dが使用される。一方、レンズ装置のズーム位置がテレ側にある場合、即ち、撮影画角が狭い場合には、この撮影画角に対応させて検出範囲が狭いテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dが使用される。そして、ワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dによって取得した光量信号に基づいて、窓ガラス等で反射された除去すべき偏光の偏光方向が検出され、液晶偏光フィルタ18の透過軸がその偏光の偏光方向とできるだけ直交する方向となるように液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御が行われる。これにより、撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向が適切に検出され、その反射光が確実に除去される。
【0021】
尚、除去すべき偏光の偏光方向は、0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量のうち最小の偏光光量を示した角度とほぼ直交する方向となる。即ち、窓ガラス等を透過してきた光は無偏光であるため、このような光に対して各偏光光量センサは一定の偏光光量を示す。一方、窓ガラス等で反射された偏光は、これと最も直交する方向に近い偏光方向の偏光光量センサにおいて最小の偏光光量を示す。従って、上述のように除去すべき偏光の偏光方向は、0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量のうち最小の偏光光量を示した角度とほぼ直交する方向となる。
【0022】
一方、上述のように偏光光量センサが配置された制御ユニット20の背面には電源コネクタ40が設けられている。レンズ装置14の側部には、例えば、このレンズ装置14がENGレンズの場合、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞り等をモータ駆動させるためのドライブユニットが装着されており、上記電源コネクタ40はこのドライブユニットとケーブル39で接続される。
【0023】
ケーブル39が接続されるドライブユニット側のコネクタは、例えばズームレート用コネクタであり、通常、このコネクタには、ズーム位置を操作するズームレートが接続される。そして、このズームレート用コネクタからは、ズームレートを駆動する電源や、現在のズーム位置を示すズーム信号が出力されるようになっている。
【0024】
そこで、ドライブユニットのズームレート用コネクタにズームレートの代わりに制御ユニット20の電源コネクタ40を接続することで、制御ユニット20に、必要な電源(液晶素子22A、22Bの印加電圧等)と、ワイド用とテレ用の偏光光量センサを切り替えるために必要なズーム位置(撮影画角)の情報とが提供される。但し、制御ユニット20で必要な電源やズーム位置の情報は必ずしもドライブユニットのズームレート用コネクタから取得する必要はなく、カメラ本体等、他の装置又はコネクタから取得するようにしてもよい。
【0025】
尚、上述のように、制御ユニット20の電源コネクタ40をズームレート用コネクタに接続した場合には、ズームレートを使用することができなくなるため、制御ユニット20にズームレートを接続するズームレート用コネクタを設け、このコネクタと電源コネクタ40とを直接接続するラインを設けるようにしてもよい。
【0026】
また、制御ユニット20の背面には、液晶ユニット22の制御を自動と手動に切り換える切換スイッチ42、手動制御の場合に液晶ユニット22で回転させる偏光方向の角度を0°、45°、90°、135°に順次切り換える設定スイッチ44等が設けられている。尚、コネクタ45A、45Bは、映像信号の入出力端子であり、映像信号に基づいて液晶ユニット22を制御する場合に使用するものであるが、ここでは省略する。
【0027】
図6は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置の回路構成を示したブロック図である。同図に示すように、上述のワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dは、光センサレベル調整回路50に接続され、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dは、光センサレベル調整回路52に接続される。各偏光光量センサ36A〜36D、38A〜38Dによって検出された光量信号は、光センサレベル調整回路50、52によってレベル調整された後、A/D入力切替回路54を介してCPU56に入力される。尚、CPU56には、A/D入力切替回路54から送信された信号をアナログからデジタルに変換するA/D変換器が搭載されている。
【0028】
一方、レンズ装置14のドライブユニットから上記電源コネクタ40を介してズーム位置を示すズーム信号及び電源が入力される。ズーム信号は、ズームレベル変換回路58で所定の電圧レベルに変換された後、A/D入力切替回路54を介してCPU56に入力される。電源コネクタ40から入力された電源は、電源部60を介して電圧制御部62に送られる。電圧制御部62は、CPU56からのコマンドに基づいて、液晶ユニット22の液晶素子22A、22Bに印加する電圧を制御する。液晶素子22A又は液晶素子22Bをオン状態にする場合には、電源部60から供給された電源を使用して、液晶素子22A又は液晶素子22Bに所要の電圧を印加する。オフ状態にする場合には、液晶素子22A又は液晶素子22Bに印加する電圧を0Vにする。
【0029】
CPU56は、電源コネクタ40から取得したズーム位置に基づいてA/D入力切替回路54の接続をテレ側又はワイド側の光センサレベル調整回路50、52に切り替え、撮影画角に対応したいずれかの偏光光量センサ、即ち、ワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dから光量信号を取得する。そして、0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量に基づいて、液晶ユニット22で回転させるべき偏光方向の角度、即ち、液晶偏光フィルタ18の透過軸の角度を決定する。尚、この透過軸の角度は、偏光光量が最小となった角度と一致するように決定される。CPU56は、この角度に基づき電圧制御部62にコマンドを送り、液晶ユニット22の液晶素子22A、及び、液晶素子22Bのオン・オフ状態を制御して液晶偏光フィルタ18の透過軸を上記決定した角度に設定する。
【0030】
尚、操作部64の切換スイッチ42(図5参照)の操作によって、液晶ユニット22の制御が自動から手動に切り替えられた場合には、CPU56は操作部64の設定スイッチ44(図5参照)の操作に基づいて、電圧制御部62にコマンドを送り、液晶ユニット22の液晶素子22A、及び、液晶素子22Bのオン・オフ状態を制御する。
【0031】
次に上記CPU56の処理手順について図7のフローチャートを用いて説明する。まず、CPU56は、ズーム位置をレンズ装置14のドライブユニットから電源コネクタ40を介して読み込み、そのズーム位置をパラメータZに代入する(ステップS10)。続いてズーム位置Zが所定の閾値ZTHより小さいか否かを判定する。即ち、ズーム位置が所定位置よりズーム側にあるか否かを判定する(ステップS12)。NOの場合、即ち、ズーム位置が所定位置よりワイド側にある場合、ワイド側の偏光光量センサ36A〜36Dから光量信号を読み込み、0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をそれぞれパラメータV(0)、V(45)、V(90)、V(135)に代入する(ステップS14)。尚、偏光光量センサ36A〜36Dによって検出された0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をV(0,W)、V(45,W)、V(90,W)、V(135,W)とすると、V(0)=V(0,W)、V(45)=V(45,W)、V(90)=V(90,W)、V(135)=V(135,W)である。
【0032】
一方、YESの場合、即ち、ズーム位置がテレ側にある場合、テレ側の偏光光量センサ38A〜38Dから光量信号を読み込み、0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をそれぞれパラメータV(0)、V(45)、V(90)、V(135)に代入する(ステップS16)。尚、偏光光量センサ38A〜38Dによって検出された0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をV(0,T)、V(45,T)、V(90,T)、V(135,T)とすると、V(0)=V(0,T)、V(45)=V(45,T)、V(90)=V(90,T)、V(135)=V(135,T)である。
【0033】
次に、CPU56は、各偏光光量センサによって検出した偏光光量V(0)、V(45)、V(90)、V(135)のうち最小のものを選択する(ステップS18)。即ち、偏光光量が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向を検出することによって、除去すべき偏光の偏光方向を検出することができ、その偏光を最も効果的に遮断できる液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向(液晶素子22A、22Bで偏光方向を回転させる角度)を検出することができる。そして、CPU56は、偏光光量が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向と液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向とが等しくなるように、液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御を行う(ステッップS20)。
【0034】
以上の処理により、レンズ装置14のズーム位置(撮影画角)に応じて適切に液晶偏光フィルタ18の透過軸方向を制御することができる。
尚、偏光光量が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向は、除去すべき偏光の偏光方向と直交する方向である一方で、偏光光量が最大となる偏光光量センサの透過軸の方向は、除去すべき偏光の偏光方向であるから、偏光光量が最大となる偏光光量センサの透過軸の方向を検出して、その透過軸の方向と液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向とが直交するように液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御を行っても上述と全く同様の効果を得る。
【0035】
また、上記図7のフローチャートによれば、レンズ装置14のズーム位置(撮影画角)に応じてワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dのいずれか一方で検出した偏光光量によって液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御を行うようにしたが、レンズ装置14のズーム位置がワイド端とテレ端の中間的な位置にある場合の精度を考慮して、ワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dとテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dの両方で検出した偏光光量に重み付けを行って平均化し、この値に基づいて液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向を決定してもよい。図8は、この場合のCPU56の処理手順を示したフローチャートである。CPU56は、ズーム位置をレンズ装置14のドライブユニットから電源コネクタ40を介して読み込み、そのズーム位置をパラメータZに代入する(ステップS30)。尚、ズーム位置Zの範囲は0≦Z≦1で与えられ、ワイド端が0、テレ端が1となる。
【0036】
続いてCPU56は、ワイド側の偏光光量センサ36A〜36Dとテレ側の偏光光量センサ36A〜36Dの両方から光量信号を読み込み、偏光光量センサ36A〜36Dによって検出した0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をパラメータV(0,W)、V(45,W)、V(90,W)、V(135,W)に代入し、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dによって検出した0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量をV(0,T)、V(45,T)、V(90,T)、V(135,T)に代入する(ステップS32)。
【0037】
次に、CPU56は、ズーム位置Zと、各偏光光量センサによって検出した偏光光量とから、以下の式(1)〜(4)の重み付け演算により0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量V(0)、V(45)、V(90)、V(135)を算出する(ステップS34)。
【0038】
【数1】
V(0)=Z・V(0,T)+(1−Z)・V(0,W) …(1)
【0039】
【数2】
V(45)=Z・V(45,T)+(1−Z)・V(45,W) …(2)
【0040】
【数3】
V(90)=Z・V(90,T)+(1−Z)・V(90,W) …(3)
【0041】
【数4】
V(135)=Z・V(135,T)+(1−Z)・V(135,W)…(4)CPU56は、各偏光光量センサによって検出した偏光光量V(0)、V(45)、V(90)、V(135)のうち最小のものを選択し(ステップS36)、偏光光量が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向を検出する。そしてこの透過軸の方向と液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向とが等しくなるように、液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御を行う(ステッップS38)。
【0042】
以上、上記実施の形態では、液晶偏光フィルタ18の液晶ユニット22に入射光の偏光方向を45°と90°回転させる2種類の液晶素子22A、22Bを組み合わせて使用したが、これに限らず他の角度で偏光方向を回転させる液晶素子を組み合わせてもよく、また、2枚の液晶素子でなく他の枚数の液晶素子を組み合わせて使用してもよい。
【0043】
また、上記実施の形態では、検出範囲が異なる2種類のワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dとテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dによって撮影画角に応じた検出範囲の偏光光量を検出するようにしたが、これに限らず、検出範囲が異なる3種類以上の偏光光量センサを撮影画角に応じて切り替えて、又は、各偏光光量センサで検出した偏光光量を重み付けして平均化して撮影画角に応じた偏光光量を検出するようにしてもよい。また、1種類の偏光光量センサにズーム光学系又は絞りを設け、撮影画角に応じてこのズーム光学系又は絞りを連動させることで、撮影画角に応じて検出範囲を可変させるようにしてもよい。但し、この場合に比べて、上述のように検出範囲が異なる偏光光量センサを複数設置した方が機構的な構造が簡単になる。
【0044】
また、上記実施の形態では、例えば、ワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dについて0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量を検出する4個の偏光光量センサを使用したが、これに限らず1つの偏光光量センサに回転機構を設け、この偏光光量センサを回転させて各偏光方向の偏光光量を検出するようにしてもよい。また、単なる光量センサの前面側に偏光フィルムを設置し、この偏光フィルムを回転させるようにしてもよい。
【0045】
また、上記実施の形態では、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置をテレビカメラに使用した場合について説明したが、本発明は映像信号を必要としないため、スチルカメラ等の他の種類のカメラにも使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置によれば、撮影光学系の撮影画角に応じた検出範囲で各偏光方向の偏光光量を検出することができるため、これに基づいて窓ガラス等で反射された撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向を撮影画角に応じて適切に検出することができる。そして、これによって検出した除去すべき偏光の偏光方向に基づいて液晶素子を制御することで、確実にその偏光を除去することができる。
【0047】
また、検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段(偏光光量センサ)を用い、撮影画角に応じた検出範囲の偏光光量の検出又は算出を行うことで、機構的にも簡便に本装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置が装着されたテレビカメラの一実施の形態を示した構成図である。
【図2】図2は、液晶偏光フィルタの構成を示した図である。
【図3】図3は、本発明が装着されたレンズ装置の正面図である。
【図4】図4は、本発明が装着されたレンズ装置の要部を示した側面図である。
【図5】図5は、制御ユニットの平面断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置の回路構成を示したブロック図である。
【図7】図7は、CPUの処理手順を示したフローチャートである。
【図8】図8は、CPUの処理手順の他の実施の形態を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…テレビカメラ
12…カメラ本体
14…レンズ装置
16…レンズフード
18…液晶偏光フィルタ
20…液晶偏光フィルタ制御ユニット
22…液晶ユニット
22A、22B…液晶素子
26…偏光フイルム
36A〜36D、38A〜38D…偏光光量センサ
56…CPU

Claims (5)

  1. 入射した光の偏光方向を回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、 互いに異なる複数の偏光方向の光を偏光方向ごとに個別に設けられた複数の偏光光量センサにより受光することによって各偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が前記撮影光学系の撮影画角に応じた範囲に変更可能な偏光光量検出手段と、
    前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段と、
    前記偏光光量検出手段の検出範囲を前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に応じた範囲に変更する検出範囲変更手段と、
    前記偏光光量検出手段によって前記変更した検出範囲で検出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、
    前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によって検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶素子制御手段と、
    を備えたことを特徴とする偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置。
  2. 前記偏光光量検出手段は、検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段を備え、前記検出範囲変更手段は、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に応じた検出範囲の偏光光量検出手段に切り替えて前記検出範囲を前記撮影画角に応じた範囲に変更することを特徴とする請求項1の偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置。
  3. 前記複数の偏光光量検出手段は、前記複数の偏光方向の光を検出範囲が広いワイド用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するワイド用偏光光量検出手段と、前記複数の偏光方向の光を前記ワイド用偏光光量センサよりも検出範囲が狭いテレ用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するテレ用偏光光量検出手段とからなり、前記検出範囲変更手段は、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角が所定のしきい値以上の場合には前記ワイド用偏光光量検出手段による偏光光量の検出を有効にし、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角が前記しきい値より小さい場合には前記テレ用偏光光量検出手段による偏光光量の検出を有効にすることを特徴とする請求項2の偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置。
  4. 入射した光の偏光方向を回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、 互いに異なる複数の偏光方向の光を偏光方向ごとに個別に設けられた複数の偏光光量センサにより受光することによって各偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が異なる複数の偏光光量検出手段と、
    前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段と、
    前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に基づいて、前記各偏光光量検出手段によって検出した各偏光方向の偏光光量の重み付け平均を算出することにより各偏光方向の偏光光量を算出する偏光光量算出手段と、
    前記偏光光量算出手段によって算出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、
    前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によって検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶素子制御手段と、
    を備えたことを特徴とする偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置。
  5. 前記複数の偏光光量検出手段は、前記複数の偏光方向の光を検出範囲が広いワイド用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するワイド用偏光光量検出手段と、前記複数の偏光方向の光を前記ワイド用偏光光量センサよりも検出範囲が狭いテレ用偏光光量センサにより受光することにより各偏光方向の偏光光量を検出するテレ用偏光光量検出手段とからなることを特徴とする請求項4の偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置。
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