JP2000266931A - 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置 - Google Patents

偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置

Info

Publication number
JP2000266931A
JP2000266931A JP11075640A JP7564099A JP2000266931A JP 2000266931 A JP2000266931 A JP 2000266931A JP 11075640 A JP11075640 A JP 11075640A JP 7564099 A JP7564099 A JP 7564099A JP 2000266931 A JP2000266931 A JP 2000266931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
polarization
polarized light
light
polarization direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11075640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3941282B2 (ja
Inventor
Hidetomo Tateno
英智 舘野
Hideo Fujikake
英夫 藤掛
Tadahito Aida
田人 會田
Kuniharu Takizawa
國治 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP07564099A priority Critical patent/JP3941282B2/ja
Publication of JP2000266931A publication Critical patent/JP2000266931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3941282B2 publication Critical patent/JP3941282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】窓ガラス等で反射した偏光を除去するためにテ
レビカメラ等のレンズ装置に装着される液晶偏光フィル
タ装置において、除去すべき偏光の偏光方向を検出する
偏光光量センサを撮影画角に応じたワイド用とテレ用の
2種類設置し、撮影画角に応じてそのワイド用とテレ用
の偏光光量センサを切り替えて使用することで、除去す
べき偏光の偏光方向を適切に検出できるようにし、これ
に基づいてその偏光を液晶偏光フィルタで確実に除去で
きるようにした偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置を
提供する。 【解決手段】レンズ装置のレンズフード16の前面に、
0°、45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量
を検出するワイド用の偏光光量センサ36A〜36Dと
テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dが配置される。
これらのワイド用とテレ用の偏光光量センサでは、それ
ぞれレンズ装置の撮影画角に応じて切り替えて使用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏光センサ付き液晶
偏光フィルタ装置に係り、特にテレビカメラ等のレンズ
装置に装着され、窓ガラスや水面等からの強い反射光を
除去する偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車窓の人物撮影や野外撮影では、窓ガラ
スや水面からの強い反射光が映像に写り込み、画質が劣
化することがある。通常、これらの反射光は、ブリュー
スターの入射角をピークに強く偏光するため、撮影レン
ズの前面に偏光子(偏光フィルム、偏光板等)を設置す
ることで除去することができる。
【0003】ところで、上述のように反射光を偏光子で
除去する場合、その反射光の偏光方向に対して偏光子の
透過軸を垂直な方向に調整することが必要となる。従来
は、撮影レンズに設置した偏光子を手動で回動操作して
最適な方向に透過軸を調整するようにしていたが、これ
では、調整に時間を要し、動く被写体を撮影する場合や
カメラを移動させながら撮影する場合には適応できなか
った。そこで、近年、偏光子の前面側に液晶素子(TN
(twisted nematic)液晶セル)を配置し、この液晶素子
で偏光方向(偏波面)を回転させることで、偏光子を回
転させるのと同様の効果を得るようにした液晶偏光フィ
ルタ装置が提案されている(映像情報メディア学会年次
大会,14-3:「液晶偏光素子を用いた反射光抑制カメ
ラ」,pp168-169(1997.7):藤掛英夫,滝沢國治,曾田田
人,根岸俊裕,小林道夫)。
【0004】例えば、固定した偏光子の前に、45°と
90°の旋光が可能な2種類の液晶素子を配置する。こ
れらの液晶素子は、液晶分子の配列が光の進行方向に沿
って、それぞれ45°及び90°にねじれているため、
電圧を印加しないオフ状態においては、入射光の偏波面
をそれぞれのねじれ角に応じて回転させる。一方、液晶
素子に所定の電圧を印加したオン状態においては、入射
光の偏波面を回転させることなくそのまま通過させる。
従って、これらの2種類の液晶素子のオン・オフ状態を
組み合わせることで、入射光の偏波面を0°、45°、
90°、135°回転させることができる。そして、こ
のように配置した液晶素子のオン・オフ状態を映像信号
が最小となるように制御することで反射光を映像信号か
ら迅速かつ自動的に除去することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように映像信号によって液晶素子のオン・オフ状態を制
御する場合には、映像信号を処理する回路が必要であり
回路構成が煩雑となる。また、スチルカメラにおいても
窓ガラスや水面等の反射光を除去したい場合があり、こ
の場合には映像信号を取得できないため、液晶素子を自
動で制御することができない。このため、映像信号とは
無関係の別個の手段、例えば、偏光光量センサにより反
射光の偏光方向(反射光の光量が最も少なくなるような
透過軸の方向)を検出し、これに基づいて液晶素子を自
動で、且つ、簡単な回路で制御できるようにすることが
望まれている。
【0006】ところが、偏光光量センサによって液晶素
子のオン・オフ状態を制御する場合には、ズームレンズ
の使用により撮影画角が変化するため、撮影画角と偏光
光量センサの検出範囲(画角)が大きく異なるという場
合が生じる。このような場合、撮影画角外の偏光の影響
等によって本来除去すべき偏光の偏光方向を適切に検出
することができないという問題が生じる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、窓ガラス等によって反射された撮影画角内の除
去すべき偏光の偏光方向を偏光光量センサを用いて適切
且つ簡単な構成で検出できるようにし、該偏光を確実に
除去できるようにした液晶偏光フィルタ装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する為
に、請求項1に記載の発明は、入射した光の偏光方向を
回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる
偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入
し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによっ
て、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向
を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子
によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、互い
に異なる複数の偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量
検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が前記撮影
光学系の撮影画角に応じた範囲に変更可能な偏光光量検
出手段と、前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画
角取得手段と、前記偏光光量検出手段の検出範囲を前記
撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に応じた範
囲に変更する検出範囲変更手段と、前記偏光光量検出手
段によって前記変更した検出範囲で検出した各偏光方向
の偏光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検
出する偏光方向検出手段と、前記液晶素子に印加する電
圧を制御して前記液晶素子を制御する制御手段であっ
て、前記偏光方向検出手段によって検出した前記除去す
べき光の偏光方向が前記偏光子によって除去される偏光
方向となるように、前記液晶素子に入射した除去すべき
光の偏光方向を回転させる液晶素子制御手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記偏光
光量検出手段は、検出範囲が異なる複数の偏光光量検出
手段を備え、前記検出範囲変更手段は、前記撮影画角取
得手段によって取得した撮影画角に応じた検出範囲の偏
光光量検出手段に切り替えて前記検出範囲を前記撮影画
角に応じた範囲に変更することを特徴としている。ま
た、請求項3に記載の発明は、入射した光の偏光方向を
回転させる液晶素子と所定方向の偏光のみを通過させる
偏光子とから成る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入
し、前記液晶素子に印加する電圧を制御することによっ
て、前記撮影光学系に入射した除去すべき光の偏光方向
を所定角度だけ回転させ、該除去すべき光を前記偏光子
によって除去する液晶偏光フィルタ装置において、互い
に異なる複数の偏光方向の偏光光量を検出する偏光光量
検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が異なる複
数の偏光光量検出手段と、前記撮影光学系の撮影画角を
取得する撮影画角取得手段と、前記撮影画角取得手段に
よって取得した撮影画角に基づいて、前記各偏光光量検
出手段によって検出した各偏光方向の偏光光量の重み付
け平均を算出することにより各偏光方向の偏光光量を算
出する偏光光量算出手段と、前記偏光光量算出手段によ
って算出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去
すべき光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、前
記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を制
御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によっ
て検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子に
よって除去される偏光方向となるように、前記液晶素子
に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶素
子制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】以上の本発明によれば、撮影光学系の撮影
画角に応じた検出範囲で各偏光方向の偏光光量を検出す
ることができるため、これに基づいて窓ガラス等で反射
された撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向を撮影画
角に応じて適切に検出することができる。そして、これ
によって検出した除去すべき偏光の偏光方向に基づいて
液晶素子を制御することで、確実にその偏光を除去する
ことができる。
【0011】また、検出範囲が異なる複数の偏光光量検
出手段(偏光光量センサ)を用い、撮影画角に応じた検
出範囲の偏光光量の検出又は算出を行うことで、機構的
にも簡便に本装置を構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って偏光センサ
付き液晶偏光フィルタ装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。図1は、本発明に係る偏光センサ付き液晶
偏光フィルタ装置が装着されたテレビカメラの一実施の
形態を示した構成図である。同図に示すテレビカメラ1
0は、カメラ本体12と、このカメラ本体12に着脱可
能に装着されるレンズ装置14とから構成される。レン
ズ装置14の撮影光学系の前面には、液晶偏光フィルタ
18が配置される。また、レンズ装置14の前端にはレ
ンズフード16が配置されており、このレンズフード1
6の下端に液晶偏光フィルタ制御ユニット20(以下、
単に制御ユニット20という。)が配置される。
【0013】前記液晶偏光フィルタ18は、図2に示す
ように液晶ユニット22と水平方向を透過軸Pとする偏
光フイルム26とから構成され、液晶ユニット22は、
前方からみて、入射光を時計回りもしくは反時計回りに
45°旋光させる液晶素子22Aと入射光を時計回りも
しくは反時計回りに90°旋光させる液晶素子22Bと
から構成される。
【0014】液晶素子22A、22Bは、液晶分子の配
列が光の進行方向に沿って、それぞれ45°及び90°
にねじれたもので、液晶素子22A、22Bに電圧が印
加されていないときには、それぞれのねじれ角に応じて
入射光の偏波面がそれぞれ45°及び90°回転する
(オフ状態)。一方、液晶素子22A、22Bに所定の
電圧が印加されると、入射光の偏波面は回転することな
くそのまま液晶素子22A、22Bを通過する(オン状
態)。従って、これらの2種類の液晶素子22A、22
Bのオン・オフ状態を組み合わせることで、入射光の偏
波面を0°、45°、90°、又は、135°回転させ
ることができるようになっている。
【0015】例えば、図1に示すように自動車28の車
内に搭乗した人物を撮影する場合に、自動車の窓ガラス
28Aで反射した光の偏波面をこれらの液晶素子22
A、22Bによって0°、45°、90°、又は、13
5°回転させ、その反射光の偏光方向を偏光フイルム2
6の透過軸Pに対してほぼ直交方向とすることで、テレ
ビカメラ10の映像から窓ガラス28Aの反射光を取り
除くことができる。
【0016】尚、液晶素子22A、22B及び偏光フイ
ルム26を透過する入射光(偏光フイルム26で遮断さ
れない入射光)の偏光方向と等しい方向を、以下、液晶
偏光フィルタ18の透過軸という。液晶素子22A、2
2Bのオン・オフ状態の組み合わせによってこの液晶偏
光フィルタ18の透過軸は0°、45°、90°、13
5°に切り替えられることになる。
【0017】一方、図1に示した制御ユニット20は、
上記液晶ユニット22の液晶素子22A、22Bのオン
・オフ状態を制御するものである。図3乃至図5に示す
ように制御ユニット20は、レンズフード16の下端に
ネジ30、30、30、30により固定され、上記液晶
偏光フィルタ18の液晶ユニット22にケーブル34で
接続される。液晶ユニット22の液晶素子22A、22
Bにはこのケーブル34を介して電圧が印加され、液晶
素子22A、22Bのオン・オフ状態はこのケーブル3
4を介して制御ユニット20によって行われるようにな
っている。尚、レンズフード16は、レンズ装置14の
レンズ鏡胴32の先端部にネジ35により着脱自在に装
着されると共に、液晶偏光フィルタ18もレンズ鏡胴3
2の先端に着脱自在に装着されるようになっている。
【0018】制御ユニット20の前面には、所定の偏光
方向の光量(偏光光量)を検出するワイド用の偏光光量
センサ36A〜36D、及び、テレ用の偏光光量センサ
38A〜38Dが上下に2個、横方向に4列で計8個設
置される。これらのワイド用の偏光光量センサ36A〜
36D、及び、テレ用の偏光光量センサ38A〜38D
の受光面には、上記液晶偏光フィルタ18で可変できる
透過軸の角度に対応させて、それぞれ、水平方向に対し
て0°、45°、90°、135°の4方向に透過軸を
有する偏光フィルムが装着されており、これら4方向の
偏光方向の偏光光量が検出されるようになっている。両
端の2列に配置された計4個のワイド用の偏光光量セン
サ36A〜36Dは、テレ用の偏光光量センサ38A〜
38Dに比べて検出範囲(画角)が広く、レンズ装置1
4のズーム位置がワイド側にあるときの撮影画角と同様
に広範囲の角度方向から入射した光に対してその入射光
の偏光光量を検出する。
【0019】一方、中央の2列に配置された計4個のテ
レ用の偏光光量センサ38A〜38Dは受光面にレンズ
が装着されており、ワイド用の偏光光量センサ36A〜
36Dに比べて検出範囲(画角)が狭く、レンズ装置1
4のズーム位置がテレ側にあるときの撮影画角と同様に
狭範囲の角度方向から入射した光に対してその入射光の
偏光光量を検出する。
【0020】上記液晶ユニット22の液晶素子22A、
22Bのオン・オフ制御は、これらのワイド用の偏光光
量センサ36A〜36D、又は、テレ用の偏光光量セン
サ38A〜38Dによって取得した光量信号(偏光光
量)に基づいて行われるが、レンズ装置14のズーム位
置がワイド側にある場合、即ち、撮影画角が広い場合に
は、この撮影画角に対応させて、検出範囲が広いワイド
用の偏光光量センサ36A〜36Dが使用される。一
方、レンズ装置のズーム位置がテレ側にある場合、即
ち、撮影画角が狭い場合には、この撮影画角に対応させ
て検出範囲が狭いテレ用の偏光光量センサ38A〜38
Dが使用される。そして、ワイド用の偏光光量センサ3
6A〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜
38Dによって取得した光量信号に基づいて、窓ガラス
等で反射された除去すべき偏光の偏光方向が検出され、
液晶偏光フィルタ18の透過軸がその偏光の偏光方向と
できるだけ直交する方向となるように液晶素子22A、
22Bのオン・オフ制御が行われる。これにより、撮影
画角内の除去すべき偏光の偏光方向が適切に検出され、
その反射光が確実に除去される。
【0021】尚、除去すべき偏光の偏光方向は、0°、
45°、90°、135°の偏光方向の偏光光量のうち
最小の偏光光量を示した角度とほぼ直交する方向とな
る。即ち、窓ガラス等を透過してきた光は無偏光である
ため、このような光に対して各偏光光量センサは一定の
偏光光量を示す。一方、窓ガラス等で反射された偏光
は、これと最も直交する方向に近い偏光方向の偏光光量
センサにおいて最小の偏光光量を示す。従って、上述の
ように除去すべき偏光の偏光方向は、0°、45°、9
0°、135°の偏光方向の偏光光量のうち最小の偏光
光量を示した角度とほぼ直交する方向となる。
【0022】一方、上述のように偏光光量センサが配置
された制御ユニット20の背面には電源コネクタ40が
設けられている。レンズ装置14の側部には、例えば、
このレンズ装置14がENGレンズの場合、ズームレン
ズ、フォーカスレンズ、絞り等をモータ駆動させるため
のドライブユニットが装着されており、上記電源コネク
タ40はこのドライブユニットとケーブル39で接続さ
れる。
【0023】ケーブル39が接続されるドライブユニッ
ト側のコネクタは、例えばズームレート用コネクタであ
り、通常、このコネクタには、ズーム位置を操作するズ
ームレートが接続される。そして、このズームレート用
コネクタからは、ズームレートを駆動する電源や、現在
のズーム位置を示すズーム信号が出力されるようになっ
ている。
【0024】そこで、ドライブユニットのズームレート
用コネクタにズームレートの代わりに制御ユニット20
の電源コネクタ40を接続することで、制御ユニット2
0に、必要な電源(液晶素子22A、22Bの印加電圧
等)と、ワイド用とテレ用の偏光光量センサを切り替え
るために必要なズーム位置(撮影画角)の情報とが提供
される。但し、制御ユニット20で必要な電源やズーム
位置の情報は必ずしもドライブユニットのズームレート
用コネクタから取得する必要はなく、カメラ本体等、他
の装置又はコネクタから取得するようにしてもよい。
【0025】尚、上述のように、制御ユニット20の電
源コネクタ40をズームレート用コネクタに接続した場
合には、ズームレートを使用することができなくなるた
め、制御ユニット20にズームレートを接続するズーム
レート用コネクタを設け、このコネクタと電源コネクタ
40とを直接接続するラインを設けるようにしてもよ
い。
【0026】また、制御ユニット20の背面には、液晶
ユニット22の制御を自動と手動に切り換える切換スイ
ッチ42、手動制御の場合に液晶ユニット22で回転さ
せる偏光方向の角度を0°、45°、90°、135°
に順次切り換える設定スイッチ44等が設けられてい
る。尚、コネクタ45A、45Bは、映像信号の入出力
端子であり、映像信号に基づいて液晶ユニット22を制
御する場合に使用するものであるが、ここでは省略す
る。
【0027】図6は、本発明に係る偏光センサ付き液晶
偏光フィルタ装置の回路構成を示したブロック図であ
る。同図に示すように、上述のワイド用の偏光光量セン
サ36A〜36Dは、光センサレベル調整回路50に接
続され、テレ用の偏光光量センサ38A〜38Dは、光
センサレベル調整回路52に接続される。各偏光光量セ
ンサ36A〜36D、38A〜38Dによって検出され
た光量信号は、光センサレベル調整回路50、52によ
ってレベル調整された後、A/D入力切替回路54を介
してCPU56に入力される。尚、CPU56には、A
/D入力切替回路54から送信された信号をアナログか
らデジタルに変換するA/D変換器が搭載されている。
【0028】一方、レンズ装置14のドライブユニット
から上記電源コネクタ40を介してズーム位置を示すズ
ーム信号及び電源が入力される。ズーム信号は、ズーム
レベル変換回路58で所定の電圧レベルに変換された
後、A/D入力切替回路54を介してCPU56に入力
される。電源コネクタ40から入力された電源は、電源
部60を介して電圧制御部62に送られる。電圧制御部
62は、CPU56からのコマンドに基づいて、液晶ユ
ニット22の液晶素子22A、22Bに印加する電圧を
制御する。液晶素子22A又は液晶素子22Bをオン状
態にする場合には、電源部60から供給された電源を使
用して、液晶素子22A又は液晶素子22Bに所要の電
圧を印加する。オフ状態にする場合には、液晶素子22
A又は液晶素子22Bに印加する電圧を0Vにする。
【0029】CPU56は、電源コネクタ40から取得
したズーム位置に基づいてA/D入力切替回路54の接
続をテレ側又はワイド側の光センサレベル調整回路5
0、52に切り替え、撮影画角に対応したいずれかの偏
光光量センサ、即ち、ワイド用の偏光光量センサ36A
〜36D、又は、テレ用の偏光光量センサ38A〜38
Dから光量信号を取得する。そして、0°、45°、9
0°、135°の偏光方向の偏光光量に基づいて、液晶
ユニット22で回転させるべき偏光方向の角度、即ち、
液晶偏光フィルタ18の透過軸の角度を決定する。尚、
この透過軸の角度は、偏光光量が最小となった角度と一
致するように決定される。CPU56は、この角度に基
づき電圧制御部62にコマンドを送り、液晶ユニット2
2の液晶素子22A、及び、液晶素子22Bのオン・オ
フ状態を制御して液晶偏光フィルタ18の透過軸を上記
決定した角度に設定する。
【0030】尚、操作部64の切換スイッチ42(図5
参照)の操作によって、液晶ユニット22の制御が自動
から手動に切り替えられた場合には、CPU56は操作
部64の設定スイッチ44(図5参照)の操作に基づい
て、電圧制御部62にコマンドを送り、液晶ユニット2
2の液晶素子22A、及び、液晶素子22Bのオン・オ
フ状態を制御する。
【0031】次に上記CPU56の処理手順について図
7のフローチャートを用いて説明する。まず、CPU5
6は、ズーム位置をレンズ装置14のドライブユニット
から電源コネクタ40を介して読み込み、そのズーム位
置をパラメータZに代入する(ステップS10)。続い
てズーム位置Zが所定の閾値ZTHより小さいか否かを判
定する。即ち、ズーム位置が所定位置よりズーム側にあ
るか否かを判定する(ステップS12)。NOの場合、
即ち、ズーム位置が所定位置よりワイド側にある場合、
ワイド側の偏光光量センサ36A〜36Dから光量信号
を読み込み、0°、45°、90°、135°の偏光方
向の偏光光量をそれぞれパラメータV(0)、V(4
5)、V(90)、V(135)に代入する(ステップ
S14)。尚、偏光光量センサ36A〜36Dによって
検出された0°、45°、90°、135°の偏光方向
の偏光光量をV(0,W)、V(45,W)、V(9
0,W)、V(135,W)とすると、V(0)=V
(0,W)、V(45)=V(45,W)、V(90)
=V(90,W)、V(135)=V(135,W)で
ある。
【0032】一方、YESの場合、即ち、ズーム位置が
テレ側にある場合、テレ側の偏光光量センサ38A〜3
8Dから光量信号を読み込み、0°、45°、90°、
135°の偏光方向の偏光光量をそれぞれパラメータV
(0)、V(45)、V(90)、V(135)に代入
する(ステップS16)。尚、偏光光量センサ38A〜
38Dによって検出された0°、45°、90°、13
5°の偏光方向の偏光光量をV(0,T)、V(45,
T)、V(90,T)、V(135,T)とすると、V
(0)=V(0,T)、V(45)=V(45,T)、
V(90)=V(90,T)、V(135)=V(13
5,T)である。
【0033】次に、CPU56は、各偏光光量センサに
よって検出した偏光光量V(0)、V(45)、V(9
0)、V(135)のうち最小のものを選択する(ステ
ップS18)。即ち、偏光光量が最小となった偏光光量
センサの透過軸の方向を検出することによって、除去す
べき偏光の偏光方向を検出することができ、その偏光を
最も効果的に遮断できる液晶偏光フィルタ18の透過軸
の方向(液晶素子22A、22Bで偏光方向を回転させ
る角度)を検出することができる。そして、CPU56
は、偏光光量が最小となった偏光光量センサの透過軸の
方向と液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向とが等しく
なるように、液晶素子22A、22Bのオン・オフ制御
を行う(ステッップS20)。
【0034】以上の処理により、レンズ装置14のズー
ム位置(撮影画角)に応じて適切に液晶偏光フィルタ1
8の透過軸方向を制御することができる。尚、偏光光量
が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向は、除去
すべき偏光の偏光方向と直交する方向である一方で、偏
光光量が最大となる偏光光量センサの透過軸の方向は、
除去すべき偏光の偏光方向であるから、偏光光量が最大
となる偏光光量センサの透過軸の方向を検出して、その
透過軸の方向と液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向と
が直交するように液晶素子22A、22Bのオン・オフ
制御を行っても上述と全く同様の効果を得る。
【0035】また、上記図7のフローチャートによれ
ば、レンズ装置14のズーム位置(撮影画角)に応じて
ワイド用の偏光光量センサ36A〜36D、又は、テレ
用の偏光光量センサ38A〜38Dのいずれか一方で検
出した偏光光量によって液晶素子22A、22Bのオン
・オフ制御を行うようにしたが、レンズ装置14のズー
ム位置がワイド端とテレ端の中間的な位置にある場合の
精度を考慮して、ワイド用の偏光光量センサ36A〜3
6Dとテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dの両方で
検出した偏光光量に重み付けを行って平均化し、この値
に基づいて液晶偏光フィルタ18の透過軸の方向を決定
してもよい。図8は、この場合のCPU56の処理手順
を示したフローチャートである。CPU56は、ズーム
位置をレンズ装置14のドライブユニットから電源コネ
クタ40を介して読み込み、そのズーム位置をパラメー
タZに代入する(ステップS30)。尚、ズーム位置Z
の範囲は0≦Z≦1で与えられ、ワイド端が0、テレ端
が1となる。
【0036】続いてCPU56は、ワイド側の偏光光量
センサ36A〜36Dとテレ側の偏光光量センサ36A
〜36Dの両方から光量信号を読み込み、偏光光量セン
サ36A〜36Dによって検出した0°、45°、90
°、135°の偏光方向の偏光光量をパラメータV
(0,W)、V(45,W)、V(90,W)、V(1
35,W)に代入し、テレ用の偏光光量センサ38A〜
38Dによって検出した0°、45°、90°、135
°の偏光方向の偏光光量をV(0,T)、V(45,
T)、V(90,T)、V(135,T)に代入する
(ステップS32)。
【0037】次に、CPU56は、ズーム位置Zと、各
偏光光量センサによって検出した偏光光量とから、以下
の式(1)〜(4)の重み付け演算により0°、45°、90
°、135°の偏光方向の偏光光量V(0)、V(4
5)、V(90)、V(135)を算出する(ステップ
S34)。
【0038】
【数1】 V(0)=Z・V(0,T)+(1−Z)・V(0,W) …(1)
【0039】
【数2】 V(45)=Z・V(45,T)+(1−Z)・V(45,W) …(2)
【0040】
【数3】 V(90)=Z・V(90,T)+(1−Z)・V(90,W) …(3)
【0041】
【数4】 V(135)=Z・V(135,T)+(1−Z)・V(135,W)…(4) CPU56は、各偏光光量センサによって検出した偏光
光量V(0)、V(45)、V(90)、V(135)
のうち最小のものを選択し(ステップS36)、偏光光
量が最小となった偏光光量センサの透過軸の方向を検出
する。そしてこの透過軸の方向と液晶偏光フィルタ18
の透過軸の方向とが等しくなるように、液晶素子22
A、22Bのオン・オフ制御を行う(ステッップS3
8)。
【0042】以上、上記実施の形態では、液晶偏光フィ
ルタ18の液晶ユニット22に入射光の偏光方向を45
°と90°回転させる2種類の液晶素子22A、22B
を組み合わせて使用したが、これに限らず他の角度で偏
光方向を回転させる液晶素子を組み合わせてもよく、ま
た、2枚の液晶素子でなく他の枚数の液晶素子を組み合
わせて使用してもよい。
【0043】また、上記実施の形態では、検出範囲が異
なる2種類のワイド用の偏光光量センサ36A〜36D
とテレ用の偏光光量センサ38A〜38Dによって撮影
画角に応じた検出範囲の偏光光量を検出するようにした
が、これに限らず、検出範囲が異なる3種類以上の偏光
光量センサを撮影画角に応じて切り替えて、又は、各偏
光光量センサで検出した偏光光量を重み付けして平均化
して撮影画角に応じた偏光光量を検出するようにしても
よい。また、1種類の偏光光量センサにズーム光学系又
は絞りを設け、撮影画角に応じてこのズーム光学系又は
絞りを連動させることで、撮影画角に応じて検出範囲を
可変させるようにしてもよい。但し、この場合に比べ
て、上述のように検出範囲が異なる偏光光量センサを複
数設置した方が機構的な構造が簡単になる。
【0044】また、上記実施の形態では、例えば、ワイ
ド用の偏光光量センサ36A〜36Dについて0°、4
5°、90°、135°の偏光方向の偏光光量を検出す
る4個の偏光光量センサを使用したが、これに限らず1
つの偏光光量センサに回転機構を設け、この偏光光量セ
ンサを回転させて各偏光方向の偏光光量を検出するよう
にしてもよい。また、単なる光量センサの前面側に偏光
フィルムを設置し、この偏光フィルムを回転させるよう
にしてもよい。
【0045】また、上記実施の形態では、本発明に係る
偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置をテレビカメラに
使用した場合について説明したが、本発明は映像信号を
必要としないため、スチルカメラ等の他の種類のカメラ
にも使用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏光セ
ンサ付き液晶偏光フィルタ装置によれば、撮影光学系の
撮影画角に応じた検出範囲で各偏光方向の偏光光量を検
出することができるため、これに基づいて窓ガラス等で
反射された撮影画角内の除去すべき偏光の偏光方向を撮
影画角に応じて適切に検出することができる。そして、
これによって検出した除去すべき偏光の偏光方向に基づ
いて液晶素子を制御することで、確実にその偏光を除去
することができる。
【0047】また、検出範囲が異なる複数の偏光光量検
出手段(偏光光量センサ)を用い、撮影画角に応じた検
出範囲の偏光光量の検出又は算出を行うことで、機構的
にも簡便に本装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光
フィルタ装置が装着されたテレビカメラの一実施の形態
を示した構成図である。
【図2】図2は、液晶偏光フィルタの構成を示した図で
ある。
【図3】図3は、本発明が装着されたレンズ装置の正面
図である。
【図4】図4は、本発明が装着されたレンズ装置の要部
を示した側面図である。
【図5】図5は、制御ユニットの平面断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る偏光センサ付き液晶偏光
フィルタ装置の回路構成を示したブロック図である。
【図7】図7は、CPUの処理手順を示したフローチャ
ートである。
【図8】図8は、CPUの処理手順の他の実施の形態を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…テレビカメラ 12…カメラ本体 14…レンズ装置 16…レンズフード 18…液晶偏光フィルタ 20…液晶偏光フィルタ制御ユニット 22…液晶ユニット 22A、22B…液晶素子 26…偏光フイルム 36A〜36D、38A〜38D…偏光光量センサ 56…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤掛 英夫 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 會田 田人 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 滝沢 國治 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA08 BB03 BC24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光の偏光方向を回転させる液晶
    素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成
    る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素
    子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光
    学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ
    回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去す
    る液晶偏光フィルタ装置において、 互いに異なる複数の偏光方向の偏光光量を検出する偏光
    光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が前記
    撮影光学系の撮影画角に応じた範囲に変更可能な偏光光
    量検出手段と、 前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段
    と、 前記偏光光量検出手段の検出範囲を前記撮影画角取得手
    段によって取得した撮影画角に応じた範囲に変更する検
    出範囲変更手段と、 前記偏光光量検出手段によって前記変更した検出範囲で
    検出した各偏光方向の偏光光量に基づいて前記除去すべ
    き光の偏光方向を検出する偏光方向検出手段と、 前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を
    制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によ
    って検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子
    によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素
    子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶
    素子制御手段と、 を備えたことを特徴とする偏光センサ付き液晶偏光フィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記偏光光量検出手段は、検出範囲が異
    なる複数の偏光光量検出手段を備え、前記検出範囲変更
    手段は、前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画
    角に応じた検出範囲の偏光光量検出手段に切り替えて前
    記検出範囲を前記撮影画角に応じた範囲に変更すること
    を特徴とする請求項1の偏光センサ付き液晶偏光フィル
    タ装置。
  3. 【請求項3】 入射した光の偏光方向を回転させる液晶
    素子と所定方向の偏光のみを通過させる偏光子とから成
    る液晶偏光フィルタを撮影光学系に挿入し、前記液晶素
    子に印加する電圧を制御することによって、前記撮影光
    学系に入射した除去すべき光の偏光方向を所定角度だけ
    回転させ、該除去すべき光を前記偏光子によって除去す
    る液晶偏光フィルタ装置において、 互いに異なる複数の偏光方向の偏光光量を検出する偏光
    光量検出手段であって、前記偏光光量の検出範囲が異な
    る複数の偏光光量検出手段と、 前記撮影光学系の撮影画角を取得する撮影画角取得手段
    と、 前記撮影画角取得手段によって取得した撮影画角に基づ
    いて、前記各偏光光量検出手段によって検出した各偏光
    方向の偏光光量の重み付け平均を算出することにより各
    偏光方向の偏光光量を算出する偏光光量算出手段と、 前記偏光光量算出手段によって算出した各偏光方向の偏
    光光量に基づいて前記除去すべき光の偏光方向を検出す
    る偏光方向検出手段と、 前記液晶素子に印加する電圧を制御して前記液晶素子を
    制御する制御手段であって、前記偏光方向検出手段によ
    って検出した前記除去すべき光の偏光方向が前記偏光子
    によって除去される偏光方向となるように、前記液晶素
    子に入射した除去すべき光の偏光方向を回転させる液晶
    素子制御手段と、 を備えたことを特徴とする偏光センサ付き液晶偏光フィ
    ルタ装置。
JP07564099A 1999-03-19 1999-03-19 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置 Expired - Fee Related JP3941282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07564099A JP3941282B2 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07564099A JP3941282B2 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000266931A true JP2000266931A (ja) 2000-09-29
JP3941282B2 JP3941282B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=13582060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07564099A Expired - Fee Related JP3941282B2 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3941282B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102562A1 (ja) * 2007-02-23 2008-08-28 Nippon Sheet Glass Company, Limited 偏光画像撮像装置、画像処理装置、偏光画像撮像方法および画像処理方法
CN106791339A (zh) * 2017-03-22 2017-05-31 北京小米移动软件有限公司 成像系统及其控制方法
WO2020004837A1 (ko) * 2018-06-25 2020-01-02 사이정보통신(주) 자동 편광 조절 장치 및 방법
CN113518165A (zh) * 2021-04-22 2021-10-19 云南电网有限责任公司昆明供电局 一种摄像头自动光线调节装置及调节方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102562A1 (ja) * 2007-02-23 2008-08-28 Nippon Sheet Glass Company, Limited 偏光画像撮像装置、画像処理装置、偏光画像撮像方法および画像処理方法
CN106791339A (zh) * 2017-03-22 2017-05-31 北京小米移动软件有限公司 成像系统及其控制方法
CN106791339B (zh) * 2017-03-22 2019-12-13 北京小米移动软件有限公司 成像系统及其控制方法
WO2020004837A1 (ko) * 2018-06-25 2020-01-02 사이정보통신(주) 자동 편광 조절 장치 및 방법
CN112236717A (zh) * 2018-06-25 2021-01-15 赛信息通讯株式会社 自动偏振调节装置及方法
CN112236717B (zh) * 2018-06-25 2022-09-09 赛信息通讯株式会社 自动偏振调节装置及方法
US11880046B2 (en) 2018-06-25 2024-01-23 Sai Technologies Corp. Automatic polarization control device and method
CN113518165A (zh) * 2021-04-22 2021-10-19 云南电网有限责任公司昆明供电局 一种摄像头自动光线调节装置及调节方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3941282B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5940126A (en) Multiple image video camera apparatus
JP5705883B2 (ja) レンズ装置
JP2001022014A (ja) ステレオカメラ
CN108566504A (zh) 一种双摄像头模组、电子设备及其图像获取方法
US6130994A (en) Interchangeable zoom lens, an electronic still camera, and a silver salt film camera
US20040090531A1 (en) Image pickup device and apparatus including vibration correction means
US7869703B2 (en) Optical apparatus
US7262805B2 (en) Focus detecting system
JP3941282B2 (ja) 偏光センサ付き液晶偏光フィルタ装置
JPH1123949A (ja) 撮影レンズの画角補正装置
JPH09318872A (ja) ダブレットレンズ、可変頂角プリズム、及び振れ補正装置
JP2001188310A (ja) 3d撮影装置、3d画像表示システムおよび3d画像鑑賞システム
US20030174232A1 (en) Focus detecting system
US6809883B2 (en) Autofocus system
JPS62178A (ja) 監視装置
JP2007142952A (ja) 光学機器
JP2001264848A (ja) 撮影補助装置
JP3765365B2 (ja) 液晶偏光フィルタ装置
KR20010011047A (ko) 영상촬영장치의 광량 자동 조절장치 및 방법
TWI486632B (zh) 具有保護鏡之取像裝置以及投影裝置
JPH089362A (ja) 左右反転画像出力ビデオカメラ
JP2003270520A (ja) ピント状態検出装置
JP2006319695A (ja) 監視カメラおよび監視装置
JP2001013605A (ja) 立体映像撮影装置
JPS63197177A (ja) テレビカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 19990329

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees