JP2001188310A - 3d撮影装置、3d画像表示システムおよび3d画像鑑賞システム - Google Patents

3d撮影装置、3d画像表示システムおよび3d画像鑑賞システム

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JP2001188310A
JP2001188310A JP37282799A JP37282799A JP2001188310A JP 2001188310 A JP2001188310 A JP 2001188310A JP 37282799 A JP37282799 A JP 37282799A JP 37282799 A JP37282799 A JP 37282799A JP 2001188310 A JP2001188310 A JP 2001188310A
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objective systems
liquid crystal
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Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3D撮影装置に撮影光学系として2つの対物
系が必要であると、大型化し易い傾向がある。 【解決手段】 左右に分かれて並設された2つの対物系
(411iR/L,411jR/L,411kR/L
等)と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光
により形成される光学像を撮影する撮影系(411h
等)とを有する3D撮影装置において、撮影系よりも物
体側であって2つの対物系の間に、物体距離情報や物体
輝度情報等の撮影情報を検出するための撮影情報検出手
段11aを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラや電
子スチルカメラ等の撮影装置に関し、特に撮影対象の視
差画像を撮影するための3D撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】3D画像を表示・鑑賞させるシステムと
しては、例えば、左右の視差画像をモニター上に表示す
るとともに、この表示画像を液晶シャッタメガネをかけ
た鑑賞者に鑑賞させるものがある。液晶シャッタメガネ
の左右にはそれぞれ液晶シャッタが含まれており、これ
ら液晶シャッタを交互に映像信号と同期させて開閉する
ことで立体的な画像を鑑賞することができる。
【0003】より具体的には、観察するモニター上に右
眼用の映像が表示されている間は右眼用の液晶シャッタ
を透過状態、左眼用の液晶シャッタを非透過状態にし、
モニター上に左眼用の映像が表示されている間は左眼用
の液晶シャッタを透過状態、右眼用の液晶シャッタを非
透過状態にする。これにより、モニター上には右眼用の
映像と左眼用の映像が交互に表示されても、観察者は、
常に右眼によって右眼用の映像を、左眼によって左眼用
の映像が見えるようになる。
【0004】そして、例えば2台のカメラを眼の間隔分
だけ離して同一の被写体を撮影するようにして、右のカ
メラからの映像信号を右眼用の画像とし、左のカメラか
らの映像信号を左眼用の画像としてモニター上に交互に
表示させると、観察者は液晶シャッタメガネを通してそ
の画像を立体的に鑑賞することができる。
【0005】このようにして奥行きのある映像を観察者
に提供することで、立体ゲームや立体テレビ等の娯楽機
器への展開ばかりでなく、フライトシュミレータや手術
補助機器などの教育、医療機器への展開が考えられてお
り、ヘッドマウントディスプレイやレンチキュラーシー
ト等、様々な方法による立体映像の鑑賞装置を提供する
ことができる。
【0006】一方、画像を入力するカメラ側についても
様々な提案が行われており、上述したような2台のカメ
ラを並べて使用する方法ばかりでなく、1台のカメラで
左右の画像を交互に取り込むことで小型化を図ったカメ
ラも提案されてきている。
【0007】ここで、図13には、1台のカメラで左右
の画像を交互に取り込むカメラ(以下、3Dカメラ)の
基本構成を示している。
【0008】この図において、41は所定のフォーマッ
トで規格化された交換レンズユニットであり、撮影光学
系411と、レンズマイコン412と、液晶制御回路4
13と、映像入力端子415と、IGドライバ416
と、モータドライバ417,418と、図示しない上記
所定のフォーマットで規格化されたレンズマウントと、
接点ブロックとから構成されている。
【0009】42はカメラ本体であり、図示しない上記
所定のフォーマットで規格化されたカメラマウントおよ
び接点ブロックを有しており、交換レンズユニット41
のレンズマウントとカメラマウントとはメカニカルに係
合して着脱可能な構造になっている。
【0010】交換レンズ41の接点ブロックとカメラ本
体42の接点ブロックも、レンズマウントをカメラマウ
ントに装着させると接点同士が接触して、矢印43に相
当する動作、つまりレンズマイコン412とカメラマイ
コン421との間の所定のデータの通信を所定のフォー
マットに従って行わせたり、カメラ本体42から交換レ
ンズ41への電力の供給を行わせたりする。
【0011】撮影光学系411は、左右に分かれて並設
された2つの対物系と、これら2つの対物系から交互に
入射する物体光により形成される光学像を撮影する撮影
系の光学系部分とから構成されている。この撮影光学系
411は、光学像をカメラ本体42側に設けられた撮影
系の撮像部分を構成する撮像素子422a,422b,
422cに導き撮像させる。
【0012】411aR,411aLは対物系に含ま
れ、所定の軸回りに回動可能な全反射ミラーである。こ
れら全反射ミラー411aR,411aLはそれぞれ撮
影系に含まれる合焦用レンズ411gとメカニカルな連
結機構411bで連結されており、合焦レンズ411g
の光軸方向の移動に応じて上記2枚の全反射ミラー41
1aR,411aLが互いに左右の眼に相当する被写体
情報を撮影光学系411のレンズ群に導く役割を担って
いる。この被写体情報を被写体までの距離に応じて変更
することでいわゆる輻輳制御を行っている。
【0013】411cR,411cL,411dは1枚
もしくは複数枚で構成される負屈折率のレンズ群、41
1e,411f,411gは1枚もしくは複数枚で構成
される正屈折率のレンズ群である。また、411hは面
411hRと面411hLに全反射ミラー面を有するプ
リズムである。これらレンズ群およびプリズムにより撮
影系の光学系部分が構成される。
【0014】また、411iR,411iL,411j
R,411jLは偏光板(偏光フィルタ)、411k
R,411kLはシャッタ機能を有する液晶素子であ
る。これら偏光板および液晶素子は対物系に含まれる。
【0015】偏光板411iR,411jRと液晶素子
411kRとを組み合わせて液晶シャッタ(像切換手
段)を構成し、液晶制御回路(駆動回路)413によっ
て液晶に電界をかけることで、対物系が透過、非透過状
態に切り換わる。偏光板411iL,411jLと液晶
素子411kLとの組み合わせにおいても同様である。
【0016】液晶素子411kR,411kLは、例え
ば、FLC、TN、STNを用いる事が可能である。
【0017】また、偏光板411iR,411jR及び
偏光板411iL,411jLは液晶素子411kR,
411kLに接着等で固定してもよいし、別途配置して
もよい。
【0018】左右画像の光軸411mR,411mLは
略同一平面内にあり、無限遠点を含む所定の位置で略交
差する(以下、輻輳するという)ものとする。前述した
ように、2枚の全反射ミラー411aR,411aLは
所定の軸回りに回動可能であり、互いに回動することで
輻輳する位置を変えることができる。また、光軸411
mR,411mLとミラー411aR,411aLの反
射面との交点の間隔(以下、基長線という)は人間の平
均的な瞳間隔である63mm近傍に設定されている。
【0019】411nは絞りであり、物体側に配置され
ることで前玉の有効光束径の大型化を防いでいる。41
1pはIGメータ、411q,411rはステップモー
タである。
【0020】411cR,411cLは第1レンズ群、
411dは固定のレンズ群である。レンズ411eはバ
リエータとして、レンズ411fはコンペンセータとし
て、レンズ411gはフォーカシングレンズとして機能
する可動レンズ群である。
【0021】レンズ411e,411fはカム筒411
sでメカニカルに連動して光軸方向に移動可能に配置す
る。このカム筒411sはステップモータ411qで回
転駆動される。また、、ステップモータ411rはレン
ズ411gを駆動する。
【0022】レンズ411e,411f,411gの光
軸方向の位置検出はステップモータを駆動する駆動パル
スを数えることでレンズの位置を換算して検出する。
【0023】IGメータ411pは絞り411nを駆動
して光量調節を行う。また、図示しないNDフィルタが
撮影光学系411内に配置されている。
【0024】この撮影光学系411はリアフォーカスズ
ームタイプであり、レンズ411e,411f,411
gはズームする際にレンズマイコン412によって所定
の関係で連動して駆動制御される。
【0025】カメラ本体42は3板式の撮像部422を
構成する撮像素子422a,422b,422cと、こ
れら撮像素子422a,422b,422cのそれぞれ
に対応して接続された増幅器423a,423b、42
3cと、増幅器423a,423b,423cと接続さ
れた信号処理回路424と、信号処理回路424と接続
されたカメラマイコン421と、カメラマイコン421
に接続された図示しないズームスイッチ及びAFスイッ
チと、映像出力端子425と、電子ビュ―ファインダー
(以下、EVFという)426とを備えて構成されてい
る。
【0026】また、信号処理回路424は、カメラ信号
処理回路424aとAF信号処理回路424bとを備え
ており、カメラ信号処理回路424aの出力が映像信号
として出力され、カメラマイコン421の出力が交換レ
ンズ41のレンズマイコン412に供給される。
【0027】3板式撮像部422では、撮影光学系41
1を通じて入射した光を色分解プリズムにより三原色に
色分解され、三原色中の赤色の成分が撮像素子422a
上に結像され、緑色の成分が撮像素子422b上に結像
され、青色の成分がは撮像素子422c上に結像され
る。各撮像素子422a,422b,422c上に結像
された被写体像は各々光電変換されて電気信号となり、
対応する増幅器423a,423b,423cに供給さ
れる。
【0028】増幅器423a,423b,423cによ
って各々最適なレベルに増幅された各電気信号は、カメ
ラ信号処理回路424aにより標準方式のテレビジョン
信号に変換されて映像信号として出力されると共に、A
F信号処理回路424bに供給される。
【0029】AF信号処理回路424bは増幅器423
a,423b,423cからの三原色の信号を用いてA
F評価値信号を生成する。カメラマイコン421は、予
め記憶されたデータ読み出しプログラムを用いてAF信
号処理回路424bで生成されたAF評価値信号を読み
出し、このAF評価値信号に基づいてレンズ411gを
駆動制御してフォーカシングを行う。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の3
Dカメラにおいては、2台のカメラを用いる場合に比べ
れば小型化を図れるものの、撮影光学系として2つの対
物系が必要であることから、まだまだ大型化し易い傾向
がある。
【0031】そこで本発明は、2つの対物系を備えた撮
影光学系を有していても、小型化を図れる3D撮影装置
を提供することを目的としている。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、左右に分かれて並設された
2つの対物系と、これら2つの対物系から交互に入射す
る物体光により形成される光学像を撮影する撮影系とを
有する3D撮影装置において、撮影系よりも物体側であ
って2つの対物系の間に、物体距離情報や物体輝度情報
等の撮影情報を検出するための撮影情報検出手段を配置
している。
【0033】また、本願第2の発明では、左右に分かれ
て並設された2つの対物系と、これら2つの対物系から
交互に入射する物体光により形成される光学像を撮影す
る撮影系とを有する3D撮影装置において、撮影系より
も物体側であって2つの対物系の間に、カメラ振れを検
出するための振れ検出手段を配置している。
【0034】また、本願第3の発明では、左右に分かれ
て並設された2つの対物系と、これら2つの対物系から
交互に入射する物体光により形成される光学像を撮影す
る撮影系とを有する3D撮影装置において、2つの対物
系内に、撮影系に交互に光学像を導くための像切換手段
を設け、撮影系よりも物体側であって2つの対物系の間
に、像切換手段を駆動する駆動回路を配置している。
【0035】さらに、本願第4の発明では、左右に分か
れて並設された2つの対物系と、これら2つの対物系か
ら交互に入射する物体光により形成される光学像を撮影
する撮影系とを有する3D撮影装置において、2つの対
物系内に偏光フィルタがそれぞれ配置し、撮影系よりも
物体側であって2つの対物系の間に、偏光フィルタの偏
光角を調節する調節手段を配置している。
【0036】また、本願第5の発明では、左右に分かれ
て並設された2つの対物系と、これら2つの対物系から
交互に入射する物体光により形成される光学像を撮影す
る撮影系とを有する3D撮影装置において、撮影系より
も物体側であって2つの対物系の間に、電源を配置して
いる。
【0037】すなわち、ある程度の間隔をもって配置さ
れている2つの対物系とこれら対物系よりも像面側に配
置される撮影系とによって3方を囲まれる空きスペース
に撮影情報検出手段、振れ検出手段、像切換手段の駆動
回路又は調整手段、電源のうちいずれかを配置すること
により、従来の空きスペースの有効利用を図り、3D撮
影装置の小型化を達成している。
【0038】なお、撮影情報検出手段としての測距手段
を対物系および撮影系を介さずに物体距離を検出するも
のとし、検出された物体距離に基づいて輻輳角を制御す
る輻輳角制御手段を動作させるようにすれば、3D撮影
装置の小型化を達成できるとともに、撮影系に含まれる
合焦レンズと輻輳角制御手段とが常に連動する構成を採
った場合にズーミングに伴うフォーカシング補正に連動
して輻輳角が変化してしまうという問題も解消すること
が可能になる。
【0039】また、2つの対物系内に撮影系に交互に光
学像を導くための像切換手段がそれぞれ設けられている
場合に、撮影情報検出手段としての測光手段を対物系お
よび撮影系を介さずに物体輝度を検出するものとすれ
ば、3D撮影装置の小型化を達成しつつ、検出された物
体輝度と撮像系により得られた物体輝度との比較結果に
基づいて像切換手段の正常・異常判定を行うことも可能
になる。
【0040】さらに、振れ検出手段により検出された振
れに基づいて、対物系又は撮影系の像振れ防止のための
駆動を行うようにすれば、小型でありながら像振れのな
い画像撮影が可能な3D撮影装置を実現することが可能
になる。
【0041】また、2つの対物系内に撮影系に交互に光
学像を導くための像切換手段を有する場合に、上記スペ
ースに像切換手段の駆動回路を配置すれば、像切換手段
と駆動回路間の配線を短く、かつ容易に行うことが可能
になり、外来ノイズにも強くすることが可能となる。
【0042】また、2つの対物系内に偏光フィルタ(例
えば、液晶シャッタの構成要素)がそれぞれ配置されて
いる場合に、1つの操作部の操作力によって両(つま
り、対をなす)偏光フィルタの偏光角を同時に調節する
調節手段を設ければ、3D撮影装置の小型化を達成しつ
つ、両偏光フィルタの偏光角の一括調節を行うことが可
能になる。さらに、偏光フィルタごとに設けられた操作
部の操作力によって各偏光フィルタの偏光角をそれぞれ
調節する調節手段を設ければ、3D撮影装置の小型化を
達成しつつ、各偏光フィルタの偏光角調節を独立して行
うことが可能になり、液晶シャッタ等の性能を高めるこ
とが可能になる。
【0043】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)に
おける撮影光学系の一部を示している。また、図2に
は、本実施形態の3Dカメラの全体構成を示している。
なお、これらの図において、先に図13にて説明した基
本構成と共通する部分については同符号を付して説明に
代える。
【0044】本実施形態では、対物系を構成する液晶素
子411kR,411kLおよび偏光板411iR,4
11iL,411jR,411jLと、撮影系の光学系
部分を構成するプリズム411hによって3方を囲まれ
るスペースに、測距ユニット11aを配置している。
【0045】測距ユニット11aには、投光素子11c
及び受光素子11bが設けられており、三角測距方式に
より被写体までの距離を検出する。
【0046】ここで、本実施形態の3Dカメラでも、図
13に示した3Dカメラと同様に、被写体に対するピン
ト合わせは撮像部422の信号により行うことができ
る。にもかかわらず、本実施形態にて測距ユニット11
aを設ける理由について説明する。
【0047】図13に示した3Dカメラにおいては、全
反射ミラー411aR,411aLは合焦レンズ411
gの光軸方向の移動に応じて回動される。これによって
被写体までの距離に応じた輻輳角の変更が行われる訳で
あるが、合焦レンズ411gの光軸方向の移動位置と全
反射ミラー411aR,411aLの回動角度とが常に
一対一に対応している。このため、以下のような問題が
あった。
【0048】撮影光学系411はズームを行うことで撮
影の自由度をアップさせている。ところがズームを行う
ことで、被写体距離が一定であっても合焦レンズ411
gの合焦位置は光軸方向で一定の位置にはならない。
【0049】具体的には、ズームがワイド状態で一定位
置の被写体にピントを合わせておき、そのまま合焦レン
ズ411gの光軸方向の位置を保ってズームをテレ状態
にすると、被写体に対してピントがずれてしまう。そし
てこのピントずれを補正するために、再び合焦レンズ4
11gを動かさなくてはならない。
【0050】図13に示す3Dカメラでは、合焦レンズ
411gの位置に対して全反射ミラー411aR,41
1aLの回動角が一対一に対応するため、例えば、ワイ
ド状態で輻輳角が適正状態であったとしたときにそのま
まズームをテレにして、被写体にピントを合わせ直すた
めに合焦レンズ411gを動かすと、全反射ミラー41
1aR,411aLの回動角も変化し、輻輳角が狂って
しまう。
【0051】勿論、輻輳角の制御は被写体に対する合焦
制御に比べて精度を求められないので、ズーム状態で少
々輻輳角が狂っても問題にはなり難いのであるが、ズー
ムの高倍率化が進んでくると、ズーム状態により合焦レ
ンズ411gの位置が大きく変化することになるので輻
輳角の誤差も無視できなくなる。このように高倍率ズー
ム化を進めていくと、輻輳角の精度が低下する。
【0052】また、輻輳角を合焦レンズ411gの移動
に一対一としておくと、合焦レンズ411gが動くたび
に全反射ミラー411aR,411aLも回動すること
になる。実際には、常時、合焦レンズ411gは駆動さ
れ続けて被写体からピントがずれないように制御されて
おり、これと同期して頻繁に輻輳角が変化すると、その
作動音ばかりでなく、画面を見ている撮影者や鑑賞者に
不快感を感じさせてしまう。このように、合焦駆動と輻
輳角駆動とを同期させると、快適な撮影又は鑑賞が損な
われる欠点がある。
【0053】さらに、撮像部422からの信号では被写
体にピントがあっているのか否かを判別することはでき
るが、実際の被写体までの距離を求めている訳ではな
い。被写体までの距離は、合焦レンズ411gの撮影光
学系411内の位置を計測することで求められるが、撮
影光学系411内にレンズ位置検出手段を設けること
は、構成の複雑化や鏡筒の大型化を招く。
【0054】また、AF信号処理回路424bは被写体
のピント状態を検出しているが、立体画像入力のために
光軸411mRを通した被写体画像と光軸411mLを
通した被写体画像とは僅かにずらされているために、両
画像でのピント状態が異なることがある。
【0055】このような撮影状態のときに、合焦レンズ
411gを合焦駆動すると、上記2つの画像は周期的に
切り替わり、このため、その周期と合焦レンズ411g
の駆動時定数との位相関係から合焦レンズ411gの駆
動が安定しなくなってしまい、撮影信頼性に欠けるとい
う問題もある。
【0056】そこで、本実施形態のように輻輳角制御の
ために専用の測距ユニット11aを設けた方が、システ
ムが安定し、且つ使用感も良く、大型化も防げることに
なる。
【0057】輻輳角制御に用いることができる測距方式
としては、上述した三角測距方式(アクティブ測距)
や、被写体のずれ量を測定して被写体までの距離を求め
る方式(パッシブ測距)がある。
【0058】アクティブ方式は、被写体の輝度によらず
安定した測距が行えるが、被写体が遠い場合には、投光
光が被写体に届かなくなるため測距が不能になる。
【0059】一方、パッシブ方式は、遠方の被写体も測
距できるが、被写体が暗いとき(例えば室内)では、被
写体像を撮像部に蓄積する時間が多く必要になるため測
距能力が低下する。
【0060】輻輳角制御においては、ある程度遠方の被
写体に対しては、そもそも立体感がないので、全反射ミ
ラーを駆動する必要がなくない。このため、アクティブ
方式の方が有利である。
【0061】図2に示す全体構成においては、図13に
示す構成に対し、合焦レンズ411gから全反射ミラー
411aR,411aLへのメカニカルな連結機構は廃
止されている。
【0062】上記2つの対物系の間に設けられた測距ユ
ニット11aからの測距信号は、レンズマイコン412
に送られ、レンズマイコン412はその信号をもとにモ
ータードライバー419に指示を与え、モータードライ
バー419はモーター411sを駆動して全反射ミラー
411aR,411aLの角度を変更する。
【0063】このように、本実施形態では、撮像部を通
じたピント合わせのための合焦系とは別に、直接、被写
体距離を検出する測距ユニット11aを、2つの対物系
と撮影系とにより3方を囲まれ、測距のために必要とさ
れる被写体側が空いているスペースに配置しているの
で、撮影レンズ41の大型化、ひいては3Dカメラ全体
の大型化を招かずに精度良い輻輳角制御を行うことがで
きる。
【0064】(第2実施形態)図3には、本発明の第2
実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における撮
影光学系の一部を示している。また、図4には、本実施
形態の3Dカメラの全体構成を示している。なお、これ
らの図において、先に図1,2にて説明した基本構成と
共通する部分については同符号を付して説明に代える。
【0065】第1実施形態では、2つの対物系と撮影系
とにより3方を囲まれ、被写体側が空いているスペース
に測距ユニットを配置した場合について説明したが、本
実施形態では、測距ユニットに代えて測光ユニット12
aを配置している。
【0066】測光ユニット12aには、複数の測光素子
12bが設けられており、被写体の輝度を撮影光学系4
11を通さずに直接測光している(つまり、外測をして
いる)。
【0067】ここで、本実施形態の3Dカメラでも、図
13に示した3Dカメラと同様に、被写体輝度の検出は
撮像部422の信号により行うことができる。にもかか
わらず、本実施形態にて測光ユニット12aを設ける理
由について説明する。
【0068】撮像部422に入力される被写体像は、上
記2つの対物系を通過した像である。そして、液晶素子
411kR,411kL及び偏光板411iR,411
iL,411jR,411jLで構成される液晶シャッ
タは常時的に開閉する。
【0069】但し、液晶シャッタの開閉周期の正数倍の
周期で被写体輝度が変化している場合には、撮像部42
2には正確な被写体輝度が入力してこないので正しい測
光ができない。
【0070】また、撮像部422に入力される信号が変
動している場合においてもそれが被写体輝度の変動によ
るものなのか、或いは上記シャッタの故障によるものな
のか判別がつかない。
【0071】上記液晶シャッタを含む光学系を通さない
で被写体輝度を測定した場合には上記問題が回避される
ばかりでなく、撮像部422からの被写体輝度信号と測
光ユニット12aからの被写体輝度信号を比較すること
で液晶シャッタの故障も検出できる。
【0072】なお、本実施形態において測光ユニット1
2aに複数の測光素子12bを設けたのは、画面の各部
を測光して最も適した測光値を得る評価測光を行うため
である。このため、評価測光を行わなければ、1つの測
光素子でもよく、この場合、より小型化を図ることがで
きる。
【0073】測光ユニット12aからの測光信号はレン
ズマイコン412に送られる。カメラマイコン421か
らは撮像部422より求められた測光値がレンズマイコ
ン412に入力され、両者が近い値のときは撮像部42
2からの測光値をもとにレンズマイコン412はIGド
ライバー416に指示を与え、IGメータ411pを駆
動して絞り411nを駆動制御する。
【0074】撮像部422からの被写体輝度信号が測光
ユニット12aからの被写体輝度信号と大きく異なるこ
とをレンズマイコン412が検出したときには、2つの
対物系のうちどちらから入射してきた光による被写体輝
度信号が測光ユニット12aからの被写体輝度信号と異
なるかを判別する。具体的には、レンズマイコン412
は、液晶制御回路413に制御信号を送っているので、
それと同期して撮像部422からの被写体輝度信号を弁
別することにより、現在入力されている被写体輝度信号
がどちらの対物系からの信号かを判別する。
【0075】そして、測光ユニット12aからの被写体
輝度信号と大きく異なる被写体輝度が出力される対物系
の液晶シャッタは故障していると判断し、撮像部422
の信号から、故障している液晶シャッタは開状態か閉状
態かを判断する。開状態のときは他方の液晶シャッタを
閉状態に固定し、3D撮影から2D撮影に切り替える。
【0076】また、故障している液晶シャッタが閉状態
で動かなくなっているときには、他方の液晶シャッタを
開状態に固定し、3D撮影から2D撮影に切り替える。
【0077】このとき、レンズマイコン412は、上記
他方の液晶素子が開状態又は閉状態のまま固定された状
態での2D撮影であることをカメラマイコン421に通
信する。これにより、カメラマイコン421は、不図示
の記録媒体に、液晶シャッタが開いている側の対物系を
通じて撮影したことを記録し、画像鑑賞時に2D画像で
見れるようにする。
【0078】このようにして撮影された2D画像を鑑賞
者が液晶シャッタ付きメガネを通して鑑賞する際には、
この2D画像の撮影に用いられた対物系に対応する側の
液晶シャッタのみを開状態に固定し、他方の液晶シャッ
タは閉状態に固定する。
【0079】図5には、本実施形態の3Dカメラにおけ
る上述した液晶シャッタの故障(異常)判定およびその
後の処理動作のフローチャートを示している。
【0080】本3Dカメラを使用した撮影準備時あるい
は撮影時には常にこのフローが流れている。
【0081】まず、ステップ#1001では、撮像部4
22の画像信号から被写体輝度をレンズマイコン412
に取り込む。このとき、2つの液晶シャッタの開閉に同
期して2つの被写体輝度信号が取り込まれる。
【0082】ここで、例えば液晶素子411kRを含む
右の液晶シャッタを通した撮像部422からの被写体輝
度信号を、液晶素子411kLを含む左の液晶シャッ
タを通した撮像部422からの被写体輝度信号をとす
る。
【0083】ステップ#1002では、測光ユニット1
2aからの被写体輝度信号をレンズマイコン412に
取り込む。
【0084】次に、ステップ#1003では、被写体輝
度信号ととを比較し、その差が少ない(所定値より
も小さい)とき、つまり右の液晶シャッタは正常である
ときにはステップ#1004に進み、そうでないとき、
つまり右の液晶シャッタが故障しているときにはステッ
プ#1007に進む。
【0085】ステップ#1004では、被写体輝度信号
ととを比較し、その差が少ない(所定値よりも小さ
い)とき、つまり左の液晶シャッタは正常であるときに
はステップ#1005に進み、そうでないとき、つまり
左の液晶シャッタが故障しているときにはステップ#1
008に進む。
【0086】ステップ#1005では、2つの液晶シャ
ッタがいずれも正常であるとして、撮像部422からの
測光値を基に、レンズマイコン412がIGドライバー
416に指示を与え、IGメータ411pを駆動して絞
り411nを駆動制御する。
【0087】さらに、ステップ#1006では、3D撮
影を行い、ステップ#1001に戻る。
【0088】一方、ステップ#1007(つまり、右の
液晶シャッタが故障している場合)では、左の液晶シャ
ッタの開閉状態を判定するために、被写体輝度信号と
とを比較し、その差が少ないときにはステップ#10
08に進み、そうでないときにはステップ#1014に
進む。
【0089】ステップ#1008に進む場合、左の液晶
シャッタは正常に駆動されているが右の液晶シャッタは
故障している場合である。このステップ#1008で
は、被写体輝度信号が被写体輝度信号よりも高いか
否かを判定した上で、高いときには右の液晶シャッタが
開いたままになっているので、左の液晶シャッタを閉じ
状態に固定し、右の液晶シャッタを通じてのみ2D撮影
することを不図示の表示器に表示する。さらに、鑑賞時
に液晶シャッタ付きメガネの右の液晶シャッタのみを開
けて鑑賞できるようにこの2D撮影情報を記録媒体に記
録する。
【0090】一方、ステップ#1008において、被写
体輝度信号が被写体輝度信号よりも低いときには、
右の液晶シャッタは閉じたままになっているので、左の
液晶シャッタを開状態に固定し、左の液晶シャッタを通
じてのみ2D撮影することを不図示の表示器に表示す
る。さらに、鑑賞時に液晶シャッタ付きメガネの左の液
晶シャッタのみを開けて鑑賞できるようにこの2D撮影
情報を記録媒体に記録する。そして、ステップ#100
9に進む。
【0091】ステップ#1009では、測光ユニット1
2aからの被写体輝度情報を基にレンズマイコン412
はIGドライバー416に指示を与え、IGメータ41
1pを駆動し、絞り411nを駆動制御する。
【0092】続いて、ステップ#1010では、2D撮
影を行ない、ステップ#1001に戻る。
【0093】また、ステップ#1007において、被写
体輝度信号ととの差が大きいときには、左の液晶シ
ャッタも故障しているとしてステップ#1014に進
む。
【0094】ステップ#1014では、撮影の続行が不
可能なので、表示器に液晶シャッタの故障表示および撮
影不能表示を行う。そして、ステップ#1015にてこ
のフローを終了する。
【0095】また、ステップ#1004からステップ#
1011に進む場合には、被写体輝度信号ととの差
が大きいので、右の液晶シャッタは正常に駆動されてい
るが、左の液晶シャッタは故障している場合である。こ
のステップ#1011では、被写体輝度信号が被写体
輝度信号よりも高いか否かを判定した上で、高いとき
には左の液晶シャッタが開いたままになっているので、
右の液晶シャッタを閉じ状態に固定し、左の液晶シャッ
タを通じてのみ2D撮影することを不図示の表示器に表
示する。さらに、鑑賞時に液晶シャッタ付きメガネの左
の液晶シャッタのみを開けて鑑賞できるようにこの2D
撮影情報を記録媒体に記録する。
【0096】一方、ステップ#1011において、被写
体輝度信号が被写体輝度信号よりも低いときには、
左の液晶シャッタは閉じたままになっているので、右の
液晶シャッタを開状態に固定し、右の液晶シャッタを通
じてのみ2D撮影することを不図示の表示器に表示す
る。さらに、鑑賞時に液晶シャッタ付きメガネの右の液
晶シャッタのみを開けて鑑賞できるようにこの2D撮影
情報を記録媒体に記録する。そして、ステップ#101
2に進む。
【0097】ステップ#1012では、測光ユニット1
2aからの被写体輝度情報を基にレンズマイコン412
はIGドライバー416に指示を与え、IGメータ41
1pを駆動し、絞り411nを駆動制御する。
【0098】続いて、ステップ#1013では、2D撮
影を行ない、ステップ#1001に戻る。
【0099】このように本実施形態では、測光ユニット
12aを、2つの対物系と撮影系とにより3方を囲ま
れ、測光のために必要とされる被写体側が空いているス
ペースに配置しているので、撮影レンズ41の大型化、
ひいては3Dカメラ全体の大型化を招かずに精度良い絞
り制御が行える。しかも、測光ユニット12aは、撮像
部を通じた被写体測光系とは別に、直接、被写体測光を
行うので、液晶シャッタの故障検出も行うことができ
る。
【0100】(第3実施形態)図6には、本発明の第3
実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における撮
影光学系の一部を示している。また、図7には、本実施
形態の3Dカメラの全体構成を示している。なお、これ
らの図において、先に図1,2にて説明した基本構成と
共通する部分については同符号を付して説明に代える。
【0101】第1,2実施形態では、2つの対物系と撮
影系とにより3方を囲まれ、被写体側が空いているスペ
ースに測距ユニットや測光ユニットといった撮影情報を
検出するユニットを配置した場合について説明したが、
本実施形態では、これら測距ユニット等に代えて、カメ
ラの軸13bY周りの角速度13cYを検出するヨー方
向振れセンサ13aYと、軸13bP周りの角速度13
cPを検出するピッチ方向振れセンサ13aPとを配置
している。
【0102】これら振れセンサ13aY,13aPは、
カメラに加わる振れ(いわゆる手振れ)を検出する。
【0103】振れセンサ13aY,13aPの振れ信号
はレンズマイコン412に送られる。レンズマイコン4
12は、入力される振れ信号をもとにモータードライバ
ー420に駆動指示を与え、それによりモータードライ
バー420はモーター411tを駆動制御してレンズ4
11dを、矢印411u方向を含む光軸直交面内にて動
かして、像振れ補正を行う。
【0104】このように、本実施形態では、振れセンサ
13aY,13aPを2つの対物系と撮影系とにより3
方を囲まれたスペースに配置しているので、撮影レンズ
41の大型化、ひいては3Dカメラ全体の大型化を招か
ずに、カメラに手振れ補正機能を追加することができ
る。
【0105】(第4実施形態)図8には、本発明の第4
実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における撮
影光学系の一部を示している。なお、この図において、
先に図1,2等にて説明した構成と共通する部分につい
ては同符号を付して説明に代える。
【0106】本実施形態では、2つの対物系と撮影系と
により3方を囲まれたスペースに、液晶シャッタを構成
する液晶素子411kR,411kLを駆動する液晶制
御回路(請求の範囲にいう駆動回路:図1等の液晶制御
回路413に相当する)21aを配置している。
【0107】この液晶制御回路21aは、単一の基板上
に2つの液晶素子411kR,411kLを駆動制御す
る回路が設けられたものである。この液晶制御回路21
aを上記2つの対物系の間、つまりは2つの対物系に含
まれる2つの液晶素子411kR,411kLの間に配
置することで、液晶素子411kR,411kLからの
配線を容易に行うことができる。
【0108】さらに、2つの液晶素子411kR,41
1kLへの配線の長さも短く、且つ同じ長さにできるの
で、外部ノイズにも強く、精度良い液晶シャッタを構成
することができる。
【0109】(第5実施形態)図9には、本発明の第5
実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における撮
影光学系の一部を示している。なお、この図において、
先に図1,2等にて説明した構成と共通する部分につい
ては同符号を付して説明に代える。
【0110】本実施形態では、2つの対物系と撮影系と
により3方を囲まれたスペースに、液晶シャッタを構成
する偏光板411iR,411iLの回転角(偏光角)
を調節するための調節機構を配置している。
【0111】本実施形態の調節機構は、2つの偏光板4
11iR,411iLの外周に形成されたギヤ部に、調
節ノブ(操作部)22aの操作力が伝達ギア22aR,
22aLを介して伝達されるように構成されている。調
整ノブ22aを回転させると、偏光板411iR,41
1iLは互いに反対方向に回転する。
【0112】偏光板411jR,411jLは、互いの
偏光方向が精度良く一致するように回転位置設定がなさ
れており、偏光板411iR,411iLを同時に回転
させる本実施形態の調節機構を用いれば、これら偏光板
411jR,411jLの偏光方向を双方の偏光方向を
一致させたまま変化させることができる。したがって、
液晶シャッタとしての性能(開状態の明るさと閉状態の
暗さ)を簡単に調節できるとともに、偏光板411i
R,411iLの偏光方向調整機構をコンパクトにまと
められる。
【0113】(第6実施形態)図10には、本発明の第
6実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における
撮影光学系の一部を示している。なお、この図におい
て、先に図1,2等にて説明した構成と共通する部分に
ついては同符号を付して説明に代える。
【0114】本実施形態では、2つの対物系と撮影系と
により3方を囲まれたスペースに、液晶シャッタを構成
する偏光板411iR,411iLの回転角(偏光角)
を調節するための調節機構を配置している。
【0115】本実施形態の調節機構は、2つの偏光板4
11iR,411iLのそれぞれに対して設けられた調
節ノブ(操作部)22aの操作力が各偏光板411i
R,411iLに独立して伝達されるように構成されて
いる。
【0116】本実施形態によれば、偏光板411iR,
411iL相互間の偏光方向関係を細かく設定でき、液
晶シャッタとしての性能をフルに引き出すことができ
る。
【0117】(第7実施形態)図11には、本発明の第
7実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における
撮影光学系の一部を示している。なお、この図におい
て、先に図1,2等にて説明した構成と共通する部分に
ついては同符号を付して説明に代える。
【0118】本実施形態では、2つの対物系と撮影系と
により3方を囲まれたスペースに、液晶シャッタを構成
する偏光板411iR,411iLの回転角(偏光角)
を調節するための調節機構を配置している。
【0119】本実施形態の調節機構は、4つの偏光板4
11iR,411iL,411jR、411jLのそれ
ぞれに対して設けられた調節ノブ(操作部)22aの操
作力が各偏光板411iR,411iL,411jR,
411jLに独立して伝達されるように構成されてい
る。
【0120】本実施形態によれば、それぞれ対となる偏
光板411jR,411jL相互間および偏光板411
jR,411jL相互間の偏光方向関係を細かく設定で
き、液晶シャッタとしての性能をフルに引き出すことが
できる。
【0121】そして、第5から第7実施形態のように、
対をなす液晶シャッタの間に偏光板を調節するメカニズ
ムをレイアウトすることで、調節機構を小型にすること
ができ、さらに調節機構のために撮影レンズ41内に余
計なスペースを設ける必要がなくなる。
【0122】(第8実施形態)図12には、本発明の第
8実施形態である3Dカメラ(3D撮影装置)における
撮影光学系の一部を示している。なお、この図におい
て、先に図1,2等にて説明した構成と共通する部分に
ついては同符号を付して説明に代える。
【0123】本実施形態では、2つの対物系と撮影系と
により3方を囲まれたスペースに、全反射ミラー411
aR,411aL、IGメーター411p、ステップモ
ータ411q,411r等の作動部分やこれを制御する
回路を駆動するためのバッテリ31を配置している。
【0124】一般に、レンズ鏡筒は円筒形状であるた
め、図12に示すような略直方体形状を有するバッテリ
は収めにくいが、図12に示すように、2つの対物系と
撮影系とにより3方を囲まれた略直方体形状のスペース
を利用することで、撮影レンズ41やカメラ全体を大型
化せずに、バッテリを収めることができる。
【0125】なお、電源は撮影レンズを駆動するための
ものでなくてもよく、例えば、撮影レンズが通常はカメ
ラ本体側からの電源供給で作動する場合には、その電源
供給が不足したとき若しくは不意に撮影レンズがカメラ
本体から外されたときのためのバックアップ電源(コン
デンサ等)でもよい。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1から第5
の発明によれば、ある程度の間隔をもって配置されてい
る2つの対物系とこれら対物系よりも像面側に配置され
る撮影系とによって3方を囲まれる空きスペースに、撮
影情報検出手段、振れ検出手段、駆動回路、調整手段お
よび電源のうちいずれかを配置しているので、従来の空
きスペースの有効利用を図り、3D撮影装置の小型化を
達成することができる。
【0127】そして、撮影情報検出手段としての測距手
段を対物系および撮影系を介さずに物体距離を検出する
ものとし、検出された物体距離に基づいて輻輳角を制御
する輻輳角制御手段を動作させるようにすれば、3D撮
影装置の小型化を達成できるとともに、撮影系に含まれ
る合焦レンズと輻輳角制御手段とが常に連動する構成を
採った場合にズーミングに伴うフォーカシング補正に連
動して輻輳角が変化してしまうという問題も解消するこ
とができる。
【0128】また、2つの対物系内に撮影系に交互に光
学像を導くための像切換手段がそれぞれ設けられている
場合に、撮影情報検出手段としての測光手段を対物系お
よび撮影系を介さずに物体輝度を検出するものとすれ
ば、3D撮影装置の小型化を達成しつつ、検出された物
体輝度と撮像系により得られた物体輝度との比較結果に
基づいて像切換手段の正常・異常判定を行うこともでき
る。
【0129】さらに、振れ検出手段により検出された振
れに基づいて、対物系又は撮影系の像振れ防止のための
駆動を行うようにすれば、小型でありながら像振れのな
い画像撮影が可能な3D撮影装置を実現することができ
る。
【0130】また、2つの対物系内に撮影系に交互に光
学像を導くための像切換手段を有する場合に、上記スペ
ースに像切換手段の駆動回路を配置すれば、像切換手段
と駆動回路間の配線を短く、かつ容易に行うことがで
き、外来ノイズにも強い3D撮影装置を実現することが
できる。
【0131】また、2つの対物系内に偏光フィルタ(例
えば、液晶シャッタの構成要素)がそれぞれ配置されて
いる場合に、1つの操作部の操作力によって両(つま
り、対をなす)偏光フィルタの偏光角を同時に調節する
調節手段を設ければ、3D撮影装置の小型化を達成しつ
つ、両偏光フィルタの偏光角の一括調節を行うことがで
きる。さらに、偏光フィルタごとに設けられた操作部の
操作力によって各偏光フィルタの偏光角をそれぞれ調節
する調節手段を設ければ、3D撮影装置の小型化を達成
しつつ、各偏光フィルタの偏光角調節を独立して行うこ
とが可能になり、液晶シャッタ等の性能を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である3Dカメラの撮影
光学系の一部を示す斜視図。
【図2】上記第1実施形態の3Dカメラの全体構成を示
すブロック図。
【図3】本発明の第2実施形態である3Dカメラの撮影
光学系の一部を示す斜視図。
【図4】上記第2実施形態の3Dカメラの全体構成を示
すブロック図。
【図5】上記第2実施形態の3Dカメラの動作フローチ
ャート。
【図6】本発明の第3実施形態である3Dカメラの撮影
光学系の一部を示す斜視図。
【図7】上記第3実施形態の3Dカメラの全体構成を示
すブロック図。
【図8】本発明の第4実施形態である3Dカメラの撮影
光学系の一部を示す斜視図。
【図9】本発明の第5実施形態である3Dカメラの撮影
光学系の一部を示す斜視図。
【図10】本発明の第6実施形態である3Dカメラの撮
影光学系の一部を示す斜視図。
【図11】本発明の第7実施形態である3Dカメラの撮
影光学系の一部を示す斜視図。
【図12】本発明の第8実施形態である3Dカメラの撮
影光学系の一部を示す斜視図。
【図13】従来の3Dカメラの全体構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
11a 測距ユニット 12a 測光ユニット 13a 振れセンサ 21a 液晶制御回路 31 バッテリ 411a,411b 全反射ミラー 411h プリズム 411i,411j 偏光板 411k 液晶素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 7/28 G03B 11/00 2H100 11/00 15/00 U 5C061 15/00 17/00 Z 17/00 17/02 17/02 19/02 19/02 H04N 13/02 H04N 13/02 13/04 13/04 17/00 K 17/00 G02B 7/11 K Z Fターム(参考) 2H002 AB01 BB01 BB05 BB10 DB05 DB14 DB24 FB71 GA00 GA35 GA45 HA08 HA14 2H051 AA08 EB20 2H054 AA01 BB00 BB05 BB08 2H059 AA09 AA12 CA00 CA04 2H083 AA06 AA15 AA26 AA31 AA32 AA51 2H100 AA01 AA11 AA31 AA32 BB05 BB06 BB08 BB11 CC01 DD05 EE01 5C061 AA03 AA11 AA29 AB02 AB08 AB12 AB21 BB03 CC01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に分かれて並設された2つの対物系
    と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光によ
    り形成される光学像を撮影する撮影系とを有する3D撮
    影装置において、 前記撮影系よりも物体側であって前記2つの対物系の間
    に、撮影情報を検出するための撮影情報検出手段を配置
    したことを特徴とする3D撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影情報検出手段は、物体距離を検
    出する測距手段であることを特徴とする請求項1に記載
    の3D撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記測距手段は、前記対物系および前記
    撮影系を介さずに物体距離を検出することを特徴とする
    請求項2に記載の3D撮影装置。
  4. 【請求項4】 物体距離に応じて輻輳角を制御する輻輳
    角制御手段を有しており、 前記測距手段により検出された物体距離に基づいて輻輳
    角制御手段を動作させることを特徴とする請求項3に記
    載の3D撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影情報検出手段は、物体輝度を検
    出する手段であることを特徴とする請求項1に記載の3
    D撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記測光手段は、前記対物系および前記
    撮影系を介さずに物体輝度を検出することを特徴とする
    請求項3に記載の3D撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記2つの対物系内に、前記撮影系に交
    互に光学像を導くための像切換手段がそれぞれ設けられ
    ており、 前記測光手段により検出された物体輝度と前記撮像系に
    より得られた物体輝度とを比較し、この比較結果に基づ
    いて前記各像切換手段の正常・異常判定を行うことを特
    徴とする請求項6に記載の3D撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記両像切換手段のうち異常判定がなさ
    れた像切換手段を閉状態又は閉状態に固定し、2D撮影
    であることを示す情報を出力することを特徴とする請求
    項7に記載の3D撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記2D撮影であることを示す情報を、
    この2D撮影された画像を鑑賞するための鑑賞装置の制
    御に用いるために記録媒体に記録することを特徴とする
    請求項8に記載の3D撮影装置。
  10. 【請求項10】 左右に分かれて並設された2つの対物
    系と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光に
    より形成される光学像を撮影する撮影系とを有する3D
    撮影装置において、 前記撮影系よりも物体側であって前記2つの対物系の間
    に、カメラ振れを検出するための振れ検出手段を配置し
    たことを特徴とする3D撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記振れ検出手段により検出された振
    れに基づいて、前記対物系又は前記撮影系の像ぶれ防止
    のための駆動を行うことを特徴とする請求項10に記載
    の3D撮影装置。
  12. 【請求項12】 左右に分かれて並設された2つの対物
    系と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光に
    より形成される光学像を撮影する撮影系とを有する3D
    撮影装置において、 前記2つの対物系内に、前記撮影系に交互に光学像を導
    くための像切換手段を有しており、 前記撮影系よりも物体側であって前記2つの対物系の間
    に、前記像切換手段を駆動する駆動回路を配置したこと
    を特徴とする3D撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記像切換手段は、シャッタであるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の3D撮影装置。
  14. 【請求項14】 前記像切換手段は、液晶素子と偏光フ
    ィルタとで構成されていることを特徴とする請求項12
    に記載の3D撮影装置。
  15. 【請求項15】 前記駆動回路は、単一の基板上に構成
    されていることを特徴とする請求項12から14のいず
    れかに記載の3D撮影装置。
  16. 【請求項16】 左右に分かれて並設された2つの対物
    系と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光に
    より形成される光学像を撮影する撮影系とを有する3D
    撮影装置において、 前記2つの対物系内に偏光フィルタがそれぞれ配置され
    ており、 前記撮影系よりも物体側であって前記2つの対物系の間
    に、前記偏光フィルタの偏光角を調節する調節手段を配
    置したことを特徴とする3D撮影装置。
  17. 【請求項17】 前記偏光フィルタは、前記対物系内に
    設けられた液晶素子とともに、前記2つの対物系から前
    記撮影系に交互に光学像を導くための像切換手段を構成
    することを特徴とする請求項16に記載の3D撮影装
    置。
  18. 【請求項18】 前記調節手段は、1つの操作部の操作
    力によって前記両偏光フィルタの偏光角を同時に調節す
    ること特徴とする請求項16又は17に記載の3D撮影
    装置。
  19. 【請求項19】 前記調節手段は、前記偏光フィルタご
    とに設けられた操作部の操作力によって前記両偏光フィ
    ルタの偏光角をそれぞれ調節すること特徴とする請求項
    16又は17に記載の3D撮影装置。
  20. 【請求項20】 左右に分かれて並設された2つの対物
    系と、これら2つの対物系から交互に入射する物体光に
    より形成される光学像を撮影する撮影系とを有する3D
    撮影装置において、 前記撮影系よりも物体側であって前記2つの対物系の間
    に、電源を配置したことを特徴とする3D撮影装置。
  21. 【請求項21】 請求項1から20のいずれかに記載の
    3D撮影装置と、この3D撮影装置により撮影された画
    像を表示する表示手段とを有することを特徴とする3D
    画像表示システム。
  22. 【請求項22】 請求項1から20のいずれかに記載の
    3D撮影装置と、この3D撮影装置により撮影された画
    像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された画
    像を3D鑑賞するための鑑賞手段とを有することを特徴
    とする3D画像鑑賞システム。
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