JPS6319710A - 雑音防止用高圧抵抗電線およびその製法 - Google Patents
雑音防止用高圧抵抗電線およびその製法Info
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- JPS6319710A JPS6319710A JP61163732A JP16373286A JPS6319710A JP S6319710 A JPS6319710 A JP S6319710A JP 61163732 A JP61163732 A JP 61163732A JP 16373286 A JP16373286 A JP 16373286A JP S6319710 A JPS6319710 A JP S6319710A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/04—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation using electrically conductive adhesives
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
産業上の利用分野
本発明は移動用車輌における点火コードなどとして用い
られる雑音防止用高圧抵抗電線に関する。
られる雑音防止用高圧抵抗電線に関する。
従来の1填
自動車などに於て用いられる点火コードは、非金属など
の高い通電抵抗を有する材料で形成した導体を芯線とし
これに絶縁被覆を施したものの両端に金属端子を固着し
たものが用いられている。
の高い通電抵抗を有する材料で形成した導体を芯線とし
これに絶縁被覆を施したものの両端に金属端子を固着し
たものが用いられている。
このような点火コードは、たとえばデストリピユータか
ら点火プラグへの高圧のパルス電流を伝達するようにな
っている。そのため、かかる点火コードとして用いられ
る高圧抵抗電線では、金属端子は点火プラグなどへ嵌着
されるに適した円筒状に形成されており、たとえば第3
図に示すような構造で電線の末端、に固着されている。
ら点火プラグへの高圧のパルス電流を伝達するようにな
っている。そのため、かかる点火コードとして用いられ
る高圧抵抗電線では、金属端子は点火プラグなどへ嵌着
されるに適した円筒状に形成されており、たとえば第3
図に示すような構造で電線の末端、に固着されている。
図において1は高圧電線、1aは絶縁被覆、■bは芯線
であり、金属端子2は絶縁液ri1 aの外側から嵌め
着けられ、かしめ部2aによって固着されている。
であり、金属端子2は絶縁液ri1 aの外側から嵌め
着けられ、かしめ部2aによって固着されている。
金属端子2には、高圧電線1の端面を当接させることが
できる抜き起し板2bが設けられており、端子の嵌着に
際して位置決めを容易にすると共に芯線1bとの接触面
積を増加するようにしている。
できる抜き起し板2bが設けられており、端子の嵌着に
際して位置決めを容易にすると共に芯線1bとの接触面
積を増加するようにしている。
また、端子2を嵌着するに当って、芯線1bはたとえば
絶縁層i1aの外側へ折り曲げるなどして、端子2の内
壁面と接触するように組付けられる。
絶縁層i1aの外側へ折り曲げるなどして、端子2の内
壁面と接触するように組付けられる。
しかし、かかる雑音防止用高圧抵抗電線においては高圧
電流が流れる際に端子部分などでコロナ放電などが生じ
易く、抵抗芯線と金属端子とが単に圧着されただけでは
接触が不安定であり、この部でコロナ放電などが原因と
なる焼損事故を起すことがあった。そこで、たとえば抵
抗芯線1bに導電性接着剤3を塗付したのち端子2を嵌
着することによって、抜き起し板2bとの間を接着する
方法が提案された。
電流が流れる際に端子部分などでコロナ放電などが生じ
易く、抵抗芯線と金属端子とが単に圧着されただけでは
接触が不安定であり、この部でコロナ放電などが原因と
なる焼損事故を起すことがあった。そこで、たとえば抵
抗芯線1bに導電性接着剤3を塗付したのち端子2を嵌
着することによって、抜き起し板2bとの間を接着する
方法が提案された。
解決しようとする問題点
ところが、近時自動車エンジンの高性能化に伴って、圧
縮化が高くなると共に点火電圧も高められる傾向にあり
、高圧抵抗電線の端子部分でのコロナ放電の発生が増加
するようになっている。そしてまた、自動車の実走に際
して加熱冷却が反覆され、更に振動が加わることもあっ
て、上述のような従来技術では接着部に空隙が残りクラ
ンクが発生し易いなど信頼性が不足であり、部分的剥離
などから焼損事故の発生に至る場合がある。
縮化が高くなると共に点火電圧も高められる傾向にあり
、高圧抵抗電線の端子部分でのコロナ放電の発生が増加
するようになっている。そしてまた、自動車の実走に際
して加熱冷却が反覆され、更に振動が加わることもあっ
て、上述のような従来技術では接着部に空隙が残りクラ
ンクが発生し易いなど信頼性が不足であり、部分的剥離
などから焼損事故の発生に至る場合がある。
そこで本発明は、端子部分の信頼性が一層高い雑音防止
用高圧抵抗電線を提供しようとするものであり、また、
故障の起り難い端子構造をそなえた雑音防止用高圧抵抗
電線の製法を提供しようとするものである。
用高圧抵抗電線を提供しようとするものであり、また、
故障の起り難い端子構造をそなえた雑音防止用高圧抵抗
電線の製法を提供しようとするものである。
5題力を解決するための手段
前記のような目的を達成するために、本発明においては
、高圧抵抗電線の末端に芯線を包埋する接着剤を介して
金属キャップを取りつけ、更にその上に金属端子を固定
した端子構造を雑音防止用高圧抵抗電線に導入したもの
である。
、高圧抵抗電線の末端に芯線を包埋する接着剤を介して
金属キャップを取りつけ、更にその上に金属端子を固定
した端子構造を雑音防止用高圧抵抗電線に導入したもの
である。
すなわち、本発明の雑音防止用高圧抵抗電線は、絶縁被
覆を有する高圧電線体と、該電線体の端部に嵌着された
金属性キャップと、抵抗芯線を露出した該電線体の端部
と該金属性キャップとの間隙に充填された導電性接着剤
と、該金属性キャップを含む該電線体の端部に固定され
た金属端子とからなるものである。
覆を有する高圧電線体と、該電線体の端部に嵌着された
金属性キャップと、抵抗芯線を露出した該電線体の端部
と該金属性キャップとの間隙に充填された導電性接着剤
と、該金属性キャップを含む該電線体の端部に固定され
た金属端子とからなるものである。
そして更に、かかる雑音防止用高圧抵抗電線は、高圧電
線体の端部に被着しうる金属性キャップの内部に導電性
接着剤を装填し、これを被着して絶縁被覆を除去して抵
抗芯線を露出した該電線体の端部を包埋し、必要に応じ
て加熱処理したのちに金属端子を該電線体の端部に固定
するかまたは金B端子を該電線体の端部に固定したのち
に必要に応じて加熱処理して端子部を形成することによ
り製作される。
線体の端部に被着しうる金属性キャップの内部に導電性
接着剤を装填し、これを被着して絶縁被覆を除去して抵
抗芯線を露出した該電線体の端部を包埋し、必要に応じ
て加熱処理したのちに金属端子を該電線体の端部に固定
するかまたは金B端子を該電線体の端部に固定したのち
に必要に応じて加熱処理して端子部を形成することによ
り製作される。
本発明において使用される高圧電線体は、その芯線がた
とえば非金属性の繊維の上に、たとえば導電性炭素材料
を配合した組成物を被覆するなどの方法によって得られ
た非金泥性の抵抗導体を用い、これに保護被覆を施して
絶縁層を形成したものなど、従来のものと同様なものが
用いられる。
とえば非金属性の繊維の上に、たとえば導電性炭素材料
を配合した組成物を被覆するなどの方法によって得られ
た非金泥性の抵抗導体を用い、これに保護被覆を施して
絶縁層を形成したものなど、従来のものと同様なものが
用いられる。
本発明において、かかる高圧電線体の端部に嵌着される
金属性キャップは、その内径が高圧電線体の外径より僅
かに大きい程度の円筒形状であるものが好ましく、電線
体の端部に被着したのち電線体にかしめ付けることがで
きるように形成される。
金属性キャップは、その内径が高圧電線体の外径より僅
かに大きい程度の円筒形状であるものが好ましく、電線
体の端部に被着したのち電線体にかしめ付けることがで
きるように形成される。
また、抵抗芯線と金属性キャップとを接着する導電性接
着剤は、たとえば導電性炭素粉末や導電性炭素繊維ある
いは金属ウィスカなどの導電材料をたとえば熱硬化性液
状樹脂などに配合したペースト状またはゲル状などのも
のが好ましく用いられる。ここで利用される熱硬化性液
状樹脂は、加熱硬化性の一液型のものであってもよく、
また常温硬化性の二液型のものであてもよい。更に、硬
化後の性状は硬質樹脂状であっても軟質ゴム状であって
もよいが、金属との強い接着力を有すると共に抵抗芯線
とも強く接着することが必要である。
着剤は、たとえば導電性炭素粉末や導電性炭素繊維ある
いは金属ウィスカなどの導電材料をたとえば熱硬化性液
状樹脂などに配合したペースト状またはゲル状などのも
のが好ましく用いられる。ここで利用される熱硬化性液
状樹脂は、加熱硬化性の一液型のものであってもよく、
また常温硬化性の二液型のものであてもよい。更に、硬
化後の性状は硬質樹脂状であっても軟質ゴム状であって
もよいが、金属との強い接着力を有すると共に抵抗芯線
とも強く接着することが必要である。
金属性キャップを高圧電線体の端部に取り付けるに当っ
ては、第1図に示す如く、先ず高圧電線体1の端部の絶
縁被覆1aを除去して抵抗芯線1bを露出させておき、
一方金屈性キャップ4の内部には導電性接着剤3の適宜
の量を装入する(第1図(a))。そして抵抗芯線1b
を絶縁被覆1aの外側へ折り返し、あるいは折り返さず
にそのまま金属性キャップ4の内部へ高圧電綿体端部を
挿入して完全に包埋する(第1図(b))。次に金属端
子2を嵌着し、かしめ部2aを加圧して金属性キャップ
4共々高圧電線体1に対し圧着固定しく第1図(C))
、導電性接着剤3を硬化させて雑音防止用高圧抵抗電線
が完成する。
ては、第1図に示す如く、先ず高圧電線体1の端部の絶
縁被覆1aを除去して抵抗芯線1bを露出させておき、
一方金屈性キャップ4の内部には導電性接着剤3の適宜
の量を装入する(第1図(a))。そして抵抗芯線1b
を絶縁被覆1aの外側へ折り返し、あるいは折り返さず
にそのまま金属性キャップ4の内部へ高圧電綿体端部を
挿入して完全に包埋する(第1図(b))。次に金属端
子2を嵌着し、かしめ部2aを加圧して金属性キャップ
4共々高圧電線体1に対し圧着固定しく第1図(C))
、導電性接着剤3を硬化させて雑音防止用高圧抵抗電線
が完成する。
この際、金属性キャップ4を高圧電線体lの端部へ被着
したのち直ちにかしめ、次いで加熱して導電性接着剤3
を硬化させ、その後に端子2を嵌着しかしめてもよい。
したのち直ちにかしめ、次いで加熱して導電性接着剤3
を硬化させ、その後に端子2を嵌着しかしめてもよい。
導電性接着剤3が常温硬化性のものであれば、特に加熱
せずに硬化させてよいことは勿論である。
せずに硬化させてよいことは勿論である。
作用
このようにして得られた本発明の雑音防止用高圧抵抗電
線は、抵抗芯線が導電性接着剤中に完全に包埋されてい
て撮動などによってその間に間隙などが発生することが
なく、また金泥性キャップとも良好な接着状態を維持し
、火花特性などが低下せず、従来技術の製品に比して1
0倍もの寿命を有する。
線は、抵抗芯線が導電性接着剤中に完全に包埋されてい
て撮動などによってその間に間隙などが発生することが
なく、また金泥性キャップとも良好な接着状態を維持し
、火花特性などが低下せず、従来技術の製品に比して1
0倍もの寿命を有する。
実施例1
径約Q、 51皇のアラミド繊維からなる補強芯線上に
導電性付加反応型シリコーン組成物を、径1.3龍とな
るように押出被覆して得た非金属導体を抵抗芯線とし、
これにシリコーンゴム被覆及びガラス繊維編組を施し、
更にシリコーンゴムの絶縁被覆を設けて得た径約7龍の
高圧電線体を用意した。
導電性付加反応型シリコーン組成物を、径1.3龍とな
るように押出被覆して得た非金属導体を抵抗芯線とし、
これにシリコーンゴム被覆及びガラス繊維編組を施し、
更にシリコーンゴムの絶縁被覆を設けて得た径約7龍の
高圧電線体を用意した。
また、金属性キャップとして黄銅板からプレス成形した
径約7.3 mm、長さ5 mmのものを用意した。
径約7.3 mm、長さ5 mmのものを用意した。
一方、導電性接着剤としては、導電性炭素粉末を約25
%を含むエポキシ樹脂組成物を用意した。
%を含むエポキシ樹脂組成物を用意した。
これらを第1図の手順に従って抵抗芯線を折り返しなが
ら接着剤を装入した金属性キャップに高圧電線端部を挿
入して組み立て、さらに金属性キャップの上から円筒形
の金属端子を嵌着してかしめたところ、金属性キャップ
も同時に高圧電線体の端部に固着され、それに伴って少
量の導電性接着剤が金属性キャップと高圧電線体の外側
面との隙間からはみ出した状態となった。
ら接着剤を装入した金属性キャップに高圧電線端部を挿
入して組み立て、さらに金属性キャップの上から円筒形
の金属端子を嵌着してかしめたところ、金属性キャップ
も同時に高圧電線体の端部に固着され、それに伴って少
量の導電性接着剤が金属性キャップと高圧電線体の外側
面との隙間からはみ出した状態となった。
さらにこの状態で全体を加熱して硬化させ、雑音防止用
高圧抵抗電線を得た。
高圧抵抗電線を得た。
実施例2
実施例1と同様の高圧電線体、金属性キャップおよび導
電性接着剤を用意した。
電性接着剤を用意した。
抵抗芯線を折り返すことなく、第2図に示すようにして
接着剤を装入した金属性キャップの内部に高圧電線体の
端部を挿入し、軽くかしめて固定し、次いで加熱して導
電性接着剤を硬化させた。
接着剤を装入した金属性キャップの内部に高圧電線体の
端部を挿入し、軽くかしめて固定し、次いで加熱して導
電性接着剤を硬化させた。
その後実施例1におけると同様の金属端子を嵌着してか
しめ、雑音防止用高圧抵抗電線を得た。
しめ、雑音防止用高圧抵抗電線を得た。
本発明によれば、高圧電線の端部に露出した抵抗芯線が
未硬化状態の接着剤の中に押し込まれ、そのまま金属性
キャップ中で固定されるので、作業が容易であるうえに
確実な接着が達成される。
未硬化状態の接着剤の中に押し込まれ、そのまま金属性
キャップ中で固定されるので、作業が容易であるうえに
確実な接着が達成される。
従って、接着部分には空隙が残らず、また接着面積が大
きくなるほか、金属端子にかかる外力を直接に受けない
金属性キャップによって接着剤部分が保護されているた
め、振動や繰返しの熱履歴を受けても接着部分に剥離な
どが発生しない。かくして、端子部分での焼損事故が起
らず高信頼性を有すると共に長寿命の雑音防止用高圧抵
抗電線が得られるものである。
きくなるほか、金属端子にかかる外力を直接に受けない
金属性キャップによって接着剤部分が保護されているた
め、振動や繰返しの熱履歴を受けても接着部分に剥離な
どが発生しない。かくして、端子部分での焼損事故が起
らず高信頼性を有すると共に長寿命の雑音防止用高圧抵
抗電線が得られるものである。
第1図は本発明の雑音防止用高圧抵抗電線を製作する工
程を説明する図であって、(a)は高圧電線の端部の絶
縁被覆を除去した状態および金属性キャップ内に導電性
接着剤を装入した状態を示す断面図、(′b)はこれら
を結合した状態の断面図、(c)は金属端子を嵌着して
製作した雑音防止用高圧抵抗電線の断面図である。第2
図は同じ〈実施例2の工程によって製作した雑音防止用
高圧抵抗電線の断面図である。第3図は従来技術による
雑音防止用高圧抵抗電線の断面図である。 1・・・高圧電線、1a・・・絶縁被覆、1b・・・抵
抗芯線、2・・・金属端子、3・・・導電性接着剤、4
・・・金属性キャップ。
程を説明する図であって、(a)は高圧電線の端部の絶
縁被覆を除去した状態および金属性キャップ内に導電性
接着剤を装入した状態を示す断面図、(′b)はこれら
を結合した状態の断面図、(c)は金属端子を嵌着して
製作した雑音防止用高圧抵抗電線の断面図である。第2
図は同じ〈実施例2の工程によって製作した雑音防止用
高圧抵抗電線の断面図である。第3図は従来技術による
雑音防止用高圧抵抗電線の断面図である。 1・・・高圧電線、1a・・・絶縁被覆、1b・・・抵
抗芯線、2・・・金属端子、3・・・導電性接着剤、4
・・・金属性キャップ。
Claims (2)
- (1)絶縁被覆を有する高圧電線体と、該電線体の端部
に被着された金属性キャップと、抵抗芯線を露出した該
電線体の端部と該金属性キャップとの間隙に充填された
導電性接着剤と、該金属性キャップを含む該電線体の端
部に固定された金属端子とからなる雑音防止用高圧抵抗
電線。 - (2)高圧電線体の端部に被着しうる金属性キャップの
内部に導電性接着剤を装填し、これを被着して絶縁被覆
を除去して抵抗芯線を露出した該電線体の端部を包埋し
、必要に応じて加熱処理したのちに金属端子を該電線体
の端部に固定するかまたは金属端子を該電線体の端部に
固定したのちに必要に応じて加熱処理して端子部を形成
することを特徴とする雑音防止用高圧抵抗電線の製法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163732A JPS6319710A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 雑音防止用高圧抵抗電線およびその製法 |
CA000541754A CA1314925C (en) | 1986-07-14 | 1987-07-10 | Noise prevention high voltage resistive wire and method of manufacturing the same |
EP87110084A EP0253346B1 (en) | 1986-07-14 | 1987-07-13 | Noise prevention high voltage resistive wire and method of manufacturing the same |
DE87110084T DE3787682T2 (de) | 1986-07-14 | 1987-07-13 | Hochspannungswiderstandskabel mit Störungsbeseitigung und Verfahren zu dessen Herstellung. |
US07/073,099 US4780700A (en) | 1986-07-14 | 1987-07-14 | Noise prevention high voltage resistive wire and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61163732A JPS6319710A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 雑音防止用高圧抵抗電線およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319710A true JPS6319710A (ja) | 1988-01-27 |
Family
ID=15779614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61163732A Pending JPS6319710A (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 雑音防止用高圧抵抗電線およびその製法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4780700A (ja) |
EP (1) | EP0253346B1 (ja) |
JP (1) | JPS6319710A (ja) |
CA (1) | CA1314925C (ja) |
DE (1) | DE3787682T2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0212680Y2 (ja) * | 1987-05-08 | 1990-04-10 | ||
JP2596919Y2 (ja) * | 1991-09-26 | 1999-06-28 | 住友電装株式会社 | 高圧抵抗電線の接続構造 |
JPH0736364U (ja) * | 1993-12-10 | 1995-07-04 | 住友電装株式会社 | 高圧抵抗電線用の端子 |
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