JPS63196332A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPS63196332A
JPS63196332A JP3009287A JP3009287A JPS63196332A JP S63196332 A JPS63196332 A JP S63196332A JP 3009287 A JP3009287 A JP 3009287A JP 3009287 A JP3009287 A JP 3009287A JP S63196332 A JPS63196332 A JP S63196332A
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JP
Japan
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output rod
cylindrical body
elastic body
gripping device
bottom plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3009287A
Other languages
English (en)
Inventor
Ippei Kuwayama
桑山 一平
Kazuo Kobayashi
和夫 小林
Hisao Kono
河野 久雄
Ippei Sakai
酒井 逸平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP3009287A priority Critical patent/JPS63196332A/ja
Publication of JPS63196332A publication Critical patent/JPS63196332A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は筒状体の外筒面に触れることなく、筒状体を把
持する把持装置であって薄膜状の筒、ア筒体芯出し、筒
体小口部の面合せおよびピッキングなどを行なうことを
目的としたハンドリングツール、ロボット用ハンド、自
動機などの把持装置に関する。
(従来の技術) 筒状体をその外筒面に触れることなく内側の2点又は数
点の点または面で把持する装置は特開昭51−4356
1号公報、特開昭49−87060号公報、特開昭51
−50169号公報、特開昭51−55563号公報、
特開昭51−45868号公報、特開昭48−6448
号公報、実開昭51−132774号公報等に示され、
内側を全周をゴム膜等で気密把持する装置Fi特開昭5
9−4466号公報、特開昭59−4467号公報。
特開昭59−4468号公報などく示されている。
前者の例として9%開昭49−87060号公報に示さ
れる装置を第40図に示す。
第40図において、出力ロッド86が、アーム87及び
88に連結されており、アーム87及び88Fi、それ
ぞれ第2のアーム89及び90に連結し、アーム89及
び90Fi、支軸91及び92によって、フランジ93
に連結されている。アーム89及び90には圧接部材9
3及び94が取り付けられており、圧接部材93及び9
4ti、バネ95により、外方に向って圧力がかけられ
、それらの先端が筒状体96に圧接されて筒状体を把持
するようになっている。この把持装置では、出力ロッド
86を下降させることにより、圧接部材93及び94を
バネ95の力に抗して内側に動かし、筒状体96への圧
接(把持)を解除するようになっている。
後者の例として、特開昭59−4467号公報に示され
る装置を第41図に示す。
第41図において、中空ロッド97に円筒98が連結さ
れており9円筒98の側面に浅い幅広の環状の溝99を
設け、開口部にゴム膜100が貼られている。中空ロッ
ド97は給排気管101によって上記開口部に連通して
いる。この装置では。
中空ロッド97及び給排気管101を通して流体を給排
気することにより、ゴム膜100を膨張又は収縮させる
ことにより、筒状体102の把持又はその解除を行なう
(発明が解決しようとする問題点) 特開昭49−87060号公報に記載の装置は筒状体内
面の同一円周上の2点又は数点を圧接部材で押えて筒状
体を把持する装置である。この装置は外面を把持できな
い筒状体を内面から把持できる装置であるが、装置とし
て、アーム、圧接部材、押えバネ等の複数部品が筒状体
内側に挿入可能に構成されなければならない。筒状体内
径が小さい場合、装置を小型化しなければならないが。
充分な機能をはたしつつ装置を小型化することには自ら
限界がある。また、装置自体に可動部や摺擦部が多く、
塵埃が発生しやすいため、チリ、ゴミ等を許さない分野
には不適当である。このような装置は点把持であり9面
把持によって把持能力を向上させるために圧接部材をか
こむようにバンドを取り付けることが考えられるが、こ
の場合。
均−な面把持は期待できず、また、装置を複雑化すると
いう問題がある。さらに、上記の把持装置は、充分な強
度を有する筒状体の把持には使用することができるが、
薄く変形しやすい筒状体の把持には適さない。その他の
前記した筒状体の内側を2点若しくは数点の点又は面で
把持する装置の例においては、同様の問題がある。
また、特開昭59−4466号公報に記載の装置は、ゴ
ム膜を流体により膨らませて内側から筒状体を把持する
装置であり、ゴム膜が筒状体の内側に全周に密着する点
で優れているが、ゴム膜は薄くして膨張収縮しやすくす
る必要があるため破れやすく、また、ゴム膜であるため
充分な荷重を支えることができないという問題がある。
その他の前記し九内側をゴム膜等で気密把持する装置罠
も同様の問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、筒状体の内面を把持する装置であって (a)  圧縮による変形及び復元が可能な弾性体、(
b)  該弾性体を貫通している出力ロッド、(c1該
出力ロッドに取付又は嵌合されている底板、 (d)  該出力ロッドに嵌合されている上板、(e)
  該出力ロッドを軸方向に変位させることができる出
力ロッド変位機構 及び (f)  出力ロッドの変位に対し、上板を固定する固
定機構を有してなり、底板と上板は弾性体をはさむよう
に及び出力ロッド変位機構は上板の上方に位置付けられ
1弾性体の圧縮が出力ロッド変位機構の作動により、出
力ロッドの変位と共に底板が変位しかつ上板が固定機構
によって固定されることにより弾性体を底板と上板によ
ってはさむことにより行ない。
弾性体の圧縮からの復元が出力ロッドの上記シ 変位を戻すことにより行なうことを特徴とする把持装置
に関する。
本発明に係る把持装置は、出力ロッドの軸方向の変位に
基づいて弾性体を圧縮する機構を有するものであり、こ
の圧縮によって弾性体は変形する。
変形の態様は、外径方向への歪、たわみあるいは膨らみ
である。この圧縮が、筒状体の内側で行なわれた場合、
筒状体の内面に弾性体が圧接し、これにより筒状体を把
持するものである。
出力ロッドの軸方向の変位は、出力ロッド変位機構によ
って行なわれる。出力ロッド変位機構としては、ピスト
ン機構、出力ロッドに螺子切りで回転可能にはめ込まれ
九回転体を有する機構、出力ロッドに取り付けられたテ
コ、トグル等であり。
これらは前記上板の上方に取り付けられる。
出力ロッド変位機構は前記上板に直接取り付けられても
よ〈9この場合、この出力ロッド変位機構の一部が、出
力ロッドの変位に対し上板を固定する固定機構となる。
ま念、前記固定機構として、前記上板の上にさらに出力
ロッドに嵌合された固定フランジを採用することができ
る。この場合、出力ロッド変位機構は、固定フランジの
上方に位置付けられ9%に固定フランジに直接固定され
るのが装置の簡略化のためKlましい。また、固定機構
としては、出力ロッドに嵌合されず、上板自体を出力ロ
ッドの変位に対して静止するように把持する外部装置を
使用してもよい。外部装置としては、ロボットのハンド
、クランプ等が使用できる。固定フランジは、同様の外
部装置によって把持されていてもよい。
出力ロッドが出力ロッド変位機構によって変位する場合
、この変位に伴って底板が変位する。このためには、底
板は出力ロッドに固定的に取り付けられるか、又は単に
嵌合されていればよい。嵌合される場合は、底板は出力
ロッドに螺合等で取り付けられたナツト等の止め具で支
持されるようにされる。底板の出力ロッドに伴う変位は
少なくまた。上板は、固定機構によって固定されるが。
固定された上板と出力ロッドの変位に伴って変位する底
板によって弾性体がはさまれて圧縮される。
従って、上板の固定は、少なくとも弾性体の圧縮時に行
なわれればよく、これ以外の場合は、出力ロッドの変位
に伴って変位してもよい。
弾性体としては、棒状、六角柱等の多角往1円筒状、上
記多角柱で中空のもの、リング状体等種々の形状のもの
が使用される。材質としては圧縮にエリ変形し、圧縮が
解かれた場合には元の形状に復するものでおれば!に1
1j@はない。弾性体の材質の例としては、ネオプレン
ゴム、ニトリルゴム、ネオグレン−ブチレン共重合体ゴ
ム、ブチレンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、テ
トラフロロエチレンゴム、パーフロロエチレンゴム等が
ある。これらは、ショア硬度が60〜110度であるも
のが好ましい。柔らかすぎると弾性体の寿命が短くなり
、硬すぎると弾性力がなくなる。
また9弾性体としては、上記した徨々のものを組み合わ
せて使用してもよく9弾性体間に適当なスペーサを挿入
してもよく9弾性体の両側を保護ガイドによりはさんで
もよい。
本発明に係る把持装置は、少なくとも底板及び弾性体(
筒状体を把持しない状態)が筒状体内に挿入可能に構成
される。また、さらに上板も筒状体内に挿入可能罠なっ
ていてもよい。
本発明に係る装置は9弾性体が筒状体内側に圧接された
場合、筒状体を持ち上げる機能を有する。
従って、上板又は固定フランジが筒状体の内径よし大で
ある場合(少なくとも部分的に大である場合)、筒状体
の小口部分を上板又は固定フランジに押し当てることが
できるので、この機能を利用して、筒状体を密橙するこ
とができるように構成することができると共に姿勢制御
の役目をはたさせることができる。このような密橙機能
は9弾性体の形状を筒状体内面圧接時に筒状体内壁全周
にわ九って弾性体が密着するように構成するととKより
ても達成することができ、この方が好ましい。
密橙機構が整っている場合、筒状体を塗液に浸漬するこ
とにより、筒状体外面のみを塗装することができる。
以下9本発明を図面を用いて説明する。
第1図は本発明に係る把持装置の一例を示す断面図及び
第2図は該把持装置により筒状体を把持した状態を示す
断面図である。
弾性体lは円筒状で、出力ロッド2の下端に螺合等によ
抄取り付けられている(連結されている)底板3及び出
力ロッド2に嵌合されている上板4ではさまれ、該弾性
体1は底板3により支持されている。弾性体lは、底板
3の突起5及び上板4の突起6に嵌合され、出力ロッド
2の軸方向と直角方向への動きが制限されている。底板
3は、その中心部で出力コンド20下端に固定されてお
り。
上板4はその中心部に出力ロッド2が通過することがで
きる孔が穿孔されている。上板の上には固定フランジ7
が出力ロッド2に嵌合されている。
出力ロッド2は、ピストンシリンダ8内に挿入され、そ
の上端にピストン9が螺合等により連結されている。ピ
ストンシリンダ8は、底板10.@板11及び上板12
によって気密に構成され、これらは、底板10及び上板
12をそれぞれ貫通する支柱13及び14にナツト15
.15’及び16゜16’により固定されている。支柱
13及び14はさらに下方に伸びており、固定フランジ
7にその下端を螺合させる構造等により固定されており
これにより、出力ロッド変位機構が固定フランジに固定
されている。出力ロッド2は底板10の中心部を気密に
貫通し、上下に可動でき、ピストン9は可動可能K11
l板11に対して気密にされる。
底板10には、圧力流体出入口17に圧力流体を送るた
めのパイプ18が連結されており、上板12には気体出
入口19に、気体流通パイプ20が連結されている。
パイプ18及び圧力流体出入口17を通してピストンシ
リンダ8内に圧力流体が圧送されることKより、出力ロ
ッド2が押し上げられ、これに伴って底板3が持ち上げ
られるが、上板4は出力ロッド2の変位に対して固定し
ているので弾性体1が底板3と上板4にはさまれて圧縮
される。これKより9弾性体IK圧縮歪みが生じて膨ら
み筒状体21の内面に気密に圧接され、筒状体21を把
持することができる。弾性体の圧縮度は、圧力流体の圧
力および圧送量によって調整でき圧力流体の圧送装置(
図示せず)は公知のものを使用することができる。圧力
流体が圧力流体出入口17及びパイプ18を通してピス
トンシリンダ8内から排出されると9弾性体1はもとの
形状に復する。
弾性体1が圧縮されていない状態では、底板3゜弾性体
1及び上板4は、わずかな間隙をもって筒間隙をもって
挿入可能にされており、上部は筒状体の内径よシ大きい
外径を有し筒状体21に挿入不可能にされるように段差
22を有する。この段差22まで挿入することにより、
筒状体小口部分との気密栓の役目を固定フランジ7に荷
なわせることができると共に9把持装置の姿勢制御の役
割を荷なわせることができる。これらの作用は9弾性体
1が圧縮されて筒状体21内面に圧接する場合に筒状体
を持ち上げる機能によって9強化される。第1図に示す
把持装置を段差221で筒状体21に挿入し1弾性体1
を圧縮して筒状体21を把持している状態が第2図に示
されている。第1図及び第2図において、固定フランジ
7は必ずしも必要でなく、固定フランジ7を用いない場
合には、支柱13及び14の下端は上板4に直接固定さ
れる。また、この場合、上板4は、固定フランジ7と同
様の形状とし、上記段差22と同様の段差が設けられて
もよい。なお、第1図及び第2図において、底板3及び
上板4の突起5及び6は。
同一円周状に連続的又は断続的に設けられている。
第3図は9本発明に係る把持装置の他の一例を示す断面
図である。この装置は、U半リング状弾性部材23が上
板4の上に存すること以外は第1図と同じ構成をしてい
る。すなわち、この装置では、上板4の上KU字リング
状弾性部材23が出力ロッド2にはめ込まれており、パ
イプ18及び圧力流体出入口17を通してピストンシリ
ンダ8内に圧力流体が圧送されることKより9弾性体1
は底板3と上板4にはさまれて、U半リング状弾性部材
23は上板4と固定フランジ8にはさまれて圧縮され、
圧縮歪みを生じて膨らみ筒状体21に圧接させられる。
圧力流体がピストンシリンダ部材23は非圧縮時には筒
状体21にわずかな間隙を有して挿入可能にされている
。U半リング状弾性体の使用は9把持力の補助及び気密
性の補助の上で好ましい。
弾性体1の他の例を第4〜6図に示す。
第4図は弾性体の平面図及び第5図はそのA−A′断面
図であり、この弾性体は、棒状であるが。
中心部に出力ロッドが貫通する孔が穿孔されている。こ
の弾性体が開放状態で圧縮されたときの状態を示す断面
図を第6図に示す。さらに9弾性体1の他の例を第7〜
8図に示す。第7図は弾性体の平面図及び第8図はその
B−B’断面図であ抄。
第9図は該弾性体を圧縮し九ときの断面図である。
この弾性体は圧縮により軸方向と直角方向に変形図に断
面図で示す。第11図において1弾性体は弾性部材24
と0−リング25から構成されているo ’@ t 1
N1tzd flt+℃イt1゜さらに9弾性体の他の
例を第14〜18図に断面図として示す。
第14図に示す弾性体は筒状であるが、外径が上部から
下部へ徐々に小さくなっており、この弾性体が筒状体内
で圧縮され、筒状体内壁に圧接すると断面図は第15図
に示すごとくなる。また。
第16図に示す弾性体は筒状であるが、内径が上部から
下部へ徐々に小さくなっており、この弾性体が筒状体内
で圧縮され、筒状体内壁に圧接すると断面図は第17図
に示すごとくなる。第18図に示す弾性体は筒状である
が9例えば硬度の異なる弾性部材26(ショア硬度70
°)9弾性部材(ショア硬度80°)27及び弾性部材
28(ショア硬度95°)の複合体とされる。
なお、第1図、第3図、第7図、第10〜13図、第1
4図、第16図及び第18図に示すような筒状の弾性体
は、最大外径に対して3チ以上の肉厚を有するのが好ま
しく、最大外径に対して2倍以下の高さを有するのが好
ましい。これによし。
体を形成するには、筒状体を縦方向に裁断した形状のた
んざく状物を組み合せて行なうことができ。
この場合、各たんざく状物間に間隙があってもよい。
第1図及び第3図に示す弾性体10代わ抄に。
スペーサに嵌合された弾性体リングを使用することがで
きる。第19図はスペーサ29&CO−!Jング30が
はめ込まれた状態を示す断面図を示す。
図中点線は0−リングが圧縮されたときの変形状態を示
す。さらに、第20図は、スペーサ31に平リング32
がはめ込まれた状態を示す断面図を示す。図中点線は、
平リングが圧縮されたときの変形状態を示す。第21図
はスペーサ33にチューブ状の弾性体リング34がはめ
込まれた状態を示す断面図であり9図中9点線は弾性体
リング34が圧縮された状態を示す。第22図は、スペ
ーサ35にシールパツキン36がはめ込まれ、これが保
護ガイド37及び38ではさまれた状態を示す断面図で
あり、このような構成全体で、第1図及び第3図に示す
弾性体1の代わりとしてもよい。なお、第19〜21図
に示すスペーサと弾性体リングの構成に第22図で示す
保護ガイドをさらに付加して第1図及び第3図に示す弾
性体の代わりとしてもよい。また、第22図のスペーサ
及びシールパツキンのみを第1図及び第3図の弾性体1
に換えて使用してもよい。なお、第19〜22図におい
てスペーサ及び保護ガイドの中心部には出力ロッドが貫
通すべき孔が穿孔されている。
さらに、第1図及び第2図において9弾性体1゜底板3
及び上板4の代わりに、それぞれ第21図に示す。スペ
ーサ35とシールパツキン36.保護ガイド37及び保
護ガイド38を用いてもよく。
この場合には、保護ガイド38の中心部の孔に。
出力ロッドの下端が螺合等により連結されるか。
保護ガイド38の中心部の孔に出力ロッドを貫通させ、
下端にナツトを螺合するなどして、保護ガイド38を支
持するようにしてもよい。
弾性体リングの他の例を第23〜29図に断面図で示す
。これらは、第19〜22図に示したように適宜、スペ
ーサ及び保護ガイドを組み合わせて(受用することがで
きる。
第26図に示す弾性体リングは同形状のリング状弾性部
材39及び40を表裏に重ね合わせたものであり、第2
7図に示す弾性体リングは第26図に示す弾性体リング
を2段重ねたものである。
第30〜33図は9弾性体リングの他の例を示す断面図
である。各図において9弾性部材41゜43.45及び
47Lこれらの復元力を増大させるため及び老化を防止
するためにポリウレタン等の発泡弾性体42,44.4
6及び48が充填されている。
以上に示した弾性体リング、待に0−リング。
平−リング、シールパツキン等の衝撃に対して損傷しや
すいものは、第22図に示すような保護ガイドではさむ
ことによって、衝撃による損傷を防ぐのが好ましい。
弾性体リングとしては、前記した弾性体リング(及び弾
性部材)のうち形状の異なるもの、硬度の真なるもの、
外径の異なるもの、充填剤を充填したものはその充填剤
である発泡弾性体の材質又は発泡度が異なるものを適宜
組み合わせて使用できる。なお、スペーサ及び保護ガイ
ドを適宜使用できることは言うまでもない。外径の異な
る弾性部材を複数個組み合わせた1例を第34図に模式
的に示す。外径の異なる0リング49.51及び53を
それぞれに適し九スペーサ50.52及び54にはめ込
んで重ね合わせた例を第35図に断面図で示す。
第3図におけるUキリング状弾性部材2:l;t。
第23図に示す弾性体リングと同形状のものである。第
3図におけるUキリング状弾性部材23の代わりに、前
記し九弾性体リングのいずれをも使用することができる
第3図に使用できるUキリング状弾性部材23をスペー
サと共に使用し九例を第36図及び第37図に示す。
第37図はスペーサ及びそれにはめ込んだU字リング状
弾性部材の平面図並びに第38図はそのc −c’断面
図である。これらの図において、U半リング状弾性部材
55がスペーサ56にはめ込まれている。スペーサ56
は中心部に出力ロッドを通すための孔を有する円盤であ
るが、その周辺はU半リング状弾性体55をはめ込む九
めに中央部よりも小さい厚さを有する。U半リング状弾
性体56が圧縮されると第37図中、点線で示すように
変形し、スペーサ56との間に空気溜り57が形成され
1弾性部材55への圧力及び弾性のために補助的な役目
をは九すことができる。
本発明に係る把持装置の他の例を第38図に断面図で示
す。
出力ロッド58の下端に底板59がその底面の中心部で
螺合等圧よシ取り付けられている。底板59は9段差6
0を有し、これより上部は円筒状をなす。底板59にリ
ング状弾性体61がはめ込まれ9段差60によって支持
されている。底板59には、リング状弾性体61の上に
さらに円筒状スペーサ62及びリング状弾性体63がは
め込まれている。出力ロッド58には、フランジ64が
、その上面中心部の孔を出力ロッド58が貫通するよう
にはめ込まれている。フランジ64の下部は円筒状であ
り、この内側に底板59の上部がわずかな間隙をもって
嵌合するようになっており。
フランジ64の下端65は、リング状弾性体63に接す
るように構成される。フランジ64は空気抜きのための
孔66を有している。マ九、フランジ64は傾斜部分6
7を有し、その上部が筒状体旦」の内径より大きい径に
なるように構成され。
傾斜部分67は、筒状体68の小口部分69に緊密に接
することができるように構成されている。
出力ロッド58にFi、フランジ64の上に、さらに、
圧力治具7−0が螺子切妙によってはめ込まれている。
圧力治具70を回転して下降させることにより、リング
状弾性体61及び63は9円筒状スペーサ62を介して
底板59の段差60とフランジ64の下端65によって
圧縮され、変形して筒状体68の内面を圧接する。この
とき、フラン69に密接させることができ、姿勢制御の
役割をはたす。圧力治具70を上昇するように回転させ
るととにより、上記の圧縮を解くことができる。
なお、出力ロッド71の上端にハンガ85が取り付けら
れている。
第38図に例示するように1本発明に係る把持装置にお
いて、複数の弾性体を適当なスペーサを位機構と第1図
及び第3図におけるピストンによる変位機構は、互いに
置き換えることができる。
本発明に係る把持装置の他の例を第39図に断面図で示
す。
出力ロッド71の下端罠ナツト72が螺合されており、
この上に9円盤上の底板73が嵌合され載置されている
。出カロッド71H底板73中心部の孔を貫通している
。底板73の上に外径の異なる弾性体リング74,75
,76.77.78及び79が順次載置されて弾性体を
形成している。
これらの弾性体リングは9例えば第23図に示す構造を
有している。弾性体リング79の上に、フランジ(上板
)80が、その中心部の孔を出力ロッド71が貫通する
ように載置されており、フランジ80は段差81を有し
ており、この段差81が筒状体82の小口部分83と密
接できるように構成されている。フランジ80の上に、
第38図に示すと同様に、圧力治具84が出力ロッド7
1にはめ込まれている。弾性体リングの圧縮は、圧力治
具84を回転させて下降させることにより底板73とフ
ランジ80とにはさまれて圧縮されることにより行なわ
れ9弾性体リングのうち、上部のものから適当数を筒状
体82の内面に圧接させる。
(発明の効果) 本発明に係る把持装置は9弾性体の圧縮によりそれ自体
を外径方向に膨らますことにより筒状体の内面を圧接す
るものであるから、ゴム膜のように破裂したり、老化し
やすいということがなく。
安定した把持ができる。また、上記圧縮度(すなわち9
弾性体の筒状体内面への圧力)を出力ロッドの変位度に
よって容易に調整することができる丸め筒状体の材質9
重さ等に応じた把持が行ないやすい。すなわち、筒状体
について軽量物から重量物まで、特に制限されることな
く把持でき、また1弾性体の圧縮度が容易に調整できる
ので柔軟な圧接ができるので9把持される筒状体の材質
が制限されることがない。また9本発明に係る把持装置
は構造が簡単なため、筒状体の内径に制限されることな
く製作が可能である。さらに9弾性体の材質、形状等が
容易に調整できるので、この点からも筒状体の材質、形
状9重さ等に応じた把持が行ないやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る把持装置の一例を示す断面図、第
2図は第1の把持装置により筒状体を把持している状態
を示す断面図、第3図は本発明に係る把持装置の他の例
を示す断面図、第4図は弾性体の一例を示す平面図、第
5図は第4図のA−A′断面図、第6図は第4図及び第
5図で示す弾性体を圧縮したときの状態を示す断面図、
第7図は弾性体の他の例を示す平面図、第8図は第7図
のB−B’断面図、第9図は第7図及び第8図で示す弾
性体を圧縮し九ときの状態を示す断面図、第弾性体の例
を示す断面図、第15図は第14図で示す弾性体を圧縮
したときの状態を示す断面図。 第16図は弾性体の例を示す断面図、第17図は第16
図で示す弾性体を圧縮したときの状態を示す断面図、第
18図は弾性体の例を示す断面図。 第19図はスペーサKO−リングをはめ込んだ状態を示
す断面図、第20図はスペーサに平−リングをはめ込ん
だ状態を示す断面図、第21図はスペーサにチューブ状
弾性体をはめ込んだ状態を示す断面図、第22図はスペ
ーサにシールパツキンをはめ込んだものが保護ガイドで
はさまれている状態を示す断面図、第23〜29図は、
各々弾性体として使用し得る弾性体リングを示す断面図
。 第30〜33図は、各々弾性部材に発泡弾性体を充填し
た弾性体リングを示す断面図、第34図は弾性体リング
を重ねて一つの弾性体とした例を示す模式図、第35図
は弾性体リングとスペーサを複数個重ねて−りの弾性体
とした状態を示す断面図、第36図はUキリング状弾性
部材をスペーサと共に使用した例を示す平面図、第37
図は第36図のc−c’断面図、第38図及び第39図
は。 各々9本発明に係る把持装置の他の例を示す断面図並び
に第40図及び第41図は、各々、従来の把持装置の例
を示す断面図である。 符号の説明 1・・・弾性体      2・・・出力ロッド3・・
・底板       4川上板 5.6・・・突起     7・・・固定フランジ8・
・・ピストンシリンダ 9・・・ピストン23・・・U
キリング状弾性部材 58・・・出力ロッド   且・・・底板61・・・リ
ング状弾性体 62・・・円筒状スペーサ63・・・リ
ング状弾性体 64・・・フランジ旦l・・・筒状体 
    7o・・・圧力治具71・・・出力ロッド  
 72・・・ナツト73・・・底板 74.75,76.77.78.79・・・リング状弾
性部材 80・・・フランジ    84・・・圧力治具゛−゛
) 代理人 弁理士 若 林 邦 彦 第11!1      嘱2[!1 第 3 Σ 第4凹 葉5図   第61!1 場7図 8′i3目    烹9凹 雪η 10  凹                 
智5 Iノ 凹部12因        第13因 ¥/4 ]!1       案″図 第16 ]!]          第17図−鴇/8
1!1 鳩/’7 I!] 第20図 躬21凹 第23囚 第241 第25国 喝26区 躬27凹 第23凹 も29  口 鳩30凹 隼31凹 鳩32凹 鴇33 [!1 834四 皐35因 第36 I!1 f、 3B囚 第390 ′l!、40凹 唱4/I!1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒状体の内面を把持する装置であつて (a)圧縮による変形及び復元が可能な弾性体、(b)
    該弾性体を貫通している出力ロッド、(c)該出力ロッ
    ドに取付又は嵌合されている底板。 (d)該出力ロッドに嵌合されている上板。 (e)該出力ロッドを軸方向に変位させることができる
    出力ロッド変位機構 及び (f)出力ロッドの変位に対し上板を固定する固定機構
    を有してなり、底板と上板は弾性 体をはさむように及び出力ロッド変位機構 は上板の上方に位置付けられ、弾性体の圧 縮が出力ロッド変位機構の作動により、出 力ロッドの変位と共に底板が変位しかつ上 板が固定機構によつて固定されることによ り弾性体を底板と上板によつてはさむこと により行ない、弾性体の圧縮からの復元が 出力ロッドの上記変位を戻すことにより行なうことを特
    徴とする把持装置。 2、出力ロッド変位機構が上板に直接、固定されている
    特許請求の範囲第1項記載の把持装置。 3、上板を固定する固定機構が出力ロッド変位機構の一
    部である特許請求の範囲第2項記載の把持装置。 4、上板を固定する機構が、上板の上に出力ロッドに嵌
    合された固定フランジである特許請求の範囲第1項記載
    の把持装置。 5、出力ロッド変位機構が固定フランジに直接、固定さ
    れてなる第4項記載の把持装置。 6、出力ロッド変位機構が出力ロッドの先端に取り付け
    られたピストン機構である特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項又は第5項記載の把持装置。 7、出力ロッド変位機構が出力ロッドに螺子切りで回転
    可能にはめ込まれた回転体である特許請求の範囲第1項
    、第2項、第3項又は第5項記載の把持装置。 8、出力ロッド変位機構が出力ロッドに取り付けられた
    テコ又はトグルである特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項又は第4項記載の把持装置。 9、弾性体がその圧縮時に筒状体内面に気密に圧接され
    るものである特許請求の範囲第1項記載の把持装置。 10、弾性体を複数個組み合わせたものである特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の把持装置。 11、上板が筒状体小口部分に押し当てられるべく構成
    されてなる第1項、第2項、第3項又第4項記載の把持
    装置。 12、固定フランジが筒状体小口部分に押し当てられる
    べく構成されてなる第4項又は第5項記載の把持装置。
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