JP2014133286A - 部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具 - Google Patents

部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】部品の凹部の中心位置を短時間で把握できる部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具を提供する。
【解決手段】第1部品90を保持する保持部を有し、保持部に第1部品を保持して移動させる移動部と、移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部Bに、保持部に保持している第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶される制御データに基づき、移動部を制御する制御部と、移動部の保持部に、指示に基づき膨張する膨張部20を保持させた状態で、制御部に対し、制御データに基づく移動部の制御を行わせた後に、膨張部を膨張させる指示を行うとともに、膨張部の膨張に伴う移動部の移動に基づき、制御データを補正する補正部と、を有する部品搭載装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具に関する。
例えば、所定の機器を製造する場合に、第1部品を第2部品の凹部に挿入するアーム等を有したロボットが用いられる場合がある。特許文献1には、このような装置に関連する技術が開示されている。
特開平8−171410号公報
例えばこのような装置では、アームが保持した第1部品が凹部の中心に位置する際のアームの位置をロボットのコントローラに教示して、第1部品を中心位置に合わせて凹部に挿入することが考えられる。このような凹部の中心位置の教示方法として、例えば、アームのハンドに保持された第1部品の一部分のみを凹部内に挿入させた状態で第1部品を左右に移動させて第1部品を凹部の内側面に接触させる。これにより発生するモーメントに基づいて凹部内での中心位置を把握してコントローラに教示する方法が考えられる。このような方法では、凹部の内側面に複数回第1部品を接触させて凹部の中心位置を教示するので、時間を要するおそれがある。
本発明は、部品の凹部の中心位置を短時間で把握できる部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具を提供することを目的とする。
本明細書に開示の部品搭載装置は、第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部と、前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせた後に前記膨張部を膨張させる指示を行うとともに、前記膨張部の膨張に伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する補正部と、を有する。
本明細書に開示の補正装置は、第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正装置であって、前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせた後に前記膨張部を膨張させる指示を行うとともに、前記膨張部の膨張に伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する補正部を有する。
本明細書に開示の補正方法は、第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正方法であって、前記移動部の前記保持部に前記第1部品に代えて、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせるとともに、前記膨張部を膨張させる指示を行い、前記膨張部を膨張させることに伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する。
本明細書に開示の補正プログラムは、第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正処理をコンピュータに実行させる補正プログラムであって、前記コンピュータに、前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせ、該制御の後に前記膨張部に膨張する指示を行わせ、前記膨張部を膨張させることに伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する、処理を実行する。
本明細書に開示の位置教示補正方法は、第1部品を第2部品の凹部に挿入する組立を教示する教示データを補正する位置教示補正方法であって、前記第1部品に近似する形状を有し、媒体によって膨張する膨張部を前記凹部内に前記膨張部を挿入し、前記膨張部内に前記媒体を供給し、前記膨張部の膨張に起因した前記凹部内での前記膨張部にかかる外力を検出し、前記検出結果に基づいて、前記教示データを補正する。
本明細書に開示の位置教示用治具は、第1部品を第2部品の凹部に挿入する組立を教示に用いる位置教示用治具であって、前記第1部品に近似する形状を有し、媒体によって膨張する膨張部と、前記膨張部の膨張に起因した前記凹部内での前記膨張部にかかる外力を検出する検出部とを備えている。
部品の凹部の中心位置を短時間で把握できる部品搭載装置、補正装置、補正方法、補正プログラム、位置教示補正方法、及び位置教示用治具を提供できる。
図1は、本実施例のロボットシステムの説明図である。 図2は、ツールの説明図である。 図3は、ツールの説明図である。 図4A、4Bは、膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図5A、5Bは、膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図6A、6Bは、膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図7A、7Bは、膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図8は、空気の供給圧力とそれによって発生するモーメントとの関係を説明するグラフである。 図9は、ロボットシステムが実行する位置教示補正制御の一例を示したフローチャートである。 図10A〜10Cは、補正値を算出するためのマップである。 図11A、11B、本実施例とは異なるロボットシステムの説明図である。 図12A、12Bは、第1変形例のツールの説明図である。 図13A、13Bは、第1変形例の膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図14A、14Bは、第1変形例の膨張機構の凹部の中心位置への移動の説明図である。 図15A、15Bは、それぞれ第2、第3変形例のツールの説明図である。 図16は、第4変形例のツールの説明図である。
図1は、本実施例のロボットシステムRSの説明図である。ロボットシステムRSは、部品搭載装置の一例である。ロボットシステムRSは、複数のロボットアーム(以下、アームと称する)RR、アームRRの先端に装着されたツールTを含む。アームRRの先端には、ツールTを取付けて保持できる保持部RAが設けられている。保持部RAは、ツールTを取外して後述する、部品90の凹部B内に他の部品を挿入するためのロボットハンドを取付けることができる。アームRRは、移動部の一例である。ロボットシステムRSは、詳しくは後述するが部品90の凹部Bの中心位置を検出する。部品90は、所定の台上に固定されている。
ロボットシステムRSは、コントローラRC、教示制御部TC、エア供給部AS等を含む。エア供給部ASは、エアポンプや開閉弁等を含み、詳しくは後述するがツールTに空気を供給する。ツールTは、位置教示用治具の一例である。
コントローラRCは、各種センサからの出力値に基づいて、アームRRや教示制御部TC、エア供給部AS等を制御する。コントローラRCは、CPU、ROM、RAMを含む。CPUは、後述する制御データに基づいてアームRRを駆動させて部品90の凹部Bに所定の部品を挿入する制御を実行する。コントローラRCは、制御部の一例である。教示制御部TCも、同様にCPU、ROM、RAMを有している。
教示制御部TCには、アームRRを所定の位置に移動させるための制御データが記憶されている。制御データには、アームRRの座標位置を含む。コントローラRCは、教示制御部TCに記録された座標位置に基づいてアームRRをその位置まで駆動させる。教示制御部TCは、後述する所定の制御後に上記の制御データを補正する。教示制御部TCには、上記の制御を実行するためのプログラムが格納されている。教示制御部TCは、記憶部、補正部、補正装置の一例である。詳しくは後述する。また、教示制御部TCは、エア供給部ASを制御する。尚、コントローラRCが、上記制御データを記憶していてもよい。
図2、3A、3Bは、ツールTの説明図である。図2では、ツールTと共に部品90も示している。ツールTは、力センサ(以下、センサと略す)S、ロッド10、膨張機構20を含む。尚、図3A、3Bにおいては、ツールTを簡略化して示している。図2に示すように、棒状のロッド10の上端側にセンサSが設けられている。ロッド10の下端側に膨張機構20が設けられている。膨張機構20は、略直方状の部品90の凹部Bに対応するように略直方状である。膨張機構20は、内部への媒体の供給により膨張する膨張部の一例である。
センサSは、膨張機構20やロッド10に外力が作用した場合に発生するモーメントを検出する。センサSは、パラメータを検出する検出部の一例である。モーメントは、前記膨張部の膨張に起因した前記凹部内での前記膨張部の移動に応じて変化するパラメータの一例である。具体的には、センサSは、θ、X、Y軸方向に発生するモーメントを検出可能である。θ軸方向とは、軸TZ周りの方向である。軸TZは、ツールTの中心を通過しZ軸に平行である。X、Y軸方向とは、軸TZに垂直で互いに垂直な方向である。
部品90の凹部Bは、底面91、互いに対向する内側面92a、92b、互いに対向する内側面92c、92dを含む。各内側面92a、92bは、各内側面92c、92dよりも長く面積も大きい。各内側面92a、92bは、内側面92c、92dに対して略垂直である。尚、部品90では、平板上に立ち上がって形成された壁部により凹部Bが画定されているがこのような形状に限定されない。例えば、凹部Bは、所定の部材の面に窪みが形成された凹部であってもよいし、底のある穴部であってもよいし、底のない貫通穴であってもよい。
図3Aは、ツールTの断面を示している。図3Bは、図3AのA−A断面を示している。膨張機構20は、上板21a、底板21b、外周壁部22、隔壁部25を含む。上板21a、底板21bは、軸TZ方向に並び互いに対向している。上板21a、底板21bは、互いに対向する第1及び第2壁部の一例である。上板21aはロッド10の下端部に固定されている。外周壁部22は、上板21a、底板21bに挟まれるようにして固定されている。外周壁部22は、全体で環状であり、弾性を有しており例えばゴム製である。外周壁部22は、弾性を有し環状であり前記第1及び第2壁部に挟まれるようにして固定され前記第1及び第2壁部と共に内部空間を画定し前記凹部の内側面に当接し得る外周壁部の一例である。
外周壁部22は、側壁部22a0、22a1、22b0、22b1、22c、22dを含む。側壁部22a0、22a1、22b0、22b1、22c、22dは、互いに連続している。側壁部22a0、22a1は、同一方向に延びた側壁である。側壁部22b0、22b1も同様である。側壁部22c、22dは、側壁部22a0、22a1、22b0、22b1に略垂直である。側壁部22a0、22a1、22b0、22b1は、略同じ大きさ、長さである。従って、軸TZ方向から見て側壁部22a0、22b1は外周壁部22の対角線上に位置する。側壁部22a1、22b0も同様である。側壁部22c、22dは略同じ大きさである。
隔壁部25は、側壁部22a0、22a1と側壁部22b0、22b1との内側面に接続している。側壁部22a0、22a1と側壁部22b0、22b1とは、互いに対向する第1及び第2側壁部の一例である。隔壁部25は、前記第1及び第2側壁部に接続した接続部の一例である。側壁部22c、22dは、前記第1又は第2側壁部よりも短い第3側壁部の一例である。隔壁部25は、軸TXに略平行であり、外周壁部22の長手方向での略中心に位置している。軸TX、TYは、膨張機構20の中心位置を通過しX、Y軸に平行である。X、Y軸方向でのツールTの中心位置は、膨張機構20の中心位置と一致する。
隔壁部25は、外周壁部22内で外周壁部22と共に膨張機構20の内部を2つの膨張室R0、R1に区分けしている。膨張室R0、R1は、区分けされた複数の室の一例である。隔壁部25は、隔壁の一例である。隔壁部25には、膨張室R0、R1を連通する連通孔25aが形成されている。連通孔25aは、前記複数の室間での前記媒体の移動を許容する孔の一例である。ロッド10には、エア供給部ASから供給される空気を膨張機構20内に供給するための供給経路15が形成されている。尚、上板21aにも供給経路15に接続した経路が形成されている。この経路の出口は、隔壁部25により遮蔽されないように隔壁部25から離れた位置に形成されている。供給経路15を介して膨張機構20内に空気が供給されると、連通孔25aを介して膨張室R0、R1の内圧が略等しくなり外周壁部22が膨張する。
外周壁部22は膨張するが上板21a、底板21b、隔壁部25は膨張しない。上板21a、底板21bは、外周壁部22よりも弾性変形しにくく剛性が大きい材料により形成されており、例えば金属製である。隔壁部25は、例えばゴム製であるが、膨張室R0、R1の内圧が略等しくなるので撓みにくく、また隔壁部25の面方向にも弾性変形しにくい。尚、隔壁部25は外周壁部22よりも弾性変形しにくく剛性が大きい材料により形成されていてもよく、例えば金属製であってもよい。また、外周壁部22と隔壁部25とをゴムにより一体成型してもよいし、個別に成型した後に接着又は固定してもよい。
図4A〜7Bは、膨張機構20の凹部Bの中心位置への移動の説明図である。軸BX、BY、BZは、凹部Bの中心位置を通過しそれぞれX、Y、Z軸に平行である。凹部Bの中心位置とは、底面91の中心位置である。図4A、6Aに示すように、凹部Bの底面91に接触しないようにして凹部B内にツールTの先端部である膨張機構20を挿入する。この場合、軸TX、TY、TZがそれぞれ軸BX、BY、BZからずれている。
この状態でエア供給部ASにより膨張機構20内に空気を供給すると、図4B、6Bに示すように外周壁部22が膨張して外周壁部22の一部が凹部Bに接触する。ここで、図6Bに示すように、隔壁部25が設けられていることから、隔壁部25の部分、即ち外周壁部22の長手方向の中心部分は膨張しにくくなっている。即ち、隔壁部25は、外周壁部22の長手方向の中心部分が膨張しないように拘束している。図4B、6Bに示した状態では、側壁部22a0、22b1はそれぞれ内側面92a、92bに接触し、側壁部22a1、22b0、22c、22dは凹部Bには接触していない。側壁部22a0、22b1がそれぞれ内側面92a、92bに接することにより、ロッド10、膨張機構20には、Z軸周りの−θ軸方向にモーメントが僅かに発生する。また、側壁部22a0が内側面92aに接する底面91からの高さ位置と、側壁部22b1が内側面92bに接する底面91からの高さ位置が異なっている場合には、Y軸方向にも僅かにモーメントが発生する。また、側壁部22a0、22b1がそれぞれ内側面92a、92bに接触することによって、X軸方向にも僅かにモーメントが発生する。センサSは、これらのモーメントを検出できる。
更に膨張機構20内に空気が供給されるとR1、R2の内圧が上昇して外周壁部22が更に膨張する。これにより、側壁部22a0、22b1がそれぞれ内側面92a、92bを押圧して、膨張機構20全体が−θ軸方向に回転する。これにより、ロッド10、膨張機構20には−θ軸方向のモーメントが増大する。また、側壁部22a1、22b0、22c、22dも更に膨張することにより、図5A、7Aに示すように全ての側壁部22a0、22a1、22b0、22b1、22c、22dが凹部Bの内側面に接触する。具体的には、側壁部22a1、22b0、22c、22dは、それぞれ内側面92a、92b、92c、92dに接触する。
更に膨張機構20内に空気が供給されて外周壁部22が膨張すると、側壁部22a0が内側面92aを押圧する力が増大して膨張機構20全体が−θ軸方向に回転し、側壁部22b0も内側面92bを押圧する。同様に、側壁部22a1、22b1もそれぞれ内側面92a、92bを押圧する。外周壁部22が膨張して、側壁部22a0、22b0がそれぞれ内側面92a、92bを押圧する力が略等しくなり、側壁部22a1、22b1がそれぞれ内側面92a、92bを押圧する力が略等しくなるまで、膨張機構20はθ軸方向、X軸周り、Y軸周りに回転する。詳細には、凹部Bに対するθ軸方向、X軸周り、Y軸周りでの膨張機構20のズレが解消されるように膨張機構20が移動する。
同様に、外周壁部22が膨張して、側壁部22a0、22a1が内側面92aを押圧する合計の力と側壁部22b0、22b1が内側面92bを押圧する合計の力とが略等しくなるまで、膨張機構20はX軸方向に移動する。詳細には、膨張機構20の中心が軸BY上に位置するように膨張機構20が移動する。対向した2つの内側面92a、92bから等しい力で膨張機構20が押圧されていることと同じ状態になるからである。また、側壁部22c、22dもそれぞれ内側面92c、92dを押圧する力が等しくなるまで膨張機構20はY軸方向に移動する。詳細には、膨張機構20の中心が軸BX上に位置するように膨張機構20が移動する。対向した2つの内側面92c、92dから等しい力で膨張機構20が押圧されていることと同じ状態になるからである。
このように凹部B内での外周壁部22の膨張により膨張機構20が移動して、図5B、7Bに示すように、軸TX、TY、TZがそれぞれ軸BX、BY、BZに略重なるように膨張機構20が移動する。それ以上膨張機構20内に空気が供給されても、膨張機構20はこの位置から移動しない。以上のようにして、ツールTを凹部Bの中心位置に移動させることができる。詳しくは後述するが、教示制御部TCによりツールTを凹部Bの中心位置に移動させた後に、アームRRに対して指令される組立位置を示す制御データを補正することで、アームRRに部品90の凹部Bに他の部品を挿入する際の正しい位置を教示する。
図8は、空気の供給圧力とそれによって発生するモーメントとの関係を説明するグラフである。縦軸は、膨張機構20内に供給される空気の圧力と発生するモーメントとの大きさを示し、横軸は時間を示している。曲線GMは、モーメントを示し、曲線APは空気の供給圧力を示している。尚、曲線GMは、例えばθ軸方向のモーメントの大きさを示している。膨張機構20内に空気の供給が開始されてから外周壁部22が凹部Bの何れの内側面にも接触する前まで、モーメントは発生しない。外部からの力が膨張機構20には作用していないからである。外周壁部22が凹部Bの内側面に接触すると膨張機構20に力が作用してモーメントが上昇する。モーメントは、外周壁部22の全ての壁部が凹部Bの内側面に当接して膨張機構20の位置が安定するまで上昇する。膨張機構20が凹部B内で停止すると、膨張機構20内への空気の供給圧力を上昇させてもモーメントは略一定となる。このような方法により、教示制御部TCは、X、Y、θ軸方向で発生した全てのモーメントが略一定となった場合に膨張機構20が凹部Bの中心位置で停止したと判断できる。
図9は、ロボットシステムRSが実行する位置教示補正制御の一例を示したフローチャートである。コントローラRCは、予め教示制御部TCに記録された制御データ(教示位置データ)に基づいてアームRRを駆動して、ツールTの先端部を部品90の凹部B内に挿入し、膨張機構20が凹部Bの内側面に触れない位置でツールTを停止させる(ステップS1)。次に、コントローラRCは、凹部Bへの挿入直後のアームRRの位置を初期位置として教示制御部TCに記録させる(ステップS2)。尚、アームRRの位置は、アームRRのモータ等の回転量を検出するセンサ等からの出力値に基づいて算出される。次に、教示制御部TCは、エア供給部ACに指示を出して膨張機構20内への空気の供給を開始する(ステップS3)。これにより、外周壁部22は膨張する。
コントローラRCは、センサSからの出力信号に基づいて、X、Y、θ軸方向で発生した全てのモーメントが安定したか否かを判定する(ステップS4)。否定判定の場合には、コントローラRCは再度ステップS4の処理を実行する。肯定判定の場合、膨張機構20が凹部Bの中心位置に移動したと判断して、教示制御部TCは、安定状態でセンサSの検出値を取得し、X、Y、θ軸方向でモーメントに基づいて上述した初期位置を補正するための補正値を算出する(ステップS5)。
次に、上述したモーメントに基づいて教示制御部TCは、上記補正値に基づいて初期位置を補正した位置を目標位置として記憶する(ステップS6)。図10A〜10Cは、補正値を算出するためのマップである。図10A〜10Cは、それぞれX、Y、θ軸方向での補正値を算出するためのマップである。図10A〜10Cのマップは、実験により規定され予め教示制御部TCに記録されている。
教示制御部TCは、エア供給部ASを停止して外周壁部22を縮小させ(ステップS7)、コントローラRCはアームRRを駆動してツールTを凹部Bから退避させる(ステップS8)。このように、教示制御部TCは、外周壁部22の膨張に伴うアームRRの移動に基づいてアームRRへの教示位置を補正するので、凹部Bの中心位置に対応したアームRRの位置を精度よく検出できる。検出された凹部Bの中心位置に関する情報は、凹部B内に部品を挿入するロボットアームRRにより参照されて部品90への部品の組付けが行われる。
尚、ステップS2でのツールTの初期位置の算出に用いられたアームRR側のセンサからの出力に基づいて膨張機構20の移動量を算出することは困難である。複数のアームRRは、互いに回転可能に連結されており各アーム同士はある程度のがたを有して連結されている。このため、膨張機構20が膨張してもツールTの移動量は微少であるためアームRRのモータは回転せず、アームRR側のセンサでは検出することは困難だからである。
図11A、11B、本実施例とは異なるロボットシステムRSxの説明図である。ロボットシステムRSxのアームRRxの先端にはセンサSxとロボットハンドRHxとが装着されている。ロボットハンドRHxは、部品90の凹部Bに挿入するための部品80を把持している。凹部Bの中心位置を検出するためには、図11Bに示すように部品80の一部を凹部Bに挿入して凹部Bの内側面に接触するように繰り返し往復させ、この際のセンサSxの出力値の変化を参照する。具体的には、部品80をX、Y軸方向にそれぞれ往復させる必要があり時間を要する。また、このような往復はアームRRxの強い力により行われるため、部品80が部品90の内側面に接触した際に部品80又は部品90に衝撃が加わるおそれもある。
本実施例では、凹部B内で膨張機構20を繰り返し往復させる必要がないため短期間で凹部Bの中心位置を検出することができる。また、弾性を有した外周壁部22が凹部Bの内側面に接触することにより、膨張機構20や部品90に衝撃が加わることも抑制される。
また、外周壁部22内に隔壁部25が設けられていることにより、外周壁部22の長手方向にわたって外周壁部22内を2つの膨張室R0、R1に隔てることができる。これにより、側壁部22a0、22a1の間の部分、及び側壁部22b0、22b1の間の部分が拘束されて膨張が抑制される。これにより、外周壁部22の膨張により膨張機構20を容易にθ軸方向に回転させることができる。
上記実施例においては、3つのX、Y、θ軸上での凹部Bの中心位置を検出したが、X、Y、θ軸のうちの少なくとも一つ軸上での凹部Bの中心位置を検出できればよい。例えば、凹部Bの形状によっては、Y軸上での凹部Bの中心位置のみさえ検出できれば、凹部Bへの部品の挿入には問題とならない場合もあり得るからである。この場合、外周壁部22の膨張によって側壁部22c、22dがそれぞれ内側面92c、92dを押圧できればよい。
上記実施例においては、モーメントを検出するセンサSからの出力に応じて、凹部B内での膨張機構20の移動量を算出した。しかしながら、膨張機構20の移動量の算出方法は上記方法に限定されない。即ち、膨張機構20の移動量が算出できればどのような方法であってもよい。例えば。センサSのかわりにひずみゲージを用いてもよいし、変位センサ等を用いてもよいし、カメラの画像により膨張機構20の移動量を算出してもよい。
上記実施例においては教示制御部TCはコントローラRCとは別であるが、コントローラRCに教示制御部の機能を持たせてもよい。
上記実施例においては、膨張機構20の内部へ送る媒体として空気を採用しているがこれに限定されず、例えば液体や粘性を有した流体ものであってもよい。
隔壁部25は設けられていなくてもよい。また、隔壁部25は、必ずしも対向する2つの側壁部の中心に形成されている必要はない。
図12A、12Bは、第1変形例のツールTAの説明図である。図12Bは、図12AのB−B断面図であり、合わせて凹部Bも示している。尚、上述したツールTと類似の部分については類似の符号を用いることにより重複する説明を省略してある。図12Bに示すように、膨張機構20Aの外周壁部22の外側には複数の突部24a0、24a1、24b0、24b1、24c、24dが設けられている。これら突部24a0等は例えば金属製であるが、外周壁部22よりも弾性変形しにくい素材であれば金属製以外であってもよく、例えば剛性が大きいゴム製であってもよい。突部24a0、24a1、24b0、24b1、24c、24dは、それぞれ、側壁部22a0、22a1、22b0、22b1、22c、22dの略中心に設けられている。突部24a0、24a1、24b0、24b1、24c、24dは、前記外周壁部の外側に設けられた突起の一例である。尚、全ての側壁部に突部が設けられている必要はない。少なくとも対向する2つの側壁部に設けられていればよい。
図13A〜14Bは、第1変形例の膨張機構20Aの凹部Bの中心位置への移動の説明図である。図13A〜14Bに示すように、最初に突部24a0が内側面92aに接触する。更に外周壁部22が膨張して、突部24a0が内側面92aを押圧して膨張機構20Aが移動し突部24b0が内側面92bに接触する。その後、突部24a0、24b0がそれぞれ内側面92a、92bを押圧する。同様に、突部24a1、24b1、24c、24dもそれぞれ内側面92a、92b、92c、92dを押圧する。これにより、側壁部22a0、22a1、22b0、22b、22c、22dがそれぞれ凹部Bの内側面に広い面積で面接触することが防止される。これにより、外周壁部22の膨張量に対する凹部B内での膨張機構20の移動量をよりリニアに反映させることができる。
図15Aは、第2変形例のツールの説明図である。凹部BBは、湾曲した内側面92cB、92dBを含む。これに対応するように、第2変形例のツールの膨張機構20Bの外周壁部22Bは、外側に突出して湾曲した側壁部22cB、22dBを含む。凹部BBの形状に対応した外周壁部22Bを採用することにより、凹部BBの中心位置を検出できる。
図15Bは、第3変形例のツールの説明図である。凹部BCの内側面92Cは、略円形である。これに対応するように、第3変形例のツールの膨張機構20Cの外周壁部22Cも略円形である。また、外周壁部22Cの外側には4つの突部24a〜24dが設けられている。突部24a、24bが並んだ方向は、突部24c、24dが並んだ方向に略垂直である。凹部BCの形状に対応した外周壁部22Cを採用することにより、凹部BCの中心位置を検出できる。尚、膨張機構20Cには隔壁部は設けられていない。また、このような円形の凹部BCでは、θ軸方向での移動を検出する必要はない。このためモーメントを検出するセンサは、θ軸方向に発生するモーメントを検出できないものであってもよい。
図16は、第4変形例のツールの説明図である。凹部BDは、多角形状であり、内側面92cD、92b0、92b1、92eを含む。内側面92cDは、内側面92aに垂直であり内側面92dに略平行であり内側面92dよりも長い。内側面92b0は、内側面92cDに略垂直であり内側面92aに略平行であり内側面92aより短い。内側面92eは、内側面92b0に略垂直であり内側面92cDに略並行であり内側面92cDより短い。内側面92b1は、内側面92eに略垂直であり内側面92aに略平行であり内側面92aよりも短い。
第4変形例のツールの膨張機構20Dの外周壁部22Dは、側壁部22c0、22c1、22e、を含む。側壁部22c0は、側壁部22a0に略垂直である、側壁部22c1は、側壁部22c0と略同じ大きさであり、側壁部22c0の延長線上にある。側壁部22b0は側壁部22c1に略垂直であり側壁部22a0と略同じ大きさである。側壁部22eは、側壁部22b0に略垂直であり側壁部22c1と略同じ大きさである。このように、外周壁部22Dは、凹部BDに対応するように形成されている。
また、外周壁部22D内には2つの隔壁部25、26が設けられ、外周壁部22D内を3つの膨張室R0D〜R2Dに隔てている。隔壁部26は、側壁部22cDの略中心と側壁部22eとの端部とに接続している。隔壁部26にも連通孔26aが形成されている。詳細には、隔壁部26は、側壁部22b1と同一直線状に並んでいる。隔壁部25は、側壁部22a0、22a1の間の位置と側壁部22b1の端部とを接続している。詳細には、隔壁部25は、側壁部22eと同一直線状に並んでいる。突部24c0、24c1は、それぞれ側壁部22c0、22c1の略中心位置に設けられている。突部24eは、側壁部22eの略中心位置に設けられている。このように、凹部BDが複雑な形状であっても、凹部BDの形状に対応した外周壁部22Dを採用することにより、凹部BDの中心位置を検出することができる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
RS ロボットシステム(部品搭載装置)
RR ロボットアーム(移動部)
T ツール(位置教示用治具)
AS エア供給部
RC コントローラ
TC 教示制御部
20 膨張機構(膨張部)
22 外周壁部
22a0、22a1、22b0、22b1、22c、22d 側壁部
24a0、24a1、24b0、24b1、24c、24d 突部(突起)
25 隔壁部(接続部)
25a 連通孔(孔)
R0、R1 膨張室(室)
90 部品
B 凹部
91 底面
92a、92b、92c、92d 内側面(内側面)

Claims (14)

  1. 第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、
    前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部と、
    前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせた後に前記膨張部を膨張させる指示を行うとともに、前記膨張部の膨張に伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する補正部と、
    を有する部品搭載装置。
  2. 前記膨張部は、互いに対向する第1及び第2壁部、弾性を有し環状であり前記第1及び第2壁部に挟まれるようにして固定され前記第1及び第2壁部と共に内部空間を画定し前記凹部の内側面に当接し得る外周壁部、を含む、請求項1の部品搭載装置。
  3. 前記外周壁部は、互いに対向する第1及び第2側壁部を含み、
    前記膨張部は、前記第1及び第2側壁部に接続した接続部を含む、請求項2の部品搭載装置。
  4. 前記外周壁部は、前記第1又は第2側壁部よりも短い第3側壁部を含み、
    前記接続部は、前記第1及び第2側壁部に接続している、請求項3の部品搭載装置。
  5. 前記接続部は、前記外周壁部と共に前記膨張部の内部を複数の室に区分けし、前記複数の室間での前記媒体の移動を許容する孔を有した隔壁である、請求項3又は4の部品搭載装置。
  6. 前記外周壁部の外側に設けられた突起を備えている、請求項2乃至5の何れかの部品搭載装置。
  7. 前記駆動部によって駆動され前記膨張部を保持し前記膨張部の内部へ前記媒体を供給するための経路を含む保持部を備えた、請求項1乃至6の何れかの部品搭載装置。
  8. 前記凹部は、前記内側面に連続した底面、を含み、
    前記膨張部は、前記側壁部が前記底面には対向しないように前記凹部に挿入される、請求項1乃至7の何れかの部品搭載装置。
  9. 前記検出部は、前記膨張部の移動により変化するモーメントを検出する、請求項1乃至8の何れかの部品搭載装置。
  10. 第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正装置であって、
    前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせた後に前記膨張部を膨張させる指示を行うとともに、前記膨張部の膨張に伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する補正部を有する、補正装置。
  11. 第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正方法であって、
    前記移動部の前記保持部に前記第1部品に代えて、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に対し、前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせるとともに、前記膨張部を膨張させる指示を行い、
    前記膨張部を膨張させることに伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する、補正方法。
  12. 第1部品を保持する保持部を有し、前記保持部に前記第1部品を保持して移動させる移動部と、前記移動部に対し、所定位置に載置される第2部品に設けられている凹部に、前記保持部に保持している前記第1部品を挿入させるための制御データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記制御データに基づき、前記移動部を制御する制御部とを有する部品搭載装置に於ける、前記制御データの補正処理をコンピュータに実行させる補正プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記移動部の前記保持部に、指示に基づき膨張する膨張部を保持させた状態で、前記制御部に前記制御データに基づく前記移動部の制御を行わせ、
    該制御の後に前記膨張部に膨張する指示を行わせ、
    前記膨張部を膨張させることに伴う前記移動部の移動に基づき、前記制御データを補正する、処理を実行する補正プログラム。
  13. 第1部品を第2部品の凹部に挿入する組立を教示する教示データを補正する位置教示補正方法であって、
    前記第1部品に近似する形状を有し、媒体によって膨張する膨張部を前記凹部内に前記膨張部を挿入し、
    前記膨張部内に前記媒体を供給し、
    前記膨張部の膨張に起因した前記凹部内での前記膨張部にかかる外力を検出し、
    前記検出結果に基づいて、前記教示データを補正する位置教示補正方法。
  14. 第1部品を第2部品の凹部に挿入する組立を教示に用いる位置教示用治具であって、
    前記第1部品に近似する形状を有し、媒体によって膨張する膨張部と、
    前記膨張部の膨張に起因した前記凹部内での前記膨張部にかかる外力を検出する検出部とを備えた位置教示用治具。

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