JPH11120852A - スイッチ押圧装置 - Google Patents

スイッチ押圧装置

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Publication number
JPH11120852A
JPH11120852A JP30370297A JP30370297A JPH11120852A JP H11120852 A JPH11120852 A JP H11120852A JP 30370297 A JP30370297 A JP 30370297A JP 30370297 A JP30370297 A JP 30370297A JP H11120852 A JPH11120852 A JP H11120852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
air
switch
air tube
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30370297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kuriyama
一男 栗山
Hironobu Kurata
博信 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】同一の空気圧縮機より動作力の異なる押しボタ
ンスイッチや、動作力が微小の押ボタンスイッチを押下
するスイッチ押圧機構を提供する。 【解決手段】空気圧縮機に電磁弁を介してエアーチュー
ブ4を接続し、先端にチューブ内径より細いピストン1
の一部分を挿入し、該ピストンの他端を押しボタンスイ
ッチ5に接触させたスイッチ押圧装置であって、ピスト
ンとエアーチューブの隙間から圧縮空気が洩れることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットパネルス
イッチやキーパッドスイッチ等の押しボタンスイッチを
有する操作パネルやキーボードなどのスイッチを自動又
は、遠隔操作で押下するスイッチ押圧装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】押しボタンスイッチを有する操作パネル
やキーボードなどの試験では、人間の手によらず自動化
が計られているが、スイッチ動作ストロークや動作力を
考慮しなければならないのが現状である。動作力の異な
るスイッチを押下するには、吸引力の異なる電磁ソレノ
イドや圧縮空気を使う場合、シリンダー径の異なるエア
ーシリンダーを使用している。最近では非常にストロー
クの小さいフラットパネルスイッチにメンブレシートを
使ったスイッチも製造されているが、電磁ソレノイド、
エアーシリンダーをしようしたものではストローク調整
が困難であった。特に爆発の危険性のある場所では、防
爆タイプのアクチュエータを使用しなければならなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの点において
は、次のような欠点があった。 (1)押しボタンスイッチ動作までのストロークを正確
にもたないとスイッチを押下できなかったり、位置が正
確でないと押圧し過ぎてスイッチを破損させることがあ
った。 (2)電磁ソレノイドやエアーシリンダーでは機構が大
きく、狭いスペースに複数のスイッチを有する操作パネ
ルやキーボードには使用できなかった。
【0004】(3)異なる動作力で作動する複数のスイ
ッチを空気圧で押下するにはシリンダ径の異なるエアー
シリンダが必要であった。 (4)圧縮空気で連続押下する場合、ピストンを押し戻
す機構が必要であり、連続する操作に適さなかった (5)爆発の危険性のある状態の場所では電磁機器の使
用は防爆タイプが必要であり、大きな設備になってしま
う。本発明は上述した点に鑑みて創案されたもので、そ
の目的とするところは、これらの欠点を解決したスイッ
チ押圧装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、 (1)請求項1において、電磁弁の消勢又は付勢によっ
て圧縮空気の作用により動作する一方を押しボタンスイ
ッチに当接するピストンと、このピストンの他方と前記
電磁弁とを接続するエアーチューブからなるスイッチ押
圧装置であって、ピストンの一部分はエアーチューブ4
の内径よりも細く、且つ前記圧縮空気を排出することが
できる隙間をもって緩挿されており、圧縮空気によって
ピストンが押しボタンスイッチを押圧したとき、同時に
エアーチューブとピストンの隙間から圧縮空気が洩れる
ことを特徴としたものである。
【0006】(2)請求項2において、前記押しボタン
スイッチの動作力よりも、重量の軽いピストンとする請
求項1記載のものである。 (3)請求項3において、ピストンがエアーチューブ内
にもぐり込んで前記圧縮空気が排出されないのを防止す
るストッパーをピストンに設けた請求項1記載のもので
ある。
【0007】その作用は、後述する図3に示すごとく、
電磁弁をON動作させることにより空気圧縮機8からの
圧縮空気を送り、エアーチューブ4を介してピストン1
を押圧し、ピストン1の先端がスイッチを押下する。ピ
ストン1がスイッチを押下すると同時にエアーチューブ
4とピストン1の隙間から余分な圧縮空気を排出され
る。電磁弁をOFFするとエアーチューブ4内の圧力は
大気に開放され、該ピストン1はスイッチの跳ね返りで
押し戻され、エアーチュ―ブ4の先端面にストッパー2
が当たりエアーチューブ4の内に入り込むことなく元の
位置で停止する。以下、本発明の一実施例を図面に基づ
いて詳述する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の要部を示す斜視
図、図2(a)は本発明で押圧動作OFF状態を示す断
面図、図2(b)は本発明で押圧動作ON状態を示す断
面図、図3は本発明の具体的な実施例を示す斜視図であ
る。図1および3において、ピストン1は、ポリアセタ
ール等の軽量な材質を用い、下部に例えば弾力ゴム3を
設ける。ピストン1の上部の径をエアーチューブ4内径
より細くして設け、エアーチューブ4の先端に挿入して
おく。そして、エアーチューブ4の他端を空気圧縮機8
に電磁弁を介して接続する。
【0009】押下させるスイッチの数量分を同様に設
け、ピストン1をキーボード又は操作パネル7の押しボ
タンスイッチ5に接触させておく。ここで、押しボタン
スイッチ5には種々なものがあり、例えば皿ばねを有す
るものであったり、ゴムによる弾性材であったりする。
空気を送った場合、ピストン1の受圧部による反力でエ
アーチューブ4に離反する力が働く為、エアーチューブ
4はチューブ押え9に固定させておく。
【0010】上記構造において、電磁弁のバルブ(図示
せず)を開放動作すると、エアーチューブ4の先端に挿
入されたピストン1は空気圧により押しボタンスイッチ
5を押し、スイッチ動作すると同時に圧縮空気はエアー
チューブ4とピストン1の隙間から排出される。電磁弁
を閉じると、エアーチューブ4内の空気はマニホールド
タイプ電磁弁6部分で大気に開放され、押しボタンスイ
ッチ5の反発力でピストン1は押し戻され、元の状態と
なり一連の動作は完了する。
【0011】ピストン1にストッパー部2を設けたの
は、スイッチの反発力が大きい場合や下向き以外で使用
する場合にエアーチューブ4内にピストン1が入り込ん
でしまうのを防ぐためで、エアーチューブ4内に入り込
みがなければ特に必要とするものではない。ストッパー
部2は実施例ではリング状のものであるが、これに限定
されたものではない。爆発の危険性のある状態の場合
は、電磁機器をその環境の中に置くことが出来ない。本
機構によれば、外部にマニホールドタイプ電磁弁6を置
き、エアーチューブ4で押下部に接続することにより安
全性にも充分対応された装置として使用できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 (イ)動作後、圧縮空気は隙間から流出するため、押し
ボタンスイッチに接触させるだけでストローク調整が不
要であり、押しボタンスイッチを破損させることがな
い。 (ロ)ピストン上面の面積を小さくすることにより、ピ
ストンにかかる空気圧を小さくし動作力の微小なフラッ
トスイッチ等を押下できる。 (ハ)押しボタンスイッチ同志が接近していてもエアー
チューブ外径以内のピッチであれば押下でき、狭いスペ
ースに複数のスイッチを有するキーボード又は、操作パ
ネルにも活用が可能である。 (ニ)ピストン上面の面積を変えるだけで容易に押下圧
を変えることができ、同一の空気圧縮機から動作力の異
なる多種のスイッチを押下できるがエアーチューブ内径
及びピストン上面の面積を変えることにより同一の空気
圧縮機でも異なった動作力のスイッチに対応することが
可能である。 (ホ)スイッチ押下後、スイッチの跳ね返りでピストン
が戻されるので押し戻す機構が不要であり、又、連続し
てスイッチを押下することもできる。 (へ)本発明では、ピストンに下部に弾力ゴムを設けた
がその目的とするところはスイッチ面の保護及び衝撃緩
和であり、その必要がなければ特に取付ける必要もな
い。 上述のとおり、従来の電磁ソレノイドやエアーシリンダ
ーを使用していた構成では得られない優れた効果を有す
るスイッチ押圧装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明で押圧動作ON,OFF状態を示す断面
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 ストッパー 3 弾力ゴム 4 エアーチューブ 5 押しボタンスイッチ 6 マニホールドタイプ電磁弁 7 キーボード又は操作パネル 8 空気圧縮機 9 チューブ押え

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁の消勢又は付勢によって圧縮空気
    の作用により動作する一方を押しボタンスイッチに当接
    するピストンと、このピストンの他方と前記電磁弁とを
    接続するエアーチューブからなるスイッチ押圧装置であ
    って、ピストンの一部分はエアーチューブの内径よりも
    細く、且つ前記圧縮空気を排出することができる隙間を
    もって緩挿されており、圧縮空気によってピストンが押
    しボタンスイッチを押圧したとき、同時にエアーチュー
    ブとピストンの隙間から圧縮空気が洩れることを特徴と
    したスイッチ押圧装置。
  2. 【請求項2】 前記押しボタンスイッチの動作力より
    も、重量の軽いピストンとする請求項1記載のスイッチ
    押圧装置。
  3. 【請求項3】 ピストンがエアーチューブ内にもぐり込
    んで前記圧縮空気が排出されないのを防止するストッパ
    ーをピストンに設けた請求項1記載のスイッチ押圧装
    置。
JP30370297A 1997-10-17 1997-10-17 スイッチ押圧装置 Pending JPH11120852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30370297A JPH11120852A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 スイッチ押圧装置

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JP30370297A JPH11120852A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 スイッチ押圧装置

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Publication Number Publication Date
JPH11120852A true JPH11120852A (ja) 1999-04-30

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ID=17924226

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JP30370297A Pending JPH11120852A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 スイッチ押圧装置

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JP (1) JPH11120852A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099682A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技用装置
JP2017099683A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099682A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技用装置
JP2017099683A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ハイライツ・エンタテインメント株式会社 遊技機

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