JPS63196324A - ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置

Info

Publication number
JPS63196324A
JPS63196324A JP2471987A JP2471987A JPS63196324A JP S63196324 A JPS63196324 A JP S63196324A JP 2471987 A JP2471987 A JP 2471987A JP 2471987 A JP2471987 A JP 2471987A JP S63196324 A JPS63196324 A JP S63196324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
axis
guide
arm
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2471987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Moro
俊夫 毛呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2471987A priority Critical patent/JPS63196324A/ja
Publication of JPS63196324A publication Critical patent/JPS63196324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤ放電加工により被加工物のテーパ加工
を行うに際して、ワイヤ電極の上部および下部のワイヤ
ガイドがその傾斜角度に関係なくワイヤ電極の軸線方向
に正対するようにしたワイヤ放電加工装置のテーパ加工
装置に関する。
[従来の技術] ワイヤ放電加工装置にてワイヤ電極を傾は被加工物にテ
ーパ加工を施すことが従来より行われている。第10図
は従来のテーパ加工の態様を示すワイヤ放電加工装置の
概略側面図である。図において、10はベッド、12は
コラム、14はコラム12の上部アーム部13に上下動
可能に支持されたUV軸装置である。このUV軸装置1
4は同図に3軸の直交座標系で示すように、ベッド1゜
上で水平移動するXY軸子テーブル2oX軸テーブル2
1と平行に同方向に移動するU軸テーブル16と、Y軸
テーブル22と平行に同方向に移動するV軸テーブル1
8を有し、それぞれモータおよびエンコーダにより位置
決め制御される。24はV軸テーブル18の下面に取付
けられた上部ワイヤガイド、25はコラム12の下部に
水平に取付けられた下部アームで、その先端には下部ワ
イヤガイド26が上部ワイヤガイド24に対向して取付
けられている。これらの上部および下部ワイヤガイド2
4.26はそれぞれダイヤモンドダイスガイド27.2
8を内部に設けである。ワイヤ電極1はその外径よりわ
ずかに大きな内径(数μm)を有しかつその内径が滑ら
かに仕上げられたダイヤモンドダイスガイド27.28
を通って上方から下方へ送給される。30はワイヤ電極
回収用のキャプスタンローラ、31はピンチローラで、
ワイヤ電極1は下部アーム25内を搬送され回収装置(
図示せず)へ導かれるようになっている。
被加工物2はXY軸子テーブル20Y軸テーブル22上
に設置され所望の形状に加工される。
次に動作について説明する。
通常の加工時にはワイヤ電極1は垂直になっており、そ
のためUV軸装置14は原点に設定されている。したが
って、この状態でXY軸子テーブル20NC装置(図示
せず)により移動させながら被加工物2を加工すれば、
その加工面は被加工物2の上下面に対して直角となり、
いわゆるストレート加工ができる。
次にこの状態からUV軸装置14のU、V軸テーブル1
6.18を所定の座標位置に移動させると、ワイヤ電極
1の軸線は下部ワイヤガイド26のダイヤモンドダイス
ガイド28を支点として図のごとく垂直線32に対して
角度βだけ傾斜することになる。この傾斜角度またはテ
ーパ角度βは相対的に下部ワイヤガイド26のダイヤモ
ンドダイスガイド28を支点として与えられるため、上
部、下部のダイヤモ〉ドダイスガイド27と28の支点
間距離h と、UV軸装置14のU、V軸移動距離(例
えばU )の関係で一義的に決定される。この傾斜角度
βが与えられるとUV軸装置14の移動は停止し、次に
XY軸子テーブル20移動しながら加工することにより
被加工物2の加工面は前記のように設定されたテーパ角
度βを有することになる。さらに、XY軸子テーブル2
0UV軸装置14の各軸を同時2軸〜4軸制御すること
により極めて複雑で多機能の加工が可能となるものであ
る。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来のワイヤ放電加工装置におけるテーパ加
工においては、下部あるいは上部のダイヤモンドダイス
ガイドを支点としてこれと反対側のUV軸あるいはXY
軸を相対的に移動することによりテーパ角度が決定され
ていた。
しかしながら、この場合において上部、下部のダイヤモ
ンドダイスガイドの支点間距離h が小さくなると、U
V軸の移動距離を等しいものとすればワイヤ電極は急激
に曲げられることになり次のような重大な問題点が発生
してくる。
■ テーパ角度βが大きくなると、ワイヤ電極の前記支
点における曲率半径が小さくなるためワイヤ電極の変形
が大きく塑性変形が生じる。
■ 上記の理由により高テンション下ではワイヤ切れが
発生する。
■ また、加工面に立てスジ等が発生し、加工精度、加
工面性状が低下する。
■ ワイヤテンションの分力が大きくなり、ダイヤモン
ドダイスガイドの摩耗が大きくなる(寿命の低下)。
これらの問題点に対応するため現実的な方策としては、
ワイヤテンションの低減あるいはチー、<角度の制限等
で対処している。しかしながら、テーパ加工の用途が単
にプレス金型等のダイス切り等の加工だけでなく、プラ
スチック金型あるいは他の部品加工分野へと広がるにつ
れチー、<角度の実用限界がますます大きく要求されて
いる。
そこで、本発明はこれら従来の問題点を解決しテーパ加
工の適用拡大を計るためになされたもので、ワイヤ電極
およびダイヤモンドダイスガイドに無理な力がかかるこ
となく角度の大きなテーノく加工をも可能にするワイヤ
放電加工装置のテーノ々加工装置を得ることを目的とす
る。
[目的を達成するための手段] 本発明に係るワイヤ放電加工装置のテーパ加工装置は、
従来の上部、下部のワイヤガイドがそれぞれの移動部材
あるいは支持部材に固定的に取付けられていた点を改良
し、上部および下部のワイヤガイドを上下方向に伸縮自
在のリンクを有する平行リンク機構により相互に傾動自
在に連結するとともに、下部ワイヤガイドの支持部材で
ある下部アームを水平軸の周りに回転可能に構成し、さ
らに上部ワイヤガイドを支持するU軸移動部材を下部ア
ーム上にポストを介しで装着された水平の上部アームの
先端に取付けることによって、上部および下部のワイヤ
ガイドをテーパ角度に応じてワイヤ電極の軸線方向に正
対してU、V軸方向に傾動可能に構成したものである。
[作 用] 本発明によるワイヤ放電加工装置のテーパ加工装置では
、上部ワイヤガイドのU軸方向の移動に対しては、上下
方向に伸縮可能な平行リンク機構により上部および下部
ダイヤモンドダイスガイドの各支点を結ぶ軸線はU軸を
含む垂直面内で平行四辺形の一辺を形成するので、上部
および下部ワイヤガイドはワイヤ電極の軸線方向に正対
して傾動する。これによりワイヤ電極に所要のU軸方向
のテーパ角度を与えることができる。
また、V軸方向の移動に対しては、下部アームをして下
部ワイヤガイドを所要角度回転させると、上部アームも
同様に下部アームの軸線を中心として旋回するので、上
部アームのU軸移動部材に支持された上部ワイヤガイド
も同じ角度旋回し、それに伴いリンク機構も半径方向に
旋回するので、上部および下部ワイヤガイドはワイヤ電
極の軸線方向に正対して傾動する。これによりワイヤ電
極に所要のV軸方向のテーパ角度を与えることができる
さらに、U軸および下部アームの回転軸並びにX軸、Y
軸を同時2軸ないし4軸制御することにより複雑で変化
に富む各種のテーパ角度を付与することができる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の実施例を部分断面で示す側面図で、ス
トレート加工の場合を示している。第2図は第1図のA
−A線矢視図で、第3図は第1図のB−B線矢視図であ
る。なお、これらの図において第10図と同一符号は同
一または相当部を示し、説明は省略する。
図に示すように、下部アーム35はベアリング45によ
りコラム12に回転支承されており、下部アーム35の
基端に取付けられた歯車46にコラム12に支持された
モータ47の駆動歯車48が噛合い、これにより下部ア
ーム35を所要角度回転するようになっている。下部ア
ーム35の回転角度は角度検出器49により検出される
。50は下部アーム35のスラストベアリングである。
この下部アーム35の先端には絶縁板44を介して下部
ワイヤガイド36のホルダー39が取付けられている。
下部ワイヤガイド36はホルダー39にピン40にて垂
直軸(Z軸)に対し傾動自在に枢着されている。
下部アーム35の中間部にはポスト51が立設され、上
部アーム52はポスト51に沿って上下動し得るよう装
着されている。すなわち、上部アーム52の基端部ハウ
ジング53はスライドベアリング54を介してポスト5
1の上端部に摺動自在に支承されており、ポスト51の
上端部に取付けられたモータ55のボールネジ56をハ
ウジング53のナツト57に螺合して上部アーム52を
上下動させるようになっている。上部アーム52の位置
検出は角度検出器58により行われる。なお、上部アー
ム52の回り止めのために、ポスト51とハウジング5
3の間にガイド棒61およびガイド筒62による回り止
め機構が設けである。
上部アーム52の先端にはU軸方向に進退可能なU軸移
動部材64がスライドベアリング65を介して設けられ
ており、このU軸移動部材64の先端に絶縁板66を介
して上部ワイヤガイド34のホルダー67が取付けられ
ている。U軸移動部材64はナツト68にボールネジ6
9が螺合しており、このボールネジ69の一端に固定し
た歯車70に上部アーム52上に取付けられたモータ7
2の駆動歯車71を噛み合せることによりU軸方向に移
動し得る。U軸移動部材64の位置検出は角度検出器7
4により行われる。また、U軸移動部材64の回り止め
のためにホルダー67と上部アーム52との間にガイド
棒75とガイド筒76による回り止め機構が設けられて
いる。
上部ワイヤガイド34はそのホルダー67にピン86に
て垂直軸(Z軸)に対し傾動自在に枢着されている。上
部ワイヤガイド34および下部ワイヤガイド36をワイ
ヤ電極1の軸線方向に正対して傾動可能にするために上
下方向に伸縮自在の平行リンク機構80が設けられてい
る。この平行リンク機構80は、基端をピン81にて下
部アーム35上に連結された伸縮自在の垂直リンク82
と、下部ワイヤガイド36および垂直リンク82間をピ
ン83.84にて連結したセラミックス等の絶縁材料か
らなる下部水平リンク85と、上部ワイヤボビン34お
よび垂直リンク82間をピン86.87.88.89に
て連結した上記の下部水平リンクと同様の絶縁材料から
なる2本の平行な上部水平リンク90.91とから構成
されている。上部水平リンク90.91のうち90の方
は上部アーム52に設けられたガイド92に摺動自在に
挿通されている。
また、垂直リンク82は上下摺動自在に密接嵌合する下
部リンク棒82aと、上部リンク棒82bとからなり、
下部リンク棒82aに下部水平リンク85の一端が連結
され、上部リンク棒82bに上部水平リンク90.91
の各一端が連結されている。そして、平行リンク機構8
0の各連結点、すなわち、ピン40,81,83,84
.86゜87.88.89の中心を結ぶ線が平行四辺形
を形成するように配置され、かつ、ピン86.88゜8
3.40の中心を結ぶ垂直線33はワイヤ電極1と平行
になるよう配置される。なお、下部水平リンク85.上
部水平リンク90.91とそれぞれのピン83,84.
86.87,88.89との連結は、第4図、第5図に
示すように、絶縁材料のリンク棒94に螺着されたナッ
クル95を介して行われている。
次に、第4図および第6図は上部ワイヤガイド34の詳
細を示すもので、本体96にワイヤ電極1の導入孔97
を上下方向に穿設し、この導入孔97に案内されるワイ
ヤ電極1は本体96の下部にねじ込まれたキャップ98
内の給電ダイス99および上部ダイヤモンドダイスガイ
ド27を経由して下方の下部ワイヤガイド36に送給さ
れる。
下部ワイヤガイド36の構成も上記した上部ワイヤガイ
ド34の構成とほとんど同様である。
再び第1図を参照して、ワイヤ電極1はワイヤボビン1
00よりワイヤ経路を構成する各々のローラ101を経
由してコラム12上の支持金102と上部ホルダー67
間を連結するプラスチック製の伸縮自在に嵌合するパイ
プ103.104内を通って上部ホルダー67内の導入
孔106に送給されるようになっている。パイプ103
および104のそれぞれ上部ホルダー67および支持金
102との連結はワイヤ電極1が通る穴を中心に有する
自在継手105′により行われている。ワイヤ電極1は
、さらに上部ホルダー67内の導入孔106より上部ワ
イヤガイド34の導入孔97に導入され、前記のように
給電ダイス99および上部ダイヤモンドダイスガイド2
7を経由して垂直に下方の下部ワイヤガイド36に送給
される。引続き下部ワイヤガイド36の通孔107より
下部ホルダー39内の回収孔108と、これに連接され
た絶縁材料のパイプ109を通り回収用ローラ110に
よりベッド10内の回収孔111へと案内される。なお
、112は加工部に加工液を加圧供給するポンプで、配
管113を通じてキャップ98に通液される。キャップ
98内では通液孔114が給電ダイス99の冷却用と加
工部の冷却および加工屑排出用に分岐されている。11
6は加工電源で、そのパルス状の電圧が各フィーダを通
してワイヤ電極1と被加工物2へ供給される。
次に、動作について説明する。第7図、第8図はテーパ
加工を行う場合の動作説明図で、ワイヤ電極1の傾斜角
度θ 、θ は以下のように与えv られる。
まず、U軸方向の傾斜について説明する。U軸つまりU
軸移動部材64が、ワイヤ電極1の軸線が第1図のよう
に垂直状態にある原点からU軸方向へU11I!1移動
した場合、上部ホルダー67と一緒に上部ワイヤガイド
34がU軸方向へ移動するが、それに伴い上部リンク9
0.91をも水平に引張る。したがって、上部リンク9
0.91に連結された垂直リンク82はピン81を回転
中心としてθυ度傾斜させられることになる。この場合
、上部リンク90はガイド92により上下動できないよ
うに案内されているため、その水平移動に伴い垂直リン
ク82が伸長しつつ旋回する。これによりピン86.8
7.89.88の各点で構成される平行四辺形は菱形に
変形し、上部ワイヤガイド34と垂直リンク82は同一
傾斜となる。また、下方のピン8B、84..81.4
0の各点も平行四辺形を構成するため、垂直リンク82
に下部水平リンク85を介して連結された下部ワイヤガ
イド36もピン40の周りに同一角度旋回するので、垂
直リンク82と同一傾斜角θUで傾くことになる。とこ
ろで、ワイヤ電極1の軸線とピン86゜88.83.4
0を通る線33とは同一間隔g。
であるため、上部ワイヤガイド34および下部ワイヤガ
イド36は傾斜角度θUに関係なくワイヤ電極1の軸線
に正対することになり、ワイヤ電極1に対するダイヤモ
ンドダイスガイド27.2’8の相対的な接触角度は変
化しないことになる。また、U軸移動部材64の移動に
より上部ホルダー67の高さが変化しないため、被加工
物2と上部ワイヤガイド34のキャップ98間の間隔は
一定に保たれ、加工部の液圧保持に効果を発揮する。
次に、V軸方向の傾斜について説明する。■軸方向への
移動は下部アーム35をモータ47により駆動歯車48
、歯車46を介して所要角度回転させることにより行う
。第8図に示すように、下部アーム35がワイヤ電極1
の垂直状態の原点より09度回転すると、下部アーム3
5上のポスト51も一緒に旋回するため全体にθV度傾
斜することにより与えられる。ところで、■軸方向への
下部アーム35を中心とした旋回はX軸周りの回転つま
りA軸となり、第9図に示すようにA軸の回転により最
初Z1にあった上部のダイヤモンドダイスガイドの支点
は22点へ移動する。しかし、これでは前述のように被
加工物2に対して一定の高さ位置を保って移動する際に
不都合となる。
そこで、モータ55により上部アーム52を23点へ移
動させる。つまりZ軸方向の移動は旋回角度θVにより
次式に示す関係で上部アーム52の移動を常に制御する
のが好ましい。
すなわち、Z の距離分、θVに応じて出方向に位置決
め制御してやればよい。これによりU軸と同様に、V軸
方向の移動に際しても上部アーム52を一定の高さに保
つことができる。下部ワイヤガイド36のピン40を中
心とした旋回、あるいは下部アーム35の回転によりキ
ャップ98の高さは変化するわけであるがその回転半径
は小さく上部に比べればこれを無視することができる。
また、上方のワイヤ電極1の案内用バイブ103゜10
4はU軸の移動および下部アーム35の回転、それに伴
う上部アーム52の移動に際しても旋回および摺動しな
がら滑らかに追従することができ、ワイヤ電極1を円滑
に案内する。
以上により、ワイヤ電極1の傾斜は上部アーム52に装
着されたU軸移動部材64の移動と下部アーム35の回
転と、さらには上部アーム52の移動とにより、任意の
角度に位置決め制御することができる。また、テーパ加
工は傾斜角度が一定でのみ行われるものではなく、X、
Y軸の移動に伴い、同時3軸あるいは同時4軸で制御さ
れるのが一般的であり、本発明装置はかかる目的に完全
に対応することができる。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、次のような効果を得るこ
とができる。
■ 上部、下部のワイヤガイドはテーパ角度に関係なく
常にワイヤ電極の軸線方向に正対して傾動するのでワイ
ヤ電極に曲げ応力等の無理な力がかかることがなく、ワ
イヤ電極の塑性変形をもたらさない。
■ したがって、高テンション下でもワイヤ切れを発生
させることがない。
■ また、上部、下部のダイヤモンドダイスガイドに対
するワイヤ電極の接触圧を減少できるので、ダイヤモン
ドダイスガイドの寿命を伸ばすことができる。
■ さらに、ワイヤ電極の塑性変形が極めて少ないため
加工面に立てスジ等の傷が付かず、加工面の・精度の向
上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の部分断面を示す側面図で、ス
トレート加工の場合を示す。第2図は第1図のA−A線
矢視図、第3図は第1図のB−B線矢視図、第4図は上
部ワイヤガイドの縦断面図、第5図は第4図のC−C線
における断面図、第6図は上部ワイヤガイドの詳細図、
第7図はテーパ加工の場合を示す動作説明図、第8図は
第7図のD−D線矢視図、第9図は上部アームの動作説
明図、第10図は従来例の概略を示す側面図である。 1・・・ワイヤ電極 2・・・被加工物 12・・・コラム 34・・・上部ワイヤガイド 35・・・下部アーム 36・・・下部ワイヤガイド 51・・・ポスト 52・・・上部アーム 64・・・U軸移動部材 80・・・平行リンク機構 82・・・垂直リンク 85・・・下部水平リンク 90・・・上部水平リンク 91・・・上部水平リンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工物に対しワイヤ電極を微小間隙を介して対向させ
    て放電エネルギにより被加工物を切断加工する放電加工
    装置において、前記ワイヤ電極の上部および下部のワイ
    ヤガイドと、該下部ワイヤガイドを垂直軸に対し傾動自
    在に枢支しかつコラムに水平軸の周りに回転可能に支承
    された下部アームと、該下部アーム上に立設されたポス
    トと、該ポストに水平に装着された上部アームと、前記
    上部ワイヤガイドを垂直軸に対し傾動自在に枢支しかつ
    前記上部アームに水平方向に移動可能に装着された移動
    部材と、前記上部および下部のワイヤガイドに連結され
    た平行リンク機構とを備え、前記平行リンク機構の垂直
    リンクが伸縮自在に構成されかつその基端が前記下部ア
    ームに枢支されており、上部水平リンクが水平方向に案
    内されるように構成されていることを特徴とするワイヤ
    放電加工装置のテーパ加工装置。
JP2471987A 1987-02-06 1987-02-06 ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置 Pending JPS63196324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2471987A JPS63196324A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2471987A JPS63196324A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63196324A true JPS63196324A (ja) 1988-08-15

Family

ID=12145969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2471987A Pending JPS63196324A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63196324A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7211762B2 (en) * 2004-11-15 2007-05-01 Fanuc Ltd Wire electric discharge machine and wire electric discharge machining method
JP2021194743A (ja) * 2020-06-16 2021-12-27 株式会社ソディック ワイヤ放電加工装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7211762B2 (en) * 2004-11-15 2007-05-01 Fanuc Ltd Wire electric discharge machine and wire electric discharge machining method
JP2021194743A (ja) * 2020-06-16 2021-12-27 株式会社ソディック ワイヤ放電加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021164383A1 (zh) 一种随动摆头式大锥度线切割装置
JPS6336888B2 (ja)
US5824985A (en) Apparatus for tiltably guiding electrodes in electro erosion machine
JPS61297019A (ja) ワイヤカツト放電加工機
JPS63196324A (ja) ワイヤ放電加工装置のテ−パ加工装置
JPS5856734A (ja) 放電加工装置
US4460816A (en) Apparatus for orienting the wire electrode support and guide member and the machining fluid nozzle of a travelling wire EDM apparatus
US4453070A (en) Apparatus for orienting the wire electrode support and guide member and the machining fluid nozzle of a travelling wire EDM apparatus
JP2005279902A (ja) 研磨加工装置及び研磨加工方法
CN218313049U (zh) 一种工件加工夹持装置
JP2646377B2 (ja) ワイヤカット放電加工用手動z軸位置検出装置
JP2002001657A (ja) 微細形状加工用elid研削装置
JPS60127923A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPS61117018A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JP2001038531A (ja) 細穴放電加工装置
JPH06190636A (ja) 放電加工装置及び方法
US3468072A (en) Arrangement for high precision cylindrical or plane grinding
CN216730701U (zh) 一种智能化数控加工用稳定性夹具
CN220782983U (zh) 一种车削夹具
JPS61168426A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
CN216096971U (zh) 激光焊接定位ccd相机的固定调节装置
CN214184979U (zh) 一种辅助支撑轮机构
JPS60161030A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPH0466647B2 (ja)
JPS61168424A (ja) ワイヤカツト放電加工装置