JPS63195703A - 自動プログラム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動プログラム装置に係秒、特に、レーザ切断
機、ガス切断機等の切断機用ＮＣプログラムを切断形状
の図面から自動的に作成する装置に関する。

〈従来の技術〉 ＮＣ制御の切断機例えばレーザ切断機を用いて目的とす
る被加工物を切断する場合、被加工物の切断形状に応じ
たＮＣプログラムを作成する必要がある。

従来、この種のＮＣプログラムを作成する方法として、
下記２つの方法（１）、　（２）がある。

（１）加工図面から、直線２円２円弧等の切断形状を構
成する要素のＮＣプログラムに必要な座標値を人間が計
算し、座ａｌｌｌ値に基づいてＮＣプログラムを作成す
る。

（２）先の座標値の計算を、コンビ二一夕のＣＲ７画面
上で各切断形状の要素毎に人間が対話しながらコンピュ
ータに実行させ、ＮＣプログラムを作成する。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の従来方法では、いずれの場合も、各切断形状の要
素毎に人間が介在して座標値を計算することになるため
、ＮＣプログラムの作成に時間がかかるという問題があ
る。

更に、計算に介在する人間の知識レベルが成る程度要求
されろため、ＮＣプログラムを作成可能な人間が限られ
るという問題がある。

本発明は上述した問題点を解消する自動プログラム装置
を提供する。

く問題点を解決するための手段〉 本発明による自動プログラム装置は、線種を色分けし、
形状構成要素の寸法を寸法線と文字で表示し、材質及び
板厚を文字で表示してなる切断図形を書いた図面と、こ
の図面を影像するカラーＴＶカメラと、カラーＴＶカメ
ラから得られるカラー映像信号を画素毎にデジタルデー
タ化して記憶する画像メモリーと、画像メモリーに書き
込まれたデータから線種の区分及び寸法の解読を行って
切断形状を決定し、且つ、材質及び板厚の解読を行って
切断条件を決定し、これら切断形状及び切断条件からＮ
Ｃプログラムを作成する画像処理装置とを具備するもの
である。

く作　　　用〉 ２次元の切断形状Ｊ？ＮＣ制御装置に自動的に認識させ
るため、ＴＶカメラで図面を撮偉し、映像信号を画像処
理してＮＣプログラムに変換する。この場合、図面情報
を解読して切断形状及び切断条件を決定し易いように、
加工すべき図形の図面化の方法を予め規定しておく。こ
のようにしておくと、図面をＴＶカメラで撮像して記憶
装置に取り込み、記憶装置の内容から画像処理を行う場
合、図面化の際の規定に従って円２円弧及び直線等の形
状構成要素の集合に簡単に分解でき、これらから最終的
なＮＣプログラムに変換することができる。

く実　施　例〉 第１図及び第２図に示す一実施例に基づいて本発明を説
明する。

第１図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第２
図は形状図面の一例を示す正面図である。

まず、形状図面１を用意する。この形状図面１は第２図
に例示するように、予め規定された書き方に従って図面
情報を書いたものである。例えば、形状を構成する要素
を直線。

円２円弧に限定し、更に、下記（Ｉ）、（［０，＠のよ
うに、線種の区分、寸法線の記入方法、材質及び板厚の
表示方法といった書き方を規定している。

（１１！種の区分：　＊＊＊は色によって区分する。

例えば、 （ｉ）　　赤・・・切断線 （ｉｉ）　　青・・・補助線 （ｉｉｌ　　黒・・・寸法線、文字も黒■　寸法線の記
入方法； （ｉ）　　直線・・・始点及び終点のＸ軸及びＹ軸から
の寸法を、寸法線と文字 によって表示する。但し、前 後の要素との接続関係により 計算の上決定可能なものの寸 法は記入不要とする。

（１１）円　・・・＠　円の中心のＸ軸及びＹ軸からの
寸法を、寸法線と文 字で表示する。

■　円の半径を規定の書き方 で寸法線と文字で表示する。

Ｇｉ）　　円弧・・・０　円弧の中心を同上（ｉｉ）　
＠のように表示する。

■　円弧の始点及び終点のＸ 軸、Ｙ軸からの寸法を、寸 法線と文字により表示する。

■　円弧の半径を同上（ｉｉｌ［Ｆ］のように表示する
。

但し、前後の要素関係に より円弧の半径のみ規定す れば他の諸元が定まる場合 は円弧の半径のみ規定する。

圓　材質及び板厚の表示：材質、板厚を図面１上の規定
された位置に文字で゛表示する。

リ上の規定に従って書かれた形状図面１をカラーＴＶカ
メラ２にて撮像して読み取り、映像の電気信号に凌換す
る。カラーＴＶカメ２としては通常の２次元方式カラー
ＴＶカメラ、又は１次元のラインセンサーを機械的に動
作させ２次元の映像信号を得る装置等が使用できる。な
お、後者の１次元ラインセンサを用いた装置の方が一般
に分解能が高い。

次に、この映像信号はビデオ信号増巾部３にて増巾され
、画像メモリー４に順次画素単位に記憶される。この際
画像メモリー４にはデジタル処理により各画素毎に色の
種類と、ｚ値化レベル信号（何か書かれているか否かの
区分のため）とがデータとして記憶される。

次に、この画像メモリー４に書き込まれたデータを画像
処理装置５に入力゛し、ここで最初に規定された図面の
書き方に従って線種の区分及び寸法線の解読を行い、切
断形状を決定する。この結果は、本実施例ではＣＲＴ表
示装置７に表示して作業者が確認できるとともに、必要
に応じてキーボード６を使用して修正することができる
ようにしである。

更に画像処理装置５は規定の位置に書かれた材質及び板
厚さを解読することにより、画像処理装置５の中にデー
タとして予め蓄えられている各種切断条件（出力、パル
ス周波数。

送り速度等）から対応するものを自動的に選択する。

以上の結果、決定された切断形状及び切断条件より画像
処理装置５は、例えばレーザ切断機９を動作させるため
のＮＣプログラムを、ＮＣ制御装置８に規定されたフォ
ーマットで作成し、これをＮＣ制御装置８へ送出する。

ＮＣ制御装置８は上述の如く作成したＮＣプログラムに
従い、レーザ切断機９あるいはガス切断機等を動作させ
る。

〈発明の効果〉 本発明によれば、切断形状を規定の方法で図面化し、こ
の図面をＴＶカメラを用いて読み取り、そのデータを画
像メモリーに取り込んで、その記憶内容を図面化の規定
に従って形状構成要素の集合に分解し、切断条件を含め
て最終的なＮＣプログラムに変換する。

従ってＮＣプログラムを、その切断形状図面のみを規定
の書き方に従って用意するだけで自動的に作成すること
ができるため、短時間にＮＣプログラムが作成でき、し
かも人間のインプットミスが少なくなり正確なＮＣプロ
グラムが作成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第２
図は切断形状を規定する図面の例を示す正面図である。 図面中、１は切断形状図面、２はカラーＴＶカメラ、３
はビデオ信号増巾部、４は画像メモリー、５は画像処理
装置、６はキーボード、７はＣＲＴ表示装置、８はＮＣ
制御装置、９はレーザ切断機である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 線種を色分けし、形状構成要素の寸法を寸法線と文字で
   表示し、材質及び板厚を文字で表示してなる切断図形を
   書いた図面と、この図面を影像するカラーＴＶカメラと
   、カラーＴＶカメラから得られるカラー映像信号を画素
   毎にデジタルデータ化して記憶する画像メモリーと、画
   像メモリーに書き込まれたデータから線種の区分及び寸
   法の解読を行って切断形状を決定し、且つ、材質及び板
   厚の解読を行って切断条件を決定し、これら切断形状及
   び切断条件からＮＣプログラムを作成する画像処理装置
   とを具備する自動プログラム装置。