JPS63195688A - 静電式表示素子 - Google Patents

静電式表示素子

Info

Publication number
JPS63195688A
JPS63195688A JP2916587A JP2916587A JPS63195688A JP S63195688 A JPS63195688 A JP S63195688A JP 2916587 A JP2916587 A JP 2916587A JP 2916587 A JP2916587 A JP 2916587A JP S63195688 A JPS63195688 A JP S63195688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable electrode
film
fixed
electrode film
fixed electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2916587A
Other languages
English (en)
Inventor
萩原 敬介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIWA SHINKU KOGYOSHO KK
Original Assignee
DAIWA SHINKU KOGYOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIWA SHINKU KOGYOSHO KK filed Critical DAIWA SHINKU KOGYOSHO KK
Priority to JP2916587A priority Critical patent/JPS63195688A/ja
Publication of JPS63195688A publication Critical patent/JPS63195688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は静電式表示素子を多数個配設した静電式表示装
置に関するものであり、さらに詳しくは、この静電式表
示素子を構成する一対の固定電極板の形状に関するもの
である。
(従来技術およびその問題点) 静電式表示素子の従来の構造を第4図の斜視図並びに第
5図の第4図m−m断面図とともに説明する。
固定電極板1並びに2は金属板よりなり、互いに対向し
て設置され、各々の固定部11.21から上方に向かっ
て正円弧の曲線で互いに漸次近接して最近接部121.
221を形成した後、漸次離隔して先端部13.23に
至る湾曲部12.22を有し、かつ、その対向面には絶
縁性色彩膜15.25が先端部から下方に固定部11.
21近傍まで塗布されている。また固定部11.21の
下方には金属が露出したリード端子14.24が設けら
れている。前記固定電極板1.2間に有る可動電極フィ
ルム3は、柔軟な弾性フィルム31の両面全体に金属膜
電極32.33を有し、鏡面化されている。この可動電
極フィルム3の下方部34は、金属板よりなり下方がリ
ード端子化50されているフィルムホルダ5に導電性接
着剤あるいは導電性塗料7により導通接着され、かつ絶
縁体よりなるスペーサ41.42と、その外側に有る固
定電極板1.2の固定部11.21に挾持され、ビス7
1.72で固定することにより、2個の固定電極板並び
に可動電極フィルムが各々独立固定される。
これらリード端子14.24.50に所定の電圧を印加
すると、可動電極フィルム3がいずれかの固定電極板に
吸引され、吸引されない側の固定電極板に塗装されてい
る色彩が表示される。この表示を矢印Hで示す開口部側
から見ることにより、表示状態を認識する。すなわち可
動電極フィルム3はシャッターと、吸引されない側の色
彩を反射させる役割を有している。上記表示を行う具体
的な電気回路図を第6図、第7図とともに説明する。第
6図に示すようにスイッチSを固定電極板2側に接続す
ると固定電極板2の色彩25が表示され、逆に第7図に
示すようにスイッチSを固定電極板1側に接続すると固
定電極板1上の色彩15が表示される。(フィルムホル
ダ、スペーサ省略)次に、この静電式表示素子の表示を
視認できうる角度(以下視認角度という)について説明
する。第7図に示すように、一方の固定電極板2に吸引
された可動電極フィルム3は正円弧の側方には吸引され
ているが、可動電極フィルム3の先端が、固定電極板2
の先端部に吸引されていることにより、正円弧上部では
可動電極フィルム3は固定電極板2から部分的に離れ、
直線的に固定電極板2の先端部に至っている。この発明
でいう視認角度とは、このように可動電極フィルムが一
方の固定電極板に吸引された時、固定電極板の最近接点
を通る接線に対して、可動電極フィルム非吸引側にいて
、この吸引された可動電極フィルムの反射色彩(他方の
固定電極板上の色彩が可動電極フィルムに反射された色
彩)を視認できうる範囲であり、この範囲を、吸引され
直線的に傾いた可動電極フィルムに対する垂線と、上記
固定電極板の最近接点を通る接線(尚、下記の座標系の
説明では、説明の簡単化の為、この垂線を座標軸として
いない。)とがなす角度の2倍の角度で表している。2
倍の角度となるのは、可動電極フィルムが他方の固定電
極板に吸引された時、可動電極フィルム非吸引側から視
認できうる角度も含むからである。
上記第7図の場合の各部分をx−y座標系で表すと、第
8図に示すように表わせる。第8図において上記可動電
極フィルムが固定電極板から離れる点を接点A(x−y
座標系の原点とする)8両固定電極板の最近接点をB、
固定電極板の円弧の中心点をO1可動電極フィルムの固
定電極板の先端部への吸引点をX2円弧と先端部の交点
をY(但し、このYは後述の線分XC上にある)、Aを
通る水平線(X軸)に対するXからの垂線とこのX軸と
の交点をC,Aを通りX軸に対する垂線(X軸)を半線
分AC,線分AX上の上方の任意の点Eから垂直に伸び
る半線分EFと半線分AGとの交点をDとすると、 XAC=  EDA=  GDF=θ と表せる。上記した視認角度とは、この GDFと、可
動電極フィルムが他方の固定電極板に吸引されたときに
できるGDF相当分との和(2θ)を示している。
そして、この第8図の場合、半線分EFより上部で、線
分AX(可動電極フィルムの一部)に反射する対向する
固定電極板上の色彩を視認できる(言い換えればθの値
が一定の場合、 FEXが最大90°未満で第7図にお
ける左側からの色彩を視認できうる範囲である)。この
正円弧の曲率半径を大きくするとθの値は大きくなるの
で、従来においては、このθの値を大きくする、即ち曲
率半径を大きくすることにより、視認角度(2θ)を大
きくしていた。
しかしながら曲率半径を大きくすると、線分AXの長さ
が極端に大きくなり、線分AXにに凹状のしなりが発生
し、対向する固定電極板の色彩を一部反射しなくなるこ
とがある。例えば、第8図において視認角度(2θ)を
120°に設定して静電式表示素子を設計した場合、湾
曲部を半径BO=51の正円弧にすれば、弧A B −
2,6mmとなるのに対し、線分A X = 8.66
mmと3倍以上の長さになっている。このような場合、
可動電極フイルム自体が静電式表示素子の駆動をスムー
ズにするよう柔軟にしであるので、凹状のしなりが生じ
る。
そして、この凹状のしなり部分に対向する固定電極板上
の色彩を反射させず、表示に明瞭さを欠くという欠点が
発生し、表示器としての性能を著しく害していた。また
上記線分AXに凹状のしなりを生じさせない程度の寸法
(この寸法の限界は上記した様に弧ABとの寸法比、材
質等による)に設定すると、視認角度が小さくなり、前
記した最近接点を通る接線から大なる角度で表示器を見
た場合、表示内容が視認できない場合があった。たとえ
ば、弧ABと線分AXの寸法比を1対1とし、湾曲部を
前記視認角度120°の場合と同じ、半径5mmの正円
弧にすれば、視認角度は82°と非常に小さくなってし
まう。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、可動電極フ
ィルムが凹状にしなることによる表示の不明瞭さを解消
し、表示を鮮明にするとともに、視認角度を拡大し、表
示器としての品質を大幅に向上させることを目的とする
ものである。
(発明の構成) 本発明による静電式表示素子は、互いに対向して設置さ
れ対向面に絶縁性色彩膜を有する一対の固定電極板と、
これら固定電極板間にあり柔軟な弾性フィルムの両面に
金属薄膜電極を有し鏡面化された可動電極フィルムと、
この可動電極フィルムの下端部両面を挾持しかつ電気的
接続を行うフィルムホルダと、各電極に電圧を印加する
リード端子とを有し、前記一対の固定電極板は下から順
に互いに対向する固定部と、最近接部と、曲率半径が漸
次減少する湾曲部と、略平行な先端部を有していること
を特徴とするものである。
(発明の実施例) 本発明による実施例を図面とともに説明する。
尚、従来例と同じ構造部分については同番号を付して説
明する。
第1図は静電式表示素子の斜視図、第2図の第1図/−
/断面図である。
固定電極板1並びに2は金属板よりなり、互いに対向し
て設置され、下より順に各々平行に対向する固定部11
.21、固定部上端から垂直に内側に向った最近接部1
61,261 、最近接部から楕円弧の短軸近傍から長
軸近傍に向かう部分の曲率(すなわち曲率半径が漸次減
少する)でもって離隔する湾曲部16.26 、湾曲部
上端から略平行な先端部13.23を有し、かつその対
向面には2色の絶縁性色彩膜15.25が先端部から下
方に固定部11.21近傍まで塗布されている。また固
定部11.21の下方には金属が露出したリード端子1
4.24が設けられている。前記固定電極板1.2間に
有る可動電極フィルム3は柔軟で薄い弾性フィルム31
 (例えばポリカーボネイト)の両面全体に金属薄膜電
極32.33を有し、鏡面化されている。この可動電極
フィルム3の下方端34は2個の導電性ゴム(導電性エ
ラストマの一種)51.52により挾持されるが、可動
電極フィルムの下端を導電性ゴム51.52の下端から
 1.5mm〜2.5mm引き、上げておく。これによ
りこれら導電性ゴム51.52は可動電極フィルム3の
下方で密着しているので相互の導通が得られ、可動電極
フィルム両面に導通が得られる。そして導電性ゴム51
の可動電極フィルム3の挟持面と反対面にリード端子板
6を密着させ、その外側をスペーサ41.42で挟持し
、さらにその外側を固定電極板l、2の固定部11.2
1で挾持し、ビス71.72で固定することにより、2
つの固定電極板並びに可動電極フィルムが各々独立固定
される。
次に従来例に示したのと同じように、上記各部分をx−
y座標系で表すと、第3図のように表せる。各点の記号
は第8図の従来例の記号にダッシュをつけて表している
。この図より明らかなように、湾曲部が楕円弧である為
、弧ABに対する線分AXの寸法比はかなり小さくなっ
ている。例えば、従来例と同じく視認角度を120°に
設定して静電式表示素子を設計した場合、Y O= 1
2mm、 BO=51の楕円弧にすれば、弧ABは9.
9mmになるのに対し、線分AXは6.18mn+と非
常に短くなり、しなり等の発生は激減する。また上記し
た楕円形の固定電極板で、弧ABと線分AXの寸法比を
従来例と同じく1対1にした場合、得られる視認角度は
約140°と極めて良好な視認角度を得ている。これら
寸法は表示素子の大きさ、奥行きの大きさ、可動電極フ
ィルムのAX間の距N(しなりの発生の許容値)等を勘
案して決定すればよい。
尚、上記実施例では、湾曲部を楕円弧(短軸近傍から長
軸近傍に向かう部分)としたが、下から上方に曲率半径
が漸次減少する構造であれば、同じ作用効果が実現でき
る。
(発明の作用並びに効果) 本発明によれば、一対の固定電極板の湾曲部を、楕円弧
の短軸近傍から長軸近傍に向かう部分等のように、曲率
半径が漸次減少する構造としたので、吸引された可動電
極フィルムの線分AXに相当する寸法に対する弧ABに
相当する寸法の比がかなり小さくなるので(上記実施例
では寸法比1以下になっている)、実質上線分AXに相
当する寸法が短くなり、凹状のしなりが発生しにくく、
よって表示の明瞭さが向上し、表示器の性能が著しく向
上した。
また吸引された可動電極フィルムの傾きが小さくなるの
で、視認角度が従来例に比べて大幅に向上した。
さらに、可動電極フィルムのABに相当する寸法(固定
電極板に主として静電吸引力が働く部分)が大きくとれ
(すなわち面積が広くとれる)、かつこのABに相当す
る部分は固定電極板に近接している割合が多いので、可
動電極フィルムの吸引動作の信頼性も大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を示す図、第3図は本
発明の実施例をx−y座標系で表した図、第4図、第5
図は従来例を示す図、第6図、第7図は動作原理を示す
図、第8図は従来例をX−y座標系で表した図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに対向して設置された対向面に絶縁性色彩膜を有す
    る一対の固定電極板と、これら固定電極間にあって柔軟
    な弾性フィルムの両面に金属薄膜電極を有し鏡面化され
    た可動電極フィルムと、この可動電極フィルムの下端部
    両面を挾持し、かつ電気的接続を行うフィルムホルダと
    、各電極に電圧を印加するリード端子とを有する静電式
    表示素子において、前記一対の固定電極板は、下から順
    に互いに対向する固定部と、最近接部と、曲率半径が漸
    次減少することにより離隔する湾曲部と、略平行な先端
    部を有していることを特徴とする静電式表示素子。
JP2916587A 1987-02-09 1987-02-09 静電式表示素子 Pending JPS63195688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916587A JPS63195688A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 静電式表示素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916587A JPS63195688A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 静電式表示素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63195688A true JPS63195688A (ja) 1988-08-12

Family

ID=12268634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2916587A Pending JPS63195688A (ja) 1987-02-09 1987-02-09 静電式表示素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63195688A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6335092U (ja)
US4878738A (en) Electro-optical device
US4492892A (en) Piezoelectric resonator device supported by anisotropic rubber conductor
JPS63195688A (ja) 静電式表示素子
WO2019233154A1 (zh) 触控辅助装置、保护壳体、触摸屏以及移动终端
JPH0454523A (ja) タッチパネル
JP2002287884A (ja) タッチパネル
JPH0514306Y2 (ja)
JPS59188726A (ja) 透明シ−ト状画像入力素子
JP2647275B2 (ja) 座標入力装置
KR200236087Y1 (ko) 터치 패널 장치
JP3486530B2 (ja) 液晶装置
JPH0350574Y2 (ja)
JP3486531B2 (ja) 液晶装置
JP2630099B2 (ja) 透明フラットスイッチ
JPS62195820A (ja) タツチパネル入力スイツチ
JPS5842863U (ja) 静電式表示装置
KR200259172Y1 (ko) 좌표 입력 장치
JPS59103233A (ja) 透明形タツチ入力装置
JPH028262Y2 (ja)
TW440697B (en) Socket for inspecting electrical component
JPH0474211A (ja) ペン入力装置のタッチパネル
JPS62147520A (ja) 入力装置
JPS58197616A (ja) 透明フイルムスイツチ
JPH0720623U (ja) 座標入力装置