JPS63194473A - デジタル色変換処理装置 - Google Patents

デジタル色変換処理装置

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JPS63194473A
JPS63194473A JP2788287A JP2788287A JPS63194473A JP S63194473 A JPS63194473 A JP S63194473A JP 2788287 A JP2788287 A JP 2788287A JP 2788287 A JP2788287 A JP 2788287A JP S63194473 A JPS63194473 A JP S63194473A
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JP
Japan
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color
signal
conversion
image
signals
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JP2788287A
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English (en)
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Hiromi Okubo
宏美 大久保
Kazuo Murai
村井 和夫
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野1 本発明は、デジタル電気信号を処理して色変換を行なう
デジタル色変換処理装置に関し、例えばデジタルカラー
複写機、カラー画像処理装置等々で利用される。
[従来の技術] 、例えばカラー画像のコピーを作成する場合に、原稿画
像の一部の色を別の色に変更したコピーが欲しいことが
ある。
この種の色の異なるコピー画像を得る処理は、従来より
、高価なグラフィックワークステーションを用い次のよ
うにして行なっている。即ち、まず最初に原稿画像をイ
メージスキャナによって読み取り、読み取った画像のデ
ータを大容量の画像メモリに読み込み、次に画像メモリ
の一部もしくは全体のデータをブラウン管表示装置に表
示する。
オペレータはブラウン管表示装置に表示された画像の特
定の領域をカーソルで指定し、変更後の色を指定する。
画像処理装置は、カーソルで指定された領域のデータを
、オペレータが指定した色に変更し、変更されたデータ
をブラウン管上に更新表示する。オペレータは、希望す
る色に修正された画像がブラウン管上に表示されるまで
、上記領域の指定と色の指定を繰り返し、それが終了し
たら、修正の終了した画像データをカラープロッタ等に
出力して、コピー画像を作成する。
しかしながら、この種の方法では、オペレータの操作が
複雑で処理に時間がかかるし、処理装置は大容量の画像
メモリと高解像度のカラーブラウン管表示装置を必要と
するので、高価になるのは避けられない。
アナログ式のカラー複写機においては、従来より、色分
解フィルタの色の組合せ及び現像器のトナー色の組合せ
を切換えることにより、原稿像と異なる色のコピー像を
得ることが提案されている(特開昭52−55542号
公報)。これによれば、原稿像とコピー像の色を変える
ことができる。しかし、光学フィルタ板の色の組合せを
切換える必要があるので、機械的に構造が複雑になるの
は避けられないし、1枚のコピーを得るためには多数回
のコピープロセスを繰り返す必要があるので、コピー処
理に時間がかかる。
[発明の目的] 本発明は、簡単な操作で画像中の希望する色だけを希望
する色に変換しうるデジタル色変換処理装置を安価に提
供すること、及びリアルタイム処理を行ない画像メモリ
が不要なデジタル色変換処理装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] 上記目的を達成するため1本発明においては、例えばR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のような基
本色に色分解されて入力される複数の入力画像信号の互
いのレベルの大小関係を識別することによって、それら
の入力画像信号′の組合せで構成される入力色を識53
11する。そして、前記識別結果がオペレータによって
予め指定された変換元の色と一致すると認められた場合
に、信号選択手段を制御して、複数の入力画像信号の各
基本色と、画像出力手段(例えばカラープロッタ)の複
数の信号入力端子の各々に対応付けられた各基本色との
対応を切換え、変換元の色の信号入力端子に変換先の色
の信号を印加する。
ここで、R,G、Bの3原色に色分解され3組の時系列
の信号として入力される画像信号を扱う場合を考える。
単純に考えれば、原稿画像上の赤い部分を緑に変えたい
場合には、出力端子のGに入力端子のRの信号を印加す
ればよい。ところが、原稿画像には、一般に赤+9+青
の3原色の他にそれらの合成色の画像が含まれている。
従って、前記のように出力端子のGに入力端子の只の信
号を印加する場合、R+G、R+B、R+G+Bで表現
される色も、それぞれG、G十B及びG+Bの合成色に
変化する。ところが、R+G、R+B及びR+G+Bの
ような合成色は、オペレータには赤に見えないこともあ
る。つまり、単純にRlG、B信号の組合せを入力と出
力とで切換えるだけでは、オペレータが希望しない部分
の画像まで、出力の色が変化してしまう。また、変換後
の色も指定した色と一致しない部分がある。
ところが、本発明によれば、複数の入力画像信号の互い
のレベルの大小関係を識別することによって、その時の
信号で表現される色を識別し、更にその識別結果と指定
色とが一致するかどうかをチェックするので、色の変換
が行なわれるのは、オペレータが指定した色とみなせる
部分の画像に限られる。
後述する本発明の好ましい実施例においては5色変換を
行なう場合、変換先の色の出力端子に変換元の色の入力
画像信号を印加すると同時に、変換元の色の出力端子に
変換先の色の入力画像信号を印加する。つまり、変換元
の信号と変換先の信号とを相互に交換する。
例えば、赤を青に変換する場合に、8色の出力端子にR
色の信号を印加し、R色の出力端子を例えば零レベルに
設定すると、出力画像の色は、原色のB色に極めて近く
なる。つまり、原稿に中間色が含まれる場合でも1色変
換を行なうと、得られる画像は原色に近い不自然な画像
になり易い。ところが、B色の出力端子にR色の信号を
印加し、R色の出力端子にB色の信号を印加すると、入
力画像が中間色である場合には、出力画像も中間色にな
るので、色変換を行なう場合でも、自然な色彩が再現さ
れる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第2図に、本発明を実施する一形式のデジタルカラー複
写機の機構部の構成要素を示す。第2図を参照すると、
この複写機は、原稿像を読取るイメージスキャナとその
下に配置されたプロッタでなっている。プロッタには操
作ボード300が備わっている。
原稿Iはプラテン(コンタク1〜ガラス)2の上に置か
れ、原稿照明用蛍光灯31T32により照明され、その
反射光が移動可能な第1ミラー41゜第2ミラー42お
よび第3ミラー43で反射され。
結像レンズ5を経て、ダイクロイックプリズム6に入り
、ここで3つの波長の光、レッド(R)。
グリーンCG)およびブルー(13)に分光される。
分光された光は固体撮像素子であるCCD7r。
7じおよび7bにそれぞれ入射する。すなわち、レッド
光はCCD 7 rに、グリーン光はCOD7gに、ま
たブルー光はC0D7bに入射する。
蛍光灯31+32と第1ミラー41が第1キヤリツジ8
に搭載され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キ
ヤリツジ9に搭載され、第2キヤリツジ9が第1キヤリ
ツジ8の172の速度で移動することによって、原稿l
からCODまでの光路長が一定に保たれ、原画像読み取
り時には第1および第2キヤリツジが右から左へ走査さ
れる。キャリッジ駆動モータ10の軸に固着されたキャ
リッジ駆動プーリ】lに巻き付けられたキャリッジ駆動
ワイヤ12に第1キヤリツジ8が結合され、第2キヤリ
ツジ9上の図示しない!l!l]滑単にワイヤ12が巻
き付けられている。これにより、モータ10の正、逆転
により、第1キヤリツジ8と第2キヤリツジが往動(原
画像読み取り走査)、復動(リターン)し、第2キヤリ
ツジ9が第1キヤリツジ8の172の速度で移動する。
CCD 7 r、 7 g+ 7 bの出力は、アナロ
グ/デジタル変換され、後述する画像処理ユニット10
0で必要な処理を施こされて、記録色情報であるブラッ
ク(BK);イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシ
アン(C)それぞれの記録付勢用の2値化信号に変換さ
れる。2値化信号のそれぞれが、各色毎に設けられた半
導体レーザを付勢することにより、記録色信号(2値化
信号)で変調されたレーザ光が出射される。
出射されたレーザ光は、それぞれ2回転多面鏡13bk
、  13y、  13mおよび+3cで反射され。
[−0レンズL 4bk、  14y、  14mおよ
びL4cを経て、第4ミラー15bk、  15y、 
 15mおよびL5cと第5ミラー16bk、1.6y
+  16mおよび16cで反射され、多面鏡面倒れ補
正シリンドリカルレンズ]、 7bk、  I 7y、
  l 7111および17cを経て、感光体ドラム1
8bk、  18y、  18mおよび18cに結像照
射する。
回転多面jjl l 3bk、  13y、  13m
および13cは、多面鏡yJA動モータ4 lbk、 
41y、 41mおよび41cの回転軸に固着されてお
り、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で回
転駆動する。
多面鏡の回転により、前述のレーザ光は、感光体ドラム
の回転方向(時計方向)と垂直な方向、すなわちドラム
軸に沿う方向に走査される。
感光体ドラムの表面は、図示しない負電圧の高圧発生装
置に接続されたチャージスコロトロン19bk、  1
9y、  19mおよび19cにより一様に帯電させら
れる。記録信号によって変調されたレーザ光が一様に帯
電された感光体表面に照射されると、光導電現象で感光
体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて消滅す
る。ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザを点灯させな
いようにし、原稿濃度の淡い部分はレーザを点灯させる
。これにより感光体ドラム18bk、 18y、  1
8mおよびL8cの表面の、原稿濃度の濃い部分に対応
する部分は一800vの電位に、原稿濃度の淡い部分に
対応する部分は一100v程度になり、原稿の′a淡に
対応して、静電潜像が形成される。この静ffi潜像を
それぞれ、ブラック現像ユニット20bk、イエロー現
像ユニット20y、マゼンダ5’Aaユニツh20I1
1およびシアン現像ユニット20cによって現像し、感
光体ドラム18bk、  18y、  l 8mおよび
18cの表面にそれぞれブラック、イエロー。
マゼンタおよびシアントナー画像を形成する。
尚、現像ユニット内のトナーは攪拌により正に帯電され
、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器によ
り一200v程度にバイアスされ、感光体の表面電位が
現像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応したトナ
ー像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙267が
送り出しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レ
ジストローラ24で、所定のタイミングで転写ベルト2
5に送られる。転写ベルト25に載せられた記録紙は、
転写ベルト25の移動により、感光体ドラムl 8bk
、  l 8y、  t 8+nおよび18cの下部を
順次に通過し、各感光体ドラム1gbit、  18y
+  18mおよびL8cを通過する間、転写ベルトの
下部で転写用コロトロンの作用により、ブラック、イエ
ロー、マゼンタおよびシアンの各トナー像が記録紙上に
順次転写される。
転写された記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそ
こでトナーが記録紙に固着され、記録紙は(・レイ37
に排出される。
第3図に、第2図の複写機の操作ボード300を拡大し
て示す。第3図を参照すると、この操作ボード300に
は、数値表示器DSI、DS2゜プリントスタートキー
KS、O〜10の数値キー及びクリアキーを含むテンキ
ーKT及び6つの色変換指定キーKC1,KC2,KC
3,KO2゜KO5,KO2が備わっている。
色変換指定キーKC1,KC2,KC3,KO2゜K 
C5及びKO2は、それぞれ、原稿像のG色(グリーン
)の部分をR色(レッド)に変えたい場合、原稿像のR
色の部分をG色に変えたい場合。
原稿像のG色の部分をB色(ブルー)に変えたい場合、
原稿像のB色の部分をG色に変えたい場合。
原稿像のB色の部分をR色に変えたい場合、及び原稿像
のR色の部分をB色に変えたい場合に操作される。
第4図に、第2図の複写機の画像処理系の電装部の構成
を示す。
第4図を参照すると、R,G及びBの各色に色分解され
た画像を読み取る各CCD  7 r 、 7 g及び
7bから出力されるアナログ画像信号は、各々、A/D
変換器によって8ビツトのデジタル信号に変換され1画
像処理ユニット100の入力端子に印加される。
画像処理ユニツ+−100に印加される各色の画像信号
は、シェーディング補正回路101.マルチプレクサ1
02及びγ補正回路103を通って。
色変換回路104に印加される。後述する色変換処理を
行なわない場合には、色変換回路104に入力される信
号とそれから出力される信号は同一である。
色変換回路104の各出力端子(R9GI B)から出
力される信号は、補色生成回路105を通るとY(イエ
ロー)9M(マゼンタ)及びC(シアン)に変換される
。補色生成回路105から出力されるY、M及びCの各
8ビツトの信号は、マスキング処理回路106を通って
各々6ビツトに変換され、UCR処理・黒発生回路10
7に印加される。
この回路107の出力には、Y、M、C及びBK(ブラ
ック)の4色信号が得られる。これらの信号のうちBK
は直接、またY、M及びCは1時間遅延のためにそれぞ
れバッファメモリ1oay+108m及び108cを通
った後1階調処理回路109シこ印加される。階調処理
回路109は、入力される各色の多値信号を各々ディザ
処理し、二値信号に変換する。
階調処理口w1109が出力するY、M、C及びBKの
各色の二値信号が、それぞれレーザドライバを通って、
半導体レーザ43y、 43m、 43c及び43bk
を付勢し、各感光体ドラム上に画像情報を書込む。
第1図に、第4図の色変換回路104の具体的な回路構
成を示す。第1図を参照すると、この回路は、大きく分
けて入力色識別回路1509色変換制御回路160及び
信号選択回路180でなっている。各入力端子Rin、
 Gin及びBinに、それぞれ、γ補正回路103が
出力するR色、G色及びB色の画像信号が印加される。
入力色識別回路150には、3つのデジタルコンパレー
タ151,152及び153が備わっている。コンパレ
ータ151の入力端子A及びBには、それぞれ、R色及
びG色の画像信号が印加され。
コンパレータ152の入力端子A及びBには、それぞれ
、G色及びB色の画像信号が印加され、コンパレータ1
53の入力端子A及びBには、それぞれ、B色及びR色
の画像信号が印加される。従って、入力色識別回路15
0から出力される6つの二値信号は、それぞれ、RAG
、R<G、G>B。
G<B、B>R及びB<Rの各条件を満たす場合に裔レ
ベルHになり、そうでなければ低レベルLになる。
色変換制御回路160には、アンドゲート161゜16
3.164,166.167.169.オアゲート16
2,165.168及びラッチ」70が備わっている。
ラッチ170の6ビツトの入力端子に、色変換指示信号
CCHGが印加される。
この色変換指示信号は、第4図に示す主制御装置200
から印加されるものであり、各ビットの状態は、それぞ
れ、操作ボード上の各色変換指定キーと1対lに対応し
ている。即ち、キーKC2゜KCI、KCj、KO2,
KO2及びKO2を押した場合、それぞれ、信号CCH
Gのビット6(MSB)、5,4,3.2及び1  (
LSB)がそれぞれHになり、他のビットがLになる。
なお。
この例では、信号ラインENは常時Hに設定されている
オアゲート162の出力端子に現われる信号S1は、色
変換指示信号CCHGのビット6がHでしかもRAGを
示す信号ラインがHである場合、又はCCHGのビット
5がHでしかもR<Gを示す信号ラインがHである場合
にHになり、それ以外の条件ではLになる。同様に、オ
アゲート165の出力信号S2は、CCHGのビット4
がHでしかもG>Bを示す信号ラインがHである場合、
又はCCHGのビット3がHでしかもG<Bを示す信号
ラインがHである場合にHになり、それ以外の条件では
Lになる。オアゲート168の出力信号S3の状態は、
CCHGのビット2がHでしかもB>Rを示す信号ライ
ンがトIである場合、又はCCHGのビット1がHでし
かもB<Rを示す信号ラインがHである場合にHになり
、それ以外の条件ではLになる。
信号選択回路180には、3組のデータセレクタ181
.182及び183が備わっている。各々のデータセレ
クタは、3組の8ビン1〜入力端子R2G、B、8ビツ
ト出力端子Q及び2ビツトの選択制御端子Sを備えてい
る。データセレクタ181゜182及び183の入力端
子R,G及びBには、それぞれ、R色、G色及°びB色
の画像信号が共通に印加される。データセレクタ181
の制御端子Sには、前記色変換制御回路160が出力す
る信号S1と83が印加され、データセレクタ182の
制御端子Sには信号S1と82が印加され、データセレ
クタ183の制御端子Sには信号S2と53が印加され
る。
色変換制御口m160が出力する信号81〜S3と各デ
ータセレクタが出力する信号の色との対応は次の第1表
のとおりである。
第  1  表 つまり、この実施例では、変換元の色CLSを変換先の
色CLDに変換する指示があると、その時入力される画
像信号のCLSとCLDとのレベルを比較し、CLS>
CLDである場合に、CLSの(i号とCLDの信号と
を相互に交換して出力する。CLS≦CL Dである場
合には、交換は禁止される。
例えば、キーKC2が押されてR色をG色に変換する動
作モードになった場合には、R>Gの条件が満たされる
信号に対しては出力端子Gout、に入力端子Ri n
の画像信号を出力し、出力端子Ro u t−に入力端
子Ginの画像信号を出力する。出力端子BouLには
、入力端子Binの画像信号をそのまま出力する。
第5図に5原稿画像のある位置における色を構成する基
本色R,G、Bの各濃度と、その画像をコピーした場合
に再生される色を構成する基本色R,G、Bの各濃度と
の対応を示す。第5図に示す原稿位置の色は、R色の成
分が大きい割合いを占めるので、この色は人間には赤色
がかって見える。そこで、この原稿色を例えばグリーン
Gに変えようとオペレータが考える場合には、オペレー
タは変換元の色がR色であるとv!Pmu、変換先の色
がG色であるから、変換キーKC2を押すことになる。
この場合、R>Gであり、変換許可の条件が満たされて
いるので、第5図にR−Gで示すように原稿とコピーと
はR色の成分のレベルとG色の成分のレベルとが交換さ
れろ。また1例えば別の領域に存在するB色がかった画
(象に対してそれをR色に変換する場合、第5図に示さ
れた原稿色の領域では、B>Rでないので、この領域の
画像に対しては、色変換は行なわれない。つまり、オペ
レータに変換元の色として認識される領域は色変換が実
行されるが、オペレータに変換元の色として認識されな
い領域については色変換は実行されない。従って、JM
稿上のオペレータが希望する部分(色)だけ色の変化し
たコピーが作成される。
なお、この実施例においては、色変換を行なう場合に、
入力端子と出力端子との間で、変換元の色と変換先の色
の2つの画@信号を相互に交換しているが、変換元の色
の出力端子に変換先の色の画像(n号を印加し、変換先
の色の出力端子には固定レベル(例えば零レベル)を出
力するように変更してもよい。イ1し、そのようにする
と、色変換後に再現される色が、原色(R,G、B)に
非常に近いもののみに限定されるため、コピー画像の色
が人間に対して不自然な感じを与え易い。しかし、上記
実施例にように変換元の色と変換先の色とを相互交換す
る手法を用いる場合には、原稿画像の色が中間色の場合
には、色変換されて得られるコピー画像の色も中間色に
なるので、自然な色が再現される。
ところで、再び第5図を参照すると、この例では、原稿
色がR色がかって見えるにもかかわらず、変換元の色を
G、変換先の色を已にそれぞれ指定して色変換を行なう
と1色変換は禁止されず、原稿色のG色成分とB色成分
とが交換されてしまう。
この場合の色の変化は比較的小さいものであるが、原稿
上のオペレータが期待しない部分まで、色変換が行なわ
れるので、あまり好ましくない。この種の誤変換が生じ
る確率を小さくするためには、例えば、変換を行なう領
域をオペレータが変換を希望する領域の近傍の比較的小
さい領域のみに限定すればよい。
そこで、上記実施例の1つの変形実施例を説明する。な
お、上記実施例と同一の構成要素には同一の符号を付け
て説明する。
第6図は、色変換を行なう領域を原稿の一部分のみに限
定する制御を行なう領域信号発生回路を示している。第
1図に示した色変換回路の色変換領域を限定するために
は、第6図の領域信号発生回路130の出力信号ライン
ENを、第1図の信号ラインENに接続す九ばよい。第
1図の回路においては、イn号ラインENが高レベルH
であれば色変換が許可されるが、ENが低レベルしてあ
ると色変換は禁止される。
例えば、オペレータが第7図に示す原稿上の領域ARZ
の内部(ハツチングを施した部分)に対してのみ色変換
を行ないたい場合、主走査方向及び副走査方向に対する
領域ARZの始点の座標X1及びYlと、領域ARZの
対角線上で前記始点と対向する終点の始点に対する相対
座[X2.Y2を、予め領域信号発生回路130に設定
する。この設定は、操作ボード300上のテンキーから
入力すればよい。入力した4つの座標情報X1゜Yl、
X2及びY2は、主制御装置200によって読み取られ
、領域イご号発生回路130に設定される。
第6図を参照すると、領域信号発生回路130は、4つ
のカウンタ131,132,133,134゜4つのフ
リップフロップ135,136,137゜138、アン
ドゲート139,140,141及びノアゲート142
でなっている。カウンタ1.31〜+34は、データを
プリセット可能なダウンカウンタであり、データ入力端
子DT、クロックパルス入力端子CK、プリセット制御
端子LD及びボロー信号出力端子BRを備えている。
カウンタ131,132,133及び134には、コピ
ー動作の開始に先き立って、それぞれ前記座Jf:4t
′n報Yl、Y2.Xl及びX2がプリセットされる。
コピー動作が開始されると、主走査方向の画素位置毎に
発生するクロックパルスCLK及び副走査方向の画素位
置毎に発生するライン同期信号LS’YNCがイメージ
スキャナ400から印加される。
一方、フリップフロップ135及び136はコピー動作
の開始に先き立ってリセットされ、フリップフロップ1
37及び138は信号LSYNCに同期してリセットさ
れる。フリップフロップ135がリセットされている時
は、カウンタ132の計数が禁止され、フリップフロッ
プ137がリセットされている時はカウンタ134の計
数が禁止される。
カウンタ133及び134には、信号LSYNCが現わ
れる毎に、それぞれプリセットデータX1及びx2が再
ロードされる。
主走査方向の位置が座標X1に達すると、前記信号CL
Kを計数するカウンタ133の計数値が0になり、ボロ
一端子BRに高レベルHが現われるので、フリップフロ
ップ137がセットされる。
これによって、信号CLKがアンドゲート140を介し
てカウンタ134に印加されるので、カウンタ134が
計数を開始する。主走査方向の位置がX1+X2に達す
ると、カウンタ134の計数値がOになり、ボロ一端子
BRに高レベルHが現われるので、フリップフロップ1
38がセットされる。
副走査方向の位置が座標Y1に達すると、前記信号LS
YNCを81数するカウンタ13]の4数1直が0にな
り、カウンタ131のボロ一端子BRにHレベルの信号
が現われるので、フリップフロップ135がセットされ
る。これにより信号LS’/NCがアンドゲート139
を介してカウンタ132に印加されるので、カウンタ1
32が計数を開始する。
副走査方向の位置が座[Y1+Y2に達すると。
カウンタ132の計数値が0になり、ボロ一端子BRに
Hレベルの信号が現われるので、フリップフロップ13
6がセットされる。
信号ラインENが高レベルHになるのは、即ち、色変換
動作が許可されるのは、フリップフロップ135及び1
37が共にセットされ、しがもフリッブフロップ136
及び138が共にリセットされている時である。つまり
、複写機の走査位置が第7図に示す領域AI(Zの内部
にある時のみ、色変換動作が許可され、それ以外の領域
では色変換動作がM1ヒされる。
なお、上記実施例では、R,G、Bの信号を扱う回路に
色変換回路を設ける場合を説明したが。
例えばY、M、Cの信号を扱う回路においても、同様に
本発明を実施しうる。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、非常に単純な構成で、
色変換機能を実現することができる。しかも、変換元の
色として指定された基本色を含む色であっても、複数の
基本色を合成した色が変換元の色と一致しない場合には
変換動作が禁止されるので、オペレータの望まない色変
換処理が行なわれる恐れは小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第4図の色変換回路104の具体的な構成を
示すブロック図である。 第2図は、本発明を実施する一形式のデジタルカラー複
写機の機構部の構成を示す正面図である。 第3図は、第2図の装置の操作ボードの一部を示す部分
拡大正面図である。 第4図は、第2図の装置の電装部の一部の構成を示すブ
ロック図である。 第5図は、i積上の像の1つの色を構成するRlG、B
の各レベルと、コピー上に再現される色を構成するR、
G、Bの各レベルとの対応関係を示す平面図である。 第6図は、領域信号発生回路の構成を示すブロック図で
ある。 第7図は、原稿上の色変換領域と、領域信号発生回路し
;設定する座標値との位置関係を示す平面図である。 100:画像処理ユニット 104:色変換回路130
:領域信号発生回路 131〜134:カウンタ 135〜138ニスリツプフロツプ 150:入力色識別回路(色識別手段)151〜153
:デジタルコンパレータ160:色変換制御回路(制御
手段) 180:信号選択回路(信号選択手段)181〜183
:データセレクタ 200 :主制御装置(色指定手段) 300:操作ボード 400:イメージスキャナ 500:プロッタ(カラー画像出力手段)KT:テンキ
ー    KSニスタートキーKC1−KO2:色変換
指定キー 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の基本色に色分解されて入力される複数の入
    力画像信号のうち少なくとも2つの信号のレベルの大小
    関係を識別する色識別手段; 各々前記複数の基本色のいずれかと対応する変換元の色
    及び変換先の色に応じた電気信号を出力する色指定手段
    ; 前記複数の入力画像信号の少なくとも一部を、前記複数
    の基本色の各々に対応付けて設けられた複数の信号出力
    端子に選択的に出力する、信号選択手段; 前記色指定手段が出力する電気信号と前記色識別手段が
    出力する電気信号とに応じて前記信号選択手段を制御す
    る制御手段;及び 前記複数の信号出力端子に接続されたカラー画像出力手
    段; を備えるデジタル色変換処理装置。
  2. (2)前記変換元の色に対応する第1の入力画像信号の
    レベルL1と前記変換先の色に対応する第2の入力画像
    信号のレベルL2との、前記色識別手段の識別結果がL
    1>L2である場合に、前記制御手段は、前記信号選択
    手段を制御して、前記変換先の色に対応付けられた前記
    信号出力端子に、前記変換元の色に対応付けられた前記
    入力画像信号を出力する、前記特許請求の範囲第(1)
    項記載のデジタル色変換処理装置。
  3. (3)前記変換元の色に対応する第1の入力画像信号の
    レベルL1と前記変換先の色に対応する第2の入力画像
    信号のレベルL2との、前記色識別手段の識別結果がL
    1>L2である場合に、前記制御手段は、前記信号選択
    手段を制御して、前記変換先の色に対応付けられた前記
    信号出力端子に、前記変換元の色に対応付けられた前記
    入力画像信号を出力し、前記変換元の色に対応付けられ
    た前記信号出力端子に、前記変換先の色に対応付けられ
    た前記入力画像信号を出力する、前記特許請求の範囲第
    (1)項記載のデジタル色変換処理装置。
  4. (4)前記制御手段は、予め指定された色変換画像領域
    とその時の入力画像信号の位置との対応関係に応じた信
    号を出力する領域指定手段を備え、該領域指定手段が所
    定の一致信号を出力する場合以外は色変換制御を禁止す
    る、前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第
    (3)項記載のデジタル色変換処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4757914B2 (ja) * 2005-06-17 2011-08-24 コスタール・コンタクト・ジステーメ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 自動車用電気コネクタ

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JPS5860875A (ja) * 1981-10-08 1983-04-11 Canon Inc 画像処理装置

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