JPS63193823A - 延伸フイルム及びその製造方法 - Google Patents

延伸フイルム及びその製造方法

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JPS63193823A
JPS63193823A JP2523987A JP2523987A JPS63193823A JP S63193823 A JPS63193823 A JP S63193823A JP 2523987 A JP2523987 A JP 2523987A JP 2523987 A JP2523987 A JP 2523987A JP S63193823 A JPS63193823 A JP S63193823A
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JP
Japan
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film
resin
hot water
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less
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JP2523987A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Oba
弘行 大場
Tsutomu Uehara
務 上原
Nobuyuki Kusumi
久住 信之
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリアミド樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物の樹脂組成物から成る延伸性に優れた且つ
熱変形率の小さいハイガスバリヤ−性の延伸フィルム及
びその製造方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、ポリアミド樹脂65〜90重
量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物10〜3
5重量%の樹脂組成物から成り、30℃、80%RHに
おける酸素透過度が200cc/ m ・day −a
tm以下で、80℃の熱水中に10今秒間浸漬した時の
面積収縮率が15%以上で、且つ1に9/!NR2の荷
重を掛けた長さ100allI巾20mmのフィルムの
80℃の熱水中に15秒間浸漬した時の変形率が50%
以下である延伸フィルム及びポリアミド樹脂65〜90
重fit%とエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物1
0〜35重量%から成る樹脂組成物を溶融混練して押出
し、急冷して結晶化度が13%以下のチューブ状フィル
ムを形成し、延伸温度での強伸度曲線の降伏点応力が0
.3に97m2以下のチューブ状フィルムを55〜10
0℃に加熱した後直ちにバブル内圧0.01〜2.0に
9/ajで2軸延伸することから成る延伸フィルムの製
造方法に関する。
1釆五且I ポリアミド樹脂延伸フィルムは、強靭性、耐寒性、耐熱
性及び耐油性に優れているので食品包装用フィルムとし
て有用なフィルムである。しかしながら、ポリアミド樹
脂はかならずしも延伸性に優れているとは言えず、従っ
て工業的規模における生産効率は優れたものではない。
更に、ポリアミド樹脂延伸フィルムは酸素ガス透過度が
比較的大きいので、酸素ガスバリヤ−性が充分であると
は言えず、生肉、肉加工品等の食品の長期間の保存に適
しているフィルムであるとは言難い。
一方、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム
は、低湿度下では極めて優れた酸素ガスバリヤ−性を示
し、且つ透明性及び耐油性に優れている。しかしながら
、耐寒性及び強靭性が不充分であり、酸素ガス透過度の
湿度依存性が大きいので、水分を含有する生肉等の食品
の包装には適さないフィルムである。更に、エチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルムは結晶化速度が大
きいので非晶質状態を得ることが難しく、従って延伸が
非常に困難である。
これらの樹脂の欠点を解決する為に、ポリアミド樹脂と
1チレン一酢酸ビニル共重合体ケン化物とを混合した樹
脂混合物から成るフィルムが提案されている。
例えば、エチレン含有量が20〜45モル%、ケン化度
95%以上のエチレン−酢酸ビニール共重合体40〜9
5重題%に融点が90〜180℃のポリアミド系樹脂を
5〜60重量%の範囲でブレンドして得られた組成物を
シート状もしくはチューブ状に成形された後これが延伸
処理されてなる低温収縮性を有するハイガスバリヤ−性
収縮フィルム(特開昭54−16576) 、ポリビニ
ルアルコール系樹脂100重M部に対しポリアミド樹脂
を3重量部以上、100重石部未満の割合で混合し、温
度160〜280℃に加熱溶融して成形することを特徴
とするポリビニルアルコール系樹脂成形物(7)l進法
(待合1f154−7875)、エチレン含有量10〜
58モル%、ケン化度90%以上のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物50〜95重量%とポリアミド50
〜5重量%とからなることを特徴とする衝撃強度が大ぎ
く、透明で1!!l索ガス透過性の小さい樹脂組成物(
特公昭44−24277)及びエチレン含有量20〜8
0モル%、ケン化度96%以上のエチレン−酢酸ビニル
共重合体のケン化物にポリアミド樹脂を5〜50重量%
混合してなる耐気体透過性の優れた樹脂組成物(特開昭
50−121347>が提案されている。
しかしながら、これらの樹脂組成物から成る)ィルムの
延伸性は充分に優れているものとは言えず、工業的な規
模における生産効率も優れているものではない。
本発明者等は、上述の欠点を解決する為に鋭意研究をし
た結果、ポリアミド樹脂65〜90I!fi%とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物10〜35重分%から
成る樹脂組成物を溶融混練して押出し、急冷して結晶化
度が13%以下のチューブ状フィルムを形成し、延伸温
度での強伸度曲線の降伏点応力が0.3に9/u2以下
のチューブ状フィルムを55〜100℃に加熱した後直
ちにバデIν内圧0.01〜2.0Kg/Cff1で2
軸延伸することにより、延伸性に優れ、且つ熱変形率の
小さいハイガスバリヤ−性の2軸延伸フイルムを工業的
な規模で長時間連続生産し得ることを見出し、この知見
に基づいて本発明を成すに至った。
、11、を解決する手段 本発明の樹脂組成物は、ポリアミド樹脂(以下、PA樹
脂と略称す)65〜90重量%、好ましくは70〜80
車量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(以下
、EVOH樹脂と略称す)10〜35重量%、好ましく
は20〜30千吊%から成る。
本発明に使用されるE V Ol−1樹脂は、エチレン
と酢酸ビニルの共重合体を部分的に鹸化した樹脂で、エ
チレン含有率が10〜49モル%、好ましくは30〜4
5モル%、ケン化度が95%以上のものである。エチレ
ン含有率が49モル%を超えると、ガスバリヤ−性が劣
り、エチレン含有率が10モル%未満溶融加工が困難と
なり、得られたフィルムの耐湿性も著しく悪くなり実用
に適さない。
PA樹脂としては、結晶融点が240℃以下のものが好
ましい。PA樹脂の結晶融点が240℃を超えるとEV
OI−1樹脂と混合した時に、混合樹脂層の押出成形中
に架橋反応が生じ易く、ゲルが発生し易くなる。
結晶融点は差動走査型熱m計(メトラー■製TA−30
00)を用い、サンプル10#19を昇温速度20℃/
分で昇温して測定して得られた融解曲線の最大値を示す
温度である。
本発明のPA樹脂と1ノでは、ナイロン6、ナイロン1
1、ナイロン12、ナイロン6−10、ナイロン6−1
2、ナイロン6−66などを例示し得、ナイロン6−6
6が好ましい。特に、ナイロン6とナイロン66の共重
合比が90/10〜40/60のナイロン6−66が好
ましい。
PA樹脂が90重邑%を超えると製膜性が劣る(インフ
レーションにおけるチューブ状のフィルムの内圧が高く
なり安定した製膜が困難となるので、フィルムの巾むら
が生ずる。)。PA樹脂が65″ff重量%未満となる
と、降伏点応力が高くなるので、インフレーション延伸
時に破裂し易くなり、また延伸時に白化等が発生し、フ
ィルムの外観が悪くなる。
本発明の延伸フィルムは、PA樹脂65〜90テ 重量%とEVO810〜35重量%から成る樹脂組成物
からなるフィルムに種々の機能を付加する為に他の熱可
塑性樹脂層を積層することが出来る。
熱可塑性樹脂としては、押出成形性、延伸性及びシール
性の見地からオレフィン樹脂が好ましい。
オレフィン樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(以下、EVAと略称す)、アイオノマーii11m
(以下、IOと略称す)及び線状低密度ポリエチレン(
以下、LLDPEと略称す)とEVAとの混合樹脂が好
ましい。EVAとしては、酢酸ビニル含量が3〜19重
量%のものが好ましい。LLDPEとEVAの混合樹脂
中のEVAの割合は少なくとも55重量%を含有してい
ることが延伸性の見地から好ましい。
LLDPEとしては、エチレンと少量のブテン−1、ペ
ンテン−1,4メチル−ペンテン−1、ヘキセン−1、
オクテン−1等の炭素数4〜18のα−オレフィンとの
共重合体で結晶融点118〜130℃のものが好ましい
。IOとしては、エチレン、ブOピレン等のα−オレフ
ィンとアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等の不飽
和カルボン酸との共重合体の陰イオン部分をNa 1K
  、tvIQ  、Ca  、Zn2+などの金属イ
オン2+     2+ で中和してなるイオン架橋物が用いられる。通常、Na
1及びZn2“が用いられる。延伸性についてオレフィ
ン樹脂層とPA樹脂65〜90重量%とEVOH樹脂1
0〜35 ili fit%から成る樹脂組成物からな
るフィルムとの間には接着層を設けることが、その接着
性向上の為に好ましい。
接着剤としてはフマール酸、マレイン酸等カルボン酸で
変性もしくは共重合したポリオレフィンが好ましい。ポ
リオレフィンとしては、エチレン、ブ0ピレン等のオレ
フィンのホモポリマー、エチレン酢酸ビニル共重合体、
エチレンアクリル酸エステル共重合体、エチレンメタク
リル酸エステル共重合体等の二元及び三元共重合体及び
透明性を阻害しないようなこれらの混合物を例示し得る
本発明で用いられるPA樹脂65〜90重量%とEVO
H樹脂10〜35重社%とから成る混合樹脂に、本発明
の目的及び効果を阻害しない範囲内で、ポリエチレン、
マレイン酸グラフトポリエチレン、エチレン−アクリル
酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体及びエチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体の如き変性ポリオレフィン、アイオノマー及
びポリアミドで示される熱可塑性樹脂及び無機フィラー
、顔料等の無機及び有機添加物を添加することが出来る
本発明の延伸フィルムは、PA樹脂65〜90重量%と
E V OH樹脂10〜35重量%から成る混合樹脂を
溶融混練し、押出機を具備した環状ダイを用いてチュー
ブ状に押出す。押出されたチューブ状フィルムを冷水等
で直ちに急冷して結晶化度が13%以下、好ましくは1
1.5%以下の実質的に非晶質状態のチューブ状フィル
ムを形成する。次いで延伸温度での強伸度曲線の降伏点
応力が0.3に9lm2以下、好ましくは0.2!J9
lm2以下のチューブ状フィルムを55〜100℃、好
ましくは70〜90℃に加熱した後直ちにインフレー 
Sl −1ノ 辻 1−  )  4A  Iぐ ff
1l、rjロ 「「 糧1 n  01、?   +’
l   kg  /  /J好ましくは0.02〜1.
0に9/C−で縦横各々2〜5倍、好ましくは3.0〜
4.5倍に←2軸延伸して延伸フィルムを形成する。
PA樹脂とEVOH樹脂との混合は各樹脂のベレットを
均一にまぜれば良い。均一に混合されたベレットを直ち
に溶融成形機に搬送するか、またはこの混合ベレットを
溶融し、混合樹脂のベレットを形成し、溶融成形機に搬
送しても良い。
本発明で使用される溶融成形機は、熱可塑性樹脂用の通
常の押出機が用いられる。
急冷して得られたチューブ状フィルムの結晶化度が13
%を超えると、延伸時にフィルムが裂けたりして延伸性
が著しく悪くなり長時間の連続生産が出来ない。また、
延伸温度での強伸度曲線の降伏点応力が0.3に9/慣
2を超えると同様にフィルムの延伸性が悪く、長時間の
連続生産が出来ない。
加熱温度が55℃未満であると、フィルムの延伸性が悪
くなり、また加熱温度が100℃を超えると同様にフィ
ルムの延伸性が悪くなる。
本発明の延伸フィルムの厚さは、10〜120μmであ
ることが好ましく、熱可塑性樹脂を積層した延伸フィル
ムの熱可塑性樹脂層の厚さは5〜1100uで、混合樹
脂層と同一か又は薄いことが好ましい。
発明の効果 本発明の延伸フィルムは、高ガスバリヤ−性と延伸製膜
性を兼ねそなえた優れた食品包装用フィルムである。更
に本発明のフィルムは延伸性が極めて良い為、比較的低
圧で工業的な規模で長時間連続的に延伸製膜することが
出来る。又、本発明の延伸フィルムは熱変形率の小さい
フィルムである。
[結晶化度の測定] 混合樹脂を樹脂温度230℃で押出し、17℃の水で急
冷して得られた試料をosc胃温法(昇温速度20℃/
分)に従って加熱してHettlr社のDSCTA30
00を用いて常法により融解已 エンタルピー(ΔHl)及び結晶化エンタルピー(ΔH
” )を測定し、次の式によって結晶化度(XC)を求
める。
丁 但し、ΔH,ハD、14. VAN KREVEL[N
等の著書PROPERTIES OF POLY)4E
R3(81−98頁)による融解エンタルピーの理論値
を示す。
[降伏点応力の測定] 混合樹脂を樹脂温度230℃で押出し、17℃の水で急
冷して得られた試料を金属熱板による接触加熱方式で、
70℃に5秒間加熱し、東洋ボールウィン社製テンシロ
ンRTM−100を用いて引張速度500m+/1ll
inで強伸度曲線の降伏点応力を求める。
[熱水面積収縮率] 10cmX10aに切断した延伸フィルム20枚を80
℃の熱水浴中で10秒間弛緩状態で収縮させた時の元の
面積に対する収縮率の平均値である。
面積収縮率(%)= [11素ガス透過度] 延伸されたフィルムのR1kガス透過度をA S T 
M  D 3985−81に記載の方法によって測定す
る。30℃、80%RHの条件下で200cc/ rr
I・day −atm以下であることがガスバリヤ−性
態収縮性フィルムとして必要である。
[熱変形率] ソーセージ等を充填し、つり下げてcooking L
/た時の変形度を示すもので、長さ100a100a踵
の試料に1Kg/ff1II+2の荷重を掛けて80℃
の熱水中に10秒間浸漬した時の元の形状[縦軸方向(
MD)及び横軸方向(TD)]に対する変形率を測定す
る。耐熱変形率が50%以下であることが必要である。
[延伸性] A:24時間以上連続延伸可能で極めて良好な延伸性を
示す。
B:1時間以上の連続延伸可能で良好な延伸性を示す。
C:延伸できるが微小ネッキングがあり、フィルムの厚
さムラがあり、1時間以上の連続延伸が出来ないので実
用的でない。
D=フィルムの破壊が生じ延伸することが出来ないか又
は硬いために延伸不能である。
j    〜4        〜 ナイロン6とナイロン66の共重合体(共重合比(モル
):85/15)のPA樹脂(東し社製アミランCM6
041)とエチレン含有量44モル%、ケン化度98%
のEVOH樹VM(クラレ社製エバールEP−E)を表
−1に記載の混合割合で混合した樹脂組成物を環状ダイ
を具備する押出機を用い、樹脂温度230℃で溶融押出
し、17℃の水で急冷した。次いでホットロールにて7
0℃に加熱した後直ちにバブル内圧力0.1ffg/I
:11iで縦軸方向(MD)/横軸方向(TD)〜3゜
2/4.0の延伸倍率でインフレーション延伸した。得
られた延伸フィルムの折り巾は約6411iInで厚さ
は24μmであった。
表−1に急冷して得られた実質的に非晶質のフィルムの
物性及び得られた延伸フィルムの物性を示す。
実施例5 実施例2及び3の混合樹脂を表−2に示した温度に加熱
することを除いて実施例1と同様の方法にて延伸フィル
ムを得た。加熱温度による延伸性について表−2に示す
1−二−1 (注)◎:延伸性極めて良好。
O:延伸性良好。
×:延伸が困難である。
11璽ヱ 実施例2の混合樹脂に表−3に示される添加物をPA樹
脂/ E V Ol−1樹脂/ 添7J[1物= 8/
2/2  (m固化)の割合でそれぞれ添加することを
除いて実施例1と同様の方法にて延伸フィルムを得た。
得られた延伸フィルムの酸素透過度は200 cc/尻
・day−atm以下であり、80℃の熱水中に10秒
問浸漬した時の面積収縮率は15%以上で、且つ’IK
9/m2の荷重を掛けた長さ100M巾20mの試料を
80℃熱水中に10秒間浸漬した時の変形率は50%以
下であった。
更に、17℃の水で急冷して得られた非晶質フィルムの
結晶化度は13%以下であり、70℃の延伸温度での強
伸度曲線の降伏点応力は0.3に’i/ItR2以下で
あった。
1qられたフィルムの延伸性を表−3に示す。
実施例7 実施例2の混合樹脂と表−4に示される樹脂を複数の押
出機で別々に押出し30#l#+φの環状ダイに流入し
、wi層して共押出することを除いて実施例の1の方法
にて折り巾150amで厚さ80μm(内混合樹脂の厚
さ40μm)の延伸フィルムを得た。
得られた延伸フィルムはシール性に優れ、その酸素透過
度は200cc、/ rd −day −at11以下
であり、80℃の熱水中に10秒間浸漬した時の面積収
縮率が15%以上で、且つ1Kg/#1lI2の荷重を
掛けた長さ100M巾20順の試料を80℃熱水中に1
0秒間浸漬した時の変形率は50%以下であった。
又、17℃の水で急冷して得られた非晶質フィルムの結
晶化度は13%以下であり、70℃の延伸温度での強伸
度曲線の降伏点応力は0.3に9/履2以下であった。
1qられたフィルムの延伸性を表−4に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアミド樹脂65〜90重量%とエチレン−酢
    酸ビニル共重合体ケン化物10〜35重量%の樹脂組成
    物から成り、30℃、80%RHにおける酸素透過度が
    200cc/m^2・day・atm以下で、80℃の
    熱水中に10秒間浸漬した時の面積収縮率が15%以上
    で、且つ1kg/mm^2の荷重を掛けた長さ100m
    m巾20mmのフィルムの80℃熱水中に10秒間浸漬
    した時の変形率が50%以下である延伸フィルム。
  2. (2)ポリアミド樹脂65〜90重量%とエチレン−酢
    酸ビニル共重合体ケン化物10〜35重量%から成る樹
    脂組成物を溶融混練して押出し、急冷して結晶化度が1
    3%以下のチューブ状フィルムを形成し、延伸温度での
    強伸度曲線の降伏点応力が0.3kg/mm^2以下の
    チューブ状フィルムを55〜100℃に加熱した後直ち
    にバブル内圧力0.01〜2.0kg/cm^2で2軸
    延伸することから成る、30℃、80%RHにおける酸
    素透過度が200cc/m^2・day・atm以下で
    、80℃の熱水中に10秒間浸漬した時の面積収縮率が
    15%以上で、且つ1kg/mm^2の荷重を掛けた長
    さ100mm中20mmのフィルムの80℃熱水中に1
    0秒間浸漬した時の変形率が50%以下の延伸フィルム
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10120804A (ja) * 1996-10-17 1998-05-12 Toray Ind Inc 延伸用ポリアミドフィルム、その製造方法および延伸ポリアミドフィルム
EP1095963A1 (en) * 1999-10-29 2001-05-02 Pati SpA Transparent synthetic film suitable to be used as a cover in agriculture, particularly in greenhouse cultivation, and relative production method

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