JPS63193793A

JPS63193793A - カラ−映像信号の記録再生方式

Info

Publication number: JPS63193793A
Application number: JP62026593A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Kanamaru; 金丸　斉
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1987-02-06
Filing date: 1987-02-06
Publication date: 1988-08-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、カラー映像信号の記録再生方式に関し、特に
高品位テレビ放送の広帯域カラー映像信号を記録媒体に
記録し、再生する方式に関する。

背景技術高品位テレビ放送の広帯域カラー映像信号は、ＮＴＳＣ
方式のカラー映像信号に比べて５倍（２０ＭＨｚ）の帯
域幅を有している。かかる広帯域カラー映像信号は、６
ＭＨｚ以下の帯域幅の映像信号を記録し得る従来の記録
再生方式によっては光学式記録ディスクに記録すること
ができない。

そこで、この高品位テレビ放送の広帯域カラー映像信号
を光学式記録ディスクに記録する方法として、記録ディ
スクを高速回転させる方法が考えられた。しかしながら
、かかる方法においてはディスク回転数が約６００Ｏｒ
ｐｍになるので、情報読取用のレーザ光をディスクの記
録面上に収束させるフォーカスサーボ装置及びディスク
の記録面上に形成される情報読取用光スポットの位置を
制御するトラッキングサーボ装置の実現が困難であると
いう問題点があった。

また、ＭＵ　Ｓ　Ｅ　（Ｍｕｌｔｉｐｌｅ　５ｕｂ−Ｎ
ｙｑｕｌｓｔ　Ｓａｍｐｌｉｎｇ　Ｅｎｃｏｄｉｎｇ）
方式によって帯域を圧縮して従来の書込装置及び読取装
置によって広帯域カラー映像信号を記録再生する方法が
提案されているが、このＭＵＳＥ方式においては動画の
解像度が低下するという欠点がある。

発明の概要そこで、本発明は従来の書込装置及び読取装置によって
解像度を低下させることなく広帯域カラー映像信号の記
録再生を行なうことができる記録再生方式を提供するこ
とである。

本発明による記録再生方式は、広帯域３原色信号を狭帯
域３原色信号とそれ以上の周波数帯域を占める１つの白
黒高域信号とに分離し、この白黒高域信号を３つの帯域
に分割したのち周波数変換して狭帯域３原色信号のそれ
ぞれに周波数インターレース関係を保って畳み込むこと
によって３つの合成カラー映像信号を得、これら３つの
合成カラー映像信号を互いに異なる３つの記録領域にそ
れぞれ記録し、再生に当ってこれら３つの記録領域の記
録情報の各々を所定基準信号に同期して同時に読取り、
得られた３つの合成カラー映像信号から広帯域３原色信
号を再生することを特徴としている。

実施例以下、本発明の実施例につき添付図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は、広帯域カラー映像信号を５ＭＨ２の狭帯域カ
ラー映像信号に変換するための変換装置の一例を示すブ
ロック図である。また、第２図〜第６図には、本変換装
置による変換過程での周波数帯域幅及びスペクトラム配
置が示されている。

広帯域カラー映像情報としては５　Ｍ　Ｈｚの帯域幅が
あれば十分であるので、遮断周波数が２０ＭＨ２のＬＰ
Ｆ１〜３をそれぞれ通過したＲ（赤）ψＧ（緑）・Ｂ（
青）の３原色信号（第２図参照）は、遮断周波数が５Ｍ
ＨｚのＬＰＦ４〜６及び同じ遮断周波数のＨＰＦ７〜９
で、第３図に示すように、３つの狭帯域３原色信号Ｒ−
，Ｇ”、Ｂ−とそれ以上の成分とにそれぞれ分離される
。ＨＰＦ７〜９を通過した６ＭＨｚ以上の成分に関して
は加算回路１０で加算されて１つの白黒高域信号Ｍとな
る。

次に、この白黒高域信号ＭはＢＰＦ　（バンドパスフィ
ルタ）１１〜１３で、第４図に示すように約５ＭＨｚ帯
域幅の３信号Ｈ１〜Ｈ３に分割される。これら３信号Ｈ
１〜Ｈ３は、対応するコンバータ１４〜１６においてロ
ーカル周波数発生回路１７から供給される各々異なる３
つのローカル発振周波数ｒｏｔ〜ｆ０３に基づいて、第
５図に示すように、６　Ｍ　Ｈｚ以下の帯域幅の信号Ｈ
＋　　＋〜Ｈ３−にそれぞれ周波数変換される。ただし
、３つのローカル発振周波数ｆｏＩ〜ｆ０３の各々はｆ
ｏ　　＝　　（２ｎ＋１）　　・　（ｆＨ／２）なる式
に基づいて設定される。ここに、ｆＨは水平同期周波数
、ｎは正の整数である。これは、元々の３原色信号のス
ペクトラムが水平同期信号ｆＨの整数倍の所に集中して
いてその中間は空いているので、白黒高域信号をこの空
いたスペクトラム帯、すなわちｆＨ／２の奇数倍の所へ
変換するためである。従って、ローカル周波数発生回路
１７は水平（Ｈ）同期分離回路１８で分離された水平同
期信号に同期するＰＬＬ回路１９によって制御される構
成となっている。

周波数変換された白黒高域信号Ｈ１”〜Ｈ３−は、遮断
周波数が６　Ｍ　ＨｚのＬＰＦ２０〜２２を経て加算回
路２３〜２５に供給され、これら加算回路２３〜２５に
おいて３つの狭帯域３原色信号Ｒ−，Ｇ”、Ｂ−と加算
されることにより、第６図に示すように周波数スペクト
ラムが畳み込まれる。そして、これら３信号は同期加算
回路２６〜２８において同期・ブラキング（Ｂ　Ｌ）信
号発生回路２９から供給される同期信号及びプランキン
グ信号が付加されたのち狭帯域カラー映像信号ＶＲｓ　
Ｖ　Ｇ　ｓ　Ｖ　Ｂとして出力される。

これら狭帯域カラー映像信号Ｖ　Ｒ−Ｖ　Ｇ　ｓ　Ｖ　
Ｂは、第７図に示す書込装置に供給される。同図におい
て、映像入力端子３０に印加され遮断周波数が６ＭＨｚ
のＬＰＦ　（ローパスフィルタ）３１を通過したカラー
映像信号は、ＦＭ変調器３２で周波数変調されたのち、
遮断周波数が２ＭＨｚのＨＰＦ（バイパスフィルタ）３
３を経て多重回路３４に供給される。一方、音声入力端
子３５に印加された音声Ｐ　ＣＭ　（Ｐｕｌｓｅ　Ｃｏ
ｄｅ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）信号は、ＥＦＭエンコー
ダ３６でＥＦＭ信号に変換されたのち遮断周波数が１．
７５ＭＨｚのＬＰＦ３７を経て多重回路３４に供給され
る。ＦＭ映像信号とＥＦＭ音声信号とは多重回路３４で
多重化され、この多重信号は光変調器３８に供給されて
レーザ光源３９から発せられるレーザビームをオン・オ
フ制御し、モータ４０により回転駆動されるディスク原
盤４１上に信号を露光させることによって映像及び音声
の各信号が記録される。

このように、第１図の変換装置により広帯域３原色信号
を６　Ｍ　Ｈｚの狭帯域カラー映像信号に変換して第７
図に示す書込装置の映像入力端子３０に印加するように
し、当該記録装置を３台若しくは３回使用することによ
り、６ＭＨｚの帯域幅のＲ−ＧΦＢ３原色信号に、５Ｍ
Ｈｚで３分割した白黒高域信号をそれぞれ周波数インタ
ーレース関係を保って畳み込んで記録した３枚のディス
クが作成される。

かかる３枚のディスクの記録情報を再生する再生装置を
第８図に示す。同図において、５０．５１及び５２は、
３枚のディスクの各々に記録された６ＭＨｚの狭帯域カ
ラー映像信号ｖＲ，ｖ、。

ｖ日を読取るプレーヤである。プレーヤ５０〜５２け、
同期信号発生器５３から出力される基準同期信号に同期
しかつコントローラ５４から送出されるデータによって
示されるフレームから読取を開始するように構成されて
いる。

これらプレーヤ５０．５１及び５２から出力された狭帯
域カラー映像信号Ｖ　Ｒｓ　Ｖ　Ｇ、ＶＢは、ＲＧＢデ
コーダ５５に供給される。ＲＧＢデコーダ５５において
、狭帯域カラー映像信号ｖＲＳｖＧ、ＶＢの各々は、遮
断周波数が６ＭＨｚのＬＰＦ５６．５７及び５８を介し
てコムフィルタ５９．６０及び６１の各々並びに同期分
離回路６２．６３及び６４．の各々に供給される。

コムフィルタ５９において、狭帯域カラー映像信号ｖＲ
はＩＨ遅延線６５によってＩＨ（１水平走査期間）だけ
遅延される。このＩＨ遅延線６５の出力は、減算回路６
６に供給されて狭帯域カラー映像信号ＶＲからＩＨ遅延
線６５の出力成分が差引かれる。また、それと同時にＩ
Ｈ遅延線６５の出力は、加算回路６７に供給されて狭帯
域カラー映像信号ＶＲと加算される。減算回路６６の出
力は、減算回路６８に供給されて狭帯域カラー映像信号
ＶＲから減算回路６６の出力成分が差引かれ、狭帯域原
色信号Ｒ゛が分離される。また、加算回路６７の出力は
、減算回路６９に供給されて狭帯域カラー映像信号ｖＲ
から加算回路６７の出力成分が差引かれ、６ＭＨｚ以下
の帯域幅の信号に周波数変換されている白黒高域信号Ｈ
＋”が分離される。

コムフィルタ６０及び６１は、コムフィルタ５９と同様
に構成されている。コムフィルタ６０によって狭帯域原
色信号Ｇ′及び６ＭＨｚ以下の帯域幅の信号に周波数変
換されている白黒高域信号Ｈ２＝が分離される。また、
コムフィルタ６１によって狭帯域原色信号Ｂ゛及び６Ｍ
Ｈｚ以下の帯域幅の信号に周波数変換されている白黒高
域信号、Ｈ３゛が分離される。

一方、同期分離回路６２．６３及び６４においては、狭
帯域カラー映像信号Ｖ　Ｒｓ　Ｖ　Ｇ、Ｖｓの各々から
水平同期信号が分離されてローカル周波数発生回路７０
．７１及び７２の各々に供給される。ローカル周波数発
生回路７０．７１及び７２は、例えばフェイズロックド
ループ回路からなっており、水平同期信号に同期しかつ
周波数ｆｏｌ〜ｆｏ３の３つのローカル信号の各々を発
生するように構成されている。これらローカル周波数発
生回路７０．７１及び７２から出力されたロー力小信号
は、コンバータ７Ｂ、７４及び７５に供給される。

コンバータ７３においては、周波数ｆｏｌのローカル信
号によってコムフィルタ５９から出力された信号Ｈ１′
の周波数変換が行なわれて白黒高域信号Ｈ１が形成され
る。また、コンバータ７４においては、周波数ｆ０２の
ローカル信号によってコムフィルタ６０から出力された
信号Ｈ２−の周波数変換が行なわれて白黒高域信号Ｈ２
が形成される。また、コンバータ７５においては、周波
数ｆ０３のローカル信号によってコムフィルタ６１から
出力された信号Ｈ３−の周波数変換が行なわれて白黒高
域信号Ｈ３が形成される。

これらコンバータ７３．７４及び７５の出力は、ＢＰＦ
７６．７７及び７８に供給されて白黒高域信号Ｈ１〜Ｈ
３が分離抽出される。これら白黒高域信号Ｈ１〜Ｈ３は
、加算回路７９によって加算合成され、白黒高域信号Ｍ
が形成される。この白黒高域信号Ｍは、加算回路８０．
８１及び８２の各々に供給されて狭帯域原色信号Ｒ′、
Ｇ′、Ｂの各々と加算合成される。これら加算回路８０
．８１及び８２から元の原色信号Ｒ，Ｇ、Ｂの各々が出
力される。

第９図は、プレーヤ５０の具体的な構成を示すブロック
図である。同図において、狭帯域カラー映像信号ＶＲが
記録されたディスク１００の記録情報が光学式ピックア
ップ１０１によって読取られる。ピックアップ１０１に
は、レーザダイオード、対物レンズ、フォーカスアクチ
ュエータ、トラッキングアクチュエータ、フォトディテ
クタ等が内蔵されている。ピックアップ１０１内のフォ
トディテクタの出力は、ＲＦアンプ１０２及びサーボ回
路１０３に供給される。

サーボ回路１０３は、フォーカスサーボ回路、トラッキ
ングサーボ回路等からなっており、ビ・ツクアップ１０
１内のフォトディテクタの出力によってフォーカスアク
チュエータ及びトラッキングアクチュエータを駆動する
ように構成されている。

このサーボ回路１０３によって、ピックアップ１０１内
のレーザダイオードから発せられたレーザ光がディスク
１００の記録面上に収束して情報検出用光スポット（情
報検出点）が形成されかつこの光スポットがディスク１
０１の記録面上に形成されているトラック上に位置する
ようにディスク１０１の半径方向における光スポットの
位置制御がなされる。

一方、ＲＦアンプ１０２から出力されるＲＦ（高周波）
信号は、遮断周波数が１．７５ＭＨｚのＬＰＦ１０４を
経てＥＦＭデコーダ１０５に供給されると同時に遮断周
波数が２　Ｍ　ＨｚのＨＰＦを経てＦＭ復調回路１０７
に供給される。ＥＦＭデコーダ１０５には、ＬＰＦ１０
４によってＲＦ倍信号ら分離されたＥＦＭ信号が供給さ
れる。このＥＦＭデコーダ１０５においては、ＥＦＭ信
号の復号処理が行なわれて音声ＰＣＭ信号が出力される
。この音声ＰＣＭ信号は、Ｄ／Ａコンバータ１０８によ
ってアナログ音声信号に変換されたのち音声出力端子１
０９に供給される。

ＦＭ復調回路１０７においては、ＲＦ倍信号ら狭帯域カ
ラー映像信号ｖＲが復調される。この狭帯域カラー映像
信号ＶＦ？は、映像出力端子１１０に供給されると同時
に分離回路１１１に供給される。分離回路１１１は、狭
帯域カラー映像信号ＶＲから水平及び垂直同期信号並び
にフィリップスコード等の制御データを分離するように
構成されている。この分離回路１１１から出力された水
平及び垂直同期信号は、サーボ回路１１２に供給される
。サーボ回路１１２において、水平及び垂直同期信号と
同期入力端子１１３を介して外部から供給される基準同
期信号との位相差に応じたモータ駆動信号が生成されて
スピンドルモータ１１４が駆動され、ディスク１００の
回転速度の制御がなされる。

分離回路１１１から出力された水平及び垂直同期信号並
びに制御データは、コントローラ１１５に供給される。

コントローラ１１５にはデータ入出力端子１１６を介し
て外部からプレイ指令、ポーズ指令等の各種指令及び読
取り開始位置等を示すデータが供給される。コントロー
ラ１１５は、供給された指令及びデータによってサーボ
回路ｌ０３を制御すると共に読取中のフレームを示すデ
ータをデータ入出力端子１１６に送出するように構成さ
れている。

以上のごときプレーヤ５０は、周知の読取装置であり、
このプレーヤ５０によって同期信号発生器５３から出力
される基準同期信号に・同期しかつコントローラ５４か
ら送出されるデータによって示されるフレームの狭帯域
カテー映像信９ＶＲが出力される。プレーヤ５１及び５
２は、このプレーヤ５０と同様に構成されており、これ
らプレーヤ５１及び５２によって同期信号発生器５３か
ら出力される基準同期信号に同期しかつコントローラ５
３から送出されるデータによって示されるフレームの狭
帯域カラー映像信号ｖ、、ｖＢが出力される。

尚、上記実施例においては、３分割された白黒高域信号
Ｈ１〜Ｈ３の信号Ｈ１−〜Ｈ３”への変換を、周波数ミ
キサー若しくは掛算器による周波数変換によって行なう
場合について説明したが、他の変換方法として、３分割
された各々の白黒高域信号で副搬送波を振幅変調し、フ
ィルタで残留側波帯信号としたのち周波数変換して第５
図のスペクトル配置に入れる方式も可能である。この場
合には、周波数変換後の残留側波帯信号の副搬送波周波
数は、（２ｎ＋１）　・　（ｆ＋／２）の関係になくて
はならないし、又副搬送波は６ＭＨｚの記録帯域内にな
ければならない。

また、上記実施例においては、白黒高域信号が畳み込ま
れた狭帯域３原色信号を３枚のディスクに記録し再生す
るとしたが、１枚のディスクに異なる３つの記録領域を
設けて各記録領域に３原色信号をそれぞれ゛記録し再生
することも可能である。

発明の効果以上詳述した如く本発明による記録再生方式によれば、
広帯域３原色信号を狭帯域３原色信号とそれ以上の周波
数帯域を占める１つの白黒高域信号とに分離し、この白
黒高域信号を３つの帯域に分割したのち周波数変換して
狭帯域３原色信号のそれぞれに周波数インターレース関
係を保って畳み込むことによって３つの合成カラー映像
信号を得、これら３つの合成カラー映像信号から３つの
狭帯域原色信号と３つの白黒高域信号とを分離し、これ
ら３つの合成カラー映像信号を互いに異なる３つの記録
領域にそれぞれ記録し、再生に当ってこれら３つの記録
領域の記録情報の各々を所定基準信号に同期して同時に
読取り、得られた３つの合成カラー映像信号から広帯域
３原色信号を再生するので、ＭＵＳＥ方式のように帯域
圧縮を行なわず２０ＭＨｚの広帯域カラー映像信号を記
録再生することができ、動画・静止画を問わず高解像度
の再生画像が得られることとなる。また、ディスク中で
取り扱う周波数帯域幅が従来の光学式ビデオディスクシ
ステムの範囲内であるので、従来の書込装置及び読取装
置によって広帯域カラー映像信号の記録再生を行なうこ
とができる。

また、色信号については３原色信号をそのまま記録再生
するので、ジッターによる色相変動が全く発生せず、良
好な再生画像が得られるという長所もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による記録再生方式に基づいて広帯域カ
ラー映像信号を６ＭＨｚの狭帯域カラー映像信号に変換
する変換装置の一例を示すブロック図、第２図乃至第６
図は第１図の変換装置による変換過程での周波数帯域幅
及びスペクトラム配置を示す図、第７図は、第１図の装
置によって得られた６ＭＨｚの狭帯域カラー映像信号を
記録ディスクに書込む装置を示すブロック図、第８図は
、一本発明による記録再生方式に基づいて記録ディスク
に記録された広帯域カラー映像信号を再生する再生装置
を示すブロック図、第９図は、第８図の装置におけるプ
レーヤの構成を示すブロック図である。

Claims

【特許請求の範囲】

広帯域カラー映像信号を記録媒体に記録し再生する記録
再生方式であって、広帯域３原色信号を狭帯域３原色信
号とそれ以上の周波数帯域を占める１つの白黒高域信号
とに分離し、前記白黒高域信号を３つの帯域に分割した
のち周波数変換して前記狭帯域３原色信号のそれぞれに
周波数インターレース関係を保って畳み込むことによっ
て３つの合成カラー映像信号を得、これら３つの合成カ
ラー映像信号を互いに異なる３つの記録領域にそれぞれ
記録し、再生に当って前記３つの記録領域の各々の記録
情報を所定基準信号に同期して同時に読取り、得られた
前記３つの合成カラー映像信号から前記狭帯域３原色信
号の各々を分離すると同時に前記狭帯域３原色信号の各
々に周波数インターレース関係を保って畳み込まれてい
る３つの信号を周波数変換したのち加算して前記白黒高
域信号を得、前記白黒高域信号を前記狭帯域３原色信号
の各々に加算して前記広帯域３原色信号を再生すること
を特徴とするカラー映像信号の記録再生方式。