JPS6319135Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319135Y2 JPS6319135Y2 JP1980009416U JP941680U JPS6319135Y2 JP S6319135 Y2 JPS6319135 Y2 JP S6319135Y2 JP 1980009416 U JP1980009416 U JP 1980009416U JP 941680 U JP941680 U JP 941680U JP S6319135 Y2 JPS6319135 Y2 JP S6319135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- sheet
- electrode
- film
- corona
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、湾曲した未固化フイルムまたはシー
トにコロナ放電を行ない冷却ドラムに密着させる
構造のフイルムまたはシート製造装置に関する。
トにコロナ放電を行ない冷却ドラムに密着させる
構造のフイルムまたはシート製造装置に関する。
一般に多針状あるいは鋸刃状などの放電点が独
立した放電用電極の放電点先端の並びは一直線に
固定されているが、被放電体が湾曲している場合
には放電点先端と被放電体の間隙が均一でなく、
放電状態に斑が生じる。例えば特開昭55−17559
号公報で述べられているダイスから溶融押出され
たポリアミドの如き溶融重合体シートに放電点が
独立して存在する放電用電極よりストリーマコロ
ナ状態のコロナ放電を行い、該溶融シートを冷却
ドラムに電気的に密着させる方法（以下ストリー
マコロナ印加成型法と略称する）においては、未
固化シートの懸垂線がシートの巾方向で異なるた
めシートの任意の横断面は湾曲していて、通常の
電極では放電の密な所と粗な所ができる。
立した放電用電極の放電点先端の並びは一直線に
固定されているが、被放電体が湾曲している場合
には放電点先端と被放電体の間隙が均一でなく、
放電状態に斑が生じる。例えば特開昭55−17559
号公報で述べられているダイスから溶融押出され
たポリアミドの如き溶融重合体シートに放電点が
独立して存在する放電用電極よりストリーマコロ
ナ状態のコロナ放電を行い、該溶融シートを冷却
ドラムに電気的に密着させる方法（以下ストリー
マコロナ印加成型法と略称する）においては、未
固化シートの懸垂線がシートの巾方向で異なるた
めシートの任意の横断面は湾曲していて、通常の
電極では放電の密な所と粗な所ができる。
本考案者らは、かかる不都合を解消すべく鋭意
検討した結果、あらかじめ放電点先端の並びを湾
曲させた放電用電極を用いる事により未固化フイ
ルムないしシートにコロナ放電を行ない、簡便か
つ容易に均一な放電を行なつて冷却することがで
きる事を見出し本考案に到達した。
検討した結果、あらかじめ放電点先端の並びを湾
曲させた放電用電極を用いる事により未固化フイ
ルムないしシートにコロナ放電を行ない、簡便か
つ容易に均一な放電を行なつて冷却することがで
きる事を見出し本考案に到達した。
すなわち本考案は、コロナ放電を行わせる電極
が、放電点が独立し該放電点先端の並びがフイル
ムないしシートの巾方向に湾曲している構造を有
し、空間に位置する未固化フイルムまたはシート
にコロナ放電を行わせるように配置されてなる構
造のストリーマーコロナ印加成型法に使用するフ
イルムまたはシート製造装置である。
が、放電点が独立し該放電点先端の並びがフイル
ムないしシートの巾方向に湾曲している構造を有
し、空間に位置する未固化フイルムまたはシート
にコロナ放電を行わせるように配置されてなる構
造のストリーマーコロナ印加成型法に使用するフ
イルムまたはシート製造装置である。
本考案で言う放電点が独立した電極とは多針
状、鋸刃状電極などの他にワイヤーや棒に凹凸を
形成したものをあげる事ができる。
状、鋸刃状電極などの他にワイヤーや棒に凹凸を
形成したものをあげる事ができる。
本考案で用いる放電用電極の放電点先端の並び
を湾曲させる方法は任意であるが、例えば針状電
極の場合には第１図に示すように支持体２に長さ
の異る針１を植える方法、第２図、第３図に示す
ように支持体２を湾曲させておく方法があげら
れ、鋸刃状電極では第４図に示すように電極全体
を湾曲させる方法があげられ、ワイヤーや棒に凹
凸を付与した電極では異る二方向に湾曲させる事
により放電点先端が３次元曲線を描くようにする
事もできる。
を湾曲させる方法は任意であるが、例えば針状電
極の場合には第１図に示すように支持体２に長さ
の異る針１を植える方法、第２図、第３図に示す
ように支持体２を湾曲させておく方法があげら
れ、鋸刃状電極では第４図に示すように電極全体
を湾曲させる方法があげられ、ワイヤーや棒に凹
凸を付与した電極では異る二方向に湾曲させる事
により放電点先端が３次元曲線を描くようにする
事もできる。
本考案において用いる。放電点先端の並びが湾
曲した放電用電極は、更に微調整のための、電極
あるいは支持体を湾曲させる装置や、微調整の目
的の他に放電による摩耗のため不揃いになつた放
電点先端を揃えるための放電点毎に位置を調整の
できる装置が加えられている事が好ましい。
曲した放電用電極は、更に微調整のための、電極
あるいは支持体を湾曲させる装置や、微調整の目
的の他に放電による摩耗のため不揃いになつた放
電点先端を揃えるための放電点毎に位置を調整の
できる装置が加えられている事が好ましい。
本考案で用いる電極は以下の実施例で示す如
く、ストリーマコロナ印加成型法において非常に
効果的に用いる事ができる。
く、ストリーマコロナ印加成型法において非常に
効果的に用いる事ができる。
以下本考案の効果をより具体的に実施例によつ
て説明するが本考案は以下の実施例に限定される
ものではない。
て説明するが本考案は以下の実施例に限定される
ものではない。
実施例 １
第５図はダイス５より溶融押出した未固化シー
ト６に放電用電極７よりストリーマコロナ状態の
コロナ放電８を発生させ冷却ロール９に未固化シ
ート６を密着させ引取る様子を示したものであ
る。この際未固化シート６の懸垂線は巾方向の厚
みの差、ネツクイン、自重と引取張力とのバラン
スなどにより第６図に示す様に巾方向で異つた懸
垂線をとり、Ｘ−Ｘ矢視図やＹ−Ｙ矢視図で見ら
れる様に、未固化シートと一定の平面で形成され
る交線は湾曲している。
ト６に放電用電極７よりストリーマコロナ状態の
コロナ放電８を発生させ冷却ロール９に未固化シ
ート６を密着させ引取る様子を示したものであ
る。この際未固化シート６の懸垂線は巾方向の厚
みの差、ネツクイン、自重と引取張力とのバラン
スなどにより第６図に示す様に巾方向で異つた懸
垂線をとり、Ｘ−Ｘ矢視図やＹ−Ｙ矢視図で見ら
れる様に、未固化シートと一定の平面で形成され
る交線は湾曲している。
第１図に示す様な等ピツチで針１を支持体２に
一直線に植え、針の先端の並びをＸ−Ｘ矢視図の
未固化シートの湾曲に合わせた多針状電極をその
放電点先端をＸ−Ｘ平面に存在する様に配し、ス
トリーマコロナ状態のコロナ放電を生成させた
所、シートの全巾に渡つて均一な放電点が生成し
た。一方、針の先端を結ぶ線が一直線である多針
状電極を用いた所、針先と未固化シートの間隙が
他の部分より長い所ができ、この部分の放電はま
ばらであつた。
一直線に植え、針の先端の並びをＸ−Ｘ矢視図の
未固化シートの湾曲に合わせた多針状電極をその
放電点先端をＸ−Ｘ平面に存在する様に配し、ス
トリーマコロナ状態のコロナ放電を生成させた
所、シートの全巾に渡つて均一な放電点が生成し
た。一方、針の先端を結ぶ線が一直線である多針
状電極を用いた所、針先と未固化シートの間隙が
他の部分より長い所ができ、この部分の放電はま
ばらであつた。
実施例 ２
実施例１と同じ製膜装置において第４図に示す
様な凸部先端が一平面内にあり、本体が湾曲して
Ｙ−Ｙ矢視図の未固化シートの湾曲に合わせた鋸
刃状電極を鋸刃の凸先端部はＹ−Ｙ平面に存在す
るように配し、ストリーマコロナ状態のコロナ放
電を生成させた所、シートの全巾に渡つて均一な
放電が生成した。
様な凸部先端が一平面内にあり、本体が湾曲して
Ｙ−Ｙ矢視図の未固化シートの湾曲に合わせた鋸
刃状電極を鋸刃の凸先端部はＹ−Ｙ平面に存在す
るように配し、ストリーマコロナ状態のコロナ放
電を生成させた所、シートの全巾に渡つて均一な
放電が生成した。
第１図乃至第４図は本考案で用いる放電用電極
の例、第５図は溶融シートを冷却する装置の例、
第６図は溶融シートの巾方向の懸垂線の変化の
例。 １……針、２……支持体、３……針状電極、４
……鋸刃状電極、５……ダイス、６……未固化シ
ート、７……電極、８……コロナ放電、９……冷
却ロール、１０……懸垂線。
の例、第５図は溶融シートを冷却する装置の例、
第６図は溶融シートの巾方向の懸垂線の変化の
例。 １……針、２……支持体、３……針状電極、４
……鋸刃状電極、５……ダイス、６……未固化シ
ート、７……電極、８……コロナ放電、９……冷
却ロール、１０……懸垂線。
Claims (1)
- コロナ放電を行わせる電極が、放電点が独立し
該放電点先端の並びがフイルムないしシートの巾
方向に湾曲している構造を有し、空間に位置する
未固化フイルムまたはシートにコロナ放電を行わ
せるように配置されてなることを特徴とするスト
リーマーコロナ印加成型法に使用するフイルムま
たはシート製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980009416U JPS6319135Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980009416U JPS6319135Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56110913U JPS56110913U (ja) | 1981-08-27 |
| JPS6319135Y2 true JPS6319135Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=29606064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980009416U Expired JPS6319135Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6319135Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002226615A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コロナ放電電極、コロナ放電方法及びシートキャスティング機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010017698A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Tds:Kk | 直流ストリーマ放電の放電素子および有害物質除去装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141762A (en) * | 1974-10-08 | 1976-04-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | Fuirumunoreikyakuhoho |
-
1980
- 1980-01-28 JP JP1980009416U patent/JPS6319135Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141762A (en) * | 1974-10-08 | 1976-04-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | Fuirumunoreikyakuhoho |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002226615A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コロナ放電電極、コロナ放電方法及びシートキャスティング機 |
| JP4689847B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2011-05-25 | 株式会社日本製鋼所 | コロナ放電電極、コロナ放電方法及びシートキャスティング機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56110913U (ja) | 1981-08-27 |
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