JPS63191121A - 3色分解光学系 - Google Patents

3色分解光学系

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JPS63191121A
JPS63191121A JP62023238A JP2323887A JPS63191121A JP S63191121 A JPS63191121 A JP S63191121A JP 62023238 A JP62023238 A JP 62023238A JP 2323887 A JP2323887 A JP 2323887A JP S63191121 A JPS63191121 A JP S63191121A
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JP
Japan
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image
light
color
images
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JP62023238A
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English (en)
Inventor
Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Shintaro Nakagaki
中垣 新太郎
Makoto Iwahara
誠 岩原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高解像度を有するカラー撮像装置及びその他の
種々のカラー撮影装置、カラー撮影装置等に用いられる
3色分解系に関する。
(従来の技術) 被写体の光学像をカラー撮像装置により撮像して得た映
像信号は1編集、トリミング、その他の画像信号処理が
容易であるとともに、既記緑信号を消去できる可逆性を
有する記録部材を使用して記録再生が容易に行えるとい
う特徴を有しているが、映像信号の発生のために従来か
ら一般的に使用されて来ているカラー撮像装置は、撮像
レンズを通した被写体の光学像を色分解光学系を介して
撮像素子における光電変換部に結像させ、撮像素子の光
電変換部で被写体の光学像に対応する電気的な画像情報
に変換し、その電気的な画像情報を時間軸上で直列的な
映像信号として出力させうるような構成形態のものであ
り、カラー撮像装置の構成に当っては前記した撮像素子
として従来から各種の撮像管や各種の固体撮像素子が使
用されていることは周知のとおりである。
また、被写体の光学像を撮影してカラー画像を記録する
場合には、最も一般的には多層式のカラーフィルムが用
いられている。
さて、近年になって高画質・高解像度の再生画像に対す
る要望が高まるのに応じて、テレビジョン方式について
も、いわゆるEDTV、HDTVなどの新しい諸方式が
提案されて来ていることも周知のとおりである。
ところで、高画質・高解像度の再生画像が得られるよう
にするためには、高画質・高解像度の再生画像を再生さ
せつるような映像信号を発生させることのできるカラー
撮像装置が必要とされるが、撮像素子として撮像管が使
用されているカラー撮像装置においては、撮像管におけ
る電子ビーム径の微小化に限界があるために、電子ビー
ム径の微小化による高解像度化が望めないこと、及び撮
像管のターゲット容量はターゲット面積と対応して増大
するものであるために、ターゲット面積の増大による高
解像度化も実現することができないこと、また、例えば
動画のカラー撮像装置の場合には高解像度化に伴って映
像信号の周波数帯域が数十M Hz〜数百MHz以上に
もなるためにS/Nの点で問題になる、等の理由によっ
て、カラー撮像装置により高画質・高解像度の再生画像
を再生させつるような映像信号を発生させることは困難
である。
前記の点を具体的に説明すると次のとおりである。すな
わち、撮像素子として撮像管が使用されているカラー撮
像装置により高画質・高解像度の再生画像を再生させう
るような映像信号を発生させるのには、撮像管における
電子ビーム径を微小化したり、ターゲットとして大面積
のものを使用したりすることが考えられる。
しかし、撮像管の電子銃の性能、及び集束系の構造など
により撮像管の電子ビーム径の微小化には限界があるた
めに電子ビーム径の微小化による高解像度化には限界が
あり、また、撮像イメージサイズの大きな撮像レンズを
使用した上で、ターゲットの面積の増大によって高解像
度を得ようとした場合には、ターゲット面積の増大によ
る撮像管のターゲット容量の増大による撮像管の出力信
号における高域信号成分の低下によって、撮像管出力信
号のS/Nの低下が著るしくなることにより、撮像管を
使用したカラー撮像装置によっては高画質・高解像度の
再生画像を再生させうるような映像信号を良好に発生さ
せることはできないのである。
また、撮像素子として固体撮像素子を使用したカラー撮
像装置により高画質・高解像度の再生画像を再生させる
のには、画素数の多い固体撮像素子を使用することが必
要とされるが、画素数の多い固体撮像素子はそれを駆動
するためのクロックの周波数が高くなる(例えば、動画
カメラの場合における固体撮像素子の駆動のためのクロ
ックの周波数は数百M Hzとなる)とともに、駆動の
対象にされている回路の静電容量値は画素数の増大によ
って大きくなっているために、そのような固体撮像装置
は、固体撮像素子のクロックの周波数の限界が20 M
 Hzといわれている現状からすると実用的なものとし
て構成することができないと考えられる。
このように、従来のカラー撮像装置はそれの構成のため
に不可欠な撮像素子の存在によって、高画質・高解像度
の再生画像を再生させうるような映像信号を良好に発生
させることはできなかったために、それの改善策が求め
られたので1本出願人会社では、先に、撮像レンズを通
した被写体の光学像を、少なくとも波長域を異にしてい
る2個以上の光学像に分解する手段と、前記した2個以
上に分解されたそれぞれの光学像を1個の光−光変換素
子におけるそれぞれ個別の領域に結像させる手段と、前
記した光−光変換素子に結像された被写体の光学像と対
応する光学像情報を可逆性を有する記録部材へ光により
再投影し、前記した可逆性を有する記録部材に複数の時
間に対応した光情報信号を記録する手段とを備えたカラ
ー撮像装置を提案しており、その提案は昭和61年12
月31日に「カラー撮像装置」として既に特許出願を行
っている。
そして、前記した本出願人会社による既提案のカラー撮
像装置では、光学像情報が記録された可逆性を有する記
録部材から高解像度の再生画像を得ることのできる映像
信号が容易に得られるので、前記した本出願人会社によ
る既提案のカラー撮像装置によれば従来の問題点を良好
に解決することができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前記した既提案のカラー撮像装置を構成する
に当っては、撮像レンズを通した被写体の光学像を波長
域の異なる少なくとも#2個以上の光学像に分解して得
たそれぞれの光学像を、1個の光−光変換素子における
それぞれ個別の領域に結像させるようにすることが必要
とされるが、前記のように色分解によって得られる複数
の光学像の個々のものの個別の結像面が1例えば第5図
に例示されている従来のカラー撮像装置で使用されてい
る3色分解光学系のように空間的に離隔している状態に
なっていたり(第5図において、○は被写体、Lは撮像
レンズ、Dr、Dbはダイクロイックミラー、Mr、M
bは全反射鏡、PTbは青色光用の撮像管、PTgは緑
色光用の撮像管、PTrは赤色光用の撮像管である)、
あるいは結像面に結像した被写体の光学像の向きがばら
ばらであったりした場合には、前記した複数の光学像が
結像されるべき光−光変換素子として特殊な構成のもの
を使用しなければならないために装置の構成上で支障に
なり、また、前記のように撮像レンズを通した被写体の
光学像を波長域の異なる少なくとも2個以上の光学像に
分解して得たそれぞれの光学像を、可逆性を有する記録
部材に記録するようになされた場合にも、前記のように
色分解によって得られる複数の光学像の個々のものの個
別の結像面が1例えば空間的に離隔している状態になっ
ていたり、あるいは結像面に結像した被写体の光学像の
向きがばらばらであったりすれば、前記した複数の光学
像を記録するための可逆性を有する記録部材として複数
のものが必要とされるために、装置の構成が複雑化する
ことが問題になる。
前記の点は、例えば、非可逆的な記録部材を用いてカラ
ー画像の記録を行う場合に、退色性が問題になる多層式
のカラーフィルムの使用を避けて。
撮像レンズを通した被写体の光学像を波長域の異なる少
なくとも2個以上の光学像に分解して得たそれぞれの光
学像を、モノクロームフィルムに記録させるようにする
場合についても前記したのと同様を問題点を生じる。
それで、色分解光学系としては、前記のように撮像レン
ズを通した被写体の光学像を波長域の異なる少なくとも
2個以上の光学像に分解して得たそれぞれの光学像が、
同一の平面内で近接して配置される如き配置態様になさ
れるとともに、前記した複数の光学像が無彩色の同一被
写体に基づくものであった場合における各光学像が等倍
で、かつ、同一の向きのものとして各結像面に結像させ
得て、しかも構成の簡単な色分解光学系の出現が待望さ
れた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は2個のダイクロイックミラーを含んで構成され
た光学系により3色に分解された3個の光学像を得るよ
うにした3色分解光学系であって。
2個のダイクロイックミラーの双方を透過した光による
第1の光学像が結像する第1の結像面と、前記した2個
のダイクロイックミラーにおける一方のものによって反
射した光による第2の光学像が結像する第2の結像面と
、前記した2個のダイクロイックミラーにおける他方の
ものによって反射した光による第3の光学像が結像する
第3の結像面とが同一の平面内で一直線状に近接して配
置される如き配置態様になされるとともに、前記した第
1乃至第3の光学像が無彩色の同一被写体に基づくもの
であった場合における第1乃至第3の光学像が等倍で、
かつ、同一の向きのものとして各結像面に結像されるよ
うに、前記した2個のダイクロイックミラーの一方のも
のと第2の結像面との間の反射光の光路中と、前記した
2個のダイクロイックミラーの他方のものと第3の結像
面との間の反射光の光路中とに、それぞれ3枚の全反射
鏡を配設し、また、前記した2個のダイクロイックミラ
ーの双方を透過した光による第1の結像面までの光路中
に4枚の全反射鏡を配設してなる3色分解光学系を提供
して前述の問題点を解消させたものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の3色分解光学系の具
体的な内容につ−いて詳細に説明する。第1図及び第3
図はそれぞれ本発明の3色分解光学系のそれぞれ異なる
実施例の概略構成を示す図であり、第1図及び第3図に
おいて各(a)は平面図、各(b)は側面図、各(、)
は背面図を示している。
また、第2図は本発明の3色分解光学系を用いて色分解
された3つの光学像を仮に1枚のモノクロームフィルム
Fに記録した場合におけるモノクロームフィルムF上の
記録状態を例示した図であり、さらに、第4図は第1図
示の3色分解光学系と、第2図に示されているような記
録態様で記録された記録済みモノクロームフィルムFと
を使用して、スクリーン上にカラー画像の投影を行うよ
うにする場合の側面図である。
第1図及び第3図ならびに第4図において、Lはレンズ
(第1図及び第3図におけるレンズLは撮像レンズ、第
4図におけるレンズLは投影レンズである)であり、ま
た、Mrl〜Mr3は赤色光の光路中に設けられている
全反射鏡、Mbl〜Mb3は青色光の光路中に設けられ
ている全反射鏡、Mgl〜Mg4は緑色光の光路中に設
けられている全反射鏡であり、さらにIrは被写体の光
学像における赤色成分による光学像の結像面、Ibは被
写体の光学像における青色成分による光学像の結像面、
Igは被写体の光学像における緑色成分による光学像の
結像面をそれぞれ示している。
第1図及び第4図におけるDbは青色光を反射し赤色光
と緑色光とを透過するダイクロイックミラー、Drは赤
色光を反射し緑色光と青色光とを透過するダイクロイッ
クミラーである。
また、第3図及び第4図におけるDP及び第4図中のD
paは2枚のダイクロイックミラーDr。
Dbの代わりに、赤色光を反射し緑色光と青色光とを透
過するダイクロイックミラー面と、青色光を反射し緑色
光と赤色光とを透過するダイクロイックミラー面とを直
交させて構成したプリズム形態のダイクロイックミラー
(ダイクロイックプリズムDp、Dpa)であり、第4
図におけるLsは光源ランプ、Mflは光源ランプLs
の光を前方に反射する球面!、L2.L3はコンデンサ
レンズ、MLI、ML2は全反射鏡である。
前記した第1図と第3図とにそれぞれ示されている3色
分解光学系は、それらの何れの構成形態のものでも、2
個のダイクロイックミラーを含んで構成された光学系に
より3色に分解された3個の光学像を得るようにした3
色分解光学系(なお、第4図に示されている光学系は、
第4図中に示されている光源ランプLs、光源ランプL
sの光を前方に反射する球面鏡MQ、ダイクロイックプ
リズムDpa、全反射鏡MLI、ML2、コデンサレン
ズL2.L3などの各構成部分を除く部分が、第1図示
の3色光学系と同一の構成を備えている)であって、そ
の何れの構成形態の3色分解光学系についても、2個の
ダイクロイックミラーDr、Db(または2つのダイク
ロイックミラー面を備えているダイクロイックプリズム
Dp))の双方を透過した光による第1の光学像が結像
する第1の結像面1.と、前記した2個のダイクロイッ
クミラーにおける一方のものDr(または2つのダイク
ロイックミラー面を備えているダイクロイックプリズム
DpにおけるR面)によって反射した光による第2の光
学像が結像する第2の結像面Irと、前記した2個のダ
イクロイックミラーにおける他方のものDb(または2
つのダイクロイックミラー面を備えているダイクロイッ
クプリズムDpにおけるB面)によって反射した光によ
る第3の光学像が結像する第3の結像面Ibとが同一の
平面内で一直線状に近接して配置される如き配置態様に
なされているとともに、前記した第1乃至第3の光学像
が無彩色の同一被写体に基づくものであった場合におけ
る前記した第1乃至第3の光学像が等倍で、かつ、同一
の向きのものとして各結像面Ig、Ir、Ibに結像さ
れるように、前記した2個のダイクロイックミラーの一
方のものDr(または2つのダイクロイックミラー面を
備えているダイクロイックプリズムDpにおけるR面)
と第2の結像面Irとの間の反射光の光路中に3枚の全
反射ミラーMrl、 Mr2. Mr3を配設し、また
、前記した2個のダイクロイックミラーの他方のものD
b(または2つのダイクロイックミラー面を備えている
ダイクロイックプリズムDpにおけるB面)と第3の結
像面Ibとの間の反射光の光路中に3枚の全反射ミラー
Mbl、Mb2.Mb3を配設し、さらに前記した2個
のダイクロイックミラーDr。
Db(または2つのダイクロイックミラー面を備えてい
るダイクロイックプリズムDp))の双方を透過した光
による第1の結像面Igまでの光路中に4枚の全反射鏡
Mgl、Mg2.Mg3Mg4が配設されている。
そして、前記した各全反射鏡の配設位置は、レンズLの
主面から各原色成分による第1〜第3の光学像の結像面
Ig、Ir、Ibまでの光路長が等しく、かつ、各原色
成分による第1〜第3の光学像の結像面Ig、Ir、I
bが同一の平面上に互いに重なり合うことなく一直線上
に近接して並列的に配置されている態様になるように、
各図中に示されている各光路間の距離Gd、 Rdl、
 Rd2゜Bdl、 Bd2が、次の関係を満足するよ
うに設定されている。
Rdl+Rd2=Bdl+Bd2=2Gd前記のように
構成されている本発明の3色分解光学系では、被写体の
光学像のレンズLの主面から各原色成分による第1〜第
3の光学像の結像面Ig、Ir、Ibまでの光路長が等
しく、かつ、各原色成分の光の反射回数が等しくなされ
ているから、第1図及び第3図の各(c)、(c)に示
されているように第1〜第3の光学像の像面I g、I
 r。
Ibは、同一の平面上に互いに重なり合うことなく一直
線上に近接した並列的な配置態様になされるとともに、
前記した第1〜第3の結像面Ig。
Ir、Ibに結像される第1〜第3の光学像はすべて同
−向きに揃っているものになる。
したがって、第1図及び第3図に示されている3色分解
光学系において、それの結像面の位置にモノクロームフ
ィルムFを設置して、被写体の3色に色分解された3つ
の光学像を記録した場合には、モノクロームフィルムF
に次々に記録される被写体の記録画像は、第2図中のI
rl、 Igl、Ib1−+Ir2.Ig2.Ib2→
I r3. I g3. I b3のような記録態様を
示すものとして、モノクロームフィルムFにモノクロー
ム画像として順次に記録される。
モノクロームフィルムFへ前記した第2図示のように3
個づつのモノクローム画像Irl、 Igl。
Ibl→Ir2.Ig2.Ib2→I r3. I g
3. I b3として順次に記録されている記録画像は
、第4図中のFの位置に第2図示のような記録済フィル
ムFを設置して、それの背面からそれぞれの記録画像に
ついて必要とされている色の光を照射すると、スクリー
ンSにはsyX色による1枚のカラー画像が投影される
ことになる。
第4図に示されているような構成例の投影装置の場合に
は、第4図中のFの位置に設置される記録済フィルムF
の背面を照射する3原色の光が、白色光を発光する光源
ランプLsからの白色光を、コンデンサレンズL2で集
光してダイクロイックプリズムDpaに供給することに
より、ダイクロイックプリズムDpaから発生されるよ
うにしており、前記したダイクロイックプリズムDpa
で発生した3[色の光における各原色光の内の緑色光は
、それをコンデンサレンズL3を介して記録済フィルム
Fにおける緑色像と対応するモノクローム両像の記録部
分に供給され、また、前記したダイクロイックプリズム
Dpaで発生した3原色の光における各原色光の内の赤
色光は、企及jl1ML1とコンデンサレンズL3とを
介して記録済フィルムFにおける赤色像と対応するモノ
クローム画像の記録部分に供給され、さらに、前記した
ダイクロイックプリズムDpaで発生したsJM色の光
における各原色光の内の青色光は、余尺fiML2とコ
ンデンサレンズL3とを介して記録済フィルムFにおけ
る青色像と対応するモノクローム画像の記録部分に供給
されるようになされている。
なお、第4図中のコンデンサレンズL3は、前記のよう
にしてダイクロイックプリズムDpaによって発生され
た各原色光によって、記録済フィルムFにおける各原像
色の記録領域の所定のものが、それぞれ一様に照射され
ている状態にするとともに、前記の各原色光がそれぞれ
有効に投影レンズLまで導かれるような機能を備えてい
るものとして構成されるものであることはいうまでもな
い。
また、第4図中のFの位置に記録済みのりバーサル(ポ
ジ)カラーフィルムを設置した場合には、その記録済み
のりバーサル(ポジ)カラーフィルムの背面をコンデン
サレンズL3を介して白色光で照射することにより、ス
クリーンSにはカラー画像が投影できることは当然であ
る。
なお、第1図及び第3図示の3色分解光学系におけるF
の位置に、ポジの印画紙を設置すればカラー画像がプリ
ントできるし、また、ネガのカラーフィルムからの光学
像のプリントを行う場合には、第1図及び第3図示の3
色分解光学系におけるFの位置に、ネガの印画紙を設置
すればもとのカラー画像がプリントできる(ただし、そ
のまま見たのでは輝度の反転した画像になる)。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の3色分解光学系は、2個のダイクロイックミラーを
含んで構成された光学系により3色に分解された3個の
光学像を得るようにした3色分解光学系として、2個の
ダイクロイックミラーの双方を透過した光による第1の
光学像が結像する第1の結像面と、前記した2個のダイ
クロイックミラーにおける一方のものによって反射した
光による第2の光学像が結像する第2の結像面と、前記
した2個のダイクロイックミラーにおける他方のものに
よって反射した光による第3の光学像が結像する第3の
結像面とが同一の平面内で一直線状に近接して配置され
る如き配置態様になされるとともに、前記した第1乃至
第3の光学像が無彩色の同一被写体に基づくものであっ
た場合における第1乃至第3の光学像が等倍で、かつ、
同一の向きのものとして各結像面に結像されるように、
前記した2個のダイクロイックミラーの一方のものと第
2の結像面との間の反射光の光路中と、前記した2個の
ダイクロイックミラーの他方のものと第3の結像面との
間の反射光の光路中とに、それぞれ3枚の全反射鏡を配
設し、また、前記した2個のダイクロイックミラーの双
方を透過した光による第1の結像面までの光路中に4枚
の全反射鏡を配設して構成したものであるから、この本
発明の3色分解光学系では、撮像レンズを通した被写体
の光学像を波長域の異なる少なくとも2個以上の光学像
に分解して得たそれぞれの光学像を、同一の平面内で近
接して一直線状に配置される如き配置態様で、しかも、
前記した複数の光学像を等倍で、かつ、同一の向きのも
のとして各結像面に結像させることができるために、既
述した既提案のカラー撮像装置の光学系や一枚のモノク
ロームのフィルムにカラー画像を記録して退色が起こら
ないようにする場合に用いられる光学系における既述の
ような問題点を良好に解決することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図はそれぞれ本発明の3色分解光学系の
それぞれ異なる実施例の概略構成を示す図であり、第1
図及び第3図において各(a)は平面図、各(b)は側
面図、各(c)は背面図であり。 また、第2図は本発明の3色分解光学系を用いて色分解
された3つの光学像を仮に1枚のモノクロームフィルム
Fに記録した場合におけるモノクロームフィルムF上の
記録状態を例示した図であり、さらに、第4図は第1図
示の3色分解光学系と、第2図に示されているような記
録態様で記録された記録済みモノクロームフィルムFと
を使用して、カラー画像の投影を行うようにする場合の
側面図、第5図は3色分解光学系の従来例の概略構成を
示す平面図である。 L・・・レンズ(第1図及び第3図におけるレンズLは
撮像レンズ、第4図におけるレンズLは投影レンズであ
る)、Mrl〜Mr3・・・赤色光の光路中に設けられ
ている全反射鏡、Mbl〜Mb3・・・青色光の光路中
に設けられている全反射鏡、Mgl〜Mg4・・・緑色
光の光路中に設けられている全反射鏡、Ir・・・被写
体の光学像における赤色成分による光学像の結像面、I
b・・・被写体の光学像における青色成分による光学像
の結像面、Ig・・・被写体の光学像における緑色成分
による光学像の結像面Db・・・青色光を反射し赤色光
と緑色光とを透過するダイクロイックミラー、Dr・・
・赤色光を反射し緑色光と青色光とを透過するダイクロ
イックミラ、Dp、Dpa・・・赤色光を反射し緑色光
と青色光とを透過するダイクロイックミラー面と、青色
光を反射し緑色光と赤色光とを透過するダイクロイック
ミラー面とを直交させて構成したプリズム形態のダイク
ロイックミラー(ダイクロイックプリズムDp、Dpa
)、Ls・・・光源ランプ、MQ・・・光源ランプLs
の光を前方に反射する球面鏡、L2. L3・・・コン
デンサレンズ、MLI、ML2・・・全反射鏡。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2個のダイクロイックミラーを含んで構成された光学系
    により3色に分解された3個の光学像を得るようにした
    3色分解光学系であって、2個のダイクロイックミラー
    の双方を透過した光による第1の光学像が結像する第1
    の結像面と、前記した2個のダイクロイックミラーにお
    ける一方のものによって反射した光による第2の光学像
    が結像する第2の結像面と、前記した2個のダイクロイ
    ックミラーにおける他方のものによって反射した光によ
    る第3の光学像が結像する第3の結像面とが同一の平面
    内で一直線状に近接して配置される如き配置態様になさ
    れるとともに、前記した第1乃至第3の光学像が無彩色
    の同一被写体に基づくものであった場合における第1乃
    至第3の光学像が等倍で、かつ、同一の向きのものとし
    て各結像面に結像されるように、前記した2個のダイク
    ロイックミラーの一方のものと第2の結像面との間の反
    射光の光路中と、前記した2個のダイクロイックミラー
    の他方のものと第3の結像面との間の反射光の光路中と
    に、それぞれ3枚の全反射鏡を配設し、また、前記した
    2個のダイクロイックミラーの双方を透過した光による
    第1の結像面までの光路中に4枚の全反射鏡を配設して
    なる3色分解光学系
JP62023238A 1987-02-03 1987-02-03 3色分解光学系 Pending JPS63191121A (ja)

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JP62023238A Pending JPS63191121A (ja) 1987-02-03 1987-02-03 3色分解光学系

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JP (1) JPS63191121A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5094078A (en) * 1989-07-28 1992-03-10 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic transmission for motor vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5119632A (en) * 1988-07-28 1992-06-09 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic transmission for motor vehicle
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