JPS63190879A - カルボスチリル誘導体 - Google Patents

カルボスチリル誘導体

Info

Publication number
JPS63190879A
JPS63190879A JP62314429A JP31442987A JPS63190879A JP S63190879 A JPS63190879 A JP S63190879A JP 62314429 A JP62314429 A JP 62314429A JP 31442987 A JP31442987 A JP 31442987A JP S63190879 A JPS63190879 A JP S63190879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
reaction
formula
acid
sodium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62314429A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0242828B2 (ja
Inventor
Minoru Uchida
内多 稔
Makoto Komatsu
真 小松
Kazuyuki Nakagawa
量之 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP62314429A priority Critical patent/JPS63190879A/ja
Publication of JPS63190879A publication Critical patent/JPS63190879A/ja
Publication of JPH0242828B2 publication Critical patent/JPH0242828B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なカルボスチリル誘導体、さらに詳しく
は、一般式 [式中、R1は水素原子、低級アルキル、低級アルケニ
ル、低級アルキニルまたはフェニル低級アルキル;Rt
は水素原子、水酸基または低級アルコキシ;R3は水素
原子または低級アルキルを示はカルボスチリル骨核の3
.4,5,6.7または8位のいずれかである。またカ
ルボスチリル骨核の3位と4位間の結合は一重結合また
は二重結合を示す。ただし、RIおよびR2が水素原子
、基核の3位と4位間の結合が二重結合で、かつ置換に
あるときは、R3は水素原子ではない。コで示されるカ
ルボスチリル誘導体およびその塩に関する。
本発明の化合物は抗潰瘍作用を有し、抗潰瘍剤として有
用な化合物の合成中間体として有用である。
本明細書において、低級アルキルとしては炭素数1〜6
gの直鎖または分枝鎖アルキル、例えばメチル、エチル
、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペン
チル、ヘキシルなどが挙げられ、低級アルケニルとして
は炭素数2〜6個の直鎖または分枝鎖アルケニル、例え
ばビニル、アリル、2−ブテニル、3−ブテニル、l−
メチルアリル、2−ペンテニル、2−へキセニルなど、
さらに低級アルキニルとしては炭素数2〜6個の直鎖ま
たは分枝鎖アルキニル、例えばエチニル、2−プロピニ
ル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−メチル−2−プ
ロピニル、2−ペンチニル、2−へキシニルなどが挙げ
られる。
フェニル低級アルキルとしては、そのアルキル部分が炭
素数1〜6個の直鎖または分枝鎖アルキルでるフェニル
アルキル、例えばベンジル、2−フェニルエチル、l−
フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェニル
ブチル、l、1−ジメチル−2−フエニルエヂル、5−
フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル、2−メ・デ
ル−3−フェニルプロピルなどが挙げられ、シクロアル
キルとしては炭素数3〜8個のシクロアルキル、例えば
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンデル、シク
ロヘキシル、シクロブチル、シクロブチルなどが挙げら
れる。
低級アルコキシとしては炭素数1〜6個の直鎖または分
枝鎖アルコキシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキン、
ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなどが挙げられ、ハロ
ゲン原子としてはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素が挙
げられる。
本発明の化合物は光学異性体が存在し、それらも本発明
に含まれる。
本発明の化合物は各種の方法で製造でき、例えば下記反
応式−1に示す方法により製造できる。
[反応式−■] (ib) [式中、RISR1#よびカルボスチリル骨核の3位と
4位間の結合は前記と同じ。R5は置換基を有すること
もある低級アルキル、シクロアルキルまたはフェニル 
n 2/ 、R11およびR@はそれぞれ低級アルキル
、R7は低級アルカノイルを示す]すなわち、式(2)
または(3)の化合物を加水分解し、所望によりその生
成物をエステル化して目的のカルボスチリル誘導体に導
く。
この化合物(2)または(3)を加水分解して本発明の
化合物の1つである式(la)の化合物に導く反応は、
適当な加水分解触媒、例えば塩酸、臭化水素酸などのハ
ロゲン化水素酸、硫酸、燐酸などの無機酸、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムな
どのアルカリ金属炭酸塩または重炭酸塩などの無機アル
カリ化合物の存在下に、無溶媒または適当な溶媒中(例
えば、水または水とメタノール、エタノールなどの低級
アルコールとの混合触媒)、50〜!50℃、好ましく
は70〜100℃にて、3〜24時間程度処理すればよ
い。
前記反応式−■において、化合物(1a)を式(4)の
アルコールを用いてエステル化することにより対応する
目的化合物(tb)に導くことができる。
このエステル化反応は通常のエステル化反応の反応条件
がいずれら採用され、例えば(1)溶媒中脱水剤の存在
下に脱水縮合させるか、(2)酸性または塩基性触媒の
存在下に適当な溶媒中で反応さ仕る。(りの方法で使用
される溶媒としては、例えば塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロルエタンなどのハロゲン化炭素類、ベンゼン
、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタンな
どのエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの非プロ
トン性極性溶媒などが挙げられる。
また脱水剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド、カルボニルシイミグゾールなどが例示できる。
化合物(1a)に対するアルコール(4)の使用割合は
少なくとも等モル、好ましくは等モル−1,5倍モルで
ある。脱水剤の使用割合は化合物(1a)に対して少な
くとも等モル、好ましくは等モル−1,5倍モルである
。反応温度は通常室温〜150℃、好ましくは50〜1
00℃で、該反応は一般に1〜10時間で終了する。
(2)の方法で用いられる酸性触媒としては、例えば塩
酸ガス、濃硫酸、リン酸、ポリリン酸、三フヴ化ホウ素
、過塩素酸などの無機酸、トリフロロ酢酸、トリフロロ
メタンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、p−トシル
酸、ベンゼンスルホン酸、エタンスルホン酸などの有機
酸、トリクロロメタンスルホン酸無水物、トリフロロメ
タンスルホン酸無水物などの酸無水物、塩化チオニル、
アセトンジメチルアセタールなどが例示できる。さらに
酸性イオン交換樹脂も本発明の触媒として用いることが
できる。塩基性触媒としては公知のものを広く使用でき
、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム、炭酸銀などの無機塩基、ナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラートなどのアルコラードが挙げ
られる。
本反応は無溶媒もしくは溶媒中のいずれでも進行する。
用いられる溶媒としては、通常のエステル化反応に使用
される溶媒が有効に使用でき、具体的にはベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素など
のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールモノメチ
ルエーテルなどのエーテル類が挙げられる。さらに上記
反応は無水塩化カルシウム、無水硫酸銅、無水硫酸カル
シウム、五酸化リンなどの乾燥剤の使用により有利に行
なわれる。該反応におけろ化合物(la)とアルコール
(4)との使用割合は特に限定されず広い範囲から適宜
選択できるが、無溶媒の場合は前者に対して後者を大過
剰に用い、溶媒を用いる場合には前者に対して後者を等
モル−5倍モル、好ましくは等モル−2倍モル用いる。
反応温度は特に限定されないが、通常−20〜200℃
程度、好ましくはO〜150℃程度であり、反応時間は
通常1〜20時間程度である。
本発明の化合物は、下記反応式−■に示す方法によって
も製造できる。
[反応式−■] (lb”) [式中、R1、R1、R” 、R’およびカルボスチリ
ル骨核の3位と4位間の結合は前記に同じコすなわち、
式(5)の化合物と式(6)の化合物を反応させ、生じ
る中間体を加水分解し、所望によりその生成物をエステ
ル化して目的のカルボスチリル誘導体に導く。
該化合物(5)と化合物(6)との反応は塩基性化合物
の存在下、適当な溶媒中で行なうことができる。用いら
れる塩基性化合物としては、例えばトリエチルアミン、
トリメチルアミン、ピリジン、ピペリジン、N−メチル
モルホリン、4−ジメチルアミノピリジンなどの有機塩
基、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水素化ナトリ
ウム、ナトリウムアミド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無機
塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、プロピオン酸ナ
トリウムなどの脂肪族カルボン酸のアルカリ金属塩、ナ
トリウムメチラート、ナトリウムメチラートなどの低級
アルコールのアルカリ金属塩などが挙げられる。
また溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イ
ソプロパツールなどのアルコール類、ヘキサン、シクロ
ヘキサンなどの炭化水素類、ジェヂレングリコールジメ
チルエーテル、ノオキサン、テトラヒドロフラン、シエ
チルエーテ5ルなどのエーテル類、酢酸エチル、酢酸メ
チルなどのエステル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの芳香族炭化水素類、さらに、水、酢酸、無水酢酸
、ピリジンなどが挙げられる。
化合物(5)に対する化合物(6)の使用割合は前者に
対して後者を少なくとも等モル、好ましくは等モル−2
倍モルである。該反応は、通常50〜200℃、好まし
くは80〜150℃にて、約30分〜5時間程度で終了
する。
上記化合物(5)と化合物(6)との反応により、式 [式中、R1、R8、R5およびカルボスチリル骨核の
3位と4位間の結合は前記に同じ]で示される中間体が
生じるが、このものは、例えば水−アセトン中で加熱還
流することにより容易に加水分解されて式(3′)の化
合物が得られる。
この化合物(3′)を、前記反応式−■における化合物
(2)または(3)の加水分解と同様の条件下に加水分
解することにより容易に他の目的化合物(la’)に導
くことができる。
さらに、化合物(la’)を、前記反応式−■における
エステル化反応と同様にして式(4)の化合物を用いて
エステル化することにより化合物(tb’)に導くこと
ができる。
本発明の化合物のうち、置換基 一■に示されるように、対応する二重結合を有する化合
物を還元することにより製造できる。
〔式中、健、へ賦  およびカルボスチリル骨核の3位と4位間の結合は前記に同じ〕
上記の還元反応は、通常、適当な還元触媒の存在下に接
!!A還元することによシ行なわれる。用いられる還元
触媒としては、例えば白金、酸化白金、パッジラム黒、
パッジラム炭素、フネーニツケルなどの通常の接M還元
用触媒が含まれ、その使用量は化合物(1′)に対し、
通常約0.2〜0.5倍重量の範囲である。この接触還
元は、例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、テトラヒドロフラン、エチルエーテルなどの溶
媒中、1〜lO気圧、好ましくは1〜3気圧の水素雰囲
気中、−30°C〜溶媒の沸点温度、好ましくは0°C
〜宣温付近にて、よく振り混ぜることにょシ行なわれる
さらに、本発明の化合物を下記反応式−■〜■に示す方
法により他の本発明化合物に導くこともできる。
〔反応式−■〕
(lc)         (1d) 〔式中% ’% ’J Aおよびカルボスチリル骨核の
3位と4位間の結合は前記に同じ。lc%、低級アルコ
キシを示す〕 上記反応式−■に示す化合物(1c)を化合物(ld)
に導く反応は、化合物(1c)を臭化水素酸水溶液中で
50〜150°Cにて5〜10時間程度加熱処理するこ
とによシ行なわれる。
〔反応式−V〕
〔式中、lへζ、八およびカルボスチリル骨核の3位と
4位間の結合は前記に同じ。健敲低級アルキル、低級ア
ルケニル、低級アルキニルまたは7工二ル低級アルキル
を示す〕 上記化合物(la)と化合物(8)との反応は、例えば
水素化ナトリウム、水素化カリウム、金属カリウム、金
属ナトリウム、ナトリウムアミド、カリウムアミドなど
の塩基性化合物の存在下、適当な溶媒中にて行なわれる
。用いられる溶媒としては、例えばジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテルiトcl)エーテル類、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキ・シト、ヘキサメチル
リン酸トリアミドなどが挙げられる。化合物(1e)と
化合物(8)との使用割合は特に限定されないが、通常
6’+1者に対し後者を少なくとも〆、)モル、好まし
くは等モル−2倍モルでちる。該反応は通常O〜70°
C程度、好ましくは0°C−室温付近で行なわれ、一般
に30分〜12時間程度で終了する。
〔反応式−■〕
(lf)            (1(1)〔式中、
R1,;B2. およびR3は前記に同じ〕上記の化合
物(1f)を脱水素して化合物(1g)に導く反応は、
適当な溶媒中で脱水素剤で処理して行なわれる。脱水素
剤とし−Cは、例えば2,3−ジクロロ−5,6−ジシ
アツベンゾキノン、2,3,5゜6−チトラクロロペン
ゾキノン(−役名クロフニル)などのベンゾキノンBL
 N−ブロモコハク酸イミド、N−クロロコハク酸イミ
ド、臭素などのハロゲン化剤、二酸化セレン、パラジウ
ム炭素、パラジウム黒、酸化パラジウム、フネーニツケ
ルなどの脱水素化触媒が挙げられる。その脱水素剤の使
用量は特に制限されないが、ハロゲン化剤の場合には、
通常、化合物(1f)に対し1〜5倍モル、好ましくは
1〜2倍モル用いるのがよく、脱水素化触媒の場合には
一般に過剰量用いるのがよい。他の脱水素剤の混合にも
通常等モル〜過乗j公用いる。溶へ℃としては、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、メトキシエタノール、ジメ
トキシエタンなどのエーテル類、ベン−ビン、トルエン
、キシレン、クメンなどの芳香′J!!!:伏化水fJ
Q、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、
四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類、ブタノール、
アミルアルコーノベヘキサノールなどのアルコール類、
酢酸などの極性プロトン溶媒、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
などの非プロト、ン性極性溶媒などが挙げられる。該反
応は通常室温〜300’C。
好ましくはヱ温〜200°Cで行なわれ、一般に1〜4
0時間程時間路了する。
また化合物(1g)を還元すれば化合物(1f)に導く
ことができ、この還元反応は通常の接触還元における条
件が適用され、例えば適当な溶媒中で金属MIKの存在
下に行なわれる。触媒としてはパラジウム、パラジウム
炭素、プラチナ、フネーニツケルなどの金J7A触媒が
挙げられ、通常の触[fflにて用いられる。用いられ
る溶媒としては、例えば水、メタノール、エタノール、
イソプロパツール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
ヘキサン、シクロへ牛サン、酢酸エチル、またはこれら
の混合溶媒が挙げられる。該反応は常圧および加圧下の
いずれでも行ない得るが、通常、常圧〜20KW/d、
好ましくは常圧〜10に7/−にて、o〜150’C,
好ましくは室温〜100°Cで行なわれる。
なお、本発明の化き物(1)のうち、健が水素原子でか
つカルボスチリル骨核の3位と4位間の紹介が二重納会
である化合物は下記の式で示されるようにラクタムーフ
クチム型の互変異性をとシ得る。
〔式中、淀、好およびAは前記に同じ〕一般式(1)で
表わされる化合物のうち、酸性基を有する化合物は薬理
的に許容し得る塩基性化合物と塩を形成し得る。かかる
塩基性化合物としては1例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化カルシウムなどの金属水酸化物、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ金属
次酸塩または重炭酸塩、ナトリウムメチフート、カリウ
ムメチフートなどのアルカリ金寓アルコフートなどが拳
げられる。また一般式(1)で表わされる化合物のうち
、塩へ性基を有する化合物は通常の薬理的に許容し得る
酸と容易に塩を形成し得る。かかる酸としては、例えば
、硫酸、硝酸、塩酸、臭化水素酸などの無機酸、酢酸、
p−トルエンスルホン酸、エタンスルホン酸、シュウ酸
、マレイン酸、コハク酸、安、il香酸などの有cA酸
が挙げられる。
上記の方法でぶ!造される本発明の化合物は、通常の分
離手段、例えば蒸留法、再結晶法、カフムクロマトグフ
フィ、プレパラティブ薄nクロマトグツフイ、溶媒抽出
法などによシ容易に反応系より、単離、精製できる。
前記度応式−工の方法において出発原料として用いられ
る式(2)の化合物は新規化合物であシ、例えば下記反
応式−■に示す方法で製造できる。
〔反応式−Vl[] 〔式中、lσ、−11t’、政R”およびカルボスチリ
ル骨核の3位と4位間の結合は前記に同じ。便はを示す
〕 上記反応式−■において、化合物(9)と化合物(10
)との反応は、前記度広式−工における化合物(1a)
または(lb)の化合物(4)によるエステル化仄応と
全く同様の反応条件下に行なうことができる。
該エステル化により見られた化合物(11)を還元して
対応する化合物(]2)に導くことができる。
なおこの化合物(12)は化合物(9)を直接還元して
もえられる。これらの還元反応は、通常、水素化還元剤
を用いて打なわれる。その水素化還元剤とL5ては、例
えば水素化硼素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウ
ム、シボフンなどが金げられ、その使用量は、通常、化
合物(9)または(11)に対して少なくとも等モル程
度、好ましくは等モル−3倍モルの範囲である。水素化
還元剤として水素化アルミニウムリチウムを用いた場合
には化合物(9)または(11)と等重量用いるのが好
都合でおる。この還元反応は、通常、適当な溶媒、例え
ば水、メタノール、エタノール、イソプロパツールなど
の低級アルコール類、テトラヒドロフフン、エチルエー
テル、ジグライムなどのエーテル類などを用い、約−6
0〜50°C5好ましくは一30〜比温にて、約10分
au〜5時間程度で行なわれる。なお、還元剤として水
素化アルミニウムリチウムやシボフンを用いた場合には
エチルエーテル どの無水の溶媒を用いるのがよい。
化合物(12)をハロゲン化して化合物(13)に導く
反応は、通常の水酸基のハロゲン化又応における度広条
件がいずれも採用され、例えば、適当な不活性溶媒中ま
たは無溶媒にて化合物(12)にハロゲン化剤を反応さ
せて行なう。用いられるハロゲン化剤としては、例えば
塩酸、臭化水素酸などのハロゲン化水素酸、N,N−ジ
エチル−1. 2. 2−トリクロルビニルアミド、五
ちI化すン、五臭化リン、オキシ塩化リン、チオニルク
ロリドなどが挙げられる。不活性溶媒としては、例えば
ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ク
ロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素などのハロゲン
化炭化水素類などが挙げられる。化合物(12)とハロ
ゲン化剤との使用割合は、1)iJ者に対して後者を少
なくとも等モル、通常は過剰量でちる。
該反応は、通常,水温〜150°C程度、好゛よしくは
案all 8 QoCにて、1〜6時間程度行なわれる
化合物(13)に化合物(14)を反応させれば所望の
化合物〔2)がえられる。この反応を主適当な不活性溶
媒中、塩基性化か物の存在下に*7Li温〜200’C
,好ましくは60〜120°Cにて1〜24時間程度の
条件で行なわれる。用いられる不活性溶媒としては、(
AJえばジオキサン、テトラヒドロフフン、エチレング
リコーノへジメチルエーテルナトのエーテル類、ベンゼ
ン、!・ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、メ
タノール、エタノール、イソプロパツールなどの低級ア
ルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドなどの榔性溶媒が’2(’iげられる。塩基性化合
物としては、例えば1ノー酸カルシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、ナトリウムアミド、水素化ナト
リウム、水素化カリウム、ナトリウムメチフート、ナト
リウムメチフートなどの無4g)塩基、トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリンなどの第
3級アミン類などの広範囲のものが用いられる。上記の
反応は、必要に応じて反応促進剤として、ヨウ化カリウ
ム、ヨウ化ナトリウムなどのヨウ化アルカリ金屈化合物
を添加して行なってもよい。化き物(13)と化合物(
14)の使用割合は待に制限されないが、通常前者に対
して後者を等モル−過剰量、好ましくは等モル−5倍モ
ル、より好ましくは等モル−1,2倍モルである。
式(2)の化合物を下記反応式−■および■に示す方法
により他の式(2)の化合物に導くこともできる。
〔反応式−\111[] (2a)             (2b)〔式中、
ヅ、」、ゴ、麟、Rlj xおよびカルボスチリル骨核
の3位と4位間の結合は前記に同じ〕上記反応式−■に
おける化合物(2a)と化合物(8)との反応は前記反
応式−■における化合物(1e)と化合物(8)との反
応と同じ反応条件(/(て行なわれろ。
〔反応式−■〕
(2C)            (2d)〔式中、健
、d、R6,R7および−は前記に同じ〕上記反応式−
■における脱水素反応〉よび還元反応はいずれも前記反
応式−■における化合物(lf)の脱水素反応および化
合物(19)の還元反応と同じ反応条件下に行なわれる
J)’tf記反応式−πにおける出発物質の式(5)の
化合物は一部公知であるが一部新規化合物を含み、例え
ば下記反応式−Xに示す方法で製造できる。
〔反応式−X〕
(15)       (16)      (5λ)
〔式中、捉は前記に同じ〕 上記反応式中、化合物(ユ5)を閉環させて化合物(1
6)に導く反応は、N、N−置換ホルムアミドと酸@媒
(一般にグイルスマイヤー試薬と呼ばれる)の存在下に
適当な溶媒中または溶媒の非存在下に行なわれる。ここ
で使用されるN、N−置換ホルムアミドとしては、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジエチルホルムア
ミド、N−エチル−N−メチルホルムアミド、N−メチ
ル−N−フェニルホルムアミドなどを例示できる。酸@
謀としては、オキシ塩化リン、チオニルクロフィト、フ
ォスゲンなどを例示できる。使用される溶媒としてハ、
クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、1゜2−ジク
ロロエチレンなどのハロゲン化炭化水素類、クロロベン
ゼン、l、2−ジクロロベンゼンなどの芳香族炭化水X
類などを例示できる。N、N−。
置換ホルムアミドと酸触媒の使用量は、一般式(15)
の化合物に対して、通常大過剰量、好ましくは、前者は
2〜5倍モル、後者は5〜lO倍モル量使用するのがよ
い。反応温度は通常0〜150°C1好ましくは50〜
100″C付近で行なうのがよい。反応は3〜24時間
程時間路了する。
また化合物(16)から化合物(5λ)をえる反応は、
化合物(16)を例えば塩酸、臭化水素酸などのハロゲ
ン化水素酸類、硫酸、リン酸などの無機酸類、水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属水酸化物
、次酸ナトIJウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム
などの無機アルカリ化合物、ちるいは酢酸などの有様酸
の存在下に、50〜150°C1好ましくは70〜12
0′CKて、0.5〜24時nU程度加熱することによ
)達成される。
前記反応式−■における出発物質のカルボン酸化合物(
9)hよびそのエステル化合物(11)も一部公知で新
規化合物も含み、例えば下記尺応式−夏〜Wで示される
方法により製造できる。
〔ズ応式−X工〕
C式中、iは前記に同じ、RIOは水素原子または低級
アルキルを示す〕 上記反応式において、化合物(17)のニトロ基の還元
反応は通常のニトロ基の還元反応条件がいずれも採用さ
れ、例えば(1)適尚な溶媒中接触還元触媒を用いて還
元するか、(U)適轟な不活性溶媒中、金属または金F
A塩と酸、あるいは金属または金属塩とアルカリ金属水
酸化物、硫化物またはアンモニウム塩などとの混合物を
還元剤として用いて還元することによシ行なわれる。
(+)の接触還元による場合、用いられる溶媒としては
、例えば水、酢酸、メタノール、エタノール、イソプロ
パツール、ブタノール、エチレングリコールなどのアル
コール類、ジエチルエーテノペジメチルエーテル、テト
ラヒドロ7フン、ジオキサン、モノグツイム、ジグフイ
ムなどのエーテル類、ヘキサン、シグロヘキサンなどの
仄化水索類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類
、N、N−ジメチルホルムアミドなどのブトプロトン性
面性溶媒などが挙げられる。接触還元触快としては、例
えばバッジラム、パッジラム黒、バッジラム炭素、白金
、酸化白金、亜クロム酸銅、フネーニッケルなどが挙(
ザられる。これら触媒の使用量は、化合物(17)に対
して0.02〜l、00倍(重プi’c )用いるのが
よい、、反応は通常−20〜150’C。
好ましくはO″C−室温付近、水素圧1〜10気圧で3
0分〜10時間程度行なわれる。
(1)の方法を用いる場合には、還元剤として鉄、亜鉛
、賜または塩化第−賜と塩酸、硫酸などの鉱酸との組合
せ、鉄、硫酸第一鉄、亜鉛または謡と水酸化すトリウム
などのアルカリ金属水酸化物、硫化アンモニウムなどの
硫化物、アンモニア水、塩化アンモニウムなどのアンモ
ニウム塩なトドの組合せが用いられる。使用される不活
性溶媒としては、例えば水、酢酸、メタノール、エタノ
ール、ジオキサンなどが挙げられる。反応温度、時間は
用いられる触媒の利類(より適宜選択され、例えば硫酸
・第一鉄とアンモニア水との組合せの場合には50〜1
50℃付近で30分〜10時間程度で有利に行なわれる
。還元剤の使用量は、通常、化合物(17)に対して少
なくとも等モル、好ましくは等モル−5倍モルでおる。
化合物(18)と化合物(19)との反応は、塩基性化
合物の存在下、適歯なr8媒中で行なうことができる。
塩基性化合物としては例えば水酸化ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素す下リウム、炭酸水素カリウム、水素
化ナトリウム、ナトリウムメチフート、ナトリウムメチ
フートなどの無機塩基、トリエチルアミン、ピリジン、
α−ピコリン、NN−ジメチルアニリン、N−メチルモ
ルホリン、ピペリジン、ピロリジンなどのアミン類など
広範囲のものが用いられる。溶媒としてはジオキサン、
テトラヒドロ7フン、グブイム、ジクフイムなどのエー
テル類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、
メタノール、エタノール、イソプロパツールなどの低級
アルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシドなどの瓶外溶媒が挙げられる。反応は室温〜15
0“C1好ましくは60〜120°Cにて1〜24時間
程時間外われる。化合物(18)と化さ物(19)の使
用割合は特に制限されないが、通常前者に対して後者を
等モル−過剰量、好ましくは等モル〜5倍モル用いる。
(20)        (20a)        
(1)〔式中、1zは前記に同じ。1ζは低級アルキル
を示す〕 上記の反応は、化合物(20)をRCOXまたは(RC
O)20  [:式中λは前記に同じ。Xはハロゲン原
子を示す〕と反応させて、化合物(20a)にし、つづ
いて加水分解することにょシ化合物(9b)を得ること
ができる。一般式(2o)とRCOXまたは(RCO)
20  との反応は塩基性化合物の存在下または非存在
下に行なわれる。使用される塩基性化合物としては例え
ば金属ナトリウム、金属カリウムなどのアルカリ金属お
よびこれらアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩
あるいはピリジン、ピペリジンなどの芳香族アミン化合
物などが挙げられる。該反応は無溶媒もしくは溶媒中の
いずれでも進行する。溶媒としては、例えばアセトン、
メチルエチルケトンなどのケトン類、エーテル、ジオキ
サンなどのエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの芳香族炭化水素類、水、ピリジンなどが挙げられ
る。IζCOxまたは(RCO2ρの化合物の使用量は
、一般式(20)の化き物に対して、少くとも等モル用
いられるが、一般には、等モル−大過剰り用いるのがよ
い。また該反応は、0〜200°Cで進行するが、一般
には()〜150°Cで行なうのがよい。又不時間は、
0.5〜10時間程時間路了する。
一般式(20a)の加水分解反応は、水溶液中加水分解
触媒、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの
アルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、炭酸水素ナトリウムなどの無機アルカリ化合物の存在
下に、通常50x150°C1好ましくは70〜lOo
″Cにテ0.5〜10時間程度加熱して行なわれる。
〔式中、R1、xt2  R9、Xおよびカルボスチリ
ル骨核の3位と4位間の結合は前記に同じ。λ11は芳
香族アミン残基を示す〕 上記反応式においで、化合物(21)と芳香族アミン(
22)との反、応は、連光な溶媒中または無溶媒下に行
なわれる。溶媒としては反応に悪V#響を与えない不活
性のものがすべて用いられ、例えばクロロホルム、塩化
メチレン、ジクロロメタン、四塩化戻水などのハロゲン
化次化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフフン
、ジオキサン、ジメトキシエタンなどのエーテル類、メ
タノール、エタノール、イソプロパツール、ブタメール
などのアルコール類、酢酸メチル、酢酸゛エチルなどの
エステル類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホ牛サイド、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの
非プロトン性極性溶媒、アセトニトリルなどが挙げられ
る。芳香族アミンとしては、ピリジン、キノリンなどが
例示できる。該芳香族アミンの使用量は、化合物(21
)に対して少なくとも等モル、好ましくは大過剰量で用
いる。反応温度は50〜200’C1好ましくは70〜
150″Cであシ、3〜10時間程度で反応は終了する
見られた化合物(23)の加水分解は、水中、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムのような無機塩基の存在下に
室温〜150℃にて1−10時間程度処理して行なわれ
る。
また化合物(23)の化合物(1o)によるエステル化
は塩基性化合物の存在下、溶媒中または無溶媒にて反応
させることによシ付なわれる。使用される溶媒としては
、例えば塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン
などのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどの芳香族次化水索類、ジエチルエーテル、テ
トフヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタンなど
のエーテル類、N、N−ジメチ゛ルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキ→pメチルリン酸トリアミドな
どの非プロトン性溶躇などを例示できる。使用される塩
基性触媒としては、例えばトリエチルアミン、トリメチ
ルアミン、ピリジン、ヅメ−1−ルアニリン、N−メチ
ルモルホリン ミノピリジン、1.5−ジアザビシクロ(4.3.0)
ノネン−5 (DIIN )、1,5−ジアザビシクロ
〔5、4.0)ウンデセン−5 (DBU)、1.4−
ジアザビシクロ(2.2.2)オクタン(DへBGO)
などの有S塩基および炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基
などを例示できる。ここで使用される塩基性化合物の使
用割合としては、一般式(23)の化合物に対して、少
くとも等モル、好ましくは1〜1.5倍モル量使用する
のがよい。一般式αO)の化合物の使用割合は、一般式
(23)の化合物に対して、少なくとも等モル、通常大
過剰量で使用するのがよい。反応温度は、通常室温〜1
50℃、好ましくは50〜Zoo°C付近であシ、該反
応は一般に30分〜10時間で終了する。
C反応式−XtV) 〔式中、Xは前記に同じ、X′は水素原子または)”%
ロゲン原子、R12は水素原子または低吸アルキルを示
す〕 上記反応式において、化合物(24)と化合物(25)
または(26)との反応は一般にフリーゾルタラフッ父
応と呼ばれるものであり、通常、適当な溶媒中、ルイス
酸の存在下に行なわれる。用いられる溶媒としてはこの
皿の反応に通常使用されるものが有利に用いられ、例え
ば二硫化炭素、ニトロベンゼン、クロロベンゼン、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、四塩
化灰索卆どが挙げられる。ルイス酸としても通常用いら
れるものがすべて使用され、例えば塩化アルミニウム、
種化亜鉛、塩化鉄、塩化錫、三臭化ホウ素、三7ツ化ホ
ウ素、′ek(iiI!酸などが挙げられる。ルイス酸
の使用量は適宜決定されうるが、通常、化合物(24)
に対して2〜6倍モル程度、好ましくは3〜4倍モルで
あり、化合物(25)または(26)の使用量は化合物
(24)に対して、通常、少なくとも等モル、好ましく
は醇モル〜3倍モルである。
反応温度は通常−50=120°C程度、好°ましぐは
0〜70°Cであシ、また又置時間は用いる原料、引り
反応温度などによっても異なるが、通常、30分〜24
時間程度である。
見られた化合物(27)のニトロ化は、通常の芳香族化
合物のニトロ化反応と同様の条件下に行なわれ、例えば
適当な不活性#j謀中′または無溶媒下にニトロ化剤を
作用させて行なう。不活性w3謀としては、例えば酢酸
、無水酢酸、濃硫酸などが拳げられ、またニトロ化剤と
しては、例えば発煙硝酸、濃硝酸、硝酸と他の酸(硫酸
、発煙硫酸、リン酸、無水酢酸)との混酸、硝酸カリウ
ム、硝酸ナトリウムなどのアルカリ金属硝酸塩と硫酸な
どの鉱酸との混合物などが挙げられる。該ニトロ化剤の
使用量は化合物(27)に対して等モル以上、通常過剰
量であり、反応温度は一10°C−室温付近が好ましく
.5分〜4時間又応される。
見られた化合物(28)は還元、閉環により化合物(9
C)に導かれる。この反応は前記反応式−豆における化
合物(17)の還元反応条件と同様の条件下に行なわれ
るが,’(1)の接触還元方法を用いる場合は、反応温
度は、好ましくは0〜50°Cであり、また反応系内に
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基性化合物
を存在させることによシ反応が有利に進行する。さらに
(りの方法を用いる場合には、通常−50〜loo’c
において反応は進行し、0.5〜10時間程度で反応は
終了する。
例えば、塩化第1錫と塩酸とを還元剤として用いる場合
、有利には一20〜50°C付近にて反応を行なうのが
よい。′Q元剤の使用量としては、原料化合物に対して
少くとも等モル量、通常は等モル−3倍モル量用いるの
がよい。上記の方法によジニトロ基の還元と同時に閉環
して化α物(9C)がえられる。ただし、(1)の接触
還元触媒を用いる場きにはカルボニル基も還元されてメ
チレンに変換される場合もあるが、反応条件を適当に選
択することによりそのような変換は避けられる。
(31)            (9f)子または低
級アルキル、R13は低級アルキルを示す〕 上記反応式において化合物(29)と化合物(3o)と
の反応は、通常、脱ハロゲン化水素剤の存在下または不
存在下に適当な溶媒中で行なわれる。脱ハロゲン化水素
剤としては通常塩基性化合物が用いられ、例えば、トリ
エチルアミン、トリメチルアミン、ピリジン、ジメチル
アニリン、N−メチルモルホリン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、工。
5−ジアザビシクロ(4,3,O,!ノネンー5(D’
BN)、1.5−ジアザビシクロ(:5.4.0)ウン
デセン−5(D13U)、1,4−ジアザビシクロ(2
,2゜2〕オクタン(Dへnco)などの有機塩基、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸
水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水素化ナトリウム、水素化カリウム、炭酸銀、ナトリウ
ムメチフート、ナトリウムエチラートなどのアルカリ金
属アルコラードなどが挙げられる。なお反応化合物の化
合物(30)を過剰量用いて脱ハロゲン化水素剤として
兼用させることもできる。溶媒としては塩化メチレン、
クロロホルム、ジクロルエタンなどのハロゲン化炭素類
、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフフン、ジメトキ
シエタンなどのエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチルな
どのエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの非プロ
トン性櫃性溶媒、ピリジン、アセトン、アセトニトリル
、さらにメタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール、3−メトキシ−1−ブタノール、エチルセロソ
ルブ、メチルセロソルブなどのアルコール類、ピリジン
、アセトン、アセトニトリルなど、またはそれらの2皿
以上の混合溶媒が挙げられる。
化α物(29)と化合物(30)との使用割合は特に限
定されず広範囲に選択されるが、通常前者に対して後者
を少なくとも等モル、好ましくは等モル−5倍モル用い
られる。反応温度は通常−30〜180°C程度、好ま
しくは約0〜150°Cで、一般に5分〜30時間で反
応は完結する。
化α物(31)の閉環反応は、適当な溶媒中または熱溶
KM下に酸の存在下に行なわれる。酸としては特に限定
されず通常の有機酸または、無機酸が用いられ、例えば
塩酸、臭化水素酸、硫酸などの無機酸、塩化アルミニウ
ム、三7フ化ホウ素、四塩化チタン々どのルイス酸、ギ
酸、酢酸、エタンスルホンLp−トルエンスルホン酸ナ
トの有機酸が挙げられる。これらのうち、塩酸、臭化水
素酸、硫酸などの無機酸が好ましい。酸の使用量は特に
限定されず、通常、化合物(31)に対して少なくと木
醇M量、好ましくは10〜50倍重景でちる。また溶媒
としては通常の不活性溶媒が用いられ、例えば水、メタ
ノール、エタノール、プロパツールなどの低級アルコー
ル類、ジオキサン、テトラヒドロフフンなどのエーテル
!l、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素類、塊化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素など
のハロゲン(l化水素類、アセトン、ジメチルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリ
アミドなどの非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。
これらのうち、低級アルコール類、エーテル類、アセト
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘ
キサメチルリン酸トリアミドなどの水溶性溶媒が好まし
い。該反応は通常0〜100°C1好ましくは室温〜6
o″Cで行なわれ、通常5分〜6時間稈度で終了する。
なお、該化合物(9)は、前記反応式−■および■に示
されるN−アルキル化方法ならびに反応式−■Iおよび
】Xに示される脱水ヌ(反応咬7cは還元反応を利用す
る方法などによシ、同様に他の式(9)の化合物に導く
こともできる。
さらに、前記反応式−■における中間体である化合物(
12)および化合物(13)ならびに前記反応式−XI
[における出発物質である化合物(21)などは下記反
応式−ff−XX に示される方法によっても製造され
る。
〔反応式−xvr) (32)                  (21
a)゛   + (21b) 〔式中、R−X%X′およびカルボスチリル骨核の3位
と4位間の結合は前記と同じ〕 上記の化合物(32)と化き物(25)または(26)
との反応は、前記反応式−■における化合物(24)と
化合物(25)または(26)との反応と同様の条件下
に行なわれる。ただし、反応温度は通常20〜120°
C1好ましくは40〜70°C程度で、反応時fl[は
原料、触媒、反応温度によシ異なるが、通常30分〜2
4時間程度である。
〔反応式−肩〕
(34)      C5)      (12)〔式
中、lσ R2およびカルボスチリル骨核の3位と4位
間の結合は前記に同じ。1(14は水素原子、上記反応
式において化合物(34)を還元して化合物(5)に導
く反応は、前記反応式−■における化合物(9)を化合
物(12)に還元する場合と同様の還元条件下、ならび
に前記反応式−■における化合物(1′)を化合物(1
つに導く場合の接触還元法と同様の条件下に行なわれる
化合物(5)をさらに還元して化合物(12)に導く方
法は、皿々の方法があるが、例えば水素化還元剤を用い
る還元法が好適に利用される。用いられる水素化還元剤
としては、例えば水素化アルミニウムナトリウム、水素
化トリーtert−ブトキシアルミニウムリチウム、水
素化ジイソブチルアルミニウム、水素化(1,l−ジメ
チル−1−ジイソプロピルメチル)ホウ素((i −C
a R7)(CH3)20BH2)などが挙げられ、そ
の使用量は、通常。
化合物(5)に対して等重量である。この還元反応は、
例えばジエチルエーテル、テトフヒドロフフン、ジグフ
イムなどの適当な溶媒中、通常、−60〜50″C程度
、好ましくは一30’O−室温にて行なわれ、10分間
〜5時間で終了する。
〔反応式−XvlX〕
(35)      (36)        (13
a)〔式中、1♂およびx)−1,面記に同じ〕上記反
応式における化合物(35)の閉環反応は、前記反応式
−Xにおける化合物(15)の閉環反応と同様の条件下
に行なわれ、また化合物(36)から化合物(13a)
に導く反応も前記反応式−Xにおける化合物(1G)か
ら化合物(5a)をえる反応と同じ条件下に行なわれる
〔反応式−恵〕
上記反応式において、化合物(37)のハロゲン化反応
は、適当な溶媒中化合物(37)を/%ロゲン化剤で処
理して行なわれる。用いられるハロゲン化剤としては例
えば塩素、臭素などのノ10ゲン分子、N−ブロモコハ
ク酸イミド、N・クロロコハク酸イミドなどのN−ハロ
ゲノコハク酸イミド、塩化スル7リル、塩化銅、臭化銅
などのノ10ゲン化鋼などが挙げられる。溶媒としては
ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩
化炭素などのハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル
、テトフヒドロ7フン、ジオキサンなどのエーテル類、
酢酸などが例示できる。このハロゲン化剤の使用量は、
化合物(37)に対して等モル−過剰量、好ましくは等
モル〜L2倍モルである。該反応は通常0℃〜溶媒の沸
点付近、好ましくは室温〜40℃であシ、通常1〜10
時間程時間路了する。なお、この反応に過酸化ベンゾイ
ル、過酸化水素などの過酸化物のようなフジカル反応開
始剤を用いてもよい。
られる縮合剤としては、例えば五酸化リン、フッ化水素
、硫酸、ポリリン酸、塩化アルミニウム、塩化亜鉛など
のルイス酸などが挙げられる。溶媒としてはクロロホル
ム、ジクロロメタン、1.2−ジクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサンな
どのエーテル類、ニトロベンゼン、クロロベンゼンなど
の芳香族炭化水素類などが例示できる。化合物(38)
と縮合剤との使用割合は特に限定されないが、通常、前
者に対して後者を等モル〜1o倍モル、好ましくは3〜
6倍モルとするのがよい。この反応は、通常、50〜2
50°c1好ましくは70〜2oo′cにて20分〜6
時間程度行なわれる。
〔ズ応式−豆〕
〔式中、R1、R2,Xおよびカルボスチリル骨核の3
位と4位間の結合は前記に同じ。R15は低級アルカノ
イルを示す〕 上記反応式における化合物(13)と化合物(39)と
の反応は、好ましくは塩基性化合物を脱ハロゲン化水素
剤として用い、適当な溶媒中、室温〜200″C1好ま
しくは室温〜150°Cにて数時間〜15時間時間性な
われる。用いられる溶媒としては、例えばメタノール、
エタノール、イソプロパノールなどの低級アルコール類
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、エチレングリコールモノメ、チルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテルナトのエーテル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、ア
セトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチル、
リン酸トリアミド、無水酢酸などが挙げられる。塩基性
化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸銀などの無m塩基、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属、ナトリウムアミ
ド、水素化ナトリウム、ナトリウムメチラート、ナトリ
ウムメチラート、カリウムエチフートなどのアルコラー
ド、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン
、キノリン、N、N−ジメチルアニリン、N−メチルモ
ルホリンなどの第三級アミン類が挙げられる。上記反応
において反応促進剤としてヨウ化カリウム、ヨウ化ナト
リウムなどのヨウ化アルカリ金属を用いてもよい。化合
物(13)と化合物(39)との使用割合は特に制限さ
れないが、通常、前者に対して後者を少なくとも停モル
、好ましくは1〜5モル程度である。
見られる化合物(40)を加水分解すれば化合物(12
)に導かれる。この加水分解反応は、例えば塩酸、臭化
水素酸などのハロゲン化水素酸類、硫酸、リン酸などの
拡酸類、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどのアル
カリ金屑水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウムなどのアルカリ金F4次酸塩または重
炭酸塩などの存在下に、通常、50〜150°C1好ま
しくは70〜100℃にて3〜24時間程度加熱ズ応す
ることによシ行なわれる。
なお、これら化合物(12)および(13)は、前記反
応式−Vおよび■に示されるN−アルキル化法ならびに
反応式−■および■に示される脱水素度広または還元反
応を利用する方法などによシ、同様に他の式(12)ま
たは(13)の化合物に導くこともできる。
本発明化合物は抗潰瘍剤として有用であシ、通常、一般
的な医薬;y!!剤の形態で用いられる。製剤は通常使
用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表
面活性剤、滑沢剤などの稀釈剤おるい伏賦形剤を用いて
調製される。この医薬製剤としては各皿の形態が治療目
的に応じて選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸
剤、散剤、液剤、懸澗剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、
車側、注射剤(液剤、ia剤$)などが挙げられる。錠
剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの分野で
従来公知のものを広く使用でき、例えば乳糖、白’IJ
!Js 塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、
炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸な
どの賦形剤、水、エタノール、プロパツール、単シロッ
プ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキ
シメチルセルロース、セフツク、メチルセルロース、リ
ン酸カリウム、ポリビニルピロリドンなどの結合剤、乾
燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、フミ
ナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、フウリル
T:#:、酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド
、デンプン、乳糖などの崩壊剤、白糖、ステアリン、カ
カオバク−1水素添加油などの崩壊抑制剤、グク四級ア
ンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウムなどの吸収促
進剤、グリセリン、デンプンなどの保湿剤、デンプン、
乳W、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸など
の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポ
リエチレングリコールなどの滑沢剤などが例示できる。
さらに錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例え
ば糖衣錠、ゼフチン彼包錠、腸溶被便、フィルムコーテ
ィング錠あるいは二″mR1多層綻とすることができる
。丸剤の形態に成形するに際しては、担体としてこの分
野で従来公知のものを広く使用でき、例えば、ブドウ糖
、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、
タルクなどの賦形剤、アフビつ゛ゴム末、ドラガントメ
く、ゼラチン、エタノールなどの結合剤、フミナツン、
カンテンなどの崩壊剤などが例示できる。車側の形態に
成形するに際しては、担体として従来公知のものを広く
使用でき、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、
高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチ
ン、半合成グリセフィトなどを挙げることができる。注
射剤として調製される場合には、液剤および懸濁剤は殺
菌され、かつ血液と等張であるのが好ましく、これら液
剤、乳剤および懸濁剤の形rlすに成形するのに際して
は、稀釈剤としてこの分野において慣用されているもの
をすべて使用でき、例えば水、エチルアルコール、プロ
ピレングリコール、エトキシ化イソステアリルγルコー
ル、ポリオキシ化インスデγリルアルコール、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル類などを挙げるこ
とができる。なお、この場合等張性の溶液を調製するに
充分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを抗潰瘍
剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩
衝剤、無痛化剤などを、更に必要に応じて着色剤、保存
剤、香料、風味剤、甘味剤などや他の医薬品を該治療剤
中に含有せしめてもよい。
本発明の抗潰瘍剤中に含有されるべき本発明の化合物の
ブ1はとくに限定されず広範囲に選択されるが、通常全
組成物中1〜70 重;fil:96、好聾しくは5〜
50重量%である。
本発明の抗潰瘍剤の投与方法にはとくに制限はなく、各
種製剤形111LI、患者の年令、性別その他の条件、
疾患の程度などに応じた方法で投5−される。
例えば錠剤、乳剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤および
カプセル剤の場合には経口投与される。止た注射剤の場
合には単独であるいはブドウv111、アミノ酸などの
通常の補液と混合して静脈内投与され、さらには必要に
応じて単独で筋肉内、皮肉、皮下もしくは腹腔内投与さ
れる。車側の場合にはr11″j腸内投与される。
本発明の抗潰瘍剤の投与量は用法、患者の年令、性別そ
の他の条件、疾患の程度などによシ適宜選択されるが、
通常本発明化合物の量は1日当シ体重IKfffOO,
6〜50ダとするのがよい、また、投与単位形態中に荷
動成分を10〜10001ny含有せしめるのがよい。
つぎに参考例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
8考例1 m−アミノ安息香酸100yをエーテルllに懸濁し、
室温、撹拌下、β−エトキシアクリル酸クロライド44
.6yを滴下する。この混合物を40’Cで5時間反応
後、析出物を戸数する。結晶を3回水洗、乾燥し、メタ
ノールより再結晶して無色にlir状品のm−カルボキ
シ−N−(β−エトキシアクリロイル)アニリン60y
を得る。融点200.5〜202.00C 参考例2 3−フェニルプロピオン酸メチル5(1,70ロアセチ
ルクロライド51.6S’およびジクロロメタン250
−の混合物をQ’Cに冷却する。0〜lO°Cで撹拌下
、塩化アルミニウム1221を徐々に加える。その後室
温で2時間撹拌する。室温で一夜放置後、反応混合物を
氷−濃塩酸中に注ぎ、クロロホルムで抽出する。クロロ
ホルム層を水沈、乾燥して、クロロホルムを留去する。
残渣にイソプロピルエーテルを加えて結晶化し、結晶を
戸数し、エタノールより再結晶して無色針状晶の3−(
4−Vロロアセチルフェニル)フロピオン酸メチル53
.4Fを得る。融点90.0〜92.0°C参考例3 3−(4−クロロアセチルフェニル)フロピオン酸メチ
ル36.26yを濃硫酸300−に痔解し、発煙硝酸(
d−1,52)20.Lyを氷水冷下撹拌しながら滴下
する。室温で3時間撹拌したのち、反応混合物を氷水中
に注ぎ、クロロホルムで抽出する。クロロホルム層を水
洗、乾燥後、クロロホルムを留去する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィイで精製し、エーテルを加え
て結晶化する。結晶を戸数し、メタノールより再結晶し
て淡黄色プリズム晶の3−(4−カルボキシ−2−二ト
ロフェニル)プロピオン酸メチル26.7yを(8る。
融点120.0〜l 22.O@C参考参考 例日ロアセチルクロライド467りのジクロロメタン4
004溶液に306C以下で撹拌下、塩化アルミニウム
735yをl/3づつ加える。次に同温度・撹拌下刃ル
ポスチリル200Si’を加える。
その混合液を6時間加熱還流したのち、反応混合物を氷
−濃塩酸中に注ぎ、析出する結晶を戸数する。これをメ
タノール、熱メタノールで洗浄して6−クロロアセチル
カルボスチリル153Fを得る。母液を濃縮乾固し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製し、メタ
ノールより再結晶して淡黄色針状晶の8−クロロアセチ
ルカルボスチリル35.415’を得る。融点177.
5〜179.0°C 参考例5 8−クロロアセチルカルボスチリル30Fとピリジン3
00−を混血し、80〜90″Cで2.5時間井熱撹拌
する。反応液を氷水冷し、析出した結晶を戸数し、エー
テルで洗浄後、メタノールより再結晶して無色針状晶の
B−(ct−ピリジニウムアセチル)カルボスチリルク
ロライド40.85S4を得る。融点2G1.5〜26
4.0°C(分解)参考例6 m−アミノ安息香酸メチル29.5Fのジエチルエーテ
ル300−溶液に、撹拌下17〜27aCでβ−エトキ
シアクリル酸クロライド11.53Fを滴下する。滴下
後、室温で1時間撹拌し、析出晶を戸数する。エーテル
洗浄後、粗結晶をクロロホルムに溶解し、0.5N塩酸
、飽和炭酸水素す) IJウム、飽和食塩水で洗浄する
。乾燥後、クロロホルムを留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィで精製し、ついでメタノールより
再結晶して、無色プリズム成品の13.63!のm−メ
トキシカルボニル−N−(β−エトキシアクリロイル)
アニリンを得る。融点108〜l l O’C参考例7 (a)6−((t−クロロアセチル)カルボスチリル6
01をピリジン0.5 K?に懸濁し、80〜90”c
で2時間撹拌し、続いて水冷下1時間撹拌する。析出品
を戸数し、メタノールより再結晶して無色針状晶の1i
−(α−ビリジニウノ、つ七・f・ル)カルボスチリル
クロライド1/2水和物70りを・11)る。融点30
0@C以上 (b)6−(α−ピリジニウムアセチル)カルボスチリ
ルクロライド69.75”!よび水酸化ナトリウム65
yを水0.61に溶解し、60〜70@Cで3時間撹拌
する。水冷下、反応混合物に濃塩酸を加えて、pHj+
42とする。析出晶を戸数し、DMFより再結晶して淡
茶色粉末成品の6−カルポキシカルポスチリル41.4
yを得る。融点300’C以上 参考例8 参考例7と同様にして適当な出発原料を用いて以下の化
合物を得る。
6−カルボキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル、淡
黄色粉末状晶(ジメチルホルムアミド)@点300″′
C以上 8−カルボキシカルボスチリル、無色針状晶(メタノー
ル−クロロホルム)、融点320″C以上、NMIL(
DMSO)δ6.57 (d l J =9.5H11
1H)、7.25 (L I Jx8.QHz  、 
l H)、7694(d、d、J=8.OH! 、x、
sHz  r IH)、7.98(d、J−9゜5Hz
、IH)、8.14(d。
dt J−8,0Hz  、 l、5Hz 、 l H
)参考例9 6−カルボキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリルl(
lおよびN−ヒドロキシコハク酸イミド6、(lをジオ
キサン200−に懸濁させる。つぎに水冷撹拌下、ジシ
クロへキシルカルボジイミド12.4Fの50Jジオキ
サン溶液を滴下する。その混合液を900Cで4時間加
熱撹拌する。反応終了後、室温まで放冷し、析出晶をF
去し、F液を濃縮乾固し、その残液をジメチルホルムア
ミド−エタノールより再結晶して無色リン片状晶のコへ
り酸イミド3,4−ジヒドロカルポスf’)ルー6−カ
ルボキシレート10.85’を得る。融点234.5〜
2366C 参考例10 m−カルボキシ−N−(β−エトキシアクリロイル)ア
ニリン81を濃硫酸80−に加え、室温で2時間、続い
て50@Cで1時間撹拌する、反応液を水中に注ぎ、I
ON水酸化ナトリウム水溶液でpH3〜4に調整する。
析出晶を戸数し、水洗してDMFより再結晶して淡黄色
粉末状晶の5−カルボキシカルボスチル4.26yを得
る。融点32φC以上 Nん1良(DMSO)δ6,58(d、J=9.5出。
z H)、7.40〜7.80(ml 3H)、8.6
9(d 、J=9.5th 、lH) 参考例11 3−(4−カルボキシ−2−ニトロフェニル)プロピオ
ン酸メチル5f、2.226N水酸化ナトリウムメタノ
ール溶液8.87d、メタノール100ajオヨヒ5 
% Pd −C(50%含水)Iyを混和し、常温ミ常
圧で接触還元する。触媒をF去し、母液に濃塩酸を加え
pHxlに調整し、析出する結晶を戸数し、無色針状晶
のメタノールより再結晶して、7−カルボキシ−3,4
−ジヒドロカルボスチリル3.62Fを得る。融点32
0°C以上NMR(DMSO)62.33〜2.60(
m、2H)、2.77〜3.05(m、2H)、7.2
1(d。
JJ3,5)1!  、 111)、7.38〜7.5
3 (n 、 2H〕、10.15(j、lH) 参考例12 m−メトキシカルボニル−N−(β−エトキシアクロイ
ル]アニリン105’を彊硫m1oo、を中に徐々に加
え、室温で2時間、45”Cで4昨間撹拌する。反応液
を水中に注ぎ、析出晶を戸数、水洗する。得られた粗結
晶をメタノール−クロロホルムで再結晶して、6,97
9の5−メト牛ジカルボニルカルボスチリルを得る。m
点277.5〜279.0”C 参考例13゜ 5−がルボキシ力ルポスチリル21を水30−に懸濁し
、それにION水酸化ナトリワム水溶液を加えて結晶を
溶解する。溶液に10%Pt −CSOO岬を加えて、
水素圧3〜4〜肩、706Cで接か還元する。反応後、
触媒を戸去し、F液に濃塩酸を加えて、pH+1とし、
析出晶を戸数し、メタノールより再結晶して無色針状晶
の5−カルボキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル8
20”7を得る。融点309〜311@c υ考例14 5−カルボキシカルボスヂリル2りをメタノールlO〇
−に懸濁し、広陵ガスをバブルして飽和したのち、3時
間還流する。反応液を半kttになるまで濃縮し、析出
した結晶をF取する。シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィで精製し、次いでメタノール−クロロホルムより再結
晶して無色粉末成品の5−メト牛ル力ルポニル力ルポス
チリル23Qnl/を得る。融点277.5〜279″
C参考例15 8−(1α−ピリジニウムアセチル)カルボスチリルク
ロライド2りをメタノール20m/Iこ溶解し、これ1
こ1.015EのDJltJを加え、1時間近流する。
反応液を畝線乾固し、残液に水、クロロホルム、IN塩
酸を加える。クロロホルムム11を水、飽和炭ri々水
ぷすトリウム水溶液、飽和食塩水のル((に洗浄後、乾
燥する。lりl’l r:l小ルノ・を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィでEV g
し、ついでメタノールより再結晶して無色針状晶の8−
メトキシカルボニルカルボスチリル130■を得る。融
点140〜l 42”C 参考側16 3−ホルミルカルボスチリル347をメタノール800
−に懸濁する。水冷撹拌下、水素化ホウ素す) IJウ
ム7.41を少量ずつ添加する。水冷下、3時間撹拌を
行なう。析出晶を戸数し、メタノールから再結晶して無
色プリズム状の3−ヒドロキシメチルカルボスチリル3
3.25’を得る。
融点238〜239.5@C: 参考例17 水素化リチウムアルミニウム16Liを乾燥テトラヒド
ロ7ラン200−に懸濁する。室温で撹拌しなから3−
メトキシカルボニルカルボスチリル16yを添加する。
室温で5時間撹拌する。酢酸エチルをM下し、過剰の水
素化リチウムアルミニウムを分解する。さらに水を加え
たのち、減圧綴縮する。残渣に希硫酸を加え、析出品を
戸数し、メタノールから再結晶して無色プリズム状の3
−ヒドロキシメチルカルボスチリル3.71を得る。
融点238〜239.5@C 参考例18〜22 参考例16および17と同61’kにして適当な出発原
料を用いて次表の化合物を得る。
参考例23 3−ヒドロキシメチルカルボスチリル5yに47チ臭化
水素酸50−を加えて、70〜80’Cで3時間撹拌す
る。今後、析出品を戸数し、メタノールから再結晶して
無色針状の3−ブロムメチルカルボスチリル62を得る
。融点218.5〜2196C(分解) 参考例24 3−ヒドロキシメチルカルボスチリル31をクロロホル
ム100−に懸濁する。室温で撹拌しながうJff化チ
オニル21のクロロホルム20,J溶1を滴下する。室
Bで1時間撹拌する。減圧濃縮し、残渣をメタノールか
ら再結晶して無色針状の3−クロルメチルカルボスチリ
ル2.92を得る。融点204〜205°C 参考例25 2−クロル−3−クロルメチルキノリン2.85’を酢
酸30,jに浴解し、2時間還流を行なう。反応液を水
にあけ、析出晶を戸数する。メタノールから再結晶して
無色針状の3−クロルメチルカルボスチリル2.12を
イ(Iる。融点204〜205’C参考例26〜30 参考例23〜25と同様にしてfI肖な出発原料を用い
て次表の化合物を得る。
参考例31 ナトリウム1.51と乾燥エタノール150.dとから
ナトリウムエチラートをつくる。これ1こアセトアミド
マロン酸ジエチル12Iを加えて室温で1時間撹拌する
。4−ブロムメチルカルボスチリル125”を加えて、
2時間還流を行なう。エタノールを留去し、残渣に水を
加え、析出晶を戸数する。エタノールから再結晶して無
色プリズム状のエチル 2−アセトアミド−2−カルボ
エトキシ−3−(2−キノロン−4−イル〕プロピオネ
ート131を得る。融点224〜2266C(分解)参
考例32〜41 参考例31と同様にして連光な出発原料を用いて次表の
化合物を得る。
qコ 鍼 Cζ 参考例42 エチル2−アセトアミド−2−カルボエトキシ−3−(
2−キノロン−3−イル)プロピオネ−)5.6Fをテ
トラヒドロ7ラン150j1m溶解する。これに室温で
撹拌しながら50%油性水素ナトリウム0.82を加え
る。ヨウ化メチル4,5yを滴下し、室温で3時間撹拌
する。減圧濃縮し、残渣を水にあけて析出品を戸数する
。エタノール水から再結晶して無色鱗片状のエチル2−
アセトアミド−2−カルボエトキシ−3−(1−メチル
−2−キノロン−3−イル)プロピオネート3.51を
得る。融点190.5〜1926C 上記参考例42と同様にして前記参考例36〜39の化
合物を得る。
参考例43 水素化リチウムアルミニウム1.95Eを乾燥テトラヒ
ドロフラン100−に懸濁する。これに室温で撹拌しな
がら3−カルボキシカルボスチリル1.91を添加する
。室温で一晩撹拌を行なう。過剰の水素化リチウムアル
ミニウムを酢酸エチルを滴下して分解する・希硫酸を加
えて酸性とする。テトロヒドロフランを減圧留去後、析
出し℃くる結晶をP取する。メタノールから再結晶して
無色プリズム状の3−ヒドロキシメチル力ルポスチリノ
喰57を得る。融点238〜239.5°c。
上記参考例43と同様にしで適当な出発原料を用いて、
前記参考例18〜22の化合物を得る。
参考例44 アセト酢酸アニリド301をクロロホルム3〇−に溶解
する。これに室温で撹拌しながら臭狗71のクロ°ロホ
ルム30mj浴液を滴下する。滴下後、30分還流を行
なう。減圧濃縮し、残渣を濃硫酸70−中に撹拌しなが
ら添加する。内温を70〜75°Cに保ちながら加え、
956Cで30分撹拌する。反応液を氷水にあけて析出
晶を戸数する・。メタノール−クロロホルムから再結晶
して無色針状の4−ブロムメチルカルボスチリル201
を得る。
融点265〜2660C 上記参考例44と同様にして、適当な出発ユ料を用いて
前記参考例23,24.26〜28および30の化合物
を得る。
参考例45 3−クロルメチル−6−メドキシカルポスチリル2.2
1を無水酢酸20−に溶解する。これに酢酸カリウム1
2Fを加えて、60〜706Cで3時間撹拌を行なう。
反応液を氷水にあけて、析出晶を戸数する。アセトンか
ら再結晶し二無色プリズム状の3−アセトキシメチル−
6−メトキシカルボスチリル21を得る。融点166〜
168’C参考例46 3−アセトキシメチルカルボスチリル21を水酸化ナト
リウム0.61を含むメタノール30−に溶解し、3時
間還流を行なう。メタノールを留去後、残渣に水を加え
、析出晶を戸数する。アセトンから再結晶して淡黄色針
状の3−ヒドロキシメチル−6−メドキシカルポスチリ
ル1.31を得る。
融点196〜197’c 上記参考例46と同様にして適当な出発原料を用いて、
参考例16および19〜22の化合物を得る。
参考例47 (a)  四つロフラスコに水175−と硫酸第一鉄7
水和物1O05り、濃塩酸0.5−および0−ニトロベ
ンズアルデヒド61をはかり、水浴上で900Cに加熱
する。撹拌しながら濃アンモニア繻−を一度に加える。
さらに2分毎にアンモニア水30−を3度に分けて加え
る。添71O終了後、直ちに水魚、気蒸留を行なう。留
液250−を二度集める。最初の留液を冷却し、析出晶
を戸数する。
母液と二番目の留液をあわせて1食塩で飽和し、工−テ
ノσ抽出を行なう。エーテル浴液は硫酸ナトリウムで乾
燥し、エーテルを留去する。残渣とさきの結晶とをあわ
せて乾燥し、黄色鱗片状の0−アミノベンズアルデヒド
2.9yを得る。融点38〜39°C (b)  マロン酸2yをピリジン15−に溶解する。
これに0−アミノベンズアルデヒド1.21とピペリジ
ン2−とを加え、90’Cで5時間撹拌する。
反応液を塩酸水溶液にあけて析出晶を戸数する。
メタノール−クロロホルムから再結晶して無色針状の3
−カルボキシカルボスチリルl、21を得る。
融点300°C以上 参考例48 イサチy60Pに無水酢酸1404を加えて4時間還流
を行なう。今後、析出晶を戸数し、エーテルで洗浄し、
N−アセチルイサチン581を得る。
水酸化ナトリウム30りを水1.51に溶解する。
これに上記N−アセチルイサチン58yを加えて1時間
還流を行なう。すこし冷却し、活性炭を願え、30亦還
流する。熱時活性炭を戸去する。母液を冷却し、6規定
塩酸でpH3〜4とする。析出してくる結晶を戸数し、
水で洗浄後、乾燥して、4−カルボキシカルボスチリル
451を得る。融点300”C以上 参考例49 (a)  N、N−ジメチルホルムアミド96艷に水冷
撹拌下、オキシ塩化リン322−を滴下する。同温度で
アセトアニリド67.5fを加え、75°Cで18.5
時間撹拌を行なう。反応液を氷にあけて析出品を戸数し
、乾燥する。酢酸エチルから再結晶して黄色針状の2−
クロル−3−ホルミルカルボスチリル55.25’を得
る。融点149〜151″c(b)2−クロル−3−ホ
ルミルキノリン37Fに4規定塩酸600−を加えて1
時間還流する。
今後、析出晶を戸数し、エタノール−クロロホルムから
再結晶して淡黄色針状晶の3−ホルミルカルボスチリル
347を得る。融点308〜3091C 参考例5O N、N−ジメチルホルムアミド11.6−に0°Cで撹
拌しながらオキシ塩化リン64.4−を滴下する。
同温度でN−フェニル−3−クロルプロピオンアミド1
8.4yを加える。75〜so’cでlθ時間m拌する
。反応液を氷水にあけて、析出晶を戸数する。エタノー
ルから再結晶して無色プリズム状の2−クロル−3−ク
ロルメチルキノリン8.7yを得る。融点116〜11
8°C 実施例 l エチル2−アセトアミド−2−カルボ牛シー3−(2−
キノロン−4−イル)プロピオネート52に20チ塩酸
150−を加えて9時間還流を行なう。減圧濃縮し、残
渣をエタノール−水から再結晶して無色プリズム状の2
−アミノ−3−(2−+フロン−4−イル〕プロピオン
酸塩酸塩−水和物3.27を得る。融点220〜225
°C(分解)参考例 51 2−アミノ−3−(2−牛ノロンー3−イル)プロピオ
ン酸塩酸塩1.6yと炭酸カリウ・ム2.42とをアセ
トン60−と水30−とに溶解する。
これに水冷撹拌しながら塩化P−クロルベンゾイル1.
21のアセトン10−溶液を滴下する。水冷下2時間撹
拌する。アセトンを留去後、残渣に水を加えて不溶物を
炉去する。PtLを塩酸で酸性とし、析出結晶を戸数す
る。エタノール−水から再結晶して、白色粉末状の2−
(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2−キノロン
−3−イル)プロピオン酸1.5yを得る。融点270
〜271゜5@C(分子j) 参考例 52 2−アミノ−3−(6−メドキシー2−キノロン−3−
イル)プロピオン酸塩酸塩1.5yを水酸化ナトリウム
0.81の水25−溶液に溶解する。
水冷下塩化P−クロルベンゾイル11を滴下し、撹拌す
る。薄層クロマトグラフィによりぽ料が消失するまでN
−水酸化ナトリウム水溶液および酸クロリドを適時加え
る。反応終了後、塩酸酸性とし、析出晶を戸数する。エ
ーテルで洗浄したのち、メタノール−水より再結晶して
、黄色粉末状の2−(4−’クロルベンゾイルアミノ)
−3−(6−メドキシー2−キノロン−3−イル)プロ
ピオン酸0.72を得る。融点234.5〜2366C
(分解)参考例 53 2−アミノ−3−(6−ヒドロキシ−2−キノロン−3
−イル)プロピオン酸塩酸塩2yを1−メチル−2−ピ
ロリドン50−に懸濁し、3−(4−クロルベンゾイル
)ベンズオキサゾリン−2−チオン2.21を加えて室
温で3日間撹拌する。
反応液を氷水にあけて、析出晶を戸数する。結晶をN−
水酸化す)IJウム水溶液に溶解後、10%塩酸で酸性
とし、析出晶を戸数する。結晶を乾燥後、クロロホルム
で洗浄する。メタノール−水から再結晶して淡黄色粉末
状の2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(6−
ヒドロキシ−2−キツロンー3−イル)プロピオン酸1
.51を得る。
融点223〜・227@C(分解] 実施例 2〜16 実施例1と同様にして、適当な出発思料を用いて、次表
の化合物を得る。
実施例 17〜20 参考例51と同様にして適当な出発原料を用いて次表の
化合物を得る。
実施例 21〜36 参考例52と同様にして適当な出発原料を用いて次表の
化合物を得る。
実施例 37〜52 参考例53と同様にして適当な出発原料を用いて次表の
化合物を得る。
参考例54 5−ホルミル−8−メトキシカルボスチリル20g、N
−アセチルグリシン18g、無水酢酸ナトリウム7gお
よび無水酢酸100xQとを110℃で加温し、均一溶
液とし、さらに1.5時間還流を行なう。冷却後、冷水
を加え、析出量を胛取する。冷水で洗浄し、粗製のアズ
ラクトンを得る。
水100xQとアセトン300x(lとに粗アズラクト
ンを加え、5時間還流を行なう。アセトンを留去し、残
渣に冷水を加え、粗結晶を胛取する。得られた粗結晶を
重曹水溶液に溶解し、不溶物をシ戸去する。I液を活性
炭処理したのち、塩酸酸性とし、析出量を胛取する。エ
タノールから再結晶して無色針状の2−アセデルアミノ
−3−(8−メトキン−2−キノロン−5−イル)アク
リル酸10gを得る。融点264〜265℃(分解) 実施例53 2−アミノ−3−(6−メドキシー2−キノロン−3−
イル)プロピオン酸塩酸塩69に47%臭化水素酸GO
*Qを加えて、7時間還流を行なう。
冷却後、析出量をr取し、水から再結晶して黄色粉末状
の2−アミノ−3−(6−ヒドロキシ−2−キノロン−
3−イル)プロピオン酸臭化水素酸塩1,8gを得る。
融点300℃以上 実施例54 2−アミノ−3−(2−キノロン−4−イル)プロピオ
ン酸塩酸塩5gを水150xQに溶解する。
10%パラジウム炭素1gを加え、70℃、常圧で水素
を吸収させる。触媒をシ戸去後、ろ液を減圧濃縮する。
残渣にアセトンを加えて結晶化させ、エタノミル−エー
テルから再結晶して、白色粉末状の2−アミノ−3−(
3,4−ジヒドロキノリン−2−オン−4−イル)プロ
ピオン酸塩酸塩3.69を得る。融点237〜238°
C(分解)実施例55 2−アミノ−3−(2−キノロン−4−イル)プロピオ
ン酸塩酸塩4gをメタノール50祿に懸濁するこれに水
冷攪拌下、塩化チオ゛ニル5.3gを滴下し、室温で一
晩攪拌する。メタノールおよび塩化ヂオニルを減圧留去
後、残渣をメタノール−アセトンから再結晶して、白色
粉末状のメチル2−アミノ−3−(2−キノロン−4−
イル)プロピオネート塩酸塩2.49を得る。融点20
8〜211°C(分解) 実施例56 2−アセデルアミノ−3−(2−キノロン−4−イル)
プロピオン酸2.79に20%塩酸30峠を加えて、3
時間還流を行なう。減圧濃縮乾固後、エタノール−水か
ら再結晶して無色プリズム状の2−アミノ−3−(2−
キノ°ロンー4−イル)プロピオン酸塩酸塩l水和物1
.9gを得る。融点220〜225℃(分解) 上記実施例56と同様にして適当な出発原料を用いて、
前記実施例2〜16の化合物を得る。
実施例57 2−アミノ−3−(8−メトキシ−2−キノロン−5−
イル)アクリル酸塩酸塩6gを1規定水酸化ナトリウム
水溶液100mCに溶解する。これにラネーニッケル2
gを加え、室温、3気圧で水素添加を行なう。触媒を枦
去後、母液を酢酸で水和し、冷蔵庫に放置後、析出して
くる結晶を戸数する。水から再結晶して無色粉末状の2
−アミノ−3−(8−メトキシ−2−キノロン−5−イ
ル)プロピオン酸塩酸塩水和物2gを得る。融点257
〜260℃(分解) 上記実施例57と同様にして、適当な出発原料を用いて
、前記実施例1〜12および14〜20の化合物を得る
参考例55 2−(4−クロルベンゾイル)アミノ−3−(2−キツ
ロンー3−イル)プロピオン酸2.89をN。
N−ジメチルホルムアミド50j+(!に溶解する。こ
れに室温で攪拌しながら50%油性水素化ナトリウムI
9を添加し、30分攪拌を行なう。水冷攪拌下、ヨウ化
メチル1.5gを滴下し、室温で5時間攪拌を行なう。
反応液を減圧濃縮し、残渣を水に溶解する。濃塩酸で酸
性とし、析出量を胛取する。エタノールから再結晶して
白色粉末状の2−(4−クロルベンゾイル)アミノ−3
−(1−メチル−2−キノロン−3−イル)プロピオン
酸0.52を得る。融点246〜247.5℃(分解)
実施例58〜64 上記参考例55と同様にして、適当な出発原料を用いて
、次表の化合物を得る。
薬理試験 つぎに、本発明の化合物から誘導されるN−アシル化合
物の薬理作用の1例を示す。
供試化合物 1.2−(4−クロルベンゾイルアミノ)−3−(2−
キノロン−3−イル)プロピオン酸実験方法 ラットをエーテル麻酔下に開腹し、胃を取り出し、30
%酢酸15+++12を前壁部の胃体部と幽門前庭部の
分岐部に莢膜側から粘膜下に、マイクロシリンジを使用
して注入し、液が漏れないよう数秒間押さえる。開腹部
を閉じたのち、1晩絶食し、翌朝より朝晩2回10mg
lhgずつを9日間経口投与した。最終投与後4hr後
に動物を頚部脱臼にて殺し、胃を摘出し、1%ホルマリ
ン液10mQで注入固定後、大背に沿って切開し、潰瘍
面積(mが)を実体顕微鏡下(10倍率)にて測定し、
潰瘍係数とし、治療率を次式で求めた。
対照群の潰瘍指数 対照群には、蒸留水または0.5%CMCを経口投与し
た。その結果を次表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は水素原子、低級アルキル、低級アルケ
    ニル、低級アルキニルまたはフェニル低級アルキル;R
    ^2は水素原子、水酸基または低級アルコキシ;R^3
    は水素原子または低級アルキルを示し、置換基の式▲数
    式、化学式、表等があります▼における基 ▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、化学式、
    表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を意味し、かつこの
    置換基の位置 はカルボスチリル骨核の3、4、5、6、7または8位
    のいずれかである。またカルボスチリル骨核の3位と4
    位間の結合は一重結合または二重結合を示す。ただし、
    R^1およびR^2が水素原子、基▲数式、化学式、表
    等があります▼が▲数式、化学式、表等があります▼、
    カルボスチル骨 核の3位と4位間の結合が二重結合で、かつ置換基▲数
    式、化学式、表等があります▼がカルボスチリル骨核の
    4位 にあるときは、R^3は水素原子ではない。]で示され
    るカルボスチリル誘導体およびその塩。
JP62314429A 1987-12-11 1987-12-11 カルボスチリル誘導体 Granted JPS63190879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62314429A JPS63190879A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 カルボスチリル誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62314429A JPS63190879A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 カルボスチリル誘導体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57117311A Division JPS597168A (ja) 1982-07-05 1982-07-05 カルボスチリル誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190879A true JPS63190879A (ja) 1988-08-08
JPH0242828B2 JPH0242828B2 (ja) 1990-09-26

Family

ID=18053246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62314429A Granted JPS63190879A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 カルボスチリル誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63190879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520184B1 (ko) * 2002-10-11 2005-10-10 한미약품 주식회사 레바미파이드의 개선된 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520184B1 (ko) * 2002-10-11 2005-10-10 한미약품 주식회사 레바미파이드의 개선된 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0242828B2 (ja) 1990-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0028834B1 (en) Imidazole-5-acetic acid derivatives, their production and use
KR0174752B1 (ko) 이환식 헤테로환 함유 술폰아미드 유도체 및 그 제조방법
EP0170213B1 (en) Glutarimide antianxiety and antihypertensive agents
JPH07165708A (ja) 二環式ヘテロ環含有スルホンアミドおよびスルホン酸エステル誘導体
JP5778297B2 (ja) 癌治療用のhdac阻害剤としての新規4−アミノ−n−ヒドロキシ−ベンズアミド
IE910022A1 (en) Azaoxindole derivatives
WO1992012144A1 (fr) Compose cyclique condense de benzoxa, son procede de production, et composition pharmaceutique le contenant
US4771051A (en) 3-substituted-4,5-dihydro-5-oxo imidazoquinazolines, their preparation, and their use in treating benzodiazepin receptor-related ailments
TW202210488A (zh) 吡嗪類衍生物及其在抑制shp2中的應用
JPS6222986B2 (ja)
JPH0471914B2 (ja)
JPS6320226B2 (ja)
JPH0564141B2 (ja)
WO1992005160A1 (en) 4-arylsulfonyl-3,4-dihydro-2(1h)-quinoxalinone-1-alkanoic acids, esters, and salts
JPH0261923B2 (ja)
JPS63190879A (ja) カルボスチリル誘導体
JPS63165362A (ja) 置換アミノチメル−5,6,7,8−テトラヒドロナフチルオキシ酢酸類、中間体類、それらの製造法および薬物におけるそれらの使用
JPS597168A (ja) カルボスチリル誘導体
JP2009513692A (ja) 炎症の治療に有用なピラゾール化合物
JP2010138072A (ja) 新規な縮合ピロール誘導体
NO145238B (no) Analogifremgangsmaate for fremstilling av terapeutisk aktive dihydrokarbostyril-derivater
JPH09176165A (ja) イミダゾ[1,2−a]ピリジン誘導体、その製法およびその用途
JPS6377875A (ja) ヘテロ環式置換インドリノン、その製法並びにこれを含有する心臓−及び循環系疾患治療剤
WO2023109802A1 (zh) 三环稠杂环类pde3/4双重抑制及其用途
JPS6043068B2 (ja) アゼピノ〔1,2,3−1m〕−β−カルボリン誘導体及びその製法