JPS63190421A - 無振動短絡保護回路 - Google Patents

無振動短絡保護回路

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JPS63190421A
JPS63190421A JP62285630A JP28563087A JPS63190421A JP S63190421 A JPS63190421 A JP S63190421A JP 62285630 A JP62285630 A JP 62285630A JP 28563087 A JP28563087 A JP 28563087A JP S63190421 A JPS63190421 A JP S63190421A
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transistor
current
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turned
transistors
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JP62285630A
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ジェームズ アール.クオ
ティモシー ジイ.モーラン
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Fairchild Semiconductor Corp
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Fairchild Semiconductor Corp
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Publication date
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/018Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only
    • H03K19/01806Interface arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/52Circuit arrangements for protecting such amplifiers
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    • H03K19/0133Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by bootstrapping, i.e. by positive feed-back
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技監分更 本発明は、バイポーラデジタル論理回路に関するもので
あって、更に詳細には、信号ライン上のデジタル信号を
駆動するバイポーラ集積回路に関するものである。
従来挟先 デジタル論理回路において、所望の動作特性は、1つの
論理状態から別の論理状態への高スィッチング速度であ
る。然し乍ら1例えば電力散逸等のその他の要求が高速
度の構成に拘束を与えることがある。デジタル信号伝送
はこの様な拘束を与えるものであり、高伝送速度は、論
理信号を送信したり受信したりする論理回路に対して高
スィッチング速度を要求する。
データ伝送の1つのタイプは、差動データ伝送であり、
その場合2つの信号ライン間における電圧レベル差が伝
送される信号を形成する。差動データ伝送は1通常、長
距離に渡って100kilobaud以上のデータ伝送
速度の場合に使用される。ノイズ信号は接地レベル電圧
をシフトさせ且つ共通モード電圧として現れる。従って
、ノイズの有害な影響は実質的に減少される。
この様なデータ伝送を標準化させる為に、種々の基準が
発表されている。これらの基準は解消されねばならない
問題を提起する。
例えば、この様な基準の1つは、推奨基準422、R3
422であり、それはアメリカ電子業界(EIA)によ
って定められている。この基準はツイストペア型の信号
ライン上を最大1千万baud迄のデータ速度を許容す
る。ドライバ回路、即ちライン上に信号を供給する回路
は、100Ω抵抗で終端するツイストペアライン上で2
vの最小差動信号を伝送可能でなければならない。
この要求は、集積回路に対して通常使用されている供給
電圧である例えば+5v等の接地にかなり近い供給電圧
によって回路が駆動される場合に、ドライバ回路に固壁
な拘束を課している。ドライバ回路は、供給電圧と接地
との間において5v差の中で2vのスイング即ち振れに
おいてスイッチ動作せねばならない。ドライバ回路のス
イッチング速度は、高状態を維持して高速度のデータ伝
送を可能とさせるものでなければならず、且つドライバ
回路はデジタル信号を信号ライン上に駆動させる為に大
きな電流を取り扱うことが可能でなければならない。
R5422に関連する別の問題は、ツイストペアは、複
数個のドライバや、信号源が取付けられたバスとして使
用されることが屡々ある。複数個のドライバが共通バス
へ接続される場合、1つのドライバのみが一度にデータ
を伝送することが可能であるに過ぎない。残りのドライ
バは、バスに負荷を与えない様に高インピーダンス状態
になければならない。バスシステムに接続されているド
ライバ出力端子において大きな正及び負の共通モード信
号が現れる場合があるので、広い共通モード電圧範囲に
渡って高インピーダンスを維持すること及びドライバに
電力が供給されているか否かに拘らずに独立的であるこ
とが望ましい。
更に別の問題は、ドライバ回路を介しての過剰な電流が
流れる可能性である。複数個のドライバ回路がバスに接
続されていると、異なったドライバ回路が異なった電圧
レベルで接地されることがある。このことは、これらの
回路の1つを越えたものが同時にバスを介して通信をし
ようとすると。
ドライバ回路の出力端子において共通モード電圧におい
て差を発生する。この電圧差は該ドライバ回路を介して
DC電流を発生させる。電流が何等かの方法で制限され
ない限り、DC電流が該回路の温度を非常に高くさせて
ドライバ回路が損傷される場合があり、それは集積回路
にとってよくある危険性である。
更に、共通モード電圧差によって不所望の熱が発生され
ることがあり、熱がその他の方法によって発生されるこ
ともある。ドライバ回路は過剰な熱から保護されるべき
である。
目   的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、単一+5V供給電圧
及び接地で動作するバイポーラ集積回路ライントライバ
を提供することを目的とする。
構成 本発明では、電圧における振れは5vに対して相対的に
大きく、且つ高スィッチング速度が維持されている。こ
れらの高スィッチング速度は、出力トランジスタのベー
ス端子と、該出力トランジスタのベース端子へ接続させ
たエミッタ端子をもった第2トランジスタのベース端子
との間に結合されているフィードバックコンデンサによ
って達成されている。該コンデンサ上に蓄積される電荷
は、該出力トランジスタのエミッタ端子へ接続されてい
る出力端子を、該出力トランジスタがターンオンされる
時に、非常に迅速に高へプルすることを助けている。
高スィッチング速度は、又、該出力トランジスタ用の電
流源として使用されるPNPトランジスタのターンオン
時間及びターンオフ時間をスピードアップ即ち高速化さ
せる為の技術によって達成されている。フィードバック
コンデンサ技術は、該PNPトランジスタのベース領域
へ及びそこからの過渡的な電流サージに対して使用され
ている。
別のトランジスタ電流オーバードライブ技術も、PNP
トランジスタをターンオンさせる為に使用されている。
この様な瞬間的な電流サージは、又、NPNトランジス
タをターンオフさせる為に使用されている。
更に、本発明は、パワー即ち電力がオフであるか又はオ
ンであるかに拘らず、−7Vから+12Vの共通モード
電圧範囲に渡って高インピーダンス出力を提供する。こ
のことは、何等の認知し得る速度における犠牲を伴うこ
となしに達成され、ドライバ回路は20ナノ秒の最大の
遅延時間を持つに過ぎない。ライス(上昇)及びフォー
ル(下降)時間は20ナノ秒未満であり、且つデータ伝
送速度は1oメガbaud以上である。
更に、本発明は、回路を、共通モード電圧差及び加熱か
ら保護する電流制限回路を持っている。
出力トランジスタへの2つの電流源の一方が電流制限回
路によって制御され、該回路は出力トランジスタを介し
ての電流及びライントライバ回路の温度に応答する。電
流制限回路は、過剰な出力電流又は過剰温度に応答して
、電流源をターンオフさせる。出力電流及び温度に関し
ての振動を回避する為に特別の技術を使用している。
失庭叢 第1図は1本発明のライントライバ回路の概略構成を示
している。本ライントライバ回路を種々の部分への分割
することによって、本発明の種々の特徴を理解すること
を容易とさせている。然し乍ら、注意すべきことである
が、本ライントライバ回路の種々の部分への分割は幾分
任意的なものであり、多くの場合に、特定の要素を1つ
の分割部分又は別の分割部分へと分解することは困難な
ものである。
本発明のライントライバ回路の一般的な動作は、入力端
子15におけるデジタル信号を、出力端子17.18に
おいて真の信号及び相補的な信号へ伝送することである
。出力端子17及び18上の信号間の電圧差が差動信号
を形成する。
本発明は差動増幅器部分10を具備しており、それは入
力端子15において受け取られたデータ信号から真信号
及び相補的信号を発生する。差動増幅器部分10からの
信号は、信号経路21によって、第1ドライバ部分11
へ送られる。第1ドライバ部分11は、出力端子が接続
されるべき信号ライン上に与えるのに適した条件におい
て出力端子17において1組の信号を発生し、即ちドラ
イバ部分11は信号ライン上の出力信号を「ドライブ」
する。
同様に、第2ドライバ部分12は、出力端子18を介し
て相補的な組の信号を伝送する為に、差動増幅器部分1
0からの相補的信号を受け取る。
本発明の別の部分は、ドライバ部分11.12をターン
オン及びターンオフさせるイネーブル/ディスエーブル
部分13である。部分13は、入力端子16によって受
け取られるイネーブル/ディスエーブル信号によって制
御される。高データ伝送速度を可能とする為に、イネー
ブル/ディスエーブル部分13がドライバ部分11.1
2を極めて迅速にターンオフ及びオンさせる。ドライバ
部分11.12及び部分13との間の通信は、信号経路
23上を通過する。第2ドライバ部分12はドライバ部
分11と同一であり且つ同一の態様で接続されているの
で、第2ドライバ部分12とイネーブル/ディスエーブ
ル部分13及び本ライントライバのその他の部分との間
の信号経路には符号を付していない。
電流制限部分14は、差動増幅器部分10及び信号経路
21.22上の第1及び第2ドライバ部分11.12か
らの信号に応答する。電流制限部分14は、出力端子1
7.18を介して及びドライバ部分11.12を介して
の電流を制限すべく機能する。このことは1本発明のド
ライバ回路が加熱したり又破壊したりすることを防止す
る。
蓋見境校塁皿分 ゛ 第2図を参照すると、差動増幅器部分11は一対の
エミッタ結合型ショットキートランジスタQ2、Q3を
具備していることが理解される。両方のエミッタ端子は
、電流源(より特定的には、電流シンク)であるトラン
ジスタQ4へ接続されている。端子15上のデータ信号
は、トランジスタQ1をターンオフ及びオンさせて、ト
ランジスタQ2又はQ4を介してトランジスタQ4を介
しての電流をシャントする。データ信号が高、即ち論理
「1」である場合、ショットキートランジスタQ2のベ
ースへの電圧は高であり、該トランジスタをターンオン
させる。一方、トランジスタQ3はオフであり、その際
にトランジスタQ7のベースを高とさせ、その際にその
トランジスタをターンオンさせる。従って、信号経路2
1を形成するライン21A、21B上の信号は高である
。一方、トランジスタQ6から第2ドライバ部分12へ
の信号は低である。
データ入力端子15上の低、即ち論理rOJ信号は、ド
ライバ部分11.12へ反対の信号を発生する。
増幅器部分10のスイッチング時間を高速化する為に、
図面中に示した如きQ2及びQ3等の多くのトランジス
タは所謂ショットキートランジスタである。この様なト
ランジスタは、そのベース・コレクタ接合を横断してシ
ョットキーダイオードを持っており、該トランジスタが
ターンオンされる場合にそれが完全に飽和することを防
止している。このことは、該トランジスタのターンオフ
時間を低下させている。ショットキートランジスタは、
差動増幅器10の他に、迅速なスイッチング時間とする
為に、本ドライバ回路のその他の部分においても設けら
れている。
注意すべきことであるが1両方のトランジスタQ2.Q
3のコレクタ端子は、イネーブル/ディスエーブル部分
13からライン24へ接続されている。ライン24上の
信号は、ドライバ部分11.12内のNPNトランジス
タのターンオフを高速化させる。この動作に付いては後
に詳述する。
−巳lイ29艷氷 ドライバ部分11.12の各々を第3A図に示しており
、それはドライバ部分11の特定の詳細を示している。
トランジスタQ14は、トランジスタQ14のエミッタ
端子へ接続されている出力端子17に対しての出力トラ
ンジスタである。それがターンオンされると、トランジ
スタQ14は。
出力端子17に接続されている信号ライン上の電圧を高
即ち論理「1」ヘプルする。トランジスタQ14も、信
号ラインへの出力電流を取り扱う為に十分に大きなもの
である。トランジスタQ15゜Q16は、後述する如く
、出力トランジスタQ14をターンオンすることを助け
る。PNPトランジスタQ17−Q19は、ドライバ部
分11用の電流源トランジスタである。トランジスタQ
18゜Q19は、第3C図に詳細を示した一層複雑な基
準電流源ブロック36を象徴的に表している。NPNト
ランジスタQ10−Q12は、増幅器1゜からのライン
21A、B上の信号に応答して、ドライバ部分11の論
理状態を一方の状態から別の状態ヘスイッチさせる。
差動増幅器部分10からのライン21A、Bの各々は、
夫々、ドライバ部分11のトランジスタQIO,Qll
のベース端子へ夫々接続されている。トランジスタQI
Oのエミッタ端子は、トランジスタQ12のベース端子
へ接続されている。
該コレクタ端子は、一対のショットキーダイオードSI
O,S12を介して、トランジスタQIOをトランジス
タQ14−016へ及びPNP電流源トランジスタQ1
7−Q19へ接続させている。
トランジスタQ12は第2出力トランジスタである。シ
ョットキーダイオードS14を介して、トランジスタQ
12のコレクタ端子が出力端子17へ接続されており、
そのエミッタ端子は抵抗R5を介して接地へ接続されて
いる。
トランジスタQIOのコレクタ端子は、ショットキーダ
イオード5IO1及び2つの抵抗R2及びR1の形態の
インピーダンス手段を介して、PNP電流源トランジス
タQ17のコレクタ端子へ接続されている。一方、電流
源トランジスタQ18は、そのコレクタ端子を出力トラ
ンジスタQ14のベース端子へ接続している。そのトラ
ンジスタは、そのコレクタ端子を、ショットキーダイオ
ード816を介してVcc供給電圧へ接続している。
その他のトランジスタQ15.Q16及びコンデンサC
1は、出力トランジスタQ14のターンオン動作を高速
化させる。トランジスタQ15のエミッタ端子は、トラ
ンジスタQ14のベース端子へ接続されており、且つト
ランジスタQ15のコレクタ端子はショットキーダイオ
ードS19によってVcc供給電圧へ接続されている。
トランジスタQ15のベース端子は、ショットキーダイ
オ−ドS10と抵抗R2の間のノード60へ接続されて
いる。
トランジスタQ16は、そのコレクタ端子をトランジス
タQ15のコレクタ端子と並列に接続しており、トラン
ジスタQ16のベース端子はPNPトランジスタQ17
のコレクタ端子へ接続しており、又そのエミッタ端子は
抵抗R1とR2の間のノード62へ接続している。
容量C1は、一方の端子を出力トランジスタQ14のベ
ース端子へ接続している。容量C1の他方の端子はノー
ド62へ接続している。
差動増幅器部分1oがライン21A、21B上に高信号
を発生する場合、トランジスタQIO−Q12はターン
オンされる。電流がNPNトランジスタQ14−Ql6
からシャントされて取り除かれ、それらのトランジスタ
はオフ状態を維持する。トランジスタQIOがオンであ
ると、電流源PNP トランジスタQ17からの電流は
、大きな出力トランジスタQ12を介して接地へ送られ
る。
同様に、トランジスタQllがオンであると、電流源ト
ランジスタQ 1.8からの電流は接地へ指向され、又
トランジスタQIOを介してトランジスタQ12のベー
ス端子へ指向される。
第2出力トランジスタQ12がオンであると、出力端子
17がショットキーダイオードS14を介して接地へ結
合される。出力端子17において低論理信号が得られる
一方、入力端子15へのデータ入力信号が低であると、
差動増幅器10からのドライバ部分11への信号は低で
ある。これらの低電圧は、トランジスタQIO−Q12
をターンオフさせ、且つ電流がトランジスタQ14−Q
16のベース領域内へ流れ初めてそれらをターンオンさ
せる。出力トランジスタQ14がターンオンして、出力
端子17における電圧を高、即ち論理「1」レベルへ上
昇させる。ドライバ部分11は、出力端子上の電圧が非
常に迅速に上昇される様に構成されている。
然し乍ら、この所望の結果は、+5VとO(接地)との
間の動作拘束条件内において発生する。
トランジスタQI 0−Ql 2がオフであると、出力
端子17が現在オンであるトランジスタQ14のエミッ
タ端子へ結合される。PNPトランジスタQ18からの
電流が、出力トランジスタQ14のベース端子へ流れる
。出力トランジスタQ14がオンであるので、出力端子
17上の電圧は高即ち論理「1」である。
トランジスタQ14をターンオンさせ且つ出力端子17
上の電圧を上昇させる動作において、コンデンサC1が
その役割を果たす。コンデンサC1は、トランジスタQ
15及びQl4が迅速にターンオンされる様に、ノード
16を高ヘプルするべくフィードバックの態様で接続さ
れている。ノード62上の高電圧も、トランジスタQ1
4.Q15のベース・エミッタ接続を介して出力端子1
7を高ヘプルする。(コンデンサC1の作用が無い場合
、出力端子上の電圧は一層ゆっくりと指数的に上昇する
。) トランジスタQIO−Q12がオンであると、フィード
バックコンデンサC1上に電荷が蓄積し、ノード62は
トランジスタQ15のエミッタ端子よりも高電圧となる
。トランジスタQ14がターンオンを開始すると、トラ
ンジスタQ14のベース端子電圧が上昇し、従ってノー
ド62における電圧はそれに対応して上昇する6ノード
62が高でそのエミッタ端子が高であると、トランジス
タQ16がターンオフして、コンデンサC1からの電流
に対して高インピーダンス障壁を提供する。
該電流は抵抗R2を介して流れる。ノード62上の電圧
上昇も、抵抗R2を高ヘプルし、従って抵抗R2を介し
ての電流がノード60を充電させ、且つトランジスタQ
15のベース端子も充電させる。
一方、トランジスタQ15は、そのエミッタ端子からト
ランジスタQ14のベース端子へ電流をドライブし、更
にそのトランジスタをターンオンさせる。出力端子17
における電圧は、最大電圧に到達する迄、迅速に上昇す
る。この点において、ノード62における電圧は指数的
に下降を開始する。トランジスタQ14が完全にターン
オンされ且つ安定な状態に到達されると、トランジスタ
Q15がオフとなる6そのベース・エミッ°り接合は今
や逆バイアスされる。
R2は2.6にΩであり、一方R1は約30にΩである
。R2はその選択した抵抗値を持っており、従ってそれ
はコンデンサC1からノード6゜へ放電する電流に対し
てあまり多きすぎるRC時定数を形成することはない。
然し乍ら、R2は過剰な電流及び電力散逸を回避するの
に十分な大きさである。一方、R1は、トランジスタ0
16だターンオフされると、このコンデンサC1からの
電流に対して高いインピーダンスを形成する。
第3B図は、入力信号から差動増幅器部分10、更には
第3A図に示したドライバ部分11の出力信号へかけて
種々の点又は、ノードにおいての電圧変化を示している
。差動増幅器部分10(第2図)において、ノード69
はトランジスタQ3のコレクタ端子及びトランジスタQ
7のベース端子へ接続されている。ノード70は、ドラ
イバ部分11におけるトランジスタQIOのコレクタ端
子へ接続されている(第3A図)。ノード60はトラン
ジスタQ15のベース端子と延在しており、一方ノード
62は抵抗R1とR2との間に介在している。図示した
電圧は、本発明のこの特定の実施例に関するものである
。特に注意すべきことは、ノード62における電圧が+
6.3vに到達しており、それは供給電圧よりも1.3
vも高いということである。前述した如く、このことは
、トランジスタQ15及びQ14のベース・エミッタ電
圧降下を介して出力端子17における電圧を迅速に上昇
させる。
第3C図は、第3A図に示した基71!電流源ブロック
36の回路の詳細を示している。トランジスタQ24−
Q26の順方向バイアスしたベース・エミッタ接合が、
トランジスタQ26のエミッタ端子と接地との間に接続
されている抵抗を介して固定の基準電流IRを形成する
。従って、トランジスタQ24を介して流れる電流はI
R/βである。トランジスタQ23は、カレントミラー
として、トランジスタQ24へ接続されている。トラン
ジスタQ23はトランジスタQ24のベース・エミッタ
接合面積の5倍のベース・エミッタ接合面積を持ってい
るので、トランジスタQ23のコレクタ端子からの電流
は5IR/βである。この電流は、コレクタ端子をQ2
3のコレクタ端子へ接続しているトランジスタQ28を
介して流れる。
ノード5が低へバイアスされると、トランジスタQ28
のベース・エミッタ接合は順方向バイアスされ且つトラ
ンジスタQ23からの電流はトランジスタ028を介し
て流れる。トランジスタQ27はそのベース端子をトラ
ンジスタQ28のベース端子へ接続しており、又トラン
ジスタQ28のエミッタ端子とノード65の間の抵抗値
と比較して、そのエミッタ端子とノード65との間の抵
抗値は1/10に過ぎない。従って、該トランジスタは
、トランジスタQ28の10倍の電流を導通させる。
トランジスタQ18からの電流に関する制御は、ノード
65へ接続されているライン23A上のイネーブル/デ
ィスエーブル部分13からの信号によって行なわれる。
ライン23A上の信号が高であると、トランジスタQ2
7.Q28は最早適切にバイアスされず、且つこれらの
トランジスタを介して電流は流れない。ダイオード02
0−D22及びS20は、トランジスタQ23からの一
定電流に対するシャント経路を提供する。ノード65が
ライン23A上の信号によって再度低ヘプルされる迄、
PNPトランジスタQ18によって電流が発生されるこ
とはない。
乗算された電流50IR/βが、トランジスタQ27と
同一の電流経路上をトランジスタQ19を介して流れる
。その電流は、再度、PNPトランジスタQ18によっ
て乗算される(2倍)。トランジスタQ18は、トラン
ジスタQ19のベース・エミッタ接合面積の2倍のベー
ス・エミッタ接合面積を持っている。基準電流源ブロッ
ク36は、ノード65が低である時に、トランジスタQ
18から100IR/βの電流を供給する。
この基準電流は、ドライバ部分11の出力トランジスタ
Q14の電流利得βによって乗算される。
従って、部分11は電流の大きさ100IRの源であり
、トランジスタQ14は少なくともその大きさの電流を
出力端子17へ供給することが可能である。図示した実
施例において、その最小電流は20mAである。トラン
ジスタQ15によってトランジスタQ14のベースへよ
り一層の電流を供給して出力電流を増加させることが可
能である。
然し乍ら、この付加的な電流は、PNP電流源トランジ
スタQ17がオンであるか否かに依存する。
後述する如く、種々の条件が、トランジスタQ17がオ
ンであるか否かを決定する。
本発明は、又、パワーがオフであるか又はオンであるか
に拘らず、−7Vから+12Vの共通モード範囲に渡っ
て高インピーダンスを維持することが可能である。
複数個のドライバ回路を信号ラインに接続した状態で、
出力端子17.18上で共通モード接地電位及びノイズ
が発生する。それがディスエーブル即ち脱勢される場合
に、各ドライバ回路において高インピーダンスが必要と
される。本発明は、出力端子17.18上に−7乃至+
12Vの範囲内でこの様な高インピーダンスを提供する
。例えば、ライントライバ回路をディスエーブルさせる
と、大きな正電圧が逆バイアスされたショットキーダイ
オードS6(第4B図に図示)又はNPNトランジスタ
Q15及びQ14の逆バイアスされたベース・エミッタ
接合に遭遇する。同様に、PNPトランジスタQ18及
びQ17の逆バイアスされたベース・エミッタ接合は、
ショットキーダイオードS19と共に大きなインピーダ
ンスを提供する。出力端子17において低電圧である場
合、トランジスタQ15及びQ14はオフであり、ショ
ットキーダイオードS16.S17.S18゜SIOも
その信号に対しての大きなインピーダンスに対して逆バ
イアスされている。
ライントライバ回路がターンオフされており且つ通常V
ce即ち+5■である第1供給電圧が接地されていても
、本ドライバ回路はなおかつ−7乃至+12Vの間の範
囲内において出力端子17及び18における正及び負の
電圧に対して大きなインピーダンスを提供する。
イネーブル/ディスエーブル イネーブル/ディスエーブルセク″ジョン(付勢/脱勢
部分)13の一般的な構成を第4A図に示しである。こ
の部分13は、可及的速やかに、ドライバ回路11.1
2をターンオン及びターンオフさせる。ドライバライン
回路の全体的なデータ伝送速度を増加させている。イネ
ーブル/ディスエーブル入力端子16上に高即ち「1」
信号があると、ドライバ回路11.12をターンオンさ
せ、入力端子15上に低即ちrOJ信号があると、ドラ
イバ回路11.12がターンオフされる。ライントライ
バ回路がディスエーブルされると、ライントライバ回路
は高インピーダンスを提供する。
イネーブル/ディスエーブル部分13への入力端子16
は、PNPディスエーブルブロック32、PNPエンハ
ンスメントブロック33、ドライバディスエーブルブロ
ック34へ信号を発生する2つの増幅器30.31へ接
続されている。PNPディスエーブルブロック32は、
ドライバ回路11.12において電流源として使用され
ているPNPトランジスタをターンオンさせることを援
助する。同様に、PNPイネーブルブロック33は、増
幅器31と共に、これらのPNPトランシタをターンオ
ンさせることを援助する。これらの援助は、本来的にス
イッチング動作が遅いP N P l−ランジスタに取
っては特に重要である。ドライバディスエーブルブロッ
ク34は、ドライバ回路11.12におけるNPNトラ
ンジスタのターンオフ動作を迅速化させる。
特に、PNPディスエーブルブロック32からのライン
23Dは、基準電流ブロック36のPNPトランジスタ
Q18−Q20をターンオフさせることを援助する(第
3C図に図示)。PNPディスエーブルブロック32及
び増幅器ブロック31からのライン23Cは、同一のブ
ロック36内のPNP トランジスタQ21をターンオ
フ及びターンオンすることを援助する。同様に、PNP
ディスエーブル及びイネーブルブロック32.33から
のライン23Bは、ドライバ部分11 (第3A図に図
示)におけるPNP トランジスタQ17のターンオン
及びターンオフ動作を高速化させることを援助し、一方
ライン23A上の増幅器ブロック3oからの信号は、基
準電流源ブロック36をターンオン及びターンオフさせ
る。ドライバディスエーブルブロック34からのライン
23E及びブロック34及びPNPイネーブルブロック
33からのライン24は、ドライバ回路11.12にお
けるNPN トランジスタをターンオフさせることを援
助する。
第4B図は、部分13の詳細な回路構成を示している。
増幅器30は2個のエミッタ結合したトランジスタQ3
2.Q33を持っている。トランジスタQ33のベース
は、2つのダイオードを介して、PNP トランジスタ
Q30のエミッタ及びベース端子へ夫々接続されており
、該PNP トランジスタQ30のベースは接地接続さ
れている。
入力端子16上の信号が低即ちディスエーブル(脱勢)
状態であると、トランジスタQ32はターンオフされる
。端子16上に高即ちイネーブル信号があると、入力ト
ランジスタQ31をターンオンさせ且つ第2エミツタ結
合したトランジスタQ32のベースを高ヘプルされるこ
とを許容する。
トランジスタQ32はターンオンし且つその結果該トラ
ンジスタを流れる電流はIOKΩ抵抗を横断して電圧を
発生させる。トランジスタQ35は、そのベース・エミ
ッタ接合を横断して抵抗が接続されており、ターンオン
される。同時に、トランジスタQ32を介しての電流は
トランジスタQ36のベース端子における電圧を低下さ
せる。トランジスタQ36は、トランジスタQ35のコ
レクタ端子へ接続されたエミッタ端子を持っており。
カットオフ即ち遮断状態とされる。
同様に、増幅器31はエミッタ結合したトランジスタQ
51.Q52を持っており、それらは同一の態様で動作
する。トランジスタQ52は、そのベース端子をトラン
ジスタQ55のエミッタ端子へ接続しており、該トラン
ジスタQ55はそのベース端子を接地接続している。端
子16上のイネーブル/ディスエーブル信号が低である
と、トランジスタQ51はオフである6 トランジスタ
Q54は、トランジスタQ54のベース端子とエミッタ
端子との間に接続されている抵抗を介してトランジスタ
Q’51のエミッタ端子からの電流を受け取ることはな
い。それはオフである。一方、該信号が高であると、ト
ランジスタQ51が、トランジスタQ54と共に、ター
ンオンする。
従って、端子16への入力信号が低であると、増幅器ブ
ロック30におけるトランジスタQ32及びQ35はオ
フである。トランジスタQ36は通常オンであるが、そ
のトランジスタQ35を介しての主電流経路はブロック
されているので、それは殆ど電流を引き出すことはない
。基準電流源ブロック36内のラインA及びノード65
上の信号は高である。第3C図に示した電流源ブロック
36はオフ状態を維持する。
PNPディスエーブルブロック32のPNP トランジ
スタQ37−Q39は、それらのベース・エミッタ接合
が順方向バイアスされていないので、オフである。特に
、トランジスタQ38がオフであると、ライン23C上
の信号は中間状態を維持する。PNPエンハンスメント
ブロック22において、トランジスタQ42.Q43.
Q45はオン状態を維持し、ドライバ部分11のPNP
N流源ト流源トランジスタム1フイン23B上には何等
信号は発生しない(第3A図参照)。増幅器ブロック3
1において、トランジスタQ51及びQ54もオフであ
る。
PNPトランジスタヘンハンスメント 端子16上の信号はディスエーブルからイネーブルへ、
即ち低から高へ変化すると、トランジスタQ32.Q3
5はターンオンする。従って、ライン23A上の電圧は
低であり、且っノード65も同様に低である。基準電流
ブロック36はターンオンされる。
トランジスタQ32.Q35に結合して、PNPエンハ
ンスメントブロック33内にトランジスタQ42が設け
られている。 トランジスタQ42は、トランジスタQ
35がターンオンすると、ターンオフする。トランジス
タQ42のベース端子は、その電流及びVcc供給電圧
と現在導通状態にあるトランジスタQ40.Q41のベ
ース端子との間に接続されている15にΩ抵抗を横断し
て得られる電圧降下によって、低ヘプルされる。トラン
ジスタQ42がオフであると、トランジスタQ45のベ
ース端子及びエミッタ端子の間に何の電流も電圧降下も
発生せず、トランジスタQ45のベース端子はトランジ
スタQ42のエミッタ端子へ接続されており且つ5にΩ
抵抗を介して接地接続されている。トランジスタQ45
がオフであり、且つトランジスタQ45のコレクタ端子
は、トランジスタQ43の置方向バイアスされているベ
ース・エミッタ接合によって段々と一層高くプルされ、
トランジスタQ43はそのベース端子をトランジスタQ
42のコレクタ端子及びVcc(i抗及びショットキー
ダイオードを介して)へ接続している。
トランジスタQ44は、そのコレクタ端子極及びベース
電極を、トランジスタQ45のベース端子へ接続してお
り、且つそのエミッタ端子を同一のトランジスタのコレ
クタ端子へ接続して、コンデンサとして機能している。
トランジスタQ44は、蓄積した電荷をトランジスタQ
45のベース端子へ電流として帰還させ、且つ過渡的電
流はトランジスタQ45の電流利得によって乗算される
。瞬間的に、トランジスタQ45はターンオンし且つ大
きな電流サージがトランジスタQ43及びドライバ部分
11.12内のPNP トランジスタQ17のベース端
子へ接続されている信号ライン23Bを介して通過する
。この電流サージはPNP トランジスタQ17をター
ンオンさせることを援助し、この電流サージが大きけれ
ば大きい程、該PNPトランジスタはそれだけ一層高速
でターンオンする。
同時に、端子16上のイネーブル信号が増幅器31内の
トランジスタQ51及びQ54をターンオンさせる。ラ
イン23C上の電圧が低下され、且つ電流がPNPトラ
ンジスタQ21のベース領域からライン23Gを介して
引きだされる(第3C図参照)、このトランジスタQ2
1を介しての電流は、PNP トランジスタQ18−Q
20をターンオンさせ、且つ基準電流源は完全にターン
オンされる。
この増幅器31内のトランジスタQ54からの大きなベ
ース電流オーバードライブ(過剰駆動)は、しばらくの
後にトランジスタQ20によってターンオフされ、該ト
ランジスタQ20もトランジスタQ54によって発生さ
れる電流によって初期的にターンオンされる。トランジ
スタQ20のコレクタ端子からの電流はライン23F上
を増幅器部分31内のトランジスタQ56のベース端子
へフィードバックされる。トランジスタQ56がターン
オンする。2つのショットキーダイオードを介して、エ
ミッタ結合されたトランジスタQ51及びQ52のベー
ス端子が低ヘプルされて該トランジスタをターンオフさ
せる。ベース端子と接地との間のIOKΩを横断する電
流がない場合、トランジスタQ54はターンオフされる
。トランジスタQ21に対する電流オーバードライブは
終了する。
然し乍ら、ノード65が低であると、基準電流源ブロッ
ク36内の全てのトランジスタはオン状態を維持する。
該トランジスタは、ディスエーブル信号が入力端子16
上に与えられる迄、その状態を維持する。
注意すべきことであるが、このトランジスタを迅速にタ
ーンオンさせる為に初期的な電流サージを供給する技術
は、前述したコンデンサフィードバック技術とは異なる
。大きな電流オーバードライブがトランジスタQ21及
びトランジスタQ18−Q20を強制的にオンさせねば
ならない。最初にスイッチオンされ次いでPNP トラ
ンジスタがターンオンされるや否やスイッチオフされる
トランジスタによって電流オーバードライブを発生する
この技術は、コンデンサフィードバック技術からの一層
制限された電流オーバードライブよりも一層好適である
PNP トランジスタディスエーブル 端子16上の電圧が高から低となるとディスエーブル信
号が発生する。増幅器30において、トランジスタQ3
2及びQ35がターンオフする。
トランジスタQ35がターンオフすると、そのコレクタ
端子は、トランジスタQ36の順方向バイアスされたベ
ース・エミッタ接合によって段々と高ヘプルされる。ト
ランジスタQ34はそのコレクタ端子をトランジスタQ
35のベース端子へ接続しており、且つそのベース電極
及びエミッタ電極をトランジスタQ35のコレクタ端子
へ接続しており、コンデンサの如くに作用し、且つその
蓄積した電荷をトランジスタQ35のベース領域へ供給
する。このことは、トランジスタQ35を瞬間的にター
ンオンさせ、電流がトランジスタQ36を介して且つブ
ロック32のトランジスタQ37−039のベース領域
から引き出されてこれらをターンオンさせる。
PNPトランジスタQ39は、ライン23Dを介して、
基準電流ブロック36のPNP トランジスタQ18、
Q20のベース領域へ瞬間的な電流スパイクを供給する
。PNPトランジスタQ21も、トランジスタQ38か
らのライン23Gを介しての電流スパイクによってター
ンオフされる。
ライン23Bを介して、高速スイッチオフの為に。
トランジスタQ17のベース領域へトランジスタQ37
からも電流スパイクが供給される。
NPNトランジスタディスエーブル イネーブル/ディスエーブル部分13は、又、該部分1
3がディスエーブル即ち脱勢されると、ドライバ部分1
1.12のNPN)−ランジスタの高速スイッチオフを
与える。第3A図及び第4B図に示した如く、ドライバ
部分11のNPNトランジスタQ14−Q16のベース
領域はライン23Eによって部分13へ接続されている
。ディスエーブル信号が端子16上に現れると、増幅器
ブロック30内のトランジスタQ32及びQ35はター
ンオフされ且つブロック36内のノード65が上昇する
。更に、PNPトランジスタQ18−021がターンオ
フし、且つライン23F上のフィードバック電流がシャ
ットオフ即ち遮断される。
増幅器31内のトランジスタQ56がターンオフする。
NPNトランジスタがブロック34をディスエーブル即
ち脱勢させると、トランジスタQ58はトランジスタの
ベース端子上のVcc供給電圧からの高電圧によってタ
ーンオンされる。従って、10にΩ抵抗及びトランジス
タQ59のベース領域を介してVcc/電圧供給源から
トランジスタQ58のコレクタ端子へ電流が流れる。該
抵抗及びトランジスタQ59のベース・エミッタ接合を
横断しての電圧はトランジスタQ61をカットオフ即ち
遮断状態とさせる。ライン23Eが電圧供給源へ結合さ
れる。
然し乍ら、より低速度でスイッチングするPNPトラン
ジスタ018−Q21がターンオフし且つトランジスタ
Q56への電流が終了する前に。
増幅器ブロック30.PNPエンハンスメントブロック
33、及びNPNディスエーブルブロック34が協働し
てライン23E上の電圧を低ヘトライブし且つショット
キーダイオードS 16−818を介してNPNトラン
ジスタQ14−Q16のベース領域から電流を引き出す
イネーブル/ディスエーブル部分13がディスエーブル
されると、増幅器ブロック30内のトランジスタQ32
及びQ37がターンオフされる。
トランジスタQ40.Q41のエミッタ端子の電圧が上
昇する。トランジスタQ42のベース端子が高となり、
トランジスタQ45と共に、トランジスタQ42がター
ンオンされる。このことは。
実効的に、トランジスタQ45のコレクタ端子へ接続さ
れているライン24を接地ヘクランプする。
NPNディスエーブルブロック34において。
トランジスタQ62のベース・エミッタ接合は現在オン
へバイアスされており、トランジスタQ63のベース端
子上の電圧を低とさせる。トランジスタQ63がターン
オフする。トランジスタQ60を介してトランジスタQ
61のベース端子及びエミッタ端子上の電圧を実効的に
一緒にクランプしているトランジスタQ63がターンオ
フすると、そのトランジスタがターンオフすることが許
容される。従って、トランジスタQ61のコレクタへ接
続されているライン23Eが低ヘプルされる。
PNPエンハンスメントブロック33内のトランジスタ
Q45の作用によってライン24が低へドライブされる
別の結果は、ドライバ部分11(及び12)内の他のN
PN)−ランジスタも迅速にターンオフされることであ
る。ライン24は。
第2図に示した差動増幅器部分10内のエミッタ結合し
たトランジスタQ2.Q3のコレクタ電極へ接続されて
いる。ライン24上の電圧が低へ駆動される(ショット
キーダイオードS2を介して)と、トランジスタQ7の
ベース領域も低へ駆動される。入力データ端子15上の
論理状態がどんなものであろうと、トランジスタQ7が
今やオフされる。ライン21A、21Bを介して、トラ
ンジスタQIO,Qllのベース領域が接地へ結合され
、且つトランジスタQIOを介して電流が流れないので
、第2出力トランジスタQ12のベース領域も実効的に
接地へ結合される。これらのNPNトランジスタはスイ
ッチオフされる。
里m汰 ドライバ回路11.12が加熱することを防止する為に
、電流制限部分14が設けられている。
部分14の好適な構成の詳細を第5A図に示しである。
電流は2つの態様で制限される。第1に、部分14は、
信号ライン上の共通モード電圧が本回路から過剰な電流
を引き出す時にドライバ部分11.12からの電流を制
限する。第2に、部分14は、本回路の温度が所定の動
作温度を越える場合にドライバ部分11.12を介して
の電流を完全にターンオフさせる。
第5A図において、ドライバ部分11(及び12)と電
流制限部分14との間の接続をより良く表す為にドライ
バ部分11の一部を図示している。
ドライバ部分11.12は、出力トランジスタQ14の
コレクタ端子ヘノ−ドア1において並列に接続されてい
る。換言すると、第2ドライバ部分12の対応する出力
トランジスタのコレクタ端子はノード71へ接続されて
おり、且つ該2つの部分はショットキーダイオード16
を共有している。
然し乍ら、各部分11.12は、それ自身のミラー動作
用トランジスタQ64、検知トランジスタQ65、Q6
6、及びセット・リセットラッチ35を有している。該
2つのラッチ35の出力端子は、ライン25Aへ接続さ
れているノード68において共通接続されている。ライ
ン25Aは第4B図のPNPエンハンスメントブロック
33内のトランジスタQ46のベース端子へ接続されて
いる。係合ないしは付勢されると、ラッチ35のいずれ
か1つがライン25Aを低ヘプルすることが可能であり
、トランジスタQ46をターンオフさせる。トランジス
タQ46は、全体的なライントライバ回路がオンである
場合に、通常オンであり、即ち端子16上の信号は高で
ある。トランジスタQ46がスイッチオフされると、供
給電圧Vccは、ライン23Bに接続されているノード
73と共に、そのトランジスタQ46のコレクタ端子を
高ヘプルする。
第3A図に示した如く、ライン23BはPNP電流源ト
ランジスタQ17のベース端子へ接続されている。トラ
ンジスタQ17のベース領域上の高電圧はそのトランジ
スタをターンオフさせる。
電流ドライバ部分11.12内の出力トランジスタQ1
4をドライブする為に使用可能な唯一の電流は基準電流
ブロック36から得られる。
第5A図に示した電流制限器部分14内のミラー動作用
トランジスタQ64はそのベース端子及びエミッタ端子
を夫々出力トランジスタQ14のベース端子及びエミッ
タ端子へ直接的に接続している。出力トランジスタQ1
4を介しての電流は、トランジスタQ64によって「ミ
ラー」動作されるが、該トランジスタ同士の寸法の差異
の為にその大きさは1/12である。トランジスタQ1
4を介しての電流(ミラー動作用トランジスタQ64を
介して)は、一対のPNP検知用トランジスタQ65.
Q66によってモニターされる。トランジスタQ66は
、そのエミッタを供給電圧Vccへ接続しており、その
ベース端子を抵抗R11を介してトランジスタQ65の
ベース端子へ接続している。トランジスタQ66のエミ
ッタはショットキーダイオードS21を介して供給電圧
VCCへ接続されており、トランジスタQ65のベース
端子はミラー動作用トランジスタQ64のコレクタ端子
へ接続されている。抵抗RIOがダイオードS21をト
ランジスタQ64のコレクタ端子l\接続している。
トランジスタQ65は、抵抗RIOを介しての電流によ
って出力トランジスタQ14を介しての電流の量を検知
する。トランジスタQ14を介しての電流が多ければ多
い程、抵抗RIOを介しての電流は一層多い。トランジ
スタQ65のベース・エミッタ接合は、抵抗RIOを介
しての電流の量に直接比例して順方向バイアスされる。
このことは、トランジスタQ65のコレクタ端子を介し
て一層多くの電流を出力させる。この電流は、35内に
点線で包囲したセット・リセットラッチ35に対しての
セット信号を供給する。
トランジスタQ66はラッチ35ヘリセット信号を供給
する、トランジスタQ65の如く、トランジスタQ66
は、抵抗RIOを介しての電流の量に直接的に比例して
、そのコレクタ端子から電流を発生させる。
第5A図に示したセット・リセットラッチ35は6個の
NPNトランジスタQ100−Ql05を持っており、
その各々はそのエミッタ端子を直接的に接地へ接続させ
ている。トランジスタQ66のコレクタ端子へそのベー
ス端子を接続させているトランジスタQ100は、その
コレクタ端子を、抵抗を介して、供給電圧Vccへ接続
しており、且つトランジスタQ101のベース端子へ接
続している。トランジスタQ101のコレクタ端子はト
ランジスタQ103のコレクタ端子へ接続されている。
その端子は、又、40にΩ抵抗によって供給電圧へ接続
されている。IKΩの別の抵抗を介して、トランジスタ
Q103のコレクタ端子がトランジスタQ104のベー
ス端子へ接続されており、それもそのコレクタ端子を4
0にΩ抵抗を介して供給電圧へ接続している。同様に、
トランジスタQ103はそのコレクタ端子をIKΩ抵抗
を介してトランジスタQ105のベース抵抗へ接続して
いる。トランジスタQ105のコレクタ端子はライン2
5Aへ接続されている。
検知用トランジスタQ65のコレクタ端子は、抵抗を介
してトランジスタQ102のベース端子へ接続されてお
り、トランジスタQ102のコレクタ端子は更にトラン
ジスタQ103のベース端子へ接続されている。トラン
ジスタQ103のベース端子もフィードバック経路によ
ってトランジスタQ104のコレクタ端子へ接続されて
いる。
データ伝送の各サイクルの開始時において、出力トラン
ジスタQ14及び検知用トランジスタQ65、Q66を
介して電流は流れない。ラッチ35内のトランジスタQ
100は、従って、オフであり、トランジスタQIO1
のベース端子上の電圧が高ヘプルされることを許容する
。トランジスタQIOIはオンであるこのことはトラン
ジスタQ104のベース領域を低ヘプルして、トランジ
スタQ104をターンオフさせ、且つトランジスタQl
 04のコレクタ端子は高ヘプルされる。トランジスタ
Q103のベース領域へのフィードバック経路によって
、そのトランジスタはターンオンされる。検知用トラン
ジスタQ65がらの電流がないと、トランジスタQ10
2もオフである。
説明した回路は今やラッチされ、且つトランジスタQ1
05へのベース端子上の電圧は低である。
トランジスタQ105はオフであり、且つノード68は
接地へ結合されない。
検知用トランジスタQ66から電流が流れ初めてトラン
ジスタQ100をターンオンし且つトランジスタQ10
1をターンオフしても、トランジスタQ103−Ql0
5の状態は不変のままである。これらのトランジスタは
、ドライバ部分11.12内の出力トランジスタQ14
を介しての電流の大きさが検知用トラン・ジスタQ65
によって十分な電流を発生させる迄、ラッチされたまま
となる。何故ならば、そのトランジスタのベース・エミ
ッタ接合は抵抗RIOを横断しての電圧によってバイア
スされるからである。所定の点において、トランジスタ
Q102はターンオンされる。トランジスタQ102が
オンであると、トランジスタQ103がターンオフされ
、トランジスタQIO4をターンオンさせる。トランジ
スタQ105のベース端子上の電圧が供給電圧によって
高ヘプルされると、トランジスタQ105もターンオン
される。ノード68及びライン25Aは今や低ヘプルさ
れ、ラッチ35はセットされる。ドライバ部分11.1
2内のPNP トランジスタQ17がターンオフされる
検知用トランジスタQ66は、該リセット信号用の電流
を発生する。そのベース・エミッタ接合はショットキー
ダイオードS21及び抵抗10の両方によってバイアス
されるので、トランジスタQ66は通常電流を供給して
トランジスタQ100をオン状態に維持する。検知用ト
ランジスタQ6は、該トランジスタがターンオフされ且
つトランジスタQ100へ電流が供給されない時に、リ
セット信号を発生する。このことは、入力端子15(第
2図)におけるデータ信号が論理状態をスイッチする時
に、各データ遷移点において発生する。例えば、端子1
5における信号がドライバ部分11から「1」即ち高信
号を発生させる場合、トランジスタQ66はオンである
。端子15における信号がスイッチすると、ドライバ1
1がrOJ即ち低信号を発生するとトランジスタQ66
はターンオフする。然し乍ら、注意すべきことであるが
、ドライバ部分11から大きな電流を引き出させた条件
が相補的なドライバ部分12からも大きな電流を引き出
す場合、その部分12のセット・、リセットラッチはそ
のPNP電流源トランジスタQ17もターンオフさせる
。その電流は未だに制限されている。
過剰出力電流に対する保護の他に1本発明は熱保護ブロ
ック39による過剰な温度に対する保護を持っている。
熱保護ブロック39は、ドライバ回路が熱くなり過ぎる
とドライバ部分11.12をシャットダウン即ち停止さ
せる。ブロック39は、信号経路25の一部であるライ
ン25B、25C上を、イネーブル/ディスエーブル部
分13へ信号を送って、ドライバ部分11.12をター
ンオフ(ディスエーブル)させる。
ブロック39の詳細を第5B図に示しである。
ブロック39において、一対のトランジスタQ84、Q
85がトランジスタQ87に関して配列されており、公
知の回路構成において温度に比例する電流を供給する。
並列且つダイオード接続されたトランジスタQ84、Q
85を介しての電流がPNPトランジスタQ83を介し
て引き出される。
同一の量の電流が電流ミラー態様でトランジスタQ82
を介して引き出される。ショットキートランジスタQ7
9−Q81はラッチを形成し、それは実際的にはヒステ
リシス増幅器であって、トランジスタQ82を介しての
電流に応答する。通常の動作において、トランジスタQ
74.Q75゜Q76は、トランジスタQ79−Q81
の状態に応じてターンオフ及びオンする。
検知用トランジスタQ84、Q85を介しての電流が所
定の大きさを越えると、トランジスタQ79−Q81は
ラッチされる。この時点において、トランジスタQ82
からの電流は、トランジスタQ81のベース・エミッタ
接合を順方向バイアスさせるのに十分である。トランジ
スタQ81がオンであると、トランジスタQ80はオフ
であり、且つトランジスタQ79はオンである。トラン
ジスタQ76はそのベース端子をトランジスタQ79の
コレクタ端子へ接続しており、そのベース端子が低ヘプ
ルされるのでターンオフする。これと対照的に、2つの
並列接続されたトランジスタQ74、Q75はそれらの
ベース端子を高ヘプルし且つ該トランジスタはターンオ
ンする。トランジスタQ74.Q75のコレクタ端子が
夫々信号ライン25B、25Gへ接続されているので、
ライン25B、25C上の電圧は低である。
第4B図から理解されるが、ライン25B、25Cは、
夫々、増幅器ブロック30内のトランジスタQ35と増
幅器ブロック31内のトランジスタQ54の夫々のベー
ス端子へ接続されている。
熱保護ブロック39が、過剰な温度に応答して、これら
のライン25B、25Gを低へプルすると、両方のトラ
ンジスタQ35及びQ54がカットオフされる。従って
゛、ライン23Aは高となり、第3A図に示し且つ第3
C図に詳細に示した電流源ブロック36のPNP電流源
トランジスタQ18からの電流をターンオフさせる。P
NPイネーブルブロック33内のトランジスタQ46が
ターンオフされるので、ライン23Bも高となる。従っ
て、ドライバ部分11.12のPNP電流源トランジス
タQ17もターンオフされる。ドライバ部分11.12
はディスエーブルされ、出力端子17.18を横断して
大きなインピーダンスのみが現れる。
熱保護ブロック39を介してのトランジスタQ77、Q
78は、パワーがターンオンされる場合の過渡的な状態
の間、ドライバ部分11.12をディスエーブルさせた
ままとする。Vccがその+5vへ上昇すると、トラン
ジスタQ77のベース端子は、分圧器として機能する2
0にΩ及び60にΩの2つの抵抗によって低へ維持され
る。トランジスタQ77がオフであると、該トランジス
タのコレクタ端子と供給電圧との間に接続されている4
0にΩ抵抗を介して電流が流れることはない。
トランジスタQ77のコレクタ端子へ接続されているト
ランジスタQ78のベース端子が高へプルされ、且つト
ランジスタQ78がターンオンされる。トランジスタQ
78はそのコレクタ端子をトランジスタQ76のベース
端子へ接続させる。従って、トランジスタQ76のベー
ス端子は、ターンオンされたトランジスタ078によっ
て低へプルされる。トランジスタQ76がオフであると
、供給電圧Vccが10にΩ抵抗を介してトランジスタ
Q74.Q75のベース端子を高ヘプルする。
トランジスタQ74.Q75がターンオンし、且つライ
ン25B、25Gが低ヘプルされて、前述した如く、ド
ライバ回路11.12をディスエーブルさせる。
Vccが安定化し且つ完全に+5vへ復帰する。と、ト
ランジスタQ77のベース端子上の電圧が十分に上昇し
て該トランジスタをターンオンさせる。
トランジスタ078がターンオフされ、I−ランジスタ
Q76がターンオンされる。その結果、ライン25B、
25CがトランジスタQ77.078の作用から解放さ
れる。本回路のその他の部分は干渉することなく動作す
る。
熱保護ブロック39はPNP電流源トランジスタの1つ
のみ、即ちトランジスタQ17、をシャットダウンする
為に使用することが可能であるが。
ここにおける実施例においては、ドライバ部分11.1
2を介しての全ての電流をシャットダウンさせる。この
ことは、1つを越えた数のドライバ回路が集積回路上に
組み込まれる場合に非常に有用である。複数個のドライ
バ回路(対応するドライバ部分11.12と共に)を介
しての電流が集積回路を過剰に加熱する場合、ドライバ
回路の各々のイネーブル/ディスエーブル部分13によ
る全てのドライバ回路の完全なシャットダウンは集積回
路を熱によって損傷されることから保護することを確実
とする。
従来の熱保護構成はオシレーション即ち振動の問題があ
った。シャットダウンが発生しより少ない電力が散逸さ
れると、回路が所望により冷却する。次いで、該シャッ
トダウン回路が離隔されると、回路は加熱される。再度
、シャットダウンが発生し、同様の動作が繰返し行なわ
れる。
本発明の熱保護ブロック39はこの振動を回避している
。トランジスタQ79はそのベース領域をトランジスタ
Q80のコレクタ端子へ接続しており、それは又トラン
ジスタ79のベース端子へ接続されている。このフィー
ドバック構成はヒステリシス効果を発生させ、トランジ
スタQ81は、トランジスタQ82からの電流が当初ト
ランジスタQ81をターンオンさせたレベル未満に降下
した後においてもオン状態を維持する。トランジスタQ
79−Q81は、トランジスタQ82からの電流がトラ
ンジスタQ81をオン状態に維持することが不可能な程
度に低下する迄、ラッチされている。この点において、
トランジスタQ84−Q85によって検知される温度は
トリガ一温度よりもかなり低く、振動の発生は防止され
る。
同様に、セット・リセットラッチ35及び検知用トラン
ジスタQ65、Q66を具備する前述した電流制限器回
路における振動も回避される。出力トランジスタQ14
を介しての電流は変動する場合があっても、データ遷移
点(又は回路がディスエーブルされる)でラッチ35が
リセットされる迄、電流は制限される。
別の電流制限器部分14を第6A図に示しである。回路
内の要素が第5A図の図面中のものと同一の機能を達成
するものは、同一の参照符号を付しである。
この別の電流制限器部分の場合、ドライバ部分11(及
び12)内の電流は直接的にモニターされる。抵抗RI
Oは、ショットキーダイオード816とノード71との
間の出力トランジスタQ14を介しての電流の経路内に
直接存在している。
第5A図のミラー動作用トランジスタQ64は必要では
なく、検知用トランジスタQ65.Q66はそれらのベ
ース・エミッタ接合を、夫々、抵抗RIO1及び抵抗R
IOとダイオード816を横断して接続させている。
注意すべきことであるが、相補的ドライバ部分12の対
応する出力トランジスタは、第5A図に関して説明した
如く、ドライバ部分11の出力トランジスタQ14へ並
列接続されている。検知用トランジスタQ65.Q66
は、ドライバ部分11.12のいずれかを介しての出力
電流をモニターしているので、最初の電流制限器構成に
おけるセット・リセットラッチ35に対して必要とされ
た二重回路構成は存在しない。
この別構成の電流制限器は、前述したものと同一の態様
で動作する。出力トランジスタ14を介しての増加した
電流が、抵抗RIOを横断して増加し電圧を発生させ、
且つライン22A、22B上の電圧差も増大する。電流
の増加が十分に大きいと、PNP検知用トランジスタQ
65.Q66の両方がターンオンされる。次いで、NP
NトランジスタQ68、Q70が夫々ターンオンされ。
且つこれら2つのトランジスタを介しての合成電流がダ
イオード接続されたトランジスタQ71を介して通過す
る。トランジスタQ72は電流ミラー態様でトランジス
タQ71へ接続されており、従ってトランジスタQ71
と同一の量の電流がトランジスタQ72を介して引き出
される。トランジスタQ72からの電流はノード66に
おいてヒステリシス増幅器37へ供給される。図示した
如く、ノード66における入力電圧が、トランジスタの
順方向バイアスされたベース・エミッタ接合を横断して
の電圧である基準電圧Vbeを越えると、増幅器37は
ラッチする。
トランジスタQ65.Q66の両方がターンオンされる
と、ノード66を介しての電流は十分に大きくなり、V
beよりも大きな電圧をIOKΩ抵抗R5を横断して発
生させる。増幅器37はオンにラッチし、それは1次い
で、トランジスタQ73のベース端子へ電流を供給する
。両方の検知用トランジスタがオフとなる迄、増幅器3
7はオン状態にラッチされたままである。増幅器37は
増幅器37への入力ツードロ6へ接続されているエツジ
パルス発生器38からの各負パルスでアンラッチし且つ
それ自身を離脱させる。該発生器38は、入力端子15
におけるデータ信号の各遷移において負パルスを発生す
る。
一層オンすると、トランジスタQ73はライン25上の
電圧を低ヘプルする。ライン23B上の電圧は、その際
に、高となり、ドライバ部分11.12内のPNP電流
源トランジスタQ17をターンオフさせる。トランジス
タQ14を介しての出力電流としてより少ない電流が得
られ、且つ該電流は制限されている。
ヒステリシス増幅器37をターンオンさせる為に2つの
検知用トランジスタの電流を必要とし且つ増幅器37を
アンラッチさせる為に両方の検知用トランジスタを必要
とする構成は、高出力電流に関する前述した振動の問題
を回避している。引き出される出力電流は、出力電流を
増加させる為にPNP電流源トランジスタQ17が再度
ターンオンされる前に、増幅器37のトリガ一点未満へ
かなり降下せねばならない。
ヒステリシス増幅器37の詳細は第6B図に示しである
。エツジパルス発生器38は、データ入力信号の各上昇
又は下降エツジで食肉パルスによって増幅器37を解放
させる。エツジパルス発生器の詳細は第6C図に示しで
ある。ヒステリシス増幅器37は、ドライバ部分11.
12をディスエーブルさせることによっても解放させる
ことが可能である。即ち、ゼロ出力電流は増幅器のラッ
チを解放させる。
第6B図におけるヒステリシス増幅器37は、トランジ
スタQ90のベース端子へ接続されている入力ツードロ
6を持っている。トランジスタQ90及びトランジスタ
Q91は、それらのエミッタ端子を接地接続しており且
つそれらのコレクタ端子を20にΩ抵抗を介してVcc
供給電圧へ接続している。トランジスタQ90のコレク
タ端子も、トランジスタQ91のベース端子へ直接的に
接続されており、且つトランジスタQ91のコレクタ端
子は抵抗を介してトランジスタQ90のベース端子へ帰
還して接続されている。増幅器は、ノード66における
入力信号がVbeよりも一層高い場合に、ターンオンし
且つラッチする。この様な電圧は、ベース端子と接地と
の間のIOKΩ抵抗を横断して、2つの検知用トランジ
スタQ65.Q66からの合成電流によってトランジス
タQ90のベース端子において発生される。トランジス
タQ90はトランジスタQ91をターンオフさせる。
トランジスタQ91のコレクタ端子(ノード67)にお
ける電圧は高であり、トランジスタQ73はターンオン
される。
ノード67はトランジスタQ90のベース端子へ帰還し
て結合され、従って本回路は今やラッチされる。ノード
66における当初の入力電圧は降下する場合が成るが、
フィードバック回路はトランジスタQ90のベース端子
を高状態に維持する。
フィードバック回路が入力電圧の降下に対する補償を行
なうことが不可能となる前に、入力信号がVbeよりも
かなり下方へ降下せねばならない。次いで、トランジス
タQ90がターンオフし、且つ増幅器37がアンラッチ
即ちラッチ解除される。
第6C図はエツジパルス発生器ブロック38の回路図を
示している。トランジスタQ93、Q96のベース端子
はドライバ部分11.12の各々からライン21Aへ接
続されている。これらの部分11.12が論理状態をス
イッチすると、ブロック38はノード66において食面
パルスを発生する。
第6D図は、ブロック38の動作回路の一部を示してい
る。ブロック38の動作において積極的に使用されてい
る寄生コンデンサを点線で示しである。第6E図は、該
回路の種々のノードにおける電圧信号を示している。勿
論、トランジスタQ92のベース端子における正の電圧
スパイクは、トランジスタQ92がターンオフ及びオン
される場合にノード66において対応する負のスパイク
を発生させる。
注意すべきことであるが、ドライバ部分11.12も、
出力端子17が高ヘプルされると電流が制限される様に
構成されている。第3A図に示した如く、トランジスタ
Qllのベース端子は、トランジスタQ13、ショット
キーダイオードS15、図示した抵抗からなる副回路に
よって、コレクタ端子上の電圧変動の影響から離脱され
る。従って、第2出力トランジスタQ12は、端子17
上の高電圧とは独立的に、出力端子17を介して一定の
出力電流を引き出す。
以上1本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが1本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く1本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である6例えば、上の
説明においては、PNPトランジスタに対してバイポー
ラトランジスタを迅速にターンオン及びターンオフする
技術に付いて説明したが、本発明はNPNトランジスタ
に関しても同様に適用可能であることは勿論である。更
に、上の説明においては、ライントライバ回路に適用し
た場合に付いて説明したが1本発明はその他の分野の装
置において使用することも可能である。更に、例えば抵
抗等の種々の回路要素に対しての特定の値は例示的なも
のであって、本発明の適用条件に応じて種々の値を取り
えるものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略的な回路図を種々のセクション即
ち部分に分割した状態を示すブロック図。 第2図は本発明の差動増幅器部分を示した回路図。 第3A図は本発明のドライバ部分を示した回路図。 第3B図はデータが伝送される場合のドライバ部分の種
々の点における電圧信号を“示した波形図、第3C図は
ドライバ部分内の基準電流源ブロックの詳細を示した回
路図、第4A図は第1図に示したイネーブル/ディスエ
ーブル部分の概略構成を示したブロック図、第4B図は
第4A図中の種々のブロックの詳細な構成を示した回路
図、第5A図は第1図に示した回路制限器部分を示した
回路図、第5B図は第5A図に示した熱停止ブロックの
詳細な構成を示した回路図、第6A図は第1図に示した
電流制限器部分の別の構成を示した回路図、第6B図は
第6A図に示したヒステリシス増幅器の詳細な構成を示
した回路図、第6C図は第6A図に示したエツジパルス
ブロックの詳細な構成を示した回路図、第6D図はエツ
ジパルスブロックの動作特徴の幾つかを示した第6C図
の回路の詳細な構成を示した回路図、第6E図は第6C
図のブロックの種々の点においての電圧信号によるエツ
ジパルスブロックの動作を示した波形図。 である。 (符号の説明) 10:増幅器セクション 11.12:ドライバセクション 14:電流制限器セクション 15.16:入力端子 17.18:出力端子 特許出願人    フェアチャイルド セミコンダクタ
 コーポレーショ ン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、信号ラインへ接続する為の出力端子を具備すると共
    に前記出力端子へ接続したエミッタ端子と2つの電流源
    へ接続したベース端子と第1電圧供給源へ接続したコレ
    クタ端子とを持った出力トランジスタを具備する回路に
    おいて、前記出力トランジスタのコレクタ端子を介して
    の電流が第1限界を越える時にターンオンされる様な態
    様で前記出力トランジスタのコレクタ端子へ結合されて
    いる第1電流検知トランジスタ、前記出力トランジスタ
    のコレクタ端子を介しての電流が第2限界を越える時に
    ターンオンされる様な態様で前記出力トランジスタのコ
    レクタ端子へ結合されている第2電流検知トランジスタ
    、前記第1及び第2の検知トランジスタの両方がターン
    オンされた時に前記出力トランジスタのベース端子への
    電流の前記2つの電流源の一方がターンオフされその際
    に前記出力トランジスタを介しての電流を減少させる様
    に前記第1及び第2の検知トランジスタに応答する手段
    、を有することを特徴とする回路。 2、特許請求の範囲第1項において、前記手段はラッチ
    を有しており、前記ラッチは、前記出力トランジスタの
    コレクタ端子を介しての前記電流が前記第1及び第2の
    限界より上であり且つ前記第1及び第2の両方の検知ト
    ランジスタがターンオンされている場合に、前記電流源
    をターンオフさせることを特徴とする回路。 3、特許請求の範囲第2項において、前記ラッチはセッ
    ト・リセットラッチを有しており、前記ラッチは、前記
    第1及び第2のトランジスタの両方がターンオンされた
    時に、それ自身をセットし、且つ前記第1及び第2のト
    ランジスタの両方がターンオフされた時に、それ自身を
    リセットすることを特徴とする回路。 4、特許請求の範囲第2項において、前記ラッチはヒス
    テリシス増幅器を有しており、前記増幅器がオンにラッ
    チされた時に前記増幅器が前記電流源をターンオフさせ
    ることを特徴とする回路。 5、特許請求の範囲第4項において、前記出力トランジ
    スタを介して前記信号ラインへ伝送する為のデジタル信
    号を受け取る差動増幅器を有すると共に、伝送用に受け
    取られた前記デジタル信号に応答して出力信号を発生す
    る様に前記差動増幅器に接続されているエッジパルス発
    生器を有しており、前記デジタル信号の論理レベルが変
    化する毎に前記ヒステリシス増幅器がオフにリセットさ
    れる態様で前記ヒステリシス増幅器が前記エッジパルス
    発生器に接続されていることを特徴とする回路。 6、トランジスタを介しての電流を制限する回路におい
    て、前記トランジスタは複数個の制御手段に応答するも
    のであって、前記トランジスタを介しての電流の量はタ
    ーンオンされるトランジスタ制御手段の数に比例するも
    のであって、前記電流が第1限界を越える場合にターン
    オンされる態様で前記電流に応答する第1電流検知トラ
    ンジスタと、前記電流が前記第1限界よりも大きな第2
    限界を越える場合にターンオンされる態様で前記電流に
    応答する第2電流検知トランジスタと、前記電流を制限
    する為に前記第1及び第2の電流検知トランジスタに応
    答して前記トランジスタ制御手段の少なくとも1つをタ
    ーンオフさせる手段とを有することを特徴とする回路。 7、特許請求の範囲第6項において、前記ターンオフさ
    せる手段が、前記少なくとも1つのトランジスタ制御手
    段へ結合されているラッチを有しており、前記電流が前
    記第1及び第2の限界を越える時に前記ラッチが前記1
    つのトランジスタ制御手段をターンオフさせることを特
    徴とする回路。 8、特許請求の範囲第7項において、前記ラッチはセッ
    ト・リセットラッチを有しており、両方の電流検知トラ
    ンジスタがターンオンされる時に前記1つのトランジス
    タ制御手段をターンオフさせる為に前記ラッチがそれ自
    身セットし、且つ両方の電流検知トランジスタがターン
    オフされる時にそれ自身リセットすることを特徴とする
    回路。 9、特許請求の範囲第7項において、前記ラッチはヒス
    テリシス増幅器を有しており、前記増幅器がオンにラッ
    チされた時に前記増幅器が前記トランジスタ制御手段を
    ターンオフさせることを特徴とする回路。 10、特許請求の範囲第9項において、差動増幅器が設
    けられており、前記増幅器は前記トランジスタを介して
    伝送する為のデジタル信号を受け取り、且つ前記デジタ
    ル信号に応答して出力信号を発生する様に前記差動増幅
    器に接続してエッジパルス発生器が設けられており、前
    記デジタルの論理レベルが変化する毎に前記ヒステリシ
    ス増幅器がオフへリセットされる態様で前記ヒステリシ
    ス増幅器が前記エッジパルス発生器へ接続されているこ
    とを特徴とする回路。 11、特許請求の範囲第6項において、前記トランジス
    タ制御手段は、前記トランジスタのベース端子へ電流を
    供給する為に該端子へ接続した電流源を有することを特
    徴とする回路。 12、特許請求の範囲第11項において、前記電流源は
    複数個の電流源トランジスタを有しており、前記電流源
    トランジスタの少なくとも1つは前記ターンオン手段へ
    結合したベース端子を持っており、前記1つの電流源ト
    ランジスタはベース・エミッタ接合をオフにバイアスさ
    せることによってターンオフされることを特徴とする回
    路。 13、特許請求の範囲第12項において、前記電流源ト
    ランジスタはPNPトランジスタを有していることを特
    徴とする回路。 14、集積回路における温度検知回路において、温度に
    比例的な電流を発生する手段、前記電流に応答するラッ
    チ、を有しており、前記ラッチは、前記電流が第1所定
    量を越える時にそれ自身第1状態へセットし、且つ、前
    記電流が前記第1所定量よりも低い第2所定量以下に降
    下した時にそれ自身を第2状態へリセットすることを特
    徴とする回路。 15、特許請求の範囲第14項において、トランジスタ
    が設けられており、前記トランジスタは複数個のトラン
    ジスタ制御手段に応答し、前記トランジスタを介しての
    電流の量はターンオンされるトランジスタ制御手段の数
    に比例し、前記ラッチに応答して前記ラッチがセットさ
    れた時に前記トランジスタ制御手段の少なくとも1つを
    ターンオフさせ且つ前記ラッチがリセットされた時に前
    記1つのトランジスタ制御手段をターンオンさせる手段
    が設けられており、その際に所定の温度を越えた時に前
    記トランジスタを介しての電流の量が減少され、前記電
    流の減少は温度が前記所定の温度以下となる迄維持され
    ることを特徴とする回路。 16、特許請求の範囲第14項において、前記ラッチが
    、ベース及びエミッタ端子を横断しての電圧が前記電流
    に比例する様に前記電流発生手段に接続したベース及び
    エミッタ端子を具備すると共に第1インピーダンス手段
    を介して第1電圧供給源へ接続したコレクタ端子を具備
    する第1トランジスタと、前記第1トランジスタの前記
    コレクタ端子に接続したベース端子を具備し前記第2電
    圧供給源に接続したエミッタ端子を具備し且つ第2イン
    ピーダンス手段を介して前記第1電圧供給源へ接続した
    コレクタ端子を具備する第2トランジスタと、前記第2
    トランジスタの前記コレクタ端子へ接続したベース端子
    を具備し前記第2電圧供給源へ接続したエミッタ端子を
    具備し且つ第3インピーダンス手段を介して前記第1電
    圧供給源へ接続したコレクタ端子を具備した第3トラン
    ジスタと、前記第2トランジスタの前記コレクタ端子を
    前記第1トランジスタの前記ベース端子へ接続するフィ
    ードバック経路と、を有することを特徴とする回路。 17、特許請求の範囲第15項において、前記電流発生
    手段へ接続した第4インピーダンス手段を有しており、
    前記第4インピーダンス手段は更に前記第1トランジス
    タの前記ベース端子と前記エミッタ端子との間に接続さ
    れていることを特徴とする回路。 18、特許請求の範囲第14項において、前記フィード
    バック経路が第5インピーダンス手段を有することを特
    徴とする回路。 19、特許請求の範囲第15項において、前記第4イン
    ピーダンス手段と、第5インピーダンス手段と、前記電
    流の値は、前記第1及び第2の所定の量を設定するべく
    設定されていることを特徴とする回路。 20、特許請求の範囲第16項において、前記第1、第
    2、及び第3のトランジスタがNPNトランジスタを有
    することを特徴とする回路。 21、特許請求の範囲第15項において、前記所定の温
    度を越えた時に前記トランジスタ制御手段の全てがター
    ンオフされることを特徴とする回路。
JP62285630A 1986-11-13 1987-11-13 無振動短絡保護回路 Pending JPS63190421A (ja)

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