JPS63190303A - 電圧非直線抵抗素子 - Google Patents

電圧非直線抵抗素子

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JPS63190303A
JPS63190303A JP2339987A JP2339987A JPS63190303A JP S63190303 A JPS63190303 A JP S63190303A JP 2339987 A JP2339987 A JP 2339987A JP 2339987 A JP2339987 A JP 2339987A JP S63190303 A JPS63190303 A JP S63190303A
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JP
Japan
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voltage
voltage nonlinear
resistance element
electrodes
surge
Prior art date
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Application number
JP2339987A
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English (en)
Inventor
治文 萬代
和敬 中村
政彦 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は電圧非直線抵抗素子に関し、特にたとえば電
子機器に並列に接続されその電子機器をサージから保護
するために用いられる電圧非直線抵抗素子に関する。
(従来技術) 従来、電圧非直線抵抗体を用いた電圧非直線抵抗素子が
知られている。このような従来の電圧非直線抵抗素子は
、たとえば、電子機器に並列に接続され、電子機器をサ
ージから保護するために用いられる。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来の電圧非直線抵抗素子では、その電圧非
直線抵抗体の吸収能力より高いエネルギのサージが入っ
た場合、その電圧非直線抵抗体が異常発熱して、その素
子が劣化ないしは破壊されてしまうという問題があった
上述の問題を解決するためには、温度ヒユーズを電圧非
直線抵抗素子の近傍で電圧非直線抵抗素子に直列に接続
して、電圧非直線抵抗体の異常発熱時に、温度ヒユーズ
を切断して電圧非直線抵抗素子の接続を開放するように
したり、あるいは、アレスタを電圧非直線抵抗素子に並
列に接続して、電圧非直線抵抗体の吸収能力より高いエ
ネルギのサージをアレスタで吸収するようにしたりして
いた。
ところが、温度ヒユーズを用いた場合には、温度ヒユー
ズが切断されたときに、その部品を交換しなければなら
ないだけでなく、連続してサージが入った場合には、そ
のサージによって電子機器が破壊されてしまうという問
題がある。
また、アレスタを用いた場合には、そのような部品が必
要になるので、全体のコストが高くなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、電圧非直線抵抗
体の吸収能力より高いエネルギのサージを吸収すること
ができる、安価な電圧非直線抵抗素子を提供することで
ある。
(問題点を解決するための手段) この発明は、板状の電圧非直線抵抗体と、電圧非直線抵
抗体の両主面のそれぞれに形成される1対の電極とを含
み、1対の電極間に放電ギャップが形成された、電圧非
直線抵抗素子である。
(作用) 高エネルギのサージが入れば、放電ギャップで放電が起
こり、そのエネルギが消費される。
(発明の効果) この発明によれば、高エネルギのサージが入れば、その
エネルギが放電ギャップで消費されるので、電圧非直線
抵抗体の吸収能力より高いエネルギのサージを吸収する
ことができる。しかも、たとえばアレスタなどの別部品
を有するものに比べて、コストが安価になる。したがっ
て、電圧非直線抵抗体を破壊することなく、より高いエ
ネルギのサージを吸収することができる、安価な電圧非
直線抵抗素子を得ることができる。
また、たとえばアレスタなどの別部品を有するものに比
べて、小型化が可能となる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図および第1B図は、それぞれこの発明の一実施
例を示し、第1A図はその正面図であり、第1B図はそ
の図解図である。この電圧非直線抵抗素子10は、たと
えば円板状の電圧非直線抵抗体12を含む。この電圧非
直線抵抗体12はたとえば酸化亜鉛の焼結体で形成され
る。
この電圧非直線抵抗体12の両主面全面には、電極14
および16がそれぞれ形成される。これらの電極14お
よび16は、電圧非直線抵抗体12の両主面全面にたと
えば銀などの電極材料を焼き付けることによって形成さ
れる。
また、これらの電極14および16には、リード端子1
8および20が、たとえばはんだ付けすることによって
、それぞれ電気的かつ機械的に接続される。
さらに、電圧非直線抵抗体12などの周囲には、第1A
図および第1B図1点鎖線で示すように、外装材22が
形成される。この場合、外装材22は、電極14および
I6の対向する下端部14aおよび16aが露出するよ
うに、たとえばエポキシ樹脂、フェノール樹脂およびシ
リコン樹脂などの樹脂材料などの絶縁材料で形成される
。したがって、電極14および16の下端部14aおよ
び168間には、放電ギャップ24が形成されることに
なる。この放電ギャップ24は、この電圧非直線抵抗素
子10に電圧非直線抵抗体12の吸収能力より高いエネ
ルギのサージが入ったとき、その部分で放電してそのサ
ージのエネルギを消費し、電圧非直線抵抗体12を保護
するためのものである。なお、電圧非直線抵抗体12の
側面と外装材22との間に、絶縁体層を形成してもよい
この電圧非直線抵抗素子10では、電極14および16
間に放電ギャップ24が形成されているので、電圧非直
線抵抗体12にたとえば第2図点線で示すような立ち上
がりが急峻なサージ電圧が印加されれば、電圧非直線抵
抗体12の制限電圧が放電ギャップ24の放電開始電圧
以上に達したときには、第2図実線で示すように、まず
、そのサージ電圧は電圧非直線抵抗体12で制限され、
その後、放電応答時間後に、放電ギャップ24で放電が
起こり、そのエネルギが消費される。なお、電圧非直線
抵抗体12にたとえば立ち上がりがゆるやかなサージ電
圧が印加されれば、そのナージ電圧が電圧非直線抵抗体
12で制限される前に、放電ギャップ24で放電が起こ
る場合もある。したがって、この電圧非直線抵抗素子1
0では、放電ギャップが形成されていない従来例に比べ
て、そのサージの吸収能力を大きくすることができる。
しかも、この場合、電圧非直線抵抗体12にはそれ自身
で吸収不可能なエネルギのサージ電圧が印加されないの
で、電圧非直線抵抗体12が破壊などされない。
発明者の実験によれば、たとえば直径約Iota、厚さ
2Mの電圧非直線抵抗体を用いて、第1A図および第1
B図に示すような電極間に放電ギャップを形成したサン
プルと、放電ギャップが形成されていない従来例とを製
造し、サンプルおよび従来例に、1,0OOA、1,5
00A、1,800A、2.0OOAおよび2,500
Aで立ち上がりが8μSeC+波尾長が20μsecの
波形からなるサージ電流を、それぞれ、2回印加したと
ころ、表に示す結果が得られた。なお、表では、サージ
電流が吸収されて素子の破壊や劣化が生じなかった場合
を「○」で示し、サージ電流が吸収されないで素子の破
壊や劣化が生じた場合を「×」で示した。
(以下余白) 表 この実験結果から明らかなように、放電ギヤ・ノブが形
成されていない従来例では、1,8OOA以上のサージ
電流で素子が破壊されたり劣化されたりしてしまうが、
それに対して、サンプルでは、2.0OOAのサージ電
流に対しても素子が破壊されず、その特性も劣化しなか
った。
第3A図および第3B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図実施例の変形例を示し、第3A図はその正面図
であり、第3B図はその図解図である。この実施例では
、特に、電極14および16の対向する上端部14bお
よび16bが、外装材24から露出した形で形成されて
いて、電極14および16の上端部14bおよび16b
間に放電ギャップ24が形成されている。このように、
放電ギャップ24は、電極14および16の対向する端
部間たとえば右端部間や左端部間などのどの端部間に形
成されてもよい。このようにしても、電圧非直線抵抗体
の吸収能力より高いエネルギのサージを吸収することが
できる。
発明者の実験によれば、たとえば直径約Low、厚さ2
削の電圧非直線抵抗体を用いて第3A図および第3B図
に示すようなサンプルを製造し、そのサンプルに、20
00Aで立ち上がりが8μsec 、波尾長が20μs
ecの波形からなるサージ電流を、それぞれ、2回印加
しても、素子が破壊されずその特性も劣化しなかった。
第4A図および第4B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第4A図はその正面図であり、第4B図
はその図解図である。上述の各実施例では電極14およ
び16が電圧非直線抵抗体12の両主面全面に形成され
ていたが、この実施例では、特に、電極14および16
の対向する矩形状の下端部14Cおよび16cのみが、
電圧非直線抵抗体12の端部に延びて形成されている。
そして、これらの下端部14Cおよび16Cが外装材2
4から露出され、それら下端部14Cおよび16C間に
放電ギャップ24が形成される。このように、電極14
および16は、少なくともその一部分のみが電圧非直線
抵抗体12の端部で対向するように形成されれば、その
形状を任意に変更してもよい。
この実施例でも、電極14および16間に放電ギャップ
24が形成されているので、電圧非直線抵抗体12の吸
収能力より高いエネルギのサージを吸収することができ
る。
なお、発明者の実験によれば、たとえば直径約10鶴、
厚さ2Nの電圧非直線抵抗体を用いて第4A図および第
4B図に示すようなサンプルを製造し、そのサンプルに
、200OAで立ち上がりが8μsec 、波尾長が2
0μsecの波形からなるサージ電流を、それぞれ、2
回印加しても、素子が破壊されずその特性も劣化しなか
った。
第5図は第4A図および第4B図に示す実施例の変形例
を示す正面図である。この実施例では、第4A図および
第4B図に示す実施例に比べて、特に、電極14および
16が円形状に形成されている。そして、電極14およ
び16の対向する円弧状の下端部14dおよび16d間
に放電ギャップ24が形成される。この実施例でも、電
圧非直線抵抗体12の吸収能力より高いエネルギのサー
ジを吸収することができる。
発明者の実験によれば、たとえば直径約ioms、厚さ
2flの電圧非直線抵抗体を用いて第5図に示すような
サンプルを製造し、そのサンプルに、2.0OOAで立
ち上がりが8μsec 、波尾長が20μsecの波形
からなるサージ電流を、それぞれ、2回印加しても、素
子が破壊されずその特性も劣化しなかった。
なお、上述の各実施例では、電圧非直線抵抗体12が円
板状に形成されているが、この電圧非直線抵抗体12は
たとえば矩形板状などの他の板状に形成されてもよい。
さらに、リード端子18および20も、その形状を任意
に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、それぞれ、この発明の一実
施例を示し、第1A図はその正面図であり、第1B図は
その図解図である。 第2図は第1A図および第1B図実施例にサージ電圧を
印加した場合の時間−電圧関係を示すグラフである。 第3A図ないし第3B図は、それぞれ、第1A図および
第1B図実施例の変形例を示し、第3A図はその正面図
であり、第3B図はその図解図である。 第4A図および第4B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第4A図はその正面図であり、第4B図
はその図解図である。 第5図は第4A図および第4B図実施例の変形例を示す
正面図である。 図において、10は電圧非直線抵抗素子、12は電圧非
直線抵抗体、14および16は電極、18および20は
リード端子、24は放電ギヤツブを示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ばか1名) N         − 法            袈 = 一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状の電圧非直線抵抗体、および 前記電圧非直線抵抗体の両主面のそれぞれに形成される
    1対の電極を含み、 前記1対の電極間に放電ギャップが形成された、電圧非
    直線抵抗素子。 2 前記1対の電極は前記電圧非直線抵抗体の両主面全
    面に形成される、特許請求の範囲第1項記載の電圧非直
    線抵抗素子。 3 前記1対の電極は少なくともその一部分が前記電圧
    非直線抵抗体の端部で対向するように形成され、 前記放電ギャップは前記1対の電極の前記一部分間に形
    成される、特許請求の範囲第1項記載の電圧非直線抵抗
    素子。
JP2339987A 1987-02-02 1987-02-02 電圧非直線抵抗素子 Pending JPS63190303A (ja)

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