JPS6318956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318956Y2 JPS6318956Y2 JP1982187985U JP18798582U JPS6318956Y2 JP S6318956 Y2 JPS6318956 Y2 JP S6318956Y2 JP 1982187985 U JP1982187985 U JP 1982187985U JP 18798582 U JP18798582 U JP 18798582U JP S6318956 Y2 JPS6318956 Y2 JP S6318956Y2
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- JP
- Japan
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- cooling
- heat
- frame
- temperature
- liquid metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Description
【考案の詳細な説明】
本案は例えば液体金属ナトリウム、カリウム等
を冷却材として使用する液体金属冷却型高速増殖
炉建屋の如き高温液体金属用機器格納室に係るも
のである。
を冷却材として使用する液体金属冷却型高速増殖
炉建屋の如き高温液体金属用機器格納室に係るも
のである。
前記液体金属冷却型高速増殖炉の建屋内部は、
安全上の配慮から、鋼コンクリート製の天井、
床、壁で囲繞された小室に区分されているが、こ
れらの室に設置された容器、配管等において高温
金属トナリウムの漏洩事故の発生した場合、漏洩
した高温流体及びそれに伴なう室内の雰囲気温度
の上昇により、容器配管等を支持している構造体
及びこれらを内蔵する収容室を構成する建屋躯体
の温度が上昇し、この結果同躯体を構成するコン
クリート及び鋼材の強度が劣化して容器配管等の
支持機能及び建屋の機能を失なう惧れがある。
安全上の配慮から、鋼コンクリート製の天井、
床、壁で囲繞された小室に区分されているが、こ
れらの室に設置された容器、配管等において高温
金属トナリウムの漏洩事故の発生した場合、漏洩
した高温流体及びそれに伴なう室内の雰囲気温度
の上昇により、容器配管等を支持している構造体
及びこれらを内蔵する収容室を構成する建屋躯体
の温度が上昇し、この結果同躯体を構成するコン
クリート及び鋼材の強度が劣化して容器配管等の
支持機能及び建屋の機能を失なう惧れがある。
そこで構造物躯体内に冷却用配管を埋設し、同
配管内に冷媒給排装置より供給される冷媒によつ
て構造体の温度上昇を防止することが考えられる
が、この方法によれば躯体内に埋設された配管の
近傍のみが除熱され、配管の埋設された構造体全
面に亘つての均一な冷却は不可能であり、また高
温流体からの熱流は殆んど減衰することなく冷却
用配管に到達するため、冷却用配管が熱による損
傷を受けて冷却機能を失なう惧れもある。
配管内に冷媒給排装置より供給される冷媒によつ
て構造体の温度上昇を防止することが考えられる
が、この方法によれば躯体内に埋設された配管の
近傍のみが除熱され、配管の埋設された構造体全
面に亘つての均一な冷却は不可能であり、また高
温流体からの熱流は殆んど減衰することなく冷却
用配管に到達するため、冷却用配管が熱による損
傷を受けて冷却機能を失なう惧れもある。
本案はこのような問題点を解決するために提案
されたもので、格納室躯体の外側に順次冷却用配
管の埋設された熱良導体層及び断熱材層を層着す
るとともに、前記冷却用配管を冷媒給排装置に連
通せしめてなることを特徴とする高温液体金属用
機器格納室に係るものである。
されたもので、格納室躯体の外側に順次冷却用配
管の埋設された熱良導体層及び断熱材層を層着す
るとともに、前記冷却用配管を冷媒給排装置に連
通せしめてなることを特徴とする高温液体金属用
機器格納室に係るものである。
本案は前記のように構成されているので、高温
の液体金属冷却材の漏洩事故が発生した場合、高
温流体からの熱流は先ず断熱材層によつて大幅に
減衰されるので、その内側の熱良導体層に埋設さ
れた冷却用配管が熱による損傷を受け難くなる。
の液体金属冷却材の漏洩事故が発生した場合、高
温流体からの熱流は先ず断熱材層によつて大幅に
減衰されるので、その内側の熱良導体層に埋設さ
れた冷却用配管が熱による損傷を受け難くなる。
更に同冷却用配管に、同配管に連通された冷媒
給排装置を介して冷媒を流すことによつて、同冷
媒に前記断熱材層を通過した熱流が伝達され、躯
体に対する熱流の到達が妨げられる。
給排装置を介して冷媒を流すことによつて、同冷
媒に前記断熱材層を通過した熱流が伝達され、躯
体に対する熱流の到達が妨げられる。
この際前記冷却用配管の周囲は熱良導体で囲繞
されているので、前記断熱材層を通過してきた熱
流は均一に、且つ効果的に前記冷却用配管に伝達
され、高効率の冷却効果が期待され、冷却熱量も
少なくて済む。
されているので、前記断熱材層を通過してきた熱
流は均一に、且つ効果的に前記冷却用配管に伝達
され、高効率の冷却効果が期待され、冷却熱量も
少なくて済む。
このように本案によれば高温流体から格納室躯
体への熱流は、断熱材層及び冷却用配管の埋設さ
れた熱良導体層とによつて阻止され、躯体の温度
上昇が防止され、躯体強度の劣化が防止され、躯
体の高温流体金属用機器の支持機能が保持される
ものである。
体への熱流は、断熱材層及び冷却用配管の埋設さ
れた熱良導体層とによつて阻止され、躯体の温度
上昇が防止され、躯体強度の劣化が防止され、躯
体の高温流体金属用機器の支持機能が保持される
ものである。
以下本案を図示の実施例について説明する。
第１図は本案の適用される高速増殖炉原子炉容
器周辺の概略を示し、１はソールプレート２を介
して鋼コンクリート複合構造体であるペデスタル
３に支持された原子炉容器、４はソールプレート
５及び中間床６を介して鋼コンクリート複合構造
体からなる躯体７によつて支持され、且つ同躯体
７によつて囲繞された原子炉保護容器で、前記躯
体７には漏洩物質の隣室への移動を防止するた
め、室内面に鋼板製のライナ８が張設されてい
る。
器周辺の概略を示し、１はソールプレート２を介
して鋼コンクリート複合構造体であるペデスタル
３に支持された原子炉容器、４はソールプレート
５及び中間床６を介して鋼コンクリート複合構造
体からなる躯体７によつて支持され、且つ同躯体
７によつて囲繞された原子炉保護容器で、前記躯
体７には漏洩物質の隣室への移動を防止するた
め、室内面に鋼板製のライナ８が張設されてい
る。
第２図は前記躯体７の断面を示し、躯体７の外
側に冷却用配管９の埋設された熱良導体層１０が
層着され、前記配管９は冷媒給排装置（図示せ
ず）に接続されている。
側に冷却用配管９の埋設された熱良導体層１０が
層着され、前記配管９は冷媒給排装置（図示せ
ず）に接続されている。
前記熱良導体層１０の外側には断熱材層１１が
層着され、同層１１の外側には漏洩物質の移動防
止用の鋼板製ライナ８が層着されている。
層着され、同層１１の外側には漏洩物質の移動防
止用の鋼板製ライナ８が層着されている。
従つて原子炉容器室内で液体金属ナトリウムの
漏洩事故の発生した場合、高温流体からの熱流は
先ず断熱材層１１によつて大幅に減衰され、冷却
用配管９は熱による損傷を受け難くなる。
漏洩事故の発生した場合、高温流体からの熱流は
先ず断熱材層１１によつて大幅に減衰され、冷却
用配管９は熱による損傷を受け難くなる。
そして断熱材層１１を通過してきた熱流は熱良
導体層１０内に埋設された冷却用配管９に冷媒を
流すことによつて、冷媒に伝えられ、躯体７に熱
流が到達しないようにされる。
導体層１０内に埋設された冷却用配管９に冷媒を
流すことによつて、冷媒に伝えられ、躯体７に熱
流が到達しないようにされる。
この際冷却用配管９は熱良導体１０によつて囲
繞されているので、断熱材層１１を通過してきた
熱流は均一に、且つ効果的に冷却用配管９に伝達
され、高効率の冷却効果が期待でき、躯体７の温
度上昇が防止され、躯体強度の劣化が阻止され、
躯体７の高温液体用機器の支持機能が維持され
る。
繞されているので、断熱材層１１を通過してきた
熱流は均一に、且つ効果的に冷却用配管９に伝達
され、高効率の冷却効果が期待でき、躯体７の温
度上昇が防止され、躯体強度の劣化が阻止され、
躯体７の高温液体用機器の支持機能が維持され
る。
第４図は本案の他の実施例を示し、良導体層１
０に埋設された冷却用配管９の外周にフイン９ａ
を附設して伝熱面積を増大し、より効果的な除熱
を図つたものである。
０に埋設された冷却用配管９の外周にフイン９ａ
を附設して伝熱面積を増大し、より効果的な除熱
を図つたものである。
なお本案は原子炉容器の格納室以外の例えばポ
ンプ、熱交換器の格納室の構造にも適用されるも
のである。
ンプ、熱交換器の格納室の構造にも適用されるも
のである。
第１図は本案の適用される高速増殖炉原子炉容
器周辺の概略を示す縦断面図、第２図は本案に係
る高温液体金属用機械格納室の一実施例を示す横
断平面図で第１図の矢視−図、第３図は第２
図の矢視−図、第４図は本案に係る高温液体
金属用機器格納室の他の実施例を示す横断平面図
である。 ７……躯体、９……冷却用配管、１０……良導
体層、１１……断熱材層。
器周辺の概略を示す縦断面図、第２図は本案に係
る高温液体金属用機械格納室の一実施例を示す横
断平面図で第１図の矢視−図、第３図は第２
図の矢視−図、第４図は本案に係る高温液体
金属用機器格納室の他の実施例を示す横断平面図
である。 ７……躯体、９……冷却用配管、１０……良導
体層、１１……断熱材層。
Claims (1)
- 格納室躯体の外側に順次冷却用配管の埋設され
た熱良導体層及び断熱材層を層着するとともに、
前記冷却用配管を冷媒給排装置に連通せしめてな
ることを特徴とする高温液体金属用機器格納室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982187985U JPS5992893U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 高温液体金属用機器格納室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982187985U JPS5992893U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 高温液体金属用機器格納室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5992893U JPS5992893U (ja) | 1984-06-23 |
| JPS6318956Y2 true JPS6318956Y2 (ja) | 1988-05-27 |
Family
ID=30405646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982187985U Granted JPS5992893U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 高温液体金属用機器格納室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5992893U (ja) |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP1982187985U patent/JPS5992893U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5992893U (ja) | 1984-06-23 |
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