JPS63187973A - 文字デ−タ重畳装置 - Google Patents
文字デ−タ重畳装置Info
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- JPS63187973A JPS63187973A JP62021366A JP2136687A JPS63187973A JP S63187973 A JPS63187973 A JP S63187973A JP 62021366 A JP62021366 A JP 62021366A JP 2136687 A JP2136687 A JP 2136687A JP S63187973 A JPS63187973 A JP S63187973A
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Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は文字データ重畳装置に関し、詳細には階調画像
上に文字を重畳したときに文字データを強調して文字の
判読を容易にする文字データ重畳装置に関する。 (従来の技術) 近時、電気信号を媒体として階調画像の情報伝達が広く
一般に行われており、例えばテレビジラン送受信システ
ムもその一つである。また、階調画像上に文字による情
報を重畳することも行われており、例えば現在時刻を階
調画像上に重畳することは良く知られている。このよう
に、階調画像上に文字情報を重畳することにより情報密
度の高い画像情報の伝達が可能になっている。 従来、このような階調画像上に文字情報を重畳する文字
データ重畳装置としては、第10図に示すような文字情
報の重畳された階調画像に対応するデータを出力するも
のがある。この装置では、階調画像データと文字データ
を論理和処理によって加算し、合成している。 (発明が解決しようとする問題点) じかしながら、このような従来の文字データ重畳装置に
あっては、文字情報を重畳する付近の階調画像の明るさ
によっては文字情報の判読が困難となることがある。例
えば、階調画像の極めて明るい部分に白い文字情報を重
畳したような場合には、文字情報の判読が困難となると
いう問題点があった。 そこで、このような不具合を防止するために、従来より
文字情報を強調して判読を容易にする方°法が提案され
ている。例えば、第11図に示すように、文字情報を重
畳する付近の階調画像に対して文字情報を包囲できる範
囲の単純な矩形に白抜きを行い、この部分に黒で文字情
報を重畳することにより、文字情報の判読を容易にして
いる。 ところがこのようなものにあっても、階調画像の文字情
報を重畳する部分を単純な矩形に白抜きしていたので、
文字情報の字数が多くなると白抜き部分の面積が大きく
なり、階調画像が侵食されて階調画像の情報が大幅に失
われるとともに、階調画像の美感を損なうという新たな
問題点を招来していた。 (発明の目的) そこで本発明は、階調画像において文字情報の周囲に位
置する画素を検出し、この周囲画素の明度と文字情報の
明度の差を大きくすることにより、文字情報を重畳した
ときに文字情報をその周囲画素に対して強調して、階調
画像の情報損失を最小限に抑えるとともに、文字情報の
判読を容易にすることを目的としている。 (発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、階調画像を形成す
る階調画像データと文字を形成する文字データとを合成
して、階調画像上に文字を重畳する文字データ重畳装置
であって、文字に対応する画素の周囲に位置する階調画
像の画素を検出する周囲画素検出手段と、周囲画素検出
手段の出力に基づき文字と該周囲画素との明暗の差を太
き(するように文字あるいは周囲画素の明暗を決定する
強調手段と、を備えたことを特徴とするものである。 以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。 第1〜4図は本発明の第1実施例を示す図であり、画像
表示装置に適用したものである。 まず、構成を説明する。 第1図は本実施例による文字データ重畳装置の構成を示
すブロック図である。同図において、1はマトリックス
作成回路であり、マトリックス作成回路1には図示され
ないA/Dコンバータ、例えば6ビツトの並列出力を有
するA/Dコンバータからの階調画像データD3が入力
されるとともに、文字検出回路2からの文字検出信号S
cが入力される。文字検出回路2には文字データDcが
入力されており、文字検出回路2は文字データDCの階
調画像データD3に対する位置、すなわち、タイミング
を検出して文字検出信号Scをマトリックス作成回路1
に出力する。マトリックス作成回路1は文字検出信号S
cに基づいて第3図に示すようなデータマトリックス(
詳細は後述する)を作成するとともに、ラインメモリ群
3とデータの授受を行い入力された階調画像データDa
を遅延して階調画像データDllに基づく信号S1を論
理和回路4に出力する。論理和回路4には文字データ整
合回路5からの文字データDcに基づく信号Stが入力
されており、文字データ整合回路5には前記文字データ
Dcが人力される。文字データ整合回路5はラインメモ
リ6とデータの授受を行い、文字データDcを遅延して
階調画データD8に対する文字データDcのタイミング
を設定する。前記論理和回路4は階調画データD8に基
づく信号S1と文字データDcに基づく信号S2とを論
理和処理して合成し、合成画データD、を図示されてい
ないD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバータは
前記A/Dコンバータの並列出力ビツト数と同一の並列
入力ビツト数を有しており、例えば6ビツトの並列入力
を有する。 第2図は第1図のブロック図に基づく回路図であり、同
図においては階調画像データD、および文字データDc
のそれぞれのデータの最上位ビットデータDIISおよ
び[)c5に対応する1ビツト分の回路図を示している
。したがって、図示はされていないが、同図の回路と同
一の回路が他に5ビツト分設けられ、階調画像データD
、。〜D14および文字データDc0〜DC4を処理し
て合成画データD9゜〜DM4を出力する。 以下、同図を用いて1ビツト分の各ブロックの構成を詳
細に説明するが、他の5ビツトに対応する各ブロックに
ついても同様である。 マトリックス作成回路1は9個のラッチ11A〜Lll
および9個の2つの入力端子を有するANDゲート12
A〜12Iから構成されており、ラインメモリ群3は2
個のラインメモリ31.32で構成されている。マトリ
ックス作成回路1はラッチIIA〜111が入力される
最上位ビットデータI)msをラッチするとともに、A
NDゲート12A〜121を介して順次次段のラッチI
IA〜111あるいはラインメモリ31.32に送り出
して、第3図に示すデータマトリックスを形成し、文字
検出回路2から入力される文字検出信号Scに基づいて
ANDゲー)12A〜12Iにより、その最上位ビット
データDBSを書き換えるものである。すなわち、ラッ
チIIA〜111の各クロック端子CKにはラッチ信号
LACHが入力されており、ラッチ信号LACHはその
1周期が階調画像データDII5の1画素に対応してい
る。また、ラッチIIA〜111にはそのデータ入力端
子りに階調画像データI)llsが入力されており、ラ
ッチ11A〜111はその階調画像データ[)asをラ
ッチ信号LACHの立下りエツジを受けて読込む。 ラッチIIA−111は読込んだ階調画像データをデー
タ出力端子QからそれぞれANDゲート12A〜121
の一方の入力端子に出力する。ANDゲート12A〜1
21の他方の入力端子には文字検出回路2から文字検出
信号Scが入力されるが、文字検出信号Scはそれぞれ
3画素分づつタイミングが遅延された文字検出信号SC
+Scz、SC3により構成されており、ANDゲート
12A〜12Cの他方の入力端子には文字検出信号Sc
lが入力されるとともに、ANDゲート12D〜12F
およびANDゲート12G〜12Hの他方の入力端子に
はそれぞれ文字検出信号S02およ□び文字検出信号S
CIが入力される。ANDゲート12B、12G、12
E、12F、12H5121の各出力端子は次段のラッ
チIIA、11B。 11D、11E、IIG、IIHの各データ入力端子り
にそれぞれ接続され、ANDゲー目2D、12Gの各デ
ータ出力端子Qはラインメモリ31.32の各データ入
力端子Diに接続される。ラインメモリ31.32はい
わゆる、ファーストインファーストアウト(FIFO)
メモリであり、階調画像データI)msの1ライン分の
画素数に対応した記憶容量、例えば1ラインを2048
画素で構成すると、2048画素分の容量をそれぞれ有
している。ラインメモリ31.32は、図示はされてい
ないが、ラッチ信号LACHに従ってデータ入力端子D
iのデータを順次読込むとともに、2048画素分のデ
ータを読込むと読込んだ1頓にデータ出力端子DOから
データを出力する。したがって、データ出力端子DOか
ら出力されるデータはデータ入力端子Diに入力される
データよりも2048画素分、すなち階調画像データI
)msの1ライン分に相当する時間だけ遅れて出力され
る。 ラインメモリ31.32のデータ出力端子DOはラッチ
lIC1IIFのデータ入力端子りにそれぞれ接続され
、ラッチIIA〜111は3画素×3ラインのデータマ
トリックスを形成する。すなわち、ラッチIIG、II
Hllllは常に3画素分のデータを記憶し、ラッチ1
1D、IIE、IIFはそれぞれランチ11G、IIH
llllに記憶されたデータに対して常に1ライン分先
行したデータを記憶する。同様にして、ラインIIA、
IIB、IICはそれぞれラッチ11D、IIE、II
Fに記憶されたデータに対して常に1ライン分先行した
データを記憶する。したがって、ラッチ11A〜1.I
Iは第3図に示すように、現ラインの画素データA、B
、C1前ラインのデータの画素データD、E、F、前々
ラインの画素データG、H,Iをそれぞれ記憶すること
になる。 ラッチIIA〜11Dおよびラッチ11F〜IIIは文
字に対応する画素、すなわち、ラッチ11Eにラッチさ
れたデータEの周囲に位置する階調画像の画素を検出す
る周囲画素検出手段としての機能を有する。ラッチ11
1のデータ入力端子りには階調画像データDBSが入力
されており、ラッチ111−11Aおよびラインメモリ
31.32はラッチ信号LACHに従って階調画像デー
タDllSを1画素毎に順次送ってラッチ11Aのデー
タ出力端子Qから信号Slを論理和回路4に出力する。 前記文字検出回路2は8個のランチ21〜28で構成さ
れ、ラッチ21〜28は前述のラッチIIA〜111と
同一形式のものが用いられる。ラッチ21のデータ入力
端子りには文字データOCSが人力され、ラッチ21〜
28のクロック端子CKにはラッチ信号しACHがそれ
ぞれ入力される。ラッチ22〜28のデータ入力端子り
はそれぞれの前段に位置するラッチ21〜27のデータ
出力端子Qにそれぞれ接続され、ラッチ22.25およ
び28はそれぞれのデータ反転出力端子Qから前記文字
検出信号SC1% Sczおよび′SCjを出力する。 文字検出回路2と前記11A〜111は強調手段として
の機能を有するものである。 文字データ整合回路5は前述の文字検出回路2を構成す
るランチ21〜28のうちのランチ21〜23とラッチ
51〜56から構成され、ランチ51〜56は前述のラ
ッチIIA〜111と同一形成のものが用いられる。ラ
ッチ23のデータ出力端子Qはラインメモリ6のデータ
入力端子Diに接続され、ラインメモI76のデータ出
力端子Doはラッチ51のデータ入力端子りに入力され
る。ラインメモリ6は前述のラインメモリ31.32と
同一形式のFIFOメモリである。ラッチ51〜56の
クロック端子CKにはラッチ信号LACHが入力されて
おり、ラッチ52〜56のデータ入力端子りはそれぞれ
の前段に位置するラッチ51〜55のデータ出力端子Q
にそれぞれ接続される。文字データ整合回路5は文字デ
ータD、Sをラッチ信号LACHに従って順次出力側へ
送出するとともに、ラッチ56のデータ出力端子Qから
信号S2を論理和回路4へ出力する。文字データ整合回
路5は入力された文字データDC5を遅延させて出力す
るものであり、これはマトリックス作成回路1、ライン
メモリ群3が階調画像データD++sを遅延させて信号
S1を出力するので、信号S、と文字データ整合回路5
が出力する信号S2のタイミングを合わせるものである
。 論理和回路4はORゲート41から構成され、前述の信
号S、と信号S2に論理和処理を行って合成画データD
NSを出力する。 次に、作用を説明する。 階調画データDllおよび文字データDcは、前述のよ
うに、6ビツトデータであり、いま、全ビットデータが
全て〔1〕のとき黒、全ビットデータが全て(0)のと
き白を表示するものとすると、階調画データD8は6ビ
ツトデータの〔1〕、〔O〕の組合わせにより白から黒
までの階調表示をする。一方、文字を黒でのみ表示する
ものとすると、文字データDcは、文字を表示するとき
には、全ビットデータが〔1〕となり、文字を表示しな
いときには、全ビットデータが
上に文字を重畳したときに文字データを強調して文字の
判読を容易にする文字データ重畳装置に関する。 (従来の技術) 近時、電気信号を媒体として階調画像の情報伝達が広く
一般に行われており、例えばテレビジラン送受信システ
ムもその一つである。また、階調画像上に文字による情
報を重畳することも行われており、例えば現在時刻を階
調画像上に重畳することは良く知られている。このよう
に、階調画像上に文字情報を重畳することにより情報密
度の高い画像情報の伝達が可能になっている。 従来、このような階調画像上に文字情報を重畳する文字
データ重畳装置としては、第10図に示すような文字情
報の重畳された階調画像に対応するデータを出力するも
のがある。この装置では、階調画像データと文字データ
を論理和処理によって加算し、合成している。 (発明が解決しようとする問題点) じかしながら、このような従来の文字データ重畳装置に
あっては、文字情報を重畳する付近の階調画像の明るさ
によっては文字情報の判読が困難となることがある。例
えば、階調画像の極めて明るい部分に白い文字情報を重
畳したような場合には、文字情報の判読が困難となると
いう問題点があった。 そこで、このような不具合を防止するために、従来より
文字情報を強調して判読を容易にする方°法が提案され
ている。例えば、第11図に示すように、文字情報を重
畳する付近の階調画像に対して文字情報を包囲できる範
囲の単純な矩形に白抜きを行い、この部分に黒で文字情
報を重畳することにより、文字情報の判読を容易にして
いる。 ところがこのようなものにあっても、階調画像の文字情
報を重畳する部分を単純な矩形に白抜きしていたので、
文字情報の字数が多くなると白抜き部分の面積が大きく
なり、階調画像が侵食されて階調画像の情報が大幅に失
われるとともに、階調画像の美感を損なうという新たな
問題点を招来していた。 (発明の目的) そこで本発明は、階調画像において文字情報の周囲に位
置する画素を検出し、この周囲画素の明度と文字情報の
明度の差を大きくすることにより、文字情報を重畳した
ときに文字情報をその周囲画素に対して強調して、階調
画像の情報損失を最小限に抑えるとともに、文字情報の
判読を容易にすることを目的としている。 (発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、階調画像を形成す
る階調画像データと文字を形成する文字データとを合成
して、階調画像上に文字を重畳する文字データ重畳装置
であって、文字に対応する画素の周囲に位置する階調画
像の画素を検出する周囲画素検出手段と、周囲画素検出
手段の出力に基づき文字と該周囲画素との明暗の差を太
き(するように文字あるいは周囲画素の明暗を決定する
強調手段と、を備えたことを特徴とするものである。 以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。 第1〜4図は本発明の第1実施例を示す図であり、画像
表示装置に適用したものである。 まず、構成を説明する。 第1図は本実施例による文字データ重畳装置の構成を示
すブロック図である。同図において、1はマトリックス
作成回路であり、マトリックス作成回路1には図示され
ないA/Dコンバータ、例えば6ビツトの並列出力を有
するA/Dコンバータからの階調画像データD3が入力
されるとともに、文字検出回路2からの文字検出信号S
cが入力される。文字検出回路2には文字データDcが
入力されており、文字検出回路2は文字データDCの階
調画像データD3に対する位置、すなわち、タイミング
を検出して文字検出信号Scをマトリックス作成回路1
に出力する。マトリックス作成回路1は文字検出信号S
cに基づいて第3図に示すようなデータマトリックス(
詳細は後述する)を作成するとともに、ラインメモリ群
3とデータの授受を行い入力された階調画像データDa
を遅延して階調画像データDllに基づく信号S1を論
理和回路4に出力する。論理和回路4には文字データ整
合回路5からの文字データDcに基づく信号Stが入力
されており、文字データ整合回路5には前記文字データ
Dcが人力される。文字データ整合回路5はラインメモ
リ6とデータの授受を行い、文字データDcを遅延して
階調画データD8に対する文字データDcのタイミング
を設定する。前記論理和回路4は階調画データD8に基
づく信号S1と文字データDcに基づく信号S2とを論
理和処理して合成し、合成画データD、を図示されてい
ないD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバータは
前記A/Dコンバータの並列出力ビツト数と同一の並列
入力ビツト数を有しており、例えば6ビツトの並列入力
を有する。 第2図は第1図のブロック図に基づく回路図であり、同
図においては階調画像データD、および文字データDc
のそれぞれのデータの最上位ビットデータDIISおよ
び[)c5に対応する1ビツト分の回路図を示している
。したがって、図示はされていないが、同図の回路と同
一の回路が他に5ビツト分設けられ、階調画像データD
、。〜D14および文字データDc0〜DC4を処理し
て合成画データD9゜〜DM4を出力する。 以下、同図を用いて1ビツト分の各ブロックの構成を詳
細に説明するが、他の5ビツトに対応する各ブロックに
ついても同様である。 マトリックス作成回路1は9個のラッチ11A〜Lll
および9個の2つの入力端子を有するANDゲート12
A〜12Iから構成されており、ラインメモリ群3は2
個のラインメモリ31.32で構成されている。マトリ
ックス作成回路1はラッチIIA〜111が入力される
最上位ビットデータI)msをラッチするとともに、A
NDゲート12A〜121を介して順次次段のラッチI
IA〜111あるいはラインメモリ31.32に送り出
して、第3図に示すデータマトリックスを形成し、文字
検出回路2から入力される文字検出信号Scに基づいて
ANDゲー)12A〜12Iにより、その最上位ビット
データDBSを書き換えるものである。すなわち、ラッ
チIIA〜111の各クロック端子CKにはラッチ信号
LACHが入力されており、ラッチ信号LACHはその
1周期が階調画像データDII5の1画素に対応してい
る。また、ラッチIIA〜111にはそのデータ入力端
子りに階調画像データI)llsが入力されており、ラ
ッチ11A〜111はその階調画像データ[)asをラ
ッチ信号LACHの立下りエツジを受けて読込む。 ラッチIIA−111は読込んだ階調画像データをデー
タ出力端子QからそれぞれANDゲート12A〜121
の一方の入力端子に出力する。ANDゲート12A〜1
21の他方の入力端子には文字検出回路2から文字検出
信号Scが入力されるが、文字検出信号Scはそれぞれ
3画素分づつタイミングが遅延された文字検出信号SC
+Scz、SC3により構成されており、ANDゲート
12A〜12Cの他方の入力端子には文字検出信号Sc
lが入力されるとともに、ANDゲート12D〜12F
およびANDゲート12G〜12Hの他方の入力端子に
はそれぞれ文字検出信号S02およ□び文字検出信号S
CIが入力される。ANDゲート12B、12G、12
E、12F、12H5121の各出力端子は次段のラッ
チIIA、11B。 11D、11E、IIG、IIHの各データ入力端子り
にそれぞれ接続され、ANDゲー目2D、12Gの各デ
ータ出力端子Qはラインメモリ31.32の各データ入
力端子Diに接続される。ラインメモリ31.32はい
わゆる、ファーストインファーストアウト(FIFO)
メモリであり、階調画像データI)msの1ライン分の
画素数に対応した記憶容量、例えば1ラインを2048
画素で構成すると、2048画素分の容量をそれぞれ有
している。ラインメモリ31.32は、図示はされてい
ないが、ラッチ信号LACHに従ってデータ入力端子D
iのデータを順次読込むとともに、2048画素分のデ
ータを読込むと読込んだ1頓にデータ出力端子DOから
データを出力する。したがって、データ出力端子DOか
ら出力されるデータはデータ入力端子Diに入力される
データよりも2048画素分、すなち階調画像データI
)msの1ライン分に相当する時間だけ遅れて出力され
る。 ラインメモリ31.32のデータ出力端子DOはラッチ
lIC1IIFのデータ入力端子りにそれぞれ接続され
、ラッチIIA〜111は3画素×3ラインのデータマ
トリックスを形成する。すなわち、ラッチIIG、II
Hllllは常に3画素分のデータを記憶し、ラッチ1
1D、IIE、IIFはそれぞれランチ11G、IIH
llllに記憶されたデータに対して常に1ライン分先
行したデータを記憶する。同様にして、ラインIIA、
IIB、IICはそれぞれラッチ11D、IIE、II
Fに記憶されたデータに対して常に1ライン分先行した
データを記憶する。したがって、ラッチ11A〜1.I
Iは第3図に示すように、現ラインの画素データA、B
、C1前ラインのデータの画素データD、E、F、前々
ラインの画素データG、H,Iをそれぞれ記憶すること
になる。 ラッチIIA〜11Dおよびラッチ11F〜IIIは文
字に対応する画素、すなわち、ラッチ11Eにラッチさ
れたデータEの周囲に位置する階調画像の画素を検出す
る周囲画素検出手段としての機能を有する。ラッチ11
1のデータ入力端子りには階調画像データDBSが入力
されており、ラッチ111−11Aおよびラインメモリ
31.32はラッチ信号LACHに従って階調画像デー
タDllSを1画素毎に順次送ってラッチ11Aのデー
タ出力端子Qから信号Slを論理和回路4に出力する。 前記文字検出回路2は8個のランチ21〜28で構成さ
れ、ラッチ21〜28は前述のラッチIIA〜111と
同一形式のものが用いられる。ラッチ21のデータ入力
端子りには文字データOCSが人力され、ラッチ21〜
28のクロック端子CKにはラッチ信号しACHがそれ
ぞれ入力される。ラッチ22〜28のデータ入力端子り
はそれぞれの前段に位置するラッチ21〜27のデータ
出力端子Qにそれぞれ接続され、ラッチ22.25およ
び28はそれぞれのデータ反転出力端子Qから前記文字
検出信号SC1% Sczおよび′SCjを出力する。 文字検出回路2と前記11A〜111は強調手段として
の機能を有するものである。 文字データ整合回路5は前述の文字検出回路2を構成す
るランチ21〜28のうちのランチ21〜23とラッチ
51〜56から構成され、ランチ51〜56は前述のラ
ッチIIA〜111と同一形成のものが用いられる。ラ
ッチ23のデータ出力端子Qはラインメモリ6のデータ
入力端子Diに接続され、ラインメモI76のデータ出
力端子Doはラッチ51のデータ入力端子りに入力され
る。ラインメモリ6は前述のラインメモリ31.32と
同一形式のFIFOメモリである。ラッチ51〜56の
クロック端子CKにはラッチ信号LACHが入力されて
おり、ラッチ52〜56のデータ入力端子りはそれぞれ
の前段に位置するラッチ51〜55のデータ出力端子Q
にそれぞれ接続される。文字データ整合回路5は文字デ
ータD、Sをラッチ信号LACHに従って順次出力側へ
送出するとともに、ラッチ56のデータ出力端子Qから
信号S2を論理和回路4へ出力する。文字データ整合回
路5は入力された文字データDC5を遅延させて出力す
るものであり、これはマトリックス作成回路1、ライン
メモリ群3が階調画像データD++sを遅延させて信号
S1を出力するので、信号S、と文字データ整合回路5
が出力する信号S2のタイミングを合わせるものである
。 論理和回路4はORゲート41から構成され、前述の信
号S、と信号S2に論理和処理を行って合成画データD
NSを出力する。 次に、作用を説明する。 階調画データDllおよび文字データDcは、前述のよ
うに、6ビツトデータであり、いま、全ビットデータが
全て〔1〕のとき黒、全ビットデータが全て(0)のと
き白を表示するものとすると、階調画データD8は6ビ
ツトデータの〔1〕、〔O〕の組合わせにより白から黒
までの階調表示をする。一方、文字を黒でのみ表示する
ものとすると、文字データDcは、文字を表示するとき
には、全ビットデータが〔1〕となり、文字を表示しな
いときには、全ビットデータが
〔0〕となる。
以下、文字表示する場合と文字表示しない場合に分けて
説明する。 (1)文字表示しない場合 文字表示しない場合は、文字データDCはその全ビット
データが(0)であるので、文字検出回路2には(0)
である文字データI)csが入力さ、れており、文字検
出回路2のラッチ21〜28のデータ出力端子Qはすべ
て(0)である。このとき、ラッチ22.25.28の
データ反転出力端子Qはすべて〔1〕となっており、文
字検出信号SCI””SC3はすべて〔1〕になってい
る。したがって、ANDゲート12A〜121の一方の
入力端子はすべて〔1〕になっており、他方の入力端子
のデータは常に出力端子に現れる状態、すなわちゲート
が開いた状態にある。一方、階調画像データDIISは
ラッチ信号LACHに従ってマトリックス作成回路1お
よびラインメモリ群3に順次読込まれており、信号S、
となって論理和回路4のORゲート41に入力される。 また、文字データ整合回路5のランチ51〜56のデー
タ出力端子Qは文字データDCSが(0)であるのです
べて
説明する。 (1)文字表示しない場合 文字表示しない場合は、文字データDCはその全ビット
データが(0)であるので、文字検出回路2には(0)
である文字データI)csが入力さ、れており、文字検
出回路2のラッチ21〜28のデータ出力端子Qはすべ
て(0)である。このとき、ラッチ22.25.28の
データ反転出力端子Qはすべて〔1〕となっており、文
字検出信号SCI””SC3はすべて〔1〕になってい
る。したがって、ANDゲート12A〜121の一方の
入力端子はすべて〔1〕になっており、他方の入力端子
のデータは常に出力端子に現れる状態、すなわちゲート
が開いた状態にある。一方、階調画像データDIISは
ラッチ信号LACHに従ってマトリックス作成回路1お
よびラインメモリ群3に順次読込まれており、信号S、
となって論理和回路4のORゲート41に入力される。 また、文字データ整合回路5のランチ51〜56のデー
タ出力端子Qは文字データDCSが(0)であるのです
べて
〔0〕となっており、信号Stは
〔0〕である。し
たがって、文字表示は行われずORゲー)41の出力端
子には、階調画像データDBSに基づく信号SIが出力
される。 (n)文字表示する場合 文字表示する場合には、文字表示する位置に対応する画
素の階調画像データD、を文字データDCに置き換える
とともに、該文字画素の周囲画素の階調画像データDI
を文字が強調される階調度に書き換えている。いま、文
字データI)csが1画素分だけ〔1〕になると、すな
わち、1画素の点に対応する文字データDC5が文字検
出回路20に入力されると、2ラフチサイクルでラッチ
22に読込まれる。このとき、ラッチ22のデータ反転
出力端子Qは
たがって、文字表示は行われずORゲー)41の出力端
子には、階調画像データDBSに基づく信号SIが出力
される。 (n)文字表示する場合 文字表示する場合には、文字表示する位置に対応する画
素の階調画像データD、を文字データDCに置き換える
とともに、該文字画素の周囲画素の階調画像データDI
を文字が強調される階調度に書き換えている。いま、文
字データI)csが1画素分だけ〔1〕になると、すな
わち、1画素の点に対応する文字データDC5が文字検
出回路20に入力されると、2ラフチサイクルでラッチ
22に読込まれる。このとき、ラッチ22のデータ反転
出力端子Qは
〔0〕となり、文字検出信号SCIが(0
)となるので、ANDゲート121 、12H、12G
のそれぞれの出力は
)となるので、ANDゲート121 、12H、12G
のそれぞれの出力は
〔0〕になる。すなわち、第3図に
示すデータマトリックスにおいて、現ラインデータ1.
H,Gに相当する階調画像データDllSが(0)にな
る。次いで、次の3ランチサイクルでラッチ25および
ラインメモリ6にそれぞれ読込まれ、ラッチ25のデー
タ反転出力端子Qは
示すデータマトリックスにおいて、現ラインデータ1.
H,Gに相当する階調画像データDllSが(0)にな
る。次いで、次の3ランチサイクルでラッチ25および
ラインメモリ6にそれぞれ読込まれ、ラッチ25のデー
タ反転出力端子Qは
〔0〕となる。したがって、文字検
出信号Sc!が
出信号Sc!が
〔0〕となるのでANDゲート12F、
12E、12Dのそれぞれの出力は
12E、12Dのそれぞれの出力は
〔0〕になる。この
とき、前述の現ラインデータI、H,Gはラインメモリ
32にに読込まれており、ラインメモリ32を構成する
2048個のメモリセルのうちデータ入力端子Di側を
1番目とすると、1〜3番目のセルに文字データDcs
に基づいて
とき、前述の現ラインデータI、H,Gはラインメモリ
32にに読込まれており、ラインメモリ32を構成する
2048個のメモリセルのうちデータ入力端子Di側を
1番目とすると、1〜3番目のセルに文字データDcs
に基づいて
〔0〕になった現ラインデータ■、HlGが
それぞれ読込まれている。したがって、今回
それぞれ読込まれている。したがって、今回
〔0〕にな
ったデータF、E、Dと前回
ったデータF、E、Dと前回
〔0〕になった現ラインデ
ータI、H,Gとはそれぞれ1ライン分の画素数だけ離
れており、実際に表示されるときは、データF、E、D
が現ラインデータ■、H,Gよりも先行して表示される
ので、データF、E、Dはデータl H,Gを含む現ラ
インに対して1ライン前の同一位置に表示される。その
結果、第3図に示すように現ラインデータG、H,Iの
1ライン前、すなわち前ラインの同一位置にデータDS
E、Fが表示される。このとき、ラインメモリ6に読込
まれた文字データf)csはラインメモリ6を構成する
2048個のメモリセルのうちデータ入力端子Di側の
メモリセルを1番目とすると、2番目のメモリセルに読
込まれている。 次いで、次の3ラツチサイクルで文字データ[)esが
ラッチ28に読込まれ、ラッチ28のデータ反転出力端
子Qは[0)となる。したがって、文字検出信号SC3
が
ータI、H,Gとはそれぞれ1ライン分の画素数だけ離
れており、実際に表示されるときは、データF、E、D
が現ラインデータ■、H,Gよりも先行して表示される
ので、データF、E、Dはデータl H,Gを含む現ラ
インに対して1ライン前の同一位置に表示される。その
結果、第3図に示すように現ラインデータG、H,Iの
1ライン前、すなわち前ラインの同一位置にデータDS
E、Fが表示される。このとき、ラインメモリ6に読込
まれた文字データf)csはラインメモリ6を構成する
2048個のメモリセルのうちデータ入力端子Di側の
メモリセルを1番目とすると、2番目のメモリセルに読
込まれている。 次いで、次の3ラツチサイクルで文字データ[)esが
ラッチ28に読込まれ、ラッチ28のデータ反転出力端
子Qは[0)となる。したがって、文字検出信号SC3
が
〔0〕となり、ANDゲー)12G、12B、12A
のそれぞれの出力が
のそれぞれの出力が
〔0〕になる、このとき前述の前ラ
インデータF、E、、Dはラインメモリ31に読込まれ
ており、ラインメモリ31を構成する2048個のメモ
リセルのデータ入力端子Di側を1番目とすると、1〜
3番目のセルに文字データI)csに基づいて[0)に
なった前ラインデータF、E、Dがそれぞれ読込まれて
いる。したがって、今回
インデータF、E、、Dはラインメモリ31に読込まれ
ており、ラインメモリ31を構成する2048個のメモ
リセルのデータ入力端子Di側を1番目とすると、1〜
3番目のセルに文字データI)csに基づいて[0)に
なった前ラインデータF、E、Dがそれぞれ読込まれて
いる。したがって、今回
〔0〕になったデータC,BS
Aと前回
Aと前回
〔0〕になった前ラインデータF、、E、Dと
はそれぞれ1ライン分の画素数だけ離れており、実際に
表示されるときは、データC,B、Aが前ラインデータ
よりも先行して表示されるので、データC,B、Aはデ
ータF、E、Dを含む前ラインに対して1ライン前の同
一位置に表示される。その結果、第3図に示すように前
ラインデータD、E。 Fの1ライン前、すなわち現ラインに対して前々ライン
の同一位置にデータA、B、Cが表示される。このよう
にして、1画素の文字データに対して3画素×3ライン
分の階調画像データD□が
はそれぞれ1ライン分の画素数だけ離れており、実際に
表示されるときは、データC,B、Aが前ラインデータ
よりも先行して表示されるので、データC,B、Aはデ
ータF、E、Dを含む前ラインに対して1ライン前の同
一位置に表示される。その結果、第3図に示すように前
ラインデータD、E。 Fの1ライン前、すなわち現ラインに対して前々ライン
の同一位置にデータA、B、Cが表示される。このよう
にして、1画素の文字データに対して3画素×3ライン
分の階調画像データD□が
〔0〕になる。このとき、前
回ラインメモリ6に読込まれた文字データDC5は5番
目のメモリセルに読込まれており、文字データE)cs
が信号S2となってORゲート41に出力されるまでに
は(2048−5+ 6 =2049)ラッチサイクル
の時間が必要である。一方、マトリックス作成回路1に
読込まれた階調画像データD D s sのうち、20
49ラツチサイクル後に信号S、となってORゲート4
1に出力される階調画像データI)msはラインメモリ
31に読込まれている階調画像データ[)msのうち(
2048−(2049−3) = 2 )番目のメモリ
セルに読込まれているデータであり、ラインメモリ31
の2番目のメモリセルに読込まれている階調画像データ
D□は前述のように前ラインデータE(以下、注目デー
タという)である。したがって、1画素だけ〔1〕とな
った文字データI)cs、すなわち注目データに対して
その周囲に位置する階調画像データDisのうちの前々
ラインデータA、B、C,前々ラインデータD、E、F
、現ラインG、、H,Iがそれぞれ
回ラインメモリ6に読込まれた文字データDC5は5番
目のメモリセルに読込まれており、文字データE)cs
が信号S2となってORゲート41に出力されるまでに
は(2048−5+ 6 =2049)ラッチサイクル
の時間が必要である。一方、マトリックス作成回路1に
読込まれた階調画像データD D s sのうち、20
49ラツチサイクル後に信号S、となってORゲート4
1に出力される階調画像データI)msはラインメモリ
31に読込まれている階調画像データ[)msのうち(
2048−(2049−3) = 2 )番目のメモリ
セルに読込まれているデータであり、ラインメモリ31
の2番目のメモリセルに読込まれている階調画像データ
D□は前述のように前ラインデータE(以下、注目デー
タという)である。したがって、1画素だけ〔1〕とな
った文字データI)cs、すなわち注目データに対して
その周囲に位置する階調画像データDisのうちの前々
ラインデータA、B、C,前々ラインデータD、E、F
、現ラインG、、H,Iがそれぞれ
〔0〕になる。
このような処理が行われた後、階調画像データDIIS
に基づく信号Slと文字データ[)csに基づく信号S
2は論理和回路4のORゲート41に入力されて論理和
処理され、合成画データD、1.が得られる。このとき
、文字データI)csの1画素分だけ〔1〕となった部
分、すなわち文字部分と、第3図に示したデータマトリ
ックスのデータEとのタイミングが前述のように一致し
ているので、合成画データDNSは文字部分の周囲が1
画素の幅で
に基づく信号Slと文字データ[)csに基づく信号S
2は論理和回路4のORゲート41に入力されて論理和
処理され、合成画データD、1.が得られる。このとき
、文字データI)csの1画素分だけ〔1〕となった部
分、すなわち文字部分と、第3図に示したデータマトリ
ックスのデータEとのタイミングが前述のように一致し
ているので、合成画データDNSは文字部分の周囲が1
画素の幅で
〔0〕になる。すなわち、データE部分に文
字データDC5が重畳されて〔1〕となり、データA〜
D、F〜■がそれぞれ
字データDC5が重畳されて〔1〕となり、データA〜
D、F〜■がそれぞれ
〔0〕になる。
以上、文字データI)csとして1画素分の点を例に説
明したが、具体的な例として、〔正〕の字に対応する文
字データDC5を入力した場合は、〔正〕の字に対応す
る文字データ[)csの各画素に基づいて上述の処理が
行われ、第4図に示すような合成画像データDNSが得
られる。すなわち、文字データDCSが〔1〕であると
、文字部と隣接する階調画像データI)ssの各画素は
明したが、具体的な例として、〔正〕の字に対応する文
字データDC5を入力した場合は、〔正〕の字に対応す
る文字データ[)csの各画素に基づいて上述の処理が
行われ、第4図に示すような合成画像データDNSが得
られる。すなわち、文字データDCSが〔1〕であると
、文字部と隣接する階調画像データI)ssの各画素は
〔0〕となる。また、階調画像データD、。〜Dl14
についても階調画像データI)msと同様の処理が行わ
れて、合成画データD、。〜DM4が得られる。例えば
、文字データD、。〜DC4として〔正〕の字に対応す
るデータを入力した場合は、第4図に示すような合成画
データDM。〜D、44がそれぞれ得られる。 このように、文字データD、。〜DCSが同時に〔1〕
となったとき、文字部に隣接する画素に対応した階調画
像データI)Bo〜[)msの全てのビットが
についても階調画像データI)msと同様の処理が行わ
れて、合成画データD、。〜DM4が得られる。例えば
、文字データD、。〜DC4として〔正〕の字に対応す
るデータを入力した場合は、第4図に示すような合成画
データDM。〜D、44がそれぞれ得られる。 このように、文字データD、。〜DCSが同時に〔1〕
となったとき、文字部に隣接する画素に対応した階調画
像データI)Bo〜[)msの全てのビットが
〔0〕に
なる。すなわち、文字を黒で表示すると、文字に隣接す
る階調画像の各画素が白で表示される。換言すれば、黒
で表示された文字部の周囲が白で縁取りされる。その結
果、階調画像の明暗とは無関係に文字部が強調されるの
で文字の判読が困難となることがない。すなわち、文字
の判読を容易にすることができる。 また、文字部を強調するために文字部を構成する各画素
を中心にして3画素×3ライン分の9画素を白データに
置換しているので、文字と類似した形状で階調画像に白
抜きを行うことができる。 したがって、文字を強調するために失われる階調画像の
情報量を必要最小限に抑えることができる。 特に、文字部の面積が小さいほど従来例と比較して階調
画像情報の損失量が減少する。 なお、本実施例では文字データD、。〜DCSを処理す
る文字検出回路2、文字データ整合回路5、ラインメモ
リ6を各ビット毎に設ける構成としたが、文字データI
)co〜I)csがすべて同一になるような場合、すな
わち文字を黒あるいは白のどちらかで表示するような場
合には文字検出回路2、文字データ整合回路5、ライン
メモリ6を1ビツト分だけ設け、信号S2および検出信
号5ea−3c+を階調画像データD、。〜Dssのそ
れぞれに対して6分配するように構成してもよい。この
ようにすると部品点数を大幅に削減することができ、コ
ストの低減、装置の小型化等を図ることができる。 以上の第1実施例では文字部を構成する各画素を中心に
して3画素×3ライン分の9画素の階調画像データを白
データに置換して、文字部を強調したものであるが、次
に第2実施例として、文学部周囲の階調画像の明暗に応
じて文字を構成する各画素の明度を白あるいは黒に適時
変化させる場合について説明する。 第5〜8図は本発明の第2実施例を示す図であり、画像
表示装置に適用したものである。 まず、構成を説明する。 第5図は本実施例による文字データ重畳装置の構成を示
すブロック図である。同図において、10はマトリック
ス作成回路であり、マトリックス作成回路10には図示
されないA/Dコンバータ、例えば6ビツトの並列出力
を有するA/Dコンバータからの階調画像データD、が
入力されるとともに、文字検出回路20からの文字検出
信号Scが入力される。文字検出回路20には文字デー
タDcが入力されており、文字検出回路20は文字デー
タDCの階調画像データDiに対する位置、すなわちタ
イミングを検出して文字検出信号Scをマトリックス作
成回路10に出力する。マトリックス作成回路10は文
字検出信号Scに基づいて第7図に示すような3画素×
3ラインのデータマトリックスを作成し、ラインメモリ
群30とデータの授受を行う。データマトリックスの詳
細について後述する。 また、マトリックス作成回路10は入力された階調画像
データDIに基づく信号S、をデータ合成回路40に出
力するとともに、3画素×3ラインのデータマトリック
スに基づく複数の画素データDpを加算平均化回路50
に出力する。加算平均化回路50は入力された複数の画
素データDpを同一タイミングで加算するとともに、平
均化して加算平均化データDAを比較回路60に出力す
る。比較回路60には加算平均化データDAの他に基準
データDTHが入力されており、比較回路60は基準デ
ータDTl+と加算平均化データDAとを比較してその
結果を示す信号S2を遅延回路70に出力する。遅延回
路70は入力された信号S2を遅延し、前記信号S1お
よび後述する信号S4とのタイミングを一致させて信号
S3をデータ合成回路40に出力する。 データ合成回路40には信号S+ 、S、+の他に文字
データ整合回路80からの信号S3が入力されており、
文字データ整合回路80には前記文字データDCが入力
される。文字データ整合回路80はライン。 メモリ90とデータの授受を行い、文字データDcを遅
延して階調画像データD、に対する文字データDcのタ
イミングを設定する。データ合成回路40は入力された
信号S1、S8、S4を合成して合成画データD、を図
示されないD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバ
ータは前記A/Dコンバータの並列出力ビツト数と同一
数の並列人力ビット数を有しており、例えば6ビツトの
並列入力を有する。 第6図は第5図のブロック図に基づく回路図であり、同
図においては階調画データD、および文字データDcの
それぞれの最上位ビットデータD3.およびI)csに
対応する1ビツト分の処理回路を示している。すなわち
、図示はされていないが、同図の回路と同一の回路が他
に5ビツト分設けられ、階調画データDI+1〜Dll
Sおよび文字データD、。〜I)csにそれぞれ処理を
行って合成画データDイ。〜I)xsを出力する。但し
、加算平均化回路50および比較回路60は全てのビッ
トに共通であり、1系統で6ビツト分の各処理回路に対
応している。 以下、同図を用いて1ビツト分の各ブロックの構成を詳
細に説明するが、他の5ビツトに対応する各ブロックも
同様である。 マトリックス作成回路10は9個のラッチ101 A〜
101 Iおよび4個の2つの入力端子を有するAND
ゲート102B、 102D、 102Fおよび1
02Hから構成され、ラッチ101A〜101■のクロ
ック端子CKには1周期が階調画像データDllsの1
画素に対応するラッチ信号LACHがそれぞれ入力され
る。ラッチ101 A〜1011はデータ入力端子りに
入力された信号をラッチ信号LACHの立下りエツジを
受けて読込み、読込んだ信号をデータ出力端子Qから出
力する。ラッチl0IB、 l0IC。 101E、 l0IF、101Hおよびiot tの
各データ出力端子はそれぞれ次段のラッチ101 A、
101B、101D、l0IES l0IGおよび10
1 Hのそれぞれのデータ入力端子りに接続され、ラッ
チ101 D、101Gの各データ出力端子Qはライン
メモリ301.302の各データ入力端子Diに接続さ
れる。ラインメモリ 301.302はラインメモリ群
30を構成し、これらはいわゆるファーストインファー
ストアウト(FIFO)メモリである。すなわち、ライ
ンメモリ301.302は階調画像データDIISの1
ライン分の画素数に対応した記憶容量、例えば、1ライ
ンを2048画素で構成すると、2048画素分の容量
をそれぞれ有している。ラインメモリ301.302は
図示はされていないがラッチ信号LACHの立下りエツ
ジを受けてデータ入力端子゛Diのデータを順次読込む
とともに、2048画素分のデータを読込むと読込んだ
順にデータ出力端子Doからデータを出力する。したが
って、データ出力端子り。 から出力されるデータはデータ入力端子Diに入力され
るデータよりも2048画素分、すなわち階調画像デー
タ1ライン分に相当する時間だけ遅れて出力される。 ラインメモリ301.302のデータ出力端子り。 はラッチ101 G 、 101 Fのデータ入力端
子りにそれぞれ接続され、ラッチl0IA、 101
1は3画素×3ラインのデータマトリックスを形成する
。すなわち、ラッチl0IC,l0IH,1011は常
に3画素分のデータを記憶し、ラッチl0ID、 l
0IE。 101 Fはそれぞれラッチl0IC,l0IH,10
11に記憶されたデータに対して常に1ライン分先行し
たデータを記憶する。同様にして、ラッチ101A、1
01 B 、 101 Cはそれぞれラッチl0ID
、 101E、101Fに記憶されたデータに対して
常に1ライン分先行したデータを記憶する。したがって
、ラッチ101A〜1011は第7図に示す現ラインデ
ータA、B、C,前ラインデータDSESF、前々ライ
ンG、H1■をそれぞれ記憶することになる。 101A〜101Dおよび101F〜1011は文字を
構成する画素(以下、注目画素という)を検出する周囲
画素検出手段としての機能を有する。 ラッチ101■のデータ入力端子りには階調画像データ
DISが入力されており、ラッチ1011〜101Aお
よびラインメモリ 301.302はラッチ信号LAC
Hに従って階調画像データD15を1画素毎に順次送っ
てラッチ101 Aのデータ出力端子Qから信号S1を
データ合成回路40に出力する。 一方、ラッチ101 B 、 101 D 、 1
01 Fおよび101Hのデータ出力端子Qにはそれぞ
れANDゲート102B、 102D、 102F
および102Hの一方の入力端子が接続され、ANDゲ
ート102B、 102D、102Fおよび102Hの
他方の入力端子には文字検出回路20からの文字検出信
号Scが入力される。文字検出回路20は2個のランチ
201202で構成され、ラッチ201.202は前述
のラッチ101A−1011と同一形式のものが用いら
れる。ラッチ201.202のクロック端子CKには前
述のラッチ信号LACHがそれぞれ入力されており、ラ
ッチ201のデータ入力端子りには文字データDC5が
入力される。ラッチ201のデータ出力端子Qはラッチ
202のデータ入力端子りに接続されるとともに、前記
文字検出信号Scを出力する。文字検出回路20は後述
する文字データ整合回路80の一部を構成しており、ラ
ッチ202のデータ出力端子Qは文字データ整合回路8
0のラッチ801のデータ入力端子りに接続される。ラ
ッチ102B、102D、102Fおよび102Hはそ
れぞれ文字検出信号Scのタイミングに従ってデータマ
トリックスからの画素データを取出し、画素データDP
IS 、Drosおよびり、□を加算平均化回路50に
出力する。加算平均化回路50には画素データD□s
、Dyes 、DpvsおよびD FMSの他に階調画
像データD、。〜D、4の処理を行う図示されていない
回路からの画素データDP16−Dpma・D PDI
I −D Fe2 SD PFII〜DpraおよびD
□。〜D□4が入力されており、画素データD□。〜D
□!i 、DP116〜DPI、s % DPF6〜D
PF5およびDPHO〜Dア□はそれぞれ階調画像デ
ータを構成する画素のうちのある特定の4画素の階調デ
ータである。加算平均化回路50はこれらの4画素に対
応した4組の6ビツトデータを加算し、8ビツトの演算
結果を得て上位4ビツトのデータを加算平均化データD
Aとして比較回路60に出力する。すなわち、加算平均
化回路50は4つの画素の階調データを加算して、これ
を平均化するのであるから、次式のに従って演算を行う
ことになる。 ところで、加算結果を4で割るということは4= 2
Nであるから、加算して得られた8ビツトデータの下位
2ビツトを切捨てることによって平均化したことになる
。すなわち、残りの6ビツトデータが加算平均化データ
DAとなるが、このとき下位2ビツトのデータは2弓お
よび2−2の位となる。そこで、加算平均化回路50は
少数部である下位2ビツトを切捨て整数部である上位4
ビツトの加算平均化データDA4〜DATを比較回路6
0に出力する。比較回路60はいわゆるディジタルコン
パレータであり、あらかじめ設定された4ビツトの基準
データD 780〜D ?l11が入力される。比較回
路60は基準データI)t、lと加算平均化データDA
を比較してその結果を1ビツトのディジタル信号S2と
して遅延回路70に出力する。すなわち比較回路60は
加算平均化データDAが基準データDTHよりも大きい
ときは〔1〕を出力し、基準データ[)t。 が加算平均化データDAよりも大きいときは〔O〕を出
力する。遅延回路70には信号S2の他にラッチ信号L
ACHが入力されており、遅延回路70は図示はされて
いないがラインメモリ301.302と同−形式のFI
FOメモリと複数のラッチで構成される。遅延回路70
はラッチ信号LACHに従って信号Stを順次読込むと
ともに、2055ランチサイクルだけ遅延して信号S3
をデータ合成回路40に出力する。また、遅延回路70
は図示されていない他の5ビツト分のデータを処理する
各ビット毎のデータ合成回路40に信号S2を分配して
出力する。データ合成回路40には前述の階調画像デー
タI)msに基づく信号S1および信号S、の他に文字
データ整合回路80からの信号S4が入力されており、
文字データ整合回路80は前述のように文字検出回路2
0とラッチ801〜807で構成される。 文字データ整合回路8oは入力された文字データD0、
を2055ラツチサイクルだけ遅延して出力するもので
ある。すなわち、マトリックス作成回路1oおよびライ
ンメモリ群30は階調画像データI)msを遅延させて
信号S1を出力するので、信号s1と文字データ整合回
路80が出力する信号S、のタイミングを一敗させてい
る。ラッチ801〜807は前記ラッチ101A〜10
1■と同一形式のものが用いられており、ラッチ801
〜807のクロック端子CKにはラッチ信号LACHが
それぞれ入力される。 ラッチ801のデータ出力端子Qはラインメモリ9゜の
データ入力端子Diに接続されており、ラインメモリ9
0のデータ出力端子Doはラッチ802のデータ入力端
子りに接続される。 ラインメモリ90は前記ラインメモリ 301.302
と同一形式のFIFOメそりであり、図示はされていな
いが、ラインメモリ301.302と同様にラッチ信号
LACHが入力される。ラッチ802〜806のデータ
出力端子Qはそれぞれの次段に位置するラッチ803〜
807のデータ入力端子りに接続されており、文字デー
タ整合回路80はラッチ信号LACHに従って文字デー
タI)csを順次出力側へ送出するとともに、ラッチ8
07のデータ出力端子Qから信号S4をデータ合成回路
40に出力する。データ合成回路40は前述のマトリッ
クス作成回路10、文字検出回路20、ラインメモリ群
30、加算平均化回路50および比較回路60とともに
文字とその周囲画素の明暗の差を大きくするように文字
あるいはその周囲画素の明暗を決定する強調手段として
の機能を有するものであるが、詳細は後述する。 データ合成回路40はEXNORゲート401. EX
ORゲート402、NORゲート403、ANDゲート
404およびORゲート405で構成され、各ゲ−)4
01〜405はそれぞれ2つの入力端子を有する。EX
NORゲート401の一方の入力端子には信号S1が入
力され、他方の入力端子には信号S4が入力される。E
XNORゲート401の出力端子はNORゲート403
の一方の入力端子に接続され、NORゲート403の他
方の入力端子には信号S3が入力される。NORゲー)
403の出力端子はORゲート405の一方の入力端
子に接続され、ORゲート405の他方の入力端子には
ANDゲート404の出力端子が接続される。ANDゲ
ート404の一方の入力端子には信号S、が入力されて
おり、他方の入力端子にはEXORゲート402の出力
端子が接続される。EXORゲート402の一方の入力
端子には信号S4が入力され、他方の入力端子には信号
S、が入力される。データ合成回路40は信号S、に基
づいて文字データDC%に基づく信号S4のレベルすな
わち、〔1〕か(0)かを決定するとともに、階調画像
データDllSに基づく信号Sl と信号S4を合成し
て合成画データI)Msを出力する。 次に、作用を説明する。 いま、第1実施例と同様に文字を黒で表示するものとし
、階調画データD、および文字データDCの各ビットデ
ータがそれぞれすべて〔1〕のときに黒で表示され、そ
れぞれすべて(0)のときに白で表示されるものとする
と、文字がないとき、例えば文字データOCSが
なる。すなわち、文字を黒で表示すると、文字に隣接す
る階調画像の各画素が白で表示される。換言すれば、黒
で表示された文字部の周囲が白で縁取りされる。その結
果、階調画像の明暗とは無関係に文字部が強調されるの
で文字の判読が困難となることがない。すなわち、文字
の判読を容易にすることができる。 また、文字部を強調するために文字部を構成する各画素
を中心にして3画素×3ライン分の9画素を白データに
置換しているので、文字と類似した形状で階調画像に白
抜きを行うことができる。 したがって、文字を強調するために失われる階調画像の
情報量を必要最小限に抑えることができる。 特に、文字部の面積が小さいほど従来例と比較して階調
画像情報の損失量が減少する。 なお、本実施例では文字データD、。〜DCSを処理す
る文字検出回路2、文字データ整合回路5、ラインメモ
リ6を各ビット毎に設ける構成としたが、文字データI
)co〜I)csがすべて同一になるような場合、すな
わち文字を黒あるいは白のどちらかで表示するような場
合には文字検出回路2、文字データ整合回路5、ライン
メモリ6を1ビツト分だけ設け、信号S2および検出信
号5ea−3c+を階調画像データD、。〜Dssのそ
れぞれに対して6分配するように構成してもよい。この
ようにすると部品点数を大幅に削減することができ、コ
ストの低減、装置の小型化等を図ることができる。 以上の第1実施例では文字部を構成する各画素を中心に
して3画素×3ライン分の9画素の階調画像データを白
データに置換して、文字部を強調したものであるが、次
に第2実施例として、文学部周囲の階調画像の明暗に応
じて文字を構成する各画素の明度を白あるいは黒に適時
変化させる場合について説明する。 第5〜8図は本発明の第2実施例を示す図であり、画像
表示装置に適用したものである。 まず、構成を説明する。 第5図は本実施例による文字データ重畳装置の構成を示
すブロック図である。同図において、10はマトリック
ス作成回路であり、マトリックス作成回路10には図示
されないA/Dコンバータ、例えば6ビツトの並列出力
を有するA/Dコンバータからの階調画像データD、が
入力されるとともに、文字検出回路20からの文字検出
信号Scが入力される。文字検出回路20には文字デー
タDcが入力されており、文字検出回路20は文字デー
タDCの階調画像データDiに対する位置、すなわちタ
イミングを検出して文字検出信号Scをマトリックス作
成回路10に出力する。マトリックス作成回路10は文
字検出信号Scに基づいて第7図に示すような3画素×
3ラインのデータマトリックスを作成し、ラインメモリ
群30とデータの授受を行う。データマトリックスの詳
細について後述する。 また、マトリックス作成回路10は入力された階調画像
データDIに基づく信号S、をデータ合成回路40に出
力するとともに、3画素×3ラインのデータマトリック
スに基づく複数の画素データDpを加算平均化回路50
に出力する。加算平均化回路50は入力された複数の画
素データDpを同一タイミングで加算するとともに、平
均化して加算平均化データDAを比較回路60に出力す
る。比較回路60には加算平均化データDAの他に基準
データDTHが入力されており、比較回路60は基準デ
ータDTl+と加算平均化データDAとを比較してその
結果を示す信号S2を遅延回路70に出力する。遅延回
路70は入力された信号S2を遅延し、前記信号S1お
よび後述する信号S4とのタイミングを一致させて信号
S3をデータ合成回路40に出力する。 データ合成回路40には信号S+ 、S、+の他に文字
データ整合回路80からの信号S3が入力されており、
文字データ整合回路80には前記文字データDCが入力
される。文字データ整合回路80はライン。 メモリ90とデータの授受を行い、文字データDcを遅
延して階調画像データD、に対する文字データDcのタ
イミングを設定する。データ合成回路40は入力された
信号S1、S8、S4を合成して合成画データD、を図
示されないD/Aコンバータに出力する。D/Aコンバ
ータは前記A/Dコンバータの並列出力ビツト数と同一
数の並列人力ビット数を有しており、例えば6ビツトの
並列入力を有する。 第6図は第5図のブロック図に基づく回路図であり、同
図においては階調画データD、および文字データDcの
それぞれの最上位ビットデータD3.およびI)csに
対応する1ビツト分の処理回路を示している。すなわち
、図示はされていないが、同図の回路と同一の回路が他
に5ビツト分設けられ、階調画データDI+1〜Dll
Sおよび文字データD、。〜I)csにそれぞれ処理を
行って合成画データDイ。〜I)xsを出力する。但し
、加算平均化回路50および比較回路60は全てのビッ
トに共通であり、1系統で6ビツト分の各処理回路に対
応している。 以下、同図を用いて1ビツト分の各ブロックの構成を詳
細に説明するが、他の5ビツトに対応する各ブロックも
同様である。 マトリックス作成回路10は9個のラッチ101 A〜
101 Iおよび4個の2つの入力端子を有するAND
ゲート102B、 102D、 102Fおよび1
02Hから構成され、ラッチ101A〜101■のクロ
ック端子CKには1周期が階調画像データDllsの1
画素に対応するラッチ信号LACHがそれぞれ入力され
る。ラッチ101 A〜1011はデータ入力端子りに
入力された信号をラッチ信号LACHの立下りエツジを
受けて読込み、読込んだ信号をデータ出力端子Qから出
力する。ラッチl0IB、 l0IC。 101E、 l0IF、101Hおよびiot tの
各データ出力端子はそれぞれ次段のラッチ101 A、
101B、101D、l0IES l0IGおよび10
1 Hのそれぞれのデータ入力端子りに接続され、ラッ
チ101 D、101Gの各データ出力端子Qはライン
メモリ301.302の各データ入力端子Diに接続さ
れる。ラインメモリ 301.302はラインメモリ群
30を構成し、これらはいわゆるファーストインファー
ストアウト(FIFO)メモリである。すなわち、ライ
ンメモリ301.302は階調画像データDIISの1
ライン分の画素数に対応した記憶容量、例えば、1ライ
ンを2048画素で構成すると、2048画素分の容量
をそれぞれ有している。ラインメモリ301.302は
図示はされていないがラッチ信号LACHの立下りエツ
ジを受けてデータ入力端子゛Diのデータを順次読込む
とともに、2048画素分のデータを読込むと読込んだ
順にデータ出力端子Doからデータを出力する。したが
って、データ出力端子り。 から出力されるデータはデータ入力端子Diに入力され
るデータよりも2048画素分、すなわち階調画像デー
タ1ライン分に相当する時間だけ遅れて出力される。 ラインメモリ301.302のデータ出力端子り。 はラッチ101 G 、 101 Fのデータ入力端
子りにそれぞれ接続され、ラッチl0IA、 101
1は3画素×3ラインのデータマトリックスを形成する
。すなわち、ラッチl0IC,l0IH,1011は常
に3画素分のデータを記憶し、ラッチl0ID、 l
0IE。 101 Fはそれぞれラッチl0IC,l0IH,10
11に記憶されたデータに対して常に1ライン分先行し
たデータを記憶する。同様にして、ラッチ101A、1
01 B 、 101 Cはそれぞれラッチl0ID
、 101E、101Fに記憶されたデータに対して
常に1ライン分先行したデータを記憶する。したがって
、ラッチ101A〜1011は第7図に示す現ラインデ
ータA、B、C,前ラインデータDSESF、前々ライ
ンG、H1■をそれぞれ記憶することになる。 101A〜101Dおよび101F〜1011は文字を
構成する画素(以下、注目画素という)を検出する周囲
画素検出手段としての機能を有する。 ラッチ101■のデータ入力端子りには階調画像データ
DISが入力されており、ラッチ1011〜101Aお
よびラインメモリ 301.302はラッチ信号LAC
Hに従って階調画像データD15を1画素毎に順次送っ
てラッチ101 Aのデータ出力端子Qから信号S1を
データ合成回路40に出力する。 一方、ラッチ101 B 、 101 D 、 1
01 Fおよび101Hのデータ出力端子Qにはそれぞ
れANDゲート102B、 102D、 102F
および102Hの一方の入力端子が接続され、ANDゲ
ート102B、 102D、102Fおよび102Hの
他方の入力端子には文字検出回路20からの文字検出信
号Scが入力される。文字検出回路20は2個のランチ
201202で構成され、ラッチ201.202は前述
のラッチ101A−1011と同一形式のものが用いら
れる。ラッチ201.202のクロック端子CKには前
述のラッチ信号LACHがそれぞれ入力されており、ラ
ッチ201のデータ入力端子りには文字データDC5が
入力される。ラッチ201のデータ出力端子Qはラッチ
202のデータ入力端子りに接続されるとともに、前記
文字検出信号Scを出力する。文字検出回路20は後述
する文字データ整合回路80の一部を構成しており、ラ
ッチ202のデータ出力端子Qは文字データ整合回路8
0のラッチ801のデータ入力端子りに接続される。ラ
ッチ102B、102D、102Fおよび102Hはそ
れぞれ文字検出信号Scのタイミングに従ってデータマ
トリックスからの画素データを取出し、画素データDP
IS 、Drosおよびり、□を加算平均化回路50に
出力する。加算平均化回路50には画素データD□s
、Dyes 、DpvsおよびD FMSの他に階調画
像データD、。〜D、4の処理を行う図示されていない
回路からの画素データDP16−Dpma・D PDI
I −D Fe2 SD PFII〜DpraおよびD
□。〜D□4が入力されており、画素データD□。〜D
□!i 、DP116〜DPI、s % DPF6〜D
PF5およびDPHO〜Dア□はそれぞれ階調画像デ
ータを構成する画素のうちのある特定の4画素の階調デ
ータである。加算平均化回路50はこれらの4画素に対
応した4組の6ビツトデータを加算し、8ビツトの演算
結果を得て上位4ビツトのデータを加算平均化データD
Aとして比較回路60に出力する。すなわち、加算平均
化回路50は4つの画素の階調データを加算して、これ
を平均化するのであるから、次式のに従って演算を行う
ことになる。 ところで、加算結果を4で割るということは4= 2
Nであるから、加算して得られた8ビツトデータの下位
2ビツトを切捨てることによって平均化したことになる
。すなわち、残りの6ビツトデータが加算平均化データ
DAとなるが、このとき下位2ビツトのデータは2弓お
よび2−2の位となる。そこで、加算平均化回路50は
少数部である下位2ビツトを切捨て整数部である上位4
ビツトの加算平均化データDA4〜DATを比較回路6
0に出力する。比較回路60はいわゆるディジタルコン
パレータであり、あらかじめ設定された4ビツトの基準
データD 780〜D ?l11が入力される。比較回
路60は基準データI)t、lと加算平均化データDA
を比較してその結果を1ビツトのディジタル信号S2と
して遅延回路70に出力する。すなわち比較回路60は
加算平均化データDAが基準データDTHよりも大きい
ときは〔1〕を出力し、基準データ[)t。 が加算平均化データDAよりも大きいときは〔O〕を出
力する。遅延回路70には信号S2の他にラッチ信号L
ACHが入力されており、遅延回路70は図示はされて
いないがラインメモリ301.302と同−形式のFI
FOメモリと複数のラッチで構成される。遅延回路70
はラッチ信号LACHに従って信号Stを順次読込むと
ともに、2055ランチサイクルだけ遅延して信号S3
をデータ合成回路40に出力する。また、遅延回路70
は図示されていない他の5ビツト分のデータを処理する
各ビット毎のデータ合成回路40に信号S2を分配して
出力する。データ合成回路40には前述の階調画像デー
タI)msに基づく信号S1および信号S、の他に文字
データ整合回路80からの信号S4が入力されており、
文字データ整合回路80は前述のように文字検出回路2
0とラッチ801〜807で構成される。 文字データ整合回路8oは入力された文字データD0、
を2055ラツチサイクルだけ遅延して出力するもので
ある。すなわち、マトリックス作成回路1oおよびライ
ンメモリ群30は階調画像データI)msを遅延させて
信号S1を出力するので、信号s1と文字データ整合回
路80が出力する信号S、のタイミングを一敗させてい
る。ラッチ801〜807は前記ラッチ101A〜10
1■と同一形式のものが用いられており、ラッチ801
〜807のクロック端子CKにはラッチ信号LACHが
それぞれ入力される。 ラッチ801のデータ出力端子Qはラインメモリ9゜の
データ入力端子Diに接続されており、ラインメモリ9
0のデータ出力端子Doはラッチ802のデータ入力端
子りに接続される。 ラインメモリ90は前記ラインメモリ 301.302
と同一形式のFIFOメそりであり、図示はされていな
いが、ラインメモリ301.302と同様にラッチ信号
LACHが入力される。ラッチ802〜806のデータ
出力端子Qはそれぞれの次段に位置するラッチ803〜
807のデータ入力端子りに接続されており、文字デー
タ整合回路80はラッチ信号LACHに従って文字デー
タI)csを順次出力側へ送出するとともに、ラッチ8
07のデータ出力端子Qから信号S4をデータ合成回路
40に出力する。データ合成回路40は前述のマトリッ
クス作成回路10、文字検出回路20、ラインメモリ群
30、加算平均化回路50および比較回路60とともに
文字とその周囲画素の明暗の差を大きくするように文字
あるいはその周囲画素の明暗を決定する強調手段として
の機能を有するものであるが、詳細は後述する。 データ合成回路40はEXNORゲート401. EX
ORゲート402、NORゲート403、ANDゲート
404およびORゲート405で構成され、各ゲ−)4
01〜405はそれぞれ2つの入力端子を有する。EX
NORゲート401の一方の入力端子には信号S1が入
力され、他方の入力端子には信号S4が入力される。E
XNORゲート401の出力端子はNORゲート403
の一方の入力端子に接続され、NORゲート403の他
方の入力端子には信号S3が入力される。NORゲー)
403の出力端子はORゲート405の一方の入力端
子に接続され、ORゲート405の他方の入力端子には
ANDゲート404の出力端子が接続される。ANDゲ
ート404の一方の入力端子には信号S、が入力されて
おり、他方の入力端子にはEXORゲート402の出力
端子が接続される。EXORゲート402の一方の入力
端子には信号S4が入力され、他方の入力端子には信号
S、が入力される。データ合成回路40は信号S、に基
づいて文字データDC%に基づく信号S4のレベルすな
わち、〔1〕か(0)かを決定するとともに、階調画像
データDllSに基づく信号Sl と信号S4を合成し
て合成画データI)Msを出力する。 次に、作用を説明する。 いま、第1実施例と同様に文字を黒で表示するものとし
、階調画データD、および文字データDCの各ビットデ
ータがそれぞれすべて〔1〕のときに黒で表示され、そ
れぞれすべて(0)のときに白で表示されるものとする
と、文字がないとき、例えば文字データOCSが
〔0〕
のときは文字検出回路20のラッチ201. 202お
よび文字データ整合回路80のラッチ801〜807の
データ出力端子Qはすべて
のときは文字検出回路20のラッチ201. 202お
よび文字データ整合回路80のラッチ801〜807の
データ出力端子Qはすべて
〔0〕となっており、信号S
4も
4も
〔0〕である。このとき、マトリックス作成回路工
0のラッチ102B、 102D、102Fおよび1
02Hの画素データD□5、DPt15、DPF、およ
びD□、はすべて
0のラッチ102B、 102D、102Fおよび1
02Hの画素データD□5、DPt15、DPF、およ
びD□、はすべて
〔0〕であり、これらを加算して平均
化した加算平均化データDAも
化した加算平均化データDAも
〔0〕である。また、比
較回路60の出力信号S2は加算データDAよりも基準
データDTHの方が大きいので〔1〕になっており、信
号S2が〔1〕、信号S、が
較回路60の出力信号S2は加算データDAよりも基準
データDTHの方が大きいので〔1〕になっており、信
号S2が〔1〕、信号S、が
〔0〕であるからラッチ8
07の出力信号S4は〔1〕になっている。 ここで、文字データDC5が1画素分だけ〔1〕になる
と、すなわち1画素分の点を表示するものとすると、こ
の点に対応する文字データ[)esは2ランチサイクル
で文字検出回路20のラッチ202によって読込まれ、
ラッチ202のデータ出力端子Qは〔1〕になる。すな
わち、文字検出信号Scが〔1〕になり、文字か入力さ
れたことを検出する。 次いで、ラッチ102B、102 D 、 102
Fおよび102Hの一方の入力端子が〔1〕になるので
第7図に示したデータマトリックスの各画素B、、D、
Fおよびト■に対応する階調画像データDNSがラッチ
102B、 102D、 102Fおよび102H
によってそれぞれ取出され、画素データD□s 、DP
DS % DPF5およびD FMSがそれぞれ加算平
均化回路50に出力される2画素データ出力端 、DP
DS 、DPFSおよびD FMSは他の5ビット分の
画素データDP8゜〜4 、D+t+o〜4 、DPF
(1〜4およびDP)I0〜4とともに加算平均化回路
50によって加算され、平均化されて加算平均化データ
DA4〜DA7が比較回路60に出力される。加算平均
化データDA4〜D1.は基準データD 716〜.と
比較され、結果を示す信号S2が遅延回路70に入力さ
れる。信号S2は遅延回路70によって2055ラツチ
サイクルだけ遅延され、信号S3となってデータ合成回
路40に入力される。 一方、ラッチ202に保持されたデータは2055ラツ
チサイクル後にラッチ807のデータ出力端子Qから信
号S4となってデータ合成回路40に入力される。この
とき、データ合成回路40に入力される信号S、は第1
実施例と同様に文字データOCSがラッチ201に保持
されたときにマトリックス作成回路10のラッチ101
Eに保持されたデータ、すなわち第7図に示したデータ
マトリックスの画素Eに゛対応する画素データ(以下、
注目データという)である。したがって、1画素の点に
対応する文字データDcsはラッチ101Eに保持され
た注目データEと同一タイミングで出力され、このとき
データマトリックスの画素B、、D、、FおよびHに対
応する画素データには加算平均化回路50および比較回
路60によって所定の処理が行われる。すなわち、文字
に対応する画素Eの上下左右に位置する4つの画素BS
D、FおよびHに対応すした階調画像データD□の明度
が基準値と比較される。 ここで、データ合成回路40の動作について説明する。 第8図はデータ合成回路40の動作を示す真理値表であ
る。文字データI)csに基づく信号S4はデータ合成
回路40によって信号S、の状態・に応じた処理が行わ
れて階調゛画像データDBSに基づく信号S、と合成さ
れる。すなわち、信号S4が(0)のときは信号S1が
合成画データDNSとして出力され、信号S4が〔1〕
でかつ信号S、が
07の出力信号S4は〔1〕になっている。 ここで、文字データDC5が1画素分だけ〔1〕になる
と、すなわち1画素分の点を表示するものとすると、こ
の点に対応する文字データ[)esは2ランチサイクル
で文字検出回路20のラッチ202によって読込まれ、
ラッチ202のデータ出力端子Qは〔1〕になる。すな
わち、文字検出信号Scが〔1〕になり、文字か入力さ
れたことを検出する。 次いで、ラッチ102B、102 D 、 102
Fおよび102Hの一方の入力端子が〔1〕になるので
第7図に示したデータマトリックスの各画素B、、D、
Fおよびト■に対応する階調画像データDNSがラッチ
102B、 102D、 102Fおよび102H
によってそれぞれ取出され、画素データD□s 、DP
DS % DPF5およびD FMSがそれぞれ加算平
均化回路50に出力される2画素データ出力端 、DP
DS 、DPFSおよびD FMSは他の5ビット分の
画素データDP8゜〜4 、D+t+o〜4 、DPF
(1〜4およびDP)I0〜4とともに加算平均化回路
50によって加算され、平均化されて加算平均化データ
DA4〜DA7が比較回路60に出力される。加算平均
化データDA4〜D1.は基準データD 716〜.と
比較され、結果を示す信号S2が遅延回路70に入力さ
れる。信号S2は遅延回路70によって2055ラツチ
サイクルだけ遅延され、信号S3となってデータ合成回
路40に入力される。 一方、ラッチ202に保持されたデータは2055ラツ
チサイクル後にラッチ807のデータ出力端子Qから信
号S4となってデータ合成回路40に入力される。この
とき、データ合成回路40に入力される信号S、は第1
実施例と同様に文字データOCSがラッチ201に保持
されたときにマトリックス作成回路10のラッチ101
Eに保持されたデータ、すなわち第7図に示したデータ
マトリックスの画素Eに゛対応する画素データ(以下、
注目データという)である。したがって、1画素の点に
対応する文字データDcsはラッチ101Eに保持され
た注目データEと同一タイミングで出力され、このとき
データマトリックスの画素B、、D、、FおよびHに対
応する画素データには加算平均化回路50および比較回
路60によって所定の処理が行われる。すなわち、文字
に対応する画素Eの上下左右に位置する4つの画素BS
D、FおよびHに対応すした階調画像データD□の明度
が基準値と比較される。 ここで、データ合成回路40の動作について説明する。 第8図はデータ合成回路40の動作を示す真理値表であ
る。文字データI)csに基づく信号S4はデータ合成
回路40によって信号S、の状態・に応じた処理が行わ
れて階調゛画像データDBSに基づく信号S、と合成さ
れる。すなわち、信号S4が(0)のときは信号S1が
合成画データDNSとして出力され、信号S4が〔1〕
でかつ信号S、が
〔0〕のとき、すなわち注目データE
の周囲画素の平均明度が基準値よりも明るいときは信号
S4がそのまま信号S1と合成され、合成画データDM
5として出力される。また、信号S4が〔1〕でかつ信
号S3が〔1〕のとき、すなわち注目データEの周囲画
素の平均明度が基準値よりも暗いときは信号S4が反転
され、信号S+ と合成されて合成画データDMS5と
して出力される。 次式〇は第8図の真理値表に基づく論理式であり、この
式からデータ合成回路40が導き出される。 次式〇の第1項はデータ合成回路40のEXNORゲー
ト401およびNORゲート403に対応しており、次
式〇の第2項はデータ合成回路40のEXORゲート4
02およびANDゲート404に対応している。したが
って、NORゲート403およびANDゲート404の
出力に論理和処理を行うことによって階調画像データD
BSに基づく信号S、と文字データDC5に基づく信号
S4とが合成されて合成画データD、Sが得られる。 DMS= A−B−C・+A−B−C・+A−B−C+
A−B−C =A・ (B −C+B −C)+C・ (A −B
+A−B) A−B)・・・・・・■ 但し、A=Sz 、B=S4 、C=S+ とする。 以上、文字として1画素分の点を表示する場合について
説明したが具体的な例として〔正〕の字に対応する文字
データDcsを入力した場合を説明する。第9図はある
階調画像上に〔正〕の字を重畳した場合を示す図であり
、同図において、階調画像は線分A−Bを境にして上部
が黒で表示されており、その下部が白で表示されている
。また、同図では画像データの1ビツトについて示して
あり、他の5ピントについては省略しである。いま〔正
〕の字が図の位置、すなわち線分A−Bを叉ぐような位
置にあるとき、階調画像上に重畳された文字を構成する
各画素の明度はそれぞれの上下左右に位置し、階調画像
を構成する各画素(以下、周囲画素という)の平均明度
と基準明度との比較結果に応じて決定される。例えば、
黒で表示されている階調画像上に重畳されている文字部
に着目すると、その周囲画素の平均明度は基準値よりも
小さいので比較回路60の出力信号S2が〔1〕となり
、文字データDC5が(0)となる。一方、白で表示さ
れている階調画像上に重畳されている文字部に着目する
と、その周囲画素の平均明度は基準値よりも大きいので
比較回路60の出力信号S2が
の周囲画素の平均明度が基準値よりも明るいときは信号
S4がそのまま信号S1と合成され、合成画データDM
5として出力される。また、信号S4が〔1〕でかつ信
号S3が〔1〕のとき、すなわち注目データEの周囲画
素の平均明度が基準値よりも暗いときは信号S4が反転
され、信号S+ と合成されて合成画データDMS5と
して出力される。 次式〇は第8図の真理値表に基づく論理式であり、この
式からデータ合成回路40が導き出される。 次式〇の第1項はデータ合成回路40のEXNORゲー
ト401およびNORゲート403に対応しており、次
式〇の第2項はデータ合成回路40のEXORゲート4
02およびANDゲート404に対応している。したが
って、NORゲート403およびANDゲート404の
出力に論理和処理を行うことによって階調画像データD
BSに基づく信号S、と文字データDC5に基づく信号
S4とが合成されて合成画データD、Sが得られる。 DMS= A−B−C・+A−B−C・+A−B−C+
A−B−C =A・ (B −C+B −C)+C・ (A −B
+A−B) A−B)・・・・・・■ 但し、A=Sz 、B=S4 、C=S+ とする。 以上、文字として1画素分の点を表示する場合について
説明したが具体的な例として〔正〕の字に対応する文字
データDcsを入力した場合を説明する。第9図はある
階調画像上に〔正〕の字を重畳した場合を示す図であり
、同図において、階調画像は線分A−Bを境にして上部
が黒で表示されており、その下部が白で表示されている
。また、同図では画像データの1ビツトについて示して
あり、他の5ピントについては省略しである。いま〔正
〕の字が図の位置、すなわち線分A−Bを叉ぐような位
置にあるとき、階調画像上に重畳された文字を構成する
各画素の明度はそれぞれの上下左右に位置し、階調画像
を構成する各画素(以下、周囲画素という)の平均明度
と基準明度との比較結果に応じて決定される。例えば、
黒で表示されている階調画像上に重畳されている文字部
に着目すると、その周囲画素の平均明度は基準値よりも
小さいので比較回路60の出力信号S2が〔1〕となり
、文字データDC5が(0)となる。一方、白で表示さ
れている階調画像上に重畳されている文字部に着目する
と、その周囲画素の平均明度は基準値よりも大きいので
比較回路60の出力信号S2が
〔0〕となり、文字デー
タDcsが〔1〕となる。 また、文字データD、。〜DC4についても同様の処理
が行われ、所定の処理が行われた文字データDo0〜D
C5と階調画像データD8゜〜[)++sが合成されて
文字が階調画像上に重畳される。したがって゛、黒で表
示されている階調画像上に重畳された文学部は白で表示
され、白で表示されている階調画像上に重畳された文字
部は黒で表示される。 以上の例では階調画像が白と黒の2つの階調で表示され
ている場合を説明したが、更に細かい階調を有する画像
データの場合であっても同様の処理が行われる。 このように、本実施例では文字に対する周囲画素の平均
明度に応じて文字を白あるいは黒で表示しているので、
周囲画素と注目画素の明度が一致することがない。すな
わち、注目画素の明度と周囲画素の平均明度は常に異な
っており、両者の明度差によって注目画素、すなわち文
字が強調され、る。したがって、文字の判読を容易にす
ることができる。 また、本実施例では文字を周囲画素の平均明度に応じて
白あるいは黒で表示しているので文字を階調画像上に重
畳することによって失われる階調画像の画素数は文字を
構成する画素数と一致するため、第1実施例に比較して
より一層階調画像情報の損失を少なくすることができる
。 なお、本実施例では文字データI)co〜I)csを処
理する文字検出回路20、文字データ整合回路80、ラ
インメモリ90を各ビット毎に設ける構成としたが、文
字データD、。〜Dcsがすべて同一データである場合
、すなわち文字を構成する各画素を黒あるいは白で表示
するような場合には文字検出回路20、文字データ整合
回路80、ラインメモリ90を1ビツト分だけ設け、信
号S4および文字検出信号S、を階調画像データDI。 〜D□のそれぞれに対して6分配するように構成しても
よい。このようにすると部品点数を大幅に削減すること
ができ、コストの低減、装置の小型化等を図ることがで
きる。 また、本実施例では周囲画素として注目画素の上下左右
に位置する4つの画素を取出しているが、これに限らず
注目画素周囲の全部の画素、すなわち対角線方向の画素
を含めた8つの画素とすることも可能である。この場合
、加算平均化回路50の出力データは10ビツトのデー
タとなる。 加えて、以上の第1、第2実施例では文字データDcお
よび階調画像データD、の各ビットデータがすべて〔1
〕のときに黒で表示され、すべて
タDcsが〔1〕となる。 また、文字データD、。〜DC4についても同様の処理
が行われ、所定の処理が行われた文字データDo0〜D
C5と階調画像データD8゜〜[)++sが合成されて
文字が階調画像上に重畳される。したがって゛、黒で表
示されている階調画像上に重畳された文学部は白で表示
され、白で表示されている階調画像上に重畳された文字
部は黒で表示される。 以上の例では階調画像が白と黒の2つの階調で表示され
ている場合を説明したが、更に細かい階調を有する画像
データの場合であっても同様の処理が行われる。 このように、本実施例では文字に対する周囲画素の平均
明度に応じて文字を白あるいは黒で表示しているので、
周囲画素と注目画素の明度が一致することがない。すな
わち、注目画素の明度と周囲画素の平均明度は常に異な
っており、両者の明度差によって注目画素、すなわち文
字が強調され、る。したがって、文字の判読を容易にす
ることができる。 また、本実施例では文字を周囲画素の平均明度に応じて
白あるいは黒で表示しているので文字を階調画像上に重
畳することによって失われる階調画像の画素数は文字を
構成する画素数と一致するため、第1実施例に比較して
より一層階調画像情報の損失を少なくすることができる
。 なお、本実施例では文字データI)co〜I)csを処
理する文字検出回路20、文字データ整合回路80、ラ
インメモリ90を各ビット毎に設ける構成としたが、文
字データD、。〜Dcsがすべて同一データである場合
、すなわち文字を構成する各画素を黒あるいは白で表示
するような場合には文字検出回路20、文字データ整合
回路80、ラインメモリ90を1ビツト分だけ設け、信
号S4および文字検出信号S、を階調画像データDI。 〜D□のそれぞれに対して6分配するように構成しても
よい。このようにすると部品点数を大幅に削減すること
ができ、コストの低減、装置の小型化等を図ることがで
きる。 また、本実施例では周囲画素として注目画素の上下左右
に位置する4つの画素を取出しているが、これに限らず
注目画素周囲の全部の画素、すなわち対角線方向の画素
を含めた8つの画素とすることも可能である。この場合
、加算平均化回路50の出力データは10ビツトのデー
タとなる。 加えて、以上の第1、第2実施例では文字データDcお
よび階調画像データD、の各ビットデータがすべて〔1
〕のときに黒で表示され、すべて
〔0〕のときに白で表
示されるものとしたが、これとは逆にすべて〔1〕のと
きに白、すべて
示されるものとしたが、これとは逆にすべて〔1〕のと
きに白、すべて
〔0〕のときに黒としても良い。
また、以上の第1、第2実施例では階調画像データDc
を6ビツトデータとしたが、8ビツト、あるいは10ビ
ツトのデータやディザ処理による疑似階調画データであ
っても本発明の適用が可能である。 さらに、以上の第1、第2実施例ではデータマトリック
スを3画素×3ライン分の9画素で構成したが、他の画
素数、例えば5画素×5ライン分の25画素としても良
い。この場合、マトリックス作成回路のラッチとメモリ
群のラインメモリの数を増加することで実現することが
できる。このようにすると、文字が一層強調されて文字
の判読をより一層容易にすることができる。。 加えて、以上の、第1、第2実施例は本発明を画像表示
装置に適用したものであるがこれに限らず、階調を持っ
た画像上に文字を重畳する装置、例えば各種画像読取装
置等にも適用することが可能である。 (効果) 本発明によれば、階調画像において文字情報の周囲に位
置する画素を検出し、この周囲画素の明度と文字情報の
明度の差を大きくしているので、文字情報を重畳したと
きに文字情報をその周囲画素に対して強調することがで
き、階調画像の情報損失を最小限に抑えるとともに文字
情報の判読を′容易にすることができる。
を6ビツトデータとしたが、8ビツト、あるいは10ビ
ツトのデータやディザ処理による疑似階調画データであ
っても本発明の適用が可能である。 さらに、以上の第1、第2実施例ではデータマトリック
スを3画素×3ライン分の9画素で構成したが、他の画
素数、例えば5画素×5ライン分の25画素としても良
い。この場合、マトリックス作成回路のラッチとメモリ
群のラインメモリの数を増加することで実現することが
できる。このようにすると、文字が一層強調されて文字
の判読をより一層容易にすることができる。。 加えて、以上の、第1、第2実施例は本発明を画像表示
装置に適用したものであるがこれに限らず、階調を持っ
た画像上に文字を重畳する装置、例えば各種画像読取装
置等にも適用することが可能である。 (効果) 本発明によれば、階調画像において文字情報の周囲に位
置する画素を検出し、この周囲画素の明度と文字情報の
明度の差を大きくしているので、文字情報を重畳したと
きに文字情報をその周囲画素に対して強調することがで
き、階調画像の情報損失を最小限に抑えるとともに文字
情報の判読を′容易にすることができる。
第1〜4図は本発明に係る文字データ重畳装置の第1実
施例を示す図であり、第1図はその全体構成を示すブロ
ック図、第2図はその要部構成を示す回路図、第3図は
そのデータマトリックスの形状を示す図、第4図はその
文字と周囲画素の表示例を示す図である。 第5〜9図は本発明に係る文字データ重畳装置の第2実
施例を示す図であり、第5図はその全体構成を示すブロ
ック図、第6図はその要部構成を示す回路図、第7図は
そのデータマトリックスの形状を示す図、第8図はその
データ合成回路の動作を示す真理値表、第9図はその周
囲画素に対する文字の表示例を示す図である。 第1O111図は従来の文字データ重畳装置による文字
の表示例を示す図であり、第10図はその階調画像デー
タと文字データを単に論理和処理した場合の表示例を示
す図、第11図はその文字を重畳する部分の階調画像を
矩形に白ぬきして文字を重畳した場合の表示例を示す図
である。
施例を示す図であり、第1図はその全体構成を示すブロ
ック図、第2図はその要部構成を示す回路図、第3図は
そのデータマトリックスの形状を示す図、第4図はその
文字と周囲画素の表示例を示す図である。 第5〜9図は本発明に係る文字データ重畳装置の第2実
施例を示す図であり、第5図はその全体構成を示すブロ
ック図、第6図はその要部構成を示す回路図、第7図は
そのデータマトリックスの形状を示す図、第8図はその
データ合成回路の動作を示す真理値表、第9図はその周
囲画素に対する文字の表示例を示す図である。 第1O111図は従来の文字データ重畳装置による文字
の表示例を示す図であり、第10図はその階調画像デー
タと文字データを単に論理和処理した場合の表示例を示
す図、第11図はその文字を重畳する部分の階調画像を
矩形に白ぬきして文字を重畳した場合の表示例を示す図
である。
Claims (2)
- (1)階調画像を形成する階調画像データと文字を形成
する文字データとを合成して、階調画像上に文字を重畳
する文字データ重畳装置であって、文字に対応する画素
の周囲に位置する階調画像の画素を検出する周囲画素検
出手段と、周囲画素検出手段の出力に基づき文字と該周
囲画素との明暗の差を大きくするように文字あるいは周
囲画素の明暗を決定する強調手段と、を備えたことを特
徴とする文字データ重畳装置。 - (2)前記周囲画素検出手段が、所定数のラインメモリ
と、文字データの1画素分および該文字画素を取り囲む
所定数の階調画像データの画素分のラッチと、を備え、
重畳されるべき文字データを中心とする階調画像データ
のデータマトリックスを形成することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の文字データ重畳装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62021366A JP2726041B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 文字データ重畳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62021366A JP2726041B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 文字データ重畳装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187973A true JPS63187973A (ja) | 1988-08-03 |
JP2726041B2 JP2726041B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12053094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62021366A Expired - Fee Related JP2726041B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 文字データ重畳装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726041B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57138272A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Character signal inserting device |
JPS57154979A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 | Hitachi Denshi Ltd | Video signal mixing circuit system |
JPS61113469U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-17 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP62021366A patent/JP2726041B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57138272A (en) * | 1981-02-20 | 1982-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Character signal inserting device |
JPS57154979A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 | Hitachi Denshi Ltd | Video signal mixing circuit system |
JPS61113469U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2726041B2 (ja) | 1998-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |