JPS63186549A - 同期電動機ロ−タの構造 - Google Patents

同期電動機ロ−タの構造

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Publication number
JPS63186549A
JPS63186549A JP62014085A JP1408587A JPS63186549A JP S63186549 A JPS63186549 A JP S63186549A JP 62014085 A JP62014085 A JP 62014085A JP 1408587 A JP1408587 A JP 1408587A JP S63186549 A JPS63186549 A JP S63186549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
magnets
thickness
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP62014085A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hayashi
林 美行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP62014085A priority Critical patent/JPS63186549A/ja
Publication of JPS63186549A publication Critical patent/JPS63186549A/ja
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は同期電動機ロータの構造に肌し、特にマグネッ
トの厚さを円周方向の中央部程厚くすると共にロータ上
への展開幅寸法を前記中央部程大きくして、マグネット
の耐減磁力を増大させたロータ構造に関する。
〔従来の技術〕
同期電動機ロータの外周に固定されたマグネ・ノドは、
例えばダイナミックブレーキ作動を行なわせる等により
反対方向の強い磁界が作用させられると、即ち減磁作用
を受けると、磁気ヒステリシスの関係からそのマグネッ
トの残留磁気が低下する。電動機においてマグネットの
残留磁気が低下することは、電動機のパワーが低下する
ことであり、何回か反対向きの強い磁場を作用させてい
ると電動機が動かなくなることも起こり得る。
こうした残留磁気の低下に対抗するために、従来はマグ
ネットの厚さを一様に厚くすることで該マグネットの残
留磁気の低下、即ち減磁性に対抗させていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなからマグネット用の材料として、電動機の性能向
上のために希土類の如く資源的に希少で、高価な材料を
使用する段階となってきた現状においては、こうした貴
重な資源は極力無駄なく有効に使用されるべきである。
ところが磁気回路解析並びに簡単な実験により確認した
ところによると、マグネットの中央部程反対方向磁界の
影響を受は易く、端部よりも強く減磁されることが判明
した。
依って本発明はマグネット材料の使用量を可及的に少な
(して、該マグネットの減磁性に対する抗力を確保する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した発明目的に鑑みて、本発明はマグネットを有し
た同期電動機ロータの構造であって、該ロータ外周の各
マグネットにおけるロータ上での円周方向中央部の厚さ
が端部の厚さよりも厚く形成されていると共に各マグネ
ットの輪郭はロータ上での円周方向中央部におけるロー
タ回転中心軸線方向の幅が円周方向端部の幅よりも大き
く形成されており、前記マグネットが前記中心軸線方向
に並設されていることを特徴とする同期形電動機ロータ
の構造を提供する。
〔作 用〕
上記の如くマグネットの中央部の厚さ及び幅を端部より
も大きくしておけば、減磁作用を受けた場合により強く
減磁作用の影響を受ける中央部においてもマグネットは
その残留磁気の低下を防止可能となる。即ち、端部に無
駄な量のマグネット材料を使用すること無く、必要とさ
れる中央部により多くのマグネット材料を使用すること
によって材料使用量を可及的に少な(すると共にマグネ
ットの減磁性に対する抗力を確保することが可能となる
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳
細に説明する。第1図は本発明に係るロータ断面図、第
2図は第1図の矢視線Aによるマグネットの平面図、第
3図はマグネット材料の磁化曲線図、第4図は従来のロ
ータ断面図である。
まず第3図を参照すると、横軸は磁化力H(磁界の強さ
H)を表わし、縦軸はマグネット材料の磁化の強さ■を
表わす。マグネット材料を着磁した後、磁化力Hを取り
去るとそのマグネットには残留磁気■1が残る。然しな
から実際にマグネットとして使用すると磁化曲線上の点
りの様にその磁化強さ■が幾分小さくなった状態となる
このマグネットを配設したロータを有した電動機の回転
中、該電動機にダイナミックブレーキ作動を行なわせる
等の反対方向の磁界を作用させた場合を考える。もしこ
のマグネットの厚さが厚い場合は、D点からHlだけ反
対方向に磁界が作用した点Eの状態となる。この点Eで
は反対方向磁界H1を取り去れば線Hl上を戻るので残
留磁気■1は不変である。一方、前記マグネットが薄け
れば、Hlよりも大きなH2だけ反対方向に磁界が作用
した点Gの状態となる。この点Gは既に線L1からはず
れているため、反対方向磁界H2を取り去っても元の状
態には戻ることができず、■1より小さな残留磁気I2
となる線L2を戻る。
こうしてマグネットの性能を決定する残留磁気Iの大き
さが11から12に減少することとなる。
こうした大きな反対方向磁界を何度も作用させていると
、やがては残留磁気■が小さくなりすぎてマグネットと
して役立たなくなる。即ち電動機のトルクが過小となる
上記問題を解決すべく、従来では使用するマグネットの
厚さを一様に厚くすることにより、ダイナミックブレー
キ等の反磁界が作用してもその影響を受は難くなるので
点りの状態からH2よりも小さなHlだけの反対方向磁
界を受けた点Eの状態となる。この点Eは線Hl上に在
るため反対方向磁界H1を取り去ると元の状態に戻るこ
とができる。従って残留磁気■の低下を防止することが
できる。
然しなから、磁気回路解析並びに簡単な実験により確認
したところによるとマグネットの端部程反対方向磁界の
影響を受は難く、即ち中央部程度対方向磁界の影響を受
は易いことが判明した。電動機の性能向上のため、マグ
ネット用材料としては希土類の様に資源的に希少で高価
な材料を使用するようになってきている現状では、こう
した貴重な資源は極力無駄なく有効に使用することが望
ましい。
第4図には従来のロータ構造を示しており、シャフトl
Oに固定された円筒形ロータコア22の外面に、8(1
gのマグネット24が貼付は固定されている。このマグ
ネットの板厚tは一様厚さであって、端部26において
は板厚tを薄くする等の方法で希少価値のマグネット材
料を節約する余地がある。
第1図には本発明のロータ構造を示しており、シャフト
10に固定された正八角形のロータコア12の各辺に8
fllのマグネット14が貼付は固定されている。この
マグネット14の外周は円弧を成しているため、その中
央部16の板厚t1は端部18の板厚t2よりも大きい
。この形状は、前述した反対方向磁界の影響を大きく受
ける中央部のマグネット厚さを厚くしたものである。こ
のマグネットの中央部を更に厚くする必要があれば、例
えば想像線20で示す様にロータコア12の外周を■字
形に切込んだ形状に構成したり、或いは逆円弧形状に切
込んだ形状等を採用することが可能である。
更には本発明では、上述の如くロータコア上に展開され
たマグネット14の円周方向中央部16をその円周方向
端部18よりも厚くするのみならず、ロータの回転中心
軸線11方向の幅寸法を前記中央部16において端部1
8における幅寸法よりも大きく構成する。このように中
央部はその幅寸法を大きくすることで反対方向磁界を受
ける影響をさらに小さくすることができる。逆に言えば
、端部は適宜に薄くてかつ狭い幅であっても、元々反対
方向磁界の影響を受は難い所なのでマグネット14の残
留磁気■を低下させる心配はない。マグネット14の幅
、即ちその輪郭の一例を第2図に図示している。本マグ
ネット14の輪郭は、ロータの回転中心軸線11 (第
1図)と平行な軸線13を対称線として相対した2つの
二点鎖線で表示した正弦半波形曲線S1と82に内接す
るような近似対称多角形(本実施例では8角形)を成し
ている。この形状ではマグネット14の円周方向端部1
8の幅寸法よりも中央部16の幅寸法の方が大きくなっ
ている。勿論、マグネット14の輪郭は本第2図以外の
形状も考えられる。本発明構造のロータでは、上述のマ
グネット14を第1図に示す如く円周方向に等間隔に配
設すると共に、その回転中心軸線11の方向にも複数個
並設して構成している。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように本発明によれば、ロータ
コア外周のマグネットの円周方向中央部の板厚及び幅寸
法をその円周方向端部よりも大きくし、即ちその量を多
くすることによって耐減磁作用を強化させ、反磁界の影
響を受は難い端部においては相対的に板厚と幅寸法を小
さくして希少価値のマグネット材料の使用量を可及的に
少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロータ断面図、第2図は第1図の
矢視線Aによみマグネットの平面図、第3図はマグネッ
ト材料の磁化曲線図、第4図は従来のロータ断面図。 10・・・シャフト、    11・・・回転中心軸線
、12・・・ロータコア、   14・・・マグネット
、16・・・マグネットの中央部、 18・・・マグネットの端部、 D・・・・・・通常時のマグネット状態、E・・・・・
・板厚の厚いマグネットが反磁界の作用を受けた時の状
態、 G・・・・・・板厚の薄いマグネットが反磁界の作用を
受けた時の状態、 H・・・・・・磁界の強さ、 11・・・元の残留磁気、 I2・・・減磁された後の残留磁気。 第、1図 ■ 第3図 に′13 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マグネットを有した同期電動機ロータの構造であっ
    て、該ロータ外周の各マグネットにおけるロータ上での
    円周方向中央部の厚さが端部の厚さよりも厚く形成され
    ていると共に各マグネットの輪郭はロータ上での円周方
    向中央部におけるロータ回転中心軸線方向の幅が円周方
    向端部の幅よりも大きく形成されており、前記マグネッ
    トが前記中心軸線方向に並設されていることを特徴とす
    る同期形電動機ロータの構造。 2、前記マグネットが正多角形から成るロータコアの各
    辺に固定され、該マグネットの半径方向外周形状が円弧
    から成る特許請求の範囲第1項に記載の同期形電動機ロ
    ータの構造。
JP62014085A 1987-01-26 1987-01-26 同期電動機ロ−タの構造 Pending JPS63186549A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991005396A1 (en) * 1989-09-27 1991-04-18 Fanuc Ltd Structure of rotor of a synchronous motor
JP2002331446A (ja) * 2001-05-08 2002-11-19 Okamoto Machine Tool Works Ltd 繰り返しプロフィ−ルを有する円筒状ワ−クの研削装置および円筒状ワ−クのシフトプランジ研削方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505923U (ja) * 1973-05-10 1975-01-22
JPS53114009A (en) * 1977-03-15 1978-10-05 Denki Onkyo Co Ltd Rotor
JPS58123355A (ja) * 1982-01-18 1983-07-22 Fanuc Ltd 同期モ−タ
JPS6158457A (ja) * 1984-08-29 1986-03-25 Fanuc Ltd 永久磁石界磁同期電動機

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