JPS63186037A - 車両用クラツチ装置 - Google Patents
車両用クラツチ装置Info
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- JPS63186037A JPS63186037A JP1574587A JP1574587A JPS63186037A JP S63186037 A JPS63186037 A JP S63186037A JP 1574587 A JP1574587 A JP 1574587A JP 1574587 A JP1574587 A JP 1574587A JP S63186037 A JPS63186037 A JP S63186037A
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- JP
- Japan
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- clutch
- plate
- engine
- spring
- driving side
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 16
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 6
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動二輪車等の車両において、動力伝達装
置に設けられるクラッチ装置の改良に関する。
置に設けられるクラッチ装置の改良に関する。
(従来の技術)
例えば、自動二輪車では、エンジンと駆動輪との間に動
力伝達装置が介設されており、この動力伝達装置はエン
ジンから駆動輪側への動力伝達を断接するクラッチ装置
を有している。
力伝達装置が介設されており、この動力伝達装置はエン
ジンから駆動輪側への動力伝達を断接するクラッチ装置
を有している。
この構成において、クラッチ装置が動力を伝達 ・して
いる接続状態で、自動二輪車がエンジンブレーキにより
急減速すると、このクラッチ装置蕎介して駆動輪側から
動力伝達装置やエンジンに衝撃的なトルクが伝達される
こととなる。しかし。
いる接続状態で、自動二輪車がエンジンブレーキにより
急減速すると、このクラッチ装置蕎介して駆動輪側から
動力伝達装置やエンジンに衝撃的なトルクが伝達される
こととなる。しかし。
これは上記動力伝達装置やエンジンの耐久性を低下させ
るなどの問題を生じる原因となり好ましくない。
るなどの問題を生じる原因となり好ましくない。
上記の点に鑑み、上記クラッチ装置には、例えば、特開
昭57−37123号公報で示されるようなものがある
。即ち、この構成によれば、駆動側と従動側の各クラッ
チディスクを摩擦接合させるようにこのクラッチディス
クを付勢するクラッチばねを設けである。そして、減速
時には、このクラッチばねを伸長させて、両クラッチデ
ィスクを摩擦接合させている付勢力を弱め、これにより
、クラッチ装置における従動側から駆動側に伝達される
トルクを減少させるようにしである。
昭57−37123号公報で示されるようなものがある
。即ち、この構成によれば、駆動側と従動側の各クラッ
チディスクを摩擦接合させるようにこのクラッチディス
クを付勢するクラッチばねを設けである。そして、減速
時には、このクラッチばねを伸長させて、両クラッチデ
ィスクを摩擦接合させている付勢力を弱め、これにより
、クラッチ装置における従動側から駆動側に伝達される
トルクを減少させるようにしである。
従って、減速時に、駆動輪側からエンジン側に衝撃的な
トルクの伝達されることが抑制され、このようにして動
力伝達装置やエンジンの耐久性の低下が防止されている
。
トルクの伝達されることが抑制され、このようにして動
力伝達装置やエンジンの耐久性の低下が防止されている
。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記構成によれば、減速時に両クラッチディ
スクを摩擦接合させている付勢力を弱めるのには、クラ
ッチばねを所定長さまで伸長させる時間だけ必要であり
、このため、減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを
減少させるに至る間の応答性が悪く、よって、エンジン
等駆動側の保護が不十分になるという不都合がある。
スクを摩擦接合させている付勢力を弱めるのには、クラ
ッチばねを所定長さまで伸長させる時間だけ必要であり
、このため、減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを
減少させるに至る間の応答性が悪く、よって、エンジン
等駆動側の保護が不十分になるという不都合がある。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、車両の減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを減
少させるに至る間の応答性を向上させ、急減速時におけ
るエンジン等駆動側の保護なより確実なものとしてこれ
ら駆動側に良好な耐久性を維持させるようにすることを
目的とする。
で、車両の減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを減
少させるに至る間の応答性を向上させ、急減速時におけ
るエンジン等駆動側の保護なより確実なものとしてこれ
ら駆動側に良好な耐久性を維持させるようにすることを
目的とする。
・(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、エンジンの減速時に、クラッチディスクを摩擦接合
させるための複数のクラッチばねのうち、一部のクラッ
チばねの付勢力を解除する付勢力解除手段を設けた点に
ある。
は、エンジンの減速時に、クラッチディスクを摩擦接合
させるための複数のクラッチばねのうち、一部のクラッ
チばねの付勢力を解除する付勢力解除手段を設けた点に
ある。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
図において、1はクラッチ装置で、このクラッチ装置1
は自動二輪車の動力伝達装置の一構成部品をなしである
。
は自動二輪車の動力伝達装置の一構成部品をなしである
。
2は駆動歯車で、この駆動歯車2は図示しないエンジン
に連動連結さ、れている。また、3は出力軸で、これは
図示しない歯車減速装置を介して、駆動輪たる後輪に連
動連結される。そして、これらクラッチ装置1、駆動歯
車2および出力軸3は同軸上に設けられ、クラッチ装置
1はライダーの操作により駆動歯車2から出力軸3への
動力伝達を断接する。
に連動連結さ、れている。また、3は出力軸で、これは
図示しない歯車減速装置を介して、駆動輪たる後輪に連
動連結される。そして、これらクラッチ装置1、駆動歯
車2および出力軸3は同軸上に設けられ、クラッチ装置
1はライダーの操作により駆動歯車2から出力軸3への
動力伝達を断接する。
上記クラッチ装置1についてより詳しく説明する。
上記駆動歯車2にはクラッチアウタ5を連結してあり、
出力軸3にはクラッチインナ6を連結しである。そして
、上記クラッチアウタ5にはこのクラッチアウタ5と共
に回転すると共に、このクラッチアウタ5に軸方向摺動
自在に係合するクラッチディスクであるフリクションプ
レート8を取り付けである。また、上記クラッチインナ
6にはこのクラッチインナ6と共に回転すると共に、こ
のクラッチインナ6に軸方向摺動自在に係合するクラッ
チディスクであるクラッチプレート9を取り付けである
。
出力軸3にはクラッチインナ6を連結しである。そして
、上記クラッチアウタ5にはこのクラッチアウタ5と共
に回転すると共に、このクラッチアウタ5に軸方向摺動
自在に係合するクラッチディスクであるフリクションプ
レート8を取り付けである。また、上記クラッチインナ
6にはこのクラッチインナ6と共に回転すると共に、こ
のクラッチインナ6に軸方向摺動自在に係合するクラッ
チディスクであるクラッチプレート9を取り付けである
。
上記フリクシ璽ンプレート8とクラッチプレート9はそ
れぞれ複数軟膜けられ軸方向で交互に配設されている。
れぞれ複数軟膜けられ軸方向で交互に配設されている。
そして、これら両プレート8,9が相対的に軸方向移動
して互いに離れると、これら両プレート8.9は相対回
動可能である。また、互いに接合すれば、両プレート8
.9は摩擦接合して同行回転するようになっている。
して互いに離れると、これら両プレート8.9は相対回
動可能である。また、互いに接合すれば、両プレート8
.9は摩擦接合して同行回転するようになっている。
上記フリクションプレート8とクラッチプレート9は上
記クラッチインナ6の径方向外方への突出部6aと、プ
レッシャプレート11により挟まれている。このプレッ
シャプレート11はクラッチインナ6と同軸上で、この
クラッチインナ6と共に回転するよう設けられ、かつ、
クラッチインナ6に対し軸方向に相対移動自在となって
いる。
記クラッチインナ6の径方向外方への突出部6aと、プ
レッシャプレート11により挟まれている。このプレッ
シャプレート11はクラッチインナ6と同軸上で、この
クラッチインナ6と共に回転するよう設けられ、かつ、
クラッチインナ6に対し軸方向に相対移動自在となって
いる。
上記プレッシャブレー)11には周方向等間隔に6つの
孔12が形成され、この番孔12に筒状のばね受座13
.13’を嵌入して係止しである。この各ばね受座13
.13’内の底面と、クラッチインナ6にねじ付けられ
たボルト体14の頭部との間にクラッチばね15,15
’を介設しである。そして、このクラッチばね15,1
5’の弾発力によりプレッシャプレート11がフリクシ
ョンプレート8とクラッチプレート9に向って押され(
第1図中矢印A)、これら両プレート8.9はクラッチ
インナ6の突出部6aとプレッシャプレート11との間
に挟まれて摩擦接合する。この状態では、クラッチアウ
タ5からクラッチインナ6へ動力伝達がなされることと
なる。
孔12が形成され、この番孔12に筒状のばね受座13
.13’を嵌入して係止しである。この各ばね受座13
.13’内の底面と、クラッチインナ6にねじ付けられ
たボルト体14の頭部との間にクラッチばね15,15
’を介設しである。そして、このクラッチばね15,1
5’の弾発力によりプレッシャプレート11がフリクシ
ョンプレート8とクラッチプレート9に向って押され(
第1図中矢印A)、これら両プレート8.9はクラッチ
インナ6の突出部6aとプレッシャプレート11との間
に挟まれて摩擦接合する。この状態では、クラッチアウ
タ5からクラッチインナ6へ動力伝達がなされることと
なる。
一方、上記フリクションプレート8とクラッチプレート
9を軸方向に相対移動させて互いに引き離し、フリクシ
ョンプレート8からクラ・ソチプレート9への動力伝達
を切断させるレリーズ機構17が設けられる。
9を軸方向に相対移動させて互いに引き離し、フリクシ
ョンプレート8からクラ・ソチプレート9への動力伝達
を切断させるレリーズ機構17が設けられる。
上記レリーズ機構17は出力軸3の軸心上に形成した貫
通孔18を有し、この貫通孔18内には軸方向摺動自在
に操作部材19を挿入しである。
通孔18を有し、この貫通孔18内には軸方向摺動自在
に操作部材19を挿入しである。
この操作部材19の一端は図示しないクラッチレバ−に
連動連結され、他端は上記出力軸3の端部から突出して
プレッシャプレート11に当接している。
連動連結され、他端は上記出力軸3の端部から突出して
プレッシャプレート11に当接している。
そして、上記操作部材19を介しクラッチばね15.1
5’に抗する方向(第1図中矢印Aと反対方向)へプレ
ッシャプレート11を押動すれば(第1図中矢印B)、
フリクションプレート8とクラッチプレート9の摩擦接
合が解除されてフリクションプレート8からクラッチプ
レート9.への動力伝達が切断される。 上記構成にお
いて、エンジンの減速時に、上記複数のクラッチばね1
5.15’のうち、一部のクラッチばね15′の付勢力
を解除する付勢力解除手段21を設けである。以下、こ
れについて説明する。
5’に抗する方向(第1図中矢印Aと反対方向)へプレ
ッシャプレート11を押動すれば(第1図中矢印B)、
フリクションプレート8とクラッチプレート9の摩擦接
合が解除されてフリクションプレート8からクラッチプ
レート9.への動力伝達が切断される。 上記構成にお
いて、エンジンの減速時に、上記複数のクラッチばね1
5.15’のうち、一部のクラッチばね15′の付勢力
を解除する付勢力解除手段21を設けである。以下、こ
れについて説明する。
上記プレッシャプレートllは軸方向に重ね合わされた
内、外プレー)22.23で構成され、内プレート22
はフリクションプレート8やクラッチプレート9側に位
置して操作部材19に当接している。一方、外プレート
23は内プレート22に対しフリクションプレート8や
クラッチプレート9とは反対側に位置している。また、
これら内、外プレー)22,23は軸方向にのみ相対移
動自在とされている。
内、外プレー)22.23で構成され、内プレート22
はフリクションプレート8やクラッチプレート9側に位
置して操作部材19に当接している。一方、外プレート
23は内プレート22に対しフリクションプレート8や
クラッチプレート9とは反対側に位置している。また、
これら内、外プレー)22,23は軸方向にのみ相対移
動自在とされている。
そして、前記ばね受座13.13’のうちの半数のばね
受座13は内プレート22の貫通孔18に係止され、他
のばね受座13’は外プレート23の貫通孔18に係止
されている。従って、一部のクラッチばね15は内プレ
ート22を介してフリクションプレート8とクラッチプ
レート9を摩擦接合させるように付勢しており、他のク
ラッチばね15′は外プレート23と内プレート22と
を順次介してフリクションプレート8とクラッチプレー
ト9を摩擦接合させるように付勢している。
受座13は内プレート22の貫通孔18に係止され、他
のばね受座13’は外プレート23の貫通孔18に係止
されている。従って、一部のクラッチばね15は内プレ
ート22を介してフリクションプレート8とクラッチプ
レート9を摩擦接合させるように付勢しており、他のク
ラッチばね15′は外プレート23と内プレート22と
を順次介してフリクションプレート8とクラッチプレー
ト9を摩擦接合させるように付勢している。
一方、上記外プレート23には頭付ピン24がスラスト
軸受25を介して係止されており、この頭付ピン24の
突出端にはラックギア手段27が設けられる。このラッ
クギア手段27は頭付ピン24の突出端に形成されるラ
ックギア28と、クラッチケース29に支承されこのラ
ックギア28に噛合するラックピニオン30とで構成さ
れる。
軸受25を介して係止されており、この頭付ピン24の
突出端にはラックギア手段27が設けられる。このラッ
クギア手段27は頭付ピン24の突出端に形成されるラ
ックギア28と、クラッチケース29に支承されこのラ
ックギア28に噛合するラックピニオン30とで構成さ
れる。
また、32はサーボモータ、33は加速度センサで、こ
の加速度センサ33は例えばブレーキに連動されており
、この加速度センサ33の出力が上記サーボモータ32
を駆動させるようになっている。また、上記ラックピニ
オン30に取り付けたアーム34と上記サーボモータ3
2とがリンク35で連結されている。なお、上記加速度
センサ33はスロットルレバーのスイッチ等に連動する
ものであってもよい。
の加速度センサ33は例えばブレーキに連動されており
、この加速度センサ33の出力が上記サーボモータ32
を駆動させるようになっている。また、上記ラックピニ
オン30に取り付けたアーム34と上記サーボモータ3
2とがリンク35で連結されている。なお、上記加速度
センサ33はスロットルレバーのスイッチ等に連動する
ものであってもよい。
そして、エンジンが減速して例えばエンジンブレーキの
状態となった場合には、これを加速度センサ33が直ち
に検出して出力し、第1図中矢印Cで示す方向にサーボ
モータ32を回転駆動させる。すると、リンク35を介
し同第1図中矢印りで示す方向にアーム34が回動し、
ラックギア手段27を介して頭付ピン24が同第1図中
矢印Eで示す方向に軸方向移動する。そして、この頭付
ピン24に伴って外プレート23が内プレート22から
離れる方向に移動する。すると、この外プレート23に
係止されていたばね受座13′内のクラッチばね15′
の付勢力は外プレート23のみに作用し内プレート22
には作用しないこととなる。
状態となった場合には、これを加速度センサ33が直ち
に検出して出力し、第1図中矢印Cで示す方向にサーボ
モータ32を回転駆動させる。すると、リンク35を介
し同第1図中矢印りで示す方向にアーム34が回動し、
ラックギア手段27を介して頭付ピン24が同第1図中
矢印Eで示す方向に軸方向移動する。そして、この頭付
ピン24に伴って外プレート23が内プレート22から
離れる方向に移動する。すると、この外プレート23に
係止されていたばね受座13′内のクラッチばね15′
の付勢力は外プレート23のみに作用し内プレート22
には作用しないこととなる。
即ち、この時点で、内プレート22に対する上記クラッ
チばね15’の付勢力が解除され、フリクションプレー
ト8とクラッチプレート9は一部のクラッチばね15の
みによって互いに摩擦接合するように付勢されることと
なる。よって、フリクションプレート8とクラッチプレ
ート9同士の摩擦力が弱められ、いわゆる半クラツチ状
態となってフリクションプレート8からクラッチプレー
ト9に伝達されるトルクが減少する。
チばね15’の付勢力が解除され、フリクションプレー
ト8とクラッチプレート9は一部のクラッチばね15の
みによって互いに摩擦接合するように付勢されることと
なる。よって、フリクションプレート8とクラッチプレ
ート9同士の摩擦力が弱められ、いわゆる半クラツチ状
態となってフリクションプレート8からクラッチプレー
ト9に伝達されるトルクが減少する。
なお、以上はクラッチ装置1が多板式であるものにつき
説明したが、単板式のものであってもよい。
説明したが、単板式のものであってもよい。
(発明の効果)
この発明によれば、エンジンの減速時に、クラッチディ
スクを摩擦接合させるための複数のクラッチばねのうち
、一部のクラッチばねの付勢力を解除する付勢力解除手
段を設けたため、エンジンの減速時には、上記のように
付勢力が解除された分だけ両クラッチディスク同士の摩
擦力が弱められる。従って、クラッチ装置において、従
動側から駆動側に伝達されるトルクが減少させられるこ
とから、例えば、エンジンブレーキによる急減速時に、
従動側から駆動側たるエンジン等に衝撃的なトルクの伝
達されることが抑制される。
スクを摩擦接合させるための複数のクラッチばねのうち
、一部のクラッチばねの付勢力を解除する付勢力解除手
段を設けたため、エンジンの減速時には、上記のように
付勢力が解除された分だけ両クラッチディスク同士の摩
擦力が弱められる。従って、クラッチ装置において、従
動側から駆動側に伝達されるトルクが減少させられるこ
とから、例えば、エンジンブレーキによる急減速時に、
従動側から駆動側たるエンジン等に衝撃的なトルクの伝
達されることが抑制される。
そして、この発明によれば、上記のように両クラッチデ
ィスク同士の摩擦力を弱めて伝達トル冴を減少させよう
とする場合、一部のクラッチばねの付勢力を解除するも
のであるため、従来のようにクラッチばねを所定長さま
で伸長させる必要はなく、即ち、クラッチばねを所定長
さまで伸長させるための時間は不要となる。よって、車
両の減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを減少させ
るに至る間の応答性を向上させることができ、エンジン
等駆動側の保護がより確実となってこれらに良好な耐久
性を維持させることができる。
ィスク同士の摩擦力を弱めて伝達トル冴を減少させよう
とする場合、一部のクラッチばねの付勢力を解除するも
のであるため、従来のようにクラッチばねを所定長さま
で伸長させる必要はなく、即ち、クラッチばねを所定長
さまで伸長させるための時間は不要となる。よって、車
両の減速時から、クラッチ装置で伝達トルクを減少させ
るに至る間の応答性を向上させることができ、エンジン
等駆動側の保護がより確実となってこれらに良好な耐久
性を維持させることができる。
図はこの発明の実施例を示し、第1図はクラッチ装置の
断面図、第2図は第1図のII −II線矢視部分図で
ある。 1・Φクラッチ装置、8φΦフリクシヨンプレート(ク
ラッチディスク)、9・・クラッチプレート (クラッ
チディスク)、15.15’ @拳りラッチばね、2
1・・付勢力解除手段。
断面図、第2図は第1図のII −II線矢視部分図で
ある。 1・Φクラッチ装置、8φΦフリクシヨンプレート(ク
ラッチディスク)、9・・クラッチプレート (クラッ
チディスク)、15.15’ @拳りラッチばね、2
1・・付勢力解除手段。
Claims (1)
- 1、駆動側と従動側の各クラッチディスクを同軸上で相
対回動自在、かつ、その軸方向に相対移動自在に設け、
これら両クラッチディスクを軸方向に相対移動させて摩
擦接合させるように上記クラッチディスクを付勢する複
数のクラッチばねを並設した車両用クラッチ装置におい
て、エンジンの減速時に、複数のクラッチばねのうち、
一部のクラッチばねの付勢力を解除する付勢力解除手段
を設けたことを特徴とする車両用クラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1574587A JPS63186037A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 車両用クラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1574587A JPS63186037A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 車両用クラツチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186037A true JPS63186037A (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=11897300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1574587A Pending JPS63186037A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 車両用クラツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63186037A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6622839B2 (en) | 2000-07-17 | 2003-09-23 | Mannesmann Sachs Ag | Multiple clutch arrangement |
WO2011093335A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 株式会社エフ・シ-・シ- | 動力伝達装置 |
WO2022209632A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 本田技研工業株式会社 | クラッチ制御装置 |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP1574587A patent/JPS63186037A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6622839B2 (en) | 2000-07-17 | 2003-09-23 | Mannesmann Sachs Ag | Multiple clutch arrangement |
DE10034677B4 (de) * | 2000-07-17 | 2008-04-17 | Zf Sachs Ag | Mehrfachkupplungsanordnung |
WO2011093335A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 株式会社エフ・シ-・シ- | 動力伝達装置 |
JP2011153655A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | F C C:Kk | 動力伝達装置 |
CN102725553A (zh) * | 2010-01-27 | 2012-10-10 | 株式会社F.C.C. | 动力传递装置 |
US8627938B2 (en) | 2010-01-27 | 2014-01-14 | Kabushiki Kaisha F.C.C. | Power transmitting apparatus |
WO2022209632A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 本田技研工業株式会社 | クラッチ制御装置 |
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