JPS63186018A

JPS63186018A - 配列細条

Info

Publication number: JPS63186018A
Application number: JP62259820A
Authority: JP
Inventors: ジョン・ケイ・ウィットレッジ
Original assignee: Erico International Corp
Current assignee: Erico International Corp
Priority date: 1986-10-17
Filing date: 1987-10-16
Publication date: 1988-08-01
Also published as: US4718551A; EP0264293A2; EP0264293A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、複数個の緊締具を収容および支持する配列細
条に関する。特に、動カニ具に装填して緊締具供給源を
なすプラスチック製の配列細条に関するものである。

（従来の技術）緊締具を駆動する動カニ具は建築業界で広く使用されて
いる。これら動カニ具の多くは、複数個の緊締具を保持
し、緊締具を順次に供給し、工具を連続動作しやすくす
る。このような工具に゛緊締具を装填することができる
速度は重要であり、工具に速（装填できれば速い程、一
連の緊締作業は速く行うことができる。

動カニ具に緊締具を早急に装填しやすくするのに種々の
装置例えばマガジン、クリップ、細条、緊締具パッケー
ジ等が開発された。このような装置の従来のものとして
は、米国特許第４１０６６１８号、同第３９４４０６７
号、同第３８１２９６１号、同第３６２４８６７号、同
第３４２８１６号、同第３２１１２８４号および同第２
２４７４９９号がある。

（発明が解決しようとする問題点）これら従来の装置は複数個の緊締具を工具に装填する手
段を設けるが、このような装置は多くの不都合および欠
点がある。例えば、米国特許第２２’　　　４７４９９
号に記載のねじスティックおよび米国特許第３８１２９
６１号に記載のねしパッケージは堅固であり、緊締具を
真直ぐに収容する工具の室を必要とする。真直ぐな室は
コンパクトにてぎわよくまとめられた工具を設計する上
で大きな障害となる。

更に、従来の緊締クリップの多（は、緊締具のヘッドと
緊締具を取付ける表面との間にワッシャのように残る傾
向がある。このワッシャ様のものは意図的に形成する場
合もあるが、緊締具を緊締具クリップから不完全にしか
分離しないことがある。

更にワッシャ様のものが緊締具のヘッドの下側でゆるん
だり劣化すると緊締具を緩めることになる。

更に、多くの従来の装置またはクリップは単一寸法の緊
締具しか支持することができない。このようにクリップ
または配列細条の特別な形式のものを、各特別な寸法の
緊締具に対してそれぞれ製造しなければならない。

更に、動力緊締具の成るものは、工具から配列細条のプ
ラスチック片を取除くのに一定量のオーバードライブを
必要とする。換言すれば、プラスチック片は工具の孔か
ら駆除しなければならない。

この結果くぎの打込み深さはほとんどあるいは全く制御
でなきない。用途によってこの打込み深さは変化するの
にである。

従来の配列テープは組立てが簡単であるが、ゆる過ぎた
り、極めて撓みやすく、マガジンに効率的に供給するに
は手間がかかる。この配列テープは打込み後に開放する
案内用の特別なジョー構体または心決め装置を必要とす
る。このような配列テープは工具に詰まる恐れがある。

従って、本発明の目的は従来の装置の不都合および欠点
を解決する配列細条を得るにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、動カニ具に関連して使用する配列細条であり
、この細条は、狭小なウェブにより相互連結した複数個
の円筒形のハウジングを有し、軸方向に延びている緊締
具を収容する各ハウジングにはハウジングの内壁から内
方に突出し、周方向に交互に配列した隆起部およびアー
ムを設け、隆起部の両端部に段差を付けまた傾斜させて
ハウジングの内面に沿って少なくとも２個の段部を形成
し、各端部における段部は円筒形ハウジングの端部から
引込んだ位置に設ける。各段部はハウジング内の緊締具
のヘッドを包囲および支持する。若干の可撓性を有する
アームはハウジングの中心に緊締具を配置し、緊締具の
軸部に掛合して安定した整列状態にする。

（作用効果）本発明による配列細条の独得な形状によれば種々の利点
がある。例えば、本発明による細条の形状によれば、各
アームと隆起部間に複数個の破断領域を生じ、これによ
り細条を装填した動カニ具により打込みをおこなう際に
、緊締具を細条から完全に分離することができるように
なる。配列細条は緊締具のヘッドを円筒形のハウジング
から打出すとき交互に存在する脆弱点または破断領域で
ハウジングはバナナの皮を剥ぐように分離および分裂す
るように設計する。したがって、緊締具のヘッドの下側
に後でゆるむ恐れのあるワッシャ様の細条片が残るのを
回避できる。更に、好適な実施例によれば少なくとも２
種類の寸法の緊締具を支持できる。これら緊締具は円筒
形ハウジングの各端部から装填できる。

更に、本発明細条によれは、工具に緊締具を不揃いにす
ることなく弾性支持を行いまた工具での詰まりを回避し
、また彎曲した形状の収容室を有する工具にも本発明細
条は容易に装填できる可撓性を有する。

（実施例）次に図面につき本発明の好適な実施例を説明する。

第３図には、動カニ具に関連して使用するに好適な本発
明により形成した配列細条２０を示す。

この細条２０は複数個の円筒形のハウジング２３を有し
、これらハウジングをウェブ２５により相互連結する。

ウェブ２５はハウジング２３の中心に配置するとともに
、ハウジング高さの約１７３の高さを有するものとする
。このことにより緊締具を動カニ具により１個のハウジ
ングから駆動するときこのハウジングを次のハウジング
から分離することができるようになる。更に、ウェブ２
５は別個のハウジング間に不当な密集または干渉がなく
、はぼ半径の描く方向に細条２０を曲げることができる
に十分なハウジング間長さを有するものとし、これによ
り配列細条２０を彎曲したまたは円形の室を有する動カ
ニ具に装填することができる。各ハウジング２３は、ヘ
ッド付きの緊締具または図示のくぎ２８を収容し、支持
し、整列状態に維持する。

第１および２図には、くぎ２８をハウジング２３により
支持する方法をより明確に示す。特に、ハウジング２３
の内壁３１に周方向に互いに均等に離れ、内方に突出す
る棚を形成するくぎ２８のヘッド３５を支持する複数個
の隆起部３３と、くぎ２８の軸部４０を安定させ、整列
状態を維持するアーム３８とを有する。

軸線方向に延在する隆起部３３の各々は、軸方向の両側
端部で傾斜をつけ、１対の段部または柵４４゜４７およ
び５０．５３を形成する。くぎ２８のヘッド３５を収容
および支持するこれら段部は僅かに傾斜した傾斜面５５
．５７，５９．６１およびほぼ垂直な垂直面６５゜６７
を有する。第５図に示すように、段部４４，４７により
、異なる寸法のくぎを収容することができ、くぎ７０は
くぎ２８よりもヘッド７２および軸部７４が相当大きい
。ハウジング端部６３の長さはくぎヘッド７２がハウジ
ング２３内に完全に着座し、また包囲されるように寸法
をとる。更に、アーム３８は太い軸部７４をハウジング
２３内に位置決めすることができるよう転向できる形状
に形成しなければならない。

図示の実施例においては、隆起部３３の軸方向端部を傾
斜させて同一の形状の段部を形成したが、各端部には異
なる傾斜の段部形状にして、ハウジング２３の一端に細
条２０が２個の異なる種類の寸法のくぎをまたハウジン
グ２３の他端に更に異なる２種類寸法のくぎを収容し、
従って合計で４種類の異なる寸法のくぎを収容できる形
状にすることもできる。しかし、好適には、図示のよう
に、ハウジング２３を水平中心面の周りに対称形状にし
、隆起部３３の各端部は同一の傾斜の段部形状にすると
好適である。このような対称形状によれは、装填が容易
であり、使用者は同一寸法のくぎをいずれの側の端部か
らでもハウジング２３に装填することができる。

第１図に示すように、アーム３８および隆起部３３はハ
ウジング２３の内周の周りに交互に配置し、アーム３８
と隆起部３３との間に複数個の破断領域７９を形成する
。動カニ具により緊締具を打ち込む際、この破断領域７
９でハウジングがバナナの皮を剥ぐように破断して複数
の破片に割゛れ、従ってくぎ２８゜７０はハウジング２
３から完全に分離し、くぎのヘッドとくぎを打ち込むべ
き面との間にワッシャのようにハウジングが残ることが
ない。

第４図に示すように、ウェブ２５はハウジング２３の外
周の中心に配置し、またハウジングの軸方向長さの一部
にわたってのみ設ける。この特別なウェブ形状によれば
、工具は１個のハウジングおよびくぎを細条から残りの
くぎおよびハウジングを乱すことなしに効果的に分離す
ることができる。

好適には、細条２０をこわれやすいプラスチック材料、
例えばポリプロピレン共重合体混合物により形成する。

このようなプラスチックはバナナの皮を剥ぐような堅さ
またはもろさを有するが動カニ具の室に装填しやすく、
またはハウジング内に緊締具を適切に取付けることがで
きるようそれ程堅くないものとする。

本発明はくぎに関連して使用するものとして説明したが
、本明細書による配列細条は種々のヘッド付緊締具例え
ば屋根ぶきくぎ、ビン、タック、ボルト、ねじ等などに
関連して使用することもできる。

上述したところは、本発明の好適な例を示したに過ぎず
請求の範囲において種々の変更を加えることができるこ
と勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による配列細条の１個のハウジングの
拡大部分平面図、第２図は、第１図の２−２線上の断面でくぎを支持した
状態を示す断面図、第３図は、第１図に部分的に示した各ハウジングに緊締
具を挿入した配列細条全体の頂面図、第４図は、第３図
に示した配列細条の部分側面図、第５図は、大きな寸法のくぎを支持した状態を示す第２
図と同様の断面図である。２０・・・配列細条　　　　　２３・・・ハウジング２
５・・・ウェブ　　　　　　２８，７０・・・くぎ３３
・・・隆起部　　　　　　３５・・・ヘッド３８・・・
アーム　　　　　　４０．７４・・・軸部４４．４７，
５０．５３・・・段部　　５５．５７，５９．６１・・
・傾斜面６５．６７・・・垂直面　　　　７２・・・く
ぎヘッド７９・・・破断領域

Claims

【特許請求の範囲】１、ヘッドおよび軸部を有するヘッド付緊締具を配列保
持する細条であり、こわれやすい材料で形成しウェブに
より連結した複数個の円筒形ハウジングを具え、各ハウ
ジングにヘッド付緊締具を軸線方向に指向させて収容支
持する配列細条において、各ハウジングの内部に、緊締
具のヘッドを包囲および支持する周方向に互いに離して
配置した支持手段（３３）と、この支持手段から軸線方
向に離して、緊締具の軸部を案内および軸方向に整列支
持する配置とし、かつ周方向に支持手段と交互に互いに
離間させて配置した案内手段（３８）とを設けたことを
特徴とする配列細条。２、前記支持手段は、少なくとも２種類の異なる寸法の
緊締具を収容支持するものとしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の配列細条。３、少なくとも２個の異なる種類の寸法の緊締具を支持
する支持手段は、各円筒形ハウジングの内面に沿って配
置した複数個の内方に突出する隆起部としたことを特徴
とする特許請求の範囲第２項に記載の配列細条。４、前記隆起部の各々の軸方向端部のうちの一方の端部
を傾斜させて少なくとも２個の段部を形成し、各段部が
それぞれ異なる寸法の緊締具のヘッドを包囲収容する構
成としたことを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載
の配列細条。５、各隆起部の他方の軸方向端部を傾斜させて少なくと
も２個の段部を形成し、各段部がそれぞれ異なる寸法の
緊締具のヘッドを包囲収容する構成としたことを特徴と
する特許請求の範囲第４項に記載の配列細条。６、前記隆起部の軸方向端部の各々における傾斜段部は
隆起部の各端部で同一寸法の段部を生じ、隆起部の各端
部の段部が同じ異種類緊締具のヘッドを収容する形状に
傾斜させて形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
５項に記載の配列細条。７、ウェブをハウジングの高さの約１／３にわたる高さ
を有するものとして構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の配列細条。８、ウェブはハウジングの軸方向端部間の中心に配置し
たことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の配列
細条。９、ウェブハウジング間の長さを、個々のハウジング間
の不当な密集または干渉なしに半径が描く方向に配列細
条が曲ることができるに十分な長さとしたことを特徴と
する特許請求の範囲第７項に記載の配列細条。１０、こわれやすい材料はポリプロピレン共重合体の混
合物としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載の配列細条。１１、前記案内手段は、各円筒形ハウジングの内面に沿
って配置した複数個のアームとしたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の配列細条。１２、複数個のアームはハウジングの軸方向長さに沿っ
て中心に配置したことを特徴とする特許請求の範囲第１
１項に記載の配列細条。