JPH0623763Y2 - ネジの連結帯 - Google Patents

ネジの連結帯

Info

Publication number
JPH0623763Y2
JPH0623763Y2 JP14394989U JP14394989U JPH0623763Y2 JP H0623763 Y2 JPH0623763 Y2 JP H0623763Y2 JP 14394989 U JP14394989 U JP 14394989U JP 14394989 U JP14394989 U JP 14394989U JP H0623763 Y2 JPH0623763 Y2 JP H0623763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
connecting band
head
band
slits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14394989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0385708U (ja
Inventor
賢蔵 神林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP14394989U priority Critical patent/JPH0623763Y2/ja
Publication of JPH0385708U publication Critical patent/JPH0385708U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0623763Y2 publication Critical patent/JPH0623763Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、長尺の可撓性合成樹脂シートからなるネジ連
結帯で、ネジの保持部を特別な構造にすることにより、
ネジを正しい姿勢に保たせてドライバビットに確実に係
合させる機能を備えたネジの連結帯に関する。
(従来技術とその問題点) ネジ締め機に対しネジを連続的に供給してネジ締め作業
を連続して行なうために、多数のネジを整列状態で連結
し、これをネジ締め機の供給機構によりネジ打出し位置
へ順次送り込むようにする連結帯として、例えば、特公
昭57−61927号公報に開示されているように、ネ
ジの連結構成としてネジの軸部を可撓性のあるテープ状
連結帯に形成した開口に挿通させて保持させたものが開
発されている。
このテープ状連結帯には、図面の第6図、第7図及び第
8図に示すようにネジ16の軸部17を等間隔に挿通支
持するための開口18と、ネジ16の拡径頭部19を貫
通させて連結帯20から離脱可能とするために、該開口
18の周辺から放射状に連続したスリット21とが形成
されている。この連結帯20によれば、保持されたネジ
16はネジ締め機のドライバビット22の先端によって
軸線方向に突き出され、ネジ16の拡径頭部19が連結
帯20から離脱し、そのまま回転するドライバビット2
2により施工材にネジ込まれる。
ところで、元来、軸部の長さ寸法が短いネジの場合に
は、ネジが連結帯から離脱した時にネジがドライバビッ
トの先端に保持されていることが必要であるため、予め
磁化されたドライバビットを用いてネジを磁着保持する
ことが行なわれている。したがって前記従来の連結帯2
0では、ネジ16の頭部19が連結帯20から抜け出る
瞬間に、ネジ16の軸部17を保持していた連結帯20
の片がその復元力によりネジを斜め上方向(第8図のq
方向)に弾けさせるため、頭部19の周辺に変則的に作
用し、ネジ16がドライバビット22から脱落してしま
うことがある。
また、この場合、ネジの正しい垂直状態が保持されず、
軸線が連結帯の基面に対し斜めになり、軸先が一定せ
ず、不安定になりやすいので、頭部19に対してドライ
バビット22が嵌合できなかったり、嵌合不良によりネ
ジ込み時にネジが脱落する現象も生じた。
(考案の目的) 本考案は前記した従来の課題を解消するためになされた
もので、ネジを安定した姿勢で確実に保持するととも
に、ネジ締め機の回転ドライバビットによって押出され
るときに、ネジを正しい姿勢で充分な嵌合力を与えるよ
うに保持でき、さらにネジ保持部がネジの頭部に対し変
則的な力を及ぼさないようにして、ネジの頭部を回転ド
ライバビットの先端へ確実に嵌合させることができるネ
ジの連結帯を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案に係るネジの連結帯
は、長尺の可撓性合成樹脂シートからなるネジ連結帯で
あって、その長手方向に沿ってネジの軸部を貫通させて
保持するための複数の開口を等間隔に形成するととも
に、各開口の周囲には複数のスリットを螺旋状に形成
し、且つ各スリットの内周側端と前記開口の周縁との間
に切断容易な間隔をおいたことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 前記構成によれば、ネジ込み時にドライバビットが回転
しながら連結帯に保持されたネジの頭部に係合してさら
にネジをネジ込み方向に押し込むとき、同時に、連結部
も下方に変位してネジの頭部の下面を支持する。したが
って、ネジは連結帯に対し安定した正しい垂直姿勢が保
持される。しかも、前記連結帯はスリットは螺旋状に形
成されているから、各スリットの長さが比較的長い。こ
のため、螺旋状のスリットによって区画形成されたシー
ト片の全体の変形度合いが大きくなるので、押し込みに
よる変位も大きくなる。このように、ネジは長い時間、
安定した状態で保持されるから、ドライバビットの先端
は確実にネジの頭部溝に嵌合することができる。
また、上述のように各スリットの長さが比較的長いた
め、ネジが連結帯から離脱する際、連結部が切断された
直後に、シート片の弾発力によってネジの頭部に作用す
る力は小さく、しかも離脱時にネジは連結帯の基面から
深く沈み込んでいるため、その作用方向はネジの頭部の
側部に対し横方向となるので、シート片がドライバビッ
トに嵌合したネジを弾くことがない。したがって、ネジ
が連結帯から離脱後もドライバビットから脱落すること
なく安定に保持することができる。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施例について説明する。
図において符号1は長尺の可撓性合成樹脂シート(例え
ばポリエチレンシート)による連結帯を示す。連結帯1
の巾は、ネジ締め機における連結帯供給口に挿入し得る
寸法に形成されている。また、その長手方向に沿ってネ
ジ2の軸部3を貫通させて保持するための複数の開口4
が等間隔に形成されている。各開口4の周囲には複数の
スリット5、6、7、8が螺旋状に形成されている。さ
らに、各スリット5、6、7、8の内周側端と前記開口
4の周縁との間に切断容易な間隔をおいた連結部10、
11、12、13が設けられている。
なお、スリット5、6、7、8は夫々が弧状をなし、ネ
ジ締め機の回転ドライバビット9の回転方向に沿って開
口4を囲むように螺線状に切込まれており、一定の長さ
を有している。
ネジの連結帯1は上述のように構成されているから、第
3図に示すように、ネジ込み時にネジ締め機内のドライ
バビット9が回転しながら連結帯1に保持されたネジ2
に係合し、そのまま押圧してネジ2を連結帯1から離脱
させる。ところで、ドライバビット9がネジ2の頭部1
4に係合してさらにネジ2を押し込むとき、ネジ2は第
4図のように下方に移動する。同時に、連結部10、1
1、12、13も下方に変位してネジ2の頭部14の下
面aを支持する。したがって、ネジ2は連結帯1に対し
安定した正しい垂直姿勢が保持される。しかも、前記連
結帯1はスリット5、6、7、8は螺旋状に形成されて
いるから、各スリット5、6、7、8の長さが比較的長
い。このため、螺線状のスリット5、6、7、8によっ
て区画形成されたシート片5a、6a、7a、8aの全
体の変形度合いが大きくなるので、下方への押し込みに
よる変位dも大きくなる。このように、ネジ2は長い時
間、安定した状態で保持されるから、ドライバビット9
の先端は確実にネジの頭部溝15(プラス溝またはマイ
ナス溝)に嵌合することができる。
また、各スリット5、6、7、8の長さが比較的長いた
め、ネジ2が連結帯1から離脱する際、連結部10、1
1、12、13が切断された直後に、シート片5a、6
a、7a、8aの弾発力によってネジ頭部に作用する力
は小さく、しかも離脱時にネジ2は連結帯1の基面から
深く沈み込んでいるため、第5図に示すように、その作
用方向pはネジの頭部の側部に対し横方向となるので、
シート片5a、6a、7a、8aがドライバビット9に
嵌合したネジ2を弾くことがない。したがって、ネジ2
が連結帯1から離脱後もドライバビット9から脱落する
ことなく安定に保持することができる。
なお、前記スリットは一つの開口に対し4個のスリット
を設ける例に限定されない。また、各スリットの形状は
弧状のほか、例えばL字形状としてもよく、あるいはス
リットを渦巻き状に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係るネジの連結帯を示す要部の拡
大正面図、第2図はネジを嵌めた状態の側面図、第3図
及び第4図は回転ドライバビットによるネジの緊締を示
す説明図、第5図はスリットの変形例を示す正面図、第
6図は従来の連結帯を示す正面図、第7図及び第8図は
従来の連結帯使用によるネジの緊締を示す説明図であ
る。 符号1……連結帯、2……ネジ、3……軸部、4……開
口、5、6、7、8……スリット、10、11、12、
13……連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の可撓性合成樹脂シートからなるネジ
    連結帯であって、その長手方向に沿ってネジの軸部を貫
    通させて保持するための複数の開口を等間隔に形成する
    とともに、各開口の周囲には複数のスリットを螺旋状に
    形成し、且つ各スリットの内周側端と前記開口の周縁と
    の間に切断容易な間隔をおいたことを特徴とするネジの
    連結帯。
JP14394989U 1989-12-13 1989-12-13 ネジの連結帯 Expired - Fee Related JPH0623763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14394989U JPH0623763Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 ネジの連結帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14394989U JPH0623763Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 ネジの連結帯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0385708U JPH0385708U (ja) 1991-08-29
JPH0623763Y2 true JPH0623763Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=31690698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14394989U Expired - Fee Related JPH0623763Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 ネジの連結帯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0623763Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0385708U (ja) 1991-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5450774A (en) Hand tool set
US4631783A (en) Holding unit
JPS5922084B2 (ja) 回転圧入締付具支持体及び帯片
JP4176644B2 (ja) 切削工具
JP2582404Y2 (ja) クリップ
GB2168917A (en) A device for holding a screw bolt nail or the like
US4644831A (en) Adaptor sleeve
US4139036A (en) Screw starter
JPH0214933Y2 (ja)
JP2880703B1 (ja) ねじ保持ベルト
US20080029414A1 (en) Connecting Fastener And Fastener Holder
EP1212539B1 (en) Magazine for screws
JPH0623763Y2 (ja) ネジの連結帯
US20030127346A1 (en) Screw feed belt
US20030035702A1 (en) Screw feed belt assembly
JPH04372373A (ja) 自動ねじ打器のねじ帯
JP2525412Y2 (ja) 自動ネジ締め機用ネジ連結帯
JPS5847299Y2 (ja) ねじ保持具
JP3027975B2 (ja) 連結ネジ
JPH0711846Y2 (ja) ホールソー
JP3048031B2 (ja) 連結ネジ用連結帯
JPH0735133Y2 (ja) ねじ保持ベルト
JP3040148U (ja) ボルト、小ねじ等保持具
JPS6326567Y2 (ja)
JPS603379Y2 (ja) 連結ネジ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees