JPH0792100B2 - 固着具保持帯への固着具の連結構造 - Google Patents
固着具保持帯への固着具の連結構造Info
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- JPH0792100B2 JPH0792100B2 JP2327114A JP32711490A JPH0792100B2 JP H0792100 B2 JPH0792100 B2 JP H0792100B2 JP 2327114 A JP2327114 A JP 2327114A JP 32711490 A JP32711490 A JP 32711490A JP H0792100 B2 JPH0792100 B2 JP H0792100B2
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- Japan
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- fastener
- tab
- base body
- fasteners
- nail
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Description
るタブを備え、タブには釘やねじ等の固着具の軸部が取
り外し可能に支持される湾形状の切り込みが形成された
固着具保持帯に、固着具が斜めに並列保持される固着具
保持帯への固着具の連結構造に関する。
え、タブには釘やねじ等の固着具の軸部が取り外し可能
に支持される湾形状の切り込みが形成されている固着具
保持帯は、特公昭46−4040号公報等によって良く知られ
ている。この固着具保持帯は固着具軸部を保持帯の長手
方向に直角な方向に並列に連結するもので、固着具を支
持した保持帯をコイル状に巻回してマガジンに収容する
ことができ、これにより、多数の固着具を動力式回転具
打込機のマガジンからノーズに供給するのに使用されて
いる。
帯では、釘等の多数の固着具が保持帯の基体を跨いで且
つ基体の長手方向に直交して相互に並列に保持されてい
る。この直交並列配列保持の固着具連結構造に対して、
固着具が保持帯の基体を跨いで且つ基体の長手方向に対
して斜めに並列保持される連結構造も知られている。こ
の斜め並列配列の場合には、直交並列配列のものに比べ
て、釘頭部等の拡径部を相互にずらして配列できるの
で、保持帯への固着具の数を増加できるという利点があ
る。
造では、直交並列配列の固着具連結構造のものと比較す
ると、固着具軸部がタブの切り込み部分に対して接する
面積が小さく、その保持力が小さいという問題があっ
た。この問題の解決のため、実公平2−4243号公報で
は、固着具軸部と切り込み部分との接面部分に硬化性樹
脂を塗布した連結構造が提案されている。しかし、この
公報に記載の連結構造では、保持帯へ釘を連結した後に
保持帯の切り込み部分へ硬化性樹脂を塗布するという面
倒な工程を必要とする不利があり、このため、連結構造
全体の価格を高くしてしまうという欠点もあった。
帯への連結構造であっても、樹脂の塗布等の付加的な工
程を必要としない且つ固着具の保持力の強い固着具の保
持帯への連結構造を提供することにある。
体と該基体の両縁部から対を成して立ち上がるタブを備
え、各タブには釘やねじ等の固着具の軸部が取り外し可
能に支持される切り込みが形成されている固着具保持帯
に、固着具が基体を跨ぎ且つその長手方向に対して斜め
に、各タブ対に並列保持される固着具保持帯への固着具
の連結構造であって、各タブの切り込みは、固着具軸部
に接する面がタブ厚さ方向全体に渡って固着具軸部に接
面するように、固着具軸部方向に沿って斜めに形成され
た面を有し、且つ、前記基体と前記タブを同一平面上に
展開した状態において、前記接面のため、各タブ対の一
方のタブの切り込みの前記斜面と他方のタブの切り込み
の前記斜面とが互いに逆の角度をもって形成されている
ことを特徴とする固着具保持帯への固着具の連結構造が
提供される。
明する。第1図は、本発明に係る連結構造を示し、この
連結構造では、保持帯1へ固着具としての釘2が、保持
帯1の基体3を跨ぎ且つ長手方向に対して斜めに並列保
持されている。第2図は、保持帯1の展開図を示してお
り、第3図及び第4図は、それぞれ、第2図のIII−III
線断面図及びIV−IV線断面図を示している。
る前に、第2図を参照して釘2等の固着具を保持する固
着具用保持帯1についての一般的な説明をする。釘2等
の固着具用保持帯1は、特開昭46−4040号公報等によっ
て良く知られているように、可撓性のプラスチック材料
の一体成形品で作られている。保持帯1は、基体3と、
この基体3の両縁部から対を成して立ち上がるタブ4、
4を備えている。なお、第2図は展開図であるので立ち
上がっていないが、固着具の支持のため、第1図のよう
に、各タブ4は基体3に対して立ち上がっている。この
タブ4、4には釘やねじ等の固着具2の軸部5が取り外
し可能に支持される湾形状の切り込み6が形成されてい
る。また、基体3には釘打機等の固着具打込機の保持帯
給送機構(図示せず)の送り爪が係止する穴7が基体3
の長手方向に一定の間隔で形成されている。この保持帯
1は可撓性プラスチック材料で作られているので、タブ
4に多数の釘2等の固着具を保持した状態でコイル状に
巻回でき、その巻回帯を釘打機等のマガジンに収納して
釘打機等の保持帯給送機構に案内することにより、釘を
ノーズに自動送りでき、連続的に板等の対象物に打込む
ことができる。
知られた固着具連結構造と違って、第1に図示のよう
に、固着具としての釘2が多数、基体3を跨いでその長
手方向に斜めに並列配列保持されている。この斜め並列
配列の連結構造は、特公昭46−4040号公報等の直交並列
配列のものに比べて、釘頭部等の拡径部を相互にずらし
て配列できるので、保持帯への固着具の数を増加できる
利点がある。斜め配列のため、第1図及び第2図の上下
で対を成すタブ4、4は、基体3の長手方向に対して上
下の位置がずれるように設けられている。なお、この斜
めの向きは、釘の先端が頭部より先行するようになって
いるのが好ましく、これにより、釘打機のハンドルを持
ち上げた姿勢で楽に打てる。斜め配列の連結構造の従来
のものでは、直交並列配列の連結構造と比較すると、固
着具軸部がタブの切り込み部分に対して接面する面積が
小さく、その保持力が小さいという問題があった。
樹脂の塗布工程を必要とせずに、保持力の大きい、保持
帯1への釘2等の固着具の斜め並列配列連結構造を提供
する。このため、本発明においては、第1図〜第4図に
明らかなように、各タブ4の切り込み6は、固着具とし
ての釘2の軸部5に接する面9がタブ厚さ方向全体に渡
って釘軸部に接面するように、釘2の軸部方向に沿って
斜めに形成された面を有している。また、面9を各タブ
4の厚さ方向全体に渡って釘軸部に接面させるため、各
タブ対の一方のタブ4の切り込み6の面9と他方のタブ
4の切り込み6の面9とは、第2図に示されているよう
に、保持帯1の基体3と全タブ4とを同一平面上に展開
した状態において、互いに逆の角度をもって斜めに形成
されている。このように、面9は、第3図の断面図にも
示すように、釘2の軸部5にタブ厚さ方向全体に渡って
接面できるように斜めに形成される。
によれば、各タブの切り込みは、固着具軸部に接する面
がタブ厚さ方向全体に渡って固着具軸部に接面するよう
に、固着具軸部方向に沿って斜めに形成された面を有
し、基体とタブを同一平面上に展開した状態で各タブ対
の一方のタブの切り込みの斜面と他方のタブの切り込み
の斜面とが互いに逆の角度をもって形成されているの
で、固着具の軸部への接面領域すなわち接触面積が、従
来の斜め連結構造の場合の点接触状態ではなくなり、更
に直交並列配列のものより切り込みが斜めの面を有する
分だけ接触面積が増加するので、タブの固着具軸部の保
持力が相当に強くなる。従って、硬化性樹脂等の塗布等
の付加的な工程がなくとも、固着具保持力が十分に強い
連結構造が得られる。
配列連結構造を、タブの部分を破断して示す正面図、第
2図は、第1図の固着具保持帯の展開図、第3図は、第
2図のIII−III線断面図、第4図は、第2図のIV−IV線
断面図である。 符号の説明 1……保持帯 2……釘(固着具) 3……基体 4……タブ 5……固着具(釘)の軸部 6……湾形状の切り込み 7……送り穴 9……軸部への接面部分
Claims (1)
- 【請求項1】細長い基体と該基体の両縁部から対を成し
て立ち上がるタブを備え、各タブには釘やねじ等の固着
具の軸部が取り外し可能に支持される切り込みが形成さ
れている固着具保持帯に、固着具が基体を跨ぎ且つその
長手方向に対して斜めに、各タブ対に並列保持される固
着具保持帯への固着具の連結構造において、各タブの切
り込みは、固着具軸部に接する面がタブ厚さ方向全体に
渡って固着具軸部に接面するように、固着具軸部方向に
沿って斜めに形成された面を有し、且つ、前記基体と前
記タブを同一平面上に展開した状態において、前記接面
のため、各タブ対の一方のタブ切り込みの前記斜面と他
方のタブの切り込みの前記斜面とが互いに逆の角度をも
って形成されていることを特徴とする固着具保持帯への
固着具の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327114A JPH0792100B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 固着具保持帯への固着具の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2327114A JPH0792100B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 固着具保持帯への固着具の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194410A JPH04194410A (ja) | 1992-07-14 |
JPH0792100B2 true JPH0792100B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=18195457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2327114A Expired - Lifetime JPH0792100B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 固着具保持帯への固着具の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792100B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0488509U (ja) * | 1990-12-19 | 1992-07-31 | ||
JP2601403Y2 (ja) * | 1992-08-31 | 1999-11-22 | 若井産業 株式会社 | 連結釘のテープ |
CN106976548B (zh) * | 2017-05-04 | 2024-01-26 | 中国空气动力研究与发展中心高速空气动力研究所 | 一种可预置断裂角度的断裂板及其断裂角度设计方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850095Y2 (ja) * | 1981-10-31 | 1983-11-15 | 村田産業株式会社 | 自動釘打機に用いる釘の連結体 |
JPH0451205Y2 (ja) * | 1988-04-30 | 1992-12-02 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2327114A patent/JPH0792100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04194410A (ja) | 1992-07-14 |
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