JPS631857Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS631857Y2
JPS631857Y2 JP1982101414U JP10141482U JPS631857Y2 JP S631857 Y2 JPS631857 Y2 JP S631857Y2 JP 1982101414 U JP1982101414 U JP 1982101414U JP 10141482 U JP10141482 U JP 10141482U JP S631857 Y2 JPS631857 Y2 JP S631857Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
band
locking
thin plates
core metal
thin
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982101414U
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English (en)
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JPS596916U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10141482U priority Critical patent/JPS596916U/ja
Publication of JPS596916U publication Critical patent/JPS596916U/ja
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Publication of JPS631857Y2 publication Critical patent/JPS631857Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバンド、例えばブレスレツト等に使用
されるバンドに関する。
〔従来技術〕
この種のバンドとしては、実開昭51−98571号
公報に記載のものが知られている。これは、係止
部の一端は、永久磁石により構成され、他端は永
久磁石または磁性材料により構成され、かつ前記
係止部両端に係止を目的とする複数の係止溝を有
することを特徴とする時計用バンドである。また
別の従来例としては、特開昭57−7907号公報に記
載のものが知られている。これは、永久磁石にお
ける磁極面一方に止着した強磁性鈑と、該永久磁
石における磁極面他方に磁着脱自在に当接するよ
うにしてなる強磁性鈑とをこの強磁性板における
いずれか一方または両方より突設してなる強磁性
桿を介して磁着脱自在に当接せしめるようにした
係合具においてこの係合具における永久磁石周面
の全部または一部に塗料皮膜を積層生成せしめる
ようにしたものである。
〔解決しようとする問題点〕
特開昭57−7907号公報に記載の従来例は、単に
両最端部の係止具の一方を永久磁石、他方を強磁
性鈑となして磁着自在となしたものであり、複数
の薄板が交互に噛み合つた状態で磁着する構成で
はないので長さの調節ができず、係止強度も劣る
ものであつた。
実開昭51−98571号公報記載の従来例は、係止
部の一端を永久磁石、他端を永久磁石または磁性
材料にて構成した帯状体の両端部を係止溝に合わ
せ、互いに重ね合わせて長さ調節可能に係止する
方式の時計用バンドに関する記載がなされている
が、これも芯金に挿通された薄板状部材を交互に
噛み合わせ磁着固定するようにしたものではない
ため、係止強度が劣るものであつた。
そこで、本考案は、長さ調整を簡単に行え、係
止強度も向上させたバンドを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案は、可撓性
を有する芯金と、該芯金に挿通等して取付けら
れ、芯金の長手方向に所定の間隔をもつて積層さ
れる多数の薄板とからなるバンドであつても、前
記芯金の一端には磁石からなる薄板を少なくとも
一つ有する第1の係止部を設け、他端には磁性体
または磁石からなる薄板を複数有する第2の係止
部を設けてなり、前記第1の係止部と第2の係止
部との薄板を噛み合わせ磁気吸着させるようにし
たものである。
〔作用〕
この考案はバンドを腕にはめるときは、腕の形
状に合わせて曲がり、腕にフイツトし、長さの調
節を行うときは、芯金に挿通された薄板状部材を
交互に噛み合わせ磁着固定させればよい。また、
薄板が交互に噛み合うために係止強度も向上す
る。
〔実施例〕
以下図示の実施例によつて本考案を説明する。
第1図に本考案の一実施例であるバンド10を
示す。バンド10は、詳細に第2図に示すよう
に、複数の薄板1を本考案の線体である芯金2・
3に嵌設、または挿通により取付けたものであ
る。薄板1には、芯金2・3が挿通する挿通孔1
1・12が左右対象となるように穿設されてい
る。芯金2・3は可撓性を有し、繰り返しの可撓
によつて疲労の少ない材料が使用されている。薄
板1は重なり合うように芯金2・3に取付けられ
ている。またバンド10の両端部は複数の磁石ま
たは磁性体よりなる係止部4・5となつている。
係止部4・5は、第3図に示すように、芯金2・
3に取付けられる薄板1を所定間隔、好ましくは
薄板1の厚み分離間させて固定したものである
が、多少広めに設定しても何等不都合はなく、各
薄板1が芯金2・3に対し、隣接する磁石薄板が
密着しない範囲内でその軸方向に比較的容易に移
動するものであつてもよい。なお芯金2・3へ薄
板1を固定するには接着剤を利用する等適宜手段
を用いることができる。さらに係止部4・5の薄
板1は、一方の例えば係止部4の薄板1が例えば
Fe−Cr−Co系合金の磁石または希土類合金の永
久磁石体より形成されていて、他方の係止部5の
薄板1が鉄系合金の磁性体で形成されているか、
或いは両方の係止部4・5の各薄板1がFe−Cn
−Co系合金の永久磁石体から構成されていても
よい。そして、係止部4と係止部5とを当接させ
れば、両者の薄板1が磁力によつて、第3図に示
すように、好ましくは交互に噛み合うように嵌合
して吸着し合い、バンド10はリング状となる。
このようにバンド10は、全体として可撓性を備
え、腕等の形状に合わせて曲げることができ、後
は係止部4と5とを近接させれば磁力によつて係
止部4と5が前述の如く係合し合い、バンド10
を腕等に取付けることができる。さらに係止部4
または5に複数の薄板からなる磁石を配設した場
合、芯金2・3が可撓性を有する関係上、各々の
薄板が磁気的に吸着してしまい、嵌合するのに不
都合が生じることもあるが、前述したように、隣
接する薄板同士が密着するほどには移動できない
ように構成されているので、指等で磁気吸着部を
片側に調節することにより、その反対側は嵌合す
るのに十分な間隔に開くので、係合せしめる動作
に不都合を生じることはない。また、前記係止部
4・5に配設された複数の薄板は、各々の間隔を
薄板の厚みと同程度に設定した場合、前記係止部
4・5を係合させたとき、その部分だけ可撓性が
なくなつてしまうが、その部分は例えば時計バン
ド或いはブレスレツトの場合において、手首の周
囲の長さから判断しても数cm程度の部分であり、
装着時に違和感または不都合を生じるほどのもの
ではなく、その程度のことは薄板にテーパを付す
など従来公知の手段を用いることにより、容易に
手首に馴染むようにすることが可能である。
なお前記実施例における係止部4・5以外の薄
板は、黄銅等銅系合金,ステンレス等の鉄系合
金,金,銀またはこれらを含む合金等,或いは合
成樹脂板,または金属板の表面を薄く合成樹脂被
覆したものなど種々のものを使用することができ
る。また薄板の形状も前記第2図の実施例に限定
されるものでなく、色々なデザインを施すことが
できる。またバンド10の両端部に設けられた係
止部4・5において、磁性体または磁石からなる
薄板の枚数は所望の調節長さに対応して適宜増減
することが可能である。
〔効果〕
以上説明したように、本考案は、可撓性を有す
る芯金と、該芯金に挿通等して取付けられ、芯金
の長手方向に所定の間隔をもつて積層される多数
の薄板とからなるバンドであつて、前記芯金の一
端には磁石からなる薄板を少なくとも一つ有する
第1の係止部を設け、他端には磁性体または磁石
からなる薄板を複数有する第2の係止部を設けて
なり、前記第1の係止部と第2の係止部との薄板
を噛み合わせ磁気吸着させるようにしたものであ
る。したがつて、腕等に巻き付けるときに端部同
士を当接させれば吸着し合い、両端部が係合さ
れ、また噛み合わせ数の増減によりバンドの取付
けがワンタツチで長さ調節自在に行われ、この操
作は片手でも行え便利である。なおまた、係止強
度の面でも優れたものとなる。また線体である芯
金に薄板を取付ければよく、製作も簡単であり、
コストの低減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すバンドの側面
図、第2図はバンドの構成を示す薄板の斜視図、
第3図は係止部の拡大側面図である。 1……薄板、2・3……芯金(線体)、4・5
……係止部、10……バンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性を有する芯金と、該芯金に挿通等して取
    付けられ、芯金の長手方向に所定の間隔をもつて
    積層される多数の薄板とからなるバンドであつ
    て、 前記芯金の一端には磁石からなる薄板を少なく
    とも一つ有する第1の係止部を設け、他端には磁
    性体または磁石からなる薄体を複数有する第2の
    係止部を設けてなり、 前記第1の係止部と第2の係止部との薄板を噛
    み合わせ磁気吸着させるようにしたことを特徴と
    するバンド。
JP10141482U 1982-07-05 1982-07-05 バンド Granted JPS596916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141482U JPS596916U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バンド

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JP10141482U JPS596916U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS596916U JPS596916U (ja) 1984-01-17
JPS631857Y2 true JPS631857Y2 (ja) 1988-01-18

Family

ID=30239486

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JP10141482U Granted JPS596916U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バンド

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577907A (en) * 1980-05-17 1982-01-16 Taamo:Kk Engaging tool

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5198571U (ja) * 1975-02-04 1976-08-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577907A (en) * 1980-05-17 1982-01-16 Taamo:Kk Engaging tool

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JPS596916U (ja) 1984-01-17

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