JP2000334049A - リング状磁気装身具 - Google Patents

リング状磁気装身具

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JP2000334049A
JP2000334049A JP11150713A JP15071399A JP2000334049A JP 2000334049 A JP2000334049 A JP 2000334049A JP 11150713 A JP11150713 A JP 11150713A JP 15071399 A JP15071399 A JP 15071399A JP 2000334049 A JP2000334049 A JP 2000334049A
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JP
Japan
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ring
magnetic
accessory
shaped
shape
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JP11150713A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yokomori
政博 横森
Yoshihiro Yokomori
義浩 横森
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KOSHU SHUGYOKUDOU KK
Original Assignee
KOSHU SHUGYOKUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】貴金属類の持つ装飾性を持つリング状装身具で
ありながら、指や手首等の周囲に磁気を作用させること
ができ、指や手首等に磁力を作用させて血行を良くさせ
ることが可能なリング状磁気装身具を提供。 【解決手段】リング状装身具21の軸芯方向に沿って1
または2以上の磁性体22を配置し、その周囲を所定の
肉厚の装飾性金属類23で被覆してリング部分を形成し
た上、内蔵した磁性体に着磁したことを特徴とするリン
グ状磁気装身具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は貴金属類の持つ装
飾性を持つリング状装身具でありながら、指や手首等の
周囲に磁気を作用させることができ、指や手首等に磁力
を作用させて血行を良くさせることが可能なリング状磁
気装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気リングとしては、特開平8−
107937号公報に記載されたような、指輪のリング
部分の内面に永久磁石を埋め込んだものが知られてい
る。そして上記先行技術には、図6のようなリング部分
11の内面に円柱状の永久磁石12を埋め込み、必要に
応じて再着磁した指輪や、図7のような、リング部分1
1の内面に細条状の磁石12’を埋め込んだ指輪も開示
されている。
【0003】またこれとは別に、実開昭55−1830
4号公報に記載され、図8に示したような、指輪の全体
を磁性材料で構成し、指輪のリング部分11’に沿っ
て、リング部分11の幅方向にN極とS極が並ぶように
着磁することにより、幅方向に沿って磁力線を出すよう
にして大きな磁束量を得ることができるようにした指輪
も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の、
指輪のリング部分11の内面に永久磁石12,12’を
埋め込んだだけの指輪や、永久磁石12を埋め込み加工
した後、永久磁石12に再着磁するようにした指輪にお
いては、永久磁石12,12’の素材の加工性が悪く、
また取扱い作業中に落下や工具に当たった衝撃等で割れ
たり、破損してしまうため、歩留りが悪く、不良品も発
生しやすいという欠点があった。もちろん、鋳造やロー
付け等の溶接中に磁力を失った永久磁石12,12’に
再着磁するという効率の悪い作業を要するという問題点
も存する。
【0005】後者の、指輪の全体を磁性材料で構成し、
指輪のリング部分11’に沿って、リング部分11’の
幅方向にN極とS極が並ぶように着磁することにより、
幅方向に沿って磁力線を出すようにした指輪において
は、指輪の全体を構成する磁性材料が装飾性に欠けるた
めに装身具としての用途には不適当である上、磁性材料
に錆等が発生しやすく、短期間に使用に耐えないものと
なってしまうという欠点があった。
【0006】この発明は従来例の上記欠点を解消しよう
とするものであり、貴金属類の持つ装飾性を持つリング
状装身具でありながら、指や手首等の周囲に磁気を作用
させることができ、指や手首等に磁力を作用させて血行
を良くさせることが可能なリング状磁気装身具を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のリン
グ状磁気装身具は、リング状装身具の軸芯方向に沿って
1または2以上の磁性体を配置し、その周囲を所定の肉
厚の装飾性金属類で被覆してリング部分を形成した上、
内蔵した磁性体に着磁したことを特徴とするものであ
る。
【0008】この発明のリング状磁気装身具は、リング
状装身具の軸芯方向に沿って1または2以上の磁性体を
配置し、その周囲を所定の肉厚の装飾性金属類で被覆し
た鞘芯構造のリング構成部材をリング状に形成した上、
内蔵した磁性体に着磁したことを特徴とするものであ
る。
【0009】この発明によれば、貴金属類の持つ装飾性
を持つリング状装身具でありながら、指や手首等の周囲
に磁気を作用させることができ、指や手首等に磁力を作
用させて血行を良くさせることが可能なリング状磁気装
身具を提供することができるようになった。
【0010】またこの発明のリング状磁気装身具は、製
造が簡単であるとともに、錆等の発生もなく長期間の使
用にも充分耐えることができ、耐久性に優れていて衝撃
等で破損したり、磁性体がリング状装身具のリング部分
から抜け落ちるといった欠点のないリング状磁気装身具
を提供することができるようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、この発明によるリング状
磁気装身具の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明
する。
【0012】図面はこの発明のリング状磁気装身具の1
実施例を示すものであり、図1は内部に1または2以上
の磁性体22を配置し、その周囲を所定の肉厚の装飾性
金属類23で被覆した鞘芯構造のリング構成部材21を
示す側面図、図2は鞘芯構造のリング構成部材21をリ
ング状に形成する過程を示す斜視図、図3は鞘芯構造の
リング構成部材21をリング状に形成した状態の一部切
り欠き斜視図、図4はリング状磁気装身具の縦断面図、
図5はリング状磁気装身具の横断面図、図6は第1の従
来例を示す斜視図、図7は第1の従来例の変形例を示す
要部切り欠き側面図、図8は第2の従来例を示す概略側
面図である。
【0013】図1において21は、その断面の内部に磁
性体22を配置し、その周囲を所定の肉厚の装飾性金属
類23で被覆した鞘芯構造のリング構成部材である。上
記磁性体22としては、着磁しやすい鉄、ニッケル、コ
バルト、マンガン、およびそれらの化合物や合金、粉
末、もしくはこれらを配合したゴムあるいは樹脂成形体
などが挙げられる。もちろん、加工性やコスト等を勘案
して、鉄あるいは鉄の合金が望ましい。これらの素材か
らなる磁性体22は、その形状が角形、円盤状等の板
状、丸棒状や角棒状等の棒状、U字状断面、その他の形
状から適宜選択することができ、その長さも短いものか
ら長いものまで自由に選択することができる。
【0014】また所定の肉厚の装飾性金属類23として
は、貴金属として知られている金や銀、ホワイトゴール
ド、プラチナ、およびそれらの合金のみならず、真ちゅ
うの一種である丹銅(亜鉛5〜20%)などをも含むも
のである。
【0015】断面の内部に1または2以上の磁性体22
を配置し、その周囲を所定の肉厚の装飾性金属類23で
被覆した上記鞘芯構造のリング構成部材21は、その断
面形状が角形、円形、U字状断面、その他の形状から適
宜選択することができる。そして、図2のように芯金
(マンドレル)24等を用いて曲げ加工され、所定の径
のリング状に形成される。その際、鞘芯構造のリング構
成部材21の両端面は、突き合わせたときに正対するよ
うに、外周側に向かって長くなる傾斜面25を形成して
おくことが望ましい。もちろん、鞘芯構造のリング構成
部材21の端部側面で重ね合わせるようにしてもよい。
なお、鞘芯構造のリング構成部材21のデザインは所定
の形状を有していて変形しにくいものなどから、駒のよ
うな形状などを連結して自由に変形するものなどまで適
宜選択することができる。
【0016】図3ないし図5は、上記鞘芯構造のリング
構成部材21を曲げ加工し、両端の上記傾斜面25を突
き合わせて連結することにより、所定の径のリング状に
形成したところを示している。もちろん、上記連結に際
しては両端の上記傾斜面25を突き合わせてロー付け、
もしくは拡散溶接等により接合すればよい。なお、所定
の肉厚の装飾性金属類23は当然ロー付け、もしくは拡
散溶接等で接合することが可能であるが、バングルのよ
うに切れ目を備えていて、開閉可能としてもよい。もち
ろん、内部に配置した磁性体22は接合しなくてもよ
い。
【0017】この発明のリング状磁気装身具の製造に際
しては、上記曲げ加工工程と端部の接合工程によるリン
グ状磁気装身具の形成のみならず、あらかじめ1または
2以上の磁性体22をリング状に配置しておき、当該磁
性体22の周囲を所定の肉厚の装飾性金属類23で被覆
してリング状に形成することもできる。この所定の肉厚
の装飾性金属類23による被覆手段としては、リング状
に配置した磁性体22を所定の肉厚の板状の装飾性金属
類23で巻き締め、その端縁を長さ方向に沿ってロー付
けすることが挙げられる。
【0018】また、所定の肉厚の装飾性金属類23によ
る磁性体22の被覆手段として、磁性体22を鋳造用の
型内にリング状に配置し、その周囲に装飾性金属類23
を流し込んで所定の肉厚となるよう鋳造することにより
一体化する方法を採用することもできる。この場合には
リング状磁気装身具全体が継ぎ目のない状態のものとな
り、ロー付け部分(ロー目)の変色のおそれがなく、品
質の非常に良好なリング状磁気装身具を得ることが可能
である。
【0019】以上の各工程を用いて得たリング状磁気装
身具は、その後に磁性体22を所定の肉厚の装飾性金属
類23で被覆した半製品全体を対象とする着磁作業が行
なわれ、内蔵した1または2以上の磁性体22に対して
着磁が行なわれる。その際に得ようとする磁力は、着磁
作業において、あるいは磁性体22の組成等によって適
宜調整することが可能である。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、貴金属類の持つ装飾
性を持つリング状装身具でありながら、指や手首等の周
囲に磁気を作用させることができ、指や手首等に磁力を
作用させて血行を良くさせることが可能なリング状磁気
装身具を提供することができるようになった。
【0022】またこの発明のリング状磁気装身具は、製
造が簡単であるとともに、錆等の発生もなく長期間の使
用にも充分耐えることができ、耐久性に優れていて衝撃
等で破損したり、磁性体がリング状装身具のリング部分
から抜け落ちるといった欠点のないリング状磁気装身具
を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のリング状磁気装身具の1実施例を示
し、リング状に形成する段階の前の鞘芯構造のリング構
成部材を示す側面図である。
【図2】鞘芯構造のリング構成部材をリング状に形成す
る過程を示す斜視図である。
【図3】鞘芯構造のリング構成部材をリング状に形成し
た状態の一部切り欠き斜視図である。
【図4】得たリング状磁気装身具の縦断面図である。
【図5】得たリング状磁気装身具の横断面図である。
【図6】第1の従来例を示す斜視図である。
【図7】第1の従来例の変形例を示す要部切り欠き側面
図である。
【図8】第2の従来例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
11,11’ リング部分 12,12’ 永久磁石 21 鞘芯構造のリング構成部材 22 磁性体 23 装飾性金属類 24 芯金 25 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横森 義浩 山梨県甲府市新田町5−9 Fターム(参考) 3B114 AA02 AA03 AA11 CC08 JA09 JB05 4C106 AA01 BB04 CC17 DD08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状装身具の軸芯方向に沿って1ま
    たは2以上の磁性体を配置し、その周囲を所定の肉厚の
    装飾性金属類で被覆してリング部分を形成した上、内蔵
    した磁性体に着磁したことを特徴とするリング状磁気装
    身具。
  2. 【請求項2】 リング状装身具の軸芯方向に沿って1ま
    たは2以上の磁性体を配置し、その周囲を所定の肉厚の
    装飾性金属類で被覆した鞘芯構造のリング構成部材をリ
    ング状に形成した上、内蔵した磁性体に着磁したことを
    特徴とするリング状磁気装身具。
JP11150713A 1999-05-28 1999-05-28 リング状磁気装身具 Pending JP2000334049A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105539A1 (en) * 2003-06-03 2004-12-09 Kui Ma Ka Magnetic jewellery
CN108741481A (zh) * 2018-08-20 2018-11-06 深圳市旭隆珠宝首饰有限公司 一种珠宝结构
KR101936808B1 (ko) * 2017-06-02 2019-01-09 안상훈 국부전계 접촉형 액세서리
WO2022119282A1 (ko) * 2020-12-03 2022-06-09 석현택 통증 완화 기능을 갖는 피부 자극 반지

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