JPS63184866A

JPS63184866A - 小荷物の宅配方式

Info

Publication number: JPS63184866A
Application number: JP62016912A
Authority: JP
Inventors: Keiji Masuzawa; 増沢　敬次
Original assignee: Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Current assignee: Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Priority date: 1987-01-27
Filing date: 1987-01-27
Publication date: 1988-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、鉄道の駅や空港、スーパー、店舗等のその
構内や店頭等に設置し、小荷物の輸送・配送を自動的か
つ無人的に引き受ける小荷物の宅配方式に関するもので
ある。

（従来の技術）従来、住宅、商店を主とする小荷物の輸送・配送は一般
的には宅配便が広く普及しているが、この様な宅配便に
よる前記小荷物の輸送や配送は、第６図に示すようにし
て為されている。即ち、１１り２小荷物の輸送に際して
、まず宅配便の参す用客であるその荷物の送り主Ｉが、
宅配便の取次店２にその荷物を持参して、その担当者に
受け付けて貰う。こうして前記取次店２に届けられた荷
物３は次に荷物会社４の小型トラック等５で、ここから
輸送基地６に配送される。この輸送基地６で地域別の積
み替え等が為されて目的地に近い別の輸送基地７に大型
トラック等８で輸送され、ついでこの輸送基地７から目
的地の荷物会社９の小型１ｆｌＯで荷受け人の住宅１１
に配送された。

しかし、上述のような宅配便ではその小荷物はその荷物
の送り主によって、原則として上記取次店まで届けられ
なければならない。取次店側で、受け取りに来てくれる
ことも有るけれども、この場合でも人手が何時でもある
訳ではないから、印刻に来てくれる訳ではない。父上記
取次店は任意の契約によって出店されるので、その分布
は不統−となりがちで地区によってはその存在を見いだ
せないこともある。

この様なことは鉄道で、余り良く知っていない土地を旅
行している時にも同様である。つまり、その旅行途中、
又はその行き先の駅に下車して、宅配便で小荷物を送ろ
うとしても、その取次店を容易には見いだすことができ
ないか、又はｆｆうてもそれ程近くに有る訳ではなかっ
た。従って、上記の現行の小荷物の輸送手段は、利用客
側からみて、特にその小荷物を受け付ける取次店の設置
場所などにおいて、不便な部分を、多々有しているとい
う欠点があった。

（発明が解決しようとケる問題点）本発明の目的は、上記欠点を克服して、前記駅や空港、
大型店舗などの交通の便の良い場所、人の集まる場所等
に省スペースでらあり、容易に設置することができ、か
つ人手を介さないで自動的かつ無人的に小荷物の宅配を
引き受１．）ることのできる宅配／Ｊ物受理設備を媒介
として宅配便を運用する小荷物の宅配方式を提供する倶
とにある。

（問題点を解決するための手段）本発明の小荷物の宅配方式は、開閉自在でかつ施錠する
ことのできる宅配荷物収納ボックスと、宅配料金を計算
し、表示し、貨幣を受け入れ、釣銭を返却し、預かりカ
ード等を放出する自動宅配料金処理装置を媒介とするこ
とに特徴を有するものである。

（作用）宅配便として送付する小荷物を宅配荷物受理設備の近傍
にあるＪ１ｒｍ計に乗せて、地区名押しボタンと重量区
分押しボタンを押すと、使用料金がＬＥＤなどにより表
示され、その金額を、硬貨投入口又は紙幣挿入口から投
入・挿入する。このようにすると、宅配荷物収納ボック
スが開放可能となり、その開放された宅配荷物収納ボッ
クスの中には袋及び送り状が入っていて、その袋を取り
出して、この中に前記小荷物を収め、その送り状に記入
して、これらを前記宅配荷物収納ボックスに入れ、その
扉をしめて、扉開ボタンを押すことにより、宅配の受付
の手順が終了となる。以上によりその後この宅配荷物は
宛て先に配送される。

（実施例）次にこの発明の一実施態様の小荷物の宅配方式を図面を
参照して詳細に説明する。

第１図（ａ）は、この発明の一実施態様の小荷物の宅配
方式で使用する宅配荷物受理設備の正面図、第１図（ｂ
）はその側面図、第２図はその宅配荷物受理設備の要部
の拡大正面図、第３図はこの宅配荷物受理設備の動作の
ブロック図、第４図はそのフローチャート、第５図は、
この発明の小荷物の宅配方式の説明図である。

第１図、第２図及び第３図において、Ｉ２はこの発明の
小荷物の宅配方式で使用する、一実施例の宅配荷物受理
設備であり、例えば、鉄道昇降駅の乗客の流れに面して
設置される。１３は、開閉自在の扉で、扉開ボタン１４
により、手向側にその扉が開放されるようにしである。

１５は宅配荷物の宅配荷物収納ボックスであり、ここに
宅配荷物が収容される。利用客が、使用可表示の点灯し
ている宅配荷物収納ボックス１５の扉開ボタン１４を押
下し扉１３を開けて荷物をこの宅配荷物収納ボックス１
５に入れ、前記扉１３を閉め、扉開ボタン！７を押し下
げることによって錠前により錠が掛かる。Ｉ６は宅配荷
物収納ボックスの使用中は消灯するモニターランプ、１
８は、宅配荷物の集配人が主として使用する扉開放用キ
ースイッチである。

１９は自動宅配料金処理装置２０前面の操作部（接客！
１）であり、この自動宅配料金処理装置２０内には、マ
イクロプロセッサ（ＣＰＵ）２１．外部メモリ２２、入
力ボート２３、出力ボート２４、コイン装置２５　、紙
幣装置２６、預かりカード印刷送出機２７を組み込んで
ある。これらの詳しい説明は一般的に公知のそれらを用
いるので、ここでは省略する。この接客部１９において
２８は宅配荷物受理設備の使用方法を示す掲示文であり
、ここには例えば次のような記載がされている。すなわ
ち、（１）荷物を重量計の上に乗せて下さい。

（２）Ｉｆｆｉ区分押しボタンを押して下さい。（３）
送り先の地区名ボタンを押してください。　（４）あな
たのご使用料金は上の使用料金表示器の通りです。　　
（５）使用料金を入れて下さい。（６）使用する宅配荷
物収納ボックスの扉開ボタンを押してください。（７）
宅配荷物収納ボックスの中から袋と送り状を取り出して
ください。（８）荷物を袋に入れ、送り状に所定の事項
を占いて荷物と一緒に宅配荷物収納ボックスに入れて下
さい。

（９）扉を閉めて扉開ボタンを押して下さい。

（１０）預かりカード（領収！Ｆ）をお取り下さい。

２９は受付中モニターランプ、３０は受付中止モニター
ランプで、これらが点灯していれば宅配荷物受理設備は
使用可能、又は使用不可である。

３Ｉは係員呼び出しボタン、３２は取り消しボタンであ
る。３３は地区名押しボタンであり、これにより送り先
の地区名を選択する。３４は重量区分押しボタンであり
、このＳ、Ｍ、Ｌのいずれかを選択して、宅配荷物の重
量ランクを指定する。

３５はしＥＤ等による使用料金表示器で、ここには、宅
配荷物のａｒｔと送り先の地区名に基づいた使用料金が
点灯表示される。３６は硬貨投入口、３７は紙幣挿入口
で、ここに、前記の使用料金に相当する貨幣を投入又は
挿入する。３８は投入金額表示器である。３９は、預か
りカード出口であり、前記硬貨投入口・紙幣挿入口を介
して適正な貨幣を受け取ることによって、ここから預か
りカードが放出される。前記預かりカードには、例えば
、預かりカード発行の機械番号、宅配荷物収納ボックス
番号、預は入れ日時、発行番号、送り先地区名、金額、
荷物型ｆｆ１（Ｓ、Ｍ、Ｌの区分）、荷物到着予定日等
が印字されており、この様な預かりカードを利用客が受
け取ることによって以上の契約が成立したこととなる。

４０はつり鉄山［］であり、投入された貨幣の余剰部分
がここに返却される。４Ｉは送り状記人台で、使用にｌ
当たっては前方に手で引き出して使用する。

次に、この発明の小荷物の宅配方式で使用する宅配荷物
受理設備の操作手順を詳細に説明する。

第４図に、そのアルゴリズムのフローチャートを示す。

まず、小荷物の宅配方式の利用客は受付中止モニターラ
ンプ２９が点灯していないことを確認して、前記した宅
配荷物受理設備の使用方法の手順の（１）及び（２）の
操作をする。すなわち、荷物を図示しない重量計に乗せ
、重量区分押しボタン３４と地区名押しボタン３３を押
す。このように操作すると、その宅配料金を演算しその
結果を宅配料金表示器３５に表示する。

ここで、利用客は前記「（５）宅配料金を入れて下さい
」の掲示文に従って、貨幣を硬貨投入口３６及び／又は
紙幣挿入口３７を介して入れる。

以上の操作により、投入金額が小荷物の宅配方式に表示
された宅配料金と同額又はそれ以Ｆになると、使用され
ていない宅配荷物収納ボックスＩ５の扉１３が扉開ボタ
ン１４で開く。

利用客は宅配荷物収納ボックス１５内の上記袋と送り状
用紙をとり、この袋に輸送を希望する物品を収め、そし
て前記送り状に所定記入事項を前記送り状記人台４Ｉ上
でボールペン等の下記具などを用いて所要事項を記入し
、これを前記袋に添付する。この袋を前記の様にして選
択した宅配荷物収納ボックス１５に収容し、ｍ１３を閉
めて、扉開ボタン１７を押す。これで利用客の総ての操
作は終了であり、以上により預かりカードがその預かり
カード出口３９に放出される。

以上のようにして、この発明の小荷物の宅配方、式の宅
配荷物収納ボックスに受け入れられた宅配荷物は以下の
ごとく目的地に輸送・配送される。

即ち、第５図を参照して説明すると、駅４２構内の宅配
荷物受理設備！２に収容されている宅配荷物は、所定の
時間間隔で巡回する集配人によって集配される。この集
配人は宅配荷物受理設備Ｉ２における宅配荷物収納ボッ
クス１５の合鍵を所持していて、この合鍵で扉開放用キ
ー１８を介して宅配荷物収納ボックス１５の全部が一括
解錠される。こうして集配された宅配荷物は輸送会社４
３により輸送基地４４に配送され、この輸送基地４４か
ら目的地の輸送基地４５に大型トラック等で輸送され、
つぎに、輸送会社４６の小型トラック等により、この輸
送基地４２から目的の住宅４７に宅配荷物が配送されて
この一連の過程は完了する。

（発明の効果）この発明の小荷物の宅配方式は以上のように、利用客に
よって操作される操作部と、宅配荷物を収容し施錠する
ことの出来る複数の宅配荷物収納ボックスと、その料金
を計算し、受け入れ、そして預かりカードを印刷し、前
面に放出する自動宅配料金処理装置等から構成される宅
配荷物受理設備を媒介にするので、人手を煩わず事なく
契約として宅配便荷物を受け付けることができ、そして
この様に人手を用いないので、この種の荷物の受け付は
用の設備として小スペースに収まり、従って鉄道等の駅
、また空港の大小を問わず、また店舗等にら、位置的に
都合の良い場所に集合又は分散して設置することができ
る。

以」二から、この発明の小荷物の宅配方式の利用客は荷
物を手で運搬する手数を殆ど掛けることなく、そして無
人的に小荷物を駅、空港、大型店舗などから宅配便で急
送することができ産業に極めて顕昔な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、この発明の一実施態様の小荷物の宅配
方式で使用する宅配荷物受理設備の正面図、第１図（ｂ
）はその側面図、第２図は同接客部の拡大正面図、第３
図はその構成を示すブロック図、第４図は　メモリ中の
プログラムのフローチャート、第５図は本発明の小荷物
の宅配方式による宅配便の説明図、第６図は従来の宅配
便の説明図である。図面に・おいて、１２・・宅配荷物受理設備、１５・・
宅配荷物収納ボックス、Ｉ９・・操作部、２０・・自動
宅配料金処理装置、　３３・・地区名押しボタン、３４
・・重量区分押しボタン、３５・・使用料金表示器、３
６・・硬貨投入口、３７・・紙幣挿入口、３８・・投入
金額表示器、　　３９・・預かりカード出口、４０・・
つり鉄山口。

Claims

【特許請求の範囲】

開閉自在でかつ施錠することのできる宅配荷物収納ボッ
クスと、宅配料金を計算し、表示し、貨幣を受け入れる
自動宅配料金処理装置とからなる宅配荷物受理設備を媒
介することを特徴とする小荷物の宅配方式。