JPS63182520A

JPS63182520A - 料金メ−タ

Info

Publication number: JPS63182520A
Application number: JP1392987A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Nakada; 信夫中田
Original assignee: Ebara Corp
Current assignee: Ebara Corp
Priority date: 1987-01-26
Filing date: 1987-01-26
Publication date: 1988-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、水道、ガス、電気などのエネルギの供給を受
け、使用する場合に、予め所定の代金により購入した料
金カードを挿入し、エネルギ使用量に応じた代金を差し
引いて精算を行うようにした料金メータに関するもので
ある。

〔従来技術〕

従来、水道、ガス、電気などのエネルギの供給を受け、
使用する場合に、各需要場所に水量メータ、ガス流量メ
ータ、電流メータなどを設置し、供給側の検針員が各メ
ータの所在地をいちいち訪れ、使用量を読み取って記録
し、この使用量に基づいて料金を計算し、使用者に請求
書を送付するか、或いは銀行に対し自動引落しの手続き
を行っていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこのような従来のシステムでは、訪問検針
及び請求書、或いは自動引落しの手続きのために多大の
費用と手間とを要し、記録、転記などの際の誤などがあ
り、信頼性の低いものであった。

本発明は、このような従来における問題点を解決し、検
針員の訪問、及び請求書、或いは自動引落しの手間を省
き、かつ信頼性の高い料金メータを提供することを目的
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕本発明は、上記の問題点を解決するための手段として、
供給エネルギの使用量に応じて使用料金を算出する料金
メータにおいて、エネルギ使用量を計量し、所定のエネ
ルギ使用量ごとにパルスを発信する、パルス発信計量手
段と、書き換え可能なメモリを備えた料金カードを受け
入れ、該料金カード内メモリのデータを読み出し、或い
は該料金カード内メモリにデータを書き込むカード・リ
ード・ライト手段と、前記パルス発信計量手段からのパ
ルス信号を受け、或る所定時刻から起算した使用量積算
値を演算し、該使用量積算値に基づいて使用料金積算額
を演算し、かつ、前記料金カードから読み出した料金残
額から該使用料金積算額を差し引いて料金最新残額を演
算し、該料金最新残額の信号を出力する演算手段と、該
料金最新残額を表示する表示手段と、を備え、前記カー
ド・リード・ライト手段においては、前記料金最新残額
の信号を受けて、前記料金カード内メモリの料金残額を
該料金最新残額に書き換えるようになし、前記料金カー
ド内メモリの料金最新残額がゼロ未満になった時点から
、所定の限度時間が経過したとき、或いは所定の限度使
用量を使用したときに、エネルギの供給を遮断する遮断
手段とを備えたことを特徴とする料金メータを提供せん
とするものである。

〔作　用〕

本発明は上記の如く構成されており、エネルギ使用料金
は使用者が料金カードを購入する際に予め一定額が支払
われており、使用量に応じて料金カード内メモリの料金
残額が自動的に差し引かれるようになっているので、使
用量を確認するために検針員が訪問する必要はなく、ま
た料金の請求書に関する手間、或いは自動引落しに関す
る手間も不要となり、そのため多大の労力と費用の節減
が行われる。

また、水道、ガス、電気などは生活必需の公共的エネル
ギであるので、料金カード内の料金残額がゼロになった
からといって直ちにエネルギ供給を遮断するわけにはゆ
かないが、本発明においては残額ゼロ未満になったとき
から、所定の時間経過、或いは所定の使用量が使用され
た時点でエネルギの供給を遮断するようにしたので、使
用者側にとって不意の使用停止を避けることができ、供
給者側にとっても無制限の無料使用を防ぐことができる
。

〔実施例〕

本発明の実施例につき図面を用いて説明する。

第１図においてｌは使用者であり、供給者２からエネル
ギ供給流３を経て水、ガス或いは電気などのエネルギの
供給を受けている。４はパルス発信計量手段であり、水
道、ガスにおける流量計、電気における電流計であり、
その検出流量、又は電流に対応して一定使用量ごとに流
量パルス信号を発信し、演算手段５に入力せしめる。演
算手段５は、後述するように各種の信号を入力し、所定
の演算を行い、出力信号を出力する。

メモリ手段６は書き換え可能なメモリを含むメモリ回路
を備え、後述の料金カードの料金残額、過去の使用量記
録などの如く、所定時期ごとに書き換えられるデータの
ほか、演算プログラム、日付、使用者に関するコードな
どのデータが記憶される。

７はカード・リード・ライト手段であり、書き換え可能
なメモリを備えた料金カード８を受け入れ、該カード８
内メモリのデータを読み出し、或いは該料金カード８内
メモリにデータを書き込んだり、或いは書き換えを行う
ものである。

９はメータ使用開始手続手段であり、使用者１に対し、
供給者２が水、ガス、又は電気などの供給を開始する場
合に料金メータの作動を開始せしめるための手段で、キ
ー操作による接点の動作成いは開始、停止用のカードの
磁気或いはＩＣ回路出力などの信号による接点の動作な
どにより作動開始を行う。

ＩＯはメータ使用停止手続手段であり、供給契約の解除
の折などに、供給者がキー操作により、或いは開始・停
止用のカードの出力信号により料金メータの作動停止を
行う。

１１は経時使用量出力手段であり、経時使用量読み出し
カード１２をカード・リード・ライト手段７に装填した
ときに、メモリ手段６内に記憶されている。過去の所定
期間、例えば過去１年間の毎月の使用量及び料金、など
のデータを読み出して経時使用量読み出しカード１２に
書き込むようになっている。また、同様なデータを後述
の表示手段１５に表示するようになっている。

１３は料金カード排出信号入力手段であり、押ボタン操
作、キー操作、排出用カードの信号などにより操作され
、既に装填されている料金カード８の排出を行う。

１４はデータ入力手段であり、テンキー操作成いは既に
データを記憶しているデータカードの出力信号を読み出
すことなどにより、使用者に関するコード、使用開始時
の日付、時刻、使用量などのデータをメモリ手段６の中
に書き込むようになっている。

１５は表示手段であり、料金カード８の最新の料金残額
、過去の毎月の使用量、などを発光ダイオード、液晶な
どにより表示するものである。

１６は残額ゼロ未満信号出力手段であり、料金カード８
の料金残額がゼロ以下になったときに信号を発し、ラン
プやブザーなどの警報手段１７によりそれを表示し、一
方遅延手段１８を起動せしめる。

遅延手段１８においては、残額ゼロ未満信号出力手段１
６から残額がゼロ未満となった時点の信号を受けてから
、タイマーにより所定の限度時間が経過したことを検知
し、或いはパルス発信計量手段４からのパルス信号をパ
ルスカウンタで計数することにより所定の限度使用量が
使用されたことを検知し、その時点で信号を遮断信号出
力手段１９に送り、エネルギ供給の遮断信号を発信し、
バルブ、開閉器などより或る遮断手段２０を作動せしめ
、使用者１への水、ガス、電気などの供給を遮断するよ
うになっている。

第２図には、−例として、水道水供給の場合の具体化さ
れた例のフロー図を示す。第１図と同一符号のものは第
１図のものと同様な構成、作用を有する。第１図に示す
符号の次にＡを付したもの（例えば４に対し４．Ａ＞は
第１図に示すものの一つの例のものを示す。

メモリ手段６にはＲＯＭ２１とＲＡＭ２２が備えられて
いる。

演算手段５はＣＰＵであり、演算回路、制御回路、レジ
スタ回路を有し、次の如き機能を倫えている。即ち、（ｔ）ＲｏＭ２１の中のプログラムに基づき、カード・
リード・ライト手段７の制御指令をすること。

（２）　　パルス発信水量計４Ａからのパルスを計数す
るパルスカウンタ２３からのパルス数を所定の期間を通
じて積算し、その期間における使用量積算値を演算する
こと。

（３）該使用量積算値に基づいて使用料金積算額を演算
すること。

（４）　　上記使用量積算値及び使用料金積算額をＲＡ
Ｍ２２に記憶させること。

（５）所定の期間ごと、例えば１ケ月ごとにカード・リ
ード・ライト手段７において読み出した料金カード８の
料金残額より、使用料金積算額を差し引いて料金最新残
額を演算し、その信号により、カード・リート・ライト
手段７において料金カード８内メモリの料金残額を上記
の料金最新残額に書き換えしめること。

（６）表示選択ボタン２４の入力を判断し、ＲＡＭ２２
の登録データの中から該当するもの（例えば、料金最新
残額、最近の使用水量又は使用料金、−年以内の過去の
任意の期間の使用水量又は使用料金、使用者に関するコ
ード、その他）を表示器１５Ａに表示させること。

（７）料金カードの料金残額がゼロ以下になったことを
判断し、残額ゼロ未満の信号を、無電圧接点１６Ａに送
り警報ランプ１７Ａを点灯して警報を発すると共に、タ
イマ１８Ａに送り、所定の限度時間が経過したときに、
信号を無電圧接点１９Ａに送り、遮断信号をバルブ２０
Ａに送り、水の供給を遮断せしめること。

（８）入カポタン１４Ａにより入力した、使用者に関す
るコード、使用開始日付などのデータをＲＡＭ２２に記
憶せしめること。

（９）キー１３Ａの操作により、カード・リード・ライ
ト手段に装填されている料金カード８を排出すること。

などの機能である。

９Ａはメータ使用開始手続カードであり、カード・リー
ド・ライト手段に挿入することにより、料金計算方法の
プログラムが読み出されＲＡＭ２２に記憶され、料金メ
ータの動作が開始される。

１０Ａはメータ使用停止手続カードであり、カード・リ
ード・ライト手段７に挿入することにより料金メータの
動作が停止する。１２は経時使用量読み出しカードであ
り、料金カード８を抜いて代わりに、或いは料金カード
８を抜かずに別の場所に、カード・リード・ライト手段
７に挿入することによりＲＡＭ２２に記憶されている例
えば過去１年以内の任意の時期における所定期間（例え
ば１ケ月）の使用量、或いはそれまで１年間全部の各月
の使用量を読み出して経時使用量読み出しカード１２に
記憶せしめ、供給者２における供給管理に役立てる。

第３図はフローチャートの一例である。

〔発明の効果〕

本発明により、メータ検針のために検針員がいちいち使
用者を訪問する必要もなくなり、使用料金を算出後請求
事務を行ったり、銀行への自動引落しに関する事務を行
う必要もなくなり、使用料金徴集のための手間と費用を
大幅に節減することができ、また、使用中に料金カード
残額がゼロ未満となっても、生活必需エネルギである水
、ガス、電気などの供給を直ちに停止して使用者の基本
的な生活を突然おびやかすようなことのない料金メータ
を提供することができ、実用上極めて大なる効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に関するもので、第１図はフロー
図、第２図はブロック図、第３図はフローチャートであ
る。１・・・使用者、２・・・供給者、３・・・エネルギ供
給流、４・・・パルス発信計量手段、４Ａ・・・パルス
発信水量計、５・・・演算手段、６・・・メモリ手段、
７・・・カード・リード・ライト手段、８・・・料金カ
ード、９・・・メータ使用開始手続手段、９Ａ・・・メ
ータ使用開始手続カード、１０・・・メータ使用停止手
続手段、１０Ａ・・・メータ使用停止手続カード、１１
・・・経時使用量出力手段、１２・・・経時使用読み出
しカード、１３・・・カード排出信号入力手段、１３Ａ
・・・キー、１４・・・データ入力手段、１４Ａ・・・
入カポタン、１５・・・表示手段、１５Ａ・・・表示器
、１６・・・残額ゼロ未満信号出力手段、１６Ａ・・・
無電圧接点、１７・・・警報手段、１７Ａ・・・警報ラ
ンプ、１８・・・遅延手段、１８Ａ・・・タイマ、１９
・・・遮断信号出力手段、１９Ａ・・・無電圧接点、２
０・・・遮断手段、２ＯＡ・・・バルブ、２１・・・Ｒ
ＯＭ、２２・・・ＲＡＭ、２３・・・パルスカウンタ、
２４川表示選択ボタン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）供給エネルギの使用量に応じて使用料金を算出す
る料金メータにおいて、エネルギ使用量を計量し、所定のエネルギ使用量ごとに
パルスを発信する、パルス発信計量手段と、書き換え可能なメモリを備えた料金カードを受け入れ、
該料金カード内メモリのデータを読み出し、或いは該料
金カード内メモリにデータを書き込むカード・リード・
ライト手段と、前記パルス発信計量手段からのパルス信号を受け、或る
所定時刻から起算した使用量積算値を演算し、該使用量
積算値に基づいて使用料金積算額を演算し、かつ、前記
料金カードから読み出した料金残額から該使用料金積算
額を差し引いて料金最新残額を演算し、該料金最新残額
の信号を出力する演算手段と、該料金最新残額を表示する表示手段と、を備え、前記カード・リード・ライト手段においては、前記料金
最新残額の信号を受けて、前記料金カード内メモリの料
金残額を該料金最新残額に書き換えるようになし、前記料金カード内メモリの料金最新残額がゼロ未満にな
った時点から、所定の限度時間が経過したとき、或いは
所定の限度使用量を使用したときに、エネルギの供給を
遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とする料金メータ。