JPS63182434A - 脆いセラミック・ヤーンを備えた弾性複合ヤーン - Google Patents

脆いセラミック・ヤーンを備えた弾性複合ヤーン

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JPS63182434A
JPS63182434A JP62329413A JP32941387A JPS63182434A JP S63182434 A JPS63182434 A JP S63182434A JP 62329413 A JP62329413 A JP 62329413A JP 32941387 A JP32941387 A JP 32941387A JP S63182434 A JPS63182434 A JP S63182434A
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ミロスラブ トチャセック
ロイド レイモンド ホワイト
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  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミックヤーンを含む複合ヤーン、とくに商
業用ステッチボンディング機械および編機で使用するの
に適した複合ヤーンに関するものである。別の態様にお
いて本発明は、本発明のセラミック複合ヤーンでステッ
チボンディングされたまたは編組された耐高温布を含む
物品に関するものである。
[従来の技術] 近年きわめて高い温度に対する耐性を右する多数のセラ
ミックヤーンが開発された。それらの耐tS湿性、不活
性、寸法の安定性等のため有利であるにしても、それら
はきわめて脆弱で、すなわち、ヤーンは曲げ応力に対す
るきわめて限定された可能性しかもたない。温度に対し
てとくに大ぎい耐性を有するセラミックヤーンは約14
30℃までの温度に耐えるアルミナ−ボロン−シリカ繊
維から作られたものである。これらのアルミナ−ボロロ
ンのモル比は3:1と24:1との間にある。
うに、縫糸に使用されてきた。これらの耐高8!縫糸は
きわめて^い温度に耐える物品を11作するため耐高温
布を縫合せるのに使用することができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、そのような高温用縫糸は耐高温布に利用
するための所望の方法である、ステッチボンディングま
たは編組工程のような異なった型の織成工程に使用する
のに適していない。現存する縫糸はそれらがステッチボ
ンディング機械に適合せずまた精密編機に使用するのに
高過ぎるため、商業的に利用しうるステッチボンディン
グ機械または編機において使用するには堅すぎる。さら
にステッチボンディング機械および編機は使用されるヤ
ーンに短い半径の湾曲において大きい応力を発生し、脆
いセラミックヤーンはそのような機械で使用されるとき
切断する。その結果脆いセラミックヤーンは一般にステ
ッチボンディング機械または編機における使用から締出
された。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、商業的ステッチボンディング機械および編機
において使用しつる複合糸(以下屡々複合糸と称する)
を得ることにより織物が脆いヤーンで縫合しまたは編組
することを可能にする。新しい複合ヤーンは負荷支持コ
アヤーン、脆いヤーンおよびコアヤーンと脆いヤーンと
を一諸に固定するラップヤーンとを含んでいる。脆いヤ
ーンはほとんど緊張なしにヤーン内に存在するのが好ま
bい。ラップヤーンは負荷支持コアヤーンおよび脆いヤ
ーンの周囲にらせん状に巻かれるか、またはラップヤー
ンが負荷支持ヤーンと脆いヤーンとをチェーンステッチ
の柱状編組体を形成する一連の接続したループによって
固定することができる。
コアヤーンおよび脆いヤーンは負荷をコアヤーンのみが
うけることができるように一緒に撚られないことが好ま
しい。脆いヤーンは500’C以上の温度とくに120
0℃以上の温度に耐えることが好ましい。
脆いヤーンはアルミナ−ボロン−シリカ繊維から成るの
がもつとも好ましく、アルミナ−ボロンのモル・比は3
:1と24:1との酊にある。
本発明はさらに脆いヤーンでステッチボンディングされ
たまたは編組された高温用布を含む物品を得るものであ
る。該物品は本発明の複合ヤーンでステッチボンディン
グされまたは編組され、負荷支持コアヤーンおよびラッ
プヤーンは焼却され、脆いヤーンのみでステッチボンデ
ィングされまたは編組された物品のみを残す。
本明細書で使用する“脆い”なる語は、それはどの破損
なしに、ステッチボンディング機械または編機に使用さ
れる可能性をもたないことにより例示されるような、切
断なしに短い半径の湾曲または小さいループ形成に耐え
るのに十分な柔軟性をもたないことを意味する。
本明細書で使用する“可撓性”なる語はそれほどの破損
なしにステッチボンディング機械または編機に使用され
る可能性をもつことにより例示されるような、切断なし
に短い半径の湾曲または小さいループ形成に耐えるのに
十分な柔軟性を持つことを意味する。
本明細書で使用する“ヤーン”なる詔は一つ以上の単繊
維の細いストランドである。
本明細書で使用する“複合ヤーン”なる語は複数のヤー
ンを含む細い連続したコードである。
本明細書で使用する“布”なる語は繊維の織つたまたは
織らない集合体でありかつ細いウェアおよび嵩高な延べ
綿を含んでいる。
[実施例] 上記のように、脆いヤーンおよび負荷支持コアヤーンは
ラップヤーンによって一緒に固定されている。固定を実
施する二つの好ましい方法は、ラップヤーンを負荷支持
コアヤーンおよび脆いヤーンの周囲にらせん状に巻くこ
とまたはチェーンステッチの柱状編組体を形成する、以
下ニットラップと称する、チェーンステッチの柱状編組
体を形成する一連の連続したループを巻くことによって
RiN支持コアヤーンおよび脆いヤーンを一緒に固定す
ることである。
第1図は本発明のニットラップ複合ヤーン10を示す。
複合糸10は負荷支持コアヤーン12、脆いヤーン14
およびラップヤーン16を含んでいる。ラップヤーン1
6は、ループのチェーンまたはチェーンステッチの柱状
編組体を形成する一連の連続したループによって一緒に
固定される。
第2図は本発明のらせん状に巻かれた複合ヤーン20を
示す。複合糸20は負荷支持コアヤーン22、脆いヤー
ン24およびラップヤーン26を含んでいる。ラップヤ
ーン26は負荷支持コアヤーン22および脆いヤーン2
4の周りにらせん状に巻つけることによって脆いヤーン
24および負荷支持コアヤーン22を一緒に固定する。
脆いヤーンは好ましくは例えば耐高温セラミックヤーン
とすることが好ましく、たとえばその一つはアルミナ−
ボロン−シリカヤーンを含み、とくに個々のセラミック
繊維はその直径が好ましくは約8ミクロン以下で、約3
00〜1200の範囲のデニール数を有するヤーンから
成っている。
他の脆いヤーンの例はへルクレス社またはアモコ社から
供給される炭素asiヤーン、およびダウコーニング社
からミカロンTHとして販売されている、シリコンカー
バイド繊維のヤーンを含んでいる。
そのようなり−ンは通常短い半径の湾曲において100
グラム以下の、そして25グラム以下にさえなる、引張
り強さしか有していない。
負荷支持コアヤーンは可撓性で好ましくは太きい引張り
強さおよび大きい弾性率を有する。コアヤーンは脆いヤ
ーンに緩みをもたせるため十分な表面粗度をもつべきで
あるが、コアヤーンと脆いヤーンとの間の滑りを完全に
防止するには粗過ぎてはならない。芳香族ポリアミドヤ
ーンおよびポリエステルヤーンは負荷支持コアヤーンと
して使用しつる典型的ヤーンである。またそのようなり
−ンはラップヤーンとしても使用され;低強度ポリエス
テルヤーンはラップヤーンとしてイi用であることが証
明された。
らせん状に巻かれた形状を有する複合ヤーンの巻数は通
常1センチ当り4回から12回の間にある。ニットラッ
プ形状を′jOirJる複合糸は通常1センチ当り4個
から12個の間のループ数をもち横糸方向に1.5JI
lと10麿の周の緩みを有する。
本発明の複合ヤーンは、通常1000グラムより大きい
、脆いヤーンよりもいちじるしく大きい短い半径の湾曲
試験における引張り強さを有する。
複合糸の引張り強さは通常脆いヤーンの引張り強さの少
なくとも10倍の膚々40倍の強さが短い半径の湾曲試
験において計測された。
本発明の複合糸はきわめて高い温瓜耐性を備えた物品の
製造にとくに有用である。たとえば、複合ヤーンは高温
用布をステッチボンディングするため使用することがで
きる。負荷支持コアヤーンおよびラップヤーンが焼却さ
れたとき、脆いレーンのみを含むステッチボンディング
された物品が残る。高温用布の例はカーポランダム社の
ファイバフラックス、インペリアルケミカル工業社のサ
フリ、パブコック・アンド・ウイルコ社のカオウールお
よび3M社のセラミック繊維製不繊毛布のウルトラファ
イバである。また、複合ヤーンはニット物品を製造する
ため商業用llAmに使用することもできる。コアヤー
ンおよびラップヤーンが焼却されたとき、脆い1s雑の
ニット構造が残る。下記の非限定的例示を通して本発明
をさらに説明する。
鳳17り113ユ 本発明のニットラップ複合ヤーンは負荷支持コアヤーン
の三つの異なった型を使用して調製された。形成された
複合ヤーンはチェーン構造の内側にインタロックされた
二つのインレーヤーン(負荷支持コアヤーンおよび脆い
ヤーン)を備えたチェーンステッチのニットラップされ
た柱状体をもっている。複合ヤーンはスイス国、フリッ
ク市、ヤコブ・ミラー社によって作られたクロッシェ・
ワーブ編目ラシリーナ/RBで作られた。曙械の基本的
ゲージは6番手、すなわち幅1c11当り6針であった
。複合ヤーンを制作するため、それぞれ第51目の針だ
けが4本の針を除去して使用されニードルバーの隣接す
る二本の針の間に7.6sの間隙を残している。各編針
はそれ自体のA7−ンにより1−0/1−0の繰返しを
もったrMtiAチェーンステツヂモードでラップする
ためラップ案内要素のセットを通して供給される。ステ
ッチ密度は長さ13当り6ステツチであった。すなわち
ステッチ長さは1.66JIIである。たて糸ヤーンは
、セラニーズ社によって製造された、90デニールのポ
リエステル繊維Ha、 777であった。
二つのインレーヤーン、すなわち脆いヤーンおよび負荷
支持コアヤーンは、チェーン構造にそれぞれ別々に制御
される管状ヤーン案内要素によって挿入される。引続く
編組またはステッチボンディングにおいて大きい応力を
支持することがその機能である、負荷支持コアヤーンは
クリール土で大きい張力(円板ブレーキを使用して一端
部当たり約35g)を加えて供給される。このヤーンは
ステッチ畦間で針の衝程と同期運動して案内されコアヤ
ーンは交互に最初に左側からつぎのステッチにおいては
右側から柱状チェーン構造に、つねに緩みなしに、供給
される。負荷支持コアヤーン案内要素の横方向運動は、
最小1.6smに設定され、それはもし針の全セットが
使用されるならば針の間の基本的ピッチに対応する。異
なったヤーンが例1〜3のそれぞれにおいて負荷支持]
アレーンとして使用され二個1ではアロマホボリアミド
ヤーンが使用され[デュポンから供給される195デニ
ールのケブラー1H49]、例2では高強度ポリエステ
ルヤーンが使用され[デュポンから供給される220デ
ニールのT−68]であり、そして例3は低切断強度の
ポリエステルヤーン[セラニーズ社から供給される22
0デニールNo、 777 ]である。
第2のインレーヤーン、すなわち脆いヤーン、3M社に
よってネクステルR312として供給される600デニ
ールのセラミック繊維ヤーンは、上記のように第2の別
々の案内要素によって供給されるが、6slの一層長い
横方向(横糸)スト〇−りをもつ異なったモードで編出
しされる。このセラミックヤーンは張力なしにクリール
から供給され管状t7−ン案内要素を通されチェーンス
テッチ柱状体にロックされる。最終製品は脆いセラミッ
クヤーンにつづく緊張した負荷支持コアヤーンより成り
二つのヤーンは軽いニットラップされたたて糸によって
一緒に保持されている。
例示の複合糸、および複合ヤーンの個々の成分は試験さ
れその結果は第1〜4表のとおりである。
テストデータは幻またはボンドで示した最大負荷および
標準明部り強さテストならびに針鉤湾曲テストの双方で
計った最大負荷における歪みである。後のテストにおい
てヤーンまたは複合ヤーンは、ゲージ40の、ステッチ
ボンディング針の陶土で輪にされ引張試験機械において
引張られ切断前の力のボンド数を計8Nされた。表にお
いて、“nHは観察数であり、”X”は平均値そして“
(S)”は標準偏差である。複合ヤーンに比較してそれ
自体によるセラミックヤーンの非弾性に注目されたい。
セラミック繊維ヤーン“ネクステル8”のみに対する最
大負荷における歪みは1.6%であり、それはすべての
複合糸における歪みより10%大きい。しかして複合ヤ
ーンは処理中切断することなく伸長することができ一層
セラミックヤーンのみではほとんど非弾性的である。
また、針鉤湾曲試験の結果に注目されたい。複合ヤーン
は1.14〜5.45υ(2,5〜12ボンド)の範囲
の負荷で切断し、一方600デニールセラミックaNヤ
ーン“ネクステル1″は約0.009幻(0,02ボン
ド)で切断する。セラミックヤーンはそれ自体本質的に
ステッチボンディング針によって引張られたとき本質的
にまったく強さをもたない。
1−−A この例において以前に調製された二つのセラミック繊維
は本発明の複合ヤーンを使用して一緒にステッチポンデ
ィングされ耐高温物品を調製する。
この物品はセラミック繊維ネクスタル8ウルトラファイ
バの不繊毛布の二層より成り、1α以下から数インチま
での範囲の長さを有するアルミナ−ボロン−シリカ不連
続繊維より成り、3−1/2ミクロンの平均フィラメン
ト直径を有する。二つのセラミック繊維の不繊毛布層は
二つのtl!mスクリム閤に置かれかつ40ゲージの針
を有するアラシーヌステッチボンデイング機械を使用し
て本発明の複合ヤーンによって一緒にステッチボンディ
ングされる。ステッチはステッチ針のWA陽が10履の
一つのラップパーチェーンステッチによって実施され、
ステッチの10個の柱状体が織物幅の1100a+当り
に作られそして機械の方向に10C11当り25コース
で実施される。ステッチ速度は毎分300ステツチであ
った。
セラミック411ウルトラフアイバの不繊毛布の各層は
221 g/TrL2(6,5oz /SQ  yar
d)の基本的重量を有しまた各市のスクリムは54、3
9/m2(1,6oz /sq yard )(D1本
的重量を有する。布の全遁量は5439/5Qyard
である。スクリムは3.9ヤーン/aI(10本/イン
チ)の平織り型でたて糸および横糸にセラミックヤーン
の600デニールヤーンネクステルR312を使用して
織られ、繊維の直径は8ミクロンであった。セラミック
繊維のウルトラファイバネ繊毛布を含む不連続繊維の平
均直径は3.5ミクロンであった。
本発明のニットラップ複合ヤーンはデュポン社の220
デニール、高強度、ポリエステル゛[−68型の一本の
負荷支持コアヤーン、8ミクロンの1HNti径を備え
た600デニールセラミツク繊維ヤーンの脆いセラミッ
クネクステルR1およびセラミーズ社の90デニールポ
リエステルヤーン777型で作られたラップヤーンより
成っていた。
複合ヤーンは例1〜3に記載されたように調製され、複
合糸のセラミックヤーン部分に緩みが存在し、また負荷
およびステッチ工程によって発生した衝撃はポリエステ
ル負荷支持コアヤーンによって支持された。コアヤーン
およびラップヤーンは焼却されセラミックヤーンの損傷
がきわめて僅かでよい1体性をもった物品を残した。
例   5 本発明の耐高温物品は複合ヤーンの負荷支持コアヤーン
がデュポン社のグプラーTH29であったことを除いて
例4のように調製された。
九−−1 本発明の耐高温物品は複合ヤーンの負荷支持コアヤーン
がセラニーズ社製の低強度ポリエステル222デニール
777型であったことを除いて例4のように調製された
脛−7 本発明の耐高温物品は複合ヤーンがゲブラー1H29の
コアヤーンおよび、300デニール繊維ネクステル8の
312の1/2 !!!リヤーンから作られかつ1.1
5回/1:Il(インチ当り2.75回)で撚られた脆
いセラミックヤーンを含んでいることを除いて例4のよ
うに調製された。
本発明の耐高温物品は複合ヤーンのコア支持ヤーンおよ
び脆いセラミックヤーンがニットラップの代わりに90
デニ一ルポリエステル777g!ラップヤーンを使用し
てらせん状に巻かれたことを除いて例4のように調製さ
れた。
匠−−1 本発明の耐高温物品はセラミック繊維のネタステル1ウ
ルトラフアイバネ繊毛布の3から61mが二層の代わり
に使用されたことを除いて例4のように調製された。し
たがって布の1量は増加し、三層構造は約7819/T
rL2(2302/SQ Vd5)の基本的ff1lを
有する。
五−−LΩ ニット構造を有する本発明の耐g賜物品は本発明の複合
ヤーンを使用して調製された。フラットベッド編機は単
一のベッドを使用して編出され平形またはシャーシー構
造のフラット布を作った。
機械のゲージは8本/インチで編組は機械の方向にイン
チ当り14コースでなされた。複合ヤーンは90デニー
ルポリエステル777(セラニーズ)ヤーンなニットラ
ップした(デュポン社)■−68ヤーン、220デニ一
ル高強度ポリエステルヤーンのコアヤーンを備えた60
0デニールセラミツクI11/にヤーンネクステル1の
脆いヤーンより成っている。セラミック繊維ヤーンネク
ステルのフィラメント直径は8ミクロンであった。ポリ
エステルコアおよびラップヤーンを除去するための熱W
I婚後、全部がセラミックIIヤーンネクステル1より
成りかつより一層一体性を有するニット構造が残された
乳−ユユ 本発明のらせん状に巻回した複合ヤーンはザウレルES
P−−F型撚糸機を使用して調製された。この機械にお
いて脆いヤーンおよびコアヤーンは、それらを−緒に保
持するため、ラップヤーンによってらせん状に巻かれた
。脆いセラミックヤーンはほとんどまたはまったく張力
をうけず、コアヤーンは張力をうけ、そこでそれが緩む
とき、セラミックヤーンには緩みが生ずる。得られた複
合ヤーンは弾性的である。
脆いコアAアーンは600デニールのネタステルR31
2セラミツク繊維ヤーンであって40m/ sinの速
度で供給された。負荷支持コアヤーンはスパンポリビニ
ールアセテートの20/1EECクラロンであり、37
.5TrL/m111 (7)速度で供給された。脆い
ヤーンを過剰に供給することにより、作られた複合ヤー
ンは脆い成分に緩みが存在する。脆いA7−ンおよびコ
アヤーンは140デニールの高強度ポリエステルヤーン
を使用して10回転/インチの速度で巻かれる。
[発明の効果1 本発明の、可撓性負荷支持コアヤーンおよび脆い耐高温
繊維ヤーンを可撓性ラップヤーンを用いて一体に固定し
た複合糸は、脆いヤーンよりも、短い半径の湾曲におけ
る強度が著しく改善されたため、ステッチボンディング
機械または編機における使用が可能となり、耐a温性で
あるがそれのみでは脆くて縫糸として使用できなかった
耐高温性ヤーンを使用可能とするとともに、この複合糸
を用いて縫合された耐高温物品を実用化することができ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合ヤーンの一実施例の代表的部分の
略図。第2図は本発明の複合ヤーンの別の実施例の代表
的部分の略図。 10.20・・・複合ヤーン、12.22・・・負荷支
持ヤーン、14.24・・・脆いヤーン、16.26・
・・ラップヤーン。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複合ヤーンまたは糸であつて、 (a)可撓性負荷支持コアヤーン、 (b)脆いヤーン、および (c)前記コアヤーンおよび前記脆いヤーンを一緒に固
    定する可撓性ラップヤーン を含み、前記コアヤーン、前記ラップヤーンおよび前記
    複合ヤーンがそれ自体短い半径の湾曲において前記脆い
    ヤーンの引張り強さより一層強い強さを有することを特
    徴とする、脆いセラミック・ヤーンを備えた弾性複合ヤ
    ーンまたは糸。
  2. (2)前記脆いヤーンがセラミック材料を含むことをさ
    らに特徴とする特許請求の範囲1項に記載の製品。
  3. (3)前記脆いヤーンが前記複合ヤーンにおいて、緩ん
    だほとんど緊張されない状態で存在することをさらに特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項のいずれか
    1項に記載の製品。
  4. (4)前記ラップヤーンが前記コアヤーンおよび前記脆
    いヤーンの周囲にらせん状に巻かれていることをさらに
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか
    1項に記載の製品。
  5. (5)前記ラップヤーンが一連の連続したループによつ
    て前記コアヤーンおよび前記脆いヤーンを固定すること
    をさらに特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項の
    いずれか1項に記載の製品。
  6. (6)前記複合ヤーンが短い半径の湾曲における前記脆
    いヤーンの引張り強さより少なくとも10層強い短い半
    径の湾曲における引張り強さを有することをさらに特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項
    に記載の製品。
  7. (7)前記脆いヤーンが1200℃以上の温度に耐える
    ことをさらに特徴とする特許請求の範囲第1項から第6
    項のいずれか1項に記載の製品。
  8. (8)前記脆いヤーンがアルミナ−ボロン−シリカより
    成りアルミナ−ボロンのモル比が3:1と24:1との
    間にあることをさらに特徴とする特許請求の範囲第1項
    から第7項のいずれか1項に記載の製品。
  9. (9)脆いヤーンとステッチボンディングされた耐高温
    繊維層を備え、前記ヤーンが100gより小さい短い半
    径の湾曲における引張り強さを有することを特徴とする
    耐高温物品。
  10. (10)前記脆いヤーンがセラミック材料を含むことを
    さらに特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の製品。
  11. (11)前記脆いヤーンが1200℃以上の温度に耐え
    ることをさらに特徴とする特許請求の範囲第9項または
    第10項に記載の製品。
  12. (12)前記脆いヤーンがアルミナ−ボロン−シリカよ
    り成りアルミナ−ボロンのモル比が3:1と24:1と
    の間にあることをさらに特徴とする特許請求の範囲第9
    項から第11項のいずれか1項に記載の製品。
  13. (13)脆いヤーンの編組構造を備え、前記脆いヤーン
    が100gより小さい短い半径の湾曲における引張り強
    さを有することを特徴とする物品。
  14. (14)前記脆いヤーンがセラミック材料を含むことを
    さらに特徴する特許請求の範囲第13項に記載の製品。
  15. (15)前記脆いヤーンが1200℃以上の温度に耐え
    ることをさらに特徴とする特許請求の範囲第13項また
    は14項に記載の製品。
  16. (16)前記脆いヤーンがアルミナ−ボロン−シリカよ
    り成りアルミナ−ボロンのモル比が3:1と24:1と
    の間にあることをさらに特徴とする特許請求の範囲第1
    3項から第15項のいずれか1項に記載の製品。
JP62329413A 1987-01-23 1987-12-25 脆いセラミック・ヤーンを備えた弾性複合ヤーン Pending JPS63182434A (ja)

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