JPS6318214A - 傾斜状態検知装置 - Google Patents
傾斜状態検知装置Info
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- JPS6318214A JPS6318214A JP16270486A JP16270486A JPS6318214A JP S6318214 A JPS6318214 A JP S6318214A JP 16270486 A JP16270486 A JP 16270486A JP 16270486 A JP16270486 A JP 16270486A JP S6318214 A JPS6318214 A JP S6318214A
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- Japan
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
fil 産業上の利用分野
本発明は、農用トラクタの車体等の対象物の傾斜状態を
検知して警頼信号や農用トラクタの作業機に対する姿勢
制御信号を発するのに用いられる傾斜状態検知装置、特
に傾斜状態を検出すべき対象物に取付けられる支持系に
振子を揺動自在に懸垂し、この振子と支持系との相対揺
動角度を静電容量的に検出するようにしたものの改良に
関する。
検知して警頼信号や農用トラクタの作業機に対する姿勢
制御信号を発するのに用いられる傾斜状態検知装置、特
に傾斜状態を検出すべき対象物に取付けられる支持系に
振子を揺動自在に懸垂し、この振子と支持系との相対揺
動角度を静電容量的に検出するようにしたものの改良に
関する。
(2)従来の技術
従来、かかる傾斜状態検知装置は、例えば特公昭59−
53485号公報に記載されているように、既に知られ
ている。
53485号公報に記載されているように、既に知られ
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点従来の傾斜状
B検知装置は、振子の揺動方向が一方向に限定されてい
るため、検知する傾斜角度の方向も一方向に限られる。
B検知装置は、振子の揺動方向が一方向に限定されてい
るため、検知する傾斜角度の方向も一方向に限られる。
したがって、あるゆる方向について傾斜角度の検知をす
る場合には、2基の傾斜状態検知装置を、それぞれの検
知方向を相互に90’相違させて設置しなければならず
、広い設置スペースを要するのみならず、コスト高とな
る等の問題がある。
る場合には、2基の傾斜状態検知装置を、それぞれの検
知方向を相互に90’相違させて設置しなければならず
、広い設置スペースを要するのみならず、コスト高とな
る等の問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、単一装
置であるゆる方向の傾斜状態を検知し得る簡単有効な前
記傾斜状態検知装置を提供することを目的とする。
置であるゆる方向の傾斜状態を検知し得る簡単有効な前
記傾斜状態検知装置を提供することを目的とする。
B1発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために、本発明は、傾斜状態を検知すべき対象物に
取付けられる支持系に全方向揺動自在に懸垂される振子
と、この振子に球体の一部をなして形成される椀状の共
通電極と、この共通電極の球面に一定の間隙を存して対
向し、且つ振子の第1方向での揺動時、共通電極との対
向面積が互いに反対に増減するように並んで支持系に固
定される一対の第1差動電極と、同じく共通電極の球面
に一定の間隙を存して対向し、且つ第1方向と直交する
第2方向での振子の揺動時、共通電極との対向面積が互
いに反対に増減するように並んで支持系に固定される一
対の第2差動電極と、両第1差動電極の共通電極との間
の静電容量差を電圧として検出する第1検出手段と、両
第2差動電極の共通電極との間の静電容量差を電圧とし
て検出する第24*出手段とから傾斜状態検知装置を構
成したことを特徴とする。
するために、本発明は、傾斜状態を検知すべき対象物に
取付けられる支持系に全方向揺動自在に懸垂される振子
と、この振子に球体の一部をなして形成される椀状の共
通電極と、この共通電極の球面に一定の間隙を存して対
向し、且つ振子の第1方向での揺動時、共通電極との対
向面積が互いに反対に増減するように並んで支持系に固
定される一対の第1差動電極と、同じく共通電極の球面
に一定の間隙を存して対向し、且つ第1方向と直交する
第2方向での振子の揺動時、共通電極との対向面積が互
いに反対に増減するように並んで支持系に固定される一
対の第2差動電極と、両第1差動電極の共通電極との間
の静電容量差を電圧として検出する第1検出手段と、両
第2差動電極の共通電極との間の静電容量差を電圧とし
て検出する第24*出手段とから傾斜状態検知装置を構
成したことを特徴とする。
(2)作 用
対象物の傾斜に伴い振子が支持系に対し相対的に揺動す
れば、その揺動は第1方向の成分と第2方向の成分とに
分けられる。
れば、その揺動は第1方向の成分と第2方向の成分とに
分けられる。
そして第1方向の揺動成分によれば、両第1差動電極の
共通電極との間の静電容量に差が生じ、その差が第1検
出手段により電圧として取出され、対象物の第1方向へ
の傾斜角度を知ることができる。
共通電極との間の静電容量に差が生じ、その差が第1検
出手段により電圧として取出され、対象物の第1方向へ
の傾斜角度を知ることができる。
また第2方向の揺動成分によれば、両第2差動電極の共
通電極との間の静電容量に差が生じ、その差が第2検出
手段により電圧として取出され、対象物の第2方向への
傾斜角度を知ることができる。
通電極との間の静電容量に差が生じ、その差が第2検出
手段により電圧として取出され、対象物の第2方向への
傾斜角度を知ることができる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、左右一対の前輪Wf、Wf’及
び左右一対の後輪Wr、Wr’を備えた農用トラクタの
車体Bの適所に、その傾斜状態を検知する傾斜状態検知
装置Sが設置される。
、先ず第1図において、左右一対の前輪Wf、Wf’及
び左右一対の後輪Wr、Wr’を備えた農用トラクタの
車体Bの適所に、その傾斜状態を検知する傾斜状態検知
装置Sが設置される。
この傾斜状B検知装置Sは、第2図に示すように、車体
Bに弾性部材2を介して取付けられる外箱1を有し、こ
の外箱1の下方開口部にそれを閉塞するように基台3が
シール部材4を介して固着される。この基台3の上面に
は門形のフレーム5が立設され、このフレーム5の中央
部に振子6が自在接手7を介して全方向揺動自在に懸垂
される。
Bに弾性部材2を介して取付けられる外箱1を有し、こ
の外箱1の下方開口部にそれを閉塞するように基台3が
シール部材4を介して固着される。この基台3の上面に
は門形のフレーム5が立設され、このフレーム5の中央
部に振子6が自在接手7を介して全方向揺動自在に懸垂
される。
振子6は球体の一部をなす椀状の重錘8と、この重錘8
と結合されると共に自在接手7を介してフレーム5に支
持され、重錘8をその椀状中心層りに揺動させる腕9と
からなり、重錘8はA2゜Cu等のような導電性を有す
る非磁性材料から成形され、そして後述する第1.第2
差動電極14゜14’ ;ts、15’に対する共通
電極に兼用される。
と結合されると共に自在接手7を介してフレーム5に支
持され、重錘8をその椀状中心層りに揺動させる腕9と
からなり、重錘8はA2゜Cu等のような導電性を有す
る非磁性材料から成形され、そして後述する第1.第2
差動電極14゜14’ ;ts、15’に対する共通
電極に兼用される。
基台3には、振子6の下方で鉄製の取付板10がフレー
ム5と共にねじ11で固着されており、この取付板10
には、重錘8の球状下面に一定の空隙を存して対向する
、重錘8よりも大径の椀状の電極基板12と、この電極
基板12を挾んで重錘8と対向する4個あるいはそれ以
上の永久磁石13.13・・・とが固設される。これら
(d石13゜13・・・は、振子6の軸線周りに互いに
等間隔を置き、且つ相隣る磁石13.13の磁性が互い
に上下逆になるように配列される。
ム5と共にねじ11で固着されており、この取付板10
には、重錘8の球状下面に一定の空隙を存して対向する
、重錘8よりも大径の椀状の電極基板12と、この電極
基板12を挾んで重錘8と対向する4個あるいはそれ以
上の永久磁石13.13・・・とが固設される。これら
(d石13゜13・・・は、振子6の軸線周りに互いに
等間隔を置き、且つ相隣る磁石13.13の磁性が互い
に上下逆になるように配列される。
電極基板12は合成樹脂等の絶縁材料から成形されたも
ので、第3図に示すように、その上面には、その中心部
を挟んで車体Bの左右方向に並ぶ一対の第1差動電極1
4.14’ と、同じく中心部を挟んで車体Bの前後方
向に並ぶ一対の第2差動電極15.15’ とが形成さ
れる。これら電極14.14’ ;15,15’はC
u等のような導電性を有する非磁性材料から成形され、
そして電極基板12の上面を4等分するようにそれぞれ
中心角が45@の扇形に形成される。
ので、第3図に示すように、その上面には、その中心部
を挟んで車体Bの左右方向に並ぶ一対の第1差動電極1
4.14’ と、同じく中心部を挟んで車体Bの前後方
向に並ぶ一対の第2差動電極15.15’ とが形成さ
れる。これら電極14.14’ ;15,15’はC
u等のような導電性を有する非磁性材料から成形され、
そして電極基板12の上面を4等分するようにそれぞれ
中心角が45@の扇形に形成される。
第4図に示すように、重錘8即ち共通電極は発振回路1
6の出力端子に接続され、第1差動電極14.14’は
第1容量−電圧変換回路17の入力端子に接続され、第
2差動電極15.15’は第2容量−電圧変換回路18
の入力端子に接続される。
6の出力端子に接続され、第1差動電極14.14’は
第1容量−電圧変換回路17の入力端子に接続され、第
2差動電極15.15’は第2容量−電圧変換回路18
の入力端子に接続される。
ここで、電極8.14間の静電容量をCx、電極8.1
4’間の静電容量をCx′、電極8.15間の静電容量
をcy、電極8,15間の静電容量をc y / とす
る。そして、第1容量−電圧変換回路17ではCx’
−Cxの値に比例した電圧を出力し、第2容量−電圧変
換回路18ではcy−c y/の値に比例した電圧を出
力するようになっており、この両回路17.18の出力
端子には、左右方向傾斜角度表示器19及び前後方向傾
斜角度表示器20、または車体Bに連結された作業機の
姿勢を制御する姿勢制御装置の左右方向駆動部及び前後
方向駆動部にそれぞれ接続される。
4’間の静電容量をCx′、電極8.15間の静電容量
をcy、電極8,15間の静電容量をc y / とす
る。そして、第1容量−電圧変換回路17ではCx’
−Cxの値に比例した電圧を出力し、第2容量−電圧変
換回路18ではcy−c y/の値に比例した電圧を出
力するようになっており、この両回路17.18の出力
端子には、左右方向傾斜角度表示器19及び前後方向傾
斜角度表示器20、または車体Bに連結された作業機の
姿勢を制御する姿勢制御装置の左右方向駆動部及び前後
方向駆動部にそれぞれ接続される。
次にこの実施例の作用を説明する。
農用トラクタの車体Bが水平状態を保持する場合は、重
錘8即ち共通電極と電極基板12は同一鉛直線上にそれ
ぞれ中心を置く。したがって右側電極14′の共通電極
8との対向面積と、左側電極14の共通電極8との対向
面積とは等しく、それらの静電容量差(Cx’−Cx)
は零であり、また前側電極15の共通電極8との対向面
積と、後側電極15′の共通電極8との対向面積とは等
しく、それらの静電容量差(Cy−Cy’)も零であり
、それに対応して第1及び第2容量−電圧変換回路17
.18は所定値(例えば2.OV)の電圧を表示器19
.20にそれぞれ出力する。
錘8即ち共通電極と電極基板12は同一鉛直線上にそれ
ぞれ中心を置く。したがって右側電極14′の共通電極
8との対向面積と、左側電極14の共通電極8との対向
面積とは等しく、それらの静電容量差(Cx’−Cx)
は零であり、また前側電極15の共通電極8との対向面
積と、後側電極15′の共通電極8との対向面積とは等
しく、それらの静電容量差(Cy−Cy’)も零であり
、それに対応して第1及び第2容量−電圧変換回路17
.18は所定値(例えば2.OV)の電圧を表示器19
.20にそれぞれ出力する。
いま、作業中に農用トラクタの車体Bが例えば右下りに
1頃斜したとすると、傾斜状態検知装置Sの基台3も電
極基板12を伴って右下りに傾斜するのに対し、振子6
は現状を維持するので、相対的には振子6は電極基板1
2に対して右方へ揺動する。これに伴い右側電極14′
の共通電極8との対向面積は増加する一方、左側電極1
4の共通電極8に対する対向面積は減少するので、それ
らの静電容量差(Cx’−Cx)は増加し、第1容量−
電圧変換回路17の出力電圧は第5図の線aのように増
加し、これにより表示器19に車体Bの右下り角度が表
示される。
1頃斜したとすると、傾斜状態検知装置Sの基台3も電
極基板12を伴って右下りに傾斜するのに対し、振子6
は現状を維持するので、相対的には振子6は電極基板1
2に対して右方へ揺動する。これに伴い右側電極14′
の共通電極8との対向面積は増加する一方、左側電極1
4の共通電極8に対する対向面積は減少するので、それ
らの静電容量差(Cx’−Cx)は増加し、第1容量−
電圧変換回路17の出力電圧は第5図の線aのように増
加し、これにより表示器19に車体Bの右下り角度が表
示される。
これと反対に車体Bが左下りに傾斜すれば、静電容量差
(Cx’−Cx)は減少し、第1容量−電圧変換回路1
7の出力電圧は、第5図の線すのように減少し、これに
より表示器19には車体Bの左下り角度が表示される。
(Cx’−Cx)は減少し、第1容量−電圧変換回路1
7の出力電圧は、第5図の線すのように減少し、これに
より表示器19には車体Bの左下り角度が表示される。
一方、このとき前側電極15及び共通電極8の対向面積
と、後側電極15′及び共通電極8の対向面積との比が
変化しなければ、第2容量−電圧変換回路18の出力電
圧に変化はない。
と、後側電極15′及び共通電極8の対向面積との比が
変化しなければ、第2容量−電圧変換回路18の出力電
圧に変化はない。
また、車体Bが例えば前下りに傾斜したとすると、相対
的に振子6は電極基板12に対して後方へ揺動する。こ
れに伴い前側電極15の共its極8との対向面積は増
加する一方、後側電極15′の共通電極8との対向面積
は減少するので、それらの静電容量差(Cy−Cy’)
は増加し、第2容量−電圧変換回路18の出力電圧は第
5図線Cのように増加し、これにより表示器20に車体
Bの前下り角度が表示される。
的に振子6は電極基板12に対して後方へ揺動する。こ
れに伴い前側電極15の共its極8との対向面積は増
加する一方、後側電極15′の共通電極8との対向面積
は減少するので、それらの静電容量差(Cy−Cy’)
は増加し、第2容量−電圧変換回路18の出力電圧は第
5図線Cのように増加し、これにより表示器20に車体
Bの前下り角度が表示される。
これと反対に車体Bが後下りに傾斜すれば、静電容量差
(Cy−Cy’)は減少し、第2容量−電圧変換回路1
8の出力電圧は第5図の線dのように減少し、これによ
り表示器20に車体の後下り角度が表示される。
(Cy−Cy’)は減少し、第2容量−電圧変換回路1
8の出力電圧は第5図の線dのように減少し、これによ
り表示器20に車体の後下り角度が表示される。
車体Bが左右及び前後の両方向に傾斜した場合には、左
右方向の傾斜成分と、前後方向の傾斜成分が、上記作用
によりそれぞれ同時に検出される。
右方向の傾斜成分と、前後方向の傾斜成分が、上記作用
によりそれぞれ同時に検出される。
農用トラクタの発進、制動、走行に伴い生じる外乱によ
り振子6が激しく揺動すると、重錘8が、相隣る永久磁
石13.13間に形成される磁束を横切るように急速に
移動するので、重錘8には、その移動を阻止するように
渦電流が生起する。つまり振子6には磁気制動力が加え
られ、その激しい揺動が減衰される。
り振子6が激しく揺動すると、重錘8が、相隣る永久磁
石13.13間に形成される磁束を横切るように急速に
移動するので、重錘8には、その移動を阻止するように
渦電流が生起する。つまり振子6には磁気制動力が加え
られ、その激しい揺動が減衰される。
この実施例において、基台3、フレーム5、取付板10
及び電極基板12は本発明でいう支持系に対応し、第1
容量−電圧変換回路17は第1検出手段に対応し、第2
容量−電圧変換回路18は第2検出手段に対応する。
及び電極基板12は本発明でいう支持系に対応し、第1
容量−電圧変換回路17は第1検出手段に対応し、第2
容量−電圧変換回路18は第2検出手段に対応する。
C1発明の効果
以上のように本発明によれば、傾斜状態を検知すべき対
象物に取付けられる支持系に全方向揺動自在に懸垂され
る振子と、この振子に球体の一部をなして形成される椀
状の共通電極と、この共通電極の球面に一定の間隙を存
して対向し、且つ振子の第1方向での揺動時、共通電極
との対向面積が互いに反対に増減するように並んで支持
系に固定される一対の第1差動電極と、同じく共通電極
の球面に一定の間隙を存して対向し、且つ第1方向と直
交する第2方向での振子の揺動時、共通電極との対向面
積が互いに反対に増減するように並んで支持系に固定さ
れる一対の第2差動電極と、画筆1差動電極の共通電極
との間の静電容量差を電圧として検出する第1検出手段
と、両筒2差動電極の共通電極との間の静電容量差を電
圧として検出する第2検出手段とから傾斜状態検知装置
を構成したので、単一の装置で全方向の傾斜状態を検知
することができ、一方向の傾斜状態しか検知し得ない2
基の傾斜状態検知装置を、検知方向を異にして設置する
場合に比し、極めて低コストであり、しかも振子が1個
であることから装置全体が特別大型化することもなく、
狭隘な場所にも容易に設置することができる。
象物に取付けられる支持系に全方向揺動自在に懸垂され
る振子と、この振子に球体の一部をなして形成される椀
状の共通電極と、この共通電極の球面に一定の間隙を存
して対向し、且つ振子の第1方向での揺動時、共通電極
との対向面積が互いに反対に増減するように並んで支持
系に固定される一対の第1差動電極と、同じく共通電極
の球面に一定の間隙を存して対向し、且つ第1方向と直
交する第2方向での振子の揺動時、共通電極との対向面
積が互いに反対に増減するように並んで支持系に固定さ
れる一対の第2差動電極と、画筆1差動電極の共通電極
との間の静電容量差を電圧として検出する第1検出手段
と、両筒2差動電極の共通電極との間の静電容量差を電
圧として検出する第2検出手段とから傾斜状態検知装置
を構成したので、単一の装置で全方向の傾斜状態を検知
することができ、一方向の傾斜状態しか検知し得ない2
基の傾斜状態検知装置を、検知方向を異にして設置する
場合に比し、極めて低コストであり、しかも振子が1個
であることから装置全体が特別大型化することもなく、
狭隘な場所にも容易に設置することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は傾斜状
態検知装置を設置した農用トラクタの車体の平面図、第
2図は傾斜状態検知装置の縦断背面図、第3図は第2図
のI−I[[線断面図、第4図は電気回路図、第5図は
第1及び第2容量−電圧変換回路の出力特性線図である
。 S・・・傾斜状態検知装置、 3・・・支持系としての基台、6・・・振子、7・・・
自在接手、8・・・重錘兼共通電極、14.14’・・
・第1差動電極、15.15’・・・第2差動電極、1
6・・・発振回路、17・・・第1検出手段としての第
1容量−電圧変換回路、18・・・第2検出手段として
の第2容量−電圧変換回路 第3図 ぢ 第4図 「〜1
態検知装置を設置した農用トラクタの車体の平面図、第
2図は傾斜状態検知装置の縦断背面図、第3図は第2図
のI−I[[線断面図、第4図は電気回路図、第5図は
第1及び第2容量−電圧変換回路の出力特性線図である
。 S・・・傾斜状態検知装置、 3・・・支持系としての基台、6・・・振子、7・・・
自在接手、8・・・重錘兼共通電極、14.14’・・
・第1差動電極、15.15’・・・第2差動電極、1
6・・・発振回路、17・・・第1検出手段としての第
1容量−電圧変換回路、18・・・第2検出手段として
の第2容量−電圧変換回路 第3図 ぢ 第4図 「〜1
Claims (1)
- 傾斜状態を検知すべき対象物に取付けられる支持系に
全方向揺動自在に懸垂される振子と、この振子に球体の
一部をなして形成される椀状の共通電極と、この共通電
極の球面に一定の間隙を存して対向し、且つ振子の第1
方向での揺動時、共通電極との対向面積が互いに反対に
増減するように並んで支持系に固定される一対の第1差
動電極と、同じく共通電極の球面に一定の間隙を存して
対向し、且つ第1方向と直交する第2方向での振子の揺
動時、共通電極との対向面積が互いに反対に増減するよ
うに並んで支持系に固定される一対の第2差動電極と、
両第1差動電極の共通電極との間の静電容量差を電圧と
して検出する第1検出手段と、両第2差動電極の共通電
極との間の静電容量差を電圧として検出する第2検出手
段とからなる傾斜状態検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16270486A JPH0663767B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 傾斜状態検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16270486A JPH0663767B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 傾斜状態検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318214A true JPS6318214A (ja) | 1988-01-26 |
JPH0663767B2 JPH0663767B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=15759711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16270486A Expired - Fee Related JPH0663767B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 傾斜状態検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663767B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03130609A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-04 | Motoda Electron Co Ltd | 鉛直度検出方法とその検出器 |
JPH03126411U (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-19 |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP16270486A patent/JPH0663767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03130609A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-04 | Motoda Electron Co Ltd | 鉛直度検出方法とその検出器 |
JPH03126411U (ja) * | 1990-04-03 | 1991-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663767B2 (ja) | 1994-08-22 |
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