JPS63181889A

JPS63181889A - 扁平シールド掘削機

Info

Publication number: JPS63181889A
Application number: JP28181887A
Authority: JP
Inventors: 岡　義彦; 木元　和良; 渉川嶋
Original assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Current assignee: Mitsui Construction Co Ltd
Priority date: 1987-11-07
Filing date: 1987-11-07
Publication date: 1988-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ）、産業上の利用分野本発明はシールド工法により、断面が扁平な形状のトン
ネル等を掘削する場合に使用するに好適な、扁平シール
ド掘削機に関する。

（ｂ）、従来の技術従来、シールド掘削機で掘削されるトンネルの断面は円
形のものがほとんどであり、従って、断面が扁平な形状
のトンネルを掘削し得るシールド掘削機は無かった。

（Ｃ）０発明が解決しようとする問題点しかし、最近で
は、断面が扁平な形状のトンネルに対する要望も強く、
こうした扁平形状のト、ンネルをシールド工法で掘削す
るシールド掘削機の開発が望まれている。

本発明８よ、上記事情に鑑み、断面が扁平形状のトンネ
ルをシールド工法により容易に掘削することが出来る扁
平シールド掘削機を提供することを目的とするものであ
る。

（ｄ）０問題点を解決するための手段即ち、本発明は、ケーシング（２）を有するシールド掘
削機（１）において、前記ケーシング（２）の掘削進行
面（２ａ）に２個以上の主力ツク　（３）を回転自在に
、しかも前記主カッタ　（３）の掘削面（３ａ）が矢印
Ａ、Ｂ方向等のトンネル掘削方向に一部分が重なる形に
配列して構成される。

なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のｒ　（ｅｌ
　、作用」の欄についても同様である。

（ｅ）０作用上記した構成により、本発明は、一部分が重なる形で配
列された主カッタ（３）により、トンネルは扁平な形状
に庭前形成されるように作用する。

（ｆ）、実施例以下、図面に基づき、本発明の実施例を、具体的に説明
する。

第１図は扁平シールド掘削機の一例を示す正面図、第２図は第１図の側断面図、第３図は扁平シールド掘削機の別の例を示す正面図、第４図は扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面図
、第５図は第４図のシールド掘削機の側断面図、第６図は
扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面図、第７図は第６図のシールド掘削機の平断面図、第８図は
本発明による扁平シールド掘削機の一実施例を示す正面
図、第９図（よ第８図のシールド掘削機の側断面図、第１０
図は第８図のシールド掘削機の平断面図、第１１図は扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面
図、第１２図は第１１図のシールド掘削機の側断面図、第１３図は第１２図のｘ−ｘ矢視図である。

扁平シールド掘削機１は、第１図及び第２図に示すよう
に、断面が楕円形のケーシング２を有しており、ケーシ
ング２の第２図左側面、即モｌ屈削正面２ａには、４個
の円形の回転式カッタ３が主カッタとして、十字形に回
転駆動自在に配列されている。４個の回転式カッタ３は
ケーシング２の楕円形の外周２ｂにカッタ外周の一部を
沿わせた形で配列されているが、回転式カッタ３がケー
シング外周２ｂに沿わずに、カッタ３との間がおいてい
る部分には、４個のスライド刃先５が補助カッタとして
、第２図に示すように、楕円シールド閑削機１の掘削方
向、即ち矢印Ａ、Ｂ方向に図示しない油圧ジヤツキ等に
より突出駆動自在に設けられている。なお、スライド刃
先５は、その刃先５ａをケーシング外周２ｂに沿わせた
形で設けられている。

偏平シールド掘削機１は、以上のような構成を有するの
で、偏平シールド掘削機１により断面が扁平な形状のト
ンネル６を掘削する場合には、トンネル６の掘削方向に
ケーシング２の開削正面２ａを向けて、４個のカッタ３
を回転駆動する。

この際、ケーシング２に、図示しない油圧ジヤツキ等に
よりトンネル６の掘削方向である矢印Ａ方向に所定の掘
削圧力をかけると、トンネル６の切羽６ａが回転するカ
ッタ３により（掘削される。カッタ３による掘削の進行
に伴って、スライド刃先５を矢印Ａ方向に突出させ、カ
ッタ３が削りのこしたトンネル６周囲部分を削り落とす
。すると、４個のカッタ３及び４個のスライド刃先５に
より、トンネル６はその断面が楕円形状に厄前される。

こうして、カッタ３及びスライド刃先５により、ケージ
ング２をＡ方向に進行させつつ掘削を継続してゆくと、
あとには断面が冒平な楕円形のトンネル６が形成される
。

なお、上述の実施例（よ、主カッタとして回転式カッタ
３を４個、補助カッタとしてスライド式のカッタである
スライド刃先５を４個設け、それ等複数のカッタにより
断面が楕円の扁平なトンネルを掘削する場合について説
明したが、扁平シールド掘削８１１のカッタの構成は上
記した組み合わせに限らず、ケーシング２の掘削正面２
ａ等の掘削進行面に複数のカッタが、ケーシング正面、
即ち第２図矢印り方向から見た時に扁平形状を呈するよ
うに配列されている限りどのような構成でもよく、種々
のものが考えられることは勿論である。

以下、そうした種々のカッタの配列構成を示す。

第３図に示す扁平シールド堀、削機１は、大きさの異な
る二種類の回転式カッタ３．３′とスライド刃先５を組
み合わせた例であり（主カッタはカッタ３、補助カッタ
はカッタ３′及びスライド刃先５）、第４図及び第５図
に示すものは、２個の、主カッタとしての回転式カッタ
３、カッタ３の上下に配設された、補助カッタとしての
、２個のディスクカッタ７から構成した例である。なお
、この場合のディスクカッタ７はチェーン９により駆動
される。

第６図及び第７図に示すものは、１個の回転式カッタ３
（主カッタ）とその周囲に配設された複数のスライド刃
先５　（補助カッタ）により構成した例であり、回転式
カッタ３は、掘削土砂の回収をカッタ３とスライド刃先
５の間から容易に行い得るように、円錐形状に形成され
ている。

また、第８図乃至第１０図に示すものは、本発明の実施
例を表わすものであり、２個の回転式カッタ３を主カッ
タとして用い、その回転式カッタ３の第１０図下方、即
ちシールド掘削機１の後方に位置する側のカッタ３の掘
削面３ａの一部を、他方の、より前方に位置するカッタ
３の掘削面３ａと重なる形で配置したシールド掘削機１
である。

即ち、シールド掘削機１は、カッタ３．３の互いに中央
部分をラップさせた形で設け、カッタ３．３の第８図上
下部分に補助カッタとしてスライド刃先５．５を、第９
図矢印Ａ、Ｂ方向に突出駆動自在に設け、更に該スライ
ド刃先５に超高圧水の噴出ノズル１０を多数設け、該ノ
ズル１０から超高圧水を切羽６ａ方向に噴出させて掘削
を行うように構成している。なお、この場合には回転式
カッタ３．３は互いの干渉を排除する目的から、第１０
図に示すように、扁平シールド掘削機１の前後方向（図
中矢印Ａ、Ｂ方向）にずれた形で装着されている。また
、この場合には、補助カッタとしてスライド刃先５の代
わ９に、第４図に示した、ディスクカッタを用いること
も出来る。

なお、スライド刃先５等の補助カッタの使用は任意であ
り、掘削すべきトンネルの断面形に応じて適宜選択的に
使用することが出来る。即ち、補助カッタを用いずに、
２個、ないしはそれ以上の回転カッタ３を主カッタとし
て用いて、眼鏡形の扁平なトンネルをＩ掘削することも
当然、可能である。

次に、第１１図乃至第１３図に、全体半円形の往復動式
カッタ１１を、上下方向に２個、カッタ１１の掘削面１
１ａを第１２図水平方向に対して角度αだけ傾けて設け
、各カッタ１１．１１を、カッタ１１．１１に接続され
た油圧ジヤツキ１２．１２により、第１２図紙面と直角
な方向に往復駆動させることにより、を掘削動作・を行
ってゆく構成のものを示す。この場合は、各カッタ１１
．１１が掘削方向対して角度αだけ傾いて装着されてい
るので、カッタ１１．１１は掘削方向正面、即ち矢印り
方向から見た時には、第１１図に示すように、楕円形状
を呈し、従って、それによって掘削されるトンネルは断
面が扁平な楕円形状を呈する。

（ｇ）０発明の効果以上、説明したように、本発明によれば、ケーシング２
を有するシールド掘削機１において、前記ケーシング２
の掘削正面２ａ等の厄前進行面に回転式カッタ３等の２
個以上の主カッタを回転自在に、しかも前記主カッタの
掘削面３ａが矢印Ａ、Ｂ方向等のトンネルＩ屈前方向に
一部分が重なる形に配列して構成したので、断面が楕円
や眼鏡形等の扁平な形状のトンネルをシールド工法によ
り容易に掘削することが出来、最近の扁平断面のトンネ
ルの掘削の要請に答え得る扁平シールド開削機１の提供
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ｚよ扁平シールド掘削機の一例を示す正面図、第２図は第１図の側断面図、第３図は扁平シールド掘削機の別の例を示す正面図、第４図は扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面図
、第５図は第４図のシールドｉ屈削機の側断面図、第６図
（よ扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面図、第７図は第６図のシールド掘削機の平断面図、第８図は
本発明による扁平シールド掘削機の一実施例を示す正面
図、第９図は第８図のシールド掘削機の側断面図、第１０図
は第８図のシールド掘削機の平断面図、第１１図は扁平シールド掘削機の更に別の例を示す正面
図、第１２図は第１１図のシールド掘削機の側断面図、第１３図は第１２図のＸ−Ｘ矢視図である。１　・　扁平シールド掘削機２・・・・・ケーシング２ａ・・・・・掘削進行面（掘削正面）３　・・主カッ
タ　（回転式カッタ）３ａ・・・掘削面出願人　　　　三井建設株式会社代理人　　弁理士　　相１）伸二（他２名）第１図　　第２図第３図　　第４図第５図　　第６図

Claims

【特許請求の範囲】ケーシングを有するシールド掘削機において、前記ケーシングの掘削進行面に２個以上の主カッタを回転自在に、しかも前記主カッタの掘削面が
トンネル掘削方向に一部分が重なる形に配列して構成し
た扁平シールド掘削機。