JPS63181718A

JPS63181718A - 抽出装置

Info

Publication number: JPS63181718A
Application number: JP62012959A
Authority: JP
Inventors: 一夫木村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-01-21
Filing date: 1987-01-21
Publication date: 1988-07-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はコーヒー粉などの被抽出物に湯を加圧注入して
、その抽出液を得るようにした抽出装置に関するもので
ある。

従来の技術一般にコーヒーの抽出は高温度・短時間で、さらにはコ
ーヒー粉全体から均一に抽出することが好ましいとされ
ている。そのため、従来からポンプなどで加圧した湯を
コーヒー粉に通して短時間でコーヒー液を抽出するエス
プレッソコーヒー抽出装置が知られている。第４図はこ
の従来の抽出装置を示す。アルミニウムなどの熱良導体
で形成されたヒーターブロック１の内部には、円柱状の
ヒーター２が内装された水管３がねじ４で取り付けられ
ている。水管３の外周面には一端から他端に連続した螺
旋状の満５が形成されており、その両端はＯリング６を
配して、ヒーターブロック１の内周面との間に螺旋状の
水路７を形成している。

８は前記水路７の一端の流出口であり、水路７の他端は
ポンプ〔図示せず〕へ接続されている。９はヒーターブ
ロック１の下面にねじ１０で取り付けられたハウジング
取付台で、前記流出口８とＯリング１１で気密的に連通
している。１２はカプセル台固定リングで、前記ハウジ
ング取付台９とヒーターブロック１との間に回動自在に
装着されており、下端内周面にバヨネット継手１３が形
成されている。

１４は前記ハウジング取付台９にねじ込みにより着脱自
在に螺着したハウジングで、その中央上部には先端が鋭
角のテーパ状をなした噴出部材１５が圧入されており、
コーヒー粉などを封入したカプセル１６の外形形状に合
わせた略円錐台状のカプセル収納室１７が形成されてい
る。またハウジング１４の外周面の一部には正六角柱状
の係合部１８が形成されている。１９は前記ハウジング
１４のカプセル収納室１７の底部の開口を覆うとともに
前記カプセル台固定リング１２の回動に連動して昇降す
るカプセル台で、バヨネット継手２０が形成されたフッ
ク板２１を癩えており、このフック板２１のバヨネット
継手２０がカプセル台固定リング１２のバヨネット継手
１３に係合してカプセル１６をカプセル収納室１７に気
密的に保持させている。なお、カプセル台１９の上に載
置されたカプセル１６は、カプセル台１９を１袢させて
カプセル収納室１７にカプセル１６を納める過程におい
て前記噴出部材１５の先端がカプセル１６の上面の中央
部を穿孔してカプセル１６の中に侵入する。

ヒーターブロック１で加熱されて流出口８に達した潟は
、ハウジング取付台９の弁２２をばね２３の付勢に抗し
て押し下げて噴出部材１５の噴出孔２４からカプセル１
６の内部に噴射され、抽出エキスの溶は込んだ抽出液が
前記カプセル台１９に穿設された抽出液吐出口２５から
取り出される。

発明が解決しようとする問題点このような従来の構成では、カプセル１６の内部に潮を
噴出する噴出部材１５の噴出孔２４は、噴出部材１５そ
のものを小形に形成する必要や、抽出液の味の問題から
０．５（ｍ＋）程痕の非常に小径に形成されているので
、ごみなどの異物で噴出孔が目詰まりを起こさないよう
に、また目詰まりを起こした場合は容易にメンテナンス
できるように考慮されなければならない。

このため従来では、ハウジング１４をハウジング取付台
９にねじ込んで着脱自在に固定し、このハウジング１４
を取り外す場合は、第５図に示すように抽出Ｂｆｌｆと
は別に用意されたレンチ２６を使用し、このレンチ２６
の孔２７をハウジング１４の前記係合部１８に嵌合させ
、レンチ２６を回してハウジング１４をゆるめて取り外
すように構成されている。このレンチ２６は常時使用す
るものではないので、保管場所に困ったり、紛失させる
ことが多く発生し、噴出孔２４が目詰まりしてハウジン
グ１４を取り外す必要が生じたときに使えないという事
態を招いていた。これは抽出装置が喫茶店などで業務用
として使用している場合は非常に深刻な問題となってい
た。

本発明はハウジング着脱工具の保管場所に困ったり、紛
失させることのない抽出装置を提供することを目的とす
る。

間８森を解決するための手段本発明の抽出装置は、渇沸しユニットの潟吐出口にハウ
ジングの一端を着脱自在に装着し、前記ハウジングの他
端に形成されたカプセル収納室とこのカプセル収納室の
開口を覆うよう前記渇沸しユニットに取り付けられたホ
ルダーとで被抽出物の封入されたカプセルを保持し、こ
のカプセルに前記湯沸しユニットから潮を噴出させて、
前記ホルダーに穿設された抽出液吐出口から抽出液を取
り出１よう構成するとともに、前記ホルダーの上面間口
部に着脱自在で装着方向を変えることにより前記ハウジ
ングに係合するハウジング着脱治具を設けたことを特徴
とする。

作用この構成によれば、ハウジング内に収納したカプセルを
保持するホルダーに着脱自在に装着できるハウジング着
脱治具を、ハウジングを着脱する必要があるときにだけ
装着方向を変えてハウジングに係合するようにホルダー
に装着して、ハウジングを着脱し、ハウジングを着脱す
る必要のないときはハウジングに係合しない方向にホル
ダーに装着できるので、ハウジング着脱治具を常にホル
ダーに装着したまま使用可能である。

実施例以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて説
明する。

第１図は本発明の抽出装置の使用状態を示す。

アルミニウムなどの熱良導体で形成したヒーターブロッ
ク２８の内部には、円柱状のヒーター２９が内装された
水管３０がねじ３１で取り付けられている。

水管３０の外周面には螺旋状の満３２が形成されており
、その両端はＯリング３３を配して、ヒーターブロック
２８の内周面との間に螺旋状の水路３４を形成している
。３５は前記水路３４の一端の流出口であり、水路３４
の他端はポンプ〔図示せず〕へ接続されている。３６は
ヒーターブロック２８の下面にねじ３７で取り付けられ
たハウジング取付台で、前記流出口３５とＯリング３８
で気密的に連通している。３９は略円筒状のホルダー取
付リングで、前記ハウジング取付台３６とヒーターブロ
ック２８との間に取り付けられており、下端内周面には
バヨネット継手４０が形成されている。４１は前記ハウ
ジング取付台３６にねじ込みにより着脱自在に螺着した
ハウジングで、コーヒー粉４２を封入したカプセル４３
の外形形状に合わせた略円錐台状のカプセル収納室４４
が形成されている。また、ハウジング４１の外周面の上
部は下部よりも大径で、正六角柱状の係合部４５が形成
されている。４６は先端が鋭角のテーパ状に成形された
噴出部材で、ハウジング４１のカプセル収納室４４の中
央上部に配設されており、テーバ面には湯叶出口４７か
ら圧送された潟を噴出する一対の噴出孔４８が形成され
ている。また、噴出部材４６の上端部には７ランク部４
９が形成されている。５０は濾過器で、ばね５１で上方
に付勢された弁５２を内蔵しており、その周囲には円筒
状のフィルタ５３が装着されている。この濾過器５０の
下端にはフランジ部５４が形成されており、濾過器５０
と前記噴出部材４６とはハウジング４１をハウジング取
付台３６へ螺着フることにより、それぞれのフランジ部
５４と４９が挟持されて固定されており、Ｏリング５５
で気密的に連通される。、５６はカプセル４３をハウジ
ング４１の前記カプセル収納室４４内に気密的に保持す
るホルダーで、上端開口部の外周のバヨネット継手５７
を前記ホルダー取付リング３９のバヨネット継手４０に
係合してカプセル４３の下方の外径方向に伸長したリム
５８をハウジング４１の下端開口部５９とホルダー５６
の環状突起部６０で挟持している。６１は抽出液吐出口
、６２はホルダー５６の把手である。６３は前記ホルダ
ー５６の上端開口部に着脱自在に装着でき環状のハウジ
ング着脱治具で、第３図に詳しく示すように一　９一端の小径部６４にはハウジング４１の前記保合部４５に
遊嵌する内径の正六角状の孔６５が形成され、他端には
小径部６４よりも大きな外径の正六角状の大径部６６が
形成されている。なお、ハウジング着脱治具６３の内周
部は前記小径部６４を除いては係合部４５よりも大径に
形成されている。前記ホルダー５６の上端開口部にはハ
ウジング着脱治具６３の大径部６６が遊嵌する正六角状
の第１の凹部６７と、この第１の凹部６７の奥端側でハ
ウジング着脱治具６３の小径部６４を収容する正六角形
の第２の凹部６８とが形成されている。６９は前記ハウ
ジング着脱治具６３をホルダー５６に係止するための猪
め金具で、その一端にはばね７０が形成されている。７
１は前記止め金具６９のばね７０を内包して前記把手６
２の端部に遊嵌させたスライドリングで、把手６２の長
手方向へ指で動かしてスライドさせることにより、止め
金具６９をハウジング着脱治具６３の側面に設けた孔７
２から抜くことができる。

このように構成したため、ハウジング着脱治具６３を使
用しない場合は、第１図に示すようにハウリング着脱治
具６３の小径部６４をホルダー５６の第２の凹部６８に
納めてホルダー５６の上面開口部に載置して、止め金具
６９をハウジング着脱治具６３の孔７２に係止させてお
けば、ホルダー５６から外れることなく、しかもホルダ
ー５６はハウジング着脱治具６３がハウジング４１に当
ることはないので、この状態でカプセル４３をハウジン
グ４１とホルダー５６とでカプセル収納室４４に保持し
てコーヒーの抽出作業に支障なく使用できる。

ハウジング４１を着脱する場合には、まずホルダー５６
をホルダー取付リング３９から外したのち、カプセル４
３を除去し、次に止め金具６９をハウジングＷ脱治具６
３から外して第２図に示すように、ハウジング着脱治具
６３のホルダー５６へのＨＷ力方向反転させて、小径部
６４を上にして大径部６６をホルダー５６の第１の凹部
６１に嵌め込んで、小径部６４の孔６５をハウジング４
１の係合部４５にＭｆＭさせた状態でホルダー５６の把
手６２を水平方向に回動して行う。

なお、上記実施例において特許請求の範囲の湯沸しユニ
ットは、ヒーターブロック２８と水管３０およびハウジ
ング取付台３６などで構成されている。

発明の効果以上のように本発明によると、ハウジング内にカプセル
を保持するホルダーの上面開口部に着脱自在に装着でき
るハウジング着脱治具を設け、このハウジング着脱治具
のホルダーへの装着方向を変えることにより前記ハウジ
ングに係合するように構成したため、通常の使用状態に
おいてもハウジング着脱治具をホルダーに取り付けてお
くことができ、従来のようにハウジング着脱工具の保管
場所に困ったり紛失させるようなことが無くなるので、
噴出部材の噴出孔が目詰まりを起こした場合は速やかに
対応することが可能となり、使い勝手の改善に寄与でき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の抽出装置の一実施例の通常使用状態の
要部断面図、第２図は同抽出装置のハウジング着脱時の
要部断面図、第３図は同要部の分解斜視図、第４図は従
来のコーヒーなどの抽出装置の要部断面図、第５図は同
要部の分解斜視図である。２８・・・ヒーターブロック、２９・・・ヒーター、３
０・・・水管、３６・・・ハウジング取付台、３９・・
・ホルダー取付リング、４１・・・ハウジング、４３・
・・カプセル、４４・・・カプセル収納室、４５・・・
係合部、４６・・・噴出部材、４８・・・噴出孔、５６
・・・ホルダー、６１・・・抽出液吐出口、６２・・・
把手、６３・・・ハウジング着脱治具、６４・・・小径
部、６５・・・孔、６６・・・大径部、６７・・・第１
の凹部、６８・・・第２の凹部。

Claims

【特許請求の範囲】１、湯沸しユニットの湯吐出口にハウジングの一端を着
脱自在に装着し、前記ハウジングの他端に形成されたカ
プセル収納室とこのカプセル収納室の開口を覆うよう前
記湯沸しユニットに取り付けられたホルダーとで被抽出
物の封入されたカプセルを保持し、このカプセルに前記
湯沸しユニットから湯を噴出させて、前記ホルダーに穿
設された抽出液吐出口から抽出液を取り出すよう構成す
るとともに、前記ホルダーの上面開口部に着脱自在で装
着方向を変えることにより前記ハウジングに係合するハ
ウジング着脱治具を設けた抽出装置。２、ハウジング着脱治具を、環状で一端にハウジングの
外周部に係合する内径の孔を有する小径部が形成され他
端にはこの小径部よりも大きな外径の大径部を形成して
構成し、ホルダーの上面にはハウジング着脱治具の大径
部が係合する第１の凹部とこの第１の凹部の奥端側でハ
ウジング着脱治具の小径部を収容する第２の凹部とを形
成し、ハウジングの着脱時には、ハウジングから取り外
されたホルダーの第１の凹部に前記一端を上にしたハウ
ジング着脱治具の前記他端を係合させ、ハウジング着脱
治具の前記小径部をハウジングに係合させ、ハウジング
着脱治具を介してホルダーでハウジングを回動させるよ
うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
抽出装置。