JPH046671Y2 - - Google Patents

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JPH046671Y2
JPH046671Y2 JP18558386U JP18558386U JPH046671Y2 JP H046671 Y2 JPH046671 Y2 JP H046671Y2 JP 18558386 U JP18558386 U JP 18558386U JP 18558386 U JP18558386 U JP 18558386U JP H046671 Y2 JPH046671 Y2 JP H046671Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コーヒー粉等の被抽出物を封入した
カプセルに湯を加圧注入することにより、その抽
出液を得るようにするためのコーヒー等の抽出装
置に関するものである。
(従来の技術) 水容器と、加圧注水手段と、流路の途中に設け
た湯沸しユニツトと、コーヒー等の被抽出物封入
カプセル内に湯を噴出する手段を備え、水容器に
給水した後、湯沸しユニツトの加熱素子に通電す
ることにより該ユニツトの流路内の水を加熱し、
加熱注水手段により水容器の水を湯沸しユニツト
を経て圧送し、カプセル内に湯を噴出させて抽出
液を得るようにした所謂エスプレツソコーヒー等
の抽出装置に関しては、特開昭61−119214号公
報、特開昭61−119215号公報、特開昭61−119216
号公報等において開示されている。
ところで、前記のコーヒー等の被抽出物封入の
カプセル内に湯を噴出する噴出部材に設けた噴出
孔は、非常に小径であることから、コーヒー粉等
や塵芥等の異物によつて塞がれ、目詰りを起こす
ことのないよう、また、万一目詰りを起こした場
合でも、容易にこれに対処できるよう考慮されね
ばならない。
この対策として、特開昭61−119214号公報に記
載のものでは、例えば第5図に示すように、塵芥
等の異物の侵入を防ぐ手段として、水容器1の底
に設けた加圧注入装置2に連通する開口部3にフ
イルタ4を配設して塵芥等の侵入を防ぎ、また、
カプセル5内のコーヒー粉等6が湯の噴出孔中部
7へ逆流しないよう、湯の噴出部材8に至る通路
前段に逆止弁9が配設されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような水容器1に設けたフ
イルタ4と湯の噴出部材8前段の逆止弁9だけで
は、噴出孔10の目詰りを防ぐには不十分であつ
た。
すなわち、長期的な使用において湯沸しユニツ
ト11内の流路壁12に、水中のカルキ成分が析
出して水垢となつて付着し、ある程度その付着層
が厚くなつて脱落した場合、湯に流されて噴出部
材8の噴出孔10に至り、噴出孔10を目詰りさ
せることになり、また、逆止弁9の弁体の閉塞面
に脱落した水垢が挟まつて弁の機能を不完全にす
る場合もあることが判明した。
このような水垢による障害に対する手当とし
て、イオン交換樹脂で水中のカルキ成分を除去す
ることが考えられるが、価格面、管理面から実用
性に欠ける。
本考案は以上の点に鑑み、湯の噴出部材の噴出
孔の目詰りという障害の発生を防いで安全性を高
めると共に、保守の容易なコーヒー等の抽出装置
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、湯沸しユニツトに固定され該
ユニツトの湯の流出口に連通する貫通孔を有する
ハウジング取付台を設け、該取付台に着脱自在に
装着され被抽出物を封入カプセルを収容できると
共に、該カプセル内へ湯を噴出するための噴出部
材を挿入支持してなるハウジングを設け、前記ハ
ウジング取付台の貫通孔中に位置して前記噴出部
材上に載置されると共に、前記ハウジング取付台
と前記ハウジングとの間に挟持され逆止弁と該逆
止弁に入る湯を濾すフイルタを有するストレーナ
を設け、前記湯沸しユニツトに取り付けられたホ
ルダー取付台に着脱自在に装着され、前記カプセ
ルを前記ハウジングとの間で支持するためのホル
ダーを設けた構造としたものである。
(作用) 湯沸しユニツトの流出口から出た湯は、ハウジ
ング取付台の貫通孔に入り、この貫通孔内に位置
するストレーナの外周にあるフイルタを通つて濾
され、逆止弁を通つて噴出部材の噴出孔からカプ
セル内に注入されることになる。そのため、湯沸
しユニツトの流路壁に付着した水垢が脱落して逆
止弁、噴出部材の噴出孔へ入ろうとしても、スト
レーナの外周のフイルタで濾されてこれらへの侵
入を防ぐ。また、このフイルタは或る期間毎に清
掃する必要があるが、その場合、ホルダーはホル
ダー取付台に着脱自在になつているので容易に取
り外せ、また、ハウジングもハウジング取付台に
着脱自在に取り付けられているので容易に取り外
せる。その際、ストレーナはハウジング取付台と
ハウジングとに挟着されていることから、ハウジ
ングをハウジング取付台を取り外すことにより取
り出すことができ、容易にフイルタの清掃を行な
うようにできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面によつて説明
する。第1図は全体の断面図、第2図は要部断面
図、第3図は治具を含む要部分解斜視図、第4図
はハウジングを取り外すときの状態を示す要部断
面図を示し、21は湯沸しユニツトであつて、ヒ
ータ22を内装する水管23を有し、水管23の
外周面には一端から他端に連続した螺旋状の溝2
4が形成され、この溝24の両端はシールリング
25を配設して湯沸しユニツト本体21a内に気
密的に挿入されている。26はユニツト21内の
湯の流路の流出口、26aは湯沸しユニツト21
への流入口、27は水管23を湯沸しユニツト本
体21aに固着する止めねじである。28は湯沸
しユニツト21の流出口26とOリング29で気
密的に連通する貫通孔28aを有し、湯沸しユニ
ツトに固定されたハウジング取付台であり、外周
にはねじが切られている。30はハウジング取付
台28と同時に湯沸しユニツト21に固定される
略円筒状のホルダー取付台であり、下部内周部に
バヨネツト継手部31を形成している。23はハ
ウジング取付台28の外周にねじ部に上部のねじ
を切つた大径の孔部が螺合したハウジングであ
り、Oリング29aでハウジング取付台28に気
密的に取り付けられ、下半部には被抽出物を封入
したカプセル33の円錐状部に対応する円錐形状
の収納部を有し、この円錐形状の収納部と上部ね
じ切り孔との間を貫通する孔を通して噴出部材3
4が挿入支持されている。また、ハウジング32
は第3図に示されるように、外周の上部は六角形
状に形成され、下方部は円柱状に形成されてお
り、六角形状部はホルダー取付台30のバヨネツ
ト継手部31より下方の位置まで形成されてい
る。噴出部材34は下部が先端鋭角テーパ状をな
し、このテーパ状部に開口する一対の湯の噴出孔
35が設けられている。36は逆止弁37を内部
に一体に組み込み、外周には弁37へ入る湯を濾
す円筒状フイルタ36aを設けたストレーナであ
つて、弁37は弁ばね38で付勢され、湯がカプ
セル33側へ流れるときだけ開くようになつてい
る。ストレーナ36は、ハウジング取付台28の
貫通孔28a内に位置されて噴出部材34と密着
し、下部に形成した鍔部39がハウジング32を
ハウジング取付台28に螺着したとき、これらの
間に挟持されると共に噴出部材34を押圧し、こ
の噴出部材34をハウジング32の孔内に固定す
る。40はカプセル33をハウジング32内に気
密的に保持するホルダーであつて、上端開口部外
周のバヨネツト継手41がホルダー取付台30の
バヨネツト継手31に摺動嵌合し、カプセル33
の下方のリム42をハウジング32の下端開口部
43とホルダー40の内周に形成した環状突起部
44とで挟持する。また、ホルダー40の下部中
央部には吐出口45を有し、上端開口部は第3図
に見られるように、正六角孔40aが形成されて
いる。46は湯沸しユニツト21の後方に設けた
水容器であり、その下方に配設したポンプ47の
吸入管48と連通ブツシング49で連通した第1
の開口50と、バルブ51を介してハウジング3
2の下方に設けた前方引き出し式受皿52内に他
端を開口した排水口53を連通する第2の開口5
4を有する。55は水容器46の底部に立設した
フロートスイツチで、水容器46内の水量検知を
行なう。56はポンプ47に連通する第1の開口
50に配設したフイルタである。57は側板で、
裏板58と共に受皿52およびポンプ47を収納
している。58は水容器46の蓋、59はコーヒ
ーカツプ60等の抽出液を受ける容器を置く受
板、61は湯沸しユニツト21部を覆うカバー、
62は操作パネル63に設けた操作スイツチであ
る。
前記カプセル33について補足すると、このカ
プセル33は特開昭53−76171号公報に記載され
ているようなもので、アルミニウム等の薄膜で略
円錐状に形成したカプセル本体64と、ドーム状
で中央部にほぼ円形状の弱線部65を有するアル
ミニウムで形成した底板66と、この底板66と
の間に隙間を形成してカプセル本体64内に充填
したコーヒー粉等の被抽出物67を濾すのに適切
な開口をもつフイルタ68とを、カプセル本体6
4の下端部で曲げ締めしてリム42を形成させて
一体化したものよりなつている。
つぎに、以上のように構成した本考案装置の動
作について説明する。
まず、水容器46に所要量の水を入れ、操作ス
イツチ62を操作してヒータ22への通電を開始
する。湯沸しユニツト21が所定の温度に達する
と、自動温度調節器(図示せず)によりその温度
を保つように制御される。
つぎに、ホルダー40内にカプセル33をセツ
トし、そのホルダー40をホルダー取付台30に
バヨネツト継手31でセツトする。このとき、カ
プセル33のリム42がハウジング32の下端開
口部43とホルダー40の環状突起部44とで気
密的に挟持される。ホルダー40をホルダー取付
台30にセツトする過程で、カプセル33は噴出
部材34により穿孔される。つぎに、コーヒーカ
ツプ60をホルダー40の吐出口45の下方の受
板59上に載置し、操作スイツチ62を操作して
ポンプ47を作動させると、水容器46内の水は
ポンプ47を経て湯沸しユニツト21の流入口2
6aから水管23の螺旋溝24へ送り込まれ、こ
の溝24を通過するとき、ヒータ22からの熱で
加熱されて湯となり、流出口26からストレーナ
36のフイルタ36aを通り、弁37を押し開い
て噴出部材34に入り、その噴出孔35からカプ
セル33内に噴出される。カプセル33内に湯が
噴出されるとカプセル33内の圧力が上昇し、こ
の圧力がドーム状の底板66に形成した弱線部6
5を押し開き、フイルタ68で濾された抽出液は
吐出口45からのコーヒーカツプ60に注がれ
る。
ストレーナ36のフイルタ36aは、湯沸しユ
ニツト21内の水を加熱する溝24で生成され、
堆積した水垢が脱落してフイルタ36aに付着す
るので、水中のカルキ成分の多少による差はある
が、或る期間毎に掃除する必要がある。その掃除
の際、ストレーナ36は取り出すため、ハウジン
グ32をハウジング取付台28から取り外さねば
ならない。
そこで、第3図および第4図に示すように、ホ
ルダー40の上部開口部の正六角孔40aにハウ
ジング着脱用の治具70をはめ込み、そして、ハ
ウジング32の下方からハウジング32の正六角
形状部分に治具70の正六角孔を嵌合させる。こ
の状態で、ホルダー40の把手40bをハウジン
グ32がゆるむ方向に水平に回動させて行くと、
ハウジング32はハウジング取付台28との螺合
が外れてホルダー40の中に抜け落ちる。その
際、同時にハウジング32とハウジング支持台2
8間に挟持されていたストレーナ36の鍔部39
が自由になるので、ストレーナ36を取り出すこ
とができる。そのとき、ストレーナ36はハウジ
ング32の雌ねじ部内に位置しているので、床面
等へ落下することはない。ストレーナ36は取り
出してフイルタ36aの掃除が終れば、上記と反
対の操作をすることにより組み立てればよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ストレー
ナ内の逆止弁、噴出部材へ入る加熱水はストレー
ナに設けたフイルタにより濾されるので、湯沸し
ユニツト内で生成される水垢の逆止弁および噴出
部材の噴出孔へ入るのを防ぐことができ、使用性
と安全性を高めることができる。そして、ストレ
ーナに設けたフイルタを掃除するためストレーナ
を取り出すのには、ホルダーとホルダー取付台と
の間、ハウジングとハウジング取付台との間が着
脱自在になつており、ストレーナはハウジングと
ハウジング取付台から取り外すことにより外れる
ことで、極めて容易簡単に行なわれ、保守が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は同
要部の断面図、第3図は治具を含む要部の分解斜
視図、第4図はハウジングを取り出すときの状態
を示す要部断面図、第5図は従来のコーヒー等の
抽出装置の断面図を示す。 21……湯沸しユニツト、26……湯の流出
口、28……ハウジング取付台、28a……ハウ
ジング取付台の貫通孔、30……ホルダー取付
台、32……ハウジング、33……カプセル、3
4……噴出部材、36……ストレーナ、36a…
…フイルタ、37……逆止弁、40……ホルダ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯沸しユニツトに固定され該ユニツトの湯の流
    出口に連通する貫通孔を有するハウジング取付台
    を設け、該取付台に着脱自在に装着され被抽出物
    封入カプセルを収容できると共に、該カプセル内
    へ湯を噴出するための噴出部材を挿入支持してな
    るハウジングを設け、前記ハウジング取付台の貫
    通孔中に位置して前記噴出部材上に載置されると
    共に、前記ハウジング取付台と前記ハウジングと
    の間に挟持される逆止弁と該逆止弁に入る湯を濾
    すフイルタを有するストレーナを設け、前記湯沸
    しユニツトに取り付けられたホルダー取付台に着
    脱自在に保持され、前記カプセルと前記ハウジン
    グとの間で支持するためのホルダーを設けたこと
    を特徴とするコーヒー等の抽出装置。
JP18558386U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH046671Y2 (ja)

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JP18558386U JPH046671Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JP18558386U JPH046671Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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JPS6391229U JPS6391229U (ja) 1988-06-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010533053A (ja) * 2007-07-13 2010-10-21 スピネル・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 一杯分の挽いたコーヒーのポッドを使用する、エスプレッソコーヒーディスペンスマシン

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JP6891482B2 (ja) * 2016-01-20 2021-06-18 富士電機株式会社 飲料提供装置

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