JPS63180043A - 換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油、ガス等を燃焼させて空気を加熱し、燃焼
ガスとともに室内に温風として送出する方式のファンヒ
ータと連動して室内を換気するだめの換気システムに関
する。

従来の技術 ファンヒータは石油、ガス等を室内で燃焼させて温風を
送出する方式の暖房器であるが由に、長時間の連続使用
においては室内環境の汚染が問題となる。

そこで、従来は、■室内環境の汚染度をセンサー等で計
測し、汚染度が所定レベルに達したら換気を行なう手段
や、■ファンヒータの運転時間を計測し、所定時間経過
したら汚染が進行したと判断して換気を行なう手段等に
よって室内環境汚染に対する安全が図られていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、■の手段は、汚染度を計測するだめの高信頼で
、長寿命のセンサーが必要で、コスト的には高価になる
という欠点がある他、センサーの取付は場所によって計
測される汚染度が異なるという問題を有している。一方
、■の手段の場合は室内環境の汚染度の良否にかかわら
ず一律に換気する周期が決定されるシステムであり、弱
燃焼運転で汚染度がそれほど悪くなっていない時でも強
制的に換気が行なわれてしまうという使い勝手の悪い装
置であった。

そこで本発明はかかる従来の問題を解消するもので、室
内環境汚染に対する安全性が高く、しかも適切なタイミ
ングで換気が行なわれる使い勝手の良い換気装置を提供
することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の換気装置は、燃焼
装置の燃焼量を直接又は間接的に検出するための燃焼量
検出手段と、燃焼量を積算し、記憶するための燃焼量積
算手段と、この積算量が所定値に達したとき換気要求信
号を出力するための換気要求信号発生手段と、換気要求
信号を受けて換気扇を作動させるだめの換気扇制御手段
を備えた構成としている。

作　　用 本発明は上記した構成によって、以下のように作用する
。燃焼装置の燃焼量は、設定温度と現在温度の偏差量に
もとづいて算出され、バーナやファンの制御量を決定す
るものであるので、燃焼量検出手段では、このように算
出された燃焼量データを直接用いるか、あるいは、バー
ナやファンの制御量を用いて間接的に燃焼量を算出する
。このようにして求められた燃焼量は、燃焼量積算手段
によって刻々積算される。その積算値が所定値に達した
か否かを換気要求信号発生手段で常にチェックし、所定
値に達したら換気の必要性があると判断して換気要求信
号が出力される。尚、これは燃焼装置を運転した時に発
生するｃｏ、ｃｏ２　。

ＮＯＸ等の室内汚染ガヌ量は、一般に正常な燃焼状態で
は燃焼量にはｙ比例すると見なせるので・換気の必要な
室内環境汚染度を燃焼量の積算値で代行させて判定しよ
うというものである。

換気要求信号が出されると換気扇制御手段はこれを受け
て換気扇を作動させ、室内の換気を図るものである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第１図において、１は通常のファンヒータであり、２
の燃焼制御部によって、設定温度と現在温度の偏差量を
もとに燃焼量が算出され、そのデータにもとづいてバー
ナ駆動部３、ファン駆動部４の制御量が出力される。

５は燃焼量検出手段、６は燃焼量積算手段である。

７は換気要求信号発生手段であって、比較器８、換気要
求信号伝送部９などで構成される。。

１０は換気扇制御手段であって、タイマ一部１１、換気
扇駆動部１２などで構成される。

１３は換気扇である。

以上の構成において、ファンヒータが燃焼ｆるとバーナ
駆動部３に対し燃焼量に比例した制御量が出力される。

燃焼量検出手段５ではこの制御量を検出することによっ
て間接的に燃焼量Ｂ’ＶＯＬを算出する。次に燃焼量積
算手段６ではこの燃焼量ＢＶＯＬを積算し、積算値ＢＩ
ＮＴとして出力する。

換気要求信号発生手段７では、比較器８によって積算値
ＢＩＮＴと基準値ＢＲＥＦと比較され、換気が必要な状
態か否かが判定される。換気が必要な状態であれば、ト
リが信号が出て換気要求信号伝送部９に対し換気要求信
号ＥＲＥＱを出力させるよう作用するとともに、燃焼量
積算手段をクリアする。

換気要求信号伝送部９から出力された換気要求信号ＥＲ
ＥＱは換気扇制御手段１０のタイマ一部１１へ送られる
と、タイマーが作動し、換気扇駆動部１２に対し、所定
時間（ＴＦ）、換気扇駆動信号ＦＤＲＶが出力される。

換気扇駆動部１２はＴＦ時間換気扇を駆動し、室内の換
気を行なうものである。

第２図は、一部タイミング図であり、燃焼量信号ＢＶＯ
Ｉ、燃焼量積算値信号ＢＩＮＴ１換電要求信号ＥＲＥＱ
、換気扇駆動信号ＦＤＲＶの関係を示す。これより、燃
焼の状態が燃焼量信号ＢＶＯＬの■から■へ変化すれば
、換気要求信号ＥＲＥＱが出力される周期もＴＥｌから
ＴＥ２へと変わる様子がわかる。このように、本発明で
は、何が何んでも一定時間ととに換気をするのではなく
、燃焼状態に応じた適切な換気を行なうことができるも
のである。

発明の効果 以上のように本発明の換気装置によれば次の効果が得ら
れる。

本発明の換気装置は、燃焼装置の燃焼量と室内環境汚染
度が比例すると見なし、燃焼量の積算値が所定値に達し
たら換気扇を廻して自動的に換気を行なう装置であるた
め、 （１）室内環境の汚染度をセンサー等で計測して換気を
行なう方式に比べて、特別な装置は必要なく、安価で信
頼性の高い換気装置が実現できる。

（２）　　燃焼装置の運転時間を計測して一定時間ごと
に換気を行なう方式に比べて、本当に必要なタイミング
で換気をしてくれる使い勝手の良い換気装置が実現でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における換気装置の制御ブロ
ック図、第２図は同一部タイミング図である。 １・・・・・・ファンヒータ、５・・・・・・燃焼量検
品手段、６・・・・・・燃焼量積算手段、７・・・・・
・換気要求信号発生手段、１０・・・・・・換気扇制御
手段、１３・・・・・・換気扇。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃焼装置の燃焼量を検出する燃焼量検出手段と、前記燃
   焼量検出手段によって求めた燃焼量を積算し、記憶する
   燃焼量積算手段と、前記燃焼量積算手段による積算値が
   所定値に達したとき換気要求信号を出力する換気要求信
   号発生手段と、前記換気要求信号を受けて換気扇を作動
   させ換気を図る換気扇制御手段とを備えた換気装置。