JPS6317996B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6317996B2
JPS6317996B2 JP54048402A JP4840279A JPS6317996B2 JP S6317996 B2 JPS6317996 B2 JP S6317996B2 JP 54048402 A JP54048402 A JP 54048402A JP 4840279 A JP4840279 A JP 4840279A JP S6317996 B2 JPS6317996 B2 JP S6317996B2
Authority
JP
Japan
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door
garage
main
opening
closing
Prior art date
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Expired
Application number
JP54048402A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55142883A (en
Inventor
Shigeru Matsuoka
Takeshi Tokunaga
Seiji Yonekura
Mitsuo Suzuki
Kenji Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4840279A priority Critical patent/JPS55142883A/ja
Priority to GB8012262A priority patent/GB2048368B/en
Priority to CA000349938A priority patent/CA1147441A/en
Priority to US06/140,672 priority patent/US4365250A/en
Priority to AU57496/80A priority patent/AU520541B2/en
Priority to DE3015072A priority patent/DE3015072C2/de
Publication of JPS55142883A publication Critical patent/JPS55142883A/ja
Publication of JPS6317996B2 publication Critical patent/JPS6317996B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
    • E05F15/603Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
    • E05F15/665Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings
    • E05F15/668Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings for overhead wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/106Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof for garages

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ガレージドア制御装置に係り、特に
ガレージ内の異常状態検知後に、適確な処理制御
をおこなう好適なガレージドア制御装置に関す
る。 一般にガレージドア開閉装置は第1図に示すご
とく、駆動装置を内蔵した本体1と該本体1と連
結されたレール2と該レール2によつて案内さ
れ、且つ該本体1の駆動力によつて作動するロー
ラチエン3に固着され、水平移動するトロリ4の
主要部から成る。該本体1は吊り金具にて、ガレ
ージの天井に吊るされ、他方、該レール2の端部
はヘツダーブラケツト5によつてガレージの一部
に固定される。一方、ガレージドア6は、一般に
は、数枚に分割され且つ、互いに連結されて、両
側に設けられたドアレール7に沿つて開閉され
る。さらに該ガレージドア6の重量はドアバラン
ススプリング8によつてバランスされて、入力に
よつて開閉可能な状態にある。上記状態にあるガ
レージドア6にドアブラケツト9を固定し、さら
に該ドアブラケツト9と該トロリ4をドアアーム
10を介して回動自在に連結する。このことによ
り、前記本体1の駆動力によつて作動するローラ
チエン3、該ローラチエンの作動によつてレール
2に沿つて水平移動するトロリ4に連動して、該
ガレージドア6はドアレール7に沿つて開閉され
る。前記本体1への電源供給は電源ケーブル11
を経由してなされる。 さらに、前記本体1への動作指令はガレージの
壁に取付けられた押釦スイツチ12を押すこと、
あるいは電源等による信号を受信器を内蔵した制
御装置13によつて受信し、本体1に動作指令を
出す。又、万一停電等によつて、ガレージドア開
閉装置が動作不能になつた場合には、離脱用ひも
14によつて該ローラチエン3と該トロリ4との
連結を外して、人力によりガレージドア6を単独
で開閉できるようにしている。 まず第2図、第3図によりガレージドア開閉装
置の本体構造を説明する。第2図は縦断側面図、
第3図は一部横断上面図である。 本体フレーム15の下側に固定されたモータ1
6の回転はモータシヤフト16―aに固定された
るモータプーリ17、Vベルト18、大プーリ1
9に伝達される。さらに該大プーリ19の回転は
スプロケツトシヤフト20を介してスプロケツト
21に伝達される。該スプロケツト21にはロー
ラチエン3が噛合わされる。該ローラチエン3の
ローラ部は本体フレーム1内において両側面から
チエンガイドA22、チエンガイドB23、チエ
ンガイドC24によつてガイドされる。レール2
は前記フレーム15に、レール固定金具25によ
つて、該チエンガイドA22と該チエンガイドC
24によつて構成される溝部と段差及びすき間な
く固定される。ローラチエン3のローラ部は両側
面を該レール2によつてガイドされる。 一方、前記スプロケツト21によつて巻取られ
たる該ローラチエン3の収納は、該チエンガイド
A22と該チエンガイドB23とによつて構成さ
れる溝部と段差及びすき間なく固定されたるチエ
ン収納ケース27のチエン収納溝27―aによつ
てなされる。以上の構成により前記モータ16の
回転駆動によつて前記スプロケツト21が廻さ
れ、ローラチエン3が、該レール2に沿つて往復
動される。 次に第1図にて説明したるガレージドア6の開
閉動作の上限点、下限点すなわち、トロリ4の水
平移動量を制限するリミツト機構につき以下説明
する。該ローラチエン3の移動量を、該スプロケ
ツト21と同回転数で回転する大プーリ19の外
周に設けたプーリラツク28の移動量に変換す
る。該プーリラツク28に噛合うピニオン29を
介して、上限リミツトスイツチ30、下限リミツ
トスイツチ31に、前記プーリラツク28の移動
量を伝達する。該上限リミツトスイツチ30、下
限リミツトスイツチ31の各々に上限点調整つま
み32、下限点調整つまみ33を設け、これによ
つて本体外部から自由に上限点、下限点を調整可
能にする。 前記ガレージドアが下降中に障害物に当つた場
合は安全上早かに検知し、反転動作すなわち上昇
しなければならず、又、前記ガレージドアが上昇
中に障害物に当つた場合、安全上早かに検知し、
停止しなければならない。以上に述べた障害物検
知機構について以下説明する。前記、チエンガイ
ドA22とチエンガイドB23とチエンガイドC
24で形成されるチエン案内溝の一部を曲路に形
成し、該ローラチエン3にドア下降時加わる圧縮
力、ドア上昇時加わる引張力の各々によつて発生
する力によつて移動されたるオブストラクシヨン
検知金具34を設ける。該オブストラクシヨン検
知金具34の動きを規制するオブストラクシヨン
スプリング35の圧縮力をオブストラクシヨン動
作力調整ねじ36を廻すことによりスプリング押
え板37を移動させて自由に変えることができ
る。また、オブストラクシヨン検知金具34の動
きによつてオン、オフするオブストラクシヨン検
知スイツチ52によつて前述した障害物を検知し
て、ドア下降時は上昇に、ドア上昇時は停止する
ようにする。 また、ガレージ内の照明を行なうランプ38を
設け、ガレージドアの動きに連動して点消燈を行
なうようにする。更に、該モータ16及び該ラン
プをコントロールするコントロール39をフレー
ム15内に固定し、さらに本体カバー40、ラン
プカバー41によつて、該モータ16、大プーリ
19、ランプ38をカバーする。尚、ランプカバ
ー41は半透明にて、該ランプ38の光を透過さ
せ、ガレージ内を明るく照らすものとする。以上
ガレージドア開閉装置の本体構造を説明したが次
に、レール及びトロリ部について第4図により説
明する。レール2の断面構造は第4図に示すごと
く、薄肉の鉄板、もしくはプラスチツク板を成形
したものであり、該レールの外周部においてトロ
リ4を摺動案内させるようにする。さらに該レー
ル2によつて、ローラチエン3のローラ部を両側
面から挾みこんで、該ローラチエン3の往復動を
直線的に行なうよう案内している。次に該トロリ
4と該ローラチエン3の連結は該ローラチエン3
の先端部に固定され、前記レール2によつて該ロ
ーラチエン3と同様に案内されたるローラチエン
アタツチメント3―aの溝部に連結金具4―aを
挿入することによつてなされる。該連結金具4―
aは、前記トロリ4内にあつて、上下に摺動可能
であり、常時はスプリング等の力によつて上方向
に押上げられており、従つて、該トロリ4と該ロ
ーラチエン3は連結状態にある。万一停電時等
に、ガレージドア開閉装置と、ドアとを切離し
て、人間の力でドアを開閉する場合には、該連結
金具4―aを下方に引張つて該ローラチエンアタ
ツチメント3―aから離脱して行なう。次に前記
トロリ4の動作をドアに伝達するためのドアアー
ム10は、L字状ドアアーム10―aとストレー
トドアアーム10―bから構成され、各々はドア
とレールの位置関係によつて自由に長さを変えて
連結される。前記ドアアーム10の一端は該トロ
リ4に、他端は第1図のドアブラケツト9を介し
てドア6に連結される。前記ドアアーム10とト
ロリ4の結合は、該トロリ4に長溝4―bを設け
て、該長溝4―bにピン4―cを差込むことで行
なう。該ピン4―cは、常時は、スプリング等に
よつて第4図に示す状態に押付けられている。こ
れは、ドアの下降中に障害物に衝突した場合の衝
撃吸収を行なうものである。さらに、ガレージド
ア開閉装置は、床面が雪、氷等によつて盛上つた
場合、あるいは水道用ホース等の小物品があつて
もドア下降時オブストラクシヨン検知によつてリ
バースしないような対策が必要である。すなわち
床面上2インチ以下では、障害物を検知しても反
転せず、停止することが必要である。この場合の
トロリ4とドア6の移動量の差を該長溝4―bで
吸収する。 従来のガレージドア開閉装置の一般的な実施例
として、リレーコイルがオンする度に、リレー接
点が反転し、又その状態が次にオンするまで保持
される記憶継電器(ラツチングリレー)を用いた
ものを第5図を用いて説明する。 モータ180はコンデンサ181と結合され用
いられ、上限リミツトスイツチ185、下限リミ
ツトスイツチ186を介して、ラツチングリレー
184により制御される。又該ラツチングリレー
184を動作させるドア開閉指令用押釦スイツチ
189、障害物検知リミツトスイツチ190があ
り、これらの制御電源はトランス191により作
られる。さらに、ランプ183はサーマルリレー
182により点灯される。 次に、これらの動作を説明する。まずドア開閉
指令用押釦スイツチ189がオンされ、ラツチン
グリレー184が接点A・A′側にオンすると、
モータ180はドア上昇方向に回転し、同時にモ
ータ180端子間の電圧によりサーマルリレー1
82のヒータ部が加熱され、バイメタル構造とな
つている該リレー接点がオンし、ランプを点灯す
る。ドアが上限にくると上限リミツトスイツチ1
85がオフし、モータ180は停止する。さらに
再び、ドア開閉指令用押釦スイツチ189がオン
されると、ラツチングリレー184が今度は接点
B・B′側に反転し、モータ180はドア下降方
向に回転する。この時もランプ183は前記のラ
ンプ点灯動作に従つて点灯される。ドア下降動作
は下限リミツトスイツチ186がオフすることに
より完了する。ただし、該動作中に障害物検知ス
イツチ190がオンすると、ラツチングリレー1
84のリレーコイルは励磁され、該リレー接点は
A・A′側に反転し、ドアは下降動作から上昇動
作に反転する。前記の様なドア反転動作は、上昇
又は下降動作中に、ドア開閉指令用押釦スイツチ
189をオンしても同様に行なわれる。また、障
害物検知動作は上昇動作中においては無効となつ
ている。なお、前記したランプ183の消灯は、
サーマルリレー182のバイメタル接点がモータ
180の停止後、冷却される一定時間ののち自動
的にオフされる。 一般にガレージ内は、車庫という機能以外に
種々雑多な物品を管理しておく物置として併用さ
れる場合が多い。そのために火災事故や盗難予防
については十分配慮されなければならない。この
ような火災事故や盗難予防などの検知のために火
災事故検知装置、たとえば、温度検知タイプや、
煙検知タイプがあり、盗難予防装置、たとえば、
マグネツト―リードスイツチタイプや光線タイプ
や電波タイプがあることは一般に知られている。
しかして、前記既製品化された装置を購入し、ガ
レージ内に設置すると次のような不具合が生じ
る。 1 火災事故検知装置や盗難予防装置などの異常
状態検知装置と、ドア開閉制御装置が別に設置
されることより、電源が2系統必要であり、電
源投入忘れによる動作不良が起りうる。 2 火災事故検知装置や盗難予防装置などの異常
状態検知装置と、ドア開閉制御装置が別に設置
されることにより相互の動作関連がなく、予防
できた事故や事故の影響度を最小限にするよう
な効果が期待できない。 3 火災事故検知装置や盗難予防装置などの異常
状態検知装置と、ドア開閉制御装置が別に設置
されることより、異常状態検知装置に付加され
る報知手段を有効に活用できない。 以上の如く、前記異常状態検知装置と、ドア開
閉制御装置が分離設置され、相互に関連性のない
ことが大きな問題点である。 前記不具合点中第2項の内容について、前記異
常状態検知装置と、ドア開閉制御装置の相互に関
連性を持たせた場合の例を次に示す。 (1) 火災事故発生が検知されたら、延焼を防ぐた
めドアを自動的に閉じる。 (2) 第1項とは、逆に、消火をやりやすくするた
めにドアを自動的に開ける。 (3) ガス発生が検知されたら、もしガレージ内に
人が居て、人事不省になつている場合を考え、
ドアを自動的に開け、新鮮な空気を流入させ
る。さらに、報知手段を動作させることによ
り、異常報知し目覚めさせる。近くに居る人へ
の報知となり、その状態をできるだけ早く改善
せしめるよう促がす注意報知となる。 (4) 盗難予防装置からの出力があつた場合、ドア
開閉制御装置内に有するランプを点灯し、周囲
を照らし、侵入者を威嚇する。 前記不具合点中第3項の内容について前記異常
状態検知装置と、ドア開閉制御装置の相互に関連
性を持たせた場合の例を次に示す。 (1) 正常なドア動作中、ドアが下降中のみ、前記
報知手段を動作させ、ドア周辺に居る人への注
意を促し、安全性を高める。 (2) 正常なドア動作中、ドアが上昇中のみ、前記
報知手段を動作させる。但し、この場合、前記
報知手段は、ガレージの中と、住居のどちらに
も設置しておき、ドアが上昇中は、住居側の報
知手段のみを動作させる。 第1の発明の目的は、指令手段を操作すること
によるガレージドア開閉制御指令信号と検知手段
からの検知信号によつて安全性が高い状態にガレ
ージドアを開閉制御することにある。 第2の発明の目的は、第1の発明におけるガレ
ージドアの制御の安全性をより高めることにあ
る。 第3の発明の目的は、第1及び第2の発明のよ
うに安全性の高いガレージドア制御を実行するの
に好都合な高い制御機能をもつガレージドア制御
装置を容易に実現することにある。 上記第1の目的を達成するための第1の発明
は、ガレージの主ドアを開閉操作するドア開閉操
作手段と、前記主ドアの開閉を指令する指令手段
と、前記主ドアの開閉状態を検知する主検知手段
と、ガレージの窓または補助ドアの開放及びガレ
ージ内での火災事故または特殊ガスの発生を検出
する補助検知手段と、報知手段と、上記各手段と
電気信号的に結ばれた電気的制御手段とを備え、
この電気的制御手段に、前記指令手段からの開閉
指令信号、主検知手段からの主検知信号及び補助
検知手段からの補助検知信号を入力してこれを論
理判断し、前記主ドアが閉じた状態で停止して一
定時間経過後に前記主検知手段または補助検知手
段から検知信号が入力されたときには前記報知手
段を動作させてこれを報知する信号処理手段を備
えたことを特徴とする。 第2の発明は、前記信号処理手段を、入力され
た検知信号が補助検知信号であるときには主ドア
を開放するように前記ドア開閉操作手段を制御す
るように構成したことを特徴とする。 そして第3の発明は、前記電気的制御手段に、
主ドアの制御内容を命令コードの組合せによりプ
ログラムして記憶するプログラム記憶回路、該プ
ログラム記憶回路における命令コードのアドレス
の指定及びアドレスを更新するためのプログラム
カウンタと、該プログラム記憶回路から読出され
る命令コードを一時的に記憶する命令レジスタ
と、該命令レジスタに記憶された命令コード内容
を解読する命令デコーダと、命令コードに従い演
算処理する演算処理回路と、前記演算処理回路の
出力により制御される主ドアの移動方向及び来歴
を一時記憶する記憶回路と、前記命令デコーダに
つながり、前記指令手段からの開閉指令信号、主
検知手段からの主検知信号及び補助検知手段から
の補助検知信号を入力し、かつ前記ドア開閉操作
手段を制御する入出力回路と、これらの制御回路
全体のタイミングを制御するタイミング制御回路
を備え、前記指令手段からの開閉指令信号、主検
知手段からの主検知信号及び補助検知手段からの
補助検知信号を入力してこれを論理判断し、前記
主ドアが閉じた状態で停止して一定時間経過後に
前記主検知手段または補助検知手段から検知信号
が入力されたときには前記報知手段を動作させて
これを報知すると共に、この検知信号が補助検知
信号であるときには主ドアを開放するように前記
ドア開閉操作手段を制御するようにしたことを特
徴とする。 以下、本発明による一実施例を第6図から第5
0図を用いて説明する。 第6図は、本発明なるガレージドアの基本動作
順序を示した状態遷移図である。この第6図にお
いて、ガレージドア6は、電源投入後、停止状態
303にある。この状態より、操作指令を受ける
たびに、ガレージドア6は上昇状態300→停止
状態301→下降状態302→停止状態303を
繰り返す。このような操作指令とは別に、上昇状
態300にあるガレージドア6に応動して上限リ
ミツトスイツチ30からの入力あると、状態30
7を経由し、すみやかに停止状態301に移行す
る。また、下降状態302にあるガレージドア6
に応動して下限リミツトスイツチ31からの入力
があると、状態309を経由し、定時間下降状態
304に移行し、定時間経過後、停止状態303
になる。この定時間下降する理由についての詳細
は、後述する。 ガレージドア6を安全に操作するため、ガレー
ジドア6の移動が阻止された場合の処置について
説明する。ガレージドア6が、上昇状態にあり、
オブストラクシヨン検知入力があつた場合には、
状態308を経由し、すみやかに停止状態301
に移行する。また、ガレージドア6が下降状態3
02にあり、オブストラクシヨン検知入力があつ
た場合には、状態310を経由し、一旦停止状態
305に移行し、定時間経過後、1フイート上昇
状態306になる。この1フイート上昇は、時間
管理されており、定時間経過後、停止状態301
に移行する。ここで、1フイート上昇状態にあつ
て途中で上限リミツトスイツチ30からの入力が
あつた場合には、該上限リミツトスイツチを優先
処理し、すみやかに、停止状態301に移行す
る。 前記定時間下降する理由について以下説明す
る。一般に、冬になるとドア下端に位置する床面
は、結氷するか、あるいは積雪のため変動しやす
い。もし、床面が初期設定時よりも変動し、前記
理由により盛り上るとドアが下降した場合に、常
にオブストラクシヨン検知スイツチ52が働き前
記状態301になつてしまい、ドアを閉めること
ができなくなる。これらの理由により、本実施例
では下限リミツトスイツチ31をドア全閉以前の
状態で働かせ、その後の定時間下降でドアが全閉
するようにしている。そして下限リミツトスイツ
チ31からの入力があつた場合にはオブストラク
シヨン検知入力を無視している。このようにする
ことにより、ドア下端部床面が変動しても、ドア
の開閉には影響しなくなる。さらに、下限点調整
が容易になり(米国規格UL325.27.1項記載内容
を十分満足するため)ドア操作性が著しく向上す
る。 具体的には、床面から2インチの高さのところ
で、下限リミツトスイツチ31が動作するように
調整し、第6図、定時間下降状態304で、十分
にドアが閉じるようにする。しかして、もし、定
時間下降状態304において、オブストラクシヨ
ン検知スイツチ52が、動作した場合は、該オブ
ストラクシヨン動作を優先処理し、すみやかに、
停止状態303に移行する。このようにすること
より、床面まで2インチ以内にある障害物に対す
る押付け力を緩和している。 以上のような本発明になるガレージドア制御に
ついての、詳細は後述する処理フローチヤート第
14図から第37図を用い説明する。 第7図は、制御部の基本ブロツク図を示したも
のであり、基本的には入力回路312、論理処理
回路311、出力回路313より構成される。入
力回路312は、一般に言う信号レベル置換機能
を有するインターフエイス回路であり、この回路
へは、ガレージドア6の各種状態を示す上限リミ
ツトスイツチ30、下限リミツトスイツチ31、
オブストラクシヨン検知スイツチ52などの信号
の他にガレージドア6操作用信号として、押釦ス
イツチ12やラジオコントロールのための受信器
330などの信号が入力されている。これらの信
号を、論理処理回路311であらかじめ記憶され
ている処理ステツプに従い最適な処理をおこな
い、その結果を出力する。その出力信号が入力さ
れる出力回路313では、該出力信号を増幅し、
モータの正逆転制御やガレージ内照明ランプ38
のオン―オフ制御などをおこなう。 第8図は、前記基本ブロツク図を実施例として
展開したものである。 本実施例では受信器を内蔵した制御装置13は
前記論理処理回路311を中心にし、信号処理部
全てを内蔵する。本体1には、モータ16、ラン
プ38からなる駆動部分及び照明部分と、該部品
を駆動するためのドライバ回路、具体的にはトラ
ンス314、リレーからなるモータドライブ回路
327,328、リレーからなるランプドライブ
回路329等を内蔵する。制御装置13と、本体
1の間は7本の電線でつないでいる。 電源コード11により供給された一次電源
115Vは、トランス314によりAC14Vに降圧さ
れ、定電圧回路315でDC10Vに定電圧化され
回路電圧となる。上限リミツトスイツチ30、下
限リミツトスイツチ31、オブストラクシヨン検
知スイツチ52の出力は、抵抗―コンデンサで構
成されるインターフエイス回路317,318,
319に入力されそれら回路出力が各々論理処理
回路311に入力されている。 操作用押釦スイツチ12は、抵抗―コンデンサ
で構成されるインターフエイス回路320に入力
され、その回路出力が論理処理回路311に入力
されている。論理処理回路311の出力はトラン
ジスタにより構成されるドライブ回路322に入
力され、モータ16を正転させるためにリレーに
より構成されたドライブ回路327を駆動する。
また、トランジスタにより構成されるドライブ回
路323は論理処理回路311の出力を入力し、
モータ16を逆転させるためにリレーにより構成
されたドライブ回路328を駆動する。また、ラ
ンプ38をオン、オフするドライブ回路として、
リレーより構成されるドライブ回路329は、該
リレーをドライブするトランジスタにより構成さ
れるドライブ回路324を介して論理処理回路3
11により駆動される。 この他に、論理処理回路311の出力回路とし
てはガレージドア6の状態を表示するためのドア
インジケータ回路325や警報回路326がある
が、詳細については後述する。 押釦スイツチ12は、制御装置13のケース上
に装着されたドア操作用スイツチであるが、これ
とは別に、送受信機能を応用したラジオコントロ
ール操作指令系がある。これは、ガレージより離
れた位置からドアを操作するためのものであり、
電波として、UHF帯を利用している。操作とし
ては、送信器331に内蔵されたビツト設定部
と、制御装置13内のビツト設定回路321を、
まず合せておく。送信器331から送られてくる
情報としては、このビツト設定部が順次送られて
くる。情報のフオーマツトの詳細は後述する。送
られてきた情報は、受信回路330で復調二値化
信号化され論理処理回路311に入力される。こ
こで用いている受信回路の主構成として、超再生
回路(一般にはスーパリゼと称する)を採用して
いる。送られて来た情報は、ビツト設定回路32
1の内容と順次比較し全てのビツトが一致すると
はじめて操作信号として処理する。当然ビツトの
設定が異なる場合は、ガレージドアの操作は不可
能である。 この他に、ランプ38の点灯時間を設定するよ
うな機能と、ガレージ内の異常状態検知入力信号
のインターフエイス回路316がある。 次に論理処理回路311の構成について第9図
を用いて説明する。ガレージドア6を前記したよ
うに最適に制御するために必要な処理順序はあら
かじめプログラム化して保持され、順次読出して
実行される。このために、該論理処理回路311
は、プログラム記憶回路340(この記憶回路3
40は、一般に、リード、オンリー、メモリ=
READ ONLY MEMORY=ROMが用いられ
る。)と、該プログラム記憶回路340から読出
される命令コードを一時的に記憶する命令レジス
タ341と、該命令レジスタに記憶された命令コ
ードの内容を解読するための命令デコーダ342
を備えており、動作タイミングを制御するタイミ
ング制御回路351から出力されるタイミングパ
ルスと解読された前記命令コードに従つて該論理
処理回路311は動作する。このために、命令デ
コーダ342及びタイミング制御回路351の出
力(矢印で示す。)は、該論理処理回路311を
構成するすべての回路要素に与えられこれらを選
択的に活性化するが、接続回路の図示は省略す
る。前記プログラム記憶回路340における命令
コードのアドレスの指定及びアドレスの更新のた
めにプログラムカウンタ343があり、該プログ
ラムカウンタ343には、プログラムでスキツプ
処理(例えばサブルーチンジヤンプ)をするとき
などにそのリターンアドレスを記憶させるための
レジスタであるスタツクレジスタ344が接続さ
れる。 さらに、2進加算などの論理演算をおこなう論
理演算回路345、該論理演算結果状態を一時記
憶する状態表示レジスタ346、論理演算時に使
用されるアキユームレータ等のレジスタ347、
演算結果の格納や状態フラグ(例えばドアが今ど
のようになつているかを示すもので、動作中;1
停止中;0)等の一時記憶回路349(この一
時記憶回路349は一般にランダム、アクセス、
メモリ=RANDOM ACCESS MEMORY=
RAMが用いられる。)、前記論理演算回路345
によつてアドレスされるバツフアレジスタ348
が設けられ、個々の回路要素はバスライン352
により接続されている。また、該バスライン35
2は入出力回路350を介して前記入力回路31
2と出力回路313に接続され、入力される入力
状態を論理演算回路345、レジスタ347、状
態表示レジスタ346等で構成される論理判定手
段で処理して出力する。 以上のような構成で、特に処理を進める上で、
重要な役割をはたす一時記憶回路349につい
て、第10図を例にとり説明する。 前記の如く、一時記憶回路349は、演算結果
の格納や状態フラグ等の一時記憶に利用する。記
憶する単位としては、4ビツトを1バイトとして
扱うこととする。本発明の実施例では、22バイト
のマツプエリアを有する。前記した状態フラグと
しては、0,1,2の3バイトを割付けており、
個々のフラグの意味は、後述するフローチヤート
で説明する。 また、10〜21の12バイトは、タイマ要素として
利用する。タイマ群で基本となるのは、基本タイ
マTM1であり、本実施例では15.625msecである。
これは、一つのプログラムの処理ステツプ所要時
間があらかじめわかるので一定数のステツプ数を
カウントし、それにあてている。つまり本発明の
一実施例では、外部ハードで構成するようなタイ
マ系は、一切使用していない。 これらの状態フラグ、タイマ群を、その処理ス
テツプに従い順次更新しておき該内容と、プログ
ラム記憶回路に記憶されている命令コードにより
論理演算回路345で、論理判断し、最適のプロ
グラム処理を決定する。 次に、本発明になるガレージドアの動作順序に
ついて具体的に説明する。 ガレージドアの動作遷移図については、すでに
第6図を用い説明してあるが、ここで、フローチ
ヤートを説明する前に、処理内容で特記すべき項
目について述べておく。 1 不連続入力信号制御 操作用押釦スイツチあるいは受信器からの入力
信号があらたな信号か、あるいはその前から連続
している信号かを識別する。この方法としては入
力信号がオフになつてからタイマTM4をセツト
し該タイムオーバするまえに、再度入力信号があ
つた場合には、連続として処理し、タイムオーバ
後であればあらたな入力信号として処理する。前
者のタイムオーバするまえの入力信号は、その信
号がオフになつてからあらたにタイマTM4がセ
ツトされる。さらに本発明の実施例では、操作性
を向上させるため次のようにしている。 ドアが動作しはじめたときに「すぐにドアを
止めたい」という状態が生じる。たとえば、ド
アの移動方向に障害物があるような状態であ
る。そこで、ドアが動作中の不連続タイマ
TM4値として、0.25秒を採用した。 ドアが停止後、再起動する場合は、駆動部や
ドアに大きな衝撃負荷がかかることを軽減する
ために、その停止時間を十分にとる必要があ
る。モータの回転慣性が、0.15秒程度で十分消
滅することを実験で確認し、このドアの停止中
の不連続タイマTM4値として0.5秒を採用した。 2 起動回数制御 ガレージドアに用いられているモータは、一般
に短時間定格のものが多く、何回も連続動作させ
ると、モータ内のサーマルスイツチ192が働い
てしまう。その結果、モータのハウジングが冷却
しないとサーマルスイツチは復帰せず約20分程度
の間ガレージドア操作が不可能となる。さらに、
上記状態は、普通の使用状態では起りにくく、子
供等によるいたずらによる場合が多い。特に、子
供等によるいたずらがあり、しよつちゆうサーマ
ルスイツチが働いているとモータ寿命の低下につ
ながり好ましくなく、また、重大事故につながる
おそれが生じる。それを防ぐ案として、第11図
に示すような起動回数制御アルゴリズムを採用し
た。 ドアが停止後2分タイマTM10をセツトす
る。 該TM10がタイムオーバしないうちに再起動
操作指令が入力された(例えばI状態)とき
は、EDカウンタ(起動回数カウンタ)を歩進
させる。 該TM10がタイムオーバ後に、再起動操作指
令が入力された(例えば状態)ときは、ED
カウンタをそのままとする。 ドアが停止後6分以内に、再起動操作指令が
入力されない(例えば状態)ときは、EDカ
ウンタをクリアする。このタイマはTM11であ
る。 ,,項の処理をおこない、EDカウン
タ値が12になつたら、それ以降の操作指令を6
分間受付けない。ドアは、6分後に再び操作す
ることが可能となる。 3 オープンドアインジケータ(以下ODiと称
す) 第1図に示したガレージドア6の状態を表示す
るもので、具体的素子としてランプや、発光ダイ
オードを点滅するドアインジケータ回路325よ
り構成される。点滅の状態例を第12図に示す。 4 ダブルセーフテイ制御 移動領域を設定する上限リミツトスイツチ30
や、下限リミツトスイツチ31が故障した場合に
は、ドアが下降中であれば床面衝突、ドアが上昇
中であれば、上端ストツパに衝突し、オブストラ
クシヨンスイツチ52が働く。しかして、もし、
オブストラクシヨンスイツチ52が故障した場合
には、モータがロツクトルクを発生しサーマルス
イツチ192がオンするまで、障害物を強力に押
し続ける。この状態は安全上好ましくなく、以下
の点に着目対策する。ドアの移動距離は限定でき
る。(例えば9フイート≒2.7m)ので移動時間も
おのずと限定される。(ドア速度を10m/分とす
ると、移動時間TT=2.7m/10m/分≒16秒)そ
こでドアが動作してからタイマTM8をセツトし、
該タイマTM8がタイムオーバするまでに、上限、
下限、オブストラクシヨンスイツチ信号が入力さ
れない場合は、異常と判定し、障害物検知処理を
おこなう。この機能があると、例えば、駆動系の
一部が故障しドアが動作しない場合、具体的に
は、ベルトスリツプして動力伝達せず、該スリツ
プによりベルト破損が起る可能性もあり、一定時
間後、モータを停止することは安全性向上の点か
ら有効である。 5 オブストラクシヨン無視制御 一般に、摩擦は、静摩擦と、動摩擦に分けられ
静摩擦の方が大きい。ガレージドアの場合も同様
であり、該ガレージドアの起動時には大きな力を
必要とする。しかしドア動作中は、それほど大き
な力を必要としない。しかしてドアの起動時にオ
ブストラクシヨン検知スイツチ52が働かないよ
うにするには動作設定値を大きくしなければなら
ず、その結果ドア移動中のオブストラクシヨン検
知力も大きな値になつてしまう。そうなるとドア
の操作性、安全性の上からは、小さなオブストラ
クシヨン検知力が要求されることと相反してしま
う。その対策として本発明の実施例では、起動
後、一定時間(本発明の実施例では1秒間)は、
オブストラクシヨン検知を無視している。この根
拠はどのようなドアでも起動後、1秒間は十分に
定常移動状態にあるとの仮定のもとにある。 6 上下限リミツトスイツチ制御 上限リミツトスイツチと、下限リミツトスイツ
チの、同時入力という状態はあり得ない。このよ
うな状態としては、次の場合が考えられる。ドア
は、下限位置にあり、下限リミツトスイツチ31
がオンしているときに、上限リミツトスイツチ3
0の接点が溶着しているような状態、あるいは配
線の一部が断線し、シヤーシに接触しているよう
な状態が考えられる。またドアは上限位置にあ
り、上限リミツトスイツチ30がオンしていると
きに、下限リミツトスイツチ31の接点が溶着し
ているような状態、あるいは配線の一部が断線し
シヤーシに接触しているような状態が考えられ
る。また前記断線現象や接点溶着が上、下限リミ
ツトスイツチ共に生じる可能性がある。そのよう
な場合の対策として、同時入力がある場合には操
作入力信号をうけてもドアを停止状態のままとす
る。 7 ランプ点灯時間制御 第8図に示す付加回路316には、ランプ点灯
時間2分または6分が設定できるようになつてい
る。本発明の実施例では、ドアが動作しはじめて
からランプを点灯し、ドアが停止後、設定された
タイマTM12をセツトし、該タイマのタイムオー
バで、ランプを消灯している。 8 受信信号制御 ラジオコントロール送信器より送信された信号
は、超再生回路330で、復調二値化され、論理
処理回路311に入力される。該入力信号のフオ
ーマツトを第13図に示す。該フオーマツト方式
は通信方式での分類上、NRZ(ノン・リターン・
ゼロ=NON RETURN ZERO)方式に属する。
仕様について以下説明する。 (1) 同期信号SYNCは、16ビツトで構成し、同期
信号SYNC長をカウントし、その長さが、一定
の範囲にあることを確認した後に同期信号とし
て処理される。 まず、同期信号SYNC長を1/16にし、サンプ
リング周期を決定する。 (2) サンプリングは、同期信号SYNCの立下りよ
り開始する。但し、スタートビツトSTだけは
サンプリング長を、1/32に設定する。スタート
ビツトは常に“0”とする。 (3) データ6ビツトを、サンプリングチエツク後
ストツプビツトSPが“1”であることをチエ
ツクする。該ストツプビツトSPの立下りより
次のサンプリングを開始する。こうすることに
よりサンプリングの誤差集積は、8ビツト単位
にとどめることができる。 (4) フレームストツプビツトFSPのチエツク完了
“1110”後、操作信号として処理される。 第14図に、本発明なるメインフローチヤート
を示す。電源投入後より処理は、スタートする。
まず、一時記憶回路349を、初期状態にするた
めRAMクリア360をおこなう。次に障害物処
理下限点検出後処理中361をチエツクする。障
害物処理中は、第6図の状態310であることを
示し、下限点検出後処理中は、状態309である
ことを示す。この処理中は、押釦スイツチや送受
信によるドア操作を不可としている。処理中でな
い時は、ED(起動回数)値オーバフラグ362の
チエツクをおこない、もし、フラグが“1”であ
れば、押釦スイツチや送受信によるドア操作を不
可としている。フラグが“0”であれば、押釦ス
イツチ(以下WLSWと称す)のオン―オフをチ
エツクする。WLSW363がオンであれば、起
動入方不連続タイマセツト366をおこなう。オ
フであれば、受信(以下Rxと称す)入力364
のチエツクをおこない、もし“1”レベルであれ
ば、次の受信処理365にうつる。次に運転処理
367と、タイマ処理368を経由し、障害物処
理下限点検出後処理中361に戻り、1サイクル
が形成される。 このメインフローチヤートで、運転処理367
を第15図から第23図を用い説明する。 第15図は、運転処理のメインフローチヤート
である。ED値オーバフラグ370のチエツクを
する。このED値オーバフラグは、第11図で説
明した如く、限られた時間での多頻度起動があつ
たことを検知したときたてられるもので、フラグ
がオンであれば、停止中継処理371をおこな
い、動作モードとしては停止のままとしている。
フラグがオフのときは、動作中フラグ372のチ
エツクをする。動作中フラグがオフのときは、停
止を意味し、ドア状態表示であるオープンドアイ
ンジケータ回路325(以下ODiと称す)を一旦
消灯する。このODi消灯373の後に、ドアの停
止状態が下限リミツトスイツチの位置にあるかど
うか下限リミツトSW374をチエツクする。も
し、オフであればODi点灯375を行ない、オン
であれば、ODi325は消灯のままとする。この
処理で第12図に示した停止状態301あるいは
状態303が表示されることになる。 動作中フラグ372がオンであれば、障害物無
視期間376かどうかをチエツクする。一時記憶
回路でのタイマTM6の時間に相当する。該タイ
マTM6の値をチエツクし、設定値になつていな
ければ、ドア起動後、1秒以内でありオブストラ
クシヨン入力を無視する。障害物無視期間376
の理由は、前述したので省略する。 障害物無視期間でなければ、ドアの定常移動中
であることを示し、オブストラクシヨンがあるか
どうか障害物検知377をチエツクする。もしオ
ブストラクシヨン信号が入力されていたら、障害
物フラグオン378、リバースモードオフ処理後
に障害物処理379をおこなう。 前記障害物無視期間376であつた時は、障害
物フラグ380がオンがオフかをチエツクする。
障害物フラグがオンの場合は、障害物処理中であ
り障害物処理379をおこなう。障害物フラグが
オフの場合は、起動入力不連続タイマ381がセ
ツトされているかリセツトされているかをチエツ
クする。一時記憶回路でのタイマTM4に相当す
る。該TM4はドアが動作中であれば0.25秒、ドア
が停止状態であれば0.5秒がセツトされている。
該TM4がリセツトされているということは、操
作信号が入力されていないことを意味しており、
そのままのドア状態を継続する必要がある。そこ
で、動作中フラグ382のチエツクをおこない、
該フラグがオンのときは、ドアが動作中であり動
作継続処理383をおこない、オフのときは停止
中継続処理371をおこなう。 前記起動入力不連続タイマ381がセツトされ
ているときは、起動入力処理済フラグ384のチ
エツクをおこなう。すなわち、まつたく新しい操
作信号であるのか、一旦処理済のものであるのか
を識別する。該フラグがオンのときは、そのまま
のドア状態を継続する必要があり、動作中フラグ
382チエツクをする処理にジヤンプする。 もし、起動入力処理済フラグがオフの場合は、
起動入力処理済フラグオン385をおこない、次
に、動作中フラグ386をチエツクする。該フラ
グがオンのときは、ドアは動作中であり、ドアを
止めることが必要である。そのため、動作中→停
止処理387をおこなう。 また、動作中フラグ386がオフのときは、ド
アは停止中であり、ドアを動作させることが必要
である。そのため、停止中動作処理388をおこ
なう。 次に、障害物処理379について第16図によ
り説明する。ここの処理では、第6図に示した状
態308、状態309、状態310をおこなう。
但し、状態309では、定時間下降中に検知され
たオブストラクシヨンの場合である。 まず、動作方向フラグ390をチエツクし、該
フラグがオンの場合は上昇を意味し、停止させる
ための下限外停止処理391をおこなう。もし、
前記フラグがオフの場合は、下降を意味している
ので、下限リミツトSW392のチエツクをおこ
なう。もし、該下限リミツトSWオンであれば、
状態309であり、リバースする必要はなく下降
停止処理393をおこなう。 前記下限リミツトSW392がオフのときはリ
バース上昇しなければならない。次に、障害物停
止中フラグ394をチエツクし、オフであればオ
ブストラクシヨン処理状態305にする必要があ
る。すなわち、障害物停止中フラグオン395、
障害物停止タイマセツト396(これは、第10
図タイマTM6に相当する)、125m sec基準タイ
マセツト397(これは第10図タイマTM3
相当する)、停止中継続処理398をおこなう。 前記障害物停止中フラグオンの時は、障害物停
止タイマ399をチエツクし、リセツトされるま
で、ドアを停止させておく。該設定時間は、本明
の実施例では0.5秒としている。 前記停止タイマ399がリセツトされた場合
は、第6図の状態306を具体化するため、障害
物フラグ、障害物停止中フラグオフ400、リバ
ースモードオン401、動作中フラグ、動作方向
フラグオン402、モータ下降リセツト、モータ
上昇出力403、リバースタイマセツト(1.875
秒)404(これは第10図のタイマTM6に相
当する)、125m sec基準タイマセツト405(こ
れは第10図のタイマTM3に相当する)をおこ
なう。 次に、動作中→停止処理387について、第1
7図を用い説明する。 停止処理として動作中フラグオフ410、ドア
上昇リセツト411、ドア下降リセツト412、
下限外停止処理413をおこなう。 次に、停止中→動作処理388について、第1
8図を用い説明する。 まずEDカウントタイマ420がセツトされて
いるかどうかをチエツクする。これは第10図の
タイマTM10に相当する。セツトであれば、第1
1図に示したI状態にあり、EDカウンタ更新
(+1)421をおこなう。もし、リセツトであ
れば、状態にあることを意味する。 次にED値オーバ422をチエツクする。もし、
ED値がオーバした場合にはED値オーバフラグオ
ン423、ED値オーバタイマセツト424、
30sec基準タイマセツト425(これは第10図
のタイマTM9に相当する)をおこなう。 もし、ED値をオーバしていないときは、EDカ
ウンタを初期クリアするため、EDカウントタイ
マリセツト426をおこなう。 次に、上下限リミツトSWオン427をチエツ
クする。これは、上、下限リミツトSWの状態と
して、どちらか一方がオンしている場合はある
が、同時にオンしている場合には故障であると判
定するものであり、停止中継続処理428をおこ
ないドアを動作させない。 次に、リミツトSW429をチエツクし、上限
リミツトSWオンのときは、下降出力、下限リミ
ツトSWオンのときは、上昇出力、どちらのリミ
ツトSWもオンしていないときは、動作方向フラ
グ430でモードを決定する。来歴モードとして
の動作方向よりリミツトSWの入力信号を優先さ
せている。また、前記動作方向フラグは、第9図
の一時記憶回路349に記憶されるが、電源投入
時は、全て、クリアされるため、フラグは、オフ
である。つまりフラグの意味としては、逆方向の
意味ずけをおこなつており、フラグオフは上昇、
フラグオンは下降としている。そのため、フラグ
オフの場合は、ドア下降リセツト、ドア上昇出力
431をおこない、次の動作方向である下降を示
すため、動作方向フラグオン432をおこなう。
すなわち、前記処理により、電源投入後のドア動
作方向は、上昇に固定される。 また、動作方向フラグ430がオンのときは、
ドア上昇リセツト、ドア下降出力433、動作方
向フラグオフ434とし、次の動作方向を上昇と
する処理をおこなう。動作方向フラグ設定後に動
作開始処理435をおこなう。 次に、動作開始処理435について第19図を
用い説明する。 この処理では、動作を開始するにあたり、全て
の関連するフラグ、タイマを設定し、ライト点灯
を出力する。 そして、ODi点滅フラグオン440、ドア移動
開始フラグオン441、動作中フラグオン44
2、起動入力処理済フラグオン443、ランプ消
灯タイマリセツト444(これは第10図のタイ
マTM12に相当する)、EDクリアタイマリセツト
445(これは第10図のタイマTM11に相当す
る)、ODi点滅タイマセツト446(これは第1
0図のタイマTM5に相当する)、ライト点灯44
8、障害物無視タイマセツト449(これは、第
10図のタイマTM6に相当する)、125m sec基
準タイマセツト450(これは第10図タイマ
TM3に相当する)を順次おこなう。 次に、動作中継続処理383について、第2
0、第21図を用いて説明する。 この処理では、第6図に示した、状態304、
状態306を主に実行する。 まず、動作方向フラグ451をチエツクしオン
であれば、再びドア下降リセツト、ドア上昇出力
452を必ずおこなう。その後、上限リミツト
SWチエツク453をおこない、オンであれば下
限外停止処理456をおこなう。もし、上限リミ
ツトSWがオフであればリバースモード454チ
エツクをおこない、該モードがオンの場合にはリ
バースタイマをチエツク455する。該タイマ
は、第10図のタイマTM6であり、リセツトさ
れている場合は、前記第6図の状態306の1フ
イート上昇したことに相当するために、次は下限
停止処理をおこなう。そしてセツトであれば続行
する。 前記動作方向フラグ451をチエツクし、オフ
であれば、再びドア上昇リセツト、ドア下降出力
457を必ずおこなう。その後、下限リミツト
SW458チエツクをおこない、オンであれば、
下限点検知フラグ459をチエツクする。該フラ
グがオフであれば、今下限点入力がされた直後で
あり、下限点検知フラグオン460をすると共に
モータ停止遅延タイマセツト461をおこなう。
これは、第10図のタイマTM2に相当する。次
にドア移動時間監視タイマリセツト462をおこ
なう。これは第10図のタイマTM8に相当する。 前記、下限点検知フラグ459がオンであれ
ば、モータ停止遅延タイマをチエツク463し、
リセツトされていれば、第6図の状態304の一
定時間下降したことが確認されたことになるた
め、次は、下限停止処理464をおこなう。 なお、本発明の実施例では、タイマTM2
225m secに設定している。 次に、下限停止処理、下限外停止処理について
第22図、第23図、停止継続処理について第2
3図を用い説明する。 起動入力不連続タイマセツト470、障害物処
理、下限点検出後処理用フラグオフ471、起動
入力処理済フラグオン472をおこなう。これ
は、操作用指令入力で停止した場合でも、上、下
限リミツトスイツチ入力で停止した場合も同一と
して処理する。 次にEDカウントタイマセツト473をおこな
う。これは、第10図のタイマTM10に相当す
る。 ライト点灯時間は、第8図の付加回路316で
設定される2分または6分セレクト信号をライト
点灯時間474でチエツクし、ライト消灯タイマ
2分セツト475、ライト消灯タイマ6分セツト
476のどちらかを選ぶ。次にODi点滅タイマリ
セツト477、ODi点滅フラグオフ478、ED
クリアタイマセツト479をおこなう。これは、
第10図のタイマTM11に相当し本発明の実施例
では、6分に設定している。次に30sec基準タイ
マセツト480をおこなう。 次の処理として、動作中フラグオフ481、ド
ア下降リセツト、ドア上昇リセツト482、ドア
移動時間監視タイマリセツト483をおこなう。 次に第14図のメインフローチヤートでのタイ
マ処理368を、第24図から第27図を用い説
明する。このフローチヤート処理部では、自己の
ステツプ数を計数しタイマにおきかえており、
個々のタイマカウンタについては、第10図と対
応している。ここでは、記号を付記し、マツプ上
との対応ずけを明確にする。 15.625m secタイマカウンタ更新490をおこ
ない、該タイマTM1のタイムオーバをタイムオ
ーバ491でチエツクする。ここで前記メインフ
ローチヤートの1サイクルは、97ステツプであ
り、それを4ビツトでカウントすると16回目にタ
イムオーバということで、オーバフローが出る。
1ステツプが10μsecであり、16×97ステツプ×
10μsec=15.52m secとなる。そのため15.625m
secを考えたのは、その上位カウンタ125m secの
関連があるためであり、基本部ですでに1%程度
の誤差は含むものとする。タイムオーバ491の
出力は、15.625m sec毎にでるため、それをモー
タ停止遅延タイマカウンタ更新492(タイマ
TM2)、125m sec基準タイマカウンタ更新49
3(タイマTM3、タイマTM3は+2ずつカウン
トするため)、タイムオーバ494でのオーバフ
ロー時は、125m secが保証される。 次の処理である受信成立時タイマ補正495の
内容については後述するが、この処理では、タイ
マ補正のときには不連続タイマの更新はおこなわ
ないものとする。受信成立時タイマ補正でないと
きに、起動入力不連続タイマカウンタ496をチ
エツクする。カウンタ値がゼロでないときにタイ
マカウンタ更新497(タイマTM4)をおこな
い、タイムオーバ498でチエツクする。もし、
タイムオーバがあれば起動入力処理済フラグオフ
499をおこなう。 そしてタイムオーバしていなければODi点滅カ
ウンタ500をチエツクする。カウンタ値がゼロ
でないとき、タイマカウンタ更新501(タイマ
TM5)をおこないタイムオーバ502でチエツ
クする。もしタイムオーバがあればODi点滅処理
503をおこなう。すなわち、ODi点滅フラグに
よりODiを点滅させ、第12図の状態300、状
態302をおこなう。 次に障害物無視タイマカウンタをチエツク50
4する。ゼロでないとき、タイマカウンタ更新5
05(タイマTM6)をおこないタイムオーバ5
06でチエツクする。もしタイムオーバがあれ
ば、移動時間監視タイマ処理507をおこなう。
ここでの処理は、ドア移動開始フラグをオフとし
移動時間監視タイマをセツトする。 次にここまでの処理で、2sec基準タイマカウン
タ更新508(タイマTM7)をおこないタイム
オーバ509でチエツクする。 タイムオーバがあれば、2sec経過となる。 次に、移動時間監視タイマカウンタ510をチ
エツクする。ゼロでないとき、タイマカウンタ更
新511(タイマTM8)をおこない、タイムオ
ーバ512でチエツクする。もしタイムオーバが
あれば移動時間オーバ処理をおこなう。ここで
は、障害物フラグオン、リバースモードオフとし
ている。すなわち、タイムオーバはドア起動後、
上限リミツトスイツチ、下限リミツトスイツチ、
オブストラクシヨンリミツトスイツチからのいず
れの入力もないとき、25秒後に生じる。その出力
は、オブストラクシヨン検知処理と同等となるよ
うにしている。 次に30sec基準タイマカウンタ更新514(タ
イマTM9)をおこない、タイムオーバ515で
チエツクする。 タイムオーバがあれば30秒経過となる。 次に30sec基準タイマセツト516をおこなう。
これは、30sec基準タイマTM9はタイマTM7がベ
ースになつているためであり、15カウントでオー
バフローさせる必要がある。ここではタイマ
TM9カウンタに“1”をセツトしている。 次にEDカウントタイマカウンタ517をチエ
ツクする。ゼロでなければタイマカウンタ更新5
18(タイマTM10)をおこなう。 次に、EDクリアタイマカウンタ更新519
(タイマTM11)をおこない、タイムオーバ52
0でチエツクする。 もしタイムオーバがあればEDクリア処理52
1をおこなう。ここでの処理は、EDカウンタク
リア、ED値オーバフラグオフとし、第11図の
状態に相当する。 次にライト消灯タイマカウンタ更新522(タ
イマTM12)をおこないタイムオーバ523でチ
エツクする。 もしタイムオーバがあればライト消灯処理52
4をおこなう。 次に第14図のメインフローチヤート受信処理
365を説明する前に、もう一度送受信方式につ
いて述べることにする。 送信器331の回路例として第28図を用い説
明する。インバータ530,531、抵抗R1
R2,C1によりクロツク発振回路を形成し、イン
バータ532をとおしカウンタ543に入力す
る。カウンタ543の下位3ビツトは、デコーダ
545,546,547に入力し、上位3ビツト
をデコーダ544に入力する。ここで上位3ビツ
トをデコードしたQ1〜Q5の出力は、各々カウン
タ543の下位QAビツトの8倍に相当する。そ
のため、デコーダ544の出力Q1〜Q5により40
ビツトが形成される。ここで、Q1,Q2出力は3
入力NOR552に入力し、これで同期信号16ビ
ツト分となる。それからQ3ではインバータ53
3によりデコーダ545が選定され、カウンタ5
43の下位3ビツトをデコードし、前記デコーダ
545の出力をオープンドレインタイプのインバ
ータ537(インバータ6個分)に出力し、該出
力がビツト設定部であるビツトスイツチ548
(6接点)を順次スキヤンしてオン―オフ情報を
インバータ536を介し3入力NOR552に入
力する。同様にして、デコーダ544のQ4出力
はインバータ534を介しデコーダ546が選定
されオープンドレインタイプのインバータ539
(インバータ6個分)、ビツトスイツチ549(6
接点)、同様にしてデコーダ544のQ5出力はイ
ンバータ535を介しデコーダ547が選定され
オープンドレインタイプのインバータ541(イ
ンバータ3個分)、ビツトスイツチ550(3接
点)を順次スキヤンする。ここでオープンドレイ
ンタイプのインバータ538,540は1個であ
りストツプビツトSPに対応し、オープンドレイ
ンタイプのインバータ542(インバータ3個
分)は1フレームのストツプビツトFSPに対応す
る。 以上の操作をおこなうことにより、UHF発振
部であるRFオシレータ551を3入力NOR55
2でオン―オフ制御すれば、送信器331の電波
出力として第13図の如くになる。 このようにして送信されてきた情報を、超再生
回路である受信回路330で受信し、論理処理回
路311に入力する。該論理処理回路311には
ビツト設定回路321が接続されている。該ビツ
ト設定回路321はビツトスイツチ560,56
1,562と信号の廻り込みを防止するダイオー
ドDi1〜Di10と抵抗R4,R5とを備えている。論理
処理回路311は、ビツトスイツチ560,56
1,562のオン/オフ情報をとりこむために、
出力ポートR00,R03,R10〜R13,D01〜D02の10
ビツトを順次1ビツトづつ“1”(その他の9ビ
ツトは“0”;オープンドレインであるがハイイ
ンピーダンス状態である)として、入力ポート
I1,I2の信号レベルをチエツクする。入力ポート
I1,I2の信号レベルはビツトスイツチ560,5
61,562の当該ビツトが設定(オン)されて
いるときにハイレベル(“1”)になる。 第30は、上記ビツトスイツチ560,56
1,562のオン/オフ情報をとりこむときの信
号パターンである。ここで、フレームNo.とビツト
カウントは処理回路での信号処理に整合性をもた
せるために設定されるものである。フレームNo.は
データに対応するものであり、データD1〜D5
フレームNo.0、データD6〜D10はフレームNo.1、
データD11〜D15はフレームNo.2、フレームスト
ツプビツトはフレームNo.3に属する。また、ビツ
トカウントは、スタートビツトSTからストツプ
ビツトSPまで偶数値が割り当てられる。そして、
ビツトスイツチ560,561,562のオン/
オフ情報をとりこむときの論理処理回路311の
出力ポートR00〜D02の信号パターン及びチエツ
クする入力ポートI1,I2は図の如くになる。 次に、受信処理365について第31図から第
37図を用い説明する。 第31図を説明する。 障害物リミツトSWチエツク570はドアが動
作中のとき、障害物、動作方向のリミツトSWを
チエツクする。動作中でないときは、処理ステツ
プ数を一致させる。詳細は、第37図に示す。こ
の処理で障害物があつた場合、あるいは、動作方
向のリミツトSWがオンしていた場合は、ステー
タスフラグ(これは第9図の状態表示レジスタ内
にある)をセツトする。次の処理である障害物リ
ミツトSW入力571のチエツクは前記ステータ
スラグをチエツクするだけでよい。ステータスフ
ラグオンの時はGFC1にジヤンプする。ステー
タスフラグオフの時は、同期信号カウンタ更新5
72をおこなう。同期信号カウンタとしては、第
9図に示す一時記憶回路349の内部に、第10
図の如く、8ビツトを用意している。次に、該カ
ウンタの値が一定時間以上続いていないかどうか
をチエツクする。つまり、本来の同期信号として
入力される波形の最大値を設定しておき、それよ
りもカウンタ値が大きければ異常と判断し、
GFC1へジヤンプする。この同期信号カウンタ
1上限値チエツク573で結果がNとでた場合に
は、受信データ=0 574をおこないデータが
ゼロ、つまり同期信号が終了したか否かをチエツ
クする。もし、データがゼロでなければ、処理は
障害物リミツトSWチエツク570に戻る。図に
示したL1のループを、受信データがゼロになる
までくり返す。受信データ=0 574でデータ
がゼロになつた場合は、同期信号カウンタ2下限
値575をチエツクする。つまり、本来の同期信
号として入力される波形の最小値を設定してお
き、それよりもカウント値が小さければ異常と判
断し、GFC1へジヤンプする。 この同期信号カウンタ2下限値575で結果が
“Y”とでた場合はDipSW読込用出力パターン初
期値セツト576、フレームNo.初期値セツト57
7を第30図の如くおこなう。 次に第32図を説明する。 サンプリングタイミングカウンタ初期値セツト
578、これは、次のビツトカウンタ初期値セツ
ト579を合せ、第31図、同期信号カウンタ2
下限値575、DipSW読込用出力パターン初期
値セツト及びフレームNo.初期値セツトに要する処
理時間長を、その分からはじまるサンプリング開
始までの誤差として修正する意味を有する。 障害物リミツトSWチエツク580は、ドアが
動作中のとき、障害物、動作方向のリミツトSW
をチエツクする。動作中でないときは、処理ステ
ツプ数を一致させる。詳細は、第37図に示す。
この処理で、障害物があつた場合、あるいは、動
作方向のリミツトSWがオンしていた場合は、ス
テータスフラグ(これは第9図の状態表示レジス
タ内にある)をセツトする。 次の処理である障害物リミツトSW入力581
のチエツクは前記ステータスフラグをチエツクす
るだけでよい。ステータスフラグオンの時は
GFC1にジヤンプする。 次にスタートビツトのサンプリング582のチ
エツクをおこなう。前述の如く、サンプリング周
期として、スタートビツトの時は1/32、それ以外
は1/16となる。そのため、サンプリングカウンタ
更新583は+2ずつ更新し、1/32とし、サンプ
リングカウンタ584は+1ずつ更新する。 次にサンプリングタイムオーバ585をチエツ
クし、結果がまだであれば、処理は障害物リミツ
トSWチエツク580に戻る。図に示したL2のル
ープをサンプリングタイムオーバになるまでくり
かえす。 第31図のL1ループの処理ステツプ数と第3
2図のL2ループの処理ステツプ数は同一にする。
サンプリングタイムオーバ585が“Y”となつ
たらサンプリング誤差補正586をおこなう。 前述したL1ループでの処理ステツプ数は32で
ある。だから 32処理ステツプ/ループ×1/16=2処理ステ
ツプ/ループ となり、1カウント2処理ステツプとして同期カ
ウンタ下位デイジツトの値だけカウントして誤差
を補正する。 次に第33図を説明する。 受信データをキヤリアに取込む処理878をお
こなう。ここでいうキヤリアとは、第9図に示す
状態表示レジスタ346にある。次に、フレーム
No.3であるかどうか、すなわち、フレームストツ
プビツトFSPであるかどうかフレームNo.3でチエ
ツク879する。もしそうであればGFC3へジ
ヤンプする。フレームNo.3でないのならば、次の
処理にうつりスタートビツトのチエツク880を
おこなう。スタートビツトであるかどうかはビツ
トカウント値をみて判定する。ビツトカウント値
がゼロであればGFC4へジヤンプする。ビツト
カウント値がゼロでないのであれば、次の処理に
うつりストツプビツトのチエツク881をおこな
う。ストツプビツトであるかどうかは、ビツトカ
ウンタ値をみて判定する。ビツトカウント値が14
であればGFC5へジヤンプする。 もし、ストツプビツトでなければ、DipSW出
力D01,D02のリセツト882、DipSW読込用出
力パターンロード883を処理する。その次に、
フレームNo.1のチエツク884をおこなう。フレ
ームNo.1でなければDipSW出力0〜3出力88
5を処理する。次に出力パターンのチエツク88
6をおこない、ゼロであればDipSW出力D01出力
887を、また前記出力パターンがゼロでなけれ
ばDipSW出力D01のリセツト888をおこなう。
つまり出力パターンをみてもわかるようにR00
R03は4ビツトラツチであり、D01は1ビツトラ
ツチである。このような構成上の理由から上記出
力パターン設定方法としている。これは、フレー
ムNo.1であるときのDipSW出力4〜7出力88
9、出力パターンのチエツク890、DipSW出
力D02出力891、DipSW出力D02のリセツト8
92も同様である。 次に、第34図を説明する。 第33図のストツプビツトのチエツク881で
ストツプビツトの入力であると判定された後、そ
の信号がストツプビツト、すなわち“1”である
ことをストツプビツト正常593でチエツクす
る。もし、“0”入力であればストツプビツトで
はないので、正常な受信状態でなく以降のサンプ
リングをおこなわない。GFC1にジヤンプする。 もし、ストツプビツト正常593でチエツクさ
れ、正常なストツプビツトであつたのならば、次
の処理をおこなう。受信データ594のチエツ
ク、障害物リミツトSWチエツク595、障害物
リミツトSW入力チエツク596を繰り返し、途
中、受信データ594で、受信データが“0”で
あることを確認した後、このループよりぬけ出し
次のサンプリングカウンタ初期値セツト598を
おこなう。その後、GFC10へジヤンプする。
ここで、受信データ594でレベルチエツクをお
こないその信号が立下つた時点より新たなサンプ
リングを開始するためサンプリングのその時点ま
での誤差を解消することができる。 第33図でスタートビツトチエツク880でス
タートビツトの入力であると判定された後その信
号がスタートビツトすなわち“0”であることを
スタートビツト正常597でチエツクする。もし
“1”入力であればスタートビツトではないので、
正常な受信状態でなく以降のサンプリングをおこ
なわない。GFC1にジヤンプする。 もしスタートビツト正常597でチエツクさ
れ、正常なスタートビツトであつたのならば、次
の処理であるサンプリングカウンタ初期値セツト
598をおこなう。 第35図は、第33図フレームNo.3チエツク8
79でフレームNo.3であると判定された場合の処
理である。 ストツプビツト599でストツプビツトかどう
かをビツトカウンタでチエツクする。ビツトカウ
ンタ値が8,10,12値であるときは、受信データ
=1 600をチエツクする。このビツトカウン
タ値のときは受信データは“1”でなければなら
ず、GFC7へのジヤンプは正常な場合を示す。
もし受信データが“0”であれば受信状態は異常
でありGFC1へジヤンプする。 また、ストツプビツト599チエツクでビツト
カウンタが14の場合は、受信データ=0 601
をチエツクする。このビツトカウンタ値のとき
は、受信データは“0”でなければならず、
GFC8へのジヤンプは正常な場合を示す。もし
受信データが“1”であれば、受信状態は異常で
ありGFC1へジヤンプする。 第36図は、第3図からの継続である。 フレームNo.=2 602のチエツクにより設定
されたDipSWの入力ポートを区別している。第
30図に示す如く、フレームNo.=2であれば入力
ポートはI2でありDipSW入力11〜15に対応
する。そこでDipSW入力11〜15 605を
チエツクし、“1”であれば受信データ=1 6
04をチエツクする。また“0”であれば受信デ
ータ=0 606をチエツクする。チエツクした
結果一致していれば出力パターン=0 607チ
エツクをおこなう。もし不一致の場合は、受信処
理用カウンタゼロクリア、受信処理用i/oポー
トリセツト614をおこなう。 前記の場合でもしフレームNo.=2でないときは
入力ポートI1でありDipSW入力1〜10に対応
する。そこで、DipSW入力1〜10 603を
チエツクし“1”であれば受信データ=1 60
4をチエツクする。また“0”であれば受信デー
タ=0 606をチエツクする。チエツクした結
果一致していれば出力パターン=0 607チエ
ツクをおこなう。もし不一致の場合は受信処理用
カウンタゼロクリア、受信処理用i/oポートリ
セツト614をおこなう。 次の処理として、出力パターン=0 607チ
エツクをおこなう。出力パターンが“0”であれ
ばデータ5ビツトのチエツクが完了したことを意
味し、次のフレームにおける新たなデータ取込み
パターンを設定する必要がある。 そのために、出力パターン初期値セツト608
をおこない、出力パターンとして“1”をセツト
する。また、フレームNo.更新(+1)609をお
こなう。 次の処理として、サンプリングカウント初期値
セツト610をおこない、ビツトカウンタ更新
(+2)611をおこなう。第32図に示すGFC
9の位置にジヤンプする。 前記出力パターン=0のチエツク607により
出力パターンが“0”でないときは、まだ同一フ
レーム内処理中であり出力パターン更新(2倍)
640をおこなう。 次の処理として、サンプリングカウンタ初期値
セツト610をおこない、ビツトカウンタ更新
(+2)611をおこなう。 第32図に示すGFC9位置にジヤンプする。 第35図でGFC8へジヤンプするときは、デ
ータが一致したときであり、受信処理フローチヤ
ートで平均処理時間として、80m secを要してい
る(これは1ビツトが2m sec、1フレーム40ビ
ツトよりなるためである)。 そのため、第14図で受信処理365をおこな
うため、タイマ処理368が極めて大きな影響を
受けてしまう。これの対策として本発明の実施例
では、前記タイマ処理368における15.625m
secタイマを、タイマカウンタ補正612で5回
コールして近似処理をおこないメインのタイマを
補正する。 次に、起動入力不連続タイマセツト613をお
こない、受信処理用カウンタゼロクリア、受信処
理用i/oポートリセツト614をおこなう。 第37図は障害物リミツトSWチエツク処理内
容を示す。まず、動作中フラグ615をチエツク
し、オンしている、つまり動作中である場合は障
害物SW616チエツクをおこなう。障害物SW
オンであれば、ステータスセツト620をおこな
う。障害物SWオフのときは、動作方向のリミツ
トSWをチエツク617する。オンであればステ
ータスセツト620をおこなう。オフであればス
テータスリセツト618をおこなう。また前記、
動作中フラグ615がオフしている、つまり停止
中であれば、動作中で必要とされた処理ステツプ
数と合せないと、停止と動作中でタイマが変動す
ることになる。そのためステツプ数合せ619を
おこなつている。 次に、本発明なるガレージドア内の異常状態検
知手段を付加した場合の実施例を説明する。第1
図に示したガレージ内設置例中、主ドア6を案内
図に示したガレージ内設置例中、主ドア6を案内
するドアレール7、ドアバランススプリング8給
電線11など一部図象は、図が繁雑になるため省
略している。第38図は、異常状態検知手段とし
て、火災事故検知装置、盗難防止装置を設置した
例を示す。火災事故検知装置の一例として、たと
えば一般に知られている煙感知―イオン化式を原
理とする火災事故検知装置648を、ガレージ天
井に設置する。また、盗難防止装置として一般に
よく用いられるマグネツト―リードスイツチ方式
を用い、該組合せの状態変化をとらえることによ
り侵入者の有無を検知する。すなわち、侵入者が
あるとすれば、窓653や、ガレージの補助ドア
660の開放であり、前記窓653や補助ドア6
60が閉合状態にある位置に、マグネツト65
1,649、リードスイツチ652,650を配
置する。また、前記火災事故検知装置648の出
力信号は、接点とし、各々の検知装置と、各々の
検知装置からの出力信号を論理判断するための制
御装置間は、電線657,658,669で連結
されている。 また、制御装置13には、前記異常状態検知装
置を動作させるか否かを指示するためのコントロ
ールスイツチ654を付加する。また、報知器と
してはガレージ内に設置する報知器655、住居
側661に設置する報知器656を有し、各々
は、制御装置13と電線659―a,659―b
で連結されている。各々の報知器655,656
は第8図に示す警報回路326により駆動され
る。 次に本システムの動作処理例を説明するまえに
異常状態の動作条件、処理条件を明確にする。 (1) 侵入者の報知は、ガレージ内、住居内どちら
の報知手段も同時に動作させる。 (2) ガレージ内では、侵入者の検知時、報知器6
55と、ランプ38を動作させる。 (3) ドア6が下限点以外に停止中は、侵入者検知
処理をおこなわない。 (4) ドア6が移動中とドア6停止後、一定時間は
侵入者検知処理をおこなわない。 (5) 火災事故が検知されたら、ガレージ内、住居
内どちらの報知手段も同時に動作させる。 (6) 火災事故が検知されたら、ドア6が、上限位
置で停止している場合を除き、ドア6を上昇さ
せる。これは、消火を助けさらにガレージ内の
荷物の持出しを容易にするためである。 (7) 本システムのセツト・リセツトは、制御装置
13に設けたコントロールスイツチ654によ
りなされる。 (8) 報知器は、異常状態のみの報知機能だけでは
なく、ドア6が下降中にも、動作させ、ドア6
付近に居る人への報知注意を促がすようにす
る。但し、報知音は、異常報知と区別するため
断続(フリツカ)とする。これは、ガレージ内
報知器655だけとする。 (9) 報知器は、異常状態のみの報知機能だけでは
なく、ドア6が上昇中にも動作させ、ドア6操
作されたことを報知する。但し、報知音は、異
常報知と区別するため断続(フリツカ)とす
る。これは住居内報知器656だけとする。 第39図には、住居内に設けられた報知器65
6の一例を示す。発光ダイオード665,666
は、ドア6の状態表示するためのものであり、第
8図中の、ドアインジケータ回路325の一部で
あり、ドア6が動作中点滅、ドア6下限点停止の
とき消灯、ドア6下限点以外で停止のとき点灯す
ることは、すでに説明済である。ブザー667は
音量切替スイツチ668にて、動作音量をコント
ロールされる。この音量切替スイツチ668は、
正常なドア6の操作時(ドア6の上昇中のみフリ
ツカ報知)でも、音量が大きくてはうるさいので
その対策のためにある。さらに、留守にした時に
前記音量切替スイツチ668を、“大”にしてい
けば、帰宅時、ドア6を上昇させ車をガレージ内
に入れようとするだけで、ブザー667は、大き
なフリツカ音を発生する。しかして、もし、侵入
者が、ガレージではなく、住居内にいた場合、そ
れに対する威嚇報知となりそれ自体の効果が期待
できる。 以上のようなシステム配置条件のもとに、実施
した処理フローについて、第40図から第44図
を用い説明する。この処理としては、前述の動作
フローチヤートに挿入されるものであり、前後関
係を明確にするため、すでに説明済みの図象との
関連と対比させ説明をしてめく。 第40図は第14図にて示したメインフローチ
ヤートに挿入される異常検知処理670の挿入個
所を示す。 第41図は、異常検知処理670の火災事故入
力に対する処理内容を示す。コントロールスイツ
チのチエツク681をおこなう。もし、オンであ
れば、火災事故(煙検知)があるかどうかチエツ
ク682をおこなう。その結果、火災事故の発生
がなければ、GFD1へジヤンプする。しかして
火災事故の発生が確認されれば、ランプ38点灯
683、ブザーG,Hオン684、S1フラグセツ
ト685をおこなう。ここで、ブザーGは、ガレ
ージ報知器655のブザー、ブザーHは住居内報
知器656のブザー667を意味する。以下、ブ
ザーG,Hとして説明してゆく。S1フラグは、火
災事故検知処理を意味するフラグである。 次に、ドア6の状態がどうであるか、チエツク
する。上限リミツトスイツチのチエツク686が
それである。もし、上限点にドア6がなければ、
強制的にドア6を上昇させる。すなわち、ドア下
降リセツト、ドア上昇出力687、動作方向フラ
グオン688、動作開始処理689をおこなう。
これにより、下降中のドアであれば、瞬時反転し
上昇することになる。当然上限位置にドアがあれ
ば、そのままとなる。 前のコントロールスイツチのチエツク681で
コントロールスイツチがオフであれば、次に、S1
フラグのチエツク690をおこなう。オフであれ
ば、GFC1へジヤンプする。オンであれば、一
度火災事故が検知され、その後、コントロールス
イツチがオフされたことで、システム解除入力有
と判断し、ブザーG,Hオフ691、S1フラグリ
セツト692、ライト消灯タイマ2分セツト69
3をおこなう。 ここで、ライト消灯タイマ2分セツト693を
おこなうことにより、コントロールスイツチ65
4オフ時より2分経過後、ランプ38が消えるこ
とになる。 第42図は、異常検知処理670の盗難防止入
力に対する処理内容を示す。動作中フラグのチエ
ツク694をおこない、ドアの停止/動作中を判
別する。該フラグがオフ、すなわち、停止中であ
れば、次にコントロールスイツチのチエツク69
5をおこなう。コントロールスイツチがオンして
いれば、下限リミツトスイツチのチエツク696
をおこなう。この結果、もし、下限リミツトスイ
ツチがオフしている、つまり下限位置以外でドア
が停止している場合は、メインフローへジヤンプ
(RETURN)する。下限リミツトスイツチがオ
ンしているときは、S2フラグのチエツク697を
おこなう。このS2フラグがオフであれば、まだ、
盗難防止機能が動作する条件が成立しないことを
意味する。言いかえれば、ドア6が停止後、一定
時間経過していないことになる。そこで、ライト
38の消灯しているか否かチエツク698をおこ
ない、ライト38が消灯しているのであれば、S2
フラグセツト699をおこなう。すなわち、ラン
プ38が消灯することにより、盗難防止機能が動
作しはじめる。 S2フラグのチエツク697で、該フラグがオン
している、つまり前述の如く、停止後一定時間経
過した後に、盗難防止入力有無のチエツクをおこ
なう。これは、窓653、補助ドア660の開放
チエツク700である。もし、閉じたままであれ
ば、メインフローへジヤンプ(RETURN)す
る。逆に、開放が検知されたら、ランプ38の点
灯701、ブザーG,Hオン702をおこない、
侵入者への威嚇報知をおこなう。 前の動作中フラグのチエツク694で、該フラ
グがオンの場合、あるいは、コントロールスイツ
チのチエツク695で、コントロールスイツチが
オフの場合、S2フラグのチエツク703をおこな
う。このチエツクで、S2フラグがオンであれば、
ブザーG,Hオフ704、S2フラグリセツト70
5ライト消灯タイマ2分セツト706をおこな
う。 次に、ガレージドアを操作するときの、安全性
を高めるために、報知器655,656を使用し
た例を第43図、第44図を用いて説明する。こ
こでは、報知器は、ドア6の動作を表示する。本
処理は、第25図で説明したODi点滅処理フロー
に挿入されるものである。 ODi点滅カウンタをチエツク500し、カウン
タ値がゼロでないとき、タイマカウンタ更新(タ
イマTM5)をおこない、タイムオーバ502で
チエツクする。もしODiタイムオーバがあれば、
ODi点滅処理をおこなう。ここで言うODi点滅処
理とは、ODi点滅フラグのチエツク713をおこ
ない、もし、オンであればODi点灯714、ODi
点滅フラグオフ715、もしオフであれば、ODi
消灯716、ODi点滅フラグオン717をおこな
い、ODi点滅タイマセツト718をおこなうこと
を意味する。すなわち、一定時間毎に、点滅を繰
り返すことになる。次に、S1フラグのチエツク7
19をおこない、オンであれば、GFB3へジヤ
ンプし、オフであれば、GFB4へジヤンプする。
オンのときは、火災事故が検知され、その処理中
でドアが上昇中であることを示す。 また、ODi点滅タイマカウンタのチエツク50
0で、もしゼロであれば、ドアが停止中であるこ
とを示しており、S1フラグのチエツク710、S2
フラグのチエツク711をおこない、どちらのフ
ラグもオフであれば、ブザーG,Hオフ712を
おこなう。 GFB4からは、ODi点滅フラグのチエツク7
20をおこない、該フラグがオンであれば、動作
方向フラグのチエツク721をおこなう。オンで
あれば、住居側ブザーをオンするブザーHオン7
22、オフであれば、ガレージ内ブザーをオンす
るブザーGオン723をおこなう。すなわち、ド
ア6の状態により、ブザーG、ブザーHを、えら
び報知する。 ODi点滅フラグのチエツク720がオフであれ
ば、同様に、動作方向フラグのチエツク724に
より、ブザーHオフ725、ブザーGオフ726
をおこなう。 以上の処理により、ドアが下降中は、ブザーG
がフリツカ(断続)報知、ドアが上昇中は、ブザ
ーHがフリツカ(断続)報知することができる。 また、S1フラグとS2フラグの割付けは、第10
図におけるO空間とする。
【表】 滅 開

次に、第39図を用い説明した、報知器につい
て、第45図を用い、補足説明する。 (a)は、音量切替方法として、ブザー667に、
直列に抵抗730をつなぐものであり、音量切替
スイツチにより、該抵抗を短絡する場合は音量
大、短絡しない場合は抵抗分圧され音量小とな
る。 (b)は、まつたく別なブザー731を設け、音量
切替スイツチにより切替えるものである。 本発明の効果を高めるためには、音量のみなら
ず、音質や音色により状態表示するように制御す
ることも一案である。 さらに複数のブザーを手動にて選定する場合も
あるが、自動的に、制御装置13で選定処理制御
することは、容易である。しかして、このような
処理は、極めて簡単に達成し得るので、ここでは
説明を省く。 さらに、本実施例では、ガレージ内報知器を、
ガレージ壁面に設置したが、設置位置としては、
本体1に内蔵あるいは、本体1側面に設けてもよ
く、特に限定しなくともよい。 次に本発明の実施例中、各異常状態検知装置か
らの入力は、電線にて、接続していた。しかし、
本発明の機能をより向上させるには、電線なしで
の入力信号伝達形式をとるようにすればよい。そ
の一例として、第46図を用い、電波を利用した
場合について説明する。 マグネツト651は窓653の枠に設置され、
リードスイツチ652を含む送信器735は、壁
に設置されている。 窓653が開放されると、リードスイツチ65
2がオフとなり、トランジスタ737がオンす
る。その結果、トランジスタ738もオンし、バ
ツテリー736からの電圧が、UHF発振部であ
るRFオシレータ739に印加される。それによ
りRFオシレータ739は、発振を開始する。 制御装置13内では、超再生回路である受信回
路740で受信し、積分回路741で、その信号
を積分する。一定時間電波が持続していることを
コンパレータ742で比較チエツクし、出力す
る。この信号が、電線接続のときと同一回路に入
力すればよい。 但し、ドア操作用電波とは別であり、UHF発
振周波数を別にする複数チヤンネル方式が必要で
ある。 また、ドア操作用に用いているように、ビツト
コード方式を採用し、異常状態をそのコードに、
区別しておくような方法をとれば、どの異常が生
じたのかが容易に制御装置側で判別できる。 以上、火災事故検知装置と、盗難防止装置の2
装置について、実施例で説明してきたが、人体に
危険なガスである一酸化炭素のようなガスセンサ
を設置しても、本発明の効果は十分に達成され
る。たとえば、前記ガスセンサからの出力があつ
た場合、ガレージ内に人が居て、人事不省になつ
ているときを想定し、ドアを自動的に開け、新鮮
な空気を流入させる。さらに報知手段を動作させ
ることにより、異常報知し、目覚めさせる。さら
に近くに居る人への報知となり、その状態をでき
るだけ早く改善せしめるよう促がす注意報知とな
る。 実際の処理としては、第40図から第42図に
示した、火災事故検知処理と同じに処理すればよ
い。 以上、火災検知後の処理としては、ドアを開け
ることで説明してきたが、しかし、隣家への延焼
を防ぐ意味では、逆にドアを閉じた方が有効と判
断する場合もある。 このような処理をおこなうには、たとえば、第
41図に示してある上限リミツトスイツチのチエ
ツク686を、下限リミツトスイツチのチエツク
686′とし、以下、ドア下降出力、ドア上昇リ
セツト687′、動作方向フラグオフ688′に変
えれば、処理フローは達成される。 以上、本実施例では、盗難防止機能は、下限点
にドア6が位置することで働くようにしている。
但し、本発明をより効果的に運用することを考え
ると、新たにセンサを追加することが必要とな
る。すなわち、少々、床面よりドアが開いて停つ
ている場合、少くとも、その間隙は、人の出入り
が不可能なものであることを検知するだけでよ
い。そうすれば、描や、犬が出入りするための隙
間があることは当然考えられ、そのような場合で
も十分に、本発明は有効に働く。実際には、マグ
ネツトとリードスイツチなどのセンサを用い、前
記特定の状態にドアが位置していることを確認
し、たとえば、第42図に記してある下限リミツ
トスイツチのチエツク696に代え、リードスイ
ツチのチエツクを挿入するだけでよい。リードス
イツチがオンしていれば、前記人の出入りが不可
能な程度の隙間にドアが停つている、オフしてい
ればそれ以外の位置でドアが停つていることにな
る。 以上、本実施例では、ランプ38の消灯と同時
に、盗難防止機能が働くようにしており、ランプ
による機能のオン・オフを表示している。しか
し、この処理では、2分タイマーが長すぎる場合
があり、専用のタイマー処理をおこなつてもよ
い。このタイマー処理としては、ドア停止後に起
動するようにしてもよく、また、コントロールス
イツチがオンしてから起動してもよい。処理フロ
ーチヤートは、容易に想定できるためここでの説
明は省く。 発明の応用例としては、次のような場合があ
る。前記実施例では、時間の管理を前記一時記憶
回路の一部を計時手段として利用し、一定処理ス
テツプ毎に計時している。しかして、このような
方式では、安価に構成はできるが、時間精度はあ
まりよくない。この時間精度を向上させる手段と
して、さらに時間のみを計時する手段を別途用い
る方法がある。具体的には、前記プログラム記憶
回路により起動をかけられ、特定の値が設定でき
るような回路、時間計時回路がある。または、そ
れとは別に、一定周期でタイミングパルスを発生
するような回路を、前記入出力回路に接続してお
き、該タイミングパルスの入力を、実行中のプロ
グラム処理より優先して処理するようにすればよ
い。このようにすれば、前記タイミングパルス数
を、カウントするかあるいは、特定のタイミング
長であれば、その入力信号を利用して、計時処理
をおこなうことができる。このような方法は、一
般には割込み制御と称されている。 前記実施例では、前記ドア開閉装置の基本状態
遷移例として、上昇―停止―下降―停止のサイク
ル動作としているが、本発明の応用として、次の
ような基本状態遷移例も当然考えられる。 操作入力信号を受けるたびに動作―停止をくり
かえし、上限位置あるいは、下限位置に前記ドア
開閉装置が到達した場合は、前記ドア開閉装置を
停止させる。その次の操作入力信号を受けると、
動作方向を反転し、該動作方向指示に従い、ドア
を移動させる。 上昇―停止 のくり返し 下降―停止 のくり返し さらに、前記実施例では、操作入力信号として
ドアの移動方向を直接指示できる構成とはしてい
ないが、前記付加回路に、上昇指示用スイツチ、
下降指示用スイツチを設けることにより、該スイ
ツチが入力されているときは、該スイツチで指示
される方向へドアを移動させることは、処理プロ
グラムに、前記処理を追加するだけでよく、容易
に具現化できる。 また、本実施例においても、前記ドアの移動方
向を直接指示する手段はある。上限リミツトスイ
ツチ、下限リミツトスイツチが入力される回路上
において、該スイツチと並列にスイツチを付加す
ればよく処理プログラムとして、上限リミツトス
イツチがオンしていれば、下降指令、下限リミツ
トスイツチがオンしていれば、上昇指令が出力さ
れることが容易にわかる。 前記実施例では、オブストラクシヨン検知後の
処理として、上昇中は、停止、下降中は、一定時
間停止後、一定時間上昇するような状態遷移例を
示している。本発明は、前記オブストラクシヨン
検知後の処理として、動作中のドア状態に応じた
制御をおこなうことにあり、ドアを反転動作させ
たり、あるいは、一定時間停止処理を除去したり
あるいは、一定時間上昇ではなく、上限位置まで
上昇する処理とするなど、前記状態遷移処理制御
の自由な拡張度を有する。 さらに、前記オブストラクシヨン検知後の処理
として、該処理中は、あらたな操作入力信号を受
け付けないで処理し、前記処理が完了した後に、
あらたな操作入力信号を受付けるようにしてもよ
い。 さらに、前記オブストラクシヨン検知後の処理
として、該処理中のいかんにかかわらず、あらた
な操作入力を受付けて処理するようにしてもよ
い。 前記実施例では、ドア開閉装置の動作時間管理
をおこない、動作時間以内に、前記ドア開閉装置
の各種状態検知信号が入力されない場合は、異常
と判断処理している。本発明によれば、前記動作
時間管理をおこなうことにより、動作中のドア状
態とは別の状態にするだけでよく、次のような処
理も考えられる。 (1) 前記ドア開閉装置を停止させる。 (2) 前記ドア開閉装置を反転させる。 (3) 前記ドア開閉装置が開動作中であれば停止、
閉動作中であれば一定時間開動作させる。 (4) 前記ドア開閉装置が開動作中であれば停止、
閉動作中であれば開動作させる。 上記第2,3,4項で、ドアの動作方向が反転
する場合は、一定時間停止させてもよい。また、
上記処理中は、該処理が完了するまでにあらたな
操作入力信号を受付けないようにしてもよい。ま
た、上記処理中は、あらたな操作入力信号を受付
けるようにしてもよい。 前記実施例では、実行処理手順において状態検
知装置からの検知入力として特に優先的に処理は
していない。但し。一般に割込み制御と称される
実行プログラムより優先して処理するように、前
記状態検知装置に優先度をつけて処理してもよ
い。 さらに、安全装置の付加や、特定の信号入力に
対し、前記の如く優先度処理をおこなうことによ
り、ドア開閉装置をシステム性能が向上すること
は言うまでもない。 本発明の一実施例によれば次のような効果があ
る。 (1) ガレージドアへの動作指令を与えると、盗難
防止機能が自動的になくなりガレージ内への入
りが簡単である。 (2) ガレージドアが下限位置以外で、停止してい
るときは、盗難防止機能が働かないので、ガレ
ージ内で業しているときに、補助ドアの開閉、
窓の開閉自在である。 (3) 第1,2項より、コントロールスイツチは常
にオンしておくだけでよく、セツトしわすれに
よる事故発生がない。 (4) 火災発生時、自動的にドアが開くので、荷物
のはこびだし、消火が容易となる。 (5) 盗難防止入力信号有の時、ブザーと同時に自
動的に、ガレージ内を照明するので、侵入者へ
の威嚇度は十分に大きい。 次に第47図に従つて、制御装置の一実施例を
説明する。12はドア開閉動作指令用押釦スイツ
チ、201は同じく無線受信装置からのドア開閉
動作指令用リレー接点出力、30はドア上限リミ
ツトスイツチ、31はドア下限リミツトスイツ
チ、52は障害物検出リミツトスイツチ、205
は電源立上り時にリセツト信号を作成する電源リ
セツト回路、206,207は単安定マルチバイ
ブレータ、208はJ―Kマスタスレーブフリツ
プフロツプ、209はNE555(シグネテツク社
製)等を用いたタイマ回路、210,211はD
タイプフリツプフロツプ、212は積分回路、2
13は微分回路、214〜222はNOT素子、
223は2入力OR素子、224〜228は2入
力AND素子、229,230は4入力NOR素
子、231は2入力NOR素子、232は3入力
AND素子、233は制御電源用トランス、23
4はダイオードスタツク、235は制御電源用
ICレジユレータ、236〜238はリレー駆動
用トランジスタ、239〜241はリレーコイ
ル、242〜244は該記リレー接点、16はド
ア開閉駆動用モータ、38はランプである。 以下回路動作について第48,49図のタイム
チヤートで補足しながら説明する。本回路に電源
が投入されると、トランス233からダイオード
スタツク234さらにICレジユレータ235を
介して制御用電源VDDが供給される。すると、
電源リセツト回路は、該VDDの立上りを積分し、
NOT素子215によりリセツトパルスを出力す
る。該リセツトパルスはNOT素子216を介し
J―Kマスタスレーブフリツプフロツプ208を
リセツトし、さらに4入力NOR素子229,2
30を介し各々Dタイプフリツプフロツプ21
0,211をリセツトする。ドア開閉動作指令で
ある押釦スイツチ12又は、無線受信装置からの
リレー接点出力201がオンし、NOT素子21
4によつて、信号Aが出力されたとすると、信号
Aの立上りで単安定マルチバイブレータ206は
パルス巾T1の信号Bを出力する。該信号Bは、
2入力OR素子223、2入力AND素子224を
介し信号Cが出力される。信号CはJ―Kマスタ
スレーブフリツプフロツプ208のクロツクとし
て入力され、出力信号Eが反転する前の信号Cの
ハイ(HiGH)期間に、2入力AND素子226
の出力がフリツプフロツプ210のクロツクとし
て入力され、該フリツプフロツプ210はセツト
され、信号Fが出力される。これはドア上昇指令
として、トランジスタ237により、ドア上昇用
であるリレーコイル240が励磁され、該リレー
接点242がオンし、モータ16は正転する。こ
のようにしてモータは起動されるが、これと同時
に信号BはNOT素子221を介し、タイマ回路
209にトリガー信号として入力される。これ
は、モータが起動されると同時に、ガレージ内を
照明するランプ38を動作指令後一定時間点灯す
ることを目的とするもので、タイマ回路209の
出力がトランジスタ236によりリレーコイル2
39を励磁し、リレー接点244をオンさせる。
このようにしてランプ246は一定時間点灯する
ことができる。次に、上昇指令出力中に、上限リ
ミツトスイツチ30がオンするとNOT素子21
7、4入力NOR素子229を介しフリツプフロ
ツプ210のリセツト入力され、トランジスタ2
37がオフし、リレーコイル240が消磁されリ
レー接点242がオフし、モータ16は停止す
る。また、上昇指令出力中に、再度動作指令、す
なわち押釦スイツチ12又は、無線受信装置から
のリレー接点出力201がオンすると、前述の如
く信号Bのパルスが単安定マルチバイブレータ2
06より出力されOR素子223より出力され
る。しかし、フリツプフロツプ210がセツトさ
れているため、2入力AND素子228の出力は
ロウ(LOW)になつており、2入力AND素子2
24の出力は禁止されている。この時2入力
AND素子227は、NOT素子218の出力がハ
イになるので信号Bのパルスを信号Dとして出力
する。この信号Dは、4入力NOR素子229を
介し、フリツプフロツプ210のリセツト信号と
して入力される。このようにして前記同様、モー
タ16は停止される。次に、さらに動作指令が前
記同様に入力されると、J―Kマスタスレーブフ
リツプフロツプ208がセツトされているため、
2入力AND素子226の出力は禁止され、2入
力AND素子225より信号Bが出力され、フリ
ツプフロツプ211をセツトし信号Gを出力す
る。これにより、トランジスタ238がオンし、
ドア下降用であるリレーコイル241を励磁し、
該リレー接点242がオンし、モータ16は逆転
し、ドアは下降動作する。該記下降動作中に、下
限リミツトスイツチ31がオンすると、NOT素
子219より信号Hが出力され、積分回路212
により時間遅れT2を設けて4入力NOR素子23
0を介して、フリツプフロツプ211のリセツト
信号として入力される。これにより上昇時の上限
リミツトオン時と同様に、モータは停止する。次
に障害物検出リミツトスイツチ52が動作した時
の回路動作を説明する。上昇動作中、すなわちJ
―Kマスタスレーブフリツプフロツプ208がセ
ツト、さらにフリツプフロツプ210がセツト、
フリツプフロツプ211がリセツトされている
時、障害物検出リミツトスイツチ52が動作する
と、該リミツトスイツチ52はB接点を用いてい
るためオフとなり、NOT素子220を介して2
入力NOR素子231からハイ信号が出力され、
単安定マルチバイブレータ207をトリガーす
る。該マルチバイブレータ207のQ出力パルス
が4入力NOR素子229を介しフリツプフロツ
プ210をリセツトする。又この時、4入力
AND素子232は、J―Kマスタスレーブフリ
ツプフロツプ208がセツトされているため、該
AND素子の出力は禁止されている。次に下降動
作中、すなわち、J―Kマスタスレーブフリツプ
フロツプ208がリセツト、フリツプフロツプ2
10がリセツト、フリツプフロツプ211がセツ
トされている時に前記同様に障害物検出リミツト
52が動作すると、前記の如くNOT素子220
より信号Jが出力され2入力NOR素子231を
介し単安定マルチバイブレータ207からパルス
巾T3の信号Kが出力される。該信号Kにより4
入力NOR素子230を介してフリツプフロツプ
211をリセツトする。これによりモータは停止
し、ドアの下降動作も停止する。さらに該パルス
信号Kが立下がると、単安定マルチバイブレータ
207の出力が立上がり、3入力AND素子2
32がハイとなり信号Lが出力される。該信号L
は微分回路213、NOT素子222を介して、
信号Mに変換され、2入力OR素子223に入力
される。これにより、前述の如く一連の制御経路
をたどり、上昇指令である信号Fが出力され、ド
アは上昇し上限リミツトスイツチ30の信号であ
るNOT素子217の出力信号Nによつてドアは
停止する。この様に、ドアが障害物を検知すると
上昇中は、即時動作停止し、下降中は、下降動作
は即時停止し、T3時間後上昇動作を開始すると
いう安全動作を保証している。しかし、ドア下限
点付近で小さな障害物(石や棒等)や冬期の床面
の雪による上昇等により、障害物検知動作が不用
意に動作せぬ様に、下限点リミツトスイツチ31
がオンすると、障害物検出動作は2入力NOR素
子231により即座に禁止されるが下降動作指令
である信号Gは、積分回路212による時間遅れ
T2後の信号Iによりセツトされる。該制御動作
により、不具合なく安全にドアの開閉制御を行う
ことができる。 次に、本発明なる回路実施例について第50図
を用い説明する。 750は火災事故検出装置の接点出力、751
はNE555(シグネテツク社製)等を用いたタ
イマ回路、752はNE555(シグネテツク社
製)等を用いたワンシヨツト回路、753〜75
8はインバータ素子、759はバツフア素子、7
60〜762は2入力AND素子、763〜76
5は2入力OR素子、766〜768は3入力
AND素子、769,770は2入力NOR素子、
771は2入力NAND素子、772,773は
Dタイプフリツプフロツプ(以下FFと称す)、7
74〜777はトランジスタを示す。 AND素子228の出力が、ハイレベルの時は、
ドア停止、ロウレベルの時は、ドア動作中を示
す。そこで、該AND素子228の出力がロウレ
ベルのとき、タイマ回路751を働かせ、バツフ
ア素子759、トランジスタ774を介し、発光
ダイオード665,666を駆動する。タイマの
周期0.5秒―0.5秒とする。 ドアが停止すれば、発光ダイオード665,6
66は消灯であるが、下限位置にドアがないこと
をインバータ素子753とAND素子761でチ
エツクしトランジスタ775により新たに点灯し
続けるようにする。但し、下限位置にあるときは
発光ダイオード665,666は消灯のままとな
る。 さらに、タイマ回路751の出力は3入力
AND素子767,768の各々一端に入力され
ている。しかして3入力AND素子767,76
8の各々一端には、ドアの動作方向指令がインバ
ータ素子756,757を介し入力されている。
3入力AND素子767,768のもう一端には
異常検知時の信号が入力されるが常時は、ハイレ
ベルである。そのため、3入力AND素子768
は、2入力OR素子763、トランジスタ776
を介し、ドアが上昇中、住居内ブザ667を動作
させる。また同様に、3入力AND素子767は、
2入力OR素子764、トランジスタ777を介
し、ドアが下降中、ガレージ内ブザー647を動
作させる。 コントロールスイツチ654、リードスイツチ
650,652、接点750はフイルター回路を
とおし、各々インバータ素子754、2入力OR
素子765、インバータ素子755に入力されて
いる。FF772,773はコントロールスイツ
チ654がオフの時は常にクリアされている。ま
た、FF772はコントロールスイツチ654の
他にドア移動中の信号が2入力AND素子762
に入力されているため、ドアの動作によつてもク
リアされる。 接点750がオンの時にAND素子760をと
おり、FF773をセツトし、2入力NOR素子7
69、インバータ素子758、2入力OR素子7
63,764、トランジスタ776,777を介
し、ブザー647,667を動作させる。 リードスイツチつまり窓あるいは、補助ドアの
開放検知は、ドア停止後、かつ下限点停止である
ときに、ワンシヨツト回路752を、2入力
NAND素子771にて働かせる。つまり、該タ
イマーアツプするまでは2入力NOR素子の出力
がハイレベルにならないので、3入力AND素子
の出力はでないことになる。該タイマアツプ後か
らリードスイツチ650,652からの信号を受
付け、もし検知入力があれば、FF772をセツ
トし、2入力NOR素子769、インバータ素子
758、2入力OR素子763,764、トラン
ジスタ776,777を介し、ブザー647,6
67を動作させる。 以上のように、第1の発明は、主ドアが閉じた
状態で停止して一定時間経過後に前記主検知手段
または補助検知手段から検知信号が入力されたと
きには前記報知手段を動作させてこれを報知する
ので、運転者が自動車をガレージに納めた後に、
あるいは自動車をガレージから出して出かけた後
にガレージに異常が発生したときにはこれを報知
して、この異常による被害を最少に止めることが
できる効果がある。 特に第2の発明によれば、この異常が火災事故
や有害ガスのような場合に、主ドアを開放して安
全性をより高めることができる効果がある。 さらに第3の発明は、このような制御をプログ
ラム制御手段で実現するようにしたので、プログ
ラムを工夫することによつて制御の多様化を簡単
に実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はドア開閉装置の斜視図、第2、第3図
はドア開閉装置の本体で第2図は縦断側面図、第
3図は平面図、第4図はレールとトロリーの連結
部を示す斜視図、第5図は従来装置の制御回路
図、第6図は本発明装置の基本動作フローチヤー
ト、第7図は制御部の基本ブロツク図、第8図は
その詳細ブロツク図、第9図は論理処理回路図、
第10図は一時記憶回路パターン図、第11図は
起動回数制御タイムチヤート、第12図はドアイ
ンジケータフローチヤート、第13図は送受信デ
ータフオーマツト、第14図から第27図は各動
作フローチヤート、第28図はラジオコントロー
ル送信器の回路図、第29図はビツト設定回路
図、第30図はビツト設定パターン、第31図か
ら第37図は各動作フローチヤート、第38図は
異常状態検知装置が付いた場合のドア開閉装置の
斜視図、第39図は住居内に設ける報知器外観
図、第40図から第44図は報知器の動作制御を
ふくむ異常検知処理フローチヤート、第45図は
報知器内の構成図、第46図は異常検知装置と制
御装置間を電波を使用して連結したブロツク図、
第47図は本発明の別の実施例を説明した図、第
48図、第49図はタイミングチヤート、第50
図は異常状態検知を付加した回路図を示す。 1…本体、2…レール、3…チエン、4…トロ
リー、6…ドア、13…制御装置、30,31…
上限、下限リミツトスイツチ、52…オブストラ
クシヨン検知スイツチ、311…論理処理回路、
316…付加回路、321…ビツト設定回路、3
26…警報回路、330…受信回路、340…プ
ログラム記憶回路、341…命令レジスタ、34
2…命令デコーダ、343…プログラムカウン
タ、345…論理演算回路、349…一時記憶回
路、351…タイミング制御回路、649,65
1…マグネツト、650,652…リードスイツ
チ、648…火災事故検知装置、653…窓、6
60…補助ドア、655,656…報知器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガレージの主ドアを開閉操作するドア開閉操
    作手段と、前記主ドアの開閉を指令する指令手段
    と、前記主ドアの開閉状態を検知する主検知手段
    と、ガレージの窓または補助ドアの開放及びガレ
    ージ内での火災事故または特殊ガスの発生を検出
    する補助検知手段と、報知手段と、上記各手段と
    電気信号的に結ばれた電気的制御手段とを備え、
    この電気的制御手段は、前記指令手段からの開閉
    指令信号、主検知手段からの主検知信号及び補助
    検知手段からの補助検知信号を入力してこれを論
    理判断し、前記主ドアが閉じた状態で停止して一
    定時間経過後に前記主検知手段または補助検知手
    段から検知信号が入力されたときには前記報知手
    段を動作させてこれを報知する信号処理手段を備
    えたことを特徴とするガレージドア制御装置。 2 ガレージの主ドアを開閉操作するドア開閉操
    作手段と、前記主ドアの開閉を指令する指令手段
    と、前記主ドアの開閉状態を検知する主検知手段
    と、ガレージの窓または補助ドアの開放及びガレ
    ージ内での火災事故または特殊ガスの発生を検出
    する補助検知手段と、報知手段と、上記各手段と
    電気信号的に結ばれた電気的制御手段とを備え、
    この電気的制御手段は、前記指令手段からの開閉
    指令信号、主検知手段からの主検知信号及び補助
    検知手段からの補助検知信号を入力してこれを論
    理判断し、前記主ドアが閉じた状態で停止して一
    定時間経過後に前記主検知手段または補助検知手
    段から検知信号が入力されたときには前記報知手
    段を動作させてこれを報知すると共に、この検知
    信号が補助検知信号であるときには主ドアを開放
    するように前記ドア開閉操作手段を制御する信号
    処理手段を備えたことを特徴とするガレージドア
    制御装置。 3 ガレージの主ドアを開閉操作するドア開閉操
    作手段と、前記主ドアの開閉を指令する指令手段
    と、前記主ドアの開閉状態を検知する主検知手段
    と、ガレージの窓または補助ドアの開放及びガレ
    ージ内での火災事故または特殊ガスの発生を検出
    する補助検知手段と、報知手段と、上記各手段と
    電気信号的に結ばれた電気的制御手段とを備え、
    この電気的制御手段は、主ドアの制御内容を命令
    コードの組合せによりプログラムして記憶するプ
    ログラム記憶回路340と、該プログラム記憶回
    路における命令コードのアドレスの指定及びアド
    レスを更新するためのプログラムカウンタ343
    と、該プログラム記憶回路から読出される命令コ
    ードを一時的に記憶する命令レジスタ341と、
    該命令レジスタに記憶された命令コード内容を解
    読する命令デコーダ342と、命令コードに従い
    演算処理する演算処理回路345と、前記演算処
    理回路の出力により制御される主ドアの移動方向
    及び来歴を一時記憶する記憶回路349と、前記
    命令デコーダにつながり、前記指令手段からの開
    閉指令信号、主検知手段からの主検知信号及び補
    助検知手段からの補助検知信号を入力し、かつ前
    記ドア開閉操作手段を制御する入出力回路350
    と、これらの制御回路全体のタイミングを制御す
    るタイミング制御回路351を備え、前記指令手
    段からの開閉指令信号、主検知手段からの主検知
    信号及び補助検知手段からの補助検知信号を入力
    してこれを論理判断し、前記主ドアが閉じた状態
    で停止して一定時間経過後に前記主検知手段また
    は補助検知手段から検知信号が入力されたときに
    は前記報知手段を動作させてこれを報知すると共
    に、この検知信号が補助検知信号であるときには
    主ドアを開放するように前記ドア開閉操作手段を
    制御するようにしたことを特徴とするガレージド
    ア制御装置。
JP4840279A 1979-04-19 1979-04-19 Garage door controller Granted JPS55142883A (en)

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CA000349938A CA1147441A (en) 1979-04-19 1980-04-15 Garage door operation control apparatus
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