JPS6316553B2 - - Google Patents

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JPS6316553B2
JPS6316553B2 JP54021067A JP2106779A JPS6316553B2 JP S6316553 B2 JPS6316553 B2 JP S6316553B2 JP 54021067 A JP54021067 A JP 54021067A JP 2106779 A JP2106779 A JP 2106779A JP S6316553 B2 JPS6316553 B2 JP S6316553B2
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JP
Japan
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door
circuit
timer
door opening
input
Prior art date
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Application number
JP54021067A
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English (en)
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JPS55114771A (en
Inventor
Kenji Nakamura
Takeshi Tokunaga
Seiji Yonekura
Mitsuo Suzuki
Shigeru Matsuoka
Toshiro Tsubaki
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to GB8005766A priority patent/GB2043958B/en
Priority to AU55748/80A priority patent/AU521725B2/en
Priority to US06/123,086 priority patent/US4328540A/en
Priority to CA000346268A priority patent/CA1163696A/en
Priority to DE19803006760 priority patent/DE3006760A1/de
Publication of JPS55114771A publication Critical patent/JPS55114771A/ja
Priority to GB08307939A priority patent/GB2122382B/en
Publication of JPS6316553B2 publication Critical patent/JPS6316553B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドア開閉制御装置に係り、特に遠隔制
御手段である無線受信装置と、該受信装置からの
受信信号が命令コードの組合せであるプログラム
により処理するプログラム処理装置を備えたドア
開閉制御装置に関する。
従来のドア開閉制御装置における遠隔制御方法
は、無線通信手段である無線受信装置が受信信号
の内容をランダムロジツク回路を用いた集積回路
により制御指令を出力する可否を判定する機能を
持つ無線受信装置によりドア開閉制御されるもの
であるため、該受信信号のデータ数や信号伝送時
間等が固定化され、遠隔制御に対する装置の汎用
性を欠く欠点がある。
本発明の目的は、命令コードの組合せであるプ
ログラムにより処理するプログラム処理装置によ
り、順次プログラムの手順に従い前記受信信号を
読取り論理作業判断する汎用性のあるドア開閉遠
隔制御装置を提供するにある。
一般にガレージドア開閉装置は第1図に示すご
とく、駆動装置を内蔵した本体1と該本体1と連
結されたレール2と該レール2によつて案内さ
れ、且つ該本体1の駆動力によつて作動するロー
ラチエン3に固着され、水平移動するトロリ4の
主要部から成る。該本体1は吊り金具にて、ガレ
ージの天井に吊るされ、他方、該レール2の端部
はヘツダーブラケツト5によつてガレージの一部
に固定される。一方、ガレージドア6は、一般に
は、数枚に分割され且つ、互いに連結されて、両
側に設けられたドアレール7に沿つて開閉され
る。さらに該ガレージドア6の重量はドアバラン
ススプリング8によつてバランスされて、入力に
よつて開閉可能な状態にある。上記状態であるガ
レージドア6にドアブラケツト9を固定し、さら
に該ドアブラケツト9と該トロリ4をドアアーム
10を介して回動自在に連結する。このことによ
り、前記本体1の駆動力によつて作動するローラ
チエン3、該ローラチエンの作動によつてレール
2に沿つて水平移動するトロリ4に連動して、該
ガレージドア6はドアレール7に沿つて開閉され
る。前記本体1への電源供給は電源ケーブル11
を経由してなされる。さらに、前記本体1への動
作指令はガレージの壁に取付けられた押釦スイツ
チ12を押すこと、あるいは電波等による信号を
受信器を内蔵した制御装置13によつて受信し、
本体1に動作指令を出す。又、万一停電等によつ
て、ガレージドア開閉装置が動作不能になつた場
合には離脱用ひも14によつて該ローラチエン3
と該トロリ4との連結を外して、入力によりガレ
ージドア6を単独で開閉できるようにしている。
まず第2図、第3図によりガレージドア開閉装
置の本体構造を説明する。第2図は縦断側面図、
第3図は一部横断上面図である。
本体フレーム15の下側に固定されたモータ1
6の回転はモータシヤフト16―aに固定された
るモータプーリ17、Vベルト18、大プーリ1
9に伝達される。さらに該大プーリ19の回転は
スプロケツトシヤフト20を介してスプロケツト
21に伝達される。該スプロケツト21にはロー
ラチエン3が噛合わされる。該ローラチエン3の
ローラ部は本体フレーム1内において両側面から
チエンガイドA22、チエンガイドB23、チエ
ンガイドC24によつてガイドされる。レール2
は、前記フレーム15に、レール固定金具25に
よつて、該チエンガイドA22と該チエンガイド
C24によつて構成される溝部と段差及びすき間
なく固定される。ローラチエン3のローラ部は両
側面を該レール2によつてガイドされる。
一方、前記スプロケツト21によつて巻取られ
たる該ローラチエン3の収納は、該チエンガイド
A22と該チエンガイドB23とによつて構成さ
れる溝部と段差及びすき間なく固定されたるチエ
ン収納ケース27のチエン収納溝27―aによつ
てなされる。以上の構成により前記モータ16の
回転駆動によつて前記スプロケツト21が廻さ
れ、ローラチエン3が、該レール2に沿つて往復
動される。
次に第1図にて説明したるガレージドア6の開
閉動作の上限点、下限点すなわち、トロリ4の水
平移動量を制限するリミツト機構につき以下説明
する。該ローラチエン3の移動量を、該スプロケ
ツト21と同回転数で回転する大プーリ19の外
周に設けたプーリラツク28の移動量に変換す
る。該プーリラツク28に噛合うピニオン29を
介して、上限リミツトスイツチ30、下限リミツ
トスイツチ31に、前記プーリラツク28の移動
量を伝達する。該上限リミツトスイツチ30、下
限リミツトスイツチ31の各々に上限点調整つま
み32、下限点調整つまみ33を設け、これによ
つて本体外部から自由に上限点、下限点を調整可
能にする。
前記ガレージドアが下降中に障害物に当つた場
合は安全上速かに検知し、反転動作すなわち上昇
しなければならず、又、前記ガレージドアが上昇
中に障害物に当つた場合、安全上速かに検知し、
停止しなければならない。以上に述べた障害物検
知機構について以下説明する。前記、チエンガイ
ドA22とチエンガイドB23とチエンガイドC
24で形成されたるチエン案内溝の一部を回路に
形成し、該ローラチエン3にドア下降時加わる圧
縮力、ドア上昇時加わる引張力の各々によつて発
生する力によつて移動されたるオブストラクシヨ
ン検知金具34を設ける。該オブストラクシヨン
検知金具34の動きを規制するオブストラクシヨ
ンスプリング35の圧縮力をオブストラクシヨン
動作力調整ねじ36を廻すことによりスプリング
押え板37を移動させて自由に変えることができ
る。また、オブストラクシヨン検知金具34の動
きによつてオン、オフするオブストラクシヨン検
知スイツチ52によつて前述した障害物を検知し
て、ドア下降時は上昇に、ドア上昇時は停止する
ようにする。
また、ガレージ内の照明を行なうランプ38を
設け、ガレージドアの動きに連動して点消燈を行
なうようにする。更に、該モータ16及び該ラン
プをコントロールするコントローラ39をフレー
ム15内に固定し、さらに本体カバー40、ラン
プカバー41によつて、該モータ16、大プーリ
19、ランプ38をカバーする。尚、ランプカバ
ー41は半透明にて、該ランプ38の光りを透過
させ、ガレージ内を明るく照らすものとする。以
上ガレージドア開閉装置の本体構造を説明したが
次に、レール及びトロリ部について第4図により
説明する。レール2の断面構造は第4図に示すご
とく、薄肉の鉄板、もしくはプラスチツク板を成
形したものであり、該レールの外周部においてト
ロリ4を摺動案内させるようにする。さらに該レ
ール2によつて、ローラチエン3のローラ部を両
側面から挾みこんで、該ローラチエン3の往復動
を直線的に行なうよう案内している。次に該トロ
リ4と該ローラチエン3の連結は該ローラチエン
3の先端部に固定され、前記レール2によつて該
ローラチエン3と同様に案内されたるローラチエ
ンアタツチメント3―aの溝部に連結金具4―a
を挿入することによつてなされる。該連結金具4
―aは、前記トロリ4内にあつて、上下に摺動可
能であり、常時はスプリング等の力によつて上向
に押上げられており、従つて、該トロリ4と該ロ
ーラチエン3は連結状態にある。万一停電時等
に、ガレージドア開閉装置と、ドアとを切離して
人間の力でドアを開閉する場合には、該連結金具
4―aを下方に引張つて該ローラチエンアタツチ
メント3―aから離脱して行なう。次に前記トロ
リ4の動作をドアに伝達するためのドアアーム1
0は、L字状ドアアーム10―aとストレートド
アアーム10―bから構成され各々はドアとレー
ルの位置関係によつて自由に長さを変えて連結さ
れる。前記ドアアーム10の一端は該トロリ4
に、他端第1図のドアブラケツト9を介してドア
6に連結される。前記ドアアーム10とトロリ4
の結合は、該トロリ4に長溝4―bを設けて、該
長溝4―bにピン4―cを差込むことで行なう。
該ピン4―cは、常時は、スプリング等によつて
第4図に示す状態に押付けられている。これは、
ドアの下降中に障害物に衝突した場合の衝撃吸収
を行なうものである。さらに、ガレージドア開閉
装置は、床面が雪、氷等によつて盛上つた場合、
あるいは水道用ホース等の小物品があつてもドア
下降時オブストラクシヨン検知によつてリバース
しないような対策が必要である。すなわち床面上
2インチ以下では、障害物を検知しても反転せ
ず、停止することが必要である。この場合のトロ
リ4とドア6の移動量の差を該長溝4―bで吸収
する。
従来のガレージドア開閉装置の一般的な実施例
として、リレーコイルがオンする度に、リレー接
点が反転し、又その状態が次にオンするまで保持
される記憶継電器(ラツチングリレー)を用いた
一実施制御回路例を第5図を用いて説明する。
モータ180はコンデンサ181と結合され用
いられ、上限リミツトスイツチ185、下限リミ
ツトスイツチ186を介して、ラツチングリレー
184により制御される。又該ラツチングリレー
184を動作させるドア開閉指令用押釦スイツチ
189、障害物検知リミツトスイツチ190があ
り、これらの制御電源はトランス191により作
られる。さらに、ランプ183はサーマルリレー
182により点灯される。
次に、これらの動作を説明する。まずドア開閉
指令用押釦スイツチ189がオンされ、ラツチン
グリレー184が接点A・A′側にオンすると、
モータ180はドア上昇方向に回転し、同時にモ
ータ180端子間の電圧によりサーマルリレー1
82のヒータ部が加熱され、バイメタル構造とな
つている該リレー接点がオンし、ランプを点灯す
る。ドアが上限にくると上限リミツトスイツチ1
85オフし、モータ180は停止する。さらに再
び、ドア開閉指令用押釦スイツチ189がONさ
れると、ラツチングリレー184が今度は接点
B,B′側に反転し、モータ180はドア下降方
向に回転する。この時もランプ183は前記のラ
ンプ点灯動作に従つて点灯される。ドア下降動作
は下限リミツトスイツチ186がオフすることに
より完了する。ただし、該動作中に障害物検知ス
イツチ190がオンすると、ラツチングリレー1
84のリレーコイルは励磁され、該リレー接点は
A,A′側に反転し、ドアは下降動作から上昇動
作に反転する。前記の様なドア反転動作は、上昇
又は下降動作中に、ドア開閉指令用押釦スイツチ
189をオンしても同様に行なわれる。また、障
害物検知動作は上昇動作中においては無効となつ
ている。なお、前記したランプ183の消灯は、
サーマルリレー182のバイメタル接点がモータ
180の停止後、冷却される一定時間ののち自動
的にオフされる。前述の如く従来例では、下記に
示す欠点がある。
(1) ドアは下限端又は上限端でしか停止せず、コ
ンセント等により電源をオフしないと途中停止
ができない。これはガレージ内に入りきらない
長尺の物品等を格納した場合等に必要とされる
ものである。
(2) モータはラツチングリレーが反転すると同時
に、回転が反転されるため、機械的構造物であ
る駆動部がドア等に大きな衝撃負荷がかかり、
摩耗や機械疲労が起り易い。
(3) ドア開閉指令用押釦スイツチがオンされたま
まになつていると、下降中の障害物検知動作が
働かない。
(4) ガレージドア開閉装置に用いられているモー
タは一般に、短時間定格(約2〜3分程度)で
あるため、何回も連続動作させるとモータ内の
サーマルスイツチ192が動作する。これが一
度動作するとモータが冷却されるまで復帰しな
いため、約20〜30分を待たせなければならな
い。
(5) (4)における動作が発生し、サーマルスイツチ
192が復帰した時、自動的に元の動作が開始
されぬため、その時に下降動作で子供達がドア
の下に居たなら危険な状態が発生することにな
る。
(6) ドア開閉指令用押釦スイツチが直接ラツチン
グリレーを動作させるため、ラツチングリレー
が応答可能な約100ms以上のチヤタリングが該
スイツチの押し方で発生すると、ドア開閉動作
が思つた様に行なわれない。
(7) ランプ点灯用のサーマルリレーは、そのヒー
タとしてニクロム線等を用いているため、寿命
が短い。
(8) ランプ点灯時間は、モータが起動されている
時間と本装置がおかれている周囲温度によつて
大きく変化する。
以下、本発明による一実施例を第6図から第3
7図を用いて説明する。
第6図は、本発明なるガレージドアの基本動作
順序を示した状態遷移図である。この第6図にお
いて、ガレージドア6は、電源投入後、停止状態
303にある。この状態より操作指令を受けるた
びにガレージドア6は上昇状態300→停止状態
301→下降状態302→停止状態303を繰り
返す。このような操作指令とは別に、上昇状態3
00にあるガレージドア6に応動して上限リミツ
トスイツチ30からの入力があると、状態307
を経由し、すみやかに停止状態301に移行す
る。また、下降状態302にあるガレージドア6
に応動して下限リミツトスイツチ31からの入力
があると、状態309を経由し、定時間下降状態
304に移行し、定時間経過後、停止状態303
になる。この定時間下降する理由についての詳細
は後述する。
ガレージドア6を安全に操作するため、ガレー
ジドア6の移動が阻止された場合の処置について
説明する。ガレージドア6が上昇状態にあり、オ
ブストラクシヨン検知入力があつた場合には、状
態308を経由し、すみやかに停止状態301に
移行する。また、ガレージドア6が下降状態30
2にあり、オブストラクシヨン検知入力があつた
場合には、状態310を経由し、一旦停止状態3
05に移行し、定時間経過後、1フイート上昇状
態306になる。この1フイート上昇は、時間管
理されており、定時間経過後、停止状態301に
移行する。ここで、1フイート上昇状態にあつて
途中で上限リミツトスイツチ30からの入力があ
つた場合には該上限リミツトスイツチを優先処理
し、すみやかに停止状態301に移行する。
前記定時間下降する理由について以下説明す
る。一般に、冬になるとドア下端に位置する床面
は結氷するか、あるいは積雪のため変動しやす
い。もし、床面が初期設定時よりも変動し、前記
理由により盛り上るとドアが下降した場合に常に
オブストラクシヨン検知スイツチ52が働き前記
状態310になつてしまい、ドアを閉めることが
できなくなる。これらの理由により、本実施例で
は下限リミツトスイツチ31をドア全閉以前の状
態で働かせ、その後の定時間下降でドアが全閉す
るようにしている。そして下限リミツトスイツチ
31からの入力があつた場合にはオブストラクシ
ヨン検知入力を無視している。このようにするこ
とにより、ドア下端部床面が変動しても、ドアの
開閉には影響しなくなる。さらに、下限点調整が
容易になり(米国規格UL325.27.1項記載内容を
十分満足するため)ドア操作性が著しく向上す
る。
具体的には、床面から2インチの高さのところ
で、下限リミツトスイツチ31が動作するように
調整し、第6図、定時間下降状態304で、十分
にドアが閉じるようにする。しかして、もし、定
時間下降状態304において、オブストラクシヨ
ン検知スイツチ52が、動作した場合は、該オブ
ストラクシヨン動作を優先処理し、すみやかに停
止状態303に移行する。このようにすることよ
り、床面まで2インチ以内にある障害物に対する
押付け力を緩和している。
以上のような本発明になるガレージドア制御に
ついての詳細は後述する処理フローチヤート第1
4図から第37図を用い説明する。
第7図は、制御部の基本ブロツク図を示したも
のであり、基本的には入力回路312、論理処理
回路311、出力回路313より構成される。入
力回路312は、一般に言う信号レベル置換機能
を有するインターフエイス回路であり、この回路
へはガレージドア6の各種状態を示す、上限リミ
ツトスイツチ30、下限リミツトスイツチ31、
オブストラクシヨン検知スイツチ52などの信号
の他にガレージドア6操作用信号として、押釦ス
イツチ12やラジオコントロールのための受信器
330などの信号が入力されている。これらの信
号を論理処理回路311であらかじめ記憶されて
いる処理ステツプに従い、最適な処理をおこない
その結果を出力する。その出力信号が入力される
出力回路313では該出力信号を増幅し、モータ
の正逆転制御やガレージ内照明ランプ38のオ
ン、オフ制御などをおこなう。
第8図は、前記基本ブロツク図を実施例として
展開したものである。
本実施例では受信器を内蔵した制御装置13
は、前記論理処理回路311を中心にし、信号処
理部全てを内蔵する。本体1には、モータ16、
ランプ38からなる駆動部分及び照明部分と、該
部品を駆動するためのドライバ回路、具体的には
トランス314、リレーからなるモータドライブ
回路327,328、リレーからなるランプドラ
イブ回路329等を内蔵する。制御装置13と、
本体1の間は7本の電線でつないでいる。
電源コード11により供給された一次電源
115Vは、トランス314により、AC14Vに降圧
され、定電圧回路315でDC10Vに定電圧化さ
れ回路電圧となる。上限リミツトスイツチ30、
下限リミツトスイツチ31、オブストラクシヨン
検知スイツチ52の出力は、抵抗―コンデンサで
構成されるインターフエイス回路317,31
8,319に入力されそれら回路出力が各々論理
処理回路311に入力されている。
操作用押釦スイツチ12は、抵抗―コンデンサ
で構成されるインターフエイス回路320に入力
され、その回路出力が論理処理回路311に入力
されている。論理処理回路311の出力はトラン
ジスタにより構成されるドライブ回路322に入
力され、モータ16を正転させるためにリレーに
より構成されたドライブ回路327を駆動する。
また、トランジスタにより構成されるドライブ回
路323は論理処理回路311の出力を入力し、
モータ16を逆転させるためにリレーにより構成
されたドライブ回路328を駆動する。また、ラ
ンプ38をオン、オフするドライブ回路として、
リレーより構成されるドライブ回路329は、該
リレーをドライブする、トランジスタにより構成
されるドライブ回路324を介して論理処理回路
311により駆動される。
この他に、論理処理回路311の出力回路とし
てはガレージドア6の状態を表示するためのドア
インジケータ回路325や、盗難防止用警報回路
326があるが、詳細については後述する。
押釦スイツチ12は制御装置13のケース上に
装着されたドア操作用スイツチであるが、これと
は別に送受信機能を応用したラジオコントロール
操作指令系がある。これは、ガレージより離れた
位置からドアを操作するためのものであり、電波
として、UHF帯を利用している。操作としては
送信器331に内蔵されたビツト設定部と、制御
装置内のビツト設定回路321をまず合せてお
く。送信器331から送られてくる情報として
は、このビツト設定部が順次送られてくる。情報
のフオーマツトの詳細は後述する。送られてきた
情報は受信回路330で復調二値化信号化され、
調理処理回路311に入力される。ここで用いて
いる受信回路の主構成として、超再生回路(一般
にはスーパリゼと称する)を採用している。送ら
れて来た情報はビツト設定回路321の内容と順
次比較し全てのビツトが一致するとはじめて操作
信号として処理する。当然ビツトの設定が異なる
場合はガレージドアの操作は不可能である。
この他に、ランプ38の点灯時間を設定するよ
うな機能を有する付加回路316がある。
次に論理処理回路311の構成について第9図
を用いて説明する。ガレージドア6を前記したよ
うに最適に制御するために必要な処理順序はあら
かじめプログラム化して保持され、順次読出して
実行される。このために、該論理処理回路311
は、プログラム記憶回路340(この記憶回路3
40は、一般に、リード、オンリー、メモリ=
READ ONLY MEMORY=ROMが用いられ
る。)と、該プログラム記憶回路340から読出
される命令コードを一時的に記憶する命令レジス
タ341と、該命令レジスタに記憶された命令コ
ードの内容を解続するための命令デコーダ342
を備えており、動作タイミングを制御するタイミ
ング制御回路351から出力されるタイミングパ
ルスと解読された前記命令コードに従つて該論理
処理回路311は動作する。このために、命令デ
コーダ342及びタイミング制御回路351の出
力(矢印で示す。)は、該論理処理回路311を
構成するすべての回路要素に与えられこれらを選
択的に活性化するが、接続回路の図示は省略す
る。前記プログラム記憶回路340における命令
コードのアドレスの指定及びアドレスの更新のた
めにプログラムカウンタ343があり、該プログ
ラムカウンタ343には、プログラムでスキツプ
処理(例えばサブルーチンジヤンプ)をするとき
などにそのリターンアドレスを記憶させるための
レジスタであるスタツクレジスタ344が接続さ
れる。
さらに、2進加算などの論理演算をおこなう論
理演算回路345、該論理演算結果状態を一時記
憶する状態表示レジスタ346、論理演算時に使
用されるアキユームレータ等のレジスタ347、
演算結果の格納や状態フラグ(例えばドアが今ど
のようになつているかを示すもので、動作中;1
停止中;0)等の一時記憶回路349(この一時
記憶回路349は一般にランダム、アクセス、メ
モリ=RANDOM ACCESS MEMORY=RAM
が用いられる。)、前記論理演算回路345によつ
てアドレスされるバツフアレジスタ348が設け
られ、個々の回路要素はバスライン352により
接続されている。また、該バスライン352は入
出力回路350を介して前記入力回路312と出
力回路313に接続され、入力される入力状態を
論理演算回路345、レジスタ347、状態表示
レジスタ346等で構成される論理判定手段で処
理して出力する。
以上のような構成で、特に処理を進める上で、
重要な役割をはたす、一時記憶回路349につい
て第10図を例にとり説明する。
前記の如く、一時記憶回路349は演算結果の
格納や状態フラグ等の一時記憶に利用する。記憶
する単位としては、4ビツト2バイトとする。本
発明の実施例では、22バイトのマツプエリアを有
する。前記した状態フラグとしては0,1,2の
3バイトを割付けており、個々のフラグの意味は
後述するフローチヤートで説明する。また、10
〜21の12バイトは、タイマ要素として利用す
る。タイマ群で基本となるのは、基本タイマ
TM1であり、本実施例では15.625msecである。
これは、一つのプログラム処理ステツプ所要時間
があらかじめわかるので一定数のステツプ数をカ
ウントし、それにあてている。つまり本発明の一
実施例では、外部ハードで構成するようなタイマ
系は一切使用していない。
これらの状態フラグ、タイマ群を、その処理ス
テツプに従い順次更新しておき、該内容とプログ
ラム記憶回路に記憶されている命令コードによ
り、論理演算回路345で論理判断し、最適のプ
ログラム処理を決定する。
次に、本発明になるガレージドアの動作順序に
ついて具体的に説明する。
ガレージドアの動作遷移図についてはすでに第
6図を用い説明してあるが、ここで、フローチヤ
ートを説明する前に処理内容で特記すべき項目に
ついて述べておく。
1 不連続入力信号制御 操作用押釦スイツチあるいは受信器からの入
力信号があらたな信号か、あるいはその前から
連続している信号かを識別する。この方法とし
ては、入力信号がオフになつてからタイマー
TM4をセツトし該タイムオーバーするまえに、
再度入力信号があつた場合には連続として処理
し、タイムオーバ後であればあらたな入力信号
として処理する。前者のタイムオーバするまえ
の入力信号はその信号がオフになつてからあら
たにタイマーTM4がセツトされる。さらに本
発明の実施例では、操作性を向上させるため、
次のようにしている。
ドアが動作しはじめたときに「すぐにドア
を止めたい」という状態が生じる。たとえば
ドアの移動方向に障害物があるような状態で
ある。そこで、ドアが動作中の不連続タイマ
ーTM4値として0.25秒を採用した。
ドアが停止後、再起動する場合は、駆動部
やドアに大きな衝撃負荷がかかることを軽減
するために、その停止時間を十分にとる必要
がある。モータの回転慣性が0.15秒程度で十
分消滅することを実験で確認し、このドアの
停止中の不連続タイマーTM4値として0.5秒
を採用した。
2 起動回数制御 ガレージドアに用いられているモータは、一
般に短時間定格のものが多く、何回も連続動作
させると、モータ内のサーマルスイツチ192
が働いてしまう。その結果、モータのハウジン
グが冷却しないとサーマルスイツチは復帰せず
約20分程度の間ガレージドア操作が不可能とな
る。さらに、上記状態は普通の使用状態では起
りにくく、子供等によるいたずらによる場合が
多い。特に、子供等によるいたずらがあり、し
よつちゆうサーマルスイツチが働いているとモ
ータ寿命の低下につながり好ましくなく、ま
た、重大事故につながるおそれが生じる。それ
を防ぐ案として、第11図に示すような起動回
数制御アルゴリズムを採用した。
ドアが停止後2分タイマーTM10をセツト
する。
該TM10がタイムオーバしないうちに再起
動操作指令が入力された(例えば状態)と
きはEDカウンタ(起動回数カウンタ)を歩
進される。
該TM10がタイムオーバ後に再起動操作指
令が入力された(例えば状態)ときは、
EDカウンタをそのままとする。
ドアが停止後6分以内に再起動操作指令が
入力されない(例えば状態)ときはEDカ
ウンタをクリアする。このタイマTM11であ
る。
,,項の処理をおこない、EDカウ
ンタ値が12になつたら、それ以降の操作指令
を6分間受付けない。ドアは6分後に再び操
作することが可能となる。
3 オープンドアインジケータ(以下ODiと称
す)、第1図に示したガレージドア6の状態を
表示するもので、具体的な素子としてランプや
発光ダイオードを点滅するドアインジケータ回
路325より構成される。点滅の状態例を第1
2図に示す。
4 ダブルセーフテイ制御 移動領域を設定する上限リミツトスイツチ3
0や、下限リミツトスイツチ31が故障した場
合にはドアが下降中であれば床面衝突、ドアが
上昇中であれば、上端ストツパに衝突し、オブ
ストラクシヨンスイツチ52が働く。しかして
もし、オブストラクシヨンスイツチ52が故障
した場合には、モータがロツクトルクを発生し
サーマルスイツチ192がオンするまで障害物
を強力に押し続ける。この状態は安全上好まし
くない、以下の点に着目対策する。ドアの移動
距離は限定できる(例えば9フイート=2.7m)
ので移動時間もおのずと限定される。(ドア速
度を10m/分とすると、移動時間TT=2.7m/
10m/分=16秒)、そこで、ドアが動作してか
らタイマーTM8をセツトし、該タイマーTM8
がタイムオーバするまでに、上限、下限、オブ
ストラクシヨンスイツチ信号が入力されない場
合は、異常と判定し、障害物検知処理をおこな
う。この機能があると、例えば、駆動系の一部
が故障しドアが動作しない場合、具体的にはベ
ルトスリツプして動力伝達せず、該スリツプに
よりベルト破損が起る可能性もあり、一定時間
後、モータを停止することは安全性向上の点か
ら有効である。
5 オブストラクシヨン無視制御 一般に、摩擦は静摩擦と動摩擦に分けられ静
摩擦の方が大きい。ガレージドアの場合も同様
であり、該ガレージドアの起動時には大きな力
を必要とする。しかもドア動作中は、それほど
大きな力を必要としない。しかしてドアの起動
時にオブストラクシヨン検知スイツチ52が働
かないようにするには動作設定値を大きくしな
ければならず、その結果ドア移動中のオブスト
ラクシヨン検知力も大きな値になつてしまう。
そうなるとドアの操作性、安全性の上からは、
小さなオブストラクシヨン検知力が要求される
ことと相反してしまう。その対策として本発明
の実施例では起動後一定時間(本発明の実施例
では1秒間)は、オブストラクシヨン検知を無
視している。この根拠はどのようなドアでも起
動後1秒間は十分に定常移動状態にあるとの仮
定のもとにある。
6 上下限リミツトスイツチ制御 上限リミツトスイツチと、下限リミツトスイ
ツチの同時入力という状態はあり得ない。この
ような状態としては、次の場合が考えられる。
ドアは、下限位置にあり、下限リミツトスイツ
チ31がオンしているときに、上限リミツトス
イツチ30の接点が溶着しているような状態、
あるいは配線の一部が断線し、シヤーシに接触
しているような状態が考えられる。またドアは
上限位置にあり、上限リミツトスイツチ30が
オンしているときに下限リミツトスイツチ31
の接点が溶着しているような状態、あるいは、
配線の一部が断線しシヤーシに接触しているよ
うな状態が考えられる。また前記断線現象や接
点溶着が上、下限リミツトスイツチ共に生じる
可能性がある。そのような場合の対策として同
時入力がある場合には操作入力信号をうけても
ドアを停止状態のままとする。
7 ランプ点灯時間制御 第8図に示す付加回路316には、ランプ点
灯時間2分または6分が設定できるようになつ
ている。本発明の実施例ではドアが動作しはじ
めてからランプを点灯し、ドアが停止後設定さ
れた、タイマTM12をセツトし、該タイマのタ
イムオーバで、ランプを消灯している。
8 受信信号制御 ラジオコントロール送信器より送信された信
号は、超再生回路330で復調二値化され、論
理処理回路311に入力される。該入力信号の
フオーマツトを第13図に示す。該フオーマツ
ト方式は通信方式での分類上、NRZ(ノン・リ
ターン・ゼロ=NON RETURN ZERO)方
式に属する。仕様について以下説明する。
同期信号SYNCは16ビツトで構成し、同期
信号SYNC長をカウントし、その長さが一定
の範囲にあることを確認した後に、同期信号
として処理される。
まず、同期信号SYNC長さを1/16にし、サ
ンプリング周期を決定する。
サンプリングは、同期信号SYNCの立下り
より開始する。但し、スタートビツトSTだ
けは、サンプリング長を1/32に設定する。ス
タートビツトは常に“0”とする。
データ6ビツトをサンプリングチエツク後
ストツプビツトSPが“1”であることをチ
エツクする。該ストツプビツトSPの立下り
より次のサンプリングを開始する。こうする
ことによりサンプリングの誤差集積は8ビツ
ト単位にとどめることができる。
フレームストツプビツトFSTのチエツク
完了“1110”後、操作信号として処理され
る。
第14図に本発明なるメインフローチヤートを
示す。電源投入後より処理はスタートする。まず
一時記憶回路349を初期状態にするためRAM
クリア360をおこなう。次に障害物処理下限点
検出後処理中361をチエツクする。障害物処理
中は第6図の状態310であることを示し、下限
点検出後処理中は、状態309であることを示
す。この処理中は、押釦スイツチや送受信による
ドア操作を不可としている。処理中でない時は、
ED(起動回数)値オーバフラグ362のチエツク
をおこない、もし、フラグが“1”であれば押釦
スイツチや送受信によるドア操作を不可としてい
る。フラグが“0”であれば、押釦スイツチ(以
下WL SWと称す)のオン―オフをチエツクす
る。WL SW363がオンであれば起動入力不連
続タイマセツト366をおこなう。オフであれば
受信(以下Rxと称す)入力364のチエツクを
おこない、もし“1”レベルであれば次の受信処
理365にうつる。次に運転処理367とタイマ
処理368を経由し、障害物処理下限点検出後処
理中361に戻り、1サイクルが形成される。
このメインフローチヤートで運転処理367を
第15図から第23図を用い説明する。
第15図は、運転処理のメインフローチヤート
である。ED値オーバフラグ370のチエツクを
する。このED値オーバフラグは第11図で説明
した如く、限られた時間での多頻度起動があつた
ことを検知したときたてられるもので、フラグが
オンであれば、停止中継続処理371をおこな
い、動作モードとしては停止のままとしている。
フラグがオフのときは、動作中フラグ372のチ
エツクをする。動作中フラグがオフのときは、停
止を意味し、ドア状態表示であるオープンドアイ
ンジケータ回路325(以下ODiと称す)を一旦
消灯する。このODi消灯373の後にドアの停止
状態が下限リミツトスイツチの位置にあるかどう
か下限リミツトSW374をチエツクする。もし
オフであればODi点灯375を行ない、オンであ
れば、ODi325は消灯のままとする。この処理
で第12図に示した、停止状態301あるいは状
態303が表示されることになる。
動作中フラグ372がオンであれば、障害物無
視期間376かどうかをチエツクする。一時記憶
回路でのタイマTM6の時間に相当する。該タイ
マTM6の値をチエツクし、設定値になつていな
ければ、ドア起動後1秒以内でありオブストラク
シヨン入力を無視する。障害物無視期間376の
理由は、前述したので省略する。
障害物無視期間でなければ、ドアの定常移動中
であることを示し、オブストラクシヨンがあるか
どうか障害物検知377をチエツクする。もしオ
ブストラクシヨン信号が入力されていたら、障害
物フラグオン378、リバースモードオフ処理後
に障害物処理379をおこなう。
前記障害物無視期間376であつた時は、障害
物フラグ380がオンかオフかをチエツクする。
障害物フラグがオンの場合は、障害物処理中であ
り障害物処理379をおこなう。障害物フラグが
オフの場合は起動入力不連続タイマ381がセツ
トされているか、リセツトされているかをチエツ
クする。一時記憶回路でのタイマーTM4に相当
する。該TM4はドアが動作中であれば0.28秒、ド
アが停止状態であれば0.5秒がセツトされている。
該TM4がリセツトされているということは操作
信号が入力されていないことを意味しておりその
ままのドア状態を継続する必要がある。そこで、
動作中フラグ382のチエツクをおこない、該フ
ラグがオンのときは、ドアが動作中であり動作継
続処理383をおこない、オフのときは停止中継
続処理371をおこなう。
前記起動入力不連続タイマ381がセツトされ
ているときは、起動入力処理済フラグ384のチ
エツクをおこなう。すなわち、まつたく新しい操
作信号であるか、一旦処理済のものであるのかを
識別する。該フラグがオンのときはそのままのド
ア状態を継続する必要があり動作中フラグ382
チエツクをする処理にジヤンプする。
もし、起動入力処理済フラグがオフの場合は、
起動入力処理済フラグオン385をおこない、次
に、動作中フラグ386をチエツクする。該フラ
グがオンのときは、ドアは動作中でありドアを止
めることが必要である。そのため、動作中→停止
処理387をおこなう。
また、動作中フラグ386がオフのときはドア
は停止中であり、ドアを動作させることが必要で
ある。そのため、停止中→動作処理388をおこ
なう。
次に、障害物処理379について第16図によ
り説明する。ここの処理では第6図に示した、状
態308、状態309、状態310をおこなう。
但し、状態309では、定時間下降中に検知され
たオブストラクシヨンの場合である。
まず、動作方向フラグ390をチエツクし、該
フラグがオンの場合は、上昇を意味し、停止させ
るための下限外停止処理391をおこなう。もし
前記フラグかオフの場合は、下降を意味している
ので、下限リミツトSW392のチエツクをおこ
なう。もし、該下限リミツトSWオンであれば、
状態309であり、リバースする必要はなく下限
停止処理393をおこなう。
前記下限リミツトSW392がオフのときは、
リバース上昇しなければならない。次に、障害物
停止中フラグ394をチエツクし、オフであれば
オブストラクシヨン処理状態305にする必要が
ある。すなわち、障害物停止中フラグオン39
5、障害物停止タイマセツト396(これは第1
0図タイマTM6に相当する)、125msec基準タイ
マセツト397(これは第10図タイマTM3
相当する)、停止中継続処理398をおこなう。
前記障害物停止中フラグオンの時は、障害物停
止タイマ399をチエツクし、リセツトされるま
でドアを停止させておく。該設定時間は、本発明
の実施例では0.5秒としている。
前記停止タイマ399がリセツトされた場合は
第6図の状態306を具体化するため、障害物フ
ラグ、障害物停止中フラグオフ400、リバース
モードオン401、動作中フラグ、動作方向フラ
グオン402、モータ下降リセツト、モータ上昇
出力403、リバースタイマセツト404(これ
は第10図のタイマTM6に相当する)、125msec
基準タイマセツト405(これは第10図のタイ
マTM3に相当する)をおこなう。
次に、動作中→停止処理387について、第1
7図を用い説明する。
停止処理として動作中フラグオフ410、ドア
上昇リセツト411、ドア下降リセツト412、
下限外停止処理413をおこなう。
次に、停止中→動作処理388について、第1
8図を用い説明する。
まずEDカウントタイマ420がセツトされて
いるかどうかをチエツクする。これは第10図の
タイマTM10に相当する。セツトであれば第11
図に示した状態にあり、EDカウンタ更新(+
1)421をおこなう。もし、リセツトであれ
ば、状態にあることを意味する。
次にED値オーバ422をチエツクする。もし
ED値がオーバした場合にはED値オーバフラグオ
ン423、ED値オーバタイマセツト424、
30sec基準タイマセツト425(これは第10図
のタイマTM9に相当する)をおこなう。
もし、ED値をオーバしていないときは、EDカ
ウンタを初期クリアするため、EDカウントタイ
マリセツト426をおこなう。
次に、上下限リミツトSWオン427をチエツ
クする。これは、上、下限リミツトSWの状態と
して、どちらか一方がオンしている場合はある
が、同時にオンしている場合には故障であると判
定するものであり、停止中継続処理428をおこ
ないドアを動作させない。
次に、リミツトSW429をチエツクし、上限
リミツトSWオンのときは、下降出力、下限リミ
ツトSWオンのときは、上昇出力、どちらのリミ
ツトSWもオンしていないときは、動作方向フラ
グ430でモードを決定する。来歴モードとして
の動作方向よりリミツトSWの入力信号を優先さ
せている。また、前記動作方向フラグは第9図の
一時記憶回路349に記憶されるが、電源投入時
は、全てクリアされるため、フラグはオフであ
る。つまりフラグの意味としては、逆方向の意味
ずけをおこなつており、フラグオフは上昇、フラ
グオフは下降としている。そのため、フラグオフ
の場合はドア下降リセツト、ドア上昇出力431
をおこない、次の動作方向である下降を示すた
め、動作方向フラグオン432をおこなう。すな
わち、前記処理により、電源投入後のドアの動作
方向は上昇に固定される。
また、動作方向フラグ430がオンのときは、
ドア上昇リセツト、ドア下降出力433、動作方
向フラグオフ434とし、次の動作方向を上昇と
する処理をおこなう。動作方向フラグ設定後に動
作開始処理435をおこなう。
次に、動作開始処理435について第19図を
用い説明する。
この処理では、動作を開始するにあたり、全て
の関連するフラグ、タイマを設定し、ライト点灯
を出力する。
そして、ODi点滅フラグオン440、ドア移動
開始フラグオン441、動作中フラグオン44
2、起動入力処理済フラグオン443、ランプ消
灯タイマリセツト444(これは第10図のタイ
マTM12に相当する)、EDクリアタイマリセツト
445(これは第10図のタイマTM11に相当す
る)、ODi点滅タイマセツト446(これは第1
0図のタイマTM5に相当する)、ライト点灯44
8、障害物無視タイマセツト449(これは第1
0図のタイマTM6に相当する)、125msec基準タ
イマセツト450(これは第10図タイマTM3
に相当する)を順次おこなう。
次に、動作中継続処理383について、第20
図、第21図を用いて説明する。
この処理では、第6図に示した、状態304、
状態306を主に実行する。
まず、動作方向フラグ451をチエツクしオン
であれば再びドア下降リセツト、ドア上昇出力4
52を必ずおこなう。その後、上限リミツトSW
チエツク453をおこない、オンであれば下限外
停止処理456をおこなう。もし、上限リミツト
SWかオフであればリバースモード454チエツ
クをおこない、該モードがオンの場合にはリバー
スタイマをチエツク455する。該タイマは第1
0図のタイマTM6であり、リセツトされている
場合は、前記第6図の状態306の1フイート上
昇したことに相当するために、次は下限停止処理
をおこなう。そしセツトであれば続行する。
前記動作方向フラグ451をチエツクし、オフ
であれば再びドア上昇リセツト、ドア下降出力4
57を必ずおこなう。その後、下限リミツトSW
458チエツクをおこない、オンであれば、下限
点検知フラグ459をチエツクする。該フラグが
オフであれば今下限点入力がされた直後であり、
下限点検知フラグオン460をすると共にモータ
停止遅延タイマセツト461をおこなう。これは
第10図のタイマTM2に相当する。次にドア移
動時間監視タイマリセツト462をおこなう。こ
れは第10図のタイマTM8に相当する。
前記、下限点検知フラグ459オンであれば、
モータ停止遅延タイマをチエツク463し、リセ
ツトされていれば第6図の状態304の一定時間
下降したことが確認されたことになるため、次は
下限停止処理464をおこなう。
なお、本発明の実施例では、タイマTM2を225
msecに設定している。
次に、下限停止処理、下限外停止処理について
第22図、第23図、停止継続処理について第2
3図を用いて説明する。
起動入力不連続タイマリセツト470、障害物
処理、下限点検出後処理用フラグオフ471、起
動入力処理済フラグオン472をおこなう。これ
は操作用指令入力で停止した場合でも上、下限リ
ミツトスイツチ入力で停止した場合も同一として
処理する。
次にEDカウントタイマセツト473をおこな
これは第10図のタイマTM10に相当する。
ライト点灯時間は第8図の付加回路316で設
定される2分または6分セレクト信号をライト点
灯時間474でチエツクし、ライト消灯タイマ2
分セツト475、ライト消灯タイマ6分セツト4
76のどちらかを選ぶ。次にODi点滅タイマリセ
ツト477、ODi点滅フラグオフ478、EDク
リアタイマセツト479をおこなう。これは第1
0図のタイマTM11に相当し、本発明の実施例で
は6分に設定している。次に30sec基準タイマセ
ツト480をおこなう。
次の処理として、動作中フラグオフ481、ド
ア下降リセツト、ドア上昇リセツト482、ドア
移動時間監視タイマリセツト483をおこなう。
次に第14図のメインフローチヤートでのタイ
マ処理368を第24図から第27図を用い説明
する。このフローチヤート処理部では、自己のス
テツプ数を計数しタイマにおきかえており、個々
のタイマカウンタについては、第10図と対応し
ている。ここでは、記号を付記し、マツプ上との
対応ずけを明確にする。
15.625msecタイマカウンタ更新490をおこ
ない、該タイマTM1のタイムオーバをタイムオ
ーバ491でチエツクする。ここで前記メインフ
ローチヤートの1サイクルは97ステツプであり、
それを4ビツトでカウントすると16回目にタイム
オーバということで、オーバフローが出る。1ス
テツプ10μsecであり、16×97ステツプ×10μsec=
15.52msecとなる。そのため、15.625msecを考え
たのはその上位カウンタ125msecの関連があるた
めであり、基本部ですでに1%程度の誤差は含む
ものとする。タイムオーバ491の出力は15.625
msec毎にでるため、それをモータ停止遅延タイ
マカウンタ更新492(タイマTM2)、125msec
基準タイマカウンタ更新493(タイマTM3
タイマTM3は+2ずつカウントするため)、タイ
ムオーバ494でのオーバフロー時は125msecが
保証される。
次の処理である受信成立時タイマ補正495の
内容については後述するが、この処理ではタイマ
補正のときには不連続タイマの更新はおこなわな
いものとする。受信成立時タイマ補正でないとき
に、起動入力不連続タイマカウンタ496をチエ
ツクする。カウンタ値がゼロでないときにタイマ
カウンタ更新497(タイマTM4)をおこない、
タイムオーバ498でチエツクする。もし、タイ
ムオーバがあれば起動入力処理済フラグオフ49
9をおこなう。
ODi点滅カウンタ500をチエツクする。カウ
ンタ値がゼロでないとき、タイマカウンタ更新5
01(タイマTM5)をおこないタイムオーバ5
02でチエツクする。もしタイムオーバがあれば
ODi点滅処理503をおこなう。すなわち、ODi
点滅フラグによりODiを点滅させ、第12図の状
態300、状態302をおこなう。
次に障害物無視タイマカウンタをチエツク50
4する。ゼロでないとき、タイマカウンタ更新5
05(タイマTM6)をおこないタイムオーバ5
06でチエツクする。もしタイムオーバがあれ
ば、移動時間監視タイマ処理507をおこなう。
ここでの処理は、ドア移動開始フラグをオフとし
移動時間監視タイマをセツトする。
次にここまでの処理で、2sec基準タイマカウン
タ更新508(タイマTM7)をおこないタイム
オーバ509でチエツクする。
タイムオーバがあれば2sec経過となる。
次に、移動時間監視タイマカウンタ510をチ
エツクする。ゼロでないとき、タイマカウンタ更
新511(タイマTM8)をおこない、タイムオ
ーバ512でチエツクする。もし、タイムオーバ
があれば移動時間オーバ処理をおこなう。ここで
は障害物フラグオン、リバースモードオフとして
いる。すなわち、タイムオーバはドア起動後上限
リミツトスイツチ、下限リミツトスイツチ、オブ
ストラクシヨンリミツトスイツチからのいずれの
入力もないとき、25秒後に生じる。その出力は、
オブストラクシヨン検知処理と同等となるように
している。
次に30sec基準タイマカウンタ更新514(タ
イマTM9)をおこないタイムオーバ515でチ
エツクする。
タイムオーバがあれば30秒経過となる。
次に30sec基準タイマセツト516をおこなう。
これは30sec基準タイマTM9はタイマTM7がベー
スになつているためであり、15カウントでオーバ
フローさせる必要がある。ここではタイマTM9
カウンタに“1”をセツトしている。
次にEDカウントタイマカウンタ517をチエ
ツクする。ゼロでなければタイマカウンタ更新5
18(タイマTM10)をおこなう。
次に、EDクリアタイマカウンタ更新519
(タイマTM11)をおこない、タイムオーバ52
0でチエツクする。もし、タイムオーバがあれば
EDクリア処理521をおこなう。ここでの処理
は、EDカウンタクリア、ED値オーバフラグオフ
とし、第11図の状態に相当する。
次にライト消灯タイマカウンタ更新522(タ
イマTM12)をおこない、タイムオーバ523で
チエツクする。
もしタイムオーバがあればライト消灯処理52
4をおこなう。
次に第14図のメインフローチヤート受信処理
365を説明する前に、もう一度送受信方式につ
いて述べることにする。
送信器331の回路例として第28図を用い説
明する。インバータ530,531、抵抗R1
R2,C1によりクロツク発振回路を形成し、イン
バータ532をとおしカウンタ543に入力す
る。カウンタ543の下位3ビツトは、デコーダ
545,546,547に入力し、上位3ビツト
をデコーダ544に入力する。ここで上位3ビツ
トをデコードしたQ1〜Q5出力は、各々カウンタ
543の下位QAビツトの8倍に相当する。その
ため、デコーダ544の出力Q1〜Q5により40ビ
ツトが形成される。ここでQ1,Q2出力は3入力
NOR552に入力し、これで同期信号16ビツト
分となる。それからQ3ではインバータ533に
よりデコーダ545が選定され、カウンタ543
の下位3ビツトをデコードし、前記デコーダ54
5の出口をオープンドレインタイプのインバータ
537(インバータ6個分)に出力し、該出力が
ビツト設定部であるビツトスイツチ548(6接
点)を順次スキヤンしてオン―オフ情報をインバ
ータ536を介し3入力NOR552に入力する。
同様にしてデコーダ544のQ4出力はインバー
タ534を介しデコーダ546が選定されオープ
ンドレインタイプのインバータ539(インバー
タ6個分)、ビツトスイツチ549(6接点)、同
様にしてデコーダ544のQ5出力はインバータ
535を介しデコーダ547が選定されオープン
ドレインタイプのインバータ541(インバータ
3個分)、ビツトスイツチ550(3接点)を順
次スキヤンする。ここで、オープンドレインタイ
プのインバータ538,540は1個でありスト
ツプビツトSPに対応し、オープンドレインタイ
プのインバータ542(インバータ3個分)は1
フレームのストツプビツトFSPに対応する。
以上の操作をおこなうことにより、UHF発振
部であるRFオシレータ551を3入力NOR55
2でオン―オフ制御すれば送信器331の電波出
力として第13図の如くになる。
このようにして送信されてきた情報を、超再生
回路である受信回路330で受信し、論理処理回
路311に入力する。該論理処理回路311には
ビツト設定回路321が配置されている。該ビツ
ト設定回路321の実施例を第29図に示す。ビ
ツトスイツチ560,561,562と、ダイオ
ードDi1〜Di10から成り、論理処理回路出力R00
R03,R10〜R13,D01,D02の10ビツトの出力を順
次制御し、常に1ビツトのみ、“1”となしあと
の9ビツトは“0”(オープンドレインであるが
ハイインピーダンス状態である)にすることによ
りビツトスイツチのオン―オフ情報を入力ポート
であるI1,I2から取りこんでいる。
第30図は、上記ビツトスイツチの情報をとり
こむときの設定パターンである。ここでフレーム
No.とは、データに対応するものであり、データ
D1〜D5はフレームNo.0、データD6〜D10はフレー
ムNo.1、データD11〜D15はフレームNo.2、フレ
ームストツプビツトはフレームNo.3とする。ま
た、ビツトカウンタとして、スタートビツトST
からストツプビツトSPまで偶数値でわりあてる。
また、ビツトスイツチの情報をとりこむときの出
力パターン及び入力ポートは図の如くになる。
次に、受信処理365について第31図から第
37図を用い説明する。
第31図を説明する。
障害物リミツトSWチエツク570はドアが動
作中のとき、障害物、動作方向のリミツトSWを
チエツクする。動作中でないときは、処理ステツ
プ数を一致させる。詳細は第37図に示す。この
処理で障害物があつた場合、あるいは動作方向の
リミツトSWがオンしていた場合は、ステータス
フラグ(これは第9図の状態表示レジスタ内にあ
る)をセツトする。次の処理である障害物リミツ
トSW入力571のチエツクは前記ステータスフ
ラグをチエツクするだけでよい。ステータスフラ
グオンの時はGFC1にジヤンプする。ステータ
スフラグオフの時は、同期信号カウンタ更新57
2をおこなう。同期信号カウンタとしては第9図
に示す一時記憶回路349の内部に、第10図の
如く8ビツトを用意している。次に、該カウンタ
の値が一定時間以上続いていないかどうかをチエ
ツクする。つまり、本来の同期信号として入力さ
れる波形の最大値を設定しておき、それよりもカ
ウンタ値が大きければ異常と判断し、GFC1へ
ジヤンプする。
この同期信号カウンタ1上限値チエツク573
で結果がNとでた場合には、受信データ=0 5
74をおこない、データがゼロ、つまり同期信号
が終了したか否かをチエツクする。もし、データ
がゼロでなければ、処理は障害物リミツトSWチ
エツク570に戻る。図に示したL1のループを、
受信データがゼロになるまでくり返す。受信デー
タ=0 574でデータがゼロになつた場合は、
同期信号カウンタ2下限値575をチエツクす
る。つまり、本来の同期信号として入力される波
形の最小値を設定しておき、それよりもカウント
値が小さければ異常と判断し、GFC1へジヤン
プする。
この同期信号カウンタ2下限値575で結果が
“Y”とでた場合はDiPSW読込用出力パターン初
期値セツト576、フレームNo.、初期値セツト5
77を第30図の如くおこなう。
次に第32図を説明する。
サンプリングタイミングカウンタ初期値セツト
578、これは次のビツトカウンタ初期値セツト
579を合せ、第31図、同期信号カウンタ2下
限値575、DiPSW読込用出力パターン初期値
セツト及びフレームNo.初期値セツトに要する処理
時間長を、その次からはじまるサンプリング開始
までの誤差として修正する意味を有する。
障害物リミツトSWチエツク580は、ドアが
動作中のとき、障害物、動作方向のリミツトSW
をチエツクする。動作中でないときは、処理ステ
ツプ数を一致される。詳細は第37図に示す。こ
の処理で、障害物があつた場合、あるいは動作方
向のリミツトSWがオンしていた場合は、ステー
タスフラグ(これは第9図の状態表示レジスタ内
にある)をセツトする。
次の処理である障害物リミツトSW入力581
のチエツクは前記ステータスフラグをチエツクす
るだけでよい。ステータスフラグオンの時は
GFC1にジヤンプする。
次にスタートビツトのサンプリング582のチ
エツクをおこなう。前述の如く、サンプリング周
期として、スタートビツトの時は、1/32、それ以
外は1/16となる。そのため、サンプリングカウン
タ更新583は+2ずつ更新し、1/32とし、サン
プリングカウンタ584は+1ずつ更新する。
次にサンプリングタイムオーバ585をチエツ
クし、結果まだであれば処理は障害物リミツト
SWチエツク580に戻る。図に示したL2のルー
プをサンプリングタイムオーバになるまでくりか
えす。
第31図のL1ループの処理ステツプ数と第3
2図のL2ループの処理ステツプ数は同一にする。
サンプリングタイムオーバ585が“Y”となつ
たらサンプリング誤差補正586をおこなう。
前述したL1ループでの処理ステツプ数は32で
ある。だから 32処理ステツプ/ループ×1/16
=2処理ステツプ/ループ となり、1カウント2処理ステツプとして同期カ
ウンタ下位デイジツトの値だけカウントして誤差
を補正する。
次に第33図を説明する。
受信データをキヤリアに取込む処理778をお
こなう。ここでいうキヤリアとは、第9図に示す
状態表示レジスタ346にある。次に、フレーム
No.3であるかどうか、すなわち、フレームストツ
プビツトFSPであるかどうかフレームNo.3でチエ
ツク779する。もしそうであればGFC3へジ
ヤンプする。フレームNo.3でないのならば、次の
処理にうつりスタートビツトのチエツク780を
おこなう。スタートビツトであるかどうかはビツ
トカウント値をみて判定する。ビツトカウント値
がゼロであればGFC4へジヤンプする。ビツト
カウント値がゼロでないのであれば、次の処理に
うつりストツプビツトのチエツク781をおこな
う。ストツプビツトであるかどうかは、ビツトカ
ウンタ値をみて判定する。ビツトカウント値が14
であればGFC5へジヤンプする。
もし、ストツプビツトでなければ、DiPSW出
力D01,D02のリセツト782、DiPSW読込用出
力パターンロード783を処理する。その次にフ
レームNo.1のチエツク784をおこなう。フレー
ムNo.1でなければDiPSW出力0〜3出力を処理
785する。次に出力パターンのチエツク786
をおこない、ゼロであればDiPSW出力D01出力7
87を、また前記出力パターンがゼロでなければ
DiPSW出力D01のリセツト788をおこなう。つ
まり出力パターンをみてもわかるようにR00
R03は4ビツトラツチであり、D01は1ビツトラ
ツチである。このような構成上の理由から上記出
力パターン設定方法としている。これは、フレー
ムNo.1であるときのDiPSW出力4〜7出力78
9、出力パータンのチエツク790、DiPSW出
力D02出力791、DiPSW出力D02のリセツト7
92も同様である。
次に、第34図を説明する。
第33図のステツプビツトのチエツク781で
ストツプビツトの入力であると判定された後、そ
の信号がストツプビツト、すなわち“1”である
ことをストツプビツト正常593でチエツクす
る。もし、“0”入力であれば、ストツプビツト
ではないので、正常な受信状態でなく、以降のサ
ンプリングをおこなわない。GFC1にジヤンプ
する。
もし、ストツプビツト正常593でチエツクさ
れ、正常なストツプビツトであつたのならば、次
の処理をおこなう。受信データ594のチエツ
ク、障害物リミツトSWチエツク595、障害物
リミツトSW入力チエツク596を繰り返し、途
中、受信データ594で、受信データが“0”で
あることを確認した後、このループよりぬけ出
し、次のサンプリングカウンタ初期値セツト59
8をおこなう。その後、GFC10へジヤンプす
る。ここで、受信データ594でレベルチエツク
をおこない、その信号が立下つた時点より新たな
サンプリングを開始するため、サンプリングのそ
の時点までの誤差は解消することができる。
第33図でスタートビツトチエツク780でス
タートビツトの入力であると判定された後、その
信号がスタートビツト、すなわち“0”であるこ
とをスタートビツト正常597でチエツクする。
もし“1”入力であればスタートビツトではない
ので、正常な受信状態でなく以降のサンプリング
をおこなわない。
GFC1にジヤンプする。
もしスタートビツト正常597でチエツクさ
れ、正常なスタートビツトであつたのならば、次
の処理であるサンプリングカウンタ初期値セツト
598をおこなう。
第35図は、第33図フレームNo.3チエツク7
79でフレームNo.3であると判定された場合の処
理である。
ストツプビツト599でストツプビツトかどう
かをビツトカウンタでチエツクする。ビツトカウ
ンタ値が8,10,12値であるときは、受信データ
=1 600をチエツクする。このビツトカウン
タ値のときは受信データは“1”でなければなら
ず、GFC7へのジヤンプは正常な場合を示す。
もし、受信データが“0”であれば受信状態は異
常でありGFC1へジヤンプする。
また、ストツプビツト599チエツクでビツト
カウンタが14の場合は、受信データ=0 60
1をチエツクする。このビツトカウンタ値のとき
は受信データは“0”でなければならず、GFC
8へのジヤンプは正常な場合を示す。もし、受信
データが“1”であれば、受信状態は異常であり
CFC1へジヤンプする。
第36図は、第33図からの継続である。フレ
ームNo.=2 602のチエツクにより設定された
DiPSWの入力ポートを区別している。第30図
に示す如く、フレームNo.=2であれば、入力ポー
トはI2でありDiPSW入力11〜15に対応する。
そこで、DiPSW入力11〜15 605をチエ
ツクし、“1”であれば受信データ=1 604
をチエツクする。また“0”であれば受信データ
=0 606をチエツクする。チエツクした結
果、一致していれば出力パターン=0 607チ
エツクをおこなう。もし、不一致の場合は、受信
処理用カウンタゼロクリア、受信処理用i/0ポ
ートリセツト614をおこなう。
前記の場合でもし、フレームNo.=2でないとき
は入力ポートはI1であり、DiPSW入力1〜10
に対応する。そこで、DiPSW入力1〜10 6
03をチエツクし“1”であれば受信データ=1
604をチエツクする。また“0”であれば、
受信データ=0 606をチエツクする。チエツ
クした結果一致していれば出力パターン=0 6
07チエツクをおこなう。もし不一致の場合は受
信処理用カウンタゼロクリア、受信処理用i/0
ポートリセツト614をおこなう。
次の処理として、出力パターン=0 607チ
エツクをおこなう。出力パターンが“0”であれ
ば、データ5ビツトのチエツクが完了したことを
意味し、次のフレームにおける新たなデータ取込
みパターンを設定する必要がある。
そのために、出力パターン初期値セツト608
をおこない、出力パターンとして“1”をセツト
する。また、フレームNo.更新(+1)609をお
こなう。
次の処理として、サンプリングカウント初期値
セツト610をおこない、ビツトカウンタ更新
(+2)611をおこなう。第32図に示すGFC
9の位置にジヤンプする。
前記出力パターン=0のチエツク607により
出力パターンが“0”でないときは、まだ同一フ
レーム内処理中であり出力パターン更新(2倍)
640をおこなう。
次の処理として、サンプリングカウンタ初期値
セツト610をおこない、ビツトカウンタ更新
(+2)611をおこなう。
第32図に示すGFC9位置にジヤンプする。
第35図でGFC8へジヤンプするときは、デ
ータが一致したときであり、受信処理フローチヤ
ートで平均処理時間として、80msecを要してい
る(これは1ビツトが2msec、1フレーム40ビ
ツトよりなるためである)。
そのため、第14図で受信処理365をおこな
うため、タイマ処理368が極めて大きな影響を
受けてしまう。これの対策として本発明の実施例
では、前記タイマ処理368における15.625m
secタイマを、タイマカウンタ補正612で5回
コールして近似処理をおこないメインのタイマを
補正する。
次に、起動入力不連続タイマセツト613をお
こない、受信処理用カウンタゼロクリア、受信処
理用i/oポートリセツト614をおこなう。
第37図は、障害物リミツトSWチエツク処理
内容を示す。まず、動作中フラグ615をチエツ
クし、オンしている。つまり動作中である場合は
障害物SW616チエツクをおこなう。障害物
SWオンであれば、ステータスセツト620をお
こなう。障害物SWオフのときは、動作方向のリ
ミツトSWをチエツク617する。オンであれば
ステータスセツト620をおこなう。オフであれ
ばステータスリセツト618をおこなう。また前
記、動作中フラグ615がオフしている、つまり
停止中であれば、動作中で必要とされた処理ステ
ツプ数と合せないと、停止と動作中でタイマが変
動することになる。そのためステツプ数合せ61
9をおこなつている。
本発明の一実施例によれば以下に示す効果があ
る。
(1) 受信信号の伝送速度を正確に求めて、データ
のサンプリング周期を決めることができる。
(2) 受信データのサンプリング周期の集積誤差を
或データ数ごとに修正することができる。
(3) 受信信号の同期信号の長さに制限範囲を設け
ることにより、ノイズ等により受信信号がハイ
(HiGH)になり続けた時でも受信信号処理を
停止することができる。
(4) 受信信号のデータ最後部の特定パターンデー
タを判読することにより、データが最後まで完
全に伝送されたことを確認できる。
(5) 受信処理に要した時間を、ドア開閉装置の計
時制御に用いているタイマ手段に補正している
ため、正確な計時制御ができる。
発明の応用例としては、次のような場合があ
る。前記実施例では、時間の管理を前記一時記憶
回路の一部を計時手段として利用し、一定処理ス
テツプ毎に計時している。しかして、このような
方式では安価に構成はできるが、時間精度はあま
りよくない。この時間精度を向上させる手段とし
て、さらに時間のみを計時する手段を別途用いる
方法がある。具体的には、前記プログラム記憶回
路により起動をかけられ、特定の値が設定できる
ような回路、時間計時回路がある。または、それ
とは別に、一定周期でタイミングパルスを発生す
るような回路を、前記入出力回路に接続してお
き、該タイミングパルスの入力を実行中のプログ
ラム処理より優先して処理するようにすればよ
い。このようにすれば、前記タイミングパルス数
をカウントするかあるいは、特定のタイミング長
であればその入力信号を利用して、計時処理をお
こなうことができる。このような方法は、一般に
は、割込み制御と称されている。
前記実施例では、前記ドア開閉装置の基本状態
遷移例として、上昇―停止―下降―停止のサイク
ル動作としているが、本発明の応用として次のよ
うな基本状態遷移例も当然考えられる。
操作入力信号を受けるたびに動作―停止をくり
かえし、上限位置あるいは、下限位置に前記ドア
開閉装置が到達した場合は、前記ドア開閉装置を
停止させる。その次の操作入力信号を受けると、
動作方向を反転し、該動作方向指示に従い、ドア
を移動させる。
上昇―停止 のくり返し 下降―停止 のくり返し さらに、前記実施例では、操作入力信号として
ドアの移動方向を直接指示できる構成とはしてい
ないが、前記付加回路に、上昇指示用スイツチ、
下降指示用スイツチを設けることにより、該スイ
ツチが入力されているときは、該スイツチで指示
される方向へドアを移動させることは、処理プロ
グラムに、前記処理を追加するだけでよく、容易
に具現化できる。
また、本実施例においても前記ドアの移動方向
を直接指示する手段はある。上限リミツトスイツ
チ、下限リミツトスイツチが入力される回路上に
おいて、該スイツチと並列にスイツチを付加すれ
ばよく処理プログラムとして、上限リミツトスイ
ツチがオンしていれば下降指令、下限リミツトス
イツチがオンしていれば上昇指令がそれぞれ出力
されることが容易にわかる。
前記実施例では、オブストラクシヨン検知後の
処理として、上昇中は停止、下降中は一定時間停
止後、一定時間上昇するような状態遷移例を示し
ている。本発明は、前記オブストラクシヨン検知
後の処理として、動作中のドア状態に応じた制御
をおこなうことにあり、ドアを反転動作させた
り、あるいは、一定時間停止処理を除去したり、
あるいは、一定時間上昇ではなく、上限位置まで
上昇する処理とするなど、前記状態遷移処理制御
の自由を拡張度を有する。
さらに、前記オブストラクシヨン検知後の処理
として該処理中はあらたな操作入力信号を受付け
ないで処理し、前記処理が完了した後に、あらた
な操作入力信号を受付けるようにしてもよい。
さらに、前記オブストラクシヨン検知後の処理
として、該処理中のいかんにかかわらず、あらた
な操作入力を受付けて処理するようにしてもよ
い。
前記実施例では、ドア開閉装置の動作時間管理
をおこない、動作時間以内に、前記ドア開閉装置
の各種状態検知信号が入力されない場合は、異常
と判断処理している。本発明によれば前記動作時
間管理をおこなうことにより、動作中のドア状態
とは別の状態にするだけでよく、次のような処理
も考えられる。
(1) 前記ドア開閉装置を停止させる。
(2) 前記ドア開閉装置を反転させる。
(3) 前記ドア開閉装置が開動作中であれば停止、
閉動作中であれば一定時間開動作させる。
(4) 前記ドア開閉装置が開動作中であれば停止、
閉動作中であれば開動作させる。
上記2,3,4項で、ドアの動作方向が反転す
る場合は、一定時間停止させてもよい。
また、上記処理中は、該処理が完了するまでに
あらたな操作入力信号を受付けないようにしても
よい。また、上記処理中は、あらたな操作入力信
号を受付けるようにしてもよい。
前記実施例では、実行処理手順において状態検
知装置からの検知入力として特に優先的に処理は
していない。但し、一般に割込み制御と称される
実行プログラムより優先して処理するように、前
記状態検知装置に優先度をつけて処理してもよ
い。
さらに、安全装置の付加や、特定の信号入力に
対し、前記の如く優先度処理をおこなうことによ
り、ドア開閉装置をシステム性能が向上すること
は言うまでもない。
本発明によれば、受信信号処理を命令コードの
組合せであるプログラムによるプログラム処理す
ることにより、拡張性・融通性のあるドア開閉遠
隔制御装置を構成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はドア開閉装置の斜視図、第2、第3図
はドア開閉装置の本体で、第2図は縦断側面図、
第3図は平面図、第4図はレールとトロリーの連
結部を示す斜視図、第5図は従来装置の制御回路
図、第6図は本発明装置の基本動作フローチヤー
ト、第7図は制御部の基本ブロツク図、第8図は
その詳細ブロツク図、第9図は論理処理回路図、
第10図は一時記憶回路パターン図、第11図は
起動回数制御タイムチヤート、第12図はドアイ
ンジケータフローチヤート、第13図は送受信デ
ータフオーマツト、第14図から第27図は各動
作フローチヤート、第28図はラジオコントロー
ル送信器の回路図、第29図はビツト設定回路
図、第30図はビツト設定パターン、第31図か
ら第37図各動作フローチヤートを示す。 1……本体、2……レール、3……チエン、4
……トロリー、6……ドア、13……制御装置、
30,31……上限、下限リミツトスイツチ、5
2……オブストラクシヨン検知スイツチ、311
……論理処理回路、316……付加回路、321
……ビツト設定回路、330……受信回路、34
0……プログラム記憶回路、341……命令レジ
スタ、342……命令デコーダ、343……プロ
グラムカウンタ、345……論理演算回路、34
9……一時記憶回路、351……タイミング制御
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドアを駆動する駆動装置を備えたドア開閉装
    置、該ドア開閉装置を制御する制御装置を備え、
    該制御装置が無線通信手段である無線受信装置を
    備えたドア開閉遠隔制御装置において、前記制御
    装置は、ドアの制御内容を命令コードの組合せに
    よりプログラムして記憶するプログラム記憶回路
    340と、記憶回路における命令コードのアドレ
    スの指定及びアドレスを更新するためのプログラ
    ムカウンタ343と、該記憶回路から読出される
    命令コードを一時的に記憶する命令レジスタ34
    1と、該命令レジスタに記憶された命令コード内
    容を解読する命令デコーデ342と、命令コード
    に従い演算処理する演算処理回路345と、該演
    算処理回路の出力により制御されるドア開閉装置
    の移動方向及び来歴を一時記憶する記憶回路34
    9と、前記命令デコーダにつながり前記ドア開閉
    装置の各種状態検知装置の検知信号、前記無線受
    信装置からの受信信号及び個々のドア開閉装置の
    固有なコードをセツトするコード設定装置のコー
    ド信号を入力しかつ前記ドア開閉装置を制御する
    入出力回路350と、これらの制御回路の全体の
    タイミングを制御するタイミング制御回路351
    を備え、前記プログラム記憶回路から順次命令コ
    ードを読出し、前記無線受信装置からの受信信号
    を読取り、該受信信号と前記コード設定装置から
    のコード信号から論理判断して、前記ドア開閉装
    置に制御指令を出力するようにしたことを特徴と
    するドア開閉遠隔制御装置。
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USRE35364E (en) * 1985-10-29 1996-10-29 The Chamberlain Group, Inc. Coding system for multiple transmitters and a single receiver for a garage door opener
US4612485A (en) * 1985-03-05 1986-09-16 Suska Charles R Overhead doors operating apparatus

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